夏の猫たちは、いきいきしています。 基本的に、彼らは楽しみを見つけることと、堪能することが上手なのですが、夏は特に、なんだかさらに前向きで活発で、金色と緑の目をきらきらさせて、日々、楽しそうです。
二匹とも、扇風機が好きです。 扇風機に当たるのも好きだし、足下に寄りかかって寝るのも好き。 クーラーも好きで、スイッチが入った音がすると、むささびのように駆けてきて、どこよりも風が当たる場所に陣取ります。
ゴキブリ退治は、夏の何よりの楽しみで(涙)、夜通し善意のパトロールをしてくれて、朝方には、無惨な死体を、部屋のあちこちに放置していてくれます。 ゴキジェットよりもゴキパオよりも、すごいもんです。環境に優しく、人の手を汚しません。<死体の処理はしなきゃですけどね
とにかく、今の二匹の取り合わせになってからというもの、元気で動いているゴキブリにお目にかかったことは、ほとんどありません。 …頭と胴体が生き別れて、なおも触覚が動いているゴキブリには、数回、お目にかかりましたけれど。
夏はベランダに、えのころぐさや、名も知れぬ雑穀の葉がおいしげる季節でもあります。 うちはずっとインコを飼っていたので、彼らのご飯の残りの種が、ベランダの植木鉢に落ちて根付き、今の時期青い葉を茂らせるのです。 それが猫草よりも美味しいらしく、猫たちは、わたしがベランダの草木の手入れをするためにサッシを開ける音で、すっとんできて、「草、ちょうだい」と鳴きます。
りやは、氷で遊ぶのが好きで、冷凍庫を開ける音で、走ってきます。 レニは、洗濯機の上が好きで、暇なときは寝そべっていて、人が前を通りかかると、手を出してちょっかいをだします。
猫たちは、食べたり寝たり、遊んだり、おたがいに挨拶していたり、日々楽しそうで、でも時々退屈そうだったりもして、ちょっと夏休みの子どもたちみたいです。
しかし、夏の猫たちは、夜、いっしょに寝てくれないので(さすがに暑いんでしょうね〜)、そのへんだけが、ちょっとつまんない飼い主なのでした。
☆31日は一日、涼しかったので、お仕事進んでよかったです。小峰のI氏と楽しく打ち合わせもしちゃったし。 今日もリンゴ酢飲んでがんばろう。 ささやかな贅沢で使っているシスレーの乳液が切れたので、取り寄せることにしましたが、ついでに迷っていたグロスの三番も頼んじゃった〜い(笑)。
☆今日の香りは、ロードイッセイのサマーフレグランス。でもちょっと、暑い日は香りが濃く感じるなあ…。 この夏は、エクラ・ドゥ・アルページュがいちばんよかったかもしれない。
今朝は朝から、暑くて死にそうで、その後もしばらく死んでました。
ベッドのそばに、東向きの窓があるので、毎朝、日差しに焼かれて目覚めるあたりが、よくないんだと思います…。 のれんだの、カーテンだので、日よけはしてるんですが、それでも、夏の灼熱の太陽は、襲いかかってくるのです。
零歳から三歳までの、体の基礎が作られるだろう幼児期に、青森県で育ったせいか、暑いのはまるで苦手です。
「楽園」をイメージするとき、人によっては、「南国」だの「常夏の島」だのをイメージするようですが、わたしにとっては、そりゃ絶対に、楽園じゃありません(涙)。 わたしにとっての楽園は…たぶん、ペンギンが泳ぎ、アザラシの赤ちゃんが、つぶらな瞳でこちらをみつめる、青い海と白い氷の大地。 ブリザードが吹き荒れ、オーロラが揺れ、ダイヤモンドダストが輝く空。
…早く、涼しかったり、寒かったりする季節にならないかなあ(遠い目)。
お医者様との、「ぼーっとする」約束は覚えていますが、夕方にゲラが来る前に、しなきゃいけないことを思いつきました。 近所の古本屋さんに売りに行きたい本が、数冊ほどあったんです。
が。 今日の長崎は、大雨。 本がぬれちゃって、数冊売れないままに、もって帰ってきました。 (ドジな話ですね。ビニール袋に入れていけばよかった…)。 まあいいや、と、戸棚に収めました。 童心社からは首尾よく初稿ゲラが到着していて。今夕からはこれをやりつつ、様子を見て、サイトの更新もしようと思っています。 そうこうするうちに、岩崎のアンソロジイのゲラもきそうな予感。
あと、引っ越し準備のために、二、三残っている約束事があるから、それをやらなければ。
秋からサイトで始める、とある大事な企画の準備もしておかなきゃだし。 (麗月さん、名文どうもでした〜)。
することも、するべきことも、したいこともたくさんあって。 テトリス状態で、細切れの無駄な時間がでないように注意しつつ、時間を作っているものの、やっぱり一日が、二十四時間じゃあたりないなあ。
きっとそんな意識があるから、眠くなっても眠れなくなっているんだろうなあ。時間がもったいない、と、思うから。 わたしはもっと働きたいし、いろんな人や風景や、物語や、思い出と出会いたい。 だからいつだって、時間が足りない。
関東で、一人暮らしを始めたら、わたしはきっと、朝まで家に帰らないで、どこかのお店で、本を読んだり映画を見たりして、夜を明かしそうです。 昼は昼で、知らない町を歩いてそうだなあ…。そして、仕事をしたいような場所を見つけたら、モバイル機で仕事するんでしょう。 まさか自分が、こういう大人になろうとは思っても見なかった(苦笑)。 こういう人生もありなんですねえ、今の日本。
今日の香りは、エスティのプレジャーズ。 雨の午後と相性がいい香りだったようで…。 華やかな白い花の花束のような香りのフレグランスです。
ささやかに嬉しかったこと。 無印良品で、かわいい色のネイルを二つ買ったこと♪
えー。夕べ日記の日付を間違えて書いてました(笑)。 土曜日付の日記が、昨日のです。
そういうわけで、今日、長崎の北の方へ旅立ってきました。
頭痛肩こりはだいぶよくなっているんですが、どうもまだ睡眠のサイクルが元通りにならなくて。 で、いろいろとカウンセリング。
先生「寝る前の三時間くらいには、ぼーっとする時間を作ってくださいね」 わたし「……えとー。ぎりぎりまで仕事してるか、本読んでるか、ネットしてます。サイト持っているので」 先生「なんだかどれも仕事に関係していますねえ。お仕事に関係ない趣味をして、気持ちをゆったりさせないと」 わたし「……園芸を、夜中にやるわけにはいかないし。どうしましょう?」 先生「うーん。そうですねえ」
まあ結局、仕事だの人間関係だの、いろいろ背負い込みすぎているから、どうにかして整理しなさいね、と、前回と同じことをいわれました。 それと、ひっこしはやはりした方がいいらしいです。 環境を変えた方がいいらしい。
環境…。 アマチュア時代から入れると、もう二十年も、今のハイペースで書いてきたので、やはり一度、すべてをかえた方がいいのかもな、と思っています。 急な引っ越しを思いついたのも、生物としてのわたしの、本能的な危機感からだったのかもしれないし…。
まあ明日の夕方に、新シェーラ2の初稿ゲラが来るまでは、お仕事休んで、のんびりしようかと思っています。
そんなこんなと夏ばてで、メール関係へのお返事が遅れていて、申し訳ありません。
なりさ〜ん。メールいただいてます(笑)。ばっちり了承♪
それにしても…。 一日に三時間も、「自分のためにぼーっとする時間」なんて、どうやったら用意できるっていうんでしょうねえ…。 ていうか、「ぼーっとする」って、どうやったらいいのかな? 夜中に料理するわけにもいかないし〜 猫と遊ぶわけにもいかないし〜 お風呂に入るには、暑い季節になったし〜
長崎市は、酷暑です。
関東は涼しいらしいので、早めに移動しておけば涼しかったのか、と、今更考えてもしょうがないことで、悔やんでみたり…。
とにかく家の中にいても暑くて、体内に熱がたまっている感じです。
そんな中、愛魚白ベタがいきなり松かさ病に。 手入れはきちんとしているのに〜。 とりあえず、家にある薬剤を使いましたが、明日は、パラザンDを求めて、長崎の北の方に旅立ってこようかと思っています。 ついでに、人間も病院に行こう。<いいきっかけができたかも
コマーシャルで見た、「リンゴ酢と蜂蜜のドリンク」というのが美味しそうだったので、さっき作ってみましたが、美味でした。 (リンゴ酢小さじ2+蜂蜜小さじ2+水適当+氷) 酢が美味しいとは、夏ばてしてるんですね、わたしは。
あー。早く、冬にならないかな。
☆「不思議」第二稿は夕方に終了。 もう送れるんだけど、もう一度読み返してから、明け方にでも第三編集部N氏に送ろうと思っています。
☆新シェーラ2の、王子様たち&錬金飛行船のラフ。 佐竹さんが描いた改稿版ラフが到着。
…ハッサン王子、かっこいいよう(笑)。 そーか、これが、佐竹さんの考えた「ストリートミュージシャン志望のオサレな中学生@シェーラワールド」なのかあ、と納得(笑)。
飛行船は、わたしからのお願いで、「船首像をつけてください。デザインはお任せします。逸話はあとでわたしが考えますから」と頼んでいたんですが、「錬金の石をくわえた不死鳥」という注意がきつきの像がついた船のデザインができあがってきました。 かっこいい…。 さて、この船首像には、どんなエピソードを作ろうかな? 第三巻のネタで使えそうだな。
今回、物語に飛行船をだすに当たって、作者、編集者、画家、と、三人とも資料をあたったんですが、いちばん詳しく、徹底的に調べたのは、佐竹さんだったらしいと判明…。 反省することしきりの著者なのでした。
☆今日のBGMは、一日、木谷響羽子さんのCDでした。
仕事が楽しいので、寝たくないんだけど、寝ないといけないのかなあとしょうがなしに少しだけ横になる日々が、また始まっています。
ねるのって、眠れないときは辛いけど、眠りたくないときは、よけいな時間にしか思えない…。
今日、新シェーラ2の、最初のラフがとどきました。 錬金飛行船と、表紙のラフと、王子様二人です。
例によって、佐竹さんの絵は、素敵かわいい♪
全面的に受け入れた上で、絵についての微妙な演出を、担当N嬢と打ち合わせ。 わたしから佐竹さんへの伝言は、こんな感じで…。
「ハッサン王子は、現代日本にいたら、おしゃれな中学生なんですよ。ギターだけもって街に出て、ストリートミュージシャンやっちゃうような感じの子で。 一方、弟のジュドル王子は、理系のオタク少年で、おっとりして明るいんだけど、少しだけ屈折していて、二枚目半なんです」
さて、新シェーラ2って、どういうお話しなんでしょうね(笑)? お楽しみに〜。 1巻よりも、またさらにおもしろいので、乞うご期待。 (発売は、九月の予定ですが、地方によっては月末まで書店にとどかない可能性もあります。申し訳ありません)。
にしても。 「不思議」第二稿の完成と入れ替わりに、シェーラの初稿がとどきそうなんですけど…。
あの、わたしはいつ、お引っ越しをすればいいんでしょう(涙)?
お仕事快調ですが、ただいま23日朝の四時四十五分です。
昼間は昼間で、やることがあるので、どうしても仕事は夜と夜中になってしまいます。
今現在、めちゃくちゃいそがしいので、メールなどの連絡は遅れます。 ご寛恕ください。
「不思議」の直しは楽しいんだけど、気がつくと、文章のほとんど全部を書き直しているような気がする…。 まあ結局、十数年間の初稿を書いたときよりも、うまくなっていたんだな。
…逆じゃなくてよかった。
☆書き直し中のヤングアダルトものの中で、漠然とだしていたパソコンの機種。物語の雰囲気やら設定からいうと、どうもマックのG4cube以外のナニモノでもない、ということに先日気づいて以来、いろいろ調べてます。 すると、発売当時かなり心が揺れていた機種でもあって、やっぱりいいなあ、と思います。いつか未来に手元に置きたいかも(遠い目)。 なんでこれが製造中止なのやら。
ウインドウズ使いのわたしには、マックのことは、正直、よくわからないんですけれど、まあなんとか、書いちゃおうと思っています。 ヒロインがインターネットするために起動する、というほんの数行の描写にしかださない予定だし。<でないとぼろがでそうで怖いともいう。
元々、1999年末に、「パソコンを買おうと思うんですけど」と、いろんな人に相談したとき、複数の人から、マックを薦められたわたしでした。 なぜか、当時は(今もか)、マックユーザーが周りに多かった。 でも、当時のわたしは光栄やファルコムのゲームがとにかくしたかったのと、書店にある初心者向けの本のほとんどが、ウインドウズ対応だったこともあって、Win98se搭載のソーテックe-one500を買ったんですよね。 そのままずっとウインドウズだけど、気がつくと、PCのゲームをプレイする時間なんかありはしなかった…。
あのとき、最初の一台にマックを選んでいたら、どうなっていたかなあとちょっと思ったりもしました。 今頃は、G4cubeが手元にあったのかも。 …いや、あんな一式そろえるととんでもない金額になるものは買えなかっただろうなー。
☆書き直し作業を進めるうちに、緑のネズミ、スーリ・ヴェールも登場させることが必要だったと気づく。やったあ。 ついでに、タロットカードもだしちゃおうと思いついたりして。
世界観をもう一度洗い直し、立て直してゆくうちに、自分でもさらにこの物語の世界が好きになってきて、うっとりとしています。 きちんとしあげて、いい本にできたら…。
がんばろう。
お仕事用のBGMを買いに、CD屋さんにいったら、ななんと、「種ともこベスト」なんてのがあるじゃないですか! 買いましたよ、当然。
その昔、わたしが地元のFM局で、天気予報やはがきを読むアルバイトをしていた頃、デビューした方でした。 サンプルできいたその曲、「You're The One」が、すごく好きで好きで。 そのあと、「Mermaid In Blue」あたりは、毎日のようにエンドレスできいていた時期があったり。
なんていうのかなあ? とにかくメロディラインが不思議で、声が高くて力があって。 好きでしたね〜。 (知らない方たちのためにたとえると、詩は矢野顕子みたいなノリで、曲は大貫妙子を元気にしたような感じ…かなあ? 声は似ている人を思いつかない。少年みたいな声なんだけど、女性的でもあり)
久しぶりにきいた「Mermaid In Blue」は、こんなにゆったりした曲だったっけ、とか、不思議に思いつつも、やっぱりいい曲でした。
そうそう。いっしょに、「河合その子ベスト」も買いましたよ(笑)。 わたしは、その子ちゃんの歌の世界の、「絵に描いたような外国の世界」が好きでした。少女趣味な、レースとドレスと、カフェの旅情の世界。 やはりわたしが某局でバイトをしていた頃の歌い手さんですね。
PSY・Sとか、TMネットワークに渡辺美里とか、気がつくと、ききたいと思う曲は、あの時代の曲になってしまうのはなぜなんでしょうね。 懐メロというには、まだ早い曲たちなのですが。
第三編集部のN氏には、「不思議」は好評でした。 あー。よかった。ほっとした。 あれは、とくに思いがこもっている作品で、こればかりはどうしても本にしたいと思っていた物語だったから、嬉しかったです。
ただし、直しが若干ですがあります。削るのと演出の手直しその他が。 大きな直しではないのだけれど、慎重にやりとげたいところです。
N氏とは、かつて、「ルルー1」の時にも、いっしょにお仕事をさせていただいたのですが、燃える芸術家肌のお兄さんなので、打ち合わせしていると、小説じゃない、なにかもっと、絵とか音楽とか、そういう文学よりもさらにエモーショナルなジャンルの芸術作品を作り上げているかのような、ふしぎな気分になります。 わたしは理詰めで構成して理詰めで書く人なので、わたしの小説作法と違うから面白いなあ。 それにしても、知性で裏打ちされた感性で仕事する人は、かっこいいと思うし、心から尊敬します。
打ち合わせも楽しかったし、話し合っているうちに、物語の全体像が見えてきたので、「おおっ!」と、二人で盛り上がりました。 今日話し合っているうちに見えてきたものを忘れないようにして、きっと傑作になるようにまとめあげたいと思います。 わたしの代表作の一つになるように。
しかし、予定していた引っ越しと、書き直しにかかる時間とのかねあいが問題だなあ。 今回ばかりは、初めての大人向けの書棚に並ぶ本なので、今まで通りのなれたやり方で、時間をかけずに手直しがすむのかどうか…。 書き直してから、移動するか…。 移動してから、書き直しに取りかかるか…。 どっちがいいのかなあ…。
引っ越しに限らず、様々なことを思いつつ、一枚引きで引いたタロットは、運命の輪。 なかなかに暗示的。
まあ、とりあえず、N氏と今日話し合った内容を、忘れないうちに文章のかたちでまとめておいて、いつでも参照できるようにしておきましょうか。
…しっかし、かつてルルー1の手直しをした時に指摘された欠点と同じ欠点を、今回も指摘されてしまったというのは、わたしはよっぽど進歩がないのか、それが作家として、もって生まれた欠陥なのか(苦笑)。
毎度、仕事したあとは疲れが来るので、休んでいました。 メールのお返事、掲示板へのレスが遅れてます〜。 すみませぬ。 あとちょっとだけ、休ませてください…。
えーと、ただいま、15日火曜日のお昼です。 朝は、岩崎書店の白雪姫様とお電話でおはなししていました。 そのあと、お風呂はいって、のんびりお肌のお手入れをして、新しい香水などを試し、今から朝昼兼のお食事です。 今日は、セブンイレブンのパンとカフェインレスコーヒーで軽く。
しかし、エクラ・ドゥ・アルページュ。 最強にいい香りだ〜。 猫にマタタビ状態で、自分の香りにうっとりしてます。 ほにゃらら〜です。 このほにゃららの主な原因は、トップのライラック&レモンの葉っぱの香りなんだろうか。 あ〜癒されるぅ。おまけに、涼しくて、華やかで、品がある…。
今、第三編集部に、「不思議〜Little Wing for Dreamer〜」を送りました。 でもこれは仮タイトル。なぜかというと、ポプラ社N氏はたぶん、タイトルを変えちゃうからです。
…それ以前に、原稿が没る可能性も、当然ありますけどね(笑)。 こればかりは、N氏の意見を聞かないとわからないことです。 でも、わたしにはとりあえず、充実感がありました。 今回も魂削り節入り。わたしの本当の思いが書いてあります。 原稿用紙に直して、二百枚分の物語の中に、わたしの言葉があります。
二十代の時に書いた原稿を、数日かけて書き直したわけですが、当時、よくまあこれだけかけたもんだと、昔のわたしを褒めてやりたいです。 手直ししたのは、大人のキャラクターのエピソードや、香水関係のネタの追加、舞台になっている時代の変化に伴う小道具や大道具の変更など。 大筋は、変わっていません。
元々の話は、たしか、ある夏の朝に、一瞬でできた話だったなあ。 文章にするのには、時間がかかりましたけれど。 当時は、初代のワープロを使っていましたね。キャノワードアルファ。 今回、原稿を発掘するために、久しぶりに、二代目ワープロのダーウィンに電源を入れたりもして、懐かしかったです。
ところで。 結局、緑のネズミは使いませんでした…。 時間かけて調べたり、おじゃるまる子さんに助けていただいたのに。 (ごめんなさい。あとでこれはこれで何かのネタにします)。
もう一つ、あとで見つけた、「リトルウイング」の方が、より物語のイメージに合う小道具になったもので。 そういうわけで、サブタイトル「Little Wing for Dreamer」は、フレグランス「リトルウイング」の正式な名前であります。 薄い青の箱に、銀色の文字で書いてある言葉です。
このリトルウイング、フィンカという日本のメーカーのトワレで、つまりは国産のもの。細長い透明な瓶に、すっきりとした銀のラインが縦にはいり、銀の小さな羽のかたちをした飾りが付いています。 香りは、軽いフルーティフローラル。さわやかな感じですね。 ついでにいうと、解説の文章が、日本語で助かりました(笑)。
香水がらみのエピソードは、今回新しく足したんですが、物語の流れで、数種類の香水をだすことになったので、ここ数日、部屋中、いろんな香水の香りで、いっぱいでした。 右手にデューン。左手にロリータ・レンピカ。左足にスーリ・ヴェール。ティッシュにリトルウイング……という感じ。 優雅というかわけわかんないというか(笑)。
さて。お風呂はいって寝ようかな? 湯上がりには、何をつけよう…。
お友達の麻生夏希さんが、アカネヒメの待ち受けを作ってくれました。 F2051を開くと、アカネヒメが振り返ります。なんか幸せ〜♪
ネットの香水やさんに注文していた、スーリ・ヴェールが到着。 ふたに緑色の手のひらサイズのネズミのぬいぐるみがついた、四角い透明なガラス瓶いりのフレグランスです。家族で使える香りということで、甘過ぎもせず、強くもなく、いっそはかなげな、香草と花と樹木の香り…。
しかしこれがまた、何のせいなのか、私の涙腺を刺激する香りなんですね。 なんか懐かしくて泣ける香りだ。どの成分のせいなんだろう?
メインの小道具で使う予定の香水が、自分が気に入った香りのものになりそうで、とりあえずはよかったです。香りを知らないで、印象だけで買ったから。
おまけに、箱の中をみたら、裏側に、探し求めていた謎のフランスの童歌の歌詞らしきものが書いてあるし、取扱説明書には、英語その他外国語で、説明文が書いてある。 …日本語はないけど(笑)。
まあ、これでなんとかなるでありましょう。
今日は、第三編集部さんから渡されていた本を、一冊、読み終わりました。 「こんな雰囲気で」と、参考にいただいた本。 わかりましたよ。了解☆ あと一冊も、明日には読み終わろう。
本を読みながら、自分の作品の手直しをするところを、考えていました。 先日したうちあわせのけっか、新作を書くのではなく、若い頃かいた作品を完成させて渡すことになったわけですが、気がつくと、若かった頃かけなかったことが、今ならかけるようになっているので、年をとるということは、悪いことよりも実はいいことの方が多いんじゃないかな、と思っています。 最初に、あの作品を書いた二十代の頃は、今思うと、大人の心理って、あまりわかっていなかったんじゃないかなあ?
あの頃、ヒロインの少女たちの方に年が近かった私は、今は、彼女たちの親と同世代です。親になった経験はないけど、大人の気持ちはわかっちゃうなあ(苦笑)。
緑のネズミ情報が、おじゃるまる子さんから入りました。 わ〜い。ありがとうございます。 しかしまだまだ謎のわらべうたなのでした…。フランス人、恐るべし。 でも、おじゃるまる子さんからいただいた情報で、あとはなんとかなりそうではあるのです。
クーラーのプチ改造(笑)は、その後、ペットボトルの口の部分に、レトルトの上下を切ったものを漏斗のようにしてつけて、ホースに接続、部屋の床においたバケツで、水を受けるようにしました。 このまま網戸に穴でも開けて、ホースをベランダにだせば、応急処置としては、とりあえず、完成のような気もする…。
今日、私が留守の間に、なんでもやさんがきて、クーラーを見て、母にいったらしいせりふ。「これだけ器用な方でしたら、ご自分で完璧にできるんじゃないですか?」 こんな素人の応急処置の工作を見て、なんてこというんですかっ? たくもう。 クーラーのそばに、コンセントがあるから、素人工事のままでは、放置できないんだってば。
家に帰ってから、べんりやさんに電話かけて、自分で、工事についての説明と、直談判をしました。あ〜あ。いくらかかるのやら? いっそ、新しくクーラー買うかなあ? でも、自分がいなくなる部屋のために、わざわざ最新式のクーラーを買うというのも…。
今日は、夏ばてがひどかったので、外のファミレスに避難していたんですが(きんきんに冷えたところにいきたかった…)、仕事としては、書かなきゃいけなかったメールを、シグマリオンで何通か書いて終わり。 読もうと思ってバッグに入れていった、参考図書は、まだ読めていない。これから寝るまでの間に、少しでも読まなくては。
昨日今日と、夜はロードゥイッセイをつけています。このフレグランスは、生命の水という感じで、私には生き返る香りなのです。 爪の色は、化粧惑星の今日はソーダシャーベット。青と銀の細かいラメのはいった、磨りガラスみたいな透明感のある水色のネイルです。 何かににていると思ったら、ルリシジミの羽の色にちょっとにてるかも。
昨夜、深夜に、お友達関係で、嬉しかったりびっくりしたりのメールが飛び込んできて、驚きました。寝ぼけたまま、思わず、そのまま携帯で返信したけど。ありゃあほんとになんというのか…うふふ。 とにかく、よかったです。うん。
部屋を片づけつつ、引っ越しの準備しつつ、体を休めつつ、仕事してます。 …なんか非常に矛盾してることを書いたかもしんないけど、気にしない(笑)。
いま書いているリアリズムものは、実は二十代の頃に一度書き上げて、その後、手元で何回も何回も書き直しているという代物なのです。 それだけ、私の中で、愛着とひっかかりのある作品なのですね。 作品の古さとしては……そうですね、「ささやかな魔法の物語」に収録されている作品群と同じ頃に成立しているものということになると思います。 手品師の女の子の話です。
今回、もう四回目くらいの書き直しをしているわけですが、新しく、小道具で、緑のねずみという意味の名前を持つ香水(スーリ・ヴェール)を使おうと思いまして。 どうも、いろんな香水サイトに書いてある宣伝文をみると、「緑のねずみが幸福を呼ぶ」というフランスの昔話だか民謡だかがあって、それをイメージしたフレグランスが、このスーリ・ヴェールらしい。
ところが、検索かけて調べても、この元ネタの民話or民謡が見つからない。 いろいろ単語をかえて探したんですが、ひっかかってこない。 うーん。検索かけるのは、仕事でいつもしてるんで、下手じゃないはずなのになぁ。
とりあえず、「フランスでは、ねずみは家庭の幸福を意味する動物らしい」(=子沢山な動物だから)という情報だけは見つけたので、あとはもう、それっぽいのを自分で作っちゃうか、と決めました。 (なんちゃって民話になるわけですが、あとで「登場人物の誰かの作り話でした」という話の流れにすれば、不自然にはならないでしょう)。
で。 「お仕事のためだから、しょうがないもんね」と、笑顔で悩みながら、スーリ・ヴェールをネットで注文。だって小道具で使うんだもん♪ ちょうど夏向けの、さっぱりした香りがほしかったし♪
…ああ、また香水の在庫が増えてしまった(遠い目)。
なんかちょっと、限界にきてるな、と自分でわかったので、夕方、おとなしく病院にいってきました。
どうなっていたかというと…。
1.体に力が入りすぎて、頭痛と肩こりと、歯ぐきの痛みが襲ってきて。
2.痛いので、痛み止め毎日飲んでたら、胃が荒れて、痛み止め飲めなくなっちゃって。
3.そのうちなぜか、横になっても、眠れなくなった。 これがもう、ものすごく眠いのに、眠れないという(涙)。
4.で、疲れてだるくて、仕事が進まなくなっちゃった。
心療内科のある、大きな病院に行きました。 頭痛と肩こりの取り合わせだけでも、まず、心療内科だなあと思ったのですが、自分としては、「眠れない」というところがひっかかっていて、 「ひょっとして初期の鬱病かなあ?」と、思わないでもなかったので。
白衣きてない、ロバのような優しい目のお医者様でしたねえ。 いろんな会話をしたあと、目をつぶって、私の話を聞いて一言。 「鬱じゃないです。体内時計が狂ってるせいです。遅くまで仕事してるんでしょう? そのせいですよ。それがきっかけでそうなっちゃったの」 「え。鬱じゃないんですか?」 「えっとね。今、あなたは、大きな流れの中で、自分の力じゃどうにもできないような感じになっちゃってるでしょ? 自分の早さに戻らなきゃいけません。自分のテンポで、お仕事も、人間関係もやれるように切り替えた方がいいですよ」 「はあ。でも、仕事しないと、終わらないし…」 「焦っちゃだめ」 「眠れないと、仕事できないし、だから、安眠したいなあって…」 「だから、焦っちゃだめなの」
そのあと、ストレスが軽減されるストレッチというのを習って(先生の実演付きで)、お薬、二週間分もらって帰ってきました。
心と体をほぐしなさいっていうことですね。
まあ、結局、仕事が終わらないので焦っていたのは本当のことで、だから、体に、無駄に力が入っていたんでしょうね。
人間関係でも、仕事でも、私は、「(私ががんばれば)まだなんとかなる」「(私ががんばれば)まだできる」と、思ってきたところがある。 でも、昔の私と今の私とでは、年齢も違うし、仕事の量も違うから、あまり無理はしない方がいいのかもな、と思いました。
だけど、私は仕事が好きだし、自分の職業も大好きだから、なんとかやりたい仕事の量と折り合いをつけて、書き続けていかなくてはと思っていますけどね。 とりあえず。リアリズムものを仕上げて、第三編集部N氏に渡さなくては。
そうして、無理しないように気をつけながら、お引っ越ししなきゃ。 向こうに行ったら、のんびり映画見たり、旅行したり、植物園に行ったりしたいですね。一日、図書館で過ごしたりとか。 気持ちとしては、長期休暇が始まるような感じです。 ああ、楽しみだ。
…それにしても。 今日も私は、病院で元気な患者でした。 大きい病院に行くんだし、ちゃんとしなきゃって、みぎれいにして、ひかえめだけどメイクもきちんとしたし、受付での会話も、先生との会話も、看護婦さんや薬剤師さんとの会話も、笑顔で愛想がよかった。 先生と話している途中で、「あ、これはいけない」と思って、 「先生、私、こんなに元気ですけど、眠れなくてすごく辛いんです!」 と、主張したんだけど、笑顔ではっきりいったから、信憑性ゼロだったろう。
この、どんなときも愛想よくしてしまう、芸人そのものの性格のせいで、いつかきっと、損をしそうな予感がする…。 私はほんとに今日、辛かったから病院に行ったんですけどねえ…。
すみません。暑さと湿気に負けております…。 もう、目の下、くまです。怪奇映画状態です。
明日から、また働きます。
しかし、この暑い真夜中に、ヘビメタを大音量で鳴らしているご近所さんがいるんですけど。 あつっくるしいったら、もう。
元気ですねえ。 いや、暑くてそうでもしてないとやってられないのかなあ。
明日の朝、起きたら、例の長崎の殺人事件の犯人が、検挙されたりとかしてないかなあ、と、思います。 まったく、早く捕まってほしいものです。
☆七月四日は、父の命日でした。 夕食は、そういうわけで、弟一家もいっしょに、みんなでお寿司。 夜十時頃まで、まったりとして、彼らが帰っていったあと、私は、ふと思いついて、子どものページをちょこちょこいじったりしました。 トップに時計も貼り付けたので、子どもたちにはなんとか、ネットに熱中しすぎないように、活用してほしいものです(笑)。 マイナーチェンジなので、トップに特には、更新の文字を入れなかったのですが、使い勝手はよくなったと思います。
ほんとは、子どものページは、もっと手を入れたいし、コンテンツも増やしたいんですが(おみくじと、人口無能は以前から計画だけはあるんです)、なかなかそうもいかなくて…。
…とりあえず、今夜はねます。 ああ、もう朝の四時だ。しまった(笑)。 まあ、久しぶりの更新作業は楽しかったので、よしとします。はい。
そうだ。 今夜、弟が、私の部屋の、応急処置後のクーラーの姿を見て、いったせりふ。 「うひょほ」
…どういう意味だ(笑)?
☆おれんじさん、JENさん、メール拝受しました。 なかなかメールが書けなくて、申し訳ありません。 でも、いただくと、うれしいのでした(笑)。
☆あと、携帯メル友の、ぱせり子さん。お暇なときでいいですから、キリ番ゲットしましたの宣言を、かもめ亭の方によろしくお願いします〜♪
新シェーラ2「旅だちの歌」、直しも無事終わって、郵便局から送り出しました。 翌朝十時便は早くていいなあ。明日の朝には、編集部に着きます。 あとはよろしく〜。>童心社N嬢&I君。
ね、眠い…。疲れた…。
で。 気がつくと、いつものことなんだけど、手足が傷だらけに。 打ち身とか、切り傷とか。小さい傷とあざがいっぱい。
仕事している間は、一日中、頭が仕事でいっぱいになってしまうのと、睡眠不足で眠くなるのと、疲れて注意力散漫になるのとで、あっちこっちぶつけたり、切ったりしちゃうんですね。 そのときはあんまり痛くないし、それどころじゃないんだけど、あとで、「うわー」と思います。 もう、毎回、この繰り返し。前にもこのネタで、日記書いたかも(笑)。
そういえば、今回は、昨日の夜、ぼーっとしながら、マンゴスチンを切っていたら、手が滑って、左の人差し指を、ざくっと切りました。 さすがに痛かったので、目が覚めました。 たいしたことない傷だけど、髪が洗えないのが、いやだなあ。
以前、どの作品のゲラだったかを、翌朝便で発送したときは、郵便局備え付けのガムテープで、封をしようとしていたとき、手が滑って、テープを切る金具で、右手の小指がざくっ。 当然、血が出たけど、あのときは急いでいたので、血がてんてんとついた封筒を、そのまま翌朝便に乗せましたとも…。 あの傷は痛かった。送ってから、郵便局でじわっと涙が出ました。
もともと、とろい方なのが、とろさ百倍になるお仕事期間中。 とりあえず、今回も、その時期が終わりました。 …またすぐお仕事期間に突入しますが。 でも、しばしの休息…。
さて。 次の仕事(=ルルー7第一稿)を書いてから、関東に移動するか… 関東に移動してから、次の仕事に取りかかるか…
どっちがいいかなあ? 微妙なところ。
日記に書いたら、編集さんやら弟やらに、興味を持たれてしまったので、ちょこっと補足します(笑)。別にそんなに大工事をしたわけじゃないんですよ。んなこと、工作が苦手な私にできるわけがないでしょう。
ドレン水っていうんでしたっけ? クーラーの中にたまる水で、本当はお外に排水するようになっている水。 あれが、うちの場合、クーラーの下部にあいている穴から、ゴムのふたを開けて、水をバケツに出して、手動で排水するようになっているんです。 ここ十数年の間、それで夏を過ごしていたわけですが、どうも、ゴムがゆるくなったかなにかで、ふたと本体の隙間から水が漏れるようになっていまして…。
ある朝起きたら、ベッドと床がぐっしょり!
で、ホームセンターに行って、いろいろ道具をみて、試行錯誤した結果。 笑わないでくださいね〜。工作が苦手な私が、がんばって考えたんですから。 ゴムのふたをはずして、穴の周りに、半分に切ったペットボトルを逆さに接着したんです。蓋が下になるようにして。
これがけっこう便利でして。 水がたまるのが目に見えるので、気になったら蓋を開けて排水できるんですね。 見た目は変なクーラーになりましたけどね…。
でも、水がたまる速度が、思いの外速いので、これはやはり応急処置。近いうちに業者さんに工事を頼んで、ベランダにホースで排水できるようにしてもらおうと思っています。 いやそこまで自分でやるつもりで、ホースとかその他部品とか買ってきたんだけど、母親が怖がって、業者に頼んでくれって泣くんだもの。
…それくらいなら、どーして、このクーラーを設置した段階で、電気屋さんに工事を頼まなかったんですかい? おかーさん(涙)。 あたしゃ、引っ越し前で、これからお金がいるっていうのにさあ。
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