金曜深夜の「スカイハイ」がけっこう好きな私です。 ヒロインの「うらみの門の門番」イズコさんの、着物重ね着したような衣装がかわいいなーと思うし(私に時間があるころだったら、ジェニーサイズでドレスつくって遊んでたかも)、お話的にも好きだったり。短編の怪奇小説みたいで。 原作はマンガなんですか? どんな絵かなあ? 絵によっては買おうかな? しかし、毎回必ず、「殺された人」がでてきて、それが主人公(つまり、幽霊さんが主人公になる)という設定って、すごいっちゃすごいと思う。 今回の話は、ハッピーエンドで、ほっとしました。 (ホラーと怪談が好きなわりには、ハッピーエンドが好きな私さ)。
ゲラ二つ同時に進行中。 大変かと思ったけど、二つあるとあきなくていいというか、交互にやってると気分転換になっていい。
でもさすがに疲れたので、日記は短め。
今夜の香りはアザロのオーベル。今の時期には寒かった……。
本日、アカネヒメ4の再校ゲラが到着しました。 明日夕方には、新シェーラ1の初稿ゲラがとどくらしいです。
この二つのゲラは、同時に、同じ印刷所さんで制作されていたそうです。 そういうのって、ちょっと楽しいですね。 楽しいけど、ゲラも同時進行なのが、ちょっとだけ辛いですが(笑)。
で。 アカネヒメの再校ゲラは、イラストがもうはいっていたんですが、森友さんの絵が、絵が、例によってとっても素敵なので、いうことないです…。 すず猫さん制作のロゴも、きれいな色ですよ〜。 三月三日配本の予定(ということは、三月中旬くらいまでには、全国の書店に行き渡るかな?)です。お楽しみに。
あ、シェーラの配本は、もうちょっと先になります。 三月のうちには、ちゃんとでるはずですが。こちらは、ただいま、佐竹さんが挿し絵を描いてくださっている真っ最中のはず。楽しみだなあ。
で、今書いている話ですが、ひと言でいうと、「もうひとりのはるひ」の話かも知れません。「アカネヒメ」の主役の女の子ですね。あの子が、もし、違う環境に生まれていたら、どうなっていたか、という話かも知れない。
はるひは、「不思議なものが見える少女」です。 幽霊でも生き霊でも、神さまでも見えてしまうし、友達になれる。 いわゆる、異能者なわけです。 だけど、彼女は基本的な性格が明るいし、家族はいつだってそばにいてくれるから、何があっても彼女はいつかは立ち直るだろうと予感できます。 まあ、つまり、はるひは強い。
でも、もうちょっとだけ、はるひが弱い子だったら? 何かあると、うつむいてしまうような子だったら? 家族が、あんなに幸せそうな人々じゃなかったら? たとえアカネヒメと西公園で出会えたとしても、また違った展開になっていったのではないかな?
今書いているのは、そういう話なわけですね。
さあて。あと少し穏やかなシーンを書いたら、廃墟の病院に怨霊が跋扈して、首なしライダーが走るシーンを書くぞ、と。
でもその前に、おなか空いたから、夜食つくって食べようっと♪
しかし風早町のシリーズは、書いていて楽しい。 今回、ついに、駅前の風早中央公園を作った人物が登場しました。時計台の由来も初めて書いた。楽しかった。
お仕事のBGM用に、CDシングルを数枚買いこんできました。 「月のしずく」「この街」「風のない海で抱きしめて」「COLORS」。
ああ、「月のしずく」が、何回きいても泣ける……。 詩がいけないんだろうなあ。
今日は上記の買い物にプラスして、支払いがいろいろ重なって、気が遠くなって幽体離脱しそうなほどお金が飛んでいきました。 外はみぞれ降るし、懐は寒いです……。くくう。
枚数増えないようにしなきゃ、というのと、「アカネヒメ」のゲラがとどく前に第1稿をあげておきたい、というプレッシャーで若干苦しい村山です。
あーそれと。 近所で建物たててるところがあって、そこの工事の音がちょっと大変。これはお互い様なので(うちだってマンションですからね。たてる時はうるさかったはず)、文句はいえないけど、けっこう辛くなってきたので、ノートパソコンもって昼間はどこかに逃げようかなと思案中です。
上記三点のストレス以外は、楽しい仕事かも。 オカルトど真ん中な話を書いていると、今まで閉じていた忘れていた部分が解放される感じで、自分が怪談をいかにすきだったかということを思い出してしまって、なんかもう、オカルトサイトを偽名で作っちゃおうかなあ、と、ぼんやり考えたりしていました(笑)。まあ、時間がないのでやらないとは思いますが。 …でも、オカルト掲示板は作るのもいいかも…(遠い目)。
さて。続きを書こう。 幽霊美少女と超能力少女と、童話作家のおじさん(当然ハンサム)のお話です。 で、小道具はタロットと香水ね。
香水といえば、今夜の香りは、セクシー・グラフィティ。 すごい名前だけど、苺水みたいなさっぱりしたかわいい香りなのでした。
とりあえず三人称で書いてるけど、一人称がいいかなあと考え中。 ヒロインの性格も今のままでいいのか、それとももうひとひねりしようかと思案中。
ていうか、露骨に子ども向けホラーというかオカルト小説になってきたけど、いいのだろうかと苦悩中。
…児童書に地縛霊はだしてもいいものなのだろうか? 怪奇現象は、どのへんまで書いてもOKなのだろうか? 死体や死人はどう描いたらいいものか?
うーむー。
幽霊もオカルトも、今まで書いてはきたけれど、微妙にファンシーな話にしてきたから、心底怖い、ホラー、というのはたしか初めてだから、かってがいまいち…。 読者としてのわたしが好きなジャンルだけに、どの辺が、児童書としてのぎりぎりラインなのか、ちょっとわかりづらくて。
とりあえず、地縛霊は描いてみた。 淡々と描いたつもりが、けっこう怖いシーンになった。 やばいかもしんない。
2003年01月24日(金) |
新シェーラとか、らくらくホン追記とか |
新シェーラ1のキャラクターと表紙のラフが、ファックスできました。
双子の王女様が、むちゃくちゃかわいいです。 三人目の主人公の、猫魔神も、猫好きは身をよじるほど、かわいいです。
おとなになったシェーラはりりしく、ハイルもファリードもかっこいいです。 さすが、佐竹さんだ〜!!! このキャラクターで、挿し絵が入るのか、と思うと、わくわくします。 絵だけで、本代の価値はあると思いました。 ていうか、佐竹さん、やっぱりすごいなー。 「お姫様が乗る錬金術エンジン付き魔法のほうき」なんてわけのわからないものを、「いかにも」な感じに描いちゃうんだものなあ。 とにかく、挿し絵には、乞うご期待です。
で。らくらくホン。 今日も母に使い方を教えがてら、遊んだのですが。 これって、メールを読み上げる時、ドコモのオリジナルの絵文字も読み上げてくれるんですね。 たとえば、猫の絵文字、あれは、「猫」と読みます。 笑顔は、「わーい」。
「おはよう猫。今日はいいことがあったのわーい」という感じ。
…ほのぼのします(笑)。 すきだなあ、らくらくホン。
ただ、絵文字は読めても、人名地名は、完璧には読めないみたいですね。 「村山早紀」は「むらやまはやき」と読み上げた。 だけど、書いたメールも受信したメールも、全部音声で読み上げちゃうというのは、とにかくすごい。 人が打った文字を読み上げる、ということだけですごいのに、単純に文字だけを読み上げるんじゃなく、「むらやまはやきさんからとどいためーるです」といってくれるし(呼び捨てじゃなくて、「さん」づけなあたりが、芸が細かい)。
こんな小さな携帯電話の中に、一体どんな優秀なこびとさんたちが住んでいるというんでしょう? 私は「うわ、うわあ」と、いちいち感動するばかりなんですが、肝心の持ち主の母は、ぴんときていないあたりが、若干らくらくホンにとっては不幸かも知れず。 しかたないので、私は弟とメールでやりとりしては、感動を分かち合っているのでした(笑)。
気がつくと、我が家は、富士通な一家。 母、F671iS。 私、F2051&F212i。 弟、F209i。
富士通さんに、ほめてもらいたいものだ…。
2003年01月23日(木) |
mova F671iS |
今夜はお仕事がいまひとつ進まなかった…。 というのは、母にプレゼントしたドコモの携帯電話、F671iS、いわゆるらくらくホンが、いい感じに面白くて、母に使い方を教えつつ、いつか私がとりあげて、遊んでしまっていたからです…。
この携帯、音声ボタンが付いていて、押すと時間は読み上げるわ、メールの内容は読み上げるわ。音声で電話帳を呼び出して、電話もかけられるしメールも打てるし、着メロは「暴れん坊将軍」(32和音でかっこいい効果音入り)なんてのが入ってるときたもんだ。 そして事前に設定しておくと、ヘルプも音声で読み上げてくれる。メニュー画面で、いろんな項目にカーソルを移動させると、それにつれて、音声で解説してくれるんですね。そこを選択すると、なにがおきるのか、何をすることができるのか。
携帯電話としては、去年の504iシリーズが持っていたのと同等クラスかそれ以上の性能&機能を持っていると思うんですが(671iSも昨年の発売)、いいなあ、と思ったのは、携帯電話を使う上で、煩雑に思えるだろう部分は隠したりはぶいたりしてあって、簡単な設定だけすればとにかく使えるようになっていること。使っている言葉(さまざまな画面で表示される言葉やいいまわし)が、初めて携帯電話を持つ人にもわかりやすくなっていること。 (たとえば、「メール着信音の設定」という項目があるのではなく、「メールが来た時に鳴らす音を決める」ってふうないいまわしの項目があるわけで)。 そして、表示される文字が大きくて、ボタンが押しやすくできている、ということですね。すべらないし、大きいし、適度に間があいている。 機械に不慣れなお年寄り向けに、心をこめて作りました、という携帯です。
難点をいうと、ちょっと重くて大きめかな、ということくらいかなあ? でも、母の年になると、外出の時はバッグに入れて持ち運ぶから、重さや大きさはあまり気にならないように思われるので、まあいいかな、と思ってます。 ちなみにお色はエターナル・ピンク(シルバーがかったピンク)を選択。 大きいわりにはなんだかかわいいデザインなので、母は気に入ってるみたいです。うきうきと弟に電話かけてました。
…って。 私は何を、携帯電話のレビューを書いているんだろう? そんなひまがあったら、原稿の続きを書いたらどうなんだろう?
…。
でも、明日は起きたら、朝一で、母とメールのやりとりをしなきゃなー。 母のお勉強につきあってあげないといけないものなー。 だって、せっかくプレゼントされた携帯を使いこなせないのってどうかと思うし。 ほんと、仕事しなきゃいけないんだけど。
2003年01月22日(水) |
FOMA F2051 |
予約していたFOMA、F2051がとどいたので、踊る足取りでNTTドコモに受け取りに行きました。 ネイビーブルーの筐体はすべすべと美しく、これが噂のシンビアンOSのパワーなのか、さくさくと動きは快調で、私は今日は半日、FOMAさんをなでなでしてすごしておりました。これに仕事関係のデータを移して、完璧な住所録を作成するんだ〜。猫を動画で撮って、いつでもなごめるようにするんだ〜。パケットパックも契約したから、これで今月からは通信費が安くなるはずだ〜。 期待に胸はふくらみますが、案の定、電池の消耗が激しいので、とりあえず、携帯用の電池と充電器を注文しようと思った私でした。あ、ヘッドフォンも買おうっと。 電波のはいりぐあいは、正直心配していたのですが、JRの沿線沿いに住む私の場合、そのへんは心配無用だったようです。常に三本たってますね〜♪ デュアル契約にしたけど、FOMAだけでも大丈夫だったかも知れないなあ。
思えば、次世代携帯電話の話が出た時から、「富士通からでたら買おう」と決めていた私でした。あれからずいぶん待ったなあ。 こうして手に持つ日が来て、嬉しいです。
新作の方は、快調に進んでますが、また風邪がぶり返したような気もするので、今日は早めに休んだ方がいいかな、と思ってもいたりします。
そうそう。 FOMAを手に入れたら、「トラベリング」を着信音にしなきゃ、と、思っていた(FOMAというと、やはりあのCMだわ、と思ってしまう私)のですが、さっき着メロサイトにいったら、契約したばかりなので、まだ曲のダウンロードができませんでした。明日の朝一の仕事は、トラベリングをげっとだー♪ とりあえず、今夜の着信音は、「東風」なのでした。これはこれでかっこいい♪
さて、今回の旅行は、メインは「甲府に水晶と宝石細工を見に行く旅」でした。 旅の下準備は、いっしょにいったお友だち、なつきさんがすべてしてくださったので、わたしは申し訳なく思いながらも、とても心地よい旅でした。 なつきさん、本当にありがとう。よければまたどこかにいきましょうね。 (ていうか、つれてってください(^^;)
甲府は、野菜とおそばが美味しくて、アクセサリーが安くて、博物館で石はいっぱい見られるし、で、楽しかったです。薔薇水晶のきれいな指輪など、買いました。 買ったといえば、行きと帰りと、東京にたちよったのですが、新宿のとあるホテルの地下のお店で、昔の香水、バラ・ベルサイユを発見。 このバラ・ベルサイユ、今は復刻版がでていますが、そのお店にあったのは、オリジナルの「天然の花のエキスを250種使用」したとかいう、黄色い箱のものでした。さすがにテスターはなく、だから香りをたしかめずに購入したのですが、家に帰ってきてしゅっとしたら、その香りは、「いかにも」な香水でした。 ベルサイユ宮殿の舞踏会をイメージして作られた香り、だということですが、貴婦人の持つ扇で仰ぐ、その風の香りのような、そんな香りでした。
バラ・ベルサイユを身にまといつつ、今夜のわたしは、新作を書き始めました。 イントロが江戸時代なので、自分でかいてて興味深いです。日本史は得意科目でしたが、実際に小説で書くのは初めてだ……。 さてさて。面白い話にかき上げなくては。
おかげさまで、無事、帰宅しました。
旅行には、sig2を持っていきました。 誕生日、17日の夜は、東京の高層ホテルにいたのですが、かもめ亭でのみなさまの書き込みを拝読して、うるうる涙ぐんでおりました。 レスも書いたのですが、あいにく、sig2のPHS接続で室内からでは、なかなか長い時間、つないでいることが難しく…。投稿ができませんでした。
ですから、きちんとしたレスは、明日以降、書かせていただきますが、ひと言だけ、簡単なお礼を……。
みなさま、お祝いの言葉をありがとうございました。 生まれてきて、童話作家になれて、良かったです。
いつも自分のことを、「幸せ者だ」と思っているわたしですが、今年の誕生日は、いつもより、さらにさらに、幸せでした。 私にはもったいないような言葉をいっぱいいただいてしまったので、これからは、その言葉にふさわしいような立派な人間になれるようにがんばりたいと思います。
それから…。 お誕生メール(WEBの)をくださったみなさま、ありがとうございました。 sig2はフラッシュがだめなので、帰宅してから、ThinkPadで大事に、拝見しました。うれしかったです。
一つ年を取りました。 これからは、あらゆるものに縛られずあらゆるものを縛らず、自由に鳥のように生きてゆける人間をめざしたいと思います。
今日は、新シェーラ1の第2稿を完成させて、郵便局から発送しました。 ふう…。 自分で読み返してみて、わりといけてるじゃん、と思ったので、たぶん面白いと思います。担当N嬢も、面白いといってくれてますし…。 でも、読者さんの反響はどきどきですね。あとは画家の佐竹さんの感想が怖い。 どちらも楽しみではあるのですが…。
そのあと、弟一家が家にきたので、遅れた新年会をやりました。 お寿司取って、唐揚げ食べて、DVDを見ました(プレイヤーとソフトは弟が持参)。 「少林サッカー」と「ファミリーゲーム」。
「少林サッカー」は、いろんな人に勧められていたのを、上映当時、映画館で見損ねていたんですが、なるほど面白かったです。それともっと泥臭いものを想像していたら、けっこうおしゃれさんな映画だったんですねえ。いやはや、不勉強でした(ただ、いつも思うんだけど、香港映画の、暴力沙汰のシーンがしつこいところは、閉口…)。
「ファミリーゲーム」は、「ふたりのロッテ」なんですね。 いかにもディズニー映画らしい、楽しいお話でした。 ママのキャラクターが、微妙に壊れてる(よくいえば天然系)なのに、最初、私はひいてみてたんですが、後半かわいく見えてきたのが不思議だ…。
で、早めのお誕生祝いということで、指輪のDVDのスペシャルエディションの方をいただいてしまったのでした。>ありがとう、弟くん&奥方様 うれしかったですよん。
今日、郵便局からの帰り道、コーセーのフレグランスを買いました。 「フォーチュン」。見たことのない名前と、ボトルです。 名前の響きと、見知らぬ雰囲気にひかれて購入しました。 今ネットで調べたら、「知る人ぞ知る香水」だといううわさを発見。 香りは、フルーティーフローラル(だとわたしは思うけどなあ)。少し前の香水に良くあるような香りなんだけど、なにか微妙にちがうような感じでもあり…。
「幸福をみずからえらびとるその生き方は、あなたをしなやかに美しくみせる。」 と、添付のパンフレットに書いてありました。 「幸せの予感を語る香り」なのだそうです。
ちょっといいかも、と思っています。 でも、今日は、香りが強い、マーク・ジェイコブスをつけているので、明日以降じゃないと、自分の肌には使えないのでした。明日、朝、つけてみようっと。
FOMA F2051を予約しました。F212iとデュアルで持つつもりです。早く手にとって遊びたいな。ちなみに、お色は青の方を選びました。
先日、教育画劇のT氏と電話で話していたら、流れで、携帯電話の話になりました。T氏は、携帯電話関係の雑誌にいたこともある人なので、そして私は携帯大好きな人間なので、話は楽しく弾みます。 ふと、T氏がいいました。 「ほんと、携帯に詳しいですよね。ヘビーユーザーじゃないですか? 一般の人で、『キャリア』なんて言葉を会話で使う人に、初めてあいましたよ〜」
…詳しいというか、ヘビーユーザーというか。 私は単なる携帯オタクなんだと思います。 T氏もきっと、本当はそういいたかったけど、きっとのど元まででかかったんだけど、相手は担当作家だから遠慮したのにちがいなく。
携帯電話は、何年も前から使っていましたが、本格的にはまったのは、iモード以降でした。メールが手元で打てる、ネットにも接続できる、すばらしい! という感じです。 いったん興味を持てば、カタログを集め、雑誌を読み、ネットにつないで、知識吸収…という、いつもののりで、気がつくと携帯電話に詳しくなっていたのでした。
で。 私は、家庭にあるいわゆる電話はたいしてすきじゃないんです。 電話で話すのは、体力減るからなるべく避けたいし。 あくまでも、メール端末としての携帯電話がすきなんだと思います。
遠くにいる人と人とが、見えないものでつながれている、その感じがすきなんです。 私はパソコンも好きですが、パソコンそのものじゃなく、実はパソコンを使ってするインターネットがすきなのも、つまりはそういうことなんだと思います。
どこかにいる見えない誰かと、つながっているということ。 そばにはいない誰かと、知り合えるということ。 言葉を交わせるということ。 それが、楽しいんです。 ぽつぽつと、地球の表面のいろんな街で、それぞれの端末を光らせて通信する−−そんな人々が、ちょっと愛しいな、と思います。
ところで。 昨年末の上京で、羽田空港にいた時のこと。 レストランでお昼を食べていたら、近くのテーブルに、取材記者らしい女の人が、空港で働く若いお嬢さんたちといっしょにやってきました。 ショートカットで仕事がさばけそうな記者さんは、お嬢さんたちに、仕事のことなどを、笑顔できいていたのですが、分厚い手帳といっしょに無造作にテーブルの上に載せたのは…。
R692i。 耐水性があるので有名な携帯電話でした。 独特のカラーリングと、素材の違いで、見るからにそれとわかります。
へえ、実機は初めて見たわ、とか思いつつ、カレーを食べていたら、その電話の話になりました。 記者「この携帯? 珍しいでしょ? 水に浮くのよ」 お嬢さんたち「なんていう携帯なんですか?」 記者「ええっと、R…R…なんだっけ? 忘れちゃった」
(R692i…) となりのテーブルで、私は心の中でつぶやきます。 会話はなおも続きました。
お嬢さんたち「Rってどこの携帯なんですか?」 記者「さあ、どこだろう?」
(日本無線…!) まさか、となりのテーブルで、携帯オタクがシーフードカレーを食べながら会話につっこみを入れているとはお釈迦様でも気づかないわけで、記者さんとお嬢さんたちは、その後もにこやかに取材を続けていたのでした。
というふうに、携帯オタクは、ひそかに、日夜街を徘徊しているのでした…。 もし、あなたの携帯を必要以上にチェックしている人がいたら、それはあなた本人に興味があるんじゃなくて、携帯に興味がある人なのかもしれませんね〜♪
それはそれとして…。 今回の上京には、J−D06グラフィカと、F212iを持っていったんですが、通りすがりの携帯すきそうな人たちに、「お」と振り向かれるのはやはりグラフィカでした。 ついでにいうと、携帯すきな人は、私の身近でも複数、「グラフィカ買おうと思ってたんですけどね」というんですが、なぜみんな買わなかったんだろう(^^;) 客観的にいってかっこいいのになあ〜。 今回も、担当編集者さんや友人知人に、「変身アイテムみたい」「ハリケンジャーかと思った」と大好評だったのに(笑)。老弱男女問わず、家族受けも良好なのに。 (あ、でも、ボタン固くて小さくて、疲れる携帯であるのはたしかです、はい。まあ私は、あのかっこよさですべてをゆるしちゃいますけど)。
一方、とってもとっても使いやすい、F212iは、空港でたったひとり、会社員風のお兄さんが、「あっ」とのぞき込んだだけで、他の人はすべてノーチェックでした。新発売の携帯なのに。うーむ。遠目にはPHSに見えちゃうし、地味だからなあ。 でも見た目はとにかく、操作性といい、軽さといい、私には現時点で最高に満足な携帯は、この富士通のシンプルな携帯電話なのでありました。 遊び心はなっしんぐなので、あんまり人には勧めないけど。 (正直いって、もう少しどうにか、とはわたしも思うから)。
新シェーラ1の直しに入りました。 掲示板へのレスや、メールへの返信がゆっくりになると思いますが、しばしのあいだ、お許しくださいませ。
今日の香りは、ヴァイスヴァーサ。ラズベリーとトマトとマンダリンの香りだそうですが、お店で一かぎしたとき、「なんか懐かしい匂い〜」と、家につれて帰らずにはいられなくなった、不思議な香りです。1999年のYSLの限定フレグランスらしいんですが、けっこうよく見かけるような気もしますね。 フルーツの甘い香りが、ぼやーんと漂ってきて、やがてパウダリーになっていく感じです。全体的に、儚い感じですね。でもしんがあるというか…。
さて。童心社N嬢から今日連絡があって、無事、新シェーラ1,「面白かったです」とOKがでました。あとはほぼ削る作業だけです。 ああよかった…。 作家になって十年たとうとも、何十冊本が出ようとも、担当さんに原稿の感想をもらう時って、どきどきです。なれることってありませんね。 とにかく、新キャラの三人(双子の王女+魔神)が、受け入れてもらえてよかったです…。 それと、こっちが「これは驚くシーンになるかなあ」と思って書いたところが、予定どおりのインパクトをもって、担当さんを驚かせ、ほめてもらえたところがうれしかった。(のですよ、Nさん)。 きちっと仕上げて、読者のみなさんに喜んでもらえる本にしなくては。
今日は、年賀状の書き終わっていなかったぶんをかき上げて出したり、シグマリオンをいじったりしていました。 明日は、通信添削をして、年賀状の続きをする予定。シグマリオンをもってお外にでて、長いメールを書くのもいいかも知れない…。うちのシグマリオン2は、23区のポーチに入っています。サイズがぴったりだったので。
新シェーラ1,昨日の早朝書き上がって、メールで送りました。 まだこれから手直しを加えたり、打ち合わせしたりすることになると思うので、完全に手が放れたというわけではないんですが、とりあえず、形はできた、という感じで、ほっとしています。
今回は、自分に活を入れたいな、と思って、意識的に集中してかき上げてみました。もともと仕事が速い方ではあるんですが、最近、ペースを落とし気味にしていたので、久しぶりに自分が楽な速度で書いてみました。 で、ちゃんと昔どおりの速度でかけたので、ほっとしました。 これならまだまだいけそうだな。
新シェーラに関しては、まだ担当N嬢の感想を聞いていないので、落ち着かないのですが、たぶん…ちゃんとかけてるんじゃないかとは思います。 ので。お楽しみに。 双子の王女も、たぶん、魅力的にかけている、と思います。でも、1作目のシェーラとは、微妙に雰囲気が違う話になりそうなので、好きずきあるかも知れません。
今日は久しぶりに郊外のパソコンショップに行って、クリエ用の辞書ソフトを買ってきました。あとはこのNR70をネットにつなげるようにする予定…なんだけど、それにはアダプタを買わなきゃいけないのでした。ああ、物いり。 地図ソフトもほしいんだけどなあ…。
たぶん、日曜日のうちか、月曜日には書き上がるでしょう。 新シェーラ1。
パソコンの右側にメモ帳、左側に一太郎を開いて、右側のメモ帳に作成済みの細かい設定や構成、あらすじを見ながら書いているんですが、このやり方って、結局は、昔、カシオのダーウィン使って書いてた時と同じなんだなあ、と気づいてちょっと笑ってしまったり。ダーウィンは、文書を三つ同時に保存しておけたから、画面を切り替えつつ、あらすじを参照しながら書いていたんですよね。
今夜の夜食は、ポッカのゴルゴンゾーラチーズの入ったなんとか、というスープでしたが、お湯の量がちょっと足りなかったので、いまいち悲しかった……。
さてちょっと寝るかな。
構成の建て直しは、完璧にできた…と思う。>新シェーラ1
今18才になったファリードとハイルの会話を書いているところですが、楽しいですね。それに、懐かしい。五年もつきあってきた子たちとの再会ですからね。 楽しいのは楽しいけど、楽しみつつも、早くかき上げないと。 締め切りは、出版社の休み明け…って宣言してしまってるので。 三月刊行のためには、この締め切りでぎりぎりだからなあ。
BGMは、いまは中島みゆきです。 紅白では、美しかったですねえ。
…うう。コーヒーの飲み過ぎで、胃が痛い。 今夜も朝まで働くぞ、おー。
昨日書いた第一章を一部だけ残して書き直し。 ついでに、きっちりと構成を立て直す作業を平行してやっていたり。 頭の中ではできあがっていたつもりのお話でも、いざ字にしてみると、けっこうちがったお話になるものだなあと、毎回思います。 あー、構成微妙にかえないと、初期設定のままじゃ使えない…。
今回は、新キャラの小さな魔神さんがかわいいです。 猫好きにはたまらないキャラかと思います(笑)。 お楽しみに。
部屋の空気が冷たくなってきたところで、ひさしぶりに、ゲランのフレグランス、パープル・ファンタジーをつけてみました。 おお! 春と夏には重く思えた香りが、今は透き通る甘さじゃないですか? まるで、青い満天の星空のような、透明感のある美しさ…。 キンモクセイの香りも、かなりきいています。 これって、寒い季節向けの香水だったんですね。
2003年01月01日(水) |
あけましておめでとうございます |
みなさま、本年もよろしくお願いいたします。
私は、今年はとりあえず、新シェーラ1の原稿を書き始めるところからスタートしました。さあ、どうかな? 面白く書き上がってくれるかな?
あいまにシグマリオン2を設定し、いまだ手をつけていなかった年賀状を書いて出し(すみません、みなさま)…。 一年間がどんな年になるのか、今日の行動で占えるとするならば、今年も原稿に通信にと、忙しい年になりそうです。
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