NO TITLE...望

 

 

ハリーポッターと秘密の部屋 - 2003年01月31日(金)

今週3本目の映画は「ハリー・ポッターと秘密の部屋」
前回は,本を読んでから行ったけれど,今回は原作を読まずに先に映画をみることになりました.

感想は

「1800円出しても惜しくない」

映画でした.
なんといっても主演のダニエル・ラドクリフ君.
前作では「あ〜将来はかっこよくなるだろうなあ」という感じはあったものの,まだまだふっくらほっぺのこども顔だったのが,すっかり精悍になってぐっとオトナっぽくなって,しかもなんか色気まで….

かといえば,ハーマイオニー役のエマ・トンプソンちゃんまですっかり美人になってしまって….

石になったハーマイオニーが横たわるベッドに腰をかけたハリーが,彼女の石になった手に触れながら
「戻ってくれよ.君が必要なんだ」
と語りかけるシーンは,なんだかラブシーンを見ているようで,ドキドキしました.
もちろん,隣に準主役のロンもいたんですけどね(笑).

それにしても,あの映画のキャストはホント「ゴールデン・キャスト」だと思う。
原作が強烈に人気あった映画って,キャストで結構こける場合が多いのに,これは本当に,「わざわざこのために整形でもしたの!?」っていうくらい,どんぴしゃなキャスティング.

それにしても…ほんとラドクリフ君はかっこよくなった.
ディカプリオがすっかり「おっさん」チックになってしまった今,ラドクリフ君の人気は上がるだろうなあ.





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美容室に行きました - 2003年01月30日(木)

今日は髪を切りに行きました.
約3ヶ月ぶりです.

今日行かないと,また行けなくなりそうで….
というわけで,本日は4時過ぎに退社.

やってみたい髪型があったので,オーダーです.
割と,何でも話せる美容師さんなので,私は結構気に入っています.

一部分にパーマを当てたので約3時間ほどかかりました.
結果は,まあまあです.
あまり,今までの髪型と変わらないのですけれど,それでもやっぱり,かなり「伸びっぱなし」感を醸し出していた今までのよりは,すっきりとしています.
(当然だけど)

ん〜まあ,こんなもんでしょう.





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火星のカノン - 2003年01月29日(水)

本日は「火星のカノン」という映画を見てきました.
本当は,友人と「8人の女たち」をみる予定だったのですが,本日がレディースデーで,映画が1000円で見られることもあってか,もともと人気だったこの映画,上映30分前にはもうすでに立ち見決定.できれば映画を立ち見では見たくない二人なので,もともと私が別の日に見にこようと思っていたこの映画をみることになりました.

割と,私は好きな映画でした.
以前見た田中麗奈主演の「東京マリーゴールド」という映画を思い出しました.

登場人物は,きわめて少数な映画です.
不倫をしている女性の主人公と,その主人公に想いを寄せるレズの少女.そしてこの少女を好きだった幼馴染と主人公の不倫相手.そしてその子ども(小学生).
主な登場人物はこういったところです.

カメラの視点が,決して「誰かの視点」になることなく,常に一歩引いた位置から撮影されていたため,この登場人物の誰かに感情移入することは難しいのですが,かえってそれが「不倫」とか「レズ」とか,倫理観や,常識論に捕われやすい題材をあっさりと描いていました.

これは,脚本と,カメラワーク勝ち.

この映画のテーマは,「孤独」だと私は思います.
誰かといても感じる「孤独」
それを埋めるために,求めるものは,やっぱり誰かの温かさ.
けれど,それを手に入れても埋まらない「孤独」.
「不倫」とか「レズ」を特別なものでも何でもなく,「一つの恋愛」として捉えている映画でした.

多分この映画は,見てからしばらくたって効いてくるのでしょう.





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というわけで - 2003年01月28日(火)

本当は,映画を見に行こうと思っていました.
見たいと思っていた映画が7日で終わってしまうからです.

でも,諸般の事情により,本日は残業をしていました.

今月から来月にかけて,映画を見に行く計画がいっぱいです.
見に行かないときは,1月に全く見ないときもあるのだけれど.
見る時はなぜか固めて見に行っています.

というわけで,明日は映画を見に行きます.
これも,7日で終わりなんです.




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いろいろ - 2003年01月27日(月)

いろいろとしているうちに
気づくと夕方でした.

なんだか年明けからいろいろと予定がつまって
いろいろしているうちに多分今年も過ぎていってしまいそう.

いろいろって,便利な言葉だなあ.




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TRY - 2003年01月26日(日)

本日は,映画を見に行きました.
招待券があったので,ここ最近凹んでいる友人を誘いました.

見た映画は織田裕二主演「TRY」です.
さすが,「日本で唯一,映画で客が呼べる俳優」なだけあります.
開演30分前にはすでに長蛇の列です.

感想は…そう,ひと言で言うなら

「織田裕二のプロモーションフィルム」

って感じでしょうか….
「突入せよ!」の時の役所広司みたいな感じです.

でもまあ「エンターテイメント」というレベルでは,十分見るに耐え得る映画ではあります.

ストーリーはともかく(笑),音楽がよかった.
織田裕二のタイトルソングもいいですし,クラシックをいろいろとアレンジして聞かせるのもGOODです.
音楽だけは,文句なし,です.

もちろん,織田裕二も文句なく,かっこよかったですよ.


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空気が読めない人,もしくは要領の悪さ - 2003年01月24日(金)

何人かが集まると,必ずといっていいほど一人は
「空気が読めない人」
がいる.

空気が読めない,というよりは,要領が悪いのかな.
要領が悪くて話についていけなくなって,機嫌が悪くなる.

「ばっかじゃないの?」

と私なんかは思うけれど.
見ていていらいらするから(笑).

自分でまとめきれなくて
頭の中でパニクって
とうに過ぎた話題に無理やり戻す.

致命的なのは
「自分の要領の悪さ」
に気づいていないこと,かな.


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ロック・ユー! - 2003年01月23日(木)

早く帰ろう、帰ろうと思いながらも、ついつい残業をしてしまいました。
今日帰るのは、実家です。

借りているビデオをダビングするために帰ったのですが。
しかし、残念ながらコピーガードがついていたため、断念。

こういう映画に限って、好きだったりするんだけど(笑)。

断念した映画は「ロック・ユー!」という映画です。
予告編から気になっていたのだけれど、みにいく前にあっさりと終わってしまいました。
テレビでの広報も、雑誌での広報もあまりなかったのは、おそらく有名俳優が出ていなかったからでしょうか。

でも、私の感想は、
「結構面白い」

ん〜なんて言うんでしょう。取りたてて、脚本が優れているというわけではないのだけれど。
強いて言えば、演出でしょうか。
強引すぎて、よく意味が分からないところもあったのだけれど。

でも、それぞれのキャラが個性的で、よく映画を見ていて思う
「あれ・・・これ誰だっけ?」
というのはありません。
うん、キャラクターがしっかりしているからだな。

注目は、音楽と、衣装。
音楽は、舞台が中世ヨーロッパにもかかわらず、バリバリロックがかかります。
しかも、効果的に。

衣装は、もちろん中世ヨーロッパ「風」ではあるけれど、でも古いわけではない。
どこか現代風で、色使いが綺麗。

キーファー・サザーランドやチャーリー・シーンが出ていた「三銃士」が超好きだった私。
もしかすると、中世が舞台の映画に弱いのかもしれないと思いつつ・・・。

でも、おもしろいものは、面白いんです。


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代えがたいもの - 2003年01月22日(水)

今日はついつい,だらだらと過ごしてしまいました.
今のうちに,やっておけば楽なことも分かってるのに….

なんだか最近,体力的ではなくて,精神的にとてもしんどい日々を過ごしている気がする.
いや…もしかして,体力的なものなのかも….

でもとりあえず,疲れているのは本当.
だから料理も作る気が起きません.

さすがに何も食べないわけには行かないので,冷蔵庫の残り物でつくったのは
チーズ入りオムレツ.
味は…微妙.
ちょっとチーズが多かったのかも.

さて,お弁当をまた作る気になるまでにはしばらくまだ時間がかかるようです.
こういうときにはやっぱり実家にいる楽さを痛感します.

もちろん,それに代え難いものもあるのだけれど.


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待ち遠しい日 - 2003年01月21日(火)

本日は、責了。
つまり、編集者にとっての〆切、というやつです。

毎度の事ながら、責了前のバタバタ。
しかし、昨日かなりがんばったおかげで、本日は昼過ぎには既に(私の分は)終了。責了日に余裕があるって、いいなあ(本当は毎回こうでなければいけないはず・・・)。

さて、本日は責了日でもありますが、新連載のデザインが上がってくる日でもあります。
新しいデザイナーさんに頼んだのでちょっと、ドキドキ。

一つ目のデザインは、割とノーマルに、直線的、というよりも無駄のない「お勉強ページ」っていう感じ。
うん、なかなか。

で、私が現在一番楽しみにしているページ。
そう、ようやく口説き落としたフォトジャーナリストによるページ。
このデザインが正式に上がってくるのは来週なんだけど、イメージデザインだけ見せてもらいました。

超・クール。

いや・・・なんかこのページだけ浮くかも(笑)。
でもでも、かなり、イイ感じ。

やりたくて、やりたくて、ずっと考えていた企画なだけに、「目に見え始めた」ときはもう、嬉しい以外の何者でもない。

正式に上がってくるのが本当に楽しみ。

これからは、きっとこのコーナーが、私の仕事の中の唯一の楽しみになるんだろうなあ・・・。


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繰り返し - 2003年01月20日(月)

今日,テレビを見ていたら(正確には録画しておいた番組を見たら)
なんだか,懐かしい曲が流れていた.

直接その局を知っているわけではないのだけれど
あの子が,まだ私が知っているあの子だったとき.
面白がって度々ケータイメールに入れてきた曲(正確には入れてきたのは歌詞だけど).

昨日といい,今日といい,ふとしたことがあの子に結びつく.
今までも,きっとこの繰り返しだった.

でも,今までと違うのは,繰り返した思いの先が,あの子に結びつくわけではないということ。

なんだか安心した.

なんかの歌にあったっけ.
「想いは薄れるわけではなく,熱を失うだけ」
そのとおりだと思う。

想いは,いつまでたっても「想い」のまま.
それがわかっているから,大丈夫.




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何でもない - 2003年01月19日(日)

今日,日曜出勤の帰りに懐かしい道を通った.
あの子と,会う「きっかけ」になった建物だ.正確には,そこであったわけではないのだけれど.

通り過ぎてから「そういえば」と思い出した.
でも
思い出したからといって何でもない.

強がりでもなんでもなく
本当に

「何でもない」

そう,思えるようになった.

「あるとき,ふと自分が忘れていることに気づくよ」

そう,打ちひしがれていた私に言ってくれたのは誰だったっけ?
ようやく,その言葉がわかりました.

なんだ.


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瓢箪から駒 - 2003年01月17日(金)

毎年今の時期行われる、日本では珍しいプロフィギュアショー。
フィギュア、といっても人形ではありません。
フィギュア・スケートの方です。

去年に引き続き、今年も行われるこの催しは会社の福利厚生の一環で入場券が安く買えます。
昨年は伊藤みどりさんが中心のプログラムでした。
日本ではまだ数少ないプロ選手によるフィギュアショーは競技会で見るフィギュアとはまた一味違います。

ということで、もちろん今年もチケットを頼んでいました。

ところが本日、総務の担当者の方からメールが来ました。
なんでも、伊藤みどりさんが怪我をされ、出演ができなくなったのでかわりに他の選手を代役として立てたものの、これまた怪我で出場ができなくなったとのこと。
で、結局代役の代役として出演するのは

イリヤ・クーリック

「なんですと!?」

と思わず叫びそうになるのを抑えつつ・・・(仕事中だから)。
クーリックが来る!?

あの長野冬季オリンピック男子シングル金メダル選手が来日!?
長い手足、金色の髪、そしてレオナルド・ディカプリオ似のルックスで、日本の女性フィギュアスケートファン人口を一気に増やしたと言われる彼が来る!?

おお、なんてラッキー!

実は私、彼の大ファンだったりします(笑)。
一番先に彼を見たのはまだ彼がおそらく15,6くらいの世界ジュニア選手権でしょうか。
抜群の表現力と、長い手足。安定したジャンプは既にその頃から確立されていました。
長野冬期オリンピックの前哨戦といわれたNHK杯も、ちゃーんと見に行きました。
彼の演技だけを撮ったビデオが永久保存版としてあるくらいです(笑)

結局、彼はオリンピックで一度金メダルを取った後、拠点をアメリカに移してプロに転向してしまったのでなかなか日本から彼の活躍を目にすることはありませんでした。
プロ選手権の様子をたまに衛星で見るくらいです。

もう今は結婚し、1児のパパになってるという彼。
アメリカではスケート選手役として映画にも出たのだそう。

ああ、その彼を再び「生」で見れるなんて!!
なーんてラッキーなんでしょう!!

伊藤みどりさんの演技を見れないのも残念だけど、でもでも、今回ばかりは彼女にお礼が言いたい気分です。




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転ばぬ先の杖(?) - 2003年01月16日(木)

本当なら,今日書くはずだった記事が来月号になりました.
しかも2本も.

以前の編集部ではページの関係で,載せる予定の記事が載せられなくなったりすることはありますが,今の編集部であるとは思いませんでした(笑).
いえ…たいていページが足りなくて困っているから.

と言うわけで,気分的に重圧から開放された気がします.
…といっても,来月に延ばされただけだけれど….

でも,やっぱり気分的に楽です.
例え,来月記事を3本書かなければいけなくならないのだとしても.

…やっぱり早めにやるというのが基本でしょうかね….




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ラーメン日和 - 2003年01月15日(水)

会社の同僚とラーメンを食べに行きました.
去年からの約束をようやく実行できました.

来月から二人とも増刊月間に入るので,あまり予定が入れられなくなります.
と言うわけで,急遽,まだ比較的時間の余裕がある今の時期に行くことになったんです.

食べに行ったラーメンは,福岡に本店があるラーメン屋です.
細い彼女の体のどこにそれだけ入るのかと言うくらい食べた彼女は麺のお代わりまでしました.
でも,それくらい,おいしいです.

今日は寒くて,吐く息もずっと白かったから
ちょうどいい,ラーメン日和でした.

そういえば,私が中学・高校のころは,ラーメン好きの父親に連れられて,いろんなラーメン屋に連れて行ってもらいました.

夜中の1時から開く店とか
これでもか,というチャーシューがのっているラーメンの店,とか.
何の変哲もない,でも,スープがとてもおいしいラーメン屋とか.

今は一緒には住んでいないので一緒に行くことはほとんどありませんが
両親は相変わらずあちこち行ってるようです.

結構うちは食道楽の家だったんだ,と気づいたのは一人暮らしをしてからでした.



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ショッピング - 2003年01月14日(火)

理由は特にないのだけれど
午後から,とても買い物に行きたくなりました.
多分,ここ最近十分に休息を取れていない反動でしょう.

…といっても,まだ仕事が始まってから1週間しかたってないのだけれど.

まあ,残業と,休日出勤の疲れ,ということで.

目当ては,靴です.
去年の年末に捻挫した左足首.おそらく,ここを無意識にかばっていたのでしょう.ひざに来てしまいました.
炎症だそうです.

足が,痛むんです.
本来,ヒールの靴が苦手な私.
去年よくはいていたぺちゃ靴は,はきすぎたためか,はきつぶしてしまいました.
と言うわけで,最近はヒールの靴オンリー.

と言うわけで,靴がほしかったんです.
しかも,ヒールがない靴.

でも,目的のものがナカナカ見つからないのがショッピング.
かわりに,かばんを見つけてしまいました.

通勤に使える,かなり量が入るバッグと,
ちょっとしたお出かけに使えるバッグ.

どちらも,おしゃれ.
値段も,一緒.

ひとしきり,店員さんと一緒に悩んだ挙句(笑),お出かけ用バッグに決定.
デザインがこっちのほうが変わっていたから.

まあお出かけ用といっても,サブバッグをもう一つ持てば,普段にも使えます.

靴も,見つけました.最後に入った店で.
これも,少々悩みました.
今までかったことがない色.あわせやすくはあるけれど.
でも,帰ってから悩みました.

店頭に飾ってあったやつなので,少し,汚れがある.
まあ靴なんて履いているうちに汚れてくるものなんだけど.
それでも,最初から汚れているのと,自分がはいて汚れてくるのとでは違う気が,する.

う〜ん….

「これしか残ってない」
と店員さんは言ってたけど.
う〜ん.

ちょっと,思案中.


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物持ちがいい話 - 2003年01月13日(月)

昔から,割と物持ちはいいほうでした.

小学生になったときに買ってもらったラジカセは中学生まで使っていました.
中学生になって買ってもらったコンポは大学を卒業するまで使っていました.
服も,小学生のころに買ってもらったやつが残っていたりします.
しかもそれがまだ着れたりします(笑).

大切に使っている,という意識はあまりないのだけれど
使っているうちにやっぱり使い勝手がよくなってくるので,よほど不便なことがない限り,最新型のものは欲しくならないというのが正直なところでしょう.

母は,よくものをもらってきます.
人が「いらない」といったものをみると,それをもらってきます.
そのほとんどが結局はうちでも役に立たなくて,内から出すごみが増えるだけだったりするのだけれど.
たまに,家に帰るとトンデモナイものがあって,驚きます.

一度は,自分の部屋に入ると,ドラムのフルセットがあったことも,ありました.
…誰もドラムなどたたけません.
結局そのドラムは,ドラムをしている親戚の家へと移動になりました.

私のものもちのよさは,母の血を引いているのでしょう.

そのせいか,私は割と革製品が好きです.
最初は硬くても,だんだんと年月が経つうちに,柔らかくなって,色にも味が出てくる皮.

以前,私が7年来使っている皮の財布を見て友人がそんな私のことを
「男性みたいだ」
と言いました.

男性みたいなのかどうかはともかく
決して一つのものに固執しているわけではなく
ただ,長く持つうちにそのもの自体が持つ風貌が変化していくのを見るのが好きなんです.

そういえば,今の職場も次の4月で5年目,です.


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実は,ラッキー,だったり,する - 2003年01月12日(日)

今日は,昼間は会社に行き,夜からは久しぶりに会う大学時代の友人と食事.
気づくと彼女とは多分1年ほど会っていなかった….いやいや…時のたつのは早いもんで….

久しぶりに会ったらまずはやはりお互いの近況報告.
および,友人たちの知りうる限りの近況報告.

彼女には,いろいろと話を聞いてもらっていたので,年末の話などもしました.
まあ,彼女は私の知人の中では珍しく,彼にそれほど悪印象をもっていなかったりします(笑).

「素直すぎるんだよね.きっと,それが必ずしも,いいわけじゃないけれど,自分に素直だから,自分が言ったことが相手に対してどういう影響を与えるかをあまり考えないんだろうね」

とは彼女の彼に対する評価です.
まあ,当たってはいますね(笑).

彼女とは,しんどい時期が一緒で,カラオケに一緒に行った時に私のために歌ってくれた「元気を出して」は,結局歌いながら彼女が泣いていました.

割と喜怒哀楽の「喜」と「楽」の部分が多い印象を受ける彼女だけど,それでも人一倍いろいろと悩んでいるのも,知っています.
人を誉めるのも,人への気遣いも,人の労わり方も上手な彼女.

少し天然ボケで人とは違う時間を生きているような気がするときもあるけれど(笑),それでも私は彼女が大好きです.

「人と人が会うってすごい縁だと思うよ,それはそれで,なんか意味があるんやわ」

私とあの子の出会いを彼女はそう言うけれど,
私は,君とも会えて,よかったと思う.

私は結構,ラッキーなんだと思う,


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オトナ - 2003年01月11日(土)

本日は,なぜか卒業したはずの専門学校の追加講義でした(笑).

…一年前になるんだなあ.

と懐かしく,講義の話を聞きながら…仕事してました(笑).
何かをしながら,内職をするクセはやっぱりそうそう治らないみたいです.

で,その後はこれも変わらず,飲み会です.
飲み会,といっても私たちの代,次の代,そして今の受講生入り混じっての飲み会はそりゃもう人数的に膨大で(笑).

でも,ナカナカ楽しくはあったの…かも.

ま,いろいろ思うところもあるのだけれど
それでも,まあ飲み込むことも
「オトナ」
ってもんでしょう.






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あのときの私は - 2003年01月09日(木)

いろいろと人の相談に乗ることが多い.
たいして人と違う経験をしているわけでも,もちろん,人生経験が豊富なわけでも,ましてやカウンセラーでもないのに.

ただし,相談にくる人は,たいていがその答えを自分の中で持っている.
私にしてほしいのは,同意だ.

けれど,今のっている相談は一筋縄では行かない.

それは,彼女の中でまだ答えを出せないでいるからだ.
過去に囚われて過去を振り返るばかりで
まだ先を見れないでいる.

それは,多分3年前の,私の姿だろう.
それでも,当時の私は悲しみの中でも,「いつかは抜け出せる」と思っていた.
「時間が薬だ」
そう,周囲からいわれていたからかもしれない.

だから,私は当時を思い出しながら,彼女の話を聞く.
相談内容はあのときの私と同じような話ではないのだけれど.

あのときの私は,私の話を辛抱強く聞いてくれる友人がいた.
翌日,遅刻をしても(笑)真夜中の電話に付き合ってくれていた友人がいた.

何度も同じ話を繰り返す私に腹を立てることもなく
ただ,頷いて.
これから先の道を示してくれる友人がいた.

今の私は,あのときの友人のように上手くは立ち回れないのだけれど
当時の私を思い出しながら,話を聞く.

あの時,私はどうしてほしかっただろうか?
抜け出せないと思った悲しみの中で,何を思い,探し,そして今まで来たのだろう

電話口で,ずっと泣いている彼女が心配だけれど
私に,どれだけのことができているだろうかわからないけれど

早く,いつもの彼女に戻れるように
「そんな時もあったよね」と一日も早く,言えるように祈るけれど.

でも「がんばれ」は言わずにいるんだ


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サヨナラ満塁ホームラン - 2003年01月08日(水)

ここ最近,新連載の企画に時間を取られていて,なかなか作業が思うように進んでいない.

もともとは,例の上司が進めるはずだった企画を,なかなか進まないのを見て危機感を覚えたために自分で引き受けてしまったのだけれど.

これが,予想以上にたいへんだった.
なにがたいへんかというと
まずデザインだとか,先生との連絡だとかが上げられるけれど
3本も同時に新連載を進めた経験なんてないから.

その中で1本は自分が考えた企画で.
どうしても,お願いしたい人がいた.

その人は医療従事者ではなくて,フォトジャーナリストだ.

私は,彼女の写真が好きだった.
被災地や,災害地に生きる女性や子供をおもに撮影している彼女の写真はどれも人間くさくて「現実」をものの見事に,みている私たちに突きつける.

だから,どうしても彼女を紹介したかった.

けれど,問題があった.
そのために,一度彼女には断られたのだ.

でも,私は諦められなかった.
その問題点は,私一人の努力ではどうすることもできない.
「会社のルール」
の中の一つだから.

だから,私は自分の思いを彼女に言った.
どうして彼女にお願いしたかったか.
例え,断られたとしても,彼女の写真を好きなことには代わりがないことなど

そしたら

その彼女から「YES」の返事が来た.

嬉しかった.
野球で言えば,サヨナラ満塁ホームランを打ったような気分だ.

執筆してほしい作家を口説き落とす
普通の出版社では日常的に行われているのかもしれないこの行為を,自分がすることになるとは思わなかったけれど(笑).

いい連載になると思う.

これで,これからの仕事にもハリが出るというもんだ.




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世界を広げようキャンペーン・・・っちゅーことで - 2003年01月07日(火)

年末にねんざした左足首をかばっていたためか、今度は膝が痛くなってきました。
普通にしていたら何ともないのですが、横になって体を反転させようとする時なんかに痛みます。

というわけで、本日は実家に帰っていつもの整骨院へ。
結果は、炎症です。
ううむ。このままではスノボに行けなくなる。

なんだか、無理にいろいろ吹っ切ろうとするよりも
いろいろな人に会って意識を拡散させる方法を試してみようと思いつきました。
恋愛とか、そんなのは関係なく。
自分の世界を広げよう、という感じです。

とりあえず、夏はウエイクボードに誘ってくれた友人が、冬はスノボに誘ってくれるので。
スキーすらまともにできないのだけれど(笑)。ま、なんとかなるかな。

その前に足をなんとかせねば・・・。


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第一印象 - 2003年01月06日(月)

人に対しての第一印象があるように
本にも第一印象があるのだと思う.

まあ,本だって,それを書いた作者や表紙を考えたデザイナーや帯のあおり文句を考えた編集者がいるのだから間接的には「人」に対しての第一印象といえるのかもしれないけれど.

とはいえ,まあ本という「作品」への第一印象というのはやっぱりあるんだと思う.

私は,あまり人に対しては第一印象というものに囚われないようにしているつもりだけれど
それでも,最後に疎遠になっていく人は第一印象に「苦手」意識を抱いた人のような気がする.

けれど,逆に本の場合は,この「第一印象」というのを大切にしている.
新聞の書評や,雑誌の広告欄なんかで見かけて手にとってもいないのに「気になる」本は,たいていが私にとっては「アタリ」だ.

今日買った本も,結構前に新聞の広告欄で見かけた本だった.
タイトルよりも,やはりあおり文句に引かれた
そこにはこう書かれていた

 最高のものを探し続けなさい。
 そして謙虚でいなさい。
 憎しみはあなたの細胞まで傷つけてしまうから。

これはこの本の帯にも使われている.
その本とは

よしもとばなな作「王国 その1 アンドロメダ・ハイツ」

吉本ばななは一時期はやった「キッチン」や「TSUGUMI」すら読んだことがないけれど,「この本とはきっと合わないだろう」というのが,第一印象だった.

それは,もしかすると作品に対してではなく「吉本ばなな」という名前に対しての第一印象かもしれない.
しかもそれは「食わず嫌い」な感想でもある.

でもこの「よしもとばなな」には何も思わなかった.
書店で見かけるたび,この本が気になっていた.

で,本日店頭でぱらぱらと中身を見て,やはり買うことにした.

そして,今日のうちに,読み終えてしまった.
読みやすいということもあるのだろうけれど,なぜかこの本には「宝物」がつまっている気がした.

分かっていたけれど,漠然としていたけれど
はっきりと言い表せなかった思い.

例えばこんな表現があった

 少し前は失ったものを嘆いてばかりいたが、今となってはなにも失ってなんかい なかったことがなんとなく分かる。
 自分の体と魂、それを持ってさえいれば、欠けるものはいつでもなにひとつなく て、どこにいようと同じ分量の何かがちゃんと目の前にあるようなしくみになっ ているのだ。

そうだ.
私は何も失ってはいない.
何かが欠けたわけでもない.

思い出は,いつも,何をしても増えていくばかりで,減っていくことがないように
人には失うという行為はできないのだ.

ただ,全部を持つには重過ぎるから,人は「欠けた」と思うものに目をやるだけで,代わりに得ている「何か」に目をつぶってしまう.

でもきっと,その「何か」にはいつかちゃんと気づく.
もしかすると,それを「強さ」と呼ぶのかもしれない.

やっぱり,「第一印象」は結構大切かもしれない.
 



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「このまま死んでもいい」時を越えたら - 2003年01月05日(日)

正月休み最終日は部屋で眠っていました.
昨日から,熱が出てきたからです.
夜中にいっぱい汗をかいたせいか,昼過ぎには大分熱は下がっていましたけど.

夕方からはずっとテレビを見ていました.
本当は撮りだめているビデオを見る予定だったんだけれど,まあなんとなく見ていました.

「このまま死んでもいい」
そう思えることは人生のうちに何回あるでしょうか.

あの日,真っ暗な部屋の中で布団をかぶったときも
太陽の降り注ぐ部屋の中で温めたミルクを飲んだときも

確かに,私はそう思っていた.

けれど,「死んでもいい」と思った時間を超えた後には,確実に何かが見つかるはず.
そう,悲しいことばかりじゃない.

「泊まりに行くよ」とメールをくれる人
「近くにいたら看病しに行くのに」といってくれる人
そして
人との縁は切らずに冷ますこともできるんだと教えてくれた人

そんな人たちがいるんだから.


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一人暮らしをやめられない理由 - 2003年01月03日(金)

休みになるとドラキュラ生活になるのはやっぱり基本的に夜型だということでしょうか。

夜型の生活の原因に、実家に帰ると、いない間にとっておいてもらったビデオを両親が眠ってから見るため、ということが挙げられます。

両親はあまり映画を見ません。「寅さん」や「極妻」なんかは見ますけど。
そうそう、「ミナミの帝王」も好き。
多分、人情ものや時代劇が好きだからかもしれません。

なので、映画を見るのはたいてい私1人。
一緒にすんでいるいとこは映画を見るのだろうけれど、あまり一緒に見た記憶はありません。

本日は、映画ではなく、カーペンターズのコンサート映像や貴重な映像を集めた特番をこの間放送していたビデオです。

カーペンターズは多分、大学生の頃に聞き始めたのだと思います。
イギリスにいた時、私が気に入っていた(笑)ロシア人の男の子がとても音楽好きで、彼にいろいろ音楽の話を聞かされた記憶があります。

それまで私は歌は好きだけれど、メロディよりも歌詞を重視するため、意味の分からない洋楽よりは、邦楽の方をよく聞いていました。

イギリスから帰ってきて、何となくイギリス気分に浸りたい時に、彼に教えてもらった歌手の曲を聞いていたのだと思います。
そのなかに、カーペンターズがあったのです。

彼らの曲は、たいてい好きだけれど、特に好きなのは「遥かなる影」
歌詩の意味はよく分からなかったけれど(当時)あの悲し気で、けだる気なメロディが好きでした。
「あなたのそばにいたい」
ひたすらそれを願っているような。かなわないと分かっていながら、願わずに入られない。

…ああ、リアルタイムで聞けたらなあ。

ばりばりのギターサウンズよりも、どちらかといえばピアノ曲やアコースティック系の曲が好きな私はビートルズよりも、カーペンターズの方が好きです。
いえ、もちろんビートルズも好きなんですけどね。

今日見た番組は、そりゃもう永久保存版でしょう、って感じです。
日本公演の時に「SING」を日本語で歌っている映像があった時は、泣けました。

「さあ、歌おう 悲しいことが 起こらないように」

どちらかといえば、明るめの曲調であの歌詩。
あの曲は、誰かに言われるんじゃなくて、自分で自分を奮い立たせるための歌なんだと私は思っています。

歌ってやっぱりすごいんだと、何かあるたびにいつも思います。
特に、一人暮らしを始めてからはそう思います。

そう言えば、この間あの子が来た時「一人暮らしはやめられない」というはなしをしました。
確か、理由までは言わなかったけれど。

一人暮らしをやめられない理由。
それは、
「泣ける場所」が欲しかったから。

大好きな音楽を聞きながら、映画を見ながら泣ける場所。
誰かがいれば涙をコントロールしてしまう私が唯一、感情をコントロールせずにすむ場所。

それが、私が一人暮らしをやめられない理由です。





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車の運転が、好き。 - 2003年01月02日(木)

気がつくと、昼でした。
そろそろ、社会へ復帰できる時間の過ごし方をせねば、と思うのだけれど、なんだか今年の年末はバタバタとして、既に正月休みの半分を過ぎたというのにまったくそんな気がしない。

まあ、長期休暇中で良かったと心底思うけれど。

本日は親戚の家に年始の挨拶。
恒例の集まりも、年々少しずつ集まりにくくなっているのは、社会人が多い生ということで仕方がないのかもしれない。
昔は、親戚が集まれば、カラオケだとかボーリングだとかにいっていたのだけれど。

両親はお酒を飲むため、帰りの運転は必然的に私の役割になる。というわけで、本日はまったくお酒を飲まずに過ごしました。
いとこのお嫁さん(タイ人)がミナミにショット・バーを出したとかで、ついでにそこものぞいてきました。
割と広いけれど、駅から少し遠いのが難点。それでもまあまだくつろげる方でしょう。

とりあえず、今日は沢山運転できました。
運転をしている間は、もちろん考え事なんて、しません。

だから、運転をするのは好きなんです。


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少しだけ - 2003年01月01日(水)

ここ数年、年末年始というのは私にとって鬼門になりつつある気がする。
原因は分かってるし、さすがにもう乗り越えなきゃ行けない時期にも来ているのだろうけれど。
「大晦日」という人間が作った時間の区切りに上手く乗り切れないまま、ずるずるとここ数年を過ごしているみたいだ。

以前、ある人に「悲しいことがあればゆっくりお風呂に入って、湯船につかるといい」という話を聞いた。
以前見ていたあるドラマで、失恋した女の子が同じ事をしていた。

本当は私もしたいのだけれど、現在実家に帰ってきているのでそれはかなり難しい。
いえ、一応風呂はあるんだけれど、風呂があるくせに銭湯好きな両親は何かあればすぐに銭湯へと行きたがる。車で10分くらいのところに温泉があるからかもしれない。というわけで、「初風呂」という名目で、その温泉へ行きました。

そこは普通の銭湯だけれど、湯は温泉ということで、結構利用客が多いのだけれど、さすがに元旦の朝はすいていた。
私は、露天風呂(といっても屋根がないだけで、景色なんかは見えない。住宅地のど真ん中にあるんだから当たり前だけれど・・・)に入ってボーッとしていた。

ボーッとしながら何を考えていたかと言うと、やっぱりあの子のことで、それでも多分昨日ほどは気分的に落ち込んでいないのは、「守り」に入ったあの子に少し落胆していたのだと思う。

あれだけ語っていた夢を「現実」にしようとすることもなく
あれだけ嫌っていた「現実」をおざなりに受け入れようとしている君に

夢を語る君に「もう少し現実を見れば」と思っていた私が落胆をするのはおかしな話だと思うけれど。
それでも、「夢」を語らなくなった君が、急に色褪せて見えたのは確かだった。

いえ、もちろん顔は好きだったのだけれど(笑)。

とても、勝手だと思う。
あの子の人生であって、私の人生じゃないのだから。
どんな夢を持とうと、それを諦めようと、それはあの子の自由なはずだ。
わかっているのに、それでも落胆してしまう私がいる。

本当は、あえて考えなくてもいい問題なんだと思う。
どこかで納得している私がいる。
どこかで終わりにしたがっている私がいる。

それでも、時間が空いた時に考えてしまうのは
きっと、あの子を好きだった時の記憶が、それを思い出さないようにしようとしている私へ反抗しているのかもしれない。

「大晦日」という時間の区切りに完全には乗り切れていないけれど
少しだけ、ほんの少しだけ上手く乗り切れたような気がする。

まだ、自信はないのだけれど。
そう、少しだけ。



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