日本とはかけ離れた生活 - 2001年04月26日(木) 今日は久しぶりに責了日前の「バタバタ」を味わいました。 ここ数ヶ月の責了日は、気分的には慌ただしくても、状況的にはそれほどでもない月が続いていたから。 「完全データ渡し」になると、こういう責了日前のバタバタが続くのかな・・・。 今日は、浮上してました。多分。 今日はあまりあの子のことを考えてなかったからだと思います。 あの子が、関西にいないというだけで、こんなに考えないものなんだなあ、とイマサラながらに思ったくらいでしょうか(笑)。 疲れてる・・・まさに、その言葉がぴったりかな。 精神的にも、体力的にも。 明日一日乗り切ってしまえば、GWです。 初めて、中国に行ってきます。 初めての中国が中国の内陸部というのが、私らしいといえば私らしいのかもしれないけれど。 GWには、日本にいたくなかった。 多分、私が今回旅行に行く理由はそれでしょう。 日本とはまったく違う場所で、かけ離れた生活の中で、あの子を思い出す暇もなく、日々を過ごしたかった。 その日は、もうすぐです。 - フリ - 2001年04月25日(水) 今日は、浮上「してました」。 いつもは、夜に近くになるにつれて元気になってくるのに、今日は夜が近づくにつれ、だんだん、だんだん、沈んで行きました。 理由は、思い当たりません。 同僚を誘って、飲みに行きました。 あまり、大人数で行きたい気分じゃなかったけど、気付くと人数が増えてました(笑)。 好意だと、受け止めておこう。 端々の言葉も、表情も、きっと本人は気付いていないだろうから。 それなら私も、気付かないフリをしておこう。 今日は、それだけ。 - 少し、浮上した日 - 2001年04月24日(火) 今日は会社にこの間買っためがね(ダテ)をして行きました。 会社の人が誉めてくれました。 「似合うよ〜。美人やもんね。めがねが似合う人って美人やと思うわ」 って(笑)。 朝イチに聞いた言葉だったので、今日一日はゴキゲンでした(単純)。 今日、多分あの子は東京に帰っているはず。 もう、関西にはいない。会える距離にはいない。 それが、とてもとても気分的にラク。 近くにいなければ、考えることはないから。 きっと、私は疲れてるんだなー、なんて考えていたら、元同期の子からメールで指摘された(笑)。 「ずっと好きなままで居続ける、好きなだけでいる、というけれど、それは君の想いが疲れてきているのを表しているんじゃないか?」 鋭いなー。 うん。確かにそう。 自分で、動かずに、周囲も動かずに、自分の気持ちだけで満足しているということは、ある意味状況が動くことに疲れているから。もしくは、「動かない状況」に疲れを感じたから、かな。 今日、浮上して、少し思った。 「このまま、忘れていけるかもしれない」 いろいろなことをして、いろいろなものを見て、私は少しずつ、心の中からあの子のことを追い出すことができるかもしれない。 このまま、会わずにいよう。 このまま、話さずにいよう。 そしたら、私はもっと身軽になって、一番上まで、浮上できるような気がする。 - 言葉にするのを避けていた言葉 - 2001年04月23日(月) 今日は朝から超ブルー。 理由はもうイマサラなので書きませんが・・・。 今日です。 今日、あの子はUSJに行っているはず。 関西に帰ってくるなら、いくらでもこれから行けるのに、話題のスポットには早目に行こうとする、とてもあの子らしい行動です。 USJに行っているのは、知っている。 でも、誰とでしょうか? 今日、考えていたのはそのことでした。 あの子のことを考えたら、1人でも行きそうな気はします。 でも、まさか、USJに1人で行く人はしそうそういないような気も、します。 以前なら、きっとメールで聞けたかも知れません。 「だれといってきたの?」 って。 でも、今は聞くことはできません。 それを聞いて、いまさら何になるのでしょうか。 もう、答えは出た。 会わないと決めた。 それだけで、理由は十分なはず。 昨日寝る前、本当はずっと考えていて、文字に・・・言葉にするのを避けていたことを考えていました。 私は、こんなに、こんなに、あの子が好きなのに。 どうして、あの子が好きなのは、私じゃないのだろう。 そんな意味がなくて、悲しい「どうして」を私はずっと考えて、そして言葉にするのを避けていたのに。 言葉にしたら、少し、軽くなった気もしました。 でも、「どうして?」 - 初めての美容室と、忍耐の日々 - 2001年04月22日(日) 昼過ぎまで眠っていました。 あまり、意味のない夢を見ていたような気がします。 昼から、髪を切りに行きました。 近所に新しくできた美容室に初めて行ってみました。 前まで行っていた美容室に予約を入れようと思ったら、何故か「使われてません」というアナウンスが・・・つぶれたのかなあ・・・? ということで、初めての美容室へ。 上手いのかどうかが分からないので、あまり冒険をしないように、揃える程度のカットをお願いしました。 それでも、今までよりもすっきりしましたが。 感想は、「値段のわりに、うまい」。 3千円で、シャンプー・ブローがついて、しかもカットは、結構希望通りに切ってくれたし。ラッキ。 そのまま機嫌良くなったので、京橋まで買い物に行ってきました(笑)。 本当は、梅田に行こうと思っていたのだけれど、時間が思ったよりも遅かったので、京橋止まりにしておきました。 今月、26日にウクライナにいる友人の誕生日だというので、バースデーカードを買いに。 いろいろ、小物も見たり、もちろん服を見たり・・・。 最近、「きちんと」服よりも、ちょっと「チープ」な感じの服が欲しくなります。 若作りでしょうか・・・笑。 最近欲しいものは、グラサン。 あまり、私はめがねは似合いません。 もともと好きな方でもありませんでしたが。 しかも、あの子に昔、一緒にぶらぶらショッピングをしていたときにめがねをかけてみせたら「謎の中国人みたい」といわれたことがあります(失礼な…)。 でも、今になって、「ちょっと似合うようになったかも・・・」なんて自分で思ったりします(気のせい?)。 今日は、グラサンを見ていたけれど、めがね屋に行ったときに、欲しいめがねを見つけてしまった。フレームだけで1万5千円・・・。 欲しいんだけどなあ。フレームだけで、グラスには色が入っていないから、ぜんぜん意味ないんだけど・・・。でも、似合っていたと思うなあ。 しかし、来週から旅行に行くため、いろいろと物入りです。そのためになかなか無駄遣いはできません・・・。ふう。 がまんがまん・・・。 最近は、忍耐の日々を送っている気がするなあ・・・。 - 踏み忘れている手順 - 2001年04月21日(土) 今日は昼過ぎまで眠っていました。 眠りながら、夢を見ていました。 はっきりとは覚えていないけれど、あの子が、帰ってきているのを知っている夢。 「遊ぼう」 そう、あの子にメールをする夢。 夢と、現実があまりにもシンクロしていて、起きると「メールチェックしなきゃ」 と思う(笑)。 夢なのに、夢の中は、正直。 あの子が帰ってきているのを予測ではなく、知っていながら会わないのは、初めてのことかも知れません。 ずっと、気になっています。 あの子が今何をしているのだろうかとか、どこにいるのだろうかとか、ずっと、考えていた気がします。 夕方から鶴橋まで化粧品を買いに行きました。 そこの店員さんに、化粧方法を聞きながら、綺麗にメイクしてもらいました。あまりにも綺麗にできたので、思わずあの子を呼び出してしまおうかと思ったくらい(笑)。 残念ながら(?)携帯番号を入れてないので分かりませんが。 ある意味、よかったのかもしれません。 店員さんに、「ちゃんと手入れして、メイクをしてくださいね。せっかく綺麗な顔立ちなんだから」って言われました。 誉められるのは、嬉しいです。特に、今は(笑)。 そう言えば、年始の飲み会でも、あの子や他の子に言われたことがあったなあ。 「綺麗になったなあ」って。 友達から、そんなふうに誉められることはないので、嬉しかったな。 でも、元来不器用な私はそれほど綺麗にメイクはできない。 これも、練習次第なのかな。 帰って、書店に行きました。GWに行く、中国のガイドブックを買いに。 行き先だけ決めといて、そこに何があるのか、中国のどこにあるのかを知ったのは、今日初めてです(笑)。 久々に書店に行くと、欲しい本がたくさん出ていて、まとめて買ってしまいました・・・。 書店には、まめに行かないとね・・・。 家のパソコンをチェックしていると、メールが入っていました。 あの子からではありません。 私の状況を知っていて、ずっと励ましてくれている同僚からです。 「手順を一つ、忘れているような気がしてなりません」 そう、そのメールには書かれていました。 彼女は、私の友人たちのなかで唯一、あの子に会うことを進めてくれる人です。 そう、本来は、私はあの子に面と向かって「すき」だということを伝えるべきなのでしょう。 私が、今まであの子に好きだといったことがあるのは、3回。 1度は、電話でした。 2度目は、直に会ったとき。 3度目は、メール。 1度目と2度目は「断られる」ことを想定しての告白でした。 1度目は、他の友人からは「告白」ではなく「報告」だと今も言われます。 そのとおりかもしれませんが・・・。 2度目は、遊園地に行って、スカイビルに行って、二人でさんざん遊び倒した帰りでした。 直に会っていったときの結果は 「ちょっと待って」 好きになるかもしれない。それが、あの子の答えでした。 結局、私が促さないと、あの子から答えが出ることはありませんでしたが。 3度目は、メールでした。 もう、終わらせようというつもりで私が書いた言葉でした。 「私と、付き合ってください」 言葉通りの気持ちで使った言葉ではなかった。 「早く終わらせたい」 そういう気持ちがこもった言葉でした。 本当は、直に会って、直に断られるのが、一番良い方法なのだと思います。 私にとって、彼を忘れるための。 多分、同僚は、その事を言ってくれているのだと思います。 分かっているんです。 本当は、それは一番分かりやすくて、納得できる方法なのだと。 でも、自信がないんです。 もう一度言う勇気がないというわけではありません。 そうじゃなくて、あの子が、私の目を見て断ってくれるのか、それに自信がないんです。 また、都合の良い言葉を選んで逃げられるような気がします。 私は、それが「逃げ」だというのを知っているのに、その言葉をまた信じようとしてしまうでしょう。 そして、また繰り返してしまうのです。 いつか、会うかもしれません。 その時も、まだ彼のことを好きだと思います。 私は、ずっと手順を一つ、忘れたままだと思います。 分かっているのに、分かっていても、私にはその手順は踏めません。 「踏みたくない」のか、「踏むことができない」のか、それは分からないけれど、きっと両方なのでしょう。 今日買った、本にとても惹かれる文章がありました。 直し様のない『過去』に手を加えようなんてムダの多いことするよりは 形は違っても一発勝負で『今』を変えた方がきっと、お得 そしたらもれなく『未来』も変わってくるはず それは、私に「連絡を取ってみれば?」と誘っているかのような文章で、とてもとても惹かれてしまいます。 それでも、やっぱり「断られる」ことを考えてしまうのです。 一番怖いのは、あの子に「会うことを拒絶されること」なのかもしれません。 - 楽しい一日 - 2001年04月20日(金) 新人歓迎会でした。 早いもので、もう私が入社して3年目になりました。 うちの会社は人の出入りが激しいので、3年で既に「中堅」になります。 そりゃ、「新人」ではないけれど、「中堅」でもないと思うんだけど・・・。 大勢で飲むのは好きです。 特に、今回のような事がないと、他の部署の人たちと顔を合わせて話すことがなかなかないから。 今日も、結構色んな人と話しました。 おわってから、珍しいメンバーでの見に行きました。 私の同期と、同僚と、私が入社したときの直属ではないけれど、上司。 この上司と飲みに行く、というか、会社(仕事)以外で顔を合わせるのは初めてです。 この上司をあまり良いといわない人もいるけれど、私は好きです。 いろいろな知識を持って、それを人にも伝えようと自分から発信する人だから。 基本的に、私はそういう人を尊敬するし、信用します。 自分が使えるノウハウを持っているのに、それを伝えることもせず、見ているだけの人は、私は何となく信用できません。 でも結構、うちの会社って、そういう人が多いような気がする。 いろいろなノウハウを持っている人がいるから、それを出していけば、もっともっと色んなことができそうなのに、それを出そうとしない人が多い気がします。 少し、もったいない気がします。 それも、人の考え方の違いからでしょうが。 いろいろな人が、いろいろな考え方を持っている。 でも、それを話さないと結局は「何考えているか分からない」となってしまうのかもしれない。 それが嫌なら、自分から話していかないとね。 楽しい、一日でした。 - きっと出口は、すぐ近く。 - 2001年04月19日(木) 月末が近づいてきて、徐々にいいペースで仕事が出てきています。 うん。このままで行けば、大丈夫かな。記事があるけど・・・。 今日は、大学時代の友人が、私が「当たる」といっていた占いに連れていって欲しいというので、一緒に行ってきました。 彼女は、今、迷っている。 仕事に、自分の将来に。 来年で会社を辞めることは、一応、決めているようだけれど、その後、ワーキングホリデーに行ってもいいものか、それとも、会社に残って、来年から資格がもらえるから、それをもらった方がいいのか、迷っている。 学生時代から、行動力は、あった。 ただ、少し楽観的なところもあるから、見ていてハラハラする部分がないわけでもないけれど。 それでも、きっと、ずっと見た目よりも、しっかりしている。 私の周りでは、今年多分いろいろな人が、いろいろな決断をしていくと思う。 私は、どうだろうか。 私は、まだ囚われている。 囚われているものは、去年の幻影で、本当は抜け出す道は目の前にあるのかもしれないけれど、今の私にはまだ見えていない。 かすかな光は、出口ではなくて、私を助けてくれる友人たちの光。 でも、焦ることはない。 まだしばらくは、その幻影に囚われていても、大丈夫。 そのうち、抜け出してみせるから。 昨日来たメールに、私はまだ「幻」を見ようとする。 それを見ようとしている間は、まだ抜け出せないけれど、きっと、出口はすぐ近くに、あるんだ。 - 最低な気持ちと、最高な周囲 - 2001年04月18日(水) 今日は一日仕事をしながら、仕事をしていない、というよりも、ふわふわと浮いている心地でした。 気持ちは、最低に沈んでたんですが・・・笑。 昼間、人の中にいるのが苦痛でしかたありませんでした。 誰かと話す、誰かと笑う、それがこんなに苦痛だと感じたのは、久しぶりです。 けれど、私を心配してくれている人のことを感じた日でも、ありました。 会社の同僚からメールをもらいました。 今度一緒に旅行に行く名古屋の友人からも、メールをもらいました。 そして、夜は、元同期が電話をくれました。 大丈夫。 完全に吹っ切ったわけじゃないけれど、私は自分で答えを出すことができました。 もちろん、周囲の助けもあったからこそ、です。 会いたい、話したい、でもできない、会えない・・・でも会おうと思えば会える・・・。そんなことをぐるぐるぐるぐる考えていました。 「好きでいる」と決めたから、「好き」であることに固執していたのかもしれません。 「好き」を無理に諦める必要はない。 けれど、同じように 「好き」を無理に続ける必要もないんです。 今まで、私はあの子に関して「好き」→「好きなままでいい」→「諦めようと思う」→「話す」→「よく会うようになる」→「諦めようと思う」→「話す」→「よく会うようになる」→「好きになって欲しくなる」というパターンを繰り返していました。 「諦めようと思う」の前はいつもたいがい会えない日が続く。 でも、「諦めよう」と思ったら、「会う必要はない」けれど、「会える」状況が出てくる。 まるで、恋愛の神様がいたずらでもしているようにそのパターンを繰り返していました。 今回も、見事にそのパターンです。 そして、ここで何か理由をつけて会うと、きっと私はまた同じパターンを繰り返してしまうんです。 だから、今回出した結論は 会わない とても、しんどいと思う。 会わないことを、後悔することもあると思う。 会えばよかったと思うことが絶対あると思う。 でも、会わない。 このパターンから抜け出さない限り、私は同じところぐるぐるぐるぐる回っていることになる。 そこから抜け出さないと、私の状況は変わらない。 そこから抜け出すと、変わるものがあるかもしれない。 あの子のことも、あの子を好きな私の子とも、違う視点で見れるかもしれない。 だから、会わない。 多分、あの子が東京に帰るまで、まだ気持ちはふらふらとふらつくかもしれない。 状況によって、会うこともあるかもしれない。 けれど、今は、「今」の私が出した答えは、「会わない」ということ。 大丈夫、大丈夫。 こっちが動かなければ、相手も動くことはないだろうから・・・多分。 今日は、最低な気持ちと、最高な周囲に恵まれた日でした。 - 苦しい思いを静める方法 - 2001年04月17日(火) なんて、タイミングが悪いのだろう、と思います。 帰って、メールを見るまで、私は昨日のままの私でした。 彼のことを好きなままでいる「私」。 見返りを期待しないといった「私」。 それは、確かで、そう決めたはず、でした。 帰って、パソコンを立ち上げてみるとメールが来てました。 「GW」とつけられた件名を見たとき、それだけで、あの子からだと思いました。 なんてカンがいいんでしょう。 宛先は、別に私だけではありません。 関西にいる、他の子にも一緒に同時送信でした。 それを、少し淋しく思ったのも、事実です。 内容を見て、複雑になったのも、事実です。 あの子のメールは、関西に帰ってくる日を知らせて、会える人は会いましょうというものと、USJに一緒に行ける人を募集してます、というものでした。 それは、私が行くと言い出さないことを見こして送ってきているのでしょうか。 私がもし行くと言い出したのなら、どうするつもりでしょうか? ひどい、と思う。 私が、少しずつ、少しずつ、君がいないことに慣れようとしているのに、君はそれには気付かずに、いつも、ぎりぎりのところで、かき回していくんだよ。 会いたい、話したい、それはずっと私の中にある思い。 会えない、話せない、それはずっと私の中にあるプライド。 胸が、かきむしられるような思いを、「今」を過ぎてしまえば、この思いは鎮まるのかもしれません。 でも、誰か、「今」、この苦しい想いを静める方法を教えてください。 - 好きになったもの勝ち - 2001年04月16日(月) 今日は5月号の見本誌が上がってきました。 5月号は、自分の中で結構新しいことをした号でした。 いつもは特集ばかりしていたのが、この号から連載をするようになりました。 記事は、他の編集部の人と合同のものが2本。 施設取材の方の記事は、この記事を書く前に新人同士での記事のレビュー会をしたので、その時に読んだ記事の中から、「こういう書き方もあるんだ」と自分で思ったものを少し真似してみました。 だから、ちょっと今回の施設取材は自分の中で「特別」です。 早めに仕事が終わったので予定よりも早く帰ることができました。 帰ったからといって、特に何もすることはないのだけれど。 夕食を食べた後、テレビを見ながら眠っていましたが、ふと起きるとアンソニー・ホプキンスのインタビューをしていました。 彼の演技は好きです。 どこか、アル・パチーノと通じるところを感じるのは、私だけかもしれませんが。 ブラウン管を通しても伝わってくる、存在感。 演技することに誇りを持っている、威圧感。 とても、上手な年齢の重ね方をしているように感じます。 おそらく、引き際も自分の中で決めているのかもしれません。 その後、予約で撮っていたスマスマの特別版。 別にスマップが好きなわけではありません。 今日はチャゲアスが出るから。 久しぶりに見る、チャゲアスです。 コンサートは、もう何年行っていないのでしょうか、というか、やっていないのでしょうか。ソロには行ったけれど。 彼らは、やっぱり歌っているときの存在感がすごいと思います。 トークもいいけれど、高校生の頃は、歌よりも彼らの顔を見ている方が良かったけれど、今は彼らの歌だけで十分です。 ビジュアル的な問題じゃなくて。 歌ってこその、「チャゲアス」だと思うようになったからかもしれません。 だから、今日も、スマップと一緒に歌っていても、彼らの声はすぐに分かります。どれだけ、メロディーをスマップのメンバーが歌って、チャゲアスがハモリを歌っていたとしても、私には彼らの声の方が「メイン」に聞こえるのです。 私の耳は、きっと彼らの声を聞くようにできているのだと思います。 話が前後しますが、今日、元同期から、メールが来ました。会社に。 私が、家から送ったメールへの返事でした。 私があの子のことを「好きでい続ける」ことに関して、彼は賛成も、否定もしていません。 「君が考えたことなら、今までよりも吹っ切れた気持ちでいるのだろうし、今はそれが一番いいのかもしれないね」と答えてくれました。 ただ、「釈然としない気持ち」が彼の中にはあるとも言ってましたが(笑)。 私と、彼はとても似ているのだと思います。 性格ではなくて、恋愛パターンが。 だからこそ、私がこんなに考え込んでしまうことも、考えすぎて、考えすぎて、彼曰く「相手のことを考えすぎ」な状態になってしまうのも、彼にはわかってしまうのだと思います。 恋愛は、「好きになったもの勝ち」です。 好きになった方が、相手に強く迫れるというわけではありません(笑)。 世間一般には、好きになるよりも、好きになられる方が、振られるよりも、振る方が「かっこいい」というイメージはあるようですが、本当は、好きになられるよりも、好きになる方が、振るよりも、振られる方が、「得をしている」気がするのは、きっと本気で恋愛をしたことがある人なら、分かっていると思います。 人を好きになる方が、相手のことを考えられるようになります。 振られる方が、自分を助けてくれる人のことを考えられるようになります。 きっと、その逆ではどれも気付かないことでしょう。 だから、私も、元同期の彼も、相手よりも数倍得をした経験をしているのだと、彼と話したことがありました。 もちろん、それには、切ないくらいに苦しい夜も、笑えないほどの現実も、経験しているのですが。 私があの子をまだ好きだと思うのは、本当は「恋愛をしている自分」をずっと感じておきたいからかもしれません。 - 何もしないことと、新しいこと - 2001年04月15日(日) 今日は本当に、何もすることなく一日中ごろごろしてました。 特に何も考えることもなく、夢も見ずにウトウトしてました。 夕方、ちょっと駅まで定期を買いに行ったくらいです。 来週から、また忙しくなります。 そのことを考えると、ちょっとブルーになりますが・・・。 今週末は新人歓迎会です。 もう、私は3年目になります。 早いなあ。 最近、私の周りが急に慌ただしくなった気がします。 「3年目」というのは、いろいろ考える年なのかもしれません。 このままでいいのか、 これからどうしていくのか、 そんなことをぐるぐる考えているうちに、ひょっとしたら4年目になるのかもしれないし、新しいことを始めていくのかもしれません。 - 夜景 - 2001年04月14日(土) 今日は、昼間(といっても3時くらいだけど)会社に行ってきました。 どうしても、気になるものがあったのと、原稿が届いているだろうから。 我ながら、「社会人らしくなったなあ」と思います(今更ですが…)。 でも、休日出勤は好きです。 人がいないときに仕事をするのが好き。集中できるし。気にならないし。 今日は、行くと来ていたのは4人でした。 とりあえず、来ていた原稿を片付け、図表依頼をし、イラスト依頼と著者校正を依頼しました。 少し、一段落です。 本当は、記事も片づけたかったのですが、そこまでは手が回りませんでした。 夕方から、コンパがあったから。 時間ぎりぎりについて、友人と相手の人に会いました。 今日は3対3. 外見は、それほど悪くない。 二人が二つ上で、1人が4つ上。でも、皆若く見える。 今回も結構楽しかった。 それでも、先週会った人の方が気にはなるかな。 ちなみに、店は、私が年末にあの子に振られた直後に会社の同期と飲みに行った店でした(笑)。 不思議な感じです。 夜景の綺麗な店に、あの子以外の人といる自分が。 綺麗な夜景は、今はまだすべてあの子に繋がるから。 そう言えば、今日は目が覚める前、あの子の夢を見ていました。 二人でデートをしている夢です。 どこにいるのかは分かりません。 ただ、堤防らしきところを二人で歩いているだけの夢です。 何か話しはしていたのですが、何を話していたのかはこれまた覚えていません。 でも、二人とも笑ってました。 あれが正夢になることはないのだと、何度も打ち消すことはするのですがそれでもやっぱりある期待はずっと持っている気がします。 昨日会った友人が最後に一言言った言葉がありました。 「君ら3年後とかに付き合ってそうやなあ」 それを「嬉しい」と思ってしまう私は、いつになったらいなくなるのかな。 - たなぼた人生 - 2001年04月13日(金) 今日は高校時代の友人とピアノ・コンサートに行ってきました。 梯 剛之さんというピアニストのコンサートです。 彼は、全盲のピアニストです。 小児がんのため、幼くして視力を失いました。 けれど、彼のピアノの音が私は好きです。 無機質な音に聞こえるときもあったけれど、優しいタッチの音も混じる。 最初に彼の音を聞いたとき、鳥肌が立ちました。 私が最初に聞いた彼のピアノの曲は「葬送行進曲」。 その後、NHKの彼のドキュメンタリーで、彼にとってその曲がどのような曲であるかを知りました。 生後まもなく失明し、今もなお、再発の恐怖におびえている彼にとって、「死」は曲の、楽譜の中のものではなく、すぐそこにあるものなのです。 今回、彼のコンサートの中に私が好きな曲はありませんでした。 ショパンのノクターンや、英雄ポロネーズはあったけれど、どことなく、雑っぽく聞こえ、ちょっとがっかりしてました。 でも、アンコールで弾いてくれた「雨だれ」を聞いたとき、涙が出そうになりました。 なんて、優しく弾くんだろうか。 なんて、優しい音を出すんだろうか。 丁寧に、丁寧に、とても優しいタッチのその音は、「やっぱり来てよかったな」と思わせました。 余談ですが・・・。 会場はシンフォニーホールだったのですが、私はずっとフェスティバルホールだと思っていました・・・。 会場へは、タクシーで行って、ぎりぎり間に合ったのだけれど。 一緒に行った友人から、 「こんなことがあっても間に合う君の強運がすごい」 と言われてしまいました。 まあ、確かに・・・ね。 考えてみると、私の人生、今まで本当に「何とかなる」でなんとかなってきてしまいました。 彼女からすると、私はかなり「たなぼた人生」になるのだそう。 ・・・否定はしないけれどね。 ついでに、「普通の人が歩むような人生は、歩みそうもないよなあ」とまで言われました。 ・・・そうなのかな? それはさて、喜んでいいものやら、悲しんでいいものやら・・・。 - いい舞台を見よう - 2001年04月12日(木) 今までにないくらい、仕事がない。 まったくないわけじゃないけれど、全然、というか、急がない仕事ばかりなもので、何となく、うだうだと過ごしてしまう・・・。 今日は仕事終了後、中島らもさんのオムニバス・コントの舞台を見に行きました。 一緒に行った同僚は花粉症でとても苦しそう。 中島らもさんの舞台は二回目。 でも、今回は、ストーリーがない、小説で言えば、ショート・ショートばかりを集めた舞台。 ストーリーがないぶん、役者は台詞を単発で覚えるわけで、かなり多くのコントがあったのに、よく使い分けてるなあ、と思う舞台でした。 セリフもそうだけれど、同じ役者が何度も出て違う役をする。 ある時はちんぴら、ある時は医者、ある時は学生・・・。 衣装の早変わりもすごいと思うけれど、衣装だけでなく、話し方や、立ち居振舞いもちゃんと変えている。 役者なんだから、あたりまえっちゃー当たり前だけれど。 そして、一番すごいと思ったのが、舞台をトータルで見たときの、構成。 どんなに面白いコントが続いたとしても、短いコントばかりだと、1時間30分もすれば、観客の集中力は落ちてくる。 面白いギャグも、面白いと感じなくなる。 今回は、「ちょっと中だるみかな」と感じたくらいに出てきた特別ゲスト。 約10分ほどその間はコントではなく、トークショーのようになっていたけれど、それからまたコントへ。 すごい、と思う。 舞台の設定や、セットや、観客席は決してお金をかけたものでも、ないのだけれど、十分楽しめました。 私は後ろの方に座っていたのだけれど、観客が舞台を見ようと、頭を左右に動かすのを見て、「観客を引っ張ることができる舞台の面白さ」を今回は感じられた気がします。 うん。やっぱり舞台はいいな。 5月には、また中島らもさんの舞台があります。 6月には、以前行ったSTUDIAO LIFEの舞台もあります。 映画も面白かったけれど、舞台もいい。 吸収するものはまだまだあります。 - だいじょおぶ - 2001年04月11日(水) 開き直って二日目(笑)。 うん。楽。 仕事も、今はとても楽な時期。 今のうちに、企画を立てたり、レイアウトを考えたり、月間のスケジュールに追われている間にはできないことをしてしまいます。 残業続きでしんどいけれど、大丈夫。 さあ、週の後半が始まります。 明日、明後日は、芸術生活です。 明日は中島らもさん、明後日は梯 剛之さんのピアノコンサートに行ってきます。 で、土曜日は(また)コンパ(笑)。 なんか、最近週1でコンパに行ってる気もするが・・・。ま、いっか。 これも「開き直り」の一種かも(笑)。 もうすぐ、ゴールデンウィーク。 次に落ち込むのは、その後かな。 - だって、好きなんだもん - 2001年04月10日(火) 昨日、グルグルと、色んなことをめまぐるしく考えてました。 以前、私が友人に言われた言葉があります。 「恋愛は、方程式はないんやで。おまえは、考え過ぎ。考えてても、答えは出ん。動かな、答えは出えへんねん」 そのとおりです。 私が、いくらあの子の言葉を推測しても、いくら結果を予想しても、それは現実ではなく、結局は「私の頭の中の出来事」でしかないんです。 それでも、私は考えてしまいます。 自分が動くとき、人一倍臆病な私は、一番最悪な結果を予想します。 何時から身についたのか、もう、ずっと長くそうしてきました。 それによって、自分が傷つくのを、最小限にとどめようとしているんです。 けれど、恋愛に関しては、最悪の結果を予想していても、「予想」が「現実」になれば、悲しいものは悲しくて、ただ、涙を流すことができなくなるだけでした。 恋愛の終わりには、泣くものだと思います。 「泣く」行為は、浄化作用です。 自分の気持ちの、一番どろどろした部分や、悲しく積もったものを、涙にして吐き出してしまうための行為です。 だから、本当は、泣けばすっきりするのです。 けれど、私は最悪の結果を予想しつづけていたため、泣くことはできませんでした。 あの子のことに関して、悲しくて、悲しくて、どうしようもない状況に息苦しさをおぼえても、泣くことはできなかったんです。 泣けない私は、結局、いつまでたってもそこから動けない状況を続けていただけでした。 「好きでい続けることもできない」「忘れることもできない」 どうしようもない状況は、八方塞りの状況で、私は、自分で自分を追いつめていました。 そんな時、ある人が言ってくれたんです。 「好きなままで、いいんじゃないの?」 って。 救われた思いがしました。 「好きでいてはだめ」 そう、自分に言い聞かせていた私にとって、その言葉はまさに救いでした。 「忘れることはできない」「好きでいてはだめ」 どっちもできなくて、どっちもしんどいなら、それなら自分にとって楽な方を取ろう。 そして、出した結論が 「好きでいること」 現状は、変わらない。 会うこともない、携帯の番号も、教えない。 それでも、私は好きなままでいる。 好きだという気持ちは、私のもの。 自分の気持ちくらいは、自由にさせてあげないと。 今まで、自分でがんじがらめにしていたから、とても苦しかった。しんどかった。 でも、もう大丈夫。 無理に忘れなくてもいい。 無理に押さえつけなくてもいい。 しょうがない。だって、好きなんだもん。 会わないから、話さないから、忘れていく思いだというなら、このまま好きなままでいても、いつか忘れていくかもしれない。 それなら、覚えている間は、好きなままでいよう。 それだけで、気持ちが楽になれるのだから。 - ふと思っただけ - 2001年04月09日(月) 今日は、昼までは普段通り、何てことない月曜日でした。 お昼に、コンビニまで行きました。 コンビニのウィンドウに、ある雑誌を見つけました。 「表紙、変えたんだ」 そう思った後、ふと、あの子が載ってそうな気がしました。 別に、根拠があったわけでも、もちろん事前に知っていたわけもなく。本当に、ふと「そんな気がしただけ」でした。 それでも、少し、確信めいた予感でしたが。 ぱらぱらと、めくっていると、予想通り、あの子の名前がありました。 一番見たくて、一番見たくない名前。 あの子らしい、文章。 あの子が私に今まで話した話を知っていれば、いくらでも深読みできる、文章。 見た瞬間の、気持ちを上手く表現することはできません。 一番近い言葉を使うとすれば フクザツ になるのかもしれません。 あの子が、最後に私にメールを送ってから、1ヶ月以上たちました。 実は、まったく、メールも、電話も、会うこともなく過ごしたのは、あの子と会って以来、これが初めてです。 だからどう、ということはありません。 本来なら、去年の年末からその状態がずっと続いていないのが不思議なくらいだっただけのことです。 会いたいという想いには理由はないのに、会えない状況には、理由がある。 自分に正直であれば、彼に連絡を取ることは何でもないことなのだと思う。 できないのは、私自身のプライドの問題なだけで。 - ミナミの喧燥と少しの淋しさ - 2001年04月08日(日) 今日は、友人の結婚式の二次会に呼ばれていたので、ナンバへ行ってきました。 本当は、少し早目に出て、前から行ってみたかったバーに行ってみようと思っていたのだけれど、結局のむには中途半端な時間だったので、一つ手前の心斎橋の駅で降りて、久しぶりにミナミの街を歩きました。 二次会スタートが8時からだったので、6時半を過ぎたミナミは、帰路につく人が多くて普段のミナミよりは何となく「静けさ」を感じます。これが、土曜ともなると「夜はこれから!」って感じの人が多いのだけれど・・・。 ふらふらと歩いていると、ナンパをされました。 いつもなら、無視をするところですが、このお兄さんが、何とあの子に似ていたので、思わず私は立ち止まってしまいました。 その後の予定がなければ、ついていっていたかもしれません(笑)。 それでも、ナンパにはのらないので、丁重にお断りしてそのまま「散歩」を続けましたが。 ミナミは、好きです。 実は、キタよりも、ミナミの雰囲気が好きです。 私がまだ中高の時のミナミは、まだまだ下町のような匂いがありましたが、今はもうすっかり「若者の街」になってます。 店なんかは、キタの方が詳しいのだけれど、やっぱり今もミナミが好きです。 キタのどこか整理されたような店の並びよりも、ミナミのその店々で主張が激しい、統一が取れていない街の雰囲気が、好きなんだと思います。 二次会は、結構盛り上がりました。 友人も、その旦那も、高校の時のクラスメートなので、招待客は高校時代のクラスメートが多かったようでしたが。 それなりに、楽しんだ。 その後、同じく招待されていた中学の友達と、飲み仲間でカラオケに。 今日は、一日よく笑いました。 中学の同級生たちといると、いつもいつも、笑いっぱなしです。 とても大好きで、とても大切な友達。 私が、唯一、いろんな顔を見せることができる友達。 ずっと、一緒にいたかったけれど、少しずつ、少しずつ、自分たちの「生活」を築き出しています。 今、私は少しおいていかれている気分です。 けれど、やっぱり彼女たちが笑えているなら、いいか。 そう、思えるんです。 おめでとう。 - 文具類のこだわり、もしくは収納ベタな私について - 2001年04月07日(土) 雨だといわれていたけれど、今日は絶好のお花見日和でした。 私は行っていませんが。 午後から、私は散歩がてら、CDを返しに駅前まで。 日差しはほとんど初夏。 平日は、仕事をしているし、休みも最近はあまり家にいないので、地元をゆっくりと歩くのは久しぶりでした。 新しい店や、以前からある店をいろいろとひやかしながら、歩きました。 おかげで、片道15分ほどの道のりに約2時間かかりました・・・。 道行く人や、店の看板を見ながら歩くのは、楽しくて好きです。 そして、特に特に好きなのが、文房具のお店。 何故か、文房具が好きです。 新しい色のペンや、ファイル、ノート類を見るとワクワクする。 私の学生の頃は、まだ今ほどいろいろな色のペンも、オシャレなノートもありませんでした。 それでも、新学期が始まる前にはノートを一式揃えたり、新しいペンを買ったり、文房具店に行くのがとても楽しかった。 新しいノートをいずれ使い慣れてくると字が汚くなるけれど、それでも最初の数ページは、字がきれい(笑)。 だから、未だに、文房具類にはこだわります。 取材ノートや、取材に使うペン。 今は、デザインはもちろん機能も結構重視します。 それは、やっぱり「仕事」だから。 本当は、会社の机周りも機能的に使いたいのだけれど。 元来、収納ベタな私はそれが少し苦手です。 とりあえず、片付けからしないとね・・・。 - コシイヒトと、確率の話 - 2001年04月06日(金) 今日は仕事で阪大までいってきました。 行く途中、電車やバスの窓から、桜が満開なのを見ました。 春だなあ。 今日のメインの仕事は、インタビュー。 特集をお願いしていた先生が体調を崩されて、入院してしまい、どうしようか、と言っていたところ、退院されたとのことで、「インタビューなら」ということで受けた頂いたのだ。 この先生には、以前一度連載の時にお世話になりました。 直にお会いするのは、今日が始めて。 小柄な、よく笑う、カワイイ感じの先生でした。 しかも、すでに自分でインタビューの中身を決めていた(笑)。話題を変えようとするのを嫌がる(笑)。 まあ、全然話してくれない先生よりは、はるかにやりやすいんだけれど・・・。 インタビューのように、直に先生と話しをできるメリットは、その先生の熱意とか、姿勢を学べること、そして、いろいろなオフレコな話を聞けること。 記事にはできないけれど、そんな時、少しこの業界の特別な、そしてちょっとした怖さを感じます。 収穫の多い、取材でした。 その後、会社に帰って見ると、友人から花見の誘い。 突然、思い立ったらしい。・・・まあ、彼女らしいけれど(笑) その子と会うのはほぼ一年ぶりです。 就職した当時は、一ヶ月に、2,3回の割合で会ってました。 学生の頃はよく二人で映画を見に行きました。 何にでも一生懸命な彼女は、就職活動の時は、自分が行きたい分野の会社になかなか受からなかったとき、「本当は自分は向いてないんじゃないか」と悩んだとき、よく夜中に泣きながら電話をかけてきていました。 今回、彼女が急に桜を見たくなったのも、実は少し彼女自身が迷っているから。 社会人になって3年目。仕事も少しは分かって、習い事もして、「このままで自分はいいのかな」ってある日ふと考える。 3年目って、そういうものかもしれない。 何にでも一生懸命な彼女は、ちょっと融通の利かない頑固なところはあるけれど、それでも、おっとりとした性質から、周囲には可愛がられる性格だと思う。 彼女と、いろいろ話した後、CDを返しに行って、また借りてくる。 松たかこと、コブクロ。 松たかこは好き。女優としてよりも、彼女の声が好きかな。 「逢いたくて逢えなくて なんども受話器を置いた 永遠にに永遠に この胸の中 交差点の向こうに あなたの顔見つけた 変わらないその瞳 一瞬時が止まる 恋人でいるよりも 友達として側で 笑いあえてるだけで いつもそれでよかった ものすごくものすごく 恋しい人の名前は 永遠に永遠に この胸の中」 とても、よく分かる心情。 私も、いつかまたあの子に会う時はあるんだろうか。 次に会うとき、私はあの子にとってどういう位置づけで会うことになるんだろう。 もう、会うことはない、その確率のほうが高いんだけど。 - 完全データ渡しについて - 2001年04月05日(木) 今日は青焼き。 月刊誌なら毎月一度は来る、青焼き。 自分で言うのも何だけれど、最近とても仕事が速くなった気がする(笑)。 やりたくないことを後回しにするのは、相変わらずだけど・・・。 今日は、昼から、完全データ渡しについての話をしました。 出版業界は、DTPが普及してから、印刷所とのやり取りは完全データ渡しに移行しつつある、といっても、やっぱりまだまだアナログな方法での印刷所とのやり取りをしているところがほとんどなんだと、何かの雑誌に書いていた。 しかーし、うちの会社の場合、13誌中、完全データ渡しがまだなのは、何と、うちだけ・・・。 うちは、「半データ渡し」(こういう呼び方があっているのかどうかは分からないけれど・・・)。 つまり、おおざっぱに言うと、 初校組(編集部)→著者校正→著者校訂正(編集部)→ゲラ出し(こっちにとっては念校、印刷所にとっては初校にあたる)→読み込み(編集部)→責了 となる。 以上の部分の、「ゲラ出し」を省こうと、今しているというわけ。 しかし、これ、手間はかからないかもしれないけれど、データ上でページ訂正だとか、細かいずれの訂正だとかを編集部がしなきゃいけないということで、結構逆に手間がかかりそうなんだけど・・・。 データ上の全責任を、編集部が持つということなんだけれど、結構、これ怖いと思うんだけれど・・・。 データ上で訂正するよりも、紙で指示して、印刷所でしてもらう方が、やりやすい気がするんだけどなあ。 まあ、完全データ渡しをした事がない私がいうのもなんだけど・・・。 どうせ、細かい訂正やなんかは私がしなきゃいけなくなるんだから・・・。 明日は、インタビューをしにいきます。 上司と。 初めて会う先生だけれど、原稿は何回か書いてもらっていた。 物腰の柔らかそうな先生だった気がする(電話の応対では)。 楽しみだけれど、ちょっと今、体力的にきついかな。 昨日のブルーは、今日はあまり残ってなかった。 思い出そうとしても、するり、と抜けていく感じ。 こんな日も、あるんだなあ。 - ブルーの原因 - 2001年04月04日(水) 今日は、花見でした。 といっても、私が参加したのは花見の後の、居酒屋での飲み会からだけど(笑)。 春だけれど、わかってはいるけれど、花を見る気持ちにはなれませんでした。 いつもなら、日が暮れていくほど、元気になっていくはずが、今日は時間がたてばたつほど、ブルーになっていきました。 時間がたてばたつほど、あの子のことを思い出しました。 忘れるように、思い出さないように、仕事を続けているうちに、早く帰るつもりが残業をしていました。 ブルーで、ブルーで、どうしようもないときは、どうしたらいいんでしょうか。 写真を見ても何とも思わないのに、記憶の中に残っているあの子は、どんどん膨らんでいきます。 どれだけ私が思い出したところで、どれだけ私が考えたところで、状況は変わらないのに。 それでも、なお思い出してしまうのは、どうしてなんでしょうか。 「好きだ」と思いつづけることはできない。 理由は、また、繰り返してしまうから。 好きで居続けると、いつかその想いはあの子に負担になる。 そして、忘れることもできない。 どうしようもなく、動けない今の状況が、私のをブルーにする原因なのでしょうか。 本当は、本当は、 もう一度、会いたい。 もう一度、話したい。 もう一度、名前を呼んで欲しい。 二度と、それは叶わない望みだと分かっているのだけれど。 - あの子に結びつくもの - 2001年04月03日(火) 今日は依頼を終わらせたいのに、執筆者の住所などを書いているホストが使えない・・・。 かなり不便だ・・・。 今日も早めに帰って地下街をやっぱりぶらぶら。 今日はパレットを買いました。 久しぶりに、髪を伸ばしています。 本当は、短い方が好きなんだけれど、髪を切るのはもう少し後でもできるかな、というのと、最近は短いのが流行っているようで、結構短い髪が多いから、逆に伸ばしたいこと、そして、何よりも、いろいろ髪をいじって自分に似合う髪型を探すのが、楽しいこと。 最も、髪の毛をいじるなら、早目に起きなければいけなくて、朝に弱い私には苦痛だけれど(笑)。 早く帰った今日は、映画を見ようかと思ったけれど、今日から始まるドラマを見てました。 人気漫画をドラマにしたもの。 悪くはないけれど、皆、平均的な演技力で、妙な均一がとれていましたね。 そう言えば、このドラマの元になった漫画(原作は小説だけれど)、あの子も好きだったな。 この本は、私は読んでいなかったから、話したことはないけれど、「タッチ」とか「MASTER キートン」なんかの話しは、よくした。特に「タッチ」は二人ともかなりお気に入りでした(笑)。 まだまだ、いろいろなものが、あの子に結びつく。 いつになったら、身の回りのものがあの子に結びつかなくなるんだろう。 - 春だ、恋をしよう - 2001年04月02日(月) 責了が終わり、青焼きまでは、何となく「暇」な日が続く。 本当は、する仕事はあるんだけれども、それほど急がないものばかりだと、ついつい、〆切まで手をつけずにいる・・・。前倒しのスケジュールをするには、早めに手をつけといた方が良いのだけれど・・・。 明日までに、10月号の原稿依頼をしてしまいます(予定)。 早めに帰りながら、ぶらぶらと地下のショッピングモールの店をひやかしながら歩く。 春だなあ、と店に並ぶショー・ウインドウを見ると思う。 春って、やっぱりなんかうきうきして、おしゃれをして街に出たくなる。 まあ、見せたい相手はいないんだけれど(笑)。 そう言えば、去年春から夏にかけて、結構服買った。 理由は、そりゃ、あの子に会う時に綺麗でいたいから。 女の子が、恋愛すると綺麗になるっていうのは、そりゃ当然だと思う。 「その他大勢」に見せるんじゃなくて「1人」の的を絞っているんだから。 その人に映る自分が可愛く、綺麗に見えるように、女の子はがんばっちゃうんだ。 いろいろな化粧を試したり、髪形を変えたり。 どれが一番、自分を綺麗に見せるものか、試行錯誤するんだから、恋愛経験を重ねれば重ねるほど、綺麗になるものだと思う。 今年の春には自分のためにおしゃれをしよう。 そうするうちに、きっといつか、次の恋に会えると思う。 - 映画月間 - 2001年04月01日(日) 最近、休みの前日は、いつもビデオにとりだめをしている映画を見る。 昨日は、平日の深夜に民放でやっていた「トラブル・メーカー」という香港映画(多分)を見た。 録画した理由は、金城武が出ているから。 特に金城武が好きだと言うわけではないけれど、私は、彼がコミカルな役を演じる映画が好き。 少し前に見た「君がいた永遠」は、本当は好きなんだけど、すれ違いつづける男女の仲を描いていた。 叙情的、というのかもしれないけれど、私はちょっと、って感じだった。長くて、回りくどすぎ。 私の性格がせっかちなのかもしれないけれど(笑)。 今回の「トラブル・メーカー」は、はっきりいって、「変」な映画だぅた。 おちも何もない。 話の軸になるのは、高校の用務員が、片思いをしている盲目の花売り娘のための手術代金を捻出するために、働いている問題児ばかりのクラスの担任になり、更正(というよりも、試験を受けさせるだけ・・・笑)させると言う話だけれど、この映画のなかで金城武は、問題児ばかりのクラスにいる男子学生で(しかもここの高校の制服はピンクだ・・・)同じクラスの女学生にあのてこのてでアプローチする。しかも、金城武は、自分が「ブルース・リー」の生まれ代わりだと信じている(実際はめちゃめちゃ弱い)。 しかし、この映画、ホント、ただの「娯楽」と言いきってしまうのもはばかれるような、わけのわからん内容。 笑えるのは、笑えるんだけど。 たとえば。主人公が強くなるために修行に出かける寺で、最後に寺を出るとき、その師範たちが見て泣いているテレビが「ほたるの墓」だったり・・・笑。 とにかく、何もかもハチャメチャだったけれど、最初、野暮ったくて汚らしい主人公が、最後、自分が片思いしていた花売りの少女に会いに行くとき(その時の娘は彼からもらったお金で手術を受けて目が見えている)、彼女が恩人かと確認するけれど、悲しそうな目で「人違いです」と答えるシーンは、良かった。 「ああ、なんだ、うまいじゃん」 って思えた。 映画を見るときにいつもみるのが「正統派」のカッコよさよりも、それを際立たせるコメディ的な演技と、悪役がどれだけ上手いかと言うこと。 コメディも、シリアスもできる、そんな役者が私は好き。 やっぱり映画はいいな。新しい映画がいっぱい封切られているし。 みたいものがいっぱいあるな。 今月は、映画月間にしようかな。 -
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