ナ イ シ ョ バ ナ シ
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一緒にいただけで
ずいぶんと気持ちが楽になりました。
ありがとうございます。
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今日は桜を見ました。
こちらで桜を見ることはなく、東京に行っても散ってる桜しか
見ることが出来ないだろうと思っていたので、すごく嬉しかったな。
これで、悔いなく帰れます(笑)
さて、いよいようちともお別れです。
でも、4/24は強制的に帰省することに・・
また波紋の予感ですが。。頑張ります。
東京に帰ったら、まずはお掃除。
みんなに連絡とって、学校の準備です。
2004年03月14日(日) |
寄り道しながら歩いてきた道 |
雨が降った後の土の匂い。
体の横を通り過ぎる冷気が
髪についたグレープフルーツの匂いを揺らす。
朝の匂いは、誰にも汚されていなくて
凛と澄んで、清々しい。
時々、自分が何歳だかわからなくなる。
私、18だよね?あれ、もう19だっけ?
そうか19か。年取ったなぁ。
悴んだ指で小説のページをめくりながら、そう思う。
昔は、大好きだった主人公と自分を重ねたり、
自分とは違う目線の見方に憧れたりしてたのに。
主人公の年齢を、とうに超えてしまった今では
過去との対比でしか、主人公と話せない。
年老いた証拠かな(笑)
この前、3階の自分の部屋で
あるノートのコピーを見つけた。
ノートがびっしり詰まった、本棚の合間に
隠すように挟まっていたファイル。
親の目を盗んでコピーした物だった。
母と私の字が入り乱れる。
昔を思い出す。
ほんの1年前の出来事なのに。
こんな物を見つけない限り、忘れていた。
机の引き出しの奥にしまった
青い携帯も手に取ってみる。
電源が切れてる。
充電をしてみたけど
あの時の伝言メモもメールも消えていた。
これでいいんだろうな。
こうやって、記憶は消えていく。
手元にあるコピーもいつか処分するんだろう。
なんとなく頭がくらくらして、
ファイルを元の場所にぎゅっとねじ込んで部屋を出た。
家の重さに、過去の空間に
別れを告げられぬまま
振り返らずに家を出る。
婿候補、Wさんとメールをする。
何というか、Wさんは可愛い。
いい人だなぁと思う。
いつもニコニコしているし、言葉遣いも丁寧だし。
小学生時代、海外に住んでいたこともあったらしいから
人と見方が少し違うところもあるみたい。
英語、仏蘭西語ぺらぺらだし、いろんな国の話も聞けるし。
面白いなぁ。と思う。
でも、いくら私が機嫌良くニコニコして話を聞いていたとしても
それは“好き”という事とは違うよ?
なんでそこで、犯罪者の血筋とか、ご両親の経歴とか、出てきちゃうの?
あの人は、どこに行っても可愛がられる人だよね。
って、一緒に笑ってたじゃない。
考えがどこかでねじれてる・・と、思うのは今更だけど
相変わらずの事にうんざりしちゃう。
私が好きな人の話を聞くときは、
あまりに一所懸命に聴き過ぎて、心にまで効いちゃうんだから。
そんな状態、Wさんにはなってないよ。
Wさんはお兄ちゃんって感じ。
Wさんも、私と同い年の弟さんがいらっしゃるから
良くて妹。と見てるんじゃないかな。
私としては、つきあいで優しくしてくれてる気がするけど
仲良くしたいなぁ。いつか頼りにされたい。
仕事のお話とかしたいもん(笑)
そのためには、ずっと付き合いたいと思われるだけの
魅力ある人にならなくちゃ。
お稽古もお勉強も、頑張らなくちゃね。
さて、がんばりますか。
Wさんの話は、また明日書きますね。
12年前のホームビデオを見ました。
私は7歳になったばかりでした。
でも、当時大好きだった人が映っていて
なんだかとても懐かしくなった。
年より若く見える風貌、照れた笑い、浅黒い肌。
小さな私にも髪をなでてくれたり、お話をしてくれたり
すごく優しかったな。
お兄ちゃんともお父さんとも違う、不思議な感じ。
初めて男の人を意識したのはこの人かもしれない。
だって、最初怖かったし(笑)
でも、好きでドキドキもしてたんだ。(^-^; マセガキ・・
今生きていたら、63歳。
すごく素敵な人になってたんだろうな。
一緒にお酒を飲みに行ったり、憧れの思いを抱きたかった。
もう少し待っていてほしかったよ、ササガワさん。
あとほんの少し暖かくなったら
お墓参りに行ってきます。
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