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diary of teo sylvania

2002年08月31日(土)

新しい部屋

新しい部屋に今日から、入居。

家賃とデポジットだけだから、家具が全くない。!!

ポカーンとあけられた、部屋に荷物を置いていく。

今までもっていた家具らしい家具は、ほとんど前の部屋に置いてきたのだ。

パソコンとCDラジカセが、フローリングの床にぽつんとおかれ、
持ってきたブランケット等を強いて敷き、それが臨時の寝床。

すごくさみしい感じ。

一応キッチンには、冷蔵庫、電子レンジ、トースターがあるが、
ナイフ、フォーク、皿がほとんどない!

生活感がない、、、。


しかし、よく考えてみれば、バンクーバーの留学生の間で広がっている部屋をTake Over(引継ぎ)と比べたらはるかに安いのだ。

自分の必要なものだけを、中古などを個人売買などで、買ってそろえばいいのだから、
皿とかキッチン用品も上手く行けば30ドルもかからない。
ベッドも実は、個人売買でさがし、40ドルで手配ずみ。
机も、40ドル以内で手に入る。
テレビ、ビデオも、それぞれ70ドルくらいで収めようとおもったらおさまる。
テーブルも、40ドル以内くらい。

Take Overで部屋を引き継ぐ場合、そこに置いてある家具、電化製品などに対して、だいたい一人当たり平均、500から800ドル払う。
しかし、実際は、自分でこまごま、自分の必要な分だけ、同等品をそろえていけば、はるかに安いのだ。

探す、買う、運ぶと言う時間、手間がかかるけど、
家具なども引継ぎ(Take Over)の部屋を選ぶ前に、まったく空っぽの部屋を探して契約してみると言うのもどうでしょう?

去年の引越し前にも、この家具などの引継ぎの値段に対して異論を述べていた。
(2001年7月30日の日記より。)
どうかんがえても、おかしい値段の付け方。

日本人と韓国人の留学生がいっせいに吊り上げていく、この値段。
Take Overで払った分は、次のTake Overさせるときに返ってくるといった奴はだれだ?
どうも、この間違った意識が埋め込まれている。
物は、使ったらその分以上に、価値が下がる事を思いっきり忘れている。


2002年08月30日(金)

・・・・のない生活

カナダに来るとき、携帯電話がない生活なんて出きるかどうか不安だったけど、
実際、来て見て2年も携帯電話なしで生活したが、何も不自由が無かった。
それどころか、携帯電話を欲しいとも思わなかった。

しかし、いま、、、。


普通の電話もない生活に入ろうとしています。

今まで使った普通電話のアカウントは、8月いっぱいで閉じるようにした。


で、引越し先には、普通電話がない。

その新居にすでにいる新しいルームメイトは、彼自身の携帯電話を持っているだけで、普通の電話の必要性を感じていなかったらしい。

そう言うことで、9月1日から、全く電話がない生活に入る。
しかも、パソコンのインターネットも、つながるまで時間がかかると思われる。
街中で、すこし文明に離れた生活、、。

こんな週末もいいのでは、、。


2002年08月29日(木)

カフェで、、

よく、夜中に外に出て、カフェで、コーヒーを飲む事が多い。

Bute St.と Davie St.の角にあるBlendsは、24時間オープンしている。
あまりにも暇なとき、ふらふらと出ては、そこでコーヒーを飲んでいる。
それで何をするかと言うと、単に通りの眺めるだけ。

夜中といっても、そこには結構お客さんがいる。

会話をしている友達同士。
単に友達と待ち合わせ。
本を読んでいる子。
ちょっとした会話を楽しんでいる韓国人、日本人の留学生グループ。
ぺちゃくちゃ喋っているカップル。
女の子を口どいている人。
ホモのカップル。
こそこそと、せっせとマリハナの入りのたばこをつくっているお兄さん。

とまあ、さまざま。
危なそうにみえてもほとんど危なくないここ。
(一応、カナダでも、大麻は違法であはあるが、日本、アメリカほど厳しくない。恐ろしいことにある程度、実質市民権を得ている雰囲気がある。)

どちらにしろ、俺は一人で外の風景を見ながらコーヒーを飲んでいる。

ここも、もうすぐ、俺にとっては遠いところになる。


2002年08月28日(水)

迫り来る

残り後、3日後に、ダウンタウンを離れ、バンクーバーの南端に引っ越します。

さらに、残り30日以内に新しく滞在許可証をてにいれなければ、

正式に不法滞在者になります。



どうしましょう。ほんとに、、。



2002年08月27日(火)

ストレスリミッター

そろそろ、ストレスが最頂高にたっしそう。

ビザの件も何も進展無し、

電話してもつながらず、

映画を見に行こうって言っても断られるし、

引越しの準備もまだまだ。

お金もない、、。

さらに、

部屋に帰ると、ルームメイトの彼女の声が聞こえる。(普通の声)

前の日記に述べたとおり、本人自身は、普通に声をだしているのだろうが、
あの声の波長がすごく、俺の耳に障る。
なんか、黒板をつめで引っかいた音のように、その子の声が聞こえる。
しかも、絶対に英語を喋ろうとしない。大概英語でしゃべるときは、ルームメイトが通訳している。
本人は、英語を学びに来ているのに、、。

とりあえず、


いいことがない!!


やっぱりこんなことをこの日記に書き始めた事は、すごくストレスがたまっているんだと思う。



2002年08月26日(月)

ファッションセンス

俺は、ファッションセンスがいいとは、言えない。

他の国の感覚は理解できると思う。
韓国の隣の国だから、感覚が近いかと思ったけど、、。

数人くらい。

特に女の子、、
たしかに、中には、おお!!と思う子もいる。
(以前述べた気になる子も韓国の女の子)

しかし、明らかに3分の一以上のこっちに来ている韓国の女の子は、実際の年齢以上に多く見られるようにしている。
髪型から、めがねから、、、、。

服装の色彩感覚、、、。

どう見ても、

おば、、、さん、、、ぽい、、、。

俺だけかと思ったら、意外とそう思っている日本人が多かった。

カナダ生活に慣れて、少し肥えた身体が、また、その外見に拍車をかけている。
日本人の女の子以上に、カナダに来て肥えた韓国人が多いようにみえる。

とりあえず、みなさん、気を付けようね。




2002年08月25日(日)

ホームセンター

ちょっと、「Home Depot」という名前のホームセンターに行ってみた。

一言、やはりカナダ、でかい。

ドア丸ごととか、壁とか、丸ごと売られている。
木材も種類が様々。

ここにくれば、家が丸ごと作れるくらいの材料が集まるくらい。


逆に趣味的な、日曜大工的なものがすくない。


後で聞いた話だが、実際、大工さんが、そこに買いに来るほどだそうだ。


2002年08月24日(土)

ごまかし?

テレビをつけてみたら、
ジェット リーが主演の「Romio Must Die」が放映されていた。

どうも、アメリカのどこかの街を舞台とした物語みたいだが、、
出てくる車のナンバーも「Califonia」とかかれている。


が、時々出てくる海の向うの対岸の街の風景は、、


明らかに、カナダ バンクーバーそのもの。カナダプレイスがはっきりと確認できる。
時々屋外風景も、住んでいる人なら、すぐに分かるような感じだ。

でも、話は、アメリカのどこかの話。(確かオークランド)。

オークランドもバンクーバーも同じ規模くらいの街だから、まだいいかなと思うが、

ジャッキー チェンの昔の映画、北米で撮影したといわれる映画、
(題名は、度忘れ)より、無理がない。

舞台は、ニューヨーク。でも、風景は、カナダ バンクーバー。

風景を見る度に突っ込みたくなるような作品。どこがニューヨークだぁ!!




2002年08月23日(金)

期間

今、手伝っているところで。

お客様からの質問

「商品は、何日で届きますか?」(カナダから、日本に)

というのがよくたずねられる。


それに対して、おれは、

「約6日で、届きます。(土日祝日を除く)」(FEDEX使用)


と答える。




6日って、必ず土日のどちらかを含んでいるじゃん。
という事は、6日で絶対届かないじゃん。
と、一人で答えるたびに突っ込んでいる。


実際は、ほとんどの商品は、5日以内で届くんだけどね。




2002年08月22日(木)

ここもHons

よく、昔の働いていたサンドウィッチさんとこのメンバーとよく、「Hons」にいく。

漢字で、「漢記」とかき、バンクーバーでは有名な大衆食堂風中華料理屋である。ロブソンストリートにあるのだが、よく行列が出きるほど人気の店である。

値段もそこそこで、味も程ほどで、ボリュームがあり、メニューも豊富である。
更に中に入ると、大学の学食みたいにだだっ広い。
いつも活気がある。


さて、この「Hons」、もともとの本部が、チャイナタウンにあり、そこにも食堂がある。どうやら、リッチモンド(バンクーバーの南隣の街で、空港があるところ)にもあるらしい。

さて、先日、チャイナタウンに行ったとき、この「Hons」の店を見つけた。
ロブソンストリートにあるよりか小さく、どちらかと言うと、ランチ、ヌードルをメインとしたお店になっている。どちらにしろ、ロブソンストリートにあるのと、値段が違う。安い!

さて、その「Hons」の隣にこの店の冷凍食品お持ちかえり専門のコーナーがあり、更にその横には、その食材を作る工場みたいな入り口がある。みてみるとその工場の入り口の奥にキッチンがあり、絶えず、揚げ物やチャーハンや色々作っている。どうやらお持ちかえり冷凍食品用の料理をここで作っているようだ。
更によく見てみると、カウンターがあり、ここでも食べられるようになっている。
メニューは、たったの10種類くらいしかないが、、、

圧倒的に他のより安い!!

チャーハンが一皿(小)が、1ドル95セント。他のメニューも、4ドル以内!!

ロブソンストリートのは、6ドルとか、してしまうのが、この工場みたいなところのカウンターでは、半分くらい!

おもわず、買って食べてしまった。味もそこそこ。
とにかく値段と、意外なところでの食事で感動してしまった。

探してみたら、こんなところいっぱいあるかもね。


2002年08月21日(水)

秋の訪れ

最近、通りを歩いていると、靴の裏に落ち葉がへばりつく。

徐々に増えてくる落ち葉の数。


そろそろ秋だね。


今の所、俺がこの秋をここで過ごせるかどうか不明。


2002年08月20日(火)

追い討ち

楽しみにしていた映画を見る約束が、


キャンセルされました。(相手の体調不良で)


この沈みかけたこころは、どこに行くんだろう、、。

(昨日の日記と一緒にみたら、題名の意味が分かるよ。)



2002年08月19日(月)

存在危機

とりあえず、カナダ移民局から、手紙が来た。


就労滞在延長許可証の申請の却下のお知らせだった。

めちゃくちゃ、不機嫌。




2002年08月18日(日)

地図

日本で働いていたときに身につけた特技がある。


地図の読み方である。


カナダの地図は、ストリート名をどこにあるかを覚えれば発見すれば、後は番号を順番にその列を探っていけば、行きたい住所を見つける事ができる。

日本の地図は、そうはいかない。

日本の番地は、あるエリアがあれば、そこを蛇行するかのように、番号が振ってある。
新しい団地などは、カナダような道路沿いに順々に並んでいるようにみえるが、一角に円を描くような感じで並んでいる場合もある。町名も、カナダみたいに、道路を中心でなく地域を中心に付けられている。(京都の場合はよく知らない。)

とりあえず、そんな中、営業の為、お客様の家を見つけないといけない。
分かっているのは住所と電話番号と名前。
場所は、だれも知らない。

大字(おおあざ)名をみれば、どうも、山の奥。田舎の方。

こうなるとわけがわからなくなる。というのも、
500番台の隣の家が、2000番台だったりする事があるのだ。
(例えば、昔から500番台の地域に、小さい団地が新しくでき、そこだけ2000番台をもらっている)
しかも地域の境ら辺になると、住所は、明らかに東の大字名なのだが、番号が、どうみても西隣の大字の規則に沿って振り分けられている事もある。


そんな、妙な癖をもった住所が、ほんと少なくない。

そんな中、お客様の家を地図を見て探し当てるのが、
私は、店内一番の速さを誇っていた。

それにしても、郵便配達や、宅配屋さんは、すごいと思う。それを毎回毎回探しているのだから。




2002年08月17日(土)

似ている。その2。

ナイトマーケットの当日準備中に現れたKSちゃん。

すでに、KHさんは朝から準備のため会場に来ている。

(昨日の日記を参照)

早速、二人を並べて見る。

うっ!
笑ったときがめちゃくちゃ似ている、、、。

このことは、KSちゃんのバンドパートナーでもあり幼なじみのMTちゃんも同じ意見。

怖いくらいたれ目が似ている。
とりあえず並べて見るだけでも面白かった。

話は変わって、ナイトマーケット終盤。
最後のイベントで、景品の抽選会。今まで、お客さんが買った食券の番号が抽選番号となる。


2等の景品を手に入れたのが、KHさん。

1等の景品を手に入れたのが、KSちゃん。

同じ笑い顔が、連ちゃんで景品をステージに取りにきた。


このことに気付いたのが、俺だけでなく、
そのとき景品の受け渡しでステージに立っていたマネージャーも気付いた(と思う)。

この面白さが、俺だけしかわからないのが、すごく残念、、、。


2002年08月16日(金)

似ている

今働いているところで、日系合同ナイトマーケットをすることになった。
土曜日の晩に行う。その準備で、ばたばた。

昨日の晩は、そのミーティング。

そのミーティングに、俺が前働いていたサンドイッチやさんで、今働いているKSちゃんがバンドのライブでこのナイトマーケットに参加するために、やってきた。

そして今日。

朝から、準備でパタパタ。
ちらほらとイベントボランティアの方々やってくる。
その中のメンバーの一人、KHさん。

よくみたら、昨日のKSちゃんと顔がよく似ている様な気がする。

もちろん、KHさんも、KSちゃんも昨日のミーティングに参加していた。そのときは気付かなかったが、今日個別に、KHさんを見たらなんとなく、KSさんに似ていることに気付いた。


他のみんなは、似ていることに、ちょっと首を傾げていたけど、
うちのマネージャーは、似ていると言っていた。

というのが、

昨晩、マネージャーが軽く挨拶をしたのが、KSちゃんと。
でもマネージャーは、今朝やってきたKHさんをずっとKSちゃんと思っていた。実際KHさんは、マネージャーに昨晩挨拶していないそうだ。


どっちにしろ、この似ている二人は、明日のナイトマーケットには現れる。

並べて見たら、めちゃ面白いかも。


2002年08月15日(木)

やっぱり怖い。

去年の今ごろ、一連の悪夢騒ぎがあった。(2001年8月16日2001年8月26日の日記より)

幽霊は、怖くないなことをいっていたが、

昔通り、やっぱり怖い。(2002年8月13日の日記より)


2002年8月13日の日記をかく前、実はネットでいろいろと心霊体験話、恐怖体験談などを呼んでいた。
幽霊と遭遇して、恐怖で気が変になったり、どこかに行方不明になったり、そんな話ばかりだった。

存在あるかどうかはともかく、おれの背筋を凍らせるだけはあった。

しかもルームメイトがだれもいない、静かな夜。

仕方がないから、テレビを付ける。が、そこの幽霊体験談。(これは、ハッピーエンドを主としたものだが)


とりあえず、俺に幽霊がいるかもしれないと意識を植え付けてくれる。
窓の向うの視線が気になる。(地上12階で、その向の近くには、ビルは無し)
だれもいないドアの向う気配がきになる。
色々友達に連絡してもつながらず、またはなかなか長く話せる人間がいない。

・・・・・。

パタン!

ぞぞぞぞ・・・・。


(テーブルにおいてあった広告のチラシが窓が開いていたので、風がふき、それで落ちただけ。)



慌てて、だれか、ちゃんとした人間を見たくなり。
夜中にブレンズに出掛け、コーヒーを飲みながら、その中にいる客、通りの人を眺めながら、落ち着いてかえった。


それにしても、体験話に出てくる幽霊は、なんでそんなに人間に危害を与えるのだろうか、、。
しかも、まったく関係なさそうな人間を、、、。
そんな事ばっかり幽霊がやるから、幽霊が怖いと言う事になってしまう。
幽霊の社会の無法性が実は怖いのでは?

と思っているが、自分に思わせている。


今日、友達と電話で、
「私もよく見るよ。だれもいないのに肩をたたかれたりとか、名前を呼ばれたりとか、、etc.」

ぞぞぞぞぞぞぞぉ・・・・・・・。(背筋は、急激に冷えるのを感じた、、)


2002年08月14日(水)

エンドテロップ

仕事が休みだったので、昼から映画を見に行った。

ハリソン フォードが主演している「K-19」

冷戦時代のソビエト海軍原子力潜水艦でほんとに起きた話しを元に描かれているもの。
もう少ししたら日本でも公開するので、詳しくは述べないが、

なかなかシリアスで、少し涙が出てきそうな作品。
最初の方は、退屈な雰囲気、ちょっと固いぞと言うところがあるけど、
最後の方になると結構、にごたえのある感じになってくる。



さて、映画を見終わって気づいたのだが、

出演者のこまかいリストが流れるとき、その順番が、主要キャラクター順でなく、
出演順で並んでいる。

ハリソン フォードの名前も、最初にメイン俳優の名が大きく現れる所に一番最初だが、
後の小さい詳細出演者リストには、最初に来ていない。まったく知らない俳優の名前が来ている。


前にみた「Sum of All Fear(トータル フィアー)」も、そんな感じだった。

出演者順で並んでいたので、モーガン フリーマン、ベン フレックでもなく、
最初の一瞬しか出ない兵士が一番リストの最初にのっていた。

ハリウッドでも、ちょっとした新しい流れが出てきたのかもしれない。


2002年08月13日(火)

寝姿

日本の暑い夏の夜といえば、


お化け。

俺にとって、お化け、幽霊、妖怪の話と直接イメージされるのが、なぜか夏。


俺だけでないはず、幼い頃、お化けは夏しか現れないと信じていた人。


夏の蒸し暑い夜、眠れない夜。

幼い頃、なぜかお化けが現れるのではと思っていた。
暗い部屋をずっと眺めていると絶対幽霊を見てしまう。

だから、どんなに蒸し暑くても、頭から毛布をかぶってねていた。
部屋の様子が見えないから、お化けと目をあわさなくていいと信じ込んでいた。



俺が寝るとき、毛布を頭からかぶって寝るのは、その癖が残っているから。

何人かに、妙な寝姿、息苦しくないと言われていたが、

ほんとに妙な寝姿なのだろうか?


ちなみに、冬はお化けは現れないと信じていたが、
寒いのでやっぱり頭から毛布をかぶっていた。


2002年08月12日(月)

お部屋探し

今月いっぱいで、今の部屋を出る事になった。

それで、先月からお部屋を回って探していたのだが、
ようやく、一つ見つかって、そこに落ち着いた。


ルームメイト募集の項目を見て早速電話し、会う事に。

中国系のアメリカ人みたい。人がよさそうな感じ。

かなり古い建物だけど、部屋も広く、なかなかいい。
バス停にも近く、周りにも日常生活に問題無く店もそろっている。

一通り話しをきいて、その彼は、

「今晩でもよく考えて、決めたらいつでも電話してくれ」
とのこと。

だが、

その場できめました。9月から、そこに済む事になった。そして、新しいルームメイトを持つ事になった。


さて、場所なんですが、



バンクーバー一番南で通称、Marpoleといわれるところ。
仕事場に行くより、空港に行く方が近いと言うとこら辺。

ついに、ダウンタウンを離れ、とおく郊外に済む事になります。

しかし、バス一本で、ダウンタウン、仕事場のところまで行けるし、しかも、快速バスB-lineが走っている。それを使えば、15分から、20分くらいでそれらにたどり着ける。
普通のバスは、夜中の2時ごろまで走っている。

だから、意外と不自由なくダウンタウンと行き来ができるのだ。


2002年08月11日(日)

お盆連休

そんなものは、ここ(カナダ)には、存在しない!!


単なるこころうちの叫びです。



くやしいが、こっちは普通の日々です。




2002年08月10日(土)

シャーロッキアンの悩み

昨日の日記でも述べたとおり、私は、シャーロッキアン(シャーロック ホームズファン)。

時々、我ながら鋭いところがある自分自身思うときがある。
妙なところから、また別の情報を見つけ出すと言う所がある。


良い事なのか、悪い事なのか、、。


花火大会を見に行こうとだれからのグループに入ろうとしていたとき、

とある子(A)にこう聞いた。

俺「花火、見にいくん?」
A 「うん。」
俺「何人でみにいくの?」
A 「わかんない」
俺「そのグループに参加できない?」
A 「難しいかもしれない。いつも決まった友達同士でいくから。」
俺「ふーん。そう。」

これ以上は、俺は何もきかなかったが、

心の中では、

何人で見に行くのがわかんないのに、決まった友達同士で見に行くのか?!

と突っ込んでいました。


わかります? この矛盾した言葉。

何人で見に行くのに対して、わかんないと答えたのは、
見に行くグループの人数が増える可能性もあるし、減る可能性もあるのだ。
決まった友達同士だから、増える事はない、減る可能性があると、この「わかんない。」と
解釈できる。しかし、そうではない。
決まっていた友達同士で見に行くのならその数を言うはず。例えば、「4、5人」とか。
しかし、数を言わずに、「わかんない」と答えたのは、

その友達が、他の人を誘い増える可能性があるからだ。

それで、決まった友達同士でいくと行って、他の人を誘えないと答えるのは、
友達は他の人を誘えて、Aは他の人を誘えないのではなく、


ただ単に、Aは俺を誘いたくないだけなのだ。

こんな具合に、会話の妙なポイントから、その真意を引き出すと言う変な思考回路を持ってしまうくせをつけてしまったのだ。

どっちにしろ、この時の断られたショックは、この癖によって更に倍増した。



2002年08月09日(金)

シャーロッキアンの定義

一応、私はシャーロッキアン(Sherlockian)である、と自称していた。

シャーロッキアンとは、「シャーロック ホームズ」大好き人間の事を指すと思っていた。


しかし、とあるサイトには、

「シャーロック ホームズ、ワトソンの生涯を研究し、その時代(イギリス ビクトリア朝)の文学、歴史を深く理解している事である」

と述べている。もう、シャーロックホームズ好き、マニア超えた学者並みの事を指す感じだ。

他の自称シャーロッキアンのサイトを見ても、すごくホームズを研究していた。
全てのシャーロックホームズ本は、当たり前、その研究本、パロディ本をほとんど読み通して、
または、そういった研究本、レポートを書いたり、パロディ物語を作ったり、、、。



だが、私は、単にホームズを全巻呼んでいるだけで、その話を全部覚えているわけでもない。
もちろん、シャーロックホームズの聖地 221B Baker Streetはおろか、イギリスにも足を踏み入れたことがない。
でも、シャーロック ホームズが好きなだけなのだ。
シャーロック ホームズみたいな鋭い人間にあこがれているだけなのだ。


よくよく考えてみると、これが仮に、日本のアニメ(美少年、美少女が出てきそうな物)の一つに、シャーロッキアン並みに努力していたら、パロディ本まで集めて、自分で作っていたら、、

ほとんどオタクやん。

そう思うと、シャーロッキアンも、そんなアニメオタクも変わらないような気がしてきた。


あこがれのシャーロックホームズを目指している俺にとっては、

やっぱり、シャーロッキアンと自称したい。
聞こえがいいやん。



2002年08月08日(木)

おそらく世界ではじめて

先日、マツダ(日本でね)より新型デミオが発表された。


先代のデミオが発表されたときは、俺は一応のマツダ車の営業でした。
すごいヒットしたので、知らない人は少ないと思う。


今でも、思い出すその発表、直後の日。(もしかしたら発表の日かもしれない。)


今なら、話せる。


初代デミオが発表された直後、


公道で、デミオ試乗車をぶつけて(相手あり)、警察の記録に残したのは、


何者でもなく、おれ。



更に、当時は早くても2ヶ月納車待ちだったし、しかも、その試乗車のナンバープレートが発行されたその事故の日の午前。
しかも、それ以前に広島ではデミオの一般ナンバープレート登録は、一応ない。
しかも、そのデミオ、初出荷グループのうちの一台。
広島は、マツダの本社があるところ。
デミオは、まだ日本でしか販売されていなかった頃。(今では、ヨーロッパでも販売されている)


推定ですが、

俺が、世界初のデミオ公道での事故車(公式記録あり)をつくりました。



2002年08月07日(水)

気づけば、

8月6日がすぎていた。

また、広島にとっては、忘れられない日。原爆投下の日。

広島県の教育は、当然の如く、平和学習といって原爆、戦争の悲惨さをあつく教えてくれる。
自分もその教育を受けた人間だ。

確か、俺が小学生の頃は、8月6日は、夏休みでありながら、登校日で平和学習を受けないといけない日であった。

しかし、その平和教育も当時は、日本どこでもやっているかと思ったら、そうでもなかった。
意外と、他の県は、広島ほど熱くやらないみたい。

行き過ぎの教育なのか、それとも妥当なのか分らないが、
時々、それを議論されている事を耳にする。

しかし、今となっては、その教育を受けてよかったと俺自信は思っている。


カナダに来て、日本のどこの出身と聞かれたら、Hiroshimaと答えている。
ほとんどの人が知っているし、その名前を耳にしたことがある。
何人かは、やはり原爆についてきいてくる。
それにちゃんと説明ができるようになっているのは、やはりこの教育のおかげだと思っている。

どっちにしろ、広島出身の世界に対して義務なのだろうね。原爆の惨状を伝えるのは。


2002年08月06日(火)

フィート

よくこっちでは、もの長さを測るときに"feet(フィート)"という単位を使う。
(単数の場合 foot(フート)という。)


名前から見て分かるとおり、元々は、男性の足の標準的な足(foot)の大きさからか来ている。

1foot、約30cm。



やっぱり西洋の人は、古来からでかい足を持っている。

しかし、標準が30cmって、でかすぎやしない?



2002年08月05日(月)

何の日?

さて、今週は、ロングウィークエンドで今日も祝日。

しかし、、、、。


何の日だ?


以前の日記に書いた、祝日表を見ても、この日のがない。
(2001年2月10日の日記を見てください。)

よくコーヒーを飲みにいく友達、Masaに聞いても知らないと言う。

新聞見ても、それらしき説明が見当らない。


いったい何の為の休日なんだ?



2002年08月04日(日)

さみしさのあまり、

実は、昨日の花火、

一人で見に行きました。


と言うのも、色々電話をかけたのだが、だれも捕まらない状況。
何人かとはなせたのだが、友達といくとか、込み合ったバス、スカイトレインで帰るのがきついからいかないとか。

どっちにしろ、一緒に見に行く相手を捕まえきれなかった。

無茶苦茶むなしいし、見に行けないのも悔しいので、

やっぱり一人で見に行きました。


一人で、イングリッシュベイで、ひとりでひっそりと花火を待つのって、すごくさみしいね。


で、一人でじっとしているのがすごくきついので、

ぶらぶらと人込の中を歩きはじめた。すると、「UNO」をしている日本人の集団の中に、
ひとり、知っている子を発見。

早速声をかけて、その集団に混じって「UNO」をして、花火を待ち、
カナダチームの花火をじっくりとみました。


かろうじて、一人でみると言うすごく淋しい状況は切り抜けたが、

やっぱり、事前にだれも見に行く相手を捕まえきれなかったのが、

何かしら切ない、、、。


2002年08月03日(土)

どこにでも、、、。

今日は、カナダチームの花火が行われた。前回は、イタリア。

期待せずにいったのだが、意外とよかったというより、めちゃくちゃ最高だった。
音楽の統一感と、そのあわせ方といい、時々打ち上げられるユニークな花火が、めちゃくちゃ場を盛り上げてくれた。
光と音楽のイルミネーションすごく感動的だった。

次の水曜日は、スペイン。去年の優勝者。気体できるチームです。

さて、それはさて置いて、

先週の水曜日、イタリアチームを観たときだった。

イングリッシュベイのビーチは、もう、2時間前だと言うのに、
花火を見るため待っている人混みでいっぱいだった。

開始1時間前くらい、おれたちの前に座っていた中国系の女の子たちが
ぺちゃくちゃ喋っていた。

その一人が、携帯電話を持って立ち上がって、何やら、ぺちゃくちゃ喋っていた。
まだ、始まる前だから別に立ち上がって話をされても、べつに迷惑ではない。
しかし、すごく、その女の子の手振り身振りが気になった。
なにやら、携帯電話で友達と話しているのだが、その声と動きが一際目立った。

俺の友達も「よくしゃべるね、、、」
と感心していた。

かれこれ30分は、その子一人で立ち上がって、群集の前で喋っていた。


どちらにしろ、よく似ていた。その動きといい喋り方といい、、、また、顔までも。

俺が日本で働いていたとき、職場の女の子の一人にすごく似ていた。
国籍関係無しでも、いるものだよく似た人が。


2002年08月02日(金)

条件的なくせ

さぁ、仕事が終わって、帰ろうとしていたとき。
飲みおわったコーヒーマグカップを洗いに、炊事場にいった。

そこには、いつでもホットなコーヒーが飲めるようにコーヒーサーバーが置いてある。
俺も、一日、6、7回以上利用している。


で、いま、俺の手には、空のマグカップ。





2分後、なぜか手には、コーヒー一杯いっぱいのマグカップを持っていた。




ちょっとわるい癖。
コーヒーサーバーの前に来ると、コーヒーをおかわりしてしまう。


結局、コーヒーを飲み終わるまでまだそこにいた。


2002年08月01日(木)

コンセント

ずいぶん昔のはなし。とは言っても20年前。
まだ、興味心盛んの中学生になり立てのころ、
不思議に思っていたことがあった。それは、、、。

コンセントの穴である。

そのころ住んでいたアパートの壁についていたコンセントの穴を見て、とあること気付いた。
左右の穴が違うのである。
明らかに、片方の穴の縦の長さが、もう片方と比べて長いのである。
しかしながら、当時のほとんどの電化製品のプラグの爪は、左右とも同じ大きさであった。
なぜ、左右の大きさが違うのか?

とにかく色いろんな説が流れたが、俺たち友人達の間では、
「長い方は、アース用だ。」
と説に落ち着いた。

月日が流れ、カナダにやってきた。ここで、このときの記憶が蘇ったのである。
カナダも同じように、コンセント穴が左右の穴の長さが違うのである。
しかも、その下にもう一つ丸い穴がある。
上部の2穴は、日本のものとほとんど一緒。
日本の電源プラグが難なく入るし、一部の日本の電化製品はそのまま使用できる。
もう一つの丸穴、これがアースなのだ。冷蔵庫、洗濯機、電子レンジなどに使用される。
さて、左右の穴の長さ違いだが、北米では、ほとんどの電化製品の電源プラグは、一見、日本のと同じように見えるが、実際、爪の形が左右違うのだ。右の幅が少し広めになっている。

だから、コンセントの2穴が左右長さが違うのである。

日本のコンセントも、この北米仕様の流れを組んでいたのだ。
北米のアースなしの電源プラグは、90%以上の日本のコンセントに入る。

意外なところで、昔の不思議に思ったことが解けるものだ。


電圧が100v(日本)と、120v(北米)と違います。日本から北米に電気製品を持ちこむときは、
この電圧差に気をつけてください。故障が発生起こりやすいです。
逆のパターン(北米からカナダ)は、意外とトラブルが少ないです。


謎が解けたと言うより、なぜ、電源プラグの爪の形が左右違うのかという謎に置換わっただけかもしれないが、、。


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hisa(nabe)

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