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2004年10月27日(水)  昨日の晩

とても嫌な夢を見て泣きながら起きた。

内容は覚えてないけど

ぼんやり君の事だろうって思った。


とうとう今日元彼に

「俺の事好き?」

めいた事を聞かれた。


正直どうしたらいいのか分からなくって
曖昧に返事をした。

ここ最近別れそうってみんなに言ってしまったから
心配するフリをして相談に乗るフリをして
つけこんでこようって男の人もいる。

誘惑だらけ。

意思の弱いあたしにはツライ状況だ。


一番ツライのは昨日何度も彼から聞いた

「ホントに別れられるの?」

って言葉。


だめだよ、傍にいたい。

って答えれば

あの大きい腕が躊躇なくあたしを抱きしめてくれる。

それは、これ以上ない誘惑だ。


頭ではよくわかってるの。

別れるのが一番だよ。

だけど、あたしの体が心が

彼の肌や体温が気持ちいいっていってる。

他は嫌だっていってる。


どうしたらいいの?

2004年10月26日(火)  胸が苦しいって事。

「僕がどんなにあなたの事好きかわからないでしょ?」

「うん。わかんない。」

「でしょうね。

だから別れるなんていうんだよ。」


ホントは知ってて知らないフリをしてる。

あなたの傍にここ数年一番近くにいたのは
誰でもない、このあたしだから。


相談したあなたの友達がみんな声を揃えていう。

「あたしと別れた後、君はとてもとてもツライだろう」って。


聞く度に気持ちが揺らぐ。


一週間の猶予を作ってしまったあたしの弱さ。

キッパリ別れる事のできないあたしの弱さ。

そこにつけこまれたら

あたしはきっと別れる事ができなくなる。

だから、知らないフリをしてる。


見えない。

聞こえない。

知らない。

だから、さよなら。


2004年10月25日(月)  決断日。

自分的に別れると決めて後一週間となりました。

・あたしと話をするより嘘をつく事を選んだ事
・あたしの外見に興味を持ってないこと
・中身も外見も現状維持姿勢で向上心をもたない事
・会話が成り立たない事

が今思いつく別れる理由・・かな。

他にもその他諸々あるのだけれど。

正直

これからイベントが楽しい時期に別れるのー?

っていう友の言葉にはグラつく。

誕生日、クリスマス、飲み会、年越し。

その時に一人?

でも、それもいいかもしれない☆
もうここ何年も誰かと一緒にいたから。

自分の為だけに時間を使うのも素敵だ。うん。


それに、イベントの為に付き合っていたわけじゃないし
先の見えないお付き合いをするのは
お互いにとってもよくない。

そんなお付き合いをする位なら
さっさと次を探すべきだもの。

不毛な恋愛
無駄な恋愛ほど

美容に悪いものはないと思う。


もっともっと今より素敵な自分になる為に

見切りの早い女にならなくっちゃ。


これからはもっともーーーっと自分磨きに励むデス。

イイ女にならなきゃ
イイ男は捕まえられないもんね♪

2004年10月21日(木)  指定助手席。

見れなかったオリオン座流星群

聞けなかった君の言葉


強がって
素敵な女性を演じたがる自分だけど

あたしの行動、言葉、気持ちは
所詮好きな男の為。


オシャレをしたら褒めて欲しいし

料理を作ったら美味しいって言ってもらいたい

髪を切れば感想も聞きたい。


見返りを求める行動なんて

くだらなくて滑稽だけど

あたしは

あなただけに

認めてもらえば、

他はどうでもよかったりするんだったんだよ。


知らなかったでしょ。


2004年10月16日(土)  意外にロマンチック。
長いこと文章を綴っていないことをとても後悔した。
あたしの毎日は
とても愛しくて
忘れてはいけない事ばかりだったのに。

今、目の前に広がる白い砂浜や波の音。
はかないろうそくの灯り。

今まですごしたあなたとの毎日。
その時々に抱いた感情。
今の想いは今しかもてないけど、
その断片でも残しておけばよかった。

帰ったら・・・


っとここまで書いた所で
あたしは彼にみつかってしまった。

帰ったら彼との毎日を終わりにさせるつもりだ。

っと書くつもりだったんだ。


見つかった時

ビックリしたけど

あたしは

どこかで安心して、嬉しくて

この人にはかなわないなぁって実感してしまった。


消えていくろうそく達。

あたし達もこんな風に終わるんだ

って手をひっぱられながら泣いた。

こっそり泣いたつもりだったのに見つかって
周りを気にせず抱きしめられた。

「ろうそく、消えちゃうょ・・」

って泣いたあたしに

彼は

「帰りにろうそく買って帰ろう。」

ってニンマリ笑ったんだ。


Will / Menu / Past
Writing : ゆいこ
































































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