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カラオケ - 2003年05月31日(土)

梅香が急病で倒れてしまった関係上、昨日の玉木結婚式準備は、主に白石と行うことになった。途中まで喫茶店でやっていたのだが、白石のかみさん(小学校の先生)が昨日は授業参観⇒その後飲み会ということで、白石家は誰もおらず、途中から白石邸でやることになった。

で、そろそろ10時と言う時間になって、カラオケに行くかと言う話になり、白石邸近くにあるカラオケ屋(大井町線中延駅至近)に行ってカラオケをやった。

男二人でカラオケをやって盛り上がるのかと言う感じだが、実際はそれほど盛り上がらない。と言うより、大学時代の(この)仲間とカラオケに行くと、あまり盛り上がらない。何故なら、彼らとカラオケに行くのは「カラオケの練習に行く」と言う感じであり、殆どの曲が個々にとって実験的な試みとなる歌を多く歌うからである。だから、

「うー、ちょっとこの曲はキーが違うな」
「やっぱ若い奴の曲は歌いにくい」
「どうも歌いにくいな」
「あれ、やっぱメロディーが分からねえよ」

と言う理由で途中で曲を切ってしまっても、誰も文句を言わない。

で、昨日私が試したのは、まずは山崎まさよしの「月明かりに照らされて」であるのだが、結構厳しい。これは酒が入っていたらまず声が出ない。という訳で、

「山崎まさよしはちょっと難しいな。やめよう。」

と言う感じゆえ、今後歌うことは無いと思われる。

スピードとかも歌ってみるが、声が出ないから低い声で歌っても、やはり喉が疲れる。「中学生が歌ってた曲だぜ。やっぱ辛いよ」と言う白石の言葉。

あとは新沼健司の「津軽恋女」。演歌は結構得意だが、一度父親が歌っているのを聴いたことがある程度で、メロディーをあまり覚えていない。CD借りるか、と思うのだが、近所(と言っても隣の駅)のツタヤにあるのかな。

とまあ、土曜はこんな感じ。取り敢えず、結婚式での芸の準備は整いつつある。


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眠い眠い眠い - 2003年05月29日(木)

昨日は1月4日以来となるLong way homeを披露してしまった。1月4日と言うことは、つまり原田と小林に私の舞を見せて以来である。

昨日はプロジェクトの飲み会で、一応若手と括って20人くらいが参加した。当然他の部の人々もいたのだが、二次会のカラオケに行ったのは10人くらい。結構盛り上がっていて、俊ちゃんの歌とかで振り付けが入って盛り上がるという感じだったので、これは久し振りに俺のlong way homeを見せるかと、一肌脱いでみた。

やはりこの踊りはコンスタントにウケるようで、中々好評。もう少しレパートリーの幅を広げたい気持ちもあるのだが...。


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こんなメール来たんですけど - 2003年05月28日(水)

件名:【御請求通知】 回収整理番号:9757

  《大至急御連絡致します》
 
 この度は過去にあなた様が使用された電話回線から接続された
アダルトサイト利用料金について運営業者様より未納利用料金に
関する債権譲渡を受け私共が未納利用料金の回収作業を代行させて
頂く事になりましたので御連絡させて頂きます。
現在、下記のとおり記載の利用料金が未納となっております。
本件の遅延損害金および回収代行手数料も含めまして
本日を含める3銀行営業日以内、5月30日(金)を御支払い期限として
下記に記載の指定口座まで御入金して頂けます様お願い申し上げます。

 ご請求金額合計:26802円
    運営業者:パラダイスネット 
  未納利用料金:16500円
   遅延損害金: 5302円
 回収代行手数料: 5000円

【振込先口座】 =======================
 
 三井住友銀行:新潟北支店
  
   口座番号:普)9400384
             
   口座名義:ヨコタ マサミ

=====================================
※振り込みの際には必ず回収整理番号を名前の前に御入力して下さい。

なお、速やかに御入金して頂けない場合は各地域の債権関連業者および
関連事務所へ登録情報および個人情報を登録させて頂く事となります。
結果、最終的に集金専門担当員が御自宅等を訪問、集金をさせて頂く事となります。
その際には上記記載のご請求額に加え交通費、人件費等の集金に際して掛かる諸費用
も上乗せ加算させて頂き現状の数倍のご請求をさせて頂く場合が御座いますので
お忘れなく必ず御入金して下さいます様お願い申し上げます。

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(株)債権データネット
   代表:横田 雅美
   システム情報管理部   
   TEL:03-3544-6222
   FAX:03-3544-6218
   担当:佐藤英樹


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オートキャンプ - 2003年05月27日(火)

今日は年に一度の健康診断であるが、身長が5mmも縮んだぞ...体重は2kg減った。小さくなっているんだろうか。尚、私とほぼ同じ身長であるSさんは、1mm減って2kg太っていた。どうやら問診で「もうこれ以上体重を増やさない方がいいですね」と言われたそうだ。Sさんは1年先輩だが、彼は大学は現役で入学したので、私と同い年。その彼曰く、

「28年生きてきて、医者に自分の健康に関して難癖付けられたのは初めてだ」

とのたまっていた。俺はまだ言われて無いぞ。問診も30秒で終わった。

夜、どこにキャンプに行くかでSさんと会議。後輩Yは本日午後から外出⇒直帰だったので、我々二人で決めたと言う感じである。が、実際はSさんが「るるぶ」とか見ながら、ここが良いあそこが良いと言って、言われるままにヤフーで私がホームページを検索すると言う作業を繰り返す。結局丹沢のキャンプ場にほぼ決定。

6月中旬なんですけど、これって完全に梅雨ですよね。


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地震あったな - 2003年05月26日(月)

私の会社は高層ビル内にあるのだが、その中で私が勤めているのは23階だ。で、今日の地震は、何だか横揺れと言うよりローリング揺れと言う感じで、回転盤上でグルグル回っているような揺れ方で、若干気持ち悪くなった。

ビルで酔うなよ。

まあそのときの私の心配事は、自宅においてあるパソコンであった。私の机は脇にモロ開架式と言う本棚があり、そこから日本語大辞典なんてものが落ちてきた暁には、明らかにキーは不能になるだろうと思ってですね。ノートなんですけど、家に置いてあるときは全く畳まないからな。

大丈夫だったがなあ。


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本の整理 - 2003年05月25日(日)

部屋を整理した。

と言っても、本棚のいらない本を捨てようと思っただけだ。あまり本を捨てると言う方では無いのだが、明らかに「もう読まない」と言う本もあるし、途中で読むのを止めてしまい、絶対今後も読まないと言う本も結構ある。大体私の場合、何か興味を持つとそのテーマに関する本を数冊買うのだが、テーマによっては今後私の興味を刺戟する可能性が皆無だったりするものもあったりする。また、パソコンソフトのマニュアル本など、もう二度と開かない本もやはりある。この辺を全て処分しようと思って本棚の整理を始めた。といっても、何故いきなりと言う感じであるが、本棚に入りきらなくなって床に積み上げている本を何とかしたいと考えたと言う、そんな消極的な必要性にかられただけであるのだが...マンガ買いすぎだろ、最近。

さて、本棚から抽出されたリストラされる本たちは雑誌を含めて70冊程度に達した。この中に全く含まれていないのは小説とマンガである。では、どんな本が我が本棚から消えていくのか...

その一 英語関係の本

サークル時代、結構買った表現集的な本や音声学習系の本があるのだが、このうち最早見ないと思われる本を厳選。って、かなりの数なんですけが。ああ、discussionのopinion作るときにこれ使った記憶あるなあ、なんて思いながら、まるで躊躇無くリストラ対象リストに挙げられた。そりゃ使ったんだけど、あまり貢献度が高くは無かった。それからTOEICモノね。書店で見て買ってみるんだけど、5分の一くらいやったらやらなくなったとか、そんなのが数冊ある。第一TOEICなんて入社以来全然受けてねえし。...考えてみれば、何で買ってんだろうな。

その二 受験参考書

といっても、自分が大学受験に使った参考書は今回のリストラリストには入っていない。大学受験時に使った参考書は、大学受験が終わったとほぼ同時に中学校時代の後輩に殆ど上げてしまったのだ。残したのは「それでも将来使うかもしれない」と言うものだけである。まあ多分使わねえんだけどさ。

じゃあよ、捨てるのは一体何なのさと言われると、これがバイトで使っていた小学生の理科とか中学生の数学の本といった類。テスト作るときとかによく使ったんだけど、今後使うことはまず無い。将来子供が生まれて子供に勉強を教える段階になっても、恐らく絶対使わない。何故なら、その時代に出版される本を使えばいいことだし。という訳で、これは全て今回で廃棄。第一何故今まで持っていたんだ?と言う感じだ。尚、数学関連の難問集は手許においてある。たまにリハビリも兼ねてやってみるかと思ってだが、まあ多分やらねえだろうな(じゃあ捨てろよ)。

その三 つまらんビジネス書

いや、別に詰まらんと言う訳じゃないと思うのだが、勢い余って買った「ジャックウェルチ」の本とか、ビジネスEQとか、そういう奴?邦訳版の新刊書とかって、そりゃ私だって読みますよ。でもよ、どうもビジネス書ってダメなんだよな。じゃあ買うなよ、という訳で買うまいとするんだけどさ、ほら、あまりに評判だとたまに買ってみたりするわけだよ。ビジョナリー・カンパニーとかさ。

あとはB2B関連の本とか、一冊を除いて全て廃棄。一瞬部内で係になったんだけど、もう最近は遠ざかって久しいから、一冊だけ残しときゃいいだろ。

その四 新書

まあ数冊かな。

その五 雑誌類

てゆうか、数年前の土木学会誌が出てきたぞ。

このうち、売れるものはBOOK OFFに売ってしまおうと思う。と言うか引き取ってと言う感じで。

まあでも、おかげで床に散乱するマンガは若干マシになった。


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結婚披露宴準備 - 2003年05月24日(土)

と言っても、当然私の披露宴ではなく、私の友人である玉木の結婚披露宴でやる芸の準備である。正確には先週末から(白石と二人だけで)始めたわけであるが、埒が明かずに本日から梅香を巻き込み、中央突破と言うか突破口を得るために、玉木夫妻に会うことにした。場所は桜木町。

本日は玉木夫妻からインタビューを取るために、白石はビデオ、梅香はデジカメ、そして私はICレコーダーを持って桜木町に集合した。夫妻は最初に式場で打ち合わせを行った後に、待ち合わせ場所の桜木町駅前にやってきたようである。

インタビューは滞りなく取ることが出来たが、滞りと言うかさらっとしていて、これをどう料理するかが中々大変である。

まあ何をやるかは当日のお楽しみ、って全然未だに煮詰まっていないのだが、今後の予定は:

来週末 準備続行
再来週金曜から土曜 梅香邸で合宿
日曜 披露宴本番

と言う、非常に厳しいスケジュールを組まなければならない。

...まあね、もっと前から準備に着手しておけば良かったのだが、やはり今までの人類の歴を振り返っても、後悔ってのは間違いなく先には立たないということだろう。

とにかく当日までは全力を尽くす。って当日も全力尽くすんですけどね。


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眠い - 2003年05月20日(火)

仕事の具合が激悪な今日この頃、チームの雰囲気は暗い。せめてプライベートででも面白い話は無いのかと、先輩Sさんは私に、「おい、ゴールデンウイークに何かほのぼのするような話題は無かったのか?」と聞いてきた(Sさんは3週間出張でいなかった)。

そうですね...、

ダムの上にムダのデカイ顔が出ている写真を作った
親戚の集まり
出社
梅香邸で酒盛り
一人フォルクスワーゲンドライブ

と言う感じかな、と言うと、何かますます暗くなっている。

最近、本当に遣る瀬無い日々が続いているので、明日はオートキャンプの本を会社に持っていって、チームのオートキャンプを企画することにする。


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車に乗ってねえ - 2003年05月18日(日)

2週連続で車に乗ってない。ブームが去ったかのごとくだが、昨日は両親が私の車を使っていたので乗らなかったのと、今日は電車で出かけたので乗らなかったと言う感じだ。

と言っても、別に運転ブームが去ったと言うわけではなく、次の二大ドライブプロジェクトを画策中である:

その一 西会津クエスト

大学時代の友人U香、と書くと優香のようだが、と話は逸れたが梅香と画策中のこの大プロジェクト。テーマはダムを見ると言う素っ頓狂なもので、目的地は奥只見ダムと田子倉ダムである。この二つのダムは貯水量で国内1,2位を占める大ダムで、只見川水系の中でも勿論特大級の巨ダムである。その他、只見川沿いの景色や、shabby(とは失敬だが)な温泉も目的の一つである。

まあ、こんなものに関心を持つ人間は私の友人の中でも梅香くらいで、打診したら好感触だったので実現させると言う企画である。実行は玉木の結婚式1週間後くらいで、入梅する直前である。って、今年の入梅がいつなのかは判然としないが。

予定としては「金曜夜発でどうよ」と言う梅香の提案により、寝袋持って金曜夜発になるだろう。ワールドポーターズに車とめて、会社引けたら梅香の勤める品川まで行って梅香拾って、でもいいのだが、それなら一旦大井町の梅香邸に帰っても良いぞ>梅香よ

その二 オートキャンプ

キャンプ場に車で乗り付けてキャンプすると言う、単に車で行くだけじゃねえかと言う感を拭い切れないオートキャンプ。そもそもキャンプ場にキャンプやりに行くのって、車で行くんじゃないのだろうか...わざわざバス乗り継いで行ったりするのかな。私はキャンプやったこと無いんだけど。

目的地は神奈川県西の丹沢周辺で、相模川水系の道志側沿い(山梨県)も豊富にオートキャンプ場があるようだ。

これは会社の現在のチームにけしかけているのだが、先輩Sさんに打診したらいきなり乗り気。この人が乗り気ならどんな企画も大抵実現するので、準備を開始しようと思っている。と言っても、一体どんな準備をすればいいのか皆目見当がつかない。何すればいいんだ???

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まあ、今年の夏はこれで海行ったり山行ったり出来ると思うのだが、車で湘南とか三浦とか箱根とか行こうとは思わないな。やっぱり車を持って最近思うことなんだけど、車でメジャーな行楽地に行ってはならんな。走ってんだか止めてんだか分からん、道なんだか細長い駐車場なんだか分からん渋滞国道をだね、何時間もかけて行くってのは疲れるぜ。


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林檎を齧ると歯茎から血が出るだと?それは林檎が悪魔の実だからだ! - 2003年05月17日(土)

先日大量注文した聖飢魔IIのCDたちが、本日到着した。


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backbite - 2003年05月15日(木)

私の斜め前に座っているNさんは人材派遣会社から派遣された人で、齢は40を超えている。おばさんといえばおばさんであるが、言動などは若い感じであるため、そうはあまり見えない。

この方は言ってみれば「一般職」の人がやるような仕事をしているのだが、一般職の採用をもうかれこれ数年来手控えている我が社では、このような派遣の人が働く場合が多い。

で、今日なのだが、所属が変わった人がメールアドレスも変更になり、メールアドレスが変更になった旨を関係者に伝えるということをNさんに依頼したらしい。まあ言ってみればこんなことはその人本人がやればいいことで、何もNさんが頼まれるようなことでもない。だから、Nさんがブツブツ文句を言いながら対応していたのだが、この態度が最悪だった。

ブツブツ文句を言うのはまあ仕方ないし同情もするが、それを関係無い人たちを呼び止めてわざわざ陰口叩くのはやめろと。それに対して「まあまあそう言わずに」と言う対応をしたSさんに対して「私はSさんみたいに大人じゃないから、そんな風に考えられないわ」等と言った時点で、ダメだこいつはと思ってしまった。

あー、俺こういう奴大っ嫌いなんだよな、と思いながら仕事してました。齢はオバサンなのだが、中身はギャルなんだよな。その位我慢しろ、このギャルババア。


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結婚ラッシュ - 2003年05月14日(水)

別に今に始まった話ではないのだが、昨年末から結婚するカップルが多い。3月は白石のがあったし、来月は玉木のがある。再来月は会社の同期のがあって、これは初めて東京を出て、わざわざ二次会だけのために名古屋に行く予定だ。車で行った方が良いだろうな。

何か、大学時代のサークルの友達とか研究室の友達とか、それからバイト時代の仲間とか会社の同期とか、数え上げると私と同年代で結婚した人って、もう20人とか30人とか、そんな感じなんだよな。先輩とか合わせると多分もっと凄いと思うんだけど、なんつうの、何か最近こんな感じになっているような気がするんだよな。

他人の結婚する姿慣れ

全然語呂も良く無いし、一息で言うにはあまりに長すぎるんだが、何かもう人が結婚して行く姿を見るのに慣れてしまい、別に感動しないというわけでは決して無いのだが、自分と重ね合わせるという神経が磨耗してしまって、もはや自分に対して何も思わないと言う状況に陥っているような気がする。

さらに、友人が結婚するという知らせを受けるわけだが、かつて程の驚きなどはあまり無く、例えば友人に対するお祝いメールは、

「いよいよですね、おめでとうございます。」

と言う感じで、全然驚嘆の感嘆符などが付かない挨拶になってしまっている。

一つ明らかなのは、もう結婚なんて珍しくないという齢に達していると言うことで、結局これが一般的な適齢期と言う奴なのだろうか、とか思う。これは何も結婚する人だけじゃなくて、私のように結婚の予定が無い人間にも言えるだろうし、結婚の意志や希望の無い人にも当てはまることだろうと思う。結婚しようがしまいが、結婚を当たり前として意識する年代なんだと。

以上、本日の日記終わり。


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聖飢魔II 再び - 2003年05月11日(日)

聖飢魔II好きへの100の質問に答えたら、何か久し振りに聖飢魔IIを聴きたくなって、アルバムをごそごそと出してみた。今持っているCD/MDプレイヤーは、それこそ今から7年ほど前に買ったものと記憶しているのだが、このプレイヤーで聖飢魔IIを聴いたことは無いというほど、全く最近は聴かなかった。

久し振りにCDを探すと、次のCDが発見された

悪魔が来たりてへヴィメタル
THE END OF THE CENTURY
地獄より愛を込めて
BIG TIME CHANGES
有害
WORST(第一回ベスト盤)

で、私が聖飢魔IIファンになったきっかけとも言える、THE OUTER MISSIONが無い。無くなっているぞ!!!

何だか久し振りに聴こうとすると意地でも聴きたくなるもので、すぐにamazon.co.jpに飛んで、検索をかけてみた。3000円と言う大金を投じてCDを買うと言う中学生時代では最早無く、3000円くらいなら出してやると言う感じで気軽に買おうと思ったのだ。

そしたら意外なことに、聖飢魔IIのamazon上での評価がかなり高いことに気付く。

聖飢魔IIはKISSを思わせるビジュアル性やデーモン小暮のエンターテイメント性から、単なるコミックバンドのようなものとしての認識が支配的で、その音楽性を評価されると言うのは一般的には無かったと思う。だから、聖飢魔IIファンだ(だった)と言うと、結構笑われたりする。ただ、音楽性への評価自体は案外高いと言うのは私自身前から知っており、例えば私の幼馴染で洋楽しか聴かない年上の友達に、「俺は聖飢魔IIが好きだ」と言ったところ、「あー、俺も日本のバンドで一番上手いと思うのは聖飢魔IIだよ。」とか言っていたのも覚えている。まあ日本一かどうかは個々の判断の割れるところだと思うものの、彼は聖飢魔IIのファンであることを笑わなかった数少ない人々の一人だった。

とりあえずamazon.co.jpで「聖飢魔II」で検索をかけると、彼らのアルバムに当然ヒットするわけだが、そこで出されている評価(星数)を見れば、この意外感をあなたも体験できるはずだ。個人的に私が最も印象に残った評者のコメントは次のものだが、二つの短文で見事に彼らの巷での評価と聞いてみた評価の違いを言い表している:

「悪魔だからとバカにできないよ。最高のアルバムです。 」

これは"THE END OF THE CENTURY"と言う、有名な「蝋人形の館」を収録している初期のアルバムに対する評価である。まあ私自身、このTHE END OF THE CENTURYが聖飢魔II最高のアルバムだとは思っていないし、ましてや今まで聴いた全てのアーティストのCD中で最強だとも思わないが、要は「聖飢魔IIは音楽をやるグループだよ」と言うのを表現しているコメントだと思う。

全然話が逸れたものの、THE OUTER MISSIONも満点(星5つ)の評価を受けているのは何となくとても嬉しいが、それを注文すると共に、関係アルバムを何だか合わせて5枚も買ってしまい、総計1万6千円も聖飢魔IIを買ってしまったことになった。5枚のうち3枚はベスト盤で、当然重複している曲もあるものの、私が聖飢魔IIを聴かなくなってからの曲も当然収録されており、後期の聖飢魔IIを今更ながら学習するにはいい機会かと思い、重複など気にせずに買ってしまったわけである。

さらに、CANTAと言うバンドのCDも買ってしまったのだが、これは聖飢魔II解散後の今、元構成員が音楽活動を継続している証と言うバンドであり、CANTAの構成員3名のうち、リーダーは聖飢魔IIのギタリストで、私が構成員で一番好きだったルーク篁(たかむら)、ドラムは聖飢魔IIでドラムを勤めたライデン湯沢(現在は漢字表記で雷電湯澤)である。ライデンはその前にRXと言うユニットで音楽活動を行っていたが、このユニットの片方は聖飢魔IIのベーシストであるゼノン石川で(RXはRaidenとXenonのイニシャルをくっつけたものだ)、こうして見ると、彼らは解散後も同じグループでユニットを組んだりして、音楽活動を継続していることが分かる。尚、各構成員は、デーモン小暮以外は既にあのメークをやめており、今は素顔の彼らを見ることが出来る。

まあ100の質問に聖飢魔IIが無ければ、ひょっとしたら二度と興味の向くことは無かったであろう聖飢魔IIだが、中高生時代に聴いた曲の歌詞を未だに殆ど覚えているという点では、このバンドは私の中に影響を及ぼしたのだろうか。聖飢魔IIの曲は、彼らのルックスからも分かるとおり、愛だの恋だのを歌い上げることは稀で、悪魔系の血塗られた歌詞(「処女の生き血を貪り飲む」だの「豚の胃で作られた子宮の中に」だの)から、次への転換は宇宙的な歌詞になったりと、歌で愛を語ることが殆ど無い。これが未だに恋愛下手と言う私を形成したのかも知れない。違うかな。そりゃ違うな。

とりあえず、来年30と言うこのタイミングになって、今までの人生の半分前くらいにハマった聖飢魔IIに触れるのは、中々いいかもしれない。久し振りにアルバムを聞いて、いやー、懐かしいなと、昔を思い出してしまった。今度のドライブにはゴルフ備え付けの6連CDオートチェンジャーに全部聖飢魔IIのCD詰めて、全て車の中で歌ってやろうか、などとも思っている。だって歌詞全部覚えているんだもん。


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温泉へ行こう - 2003年05月10日(土)

今日、本屋で「つげ義春の温泉」と言う本が置いてあるのに気付いた。手に取ると、つげ義春が撮った温泉の写真と、つげ義春の温泉に関するマンガ、さらにエッセイが載っている。中々ゴツイ本である割に1800円と安かったので、買うことにした。奥付けを見ると今年の2月10日に発売されたらしいが、既に2月25日には二刷目が出ている。とは言え、今日は5月10日だけに、この本屋ではだいぶ前に入荷して以来、今まで売れないでここにあったのだろう。現在第何刷まで行っているのかは不明だ。

つげ義春は漫画家だが、当然私はつげ義春と同時代人ではなく、恐らくつげ義春が描いたり書いたりしているエッセイやマンガで出てくる、彼の息子と同じくらいの年齢だと思われる。従って、つげ義春が活躍した頃を知る由も無いし、第一売れた頃はまだ私は生まれてもいなかった筈だ。

つげ義春と言う漫画家を知ったのは恐らく高校時代だと思う。私が高校生だったのは世の中バブルの真っ盛りと言う、1990年代初頭である。その頃、漫画しか読まなかった私は、本屋に行ってもマンガコーナー程度しか行かなかったのだが、その頃つげ義春の漫画が復刻版かなんかで書棚に並び始めていたのである。良く分からないが、つげ義春の再評価がなされた時代であったと思う。とは言え、別にその頃はつげ義春の漫画は買わず(何しろ結構豪華版で高価だった)、手にしたのは文庫版が出始めた頃である。これは多分大学時代だろう。

そもそも、つげ義春関係のもので一番最初に触れたのは、竹中直人が監督・主演をした「無能の人」である。竹中直人が好きな私は、よく竹中直人が出ている映画を借りて見ていたのだが、その中で第一回監督作品として、比較的評価された「無能の人」を見たわけである。

そのときの印象は、竹中直人の芸風の中でも、「真剣に暗い」と言うイメージであり、何だか別人を見るようだった。「無能の人」を見てつげ義春に好感を持ったと言う記憶は全く無く、はっきり言って当時高校生だった(と思う)私には、この「陰鬱さ」の面白さが全く分からなかったと思う。ズバリ言って、映画「無能の人」は、私にとって面白い映画ではなかった。

大学に入る前からマンガ以外の本を読むようになった私だが、そんな折に文庫コーナーにつげ義春の文庫漫画が並ぶようになった。漫画の文庫化の初期であり、今のようにマンガコーナーに文庫漫画が並んでいたわけでなく、普通の文庫のコーナーに漫画が並んでいたわけである。映画でイマイチな感想を持った私だが、マンガしか読まなかった私にとって、既に古典化して豪華な装丁をされた高価なつげ義春は若干「憧れ」のマンガだったようで、廉価になった文庫漫画はすぐに買ってみた。結局、これが本当のつげマンガとの出会いとなった。

つげ義春のマンガは、それまで読んだことも無かったようなマンガだった。ハラハラするシーンは殆ど無く、擬態語と言うかそんなもので表現すると、「淡々」と言うのが最も良く合っている、しかも侘しいマンガだった。何となく破滅的と言うか、気力が抜けるマンガで、だからと言って肩に力が入らずにリラックスして見られるものでもなく、読んだ後はとてもだるくなる、そんなマンガだった。

だが、私はつげ義春のマンガが気に入った。そのときは何故かよく分からなかったが、最近「貧困旅行記」と言うつげ義春のエッセイ集を読んでいて、この暗さ加減が私に共通するものがあると感じたからだと思う。そのときは意識しなかったものの、何となく無意識に彼の「暗さ」に、自分と何か共通したものを感じ取ったのかも知れない。

つげ義春のマンガで最も印象的なのは、自身の厳しかった少年時代を描いたもの(母親と再婚した継父に苛められながら町のメッキ工場で働かされる日常)と、貸本マンガで生計を立てている際、売れなくて非常に厳しい生活を送る日々であるを描いた私小説的マンガである。恐らく、このような時期を経て人生観が確立したと思われる彼の作品は、従って全体的にかなり陰鬱な雰囲気を醸し出している。浅野忠信が主演してまあまあ話題になった「ねじ式」も、原作は妙な異空間の様相を呈する、気味が悪いといえば気味の悪いマンガだ。

陰鬱な雰囲気を出す中でも、比較的つげ義春の感情が楽しげに出ているのは、彼自身が好きな鄙びた温泉地を旅するものである。「ゲンゼンカン主人」と言う、これまた陰鬱なマンガもあるものの、彼自身が訪れて彼自身と思われる主人公が出てくるマンガ(殆ど創作らしいが)は、中々生き生きとした風情が描かれている。喜怒哀楽が出ているのもマンガで、マナーのなっていない客の行状を非難めいて表現するマンガなどもある。

彼は鄙びた温泉地が好きであると言うのは、貧困旅行記などにも記されている。その中で、温泉マンガや温泉エッセイを収めたのが、今日買った「つげ義春の温泉」である。見ていて思うのだが、やはりマンガの方はつげ作品では珍しい、生き生きとした情景で描かれている。だが一方で、エッセイの方は案外そうでもなく、意外と暗かったりもする。印象的な文として引用すると、

何もつけぬパンを三人でちぎって食べて、だんだん侘しい気持ちになった。大平台以外は、やはり貧乏人の来るところではないようで、箱根の印象は、一部を見たに過ぎないが、東北地方の鄙びた温泉地に馴染んできた私には、どうして人気があるのか解らなかった。

等と書いてある。彼は東京出身だが、あまりメジャーなところは好まずに、旅行先は不便な田舎にある、本当に寂れた温泉街ばかりに行っている。特に好んで行っているのが会津の山奥にある温泉地であり、たぶん普通の人からすると、別段娯楽も少ない冴えない湯治場のようなところで、一体何が楽しんだろうと思うような感じである。

この嗜好は私とかなり合致しており、まあ結局私の場合に過ぎないのだが、旅行に行ってあまりガヤガヤする所に行くのは好まず、一人で何となく物思いに沈めるようなものを求めている。また、これはつげのエッセイにも良く出るのだが、その風景の風情とか雰囲気を愉しむと言うのが良いのであるようだ。だからと言って中々高級な旅館に泊まるのは嫌がる訳ではなく、案外安くていい旅館に泊まると、それはそれで嬉しそうに文を書いている。

何か一人で喜怒哀楽を静かに表現していて、本当に暗い奴だと言う感じがするのだが、こう言うところが私の中にも確かにあって、これがつげ作品を気に入った理由のような気がしないでもない。

何か書いているうちに温泉に行きたくなってきたな。


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あー、午後ティーの紅茶がある - 2003年05月07日(水)

今日、買出しに行ったらコンビニで女子高生が「午後ティーの紅茶」と言って、午後の紅茶のミルクティーを手に取っていた。午後ティーの紅茶って何だよ。明らかに馬鹿だよな。

そんな話はどうでもいいのだが、まあ数少ないこのサイトの読者の方々なら既にご存知かと思うが、私の嗜好は普通の人にとっては「何故そんなものを?」と言う方向に向いている。工業地帯の風景が好きだったり、ダムを見るためにわざわざ丹沢に行ったり、橋を見るために一日潰して隅田川に行ったり、アルメニアに行ったり鉄道が好きだったり...

まあ最近よく発売されているミドルエイジ向けの雑誌ってあるじゃないですか。「一個人」とか「男の隠れ家」とか「ブルータス」とか「タイトル」とか。まあ上記の中で明らかに違う雑誌もあるだろうが、とにかく私にとってはどれもあまり変わることは無く、言ってみれば変な趣味をくすぐる企画がたまにある雑誌たち、と言う感じである。私が本屋の雑誌コーナーで見ていて、瞬時に反応するのはやはり「鉄道」と「建築」である。鉄道は見た途端に反応する。また、特にカーサブルータスなんて建築特集の時は必ず立ち読みして、気に入れば買うな。「東京人」だって「同潤会アパート」特集をやったとき、わざわざ後輩Yにパキスタンから「買っといてくれ」と頼んだくらいである。

そんな中、「男の隠れ家」と言うハードボイルドな名前の雑誌の6月号特集は、中々雑誌では見られない特集である。何と、今回の特集は「建築」でなくて「土木」である。

近代化遺産と言う名目で、最近土木遺産と呼ばれる明治前後からある古い土木構造物が注目を集めている。と、思っているのは土木関係者だけで、一般的に認知度は皆無に等しいと言うのが私の認識であった。が、こうして「男の隠れ家」に特集が組まれる辺り、超マニアな領域から脱しつつあるような気がして、思わず購入した。

と言っても、特集されているのは駒沢の排水塔とか、京都の琵琶湖疎水、韮山の反射炉、それから碓氷峠の鉄道跡など、土木遺産としては「超々メジャー」級ばかりである。また、写真の下に掲げられている説明文は、その構造物の建設当時の時代背景やその後のもので、設計上のポイントとなったところなどは一切書かれていない(って当たり前か)。

そんな(私にとっては)何となく物足りない特集の中で、目を引くのは志免鉱業所の竪坑櫓(たてこうやぐら)である。これは炭鉱跡で、竪坑とは、その名の通り地面を縦に掘り進めて行く穴であるが、ここの竪坑の深さは480mもあるらしい。だが、そんな見えない竪坑より、その竪坑へ下りるためのエレベーターを支えるこの櫓の恐ろしさと言ったら無い。無機質も良いところで、まるで映画のフランケンシュタインのようだ。

この竪坑は福岡にあるらしく、流石にこれを見るためだけに福岡まで週末に行こうとは思わないが、それにしてもこれは見ごたえのある現代の化石であると思われる。

といっても、まあそのくらいですよ。


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休日何したっかって? - 2003年05月06日(火)

後輩に「どうでした、GWは?」と聞かれ、遂に都内ドライブ(一人)したと答えた。

詳細はこちら


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Neo梅香邸 - 2003年05月04日(日)

今日は大学時代の友人である梅香の新しい家に行った。一緒に行ったのはかつて白石の引越を手伝った面々だ。詳細はこちら

梅香の実家は横浜市金沢区で、我がサークル引退後のマイナー一派である「神奈川会」のメンバーの一人だ。だが、勤務先が都内である彼は、都内に住むことを決意し、今回品川区大井町に引っ越すことになったのである。という訳で、大井町で集合して、梅香邸に向うことになった。

一番最初に到着したのは私である。かつて大井町線戸越公園駅近くでバイトをしていた私にとって、大井町は比較的身近な土地であるが、来るのは当然久し振りだ。りんかい線もアクセスするようになって、駅も結構様変わりした。大井町線大井町駅も、何故かホームを新築中だ。

待っていると程なく梅香が現れて、次に玉木が現れる。白石はかみさん同伴で来る予定であったが、かみさんは急に腹痛に襲われて家で休んでいるらしい。尚、大井町からちゃりで15分くらいの白石邸から、白石は当然チャリでやって来た。

駅前のイトーヨーカドーで酒とつまみ(にしては多すぎる量)を買い込んで、大井町駅から僅か3分と言う至近距離にあるNeo梅香邸に行く。梅香邸付近はアパートが連なっており、駅から至近の割に非常に静かである。まあ、都内は騒々しいと言うイメージが強いが、案外ちょっと奥に入ると結構静かな住宅街だったりする。特に大井町のように「訪れる街でない街」と言うのは、都内では「住むための街」と言う感じであるため、住環境はかなり良い。大井町にしても、梅香の家に行くまでの線路沿いの道など、何か東中野みたいな風情である。

家の間取りは2Kであるが、良いのが二室とも畳敷きと言うところである。特に畳が新しくて、新しい畳表の香りが心地よい。

腹が減っていた我々は、早速イトーヨーカドーで買ってきたビールを開けて、寿司をつまんで乾杯を挙げた。

本神奈川会は、構成員は本日集まった4名だが、海老名が実家の白石は既に結婚して西大井に居を構え、梅香は結婚に備えるべく、金沢文庫の実家を出た。実家が泉区にある玉木にしても既に入籍して、まあこいつは社宅が蒔田だけに横浜在住だが、4名中3名が実家を飛び出した格好になった。家を出る予定も結婚の予定も無いのは私だけだが、だからと言って別に変わり映えが各人の中であるという訳じゃなく、集まれば学生時代とあまり変わらない話ぶりでひと時を過ごすと言うのが、この4人の集まりの特徴だ。特に今日なんて、学生時代に一人暮らしをする奴の家に押し掛けたような、そんな懐かしいスタイルになった。

思えばこの4人がこのような形で何度も集まると言うのは、中々想像しにくいかも知れない。

4人の中で最も対外的に目立っていたのは玉木だろう。英語サークルと言う堅いサークルに所属していた我々だが、玉木は当時国内最強ディベーターで、出る全国大会は必ず優勝か最優秀ディベーターと言う、最高位のタイトル以外取ったことが無い猛者だった。そのディベート力は何も英語だけでなく日本語の時も遺憾なく発揮され、サークル内の発言力は極めて強かった。サークル内では、まあ結局暑苦しいんだけど、クールを装っていた。

対外的には梅香も有名で、彼はディスカッションで全国的に有名だった。サークル引退後もESS連盟的な組織で上級インストラクターとして活躍したのも彼だ。ただ、性格的にそれほど攻撃的ではないため、玉木のような畏怖を持たせるようなキャラクターではなく、純粋にサークル活動とディスカッション活動を楽しむタイプだった。企画好きで、かつて男7人三浦海岸海水浴企画などを企画するのも好きな男で、現在でもみんなを集めて事細かに面倒を見るのが彼の真骨頂である。

サークルの中で色物最右翼だったのは白石である。白石は玉木の配下でディベーターとしても勇名を馳せた(全国優勝もしている)が、サークル内ではコント好きの男としての地位の方が目立っており、また企画にしても梅香とコンビを組んで、様々なイベントを企画している。特筆すべきは同期の結婚式2次会の企画で、どうもこれは彼のライフワークのようである。結婚式のコントを考えるのもこれが彼の数多あるライフワークの一つで、6月に控える玉木の結婚式における我々の余興も、彼の双肩にかかっている。

で、私。この4人は別に学生時代から仲が良かったといえば良かったが、衝突することが皆無と言うわけではなかった。特に私の所属したサークルは、多分「結構早稲田らしいサークル」で、怒号を以って言い争うような暑く強い場面も結構あった。まあでも、こんなことを繰り返していた日々を共有した時点で、卒業後も集まるような関係が続いているのだろうか。そもそも案外卒業後の方が仲良くなったような気がしないでもない。集まれば学生時代の思い出話、と言うことは最近は無いのだが、普段身の回りで起きている話を、学生時代のように話せるというのは、間違いなく貴重な仲間達であろうと思う。

そう、玉木は来月結婚式を挙げるのである。これの出し物ネタをどうするかで、また集まらなければならない。会場は梅香邸。

このように、梅香の家は利用されていくわけである。家庭持ちが半数に達した本会は、10時半に散会となったが、またすぐに招集がかけられるわけである。ああ、また慌しくなるぞ。


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休日出社 - 2003年05月03日(土)

車で出社したが、ここまでの話はここを見やがれ。

さて、ワールドポーターズはかなりの人出だが、その周辺も物凄い。一体、彼らはここへ来て何をするんだろうか。確かに小さい遊園地とかあるけど、別にここにしかない店屋ってのも無いだろう。例えば私の後輩Yに「お前、みなとみらいに仕事以外で来るとしたら、何処に行くの?」と聞くと、「えーと、無印とかユニクロですね。」などと言うではないか。もうわざわざここに来る必然性が無い選択をするなよ、と言う感じであるが、他の人でも同じような感じなのだろうか。

出社し、昨夜やりかけた仕事をやる。後輩Yは出社しているが、彼は今深夜に彼女と奈良に行くらしい。何でも同期の友達が奈良に行くらしいのだが、それに便乗して割り勘で深夜ドライブで奈良に向かうというのだ。安上がりだな。

後輩に、「おい、ワールドポーターズって、駐車料金1000円くらいだっけ」と聞くと、「休日はどんどん金が加算されるはずです」と言うではないか。という訳で仕事は手早く済ませ(やれば出来るじゃねえか)、会社を出る。尚、3000円以上買い物をすると2時間分キャンセルになるらしい。ちょうど明日訪れる友人梅香に引越祝いを買わねばならないので、これで3000円に載せてしまおう、と思う。

が、奴に買った代物は2000円強の安物。という訳で、CDでも買おうと思ってCD屋(HMV)に行く。何か駐車料金を払いたく無いがために無理矢理買うような感じだが、ボーっと見ていると往年のロックバンドTOTOのコーナーが目に入り、何と25周年を記念してGRATEST HITS3枚組と言う信じられないCDが売っている。見ると「アフリカ」だの「99」だの、懐かしすぎて鼻血が出そうなラインナップである。これは迷わず買いだと思い、結局これだけで3000円はオーバーした。

TOTOと言うと、中学生の時は便器メーカー東京陶器と言うイメージが先行していたが、私が生まれて初めて買ったCDアルバムがTOTOの"THE SEVENTH ONE"と言うアルバムである。別に中学生の時に洋楽に興味があったと言う訳ではないのだが、当時このTOTOのアルバムに入っているパメラと言う曲が全米ヒット6位くらいの微妙な目立ち方をしていたのが目に付いたのか、まあ曲も何だか知っていたと言うわけで、初めて買ったわけである。当時は消費税導入直後で、消費税導入の替わりに物品税(?)が廃止になり、CDが若干安くなったのである。とは言え、それでも普通のCDは3050円くらいで、今より高かった。

大体私が中学生の時点である13年前で7枚目のアルバムを出していたTOTOが、それより12年も前にデビューして以来、現在何枚目のアルバムを出しているのかも全く謎である。大体、別にファンでもないんだが。

とりあえず、梅香へのプレゼントも買ったしで、私は駐車場に戻った。

続き


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ネタ無いな - 2003年05月02日(金)

ネタが無い!


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