うさぎ日記
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2012年04月30日(月) GWらしいね。

世の中はGWらしいね。

しかし!介護の家には
「そんなの関係ない!!そんなの関係ない!!」
と、思わず小島よしおしたくなる時間が流れています。

母がデイへ出かけている間、買い物に出て地下街のオープンカフェでひとやすみ。






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2012年04月28日(土) 先生からおみやげ

夏日のように、暑い。




今日の母:
2泊3日のショートステイから御帰還。

此処は、管理が行き届いているというか、
上履きとコップ、歯ブラシ以外は、全部施設で用意してくれる。
病院のように、入所中は備え付けの入院着のようなものを着て過ごし、
リハパンも支給される。
義歯洗浄剤も支給するということであったが、(此処だけの話だけど
)使ってないかもしれない。
しっかり洗浄して持たせても、帰ってくると食べカスで義歯が汚れているということは無いけれど、義歯にいつも着色汚れがついている。
でも、もしかしたら、義歯洗浄剤の日というのが決まっていて、母はたまたまその日を外れているだけかもしれない。


現在3か所、施設を利用しているが、それぞれ利用の際に持って行くものが
違う。

デイうらしま
 (上履きとコップ&歯ブラシは施設に置いておいて、
  バスタオル、浴用タオル、シャツ、リハパン。)

デイきんたろう
 (上履き、コップ&歯ブラシ、シャツ、着替えのズボン、リハパン
  着替え用パンツ、バスタオル、浴用タオル)←フル装備だね。

入れ歯洗浄剤のこともそうですが、入浴も「本当に入浴してきたの?」という日もあります。
しかし、じゃ、それが不満で施設の利用は止めて私が全部できるかと言えば、無理!
御世話の大変なことも解っているし、ね。
母が親切な気持ちを持って接してもらっていて、母の機嫌も悪くないのなら、上々としなくちゃね!





楽器の先生は中国へ行かれたようで御土産をくださった。


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2012年04月27日(金) パラダイス

今日の母:



母の枕頭。ベッドは電動ベッド。

母は昨日から2泊のショートステイです。

昨日の雨も今日はあがって、庭の緑も瑞々しく、空気は爽やかです。

母には申し訳ないのですが、私の身体の中にも爽やかな風が流れている。
母がショートに出かけている2泊3日は、私のパラダイスな日々。
一瞬、一瞬がたらーり、たらーりと滴り落ちる蜜のような時間です。

振り返って、自分が子供からそんな風に思われているとしたら、
どんなに悲しいだろう。と思う。
なので、なるべくそう思わないようにしよう、とは思うのですが
身体は正直。
母が出て行った途端、便秘も解消する。



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2012年04月25日(水) 残り17枚

チケットは残り17枚になった。

そろそろ声をかけるのに疲れて来た、かも。

チケットを売るうちに、うーーー、ぱ!と顔を上げると、別の私になれる。
というテクニックが身についた。
別の「私」は、断られても凹まない、相手が迷惑だと思っていても気にならない、明るく、ただひたすら
「先生の演奏はとっても良い演奏だから、ぜひ聞いて欲しい。」
というだけの思いで動ける「私」だ。

しかし、だんだん、うーーーぱ!の気力がなくなって来た。
たぶん疲れているのだろう。


水曜日は母のマッサージの日。
もう10年以上、認知症になる前から御世話になっている「かるがも先生」が、
毎回家まで車で迎えに来てくださる。
9時50分くらいに出かけて、12時前には帰ってくるので、
半日のデイのようなものだが、仕事の合間に、もたもたしている母のトイレをすませて送り出すのは、なかなか大変である。

最近母はかるがも先生に送られて帰って来てから、私の仕事が終わるまで、独りで待つということが出来なくなった。
ケアマネさんと相談して、今日から、午後1時〜午後6時、「デイきんたろう」さんにお願いすることになった。

これで、「母は今何をしているだろうか」という気がかりと、2時間おきのトイレ誘導から解放されたのだが、
御昼休みに母の食事とトイレをすませ、送り出すあわただしさを思うと、
気が滅入ってくる。
こんな時も、うーーーー、ぱ!で、しなければならないことをすることだけを考える。



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2012年04月24日(火) お食事のこと

朝、食事が終わってふと見ると、
母の入れ歯が夜間保管用の容器に入ってままになっていた。

しまった!母に渡すのを忘れてた!!

今日の朝食の献立は、

豆腐となめこの味噌汁。ごはん。
のらぼう、もやし、豚肉の炒め物。
いちご。

えーー??入れ歯無しで完食??

人間て、すごいね。






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2012年04月22日(日) チケットが・・・

チケットが6枚売れた。

自分で6枚購入するとして、
残り18枚。

50枚預かって途方にくれていたことを思えば、
心が少し明るくなった。






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2012年04月21日(土) チケットの売れ行き

現在、20枚売れた。

残り30枚。

来週が勝負だ。





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2012年04月20日(金) 介護認定の見直しを勧められる

月に一度、母は掛りつけ主治医に受診し高血圧と認知症の薬をいただいている。

今日は、その受診日。
体調には変化無し。心電図もとってもらったが、こちらも変化無し。
(認知症は元気なのだ。)

診察の合間に、最近ひとりになると外へ出て行くので、
デイの利用を増やしたところ、
点数を使いきってしまい足りない分を自費で払っている。
と、話したら介護認定の見直しを勧められた。

介護度があがれば、点数あたりの単価も高くなるが、
自費で点数が足りない分を払うよりは、安いだろうし、
今後のことを思えば、今認定を見直してもらえるのなら、そのほうが良い。
と、言われた。

診察が終わって立ち上がると、母は失禁していた。
一応、出かける前にトイレをすませ、新しいリハパンを履かせて来たのだが、
緊張したのだろうか。リハパンの吸収量を超える排尿があったようだ。

主治医は「こういうことがしばしばある。ということも、介護に手間がかかるということですから、聞きとり調査の時に、言ったほうが良いですよ。」
などなど、聞きとり調査への対応のコツなどを教えてくださった。

新しいリハパンを出していただき、検査の時に着る寝巻のようなものを貸してくださったので、恐縮しながら着替えさせて、連れ帰る。


2012年04月19日(木) 石の花

石の隙間にもたんぽぽは咲く。
介護の日々にも楽しみはある。






介護のブログを読んでいると、介護にたずさわるかたの剥き出しの怖れ、不安、怒り、嫌悪感、といった感情に圧倒されることがある。
「(そのような感情を)書く事によって癒されるし、介護の現実を知って欲しい。」
という気持ちは、同じ介護をしている者としてよくわかる。
でもなー。
本当は、他者に対してそのような感情を持つことが辛いことなのだ。
なので、できれば他者に対してそのような感情は持ちたくない。
どうすれば、母に対してそのような感情を持たずにすむか。
母のエピソードが華やかなころは、その解決策を見出したくて、いろんなかたの介護ブログを読んでいました。
結局、そのような感情に悩んだ末に、うまくコントロールする術を見出したという方のブログを見つけることはできなかった。

そのうちに母の行動力が衰え、介護サービスをほぼ毎日受けることができるようになって、そのような母への悪感情に苦しむことがぐっと少なくなった。
つまりは感情をコントロールする術を見出す前に、時が解決してくれただけなのだ。
ケアマネさんは
「もう少しですよ。これで手足の自由がなくなれば寝てるだけだから、
 それはそれで大変ですが、気の使いかたは楽にはなりますよ。」
と、ささやかれるのですが、
「でも、認知(症)は長いからねー。
認知って元気なんですよ!ほんとうに元気!!
胃ろうのひとなんて、栄養が良いからほんと、つやつやですよー。」
と、なんだか気の滅入るようなことも言われる。

「人間食べられなくなったら終わり。後は緩和ケアで自然に・・・。
 というわけにはいかないのでしょうか?」
と、おそるおそる聞いてみた。
「そんなこと、医者はさせませんよ。
 ○○病院は、、、」と声をひそめて当地の高齢者医療の内情を語ってくださる。
85歳以上のほぼ半数は認知症になるともいわれるのに、胃ろうで元気に100歳まで生きる認知症の高齢者ばかりふえたら、いったい日本はどうなるのだろう?
できれば、私は意識があるうちに食べられなくなり「私はもういい。充分に生きました。」
と、胃ろうも点滴も拒否して往ければいいな。と、思う。


2012年04月18日(水) チケットを売らなくては!

母が元気なころから個人レッスンで楽器を習っている。
介護がはじまってからも、どうにかこうにかやり繰りして、レッスンは続けています。
その先生が、当地のホールでコンサートをされることになり、
当地の弟子ということでチケットを50枚預かることになりました。
わ!どうするんだyo〜?!

うち、10枚は当地の先生の孫弟子さんが買ってくださいました。

あと40枚!
わ!どうするんだyo〜?!

一枚4000円。。。
コンサートまで後一カ月。
今日から腹をくくって、営業しなくては!





営業半日。
9枚売れました。ヽ(^o^)丿


2012年04月17日(火) 春はパンツを履き変えて

銀行へ用足しに出たついでに、母のパンツ(リハパンではない、本来のパンツ)を3本購入。

駅前広場には、桜の花が散ってました。




春も終わりですね。
買ってきたパンツを母の箪笥へしまうと、なんとなしに心が弾んできます。

昨年の母は、この季節以後、スキがあると
一か月に1,2回、下半身すっぽんぽん、もしくは全裸で外へ出ていて、
びっくりさせられましたが、気持ちも解るような気がします。

陽気がよくて、風も爽やかと、来たらぶあついリハパン履いて、家にじっとしちゃいられませんわねー。
わかりますよ。お気持ちは・・・。

でも、私は困るのです。
若いぴちぴちのヌードにつやつやヘアーなら大歓迎の通行者、通行車のかたがたも
シワシワヌードに白髪交じりヘアーでは気分が悪くなるでしょう。て。


2012年04月16日(月) 下々の話

さて、認知症介護で避けて通れないのは、
はい。下のおせわですね。




介護のブログを拝見すると、皆さん、ほんとうに苦労されています。
まず、本人がオムツ(リハビリパンツ、略してリハパン)を、受け入れて
くださるかどうかで、苦労がぐっと違います。
母は割とすんなり受け入れてくれたので、助かりました。

受け入れさせるコツですか?
コツも何もありません。
帰って見ると大洪水、急いで拭き取り、蒸気モップで拭いて匂いも消えて
やれやれ、と、思ったとたん、おシッコの臭いがぷーん。
振り返ると母の足元にまた大洪水。
なんてことを2、3度繰り返して、
実の娘の遠慮の無さで、
「もう!これはいて!!」
と、一喝。
これで終わりでした。

実の娘だからこそ出来たのでしょうね。
お嫁さんだとこの手は使えないかもしれません。

以後、家にいるときは2時間おきにトイレ誘導します。
それで、今のところはすんでいますが、大洪水もう○こ祭りもたまには
あります。
たまーにね。


2012年04月15日(日) 日曜のデイは延長で。

日曜のデイは、きんたろうさんです。

ここの利用者は、男性女性半々ということで、
御迎えの車に先に乗っているかたも、毎回男性ばかりです。
男嫌いの母が、毎回強張った表情で車に乗りこんで行くのを見ると
「いやなんだろうなぁ」
と、ちょっぴり胸が痛む。

で、も。行っていただかないと、やっていけない。
ごめんねー。

平日フルタイムで仕事している私には、日曜日は私用をこなす貴重な日、
なのです。
今日は、外出する用事が無かったので、気になっていた敷地内の草取りができました。

帰って来る母のために、バナナチップスコーンを焼きました。
美味しいですよ。(*^^)v




2012年04月14日(土) ショートステイから帰って来ます。

母は今日の午後2泊3日のショートステイから帰って来ます。

朝、眼がさめたら、もう背中、胸、腹部が緊張して、強張っています。
心と体って密接なんですね。

気分転換に花を買ってきて、リビング、玄関、トイレにフラワーアレンジ。

母の部屋のトイレにもさりげなく。ね。



毎日、御世話に悪戦苦闘してる場所ですから、気持ちを引き立てるためにも
清々しく整えるよう心がけています。

帰ってくる母のためにおやつも用意しました。



気合いを入れて、「いつでも、どうぞ!」と、母の帰りを待ちます。


2012年04月13日(金) 介護の日程

母が認知症と診断されて、3年が過ぎました。

大変だったのは、2009年、2010年あたりで、
何が何だかわけのわからないグチャグチャのエピソードは、このころに満載ですが、
昨年となった2011年、そして今年は、母も落ち着いて、
認知症とその家族としての日常が淡々と日々過ぎて行くという感じです。

介護度、3。
在宅で、デイとショートを利用しています。

月:デイ うらしま 
火:デイ うらしま 
水:マッサージ かるがも先生
木:デイ うらしま 
金:デイ うらしま
土:デイ 金太郎 
日:デイ 金太郎
      (*施設の名称は仮称ですよ。)

が基本スケジュールで、
月2回2泊3日のショート、月1回受診のためデイお休み。

こんな感じですね。

母は基本身体が丈夫なので、受診は今のところ
月一度の内科定期健診と4カ月に一度の眼科検診だけです。
介護のブログを拝見すると医者通いも介護者の負担を大きくしているようですから、この程度の受診ですんでいる母に感謝、です。


2012年04月12日(木) 垂井の桜

昨日、所用で京都へ行ってきました。

桜の時期に東海道新幹線で西へ向かうには、ひそかな楽しみがあります。

それは垂井というところを通過するしばらくの間、桜を堪能することです。

山々の木々の間、池の周囲、里の広場、田畑の道沿い・・・次々と雲のように桜が固まって咲いています。

桜まつりの幟がはためいていても、道にも広場にも、池のはたにも、何年も人影を見たことがありません。

人気のない里の風景に桜ばかりが満開で・・・。
夢に見るような風景を今年も見ることができました。

京都では大きな交通事故があったようです。
行った場所とは離れたところでしたが、なんとなく街がざわめていました。


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