うさぎ日記 DiaryINDEX|past|will
従兄が家を建てたので、母と祝にでかける。 中央遠く、一本の松が見え、そのあたりがそうだと伝えられている。 集落が川になって無くなるとともに、土地の名も消えてしまい、一本の 松だけがかっての集落の名を留めている。 しかし、その松の名がかって、そこにあった集落の名だと、知る人はどのくらいいるのだろうか。 松が消えたら、集落の名は、こんどこそ本当に歴史から、消えてしまうのだろう。 風もなく、明るい日差しの中、雲雀の声だけが可愛く喧しい。 すぐ近くに残る見事な松並木。 昼食は従兄が予約をとってくれていた蕎麦屋へ移動。 奈良、平安時代、古くから開けた土地がら、百姓屋とも町屋ともつかない集落をぐねぐねと廻って、蕎麦屋へ到着。 入口に何か変わったものが見える。 近づいてみると 蕎麦屋さんは、以前は織物工場をされていたようだ。 1個100円 白の糸束を二つ、紫の巻糸を一つ。300円を缶に入れて購入。 狭い小路を抜けると風雅な玄関が出現。 冷たく冷えた蕎麦は、薫り高く、ほのかに甘く、絶品。 山葵が1本添えられて、各自すりおろしていただくのも、嬉しい。 本物の山葵で蕎麦の味がより引き立つようだ。 海老にごく薄い衣をつけて揚げたものに、蕎麦と山芋を練ったものがかけてある。 もろこの押し寿司。蕎麦と山芋の練りものを団子にして揚げ、味噌タレをつけたもの。 合計2100円(税込)
市内某所で行われたコンサートに参加。
桃青
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