蹴文修記

2007年01月24日(水) バレンシエンヌ×ルマン

たまにフランスのリーグ・アンを観る。
松井のいるルマンかリヨンくらいだけど。

フランスリーグって、優雅なパスサッカーをする
上位数チームと、ガチガチフィジカル系のその他、
みたいなイメージがあるけど、この試合はいずれの
チームもガチガチ系。

緩いピッチのせいもありボールが落ち着かず、
ボンボンボンボンとボールがあっちこっちに弾む。
戦術は前に蹴る、みたいな感じだ。
その中で松井は頑張っていたけれど、いかんせん
他の20人くらいがただボールを蹴るだけなので
なんともし難く……途中交代、仕方ないね。

よくわからんうちに同点になって終わりました。

ずっと思ってるんだけど、ルマンのユニ欲しい(笑)
昨日は水色地に、胸にはいつものロゴ。
「LOVE」にニワトリの絵ですよ。
ピチ系のシャツなので自分が着てみると笑うかも
しれないけれど…。



2007年01月23日(火) オフにすること

サッカーがお休みのころ、
ここ数年同じことをくり返している
ことに気がついた。

・年初の高校選手権が終わる
→寂しさを感じる
→仕事のペースも落ちる
→つたやにCDを借りにいく
→ちょうど半額セールやっている
→2週間で10枚以上借りる
→ダビングしながらゲームにはまる
→くだらない終わりのないゲーム
→ひきこもり太る

いま、ここらへんかな(笑)
そろそろ大掃除を始めるだろう…。

去年もこの時期、大量にCDを借りて
それを1年間聞きまわしていた。
同じものをずっと聞いていても飽きないから
新譜をいつも買ったりしないんだよな。

ま、ひきこもるのは仕事をしている証拠
(進んでいるかどうかは定かではない)
だから仕方ないところではあるのだが…、太る。

早く春にならねぇかなぁ。



2007年01月21日(日) アーセナル×マンチェスター・ユナイテッド

悔しいけど、おそらく今季プレミア最高の試合だ。
アーセナル×マンチェスター・ユナイテッド。
エミレーツスタジアムでいまだ無敗のアーセナルが、
首位を走るマンチェスター・ユナイテッドを迎えた一戦。

序盤からホームのアーセナルが攻勢をかける。
アンリやアデバイヨールのスピードを最大限に生かし、
スペースをうまく使った戦術で何度もゴールに迫る。
ピッチを広く使うサッカーをやらせたら、
いまのアーセナルは一番かもしれないなぁ。

でもユナイテッドは慌てず、最後の最後、中央を固める。
サイドにボールが流れ相手に保持されようとも、必ず
締めるところは締めている。絶対にコースを空けない。
そして鋭いカウンターで決定的なチャンスを作る。

先制点はそのカウンターを見事に決めたユナイテッド。
ここが勝負とみたエブラが長距離のオーバーラップから
センタリング。そのボールに飛び込んだのはルーニー。
大舞台でなんかやる男が唯一といっていいチャンスを
生かした。素晴らしいゴールだった。

点が動いたあと少しアーセナルのペースが落ちたものの、
試合の状況は変わらず。しっかりとユナイテッドが守りを
固め、アーセナルの攻勢をしのぎ続ける。
しかしまあ、守って守りきれる相手でもない。
特に今季ホームでは負けなしのアーセナルだ。

しかしその固い守りを打ち破るのには83分を要した。
同点弾を決めたのはファンペルシー。ロシツキーのクロス
をアンリが流し、ファーに詰めていたファンペルシーが
難しい角度からゴールネットを揺らした。

そしてロスタイム、ドローでも2位チェルシーとの勝ち点差を
広げられるサー・アレックスは守りを固める。
ロナウドを下げハインツを投入。終盤、ロナウドの裏を
徹底的に攻められ、破られていたので当然の交代だった。

が、固めたはずの守りがそこから破れるのもよくあること。
再び右サイドからのクロスにアンリがぴったりと合わせ、
ロスタイムの逆転ゴールとなった。この試合で初めて、
リオとビディッチが彼をフリーにした場面だった。

この試合、まるでチャンピオンズリーグのトーナメントを
見ているかのような緊張感があった。
まあ、昨日の試合がクタクタだったせいもあるだろうけど…。



2007年01月20日(土) リバプール×チェルシー

最初から、チェルシーはおはなしにならなかった。

大怪我からツェフが復帰したのはいいニュースだった
けれど、やはり試合勘には不安があった。
そこへきて、センターバックがパウロフェレイラとエシアンだ?
カルバーリョは怪我かなんかで急遽欠場らしい。
そしてマケレレは累積で出場停止。

先発メンバーは、右がジェレミで左がAコール、センターが
そのパウロフェレイラとエシアン。中がミケル…。
バラックとランパードがいて、前がドログバ、カルーにロッベン。
豪華なのかどうなのか、あれだけ取っても層が薄いってなに?
おまけに一番得点の臭いがするロッベンまで負傷退場。。。

このメンバーを見たとき、最初の失点は覚悟せざるをえないと
思った。そして守りに入るリバプールをどう崩すか。
そんな楽しみで見ていたけど、2点取られても反撃の気配なし。
2点も与えりゃベニテスにはもう攻める気はなし。

つまんない試合だった。
リバプールもその気になればもっと取れただろうに、
それをさせないベニテスにも(わかっちゃいたけど)失望。
バラックにフィットの兆しなし。
どうしても使わなきゃいけないのかなぁ。。。



2007年01月14日(日) インカレ決勝あったけど

インカレ決勝、早稲田大学×駒澤大学が国立であって、
楽しみにしていたんだけど、風邪ひいていたことと、
週末に仕事でおおごとがあったので精神的にも
立ち上がれず、生観戦は断念、っていうか行けなかった。

夜のテレビでダイジェスト見たけど、あんなに大差が
つくとは思わなかったな。切れてしまったんだろうか…。
リーグ戦とか観て駒澤大学の強さはわかっていたけど。

大学サッカーもちょっとは見直されてきたかな?
まあ有力選手がいてはじめてメディアに取り上げられる
構図は変わっていないだろうけど、実際、スタジアムに
行けば面白い試合が観れるよ。今年はもっと行こうかな。

高校とは違ってフィジカルが出来上がってきつつある年代
だし、試合を観ていて妙に心配することがない。
でもプロと同じ目線だと、勝負に対する意識に不満は残る。
まあ、スタジアムはだいたい空いてるし、のんびり球蹴り
観るには最適なレベルかもね、実際。



2007年01月10日(水) 3月の日韓戦は中止

3月24日に予定されていた日産スタジアムでの日韓代表戦。
韓国側の要請により中止とのニュースが流れてきた。

そんなんあったっけ?(笑)
そう言えば、日韓交流のなんたらで定期的に日韓戦を
やろうってやつの延長だったっけ? もう忘れた。

個人的には親善試合で日韓代表戦をやるのは反対。
若い年代のカテゴリーならばまだしも、宿敵との戦いは
本番でこそ価値があるってなもんで、乱発しちゃあ
意味がないよ。

だいたい、3月のまだ体が完全に仕上がっていない、
おまけに代表チームとしては始動一発目に韓国ってのは
マッチメークした者の常識を疑ってしまいますわ。
何を考えていたのでしょうねぇ。

代替開催を考えているというけれど、今から探せる相手
なんてたかが知れてるし、欧州とかアフリカは選手権
の予選かなんかあるんでしょ? いいじゃん、やめとけば。
その分、しっかり合宿して(場合によっちゃ欧州行っても
いいと思う)、どこぞのクラブチーム相手に練習試合
やったほうが絶対にいいよ。

まあ、興行的になんかやってしまうんだろうけどさ。
強化が優先なのか、興行(収益)が目的なのか、
これからの対応ではっきりするかもね。

だいいち、世界フィギュアと日程重なるからやめてくれ(苦笑)



2007年01月08日(月) 盛岡商×作陽

誰がいったいこのカードを予想しただろうね。
盛岡の監督はいい指導をしているとか、
今年の作陽は一味違うと思えたけれど、
まさかこの「組み合わせ」になると考えていた
ひとはいなかっただろうね。

盛岡の攻勢をなんとかしのぎ前半をスコアレスで
終え、後半に満を持してエースを投入した作陽は、
この試合を「カタ」にはめることを考えただろう。

ここまで何度も、危ない場面を救ってきた作陽の
村井は、この試合でも先制点につながる素晴らしい
シュートを放っている。そして彼が前線にいるだけ
でチームが落ち着く、ボールの預けどころができる。

そして盛岡がPKを外したとき、正直勝負が決まった
と思った。盛岡のゴリゴリもここまでか…と。

しかし高校選手権、国立はそんなに簡単じゃなかった。
リードして硬さが感じられた作陽に対し、盛岡は
無尽蔵とも思えるスタミナと突破力で襲いかかる。
そしてこじ開ける。同点、逆転。

あきらめないチカラ。それが選手権を制した。
小粒だとか有力選手不足だとか影で言われた今大会
だったけれど、サッカーを最後まで諦めないという
姿勢を見習わなければいけない大人も多いんじゃないかな。



2007年01月07日(日) おとなのプレー

インカレ準々決勝が西が丘であったんだが、
やっぱり遠かったので諦め、夕方のフットサルに直行。
今年の蹴り初め、2007年もボールを蹴れることに感謝。

久しぶりにチームの練習をして、それでも蹴り足をセーブ
しないといけない足の状況に嫌気がさしたけれど、試合に
なればなんとか足手まといにならず、普通に動いて蹴れる
ことに気がついた。

これがおとなのプレーか?(笑)
やたら走るのではなく、意識して緩急をつける。
わざわざ足の痛いところで蹴らずに、いろんなところで
工夫してボールを止める、蹴る。

いままで若いやつらとの差を実感することばかりだった
けれど、それを別の意味で克服して、もっと楽しめるよう
に進歩していきたいね、今年は。



2007年01月06日(土) 作陽×神村学園、八千代×盛岡商

大雨のため、自宅テレビ観戦。
本当なら、この国立での準決勝は選手権で
一番の見どころでもあるんだけどな…残念。
冷たく激しい雨のなか、現地観戦する気力はなかった。

テレビで観た試合は、その雨がプレーに大きな影響を与えた。
でも結果までも左右したとは思えない。

作陽と神村は、共にパスを回しコンパクトなサッカーを
していたけど、その正確性と環境適応能力は作陽が一歩上。
たった1点、最少得点差の勝利だったけど、それ以上の
差があったように思える。雨で苦労したのは逆に作陽か。

2試合目の八千代×盛岡商。タレントを揃えた八千代と
泥臭いサッカーの盛岡商。雨だからキックアンドラッシュの
盛岡が優位に試合を進めたように見えるけど、結局気持ちの
差があったのだろうと思う。本当に勝ち抜けるだけの技術と
タレント性があったならば、雨なんか苦にせず勝てるはず。

うん、世間的には話題の少ないほうが勝ち進んだように
見えるだろうけれど、結果は順当だった。



2007年01月05日(金) 作陽×静岡学園、広島皆実×盛岡商

もうこうなったらまた駒沢だ。

作陽×静岡学園、期待通りの熱戦。
個の力では静学が上回っていたかもしれないけど、
その差を作陽の組織力が埋めた好試合。
怪我で先発を外れていたエース9番がピッチに
投入されてから安定感を増した作陽。
二枚腰の戦術を駆使した作陽の勝ちでした。

広島皆実×盛岡商、ちょっと退屈だった。
でも皆実の堅実な守備に、盛岡のごり押しサッカーが
徐々に穴を開けていき、やっと1点を奪ったって感じ。
お互いに持ち味を発揮した試合だけど、やっぱり
サッカーは点を取らなきゃ勝てない、と。



2007年01月03日(水) 室蘭大谷×作陽、青森山田×静岡学園

メジャーが悪い。
教育テレビで一挙放送なんて朝っぱらから
やっているのが悪いんだ。また駒沢だ。

選手権で同じ会場に通うってことは、
だいたいの場合、同じ学校を何度も観ることになる。
ひとつの学校を追って観ると、チームを理解して
より深く楽しむことができる一方、当然ながら
多くの学校を観ることができなくなる。
ましてや、追っている学校が魅力的であればいいけど、
そうでもないときは非常につらい状況になる。

まあどっちでもいいや、近所で選手権観れるんだから(笑)

室蘭大谷×作陽。個の室蘭に対し、組織の作陽。
お互いに相譲らず、PK戦。作陽が次に進む。

青森山田×静岡学園。こっちもPKかと思ったところ、
最後の最後に静学が押し込む。

正直、どっか別会場に行けばよかったと後悔しております。



2007年01月02日(火) 高川学園×室蘭大谷、静岡学園×佐賀東

今年の初生観戦は駒沢へ。高校選手権2回戦、
高川学園×室蘭大谷、静岡学園×佐賀東。

本当は臨海か柏に行って優勝候補を見たかったが、
起きられなかったから仕方がない。
家から駒沢までは最短30分で行けてしまう。

高川学園×室蘭大谷は、なんだかグダグダな、
選手権の2回戦らしい試合。高川(経営破たんの
多々良学園を引き継いだ学校)はあんなサッカー
じゃなかったと思うんだけどな。もうちょっと
しっかりした固い試合運びをする学校だったと
思うんだけど…。高校は年度ごとに印象違うからね。
それが楽しみだったりするんだが。

室蘭大谷の攻撃陣が試合を支配しておりました。
トップの選手はこのレベルではすごい決定力だった。
それでも2点取られてしまうところはチームとして
甘いのかもしれないけれど。

2試合目の静岡学園×佐賀東。佐賀東がこの一戦に
絞ってきたのに対し、優勝を狙っているだろう静学。
その差が如実に出た試合前半。完全に守備を固めて
カウンターに徹し、相手のいい所を消すことに専念
した佐賀東はたいしたもんだった。

でもまあ、それが1試合持たないのが高校生。
終盤には静学の攻勢を浴びてしまうのだけれど。



2007年01月01日(月) 浦和レッズ×ガンバ大阪

天皇杯決勝、浦和レッズ×ガンバ大阪

僕なら当然、国立競技場にいて然るべきだと考えるけど、
2年連続の赤いチームの降臨で、今年も自宅テレビ観戦。

正月は行かなきゃ、と思うけれど、今の財力ではストレス
なしに観戦できる席が買えないので…。
チームは別に嫌いではないのだけれど、熱烈なサポーター
に囲まれるのを思うとね、ちょっとつらいものがある。

また改めて、現在のこの状況について書いてみたいな。

試合は、共に「らしく」ない展開。
最初にガンバが取れていれば展開は違ったのだろうけど。
浦和の守備に安定感がなく、ガンバの攻撃にキレがない。

共に激しく戦い続けた今シーズン。その反動がこの試合に
出てきたのだろうかね。そしてこの2チームを叩き落す
他のチームが出てこなかったのも寂しい。こんな状況じゃ
天皇杯の存在意義が問われても仕方ないかもね。

でもプロアマ問わず参加でき、正月に決勝戦を行なう。
この文化は捨てて欲しくない。86回も続いているのだ。
10年やそこらのJリーグに押されちゃいけない。
ただ、協会の持って行きかたはどうかと思うけれど…。


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