蹴文修記

2005年08月31日(水) 横浜FC×京都パープルサンガ

久しぶりのJ2観戦は、カズの移籍で注目されて
いる横浜FCと首位をひた走る京都パープルサンガ
の試合@三ツ沢競技場、19:00キックオフ。

試合の興味は2つ。
カズが入って横浜は変わったのか。
ペースダウンが感じられる京都はどうなのか。

まず、カズと横浜。

いちばん変わったのは、スタジアムの雰囲気だと思う(笑)
バックスタンド中央からやや京都寄りに席を取った僕の
周りは、オールドなカズファンはもとより、若いやつらも
ひとつひとつのプレーに声を上げていた。
まあそんなにたいしたことはしていないんだけど、
観客動員は明らかに伸びている。僕もその一員であることは
否定しないけれど。

あとは、城がよく走るようになった(笑)
そりゃ自分より偉い人?がやって来たからね、
それも多分尊敬するカズだからね、頑張ってたよ。
でもその無用な頑張りは、ともすれば他のメンバーから
ふたり一緒に浮いてしまう結果になる。

特に前半は2トップが孤立することが多く、
中盤がしっかりしていないからくさびのパスも入らず、
クロスの精度なんか競りに行くのも面倒なくらいだし。
すると触りたがりのカズは引き目になり、城も連れて下がる。
必然的にDFラインも下がり、京都の思うがままになる。

でもそこでなんとなく入ったFK以外は、ボールをキープは
するものの最後まで行けなかった京都のおかげで、試合は
緊迫したものになったけど(トゥイードが頑張ったとも言えるが)。

その京都。

この調子じゃ、かなり昇格決めるまでに苦労しそうだと感じた。
まあ、この時期はいくら独走していたチームでも一度は落ちる
ところではあるし、また勝ち点差は大きくて追撃するチーム
にも勢いが感じられないから、たいした問題ではないんだろうが。

初めは余裕でパス回し→でもなかなかシュートまで行けない→
次第に焦りだす→横浜が意外に頑張る→接戦に、みたいな感じ。

中払が成長してたなぁ(ケガかなんかで後半早々引っ込んだけど)、
米田と斉藤のコンビもいい。大崩れはしないだろうな〜。
パウリーニョとアレモンはもっとすごいのかと思ってたけど、
この試合に関してはぜんぜんダメだった。
モチベーションの問題があるのかな、外国人選手は。

試合はドロー。

横浜CBのトゥイードが後半途中から狂ったように上がりだし、
京都DFが一瞬付ききれずに競り負けたところ、カズが走り
込んで同点ゴール! 
その後もやっぱりホームだからトゥイードが上がりっぱなしで、
勝ち越しを狙う横浜。でも決定力に欠け、そのまま試合終了。

京都の田原、もうダメだなぁ。。。走れないし蹴れない。
横浜の山口、もうダメかなぁ。。。新潟で燃え尽きちゃったかな。
若い選手でおや?と思うのがいなかったのは寂しいね。

ま、たまにJ2観るのも楽しいもんだ。
のんびりと、秋風に吹かれながら。
ああ、夏休みも終わりだね。



2005年08月28日(日) 身体と相談しながら〜

今日はシエスタのチーム練習。
寝不足で参加するときっついね。
夜中までプレミアとか24時間テレビとか
見てるからいけないのだが。。。

靭帯ケガしてからそろそろ2年、かな?
この夏、暑くなってからは足の調子もいいので、
サポーターもなしで練習試合もシュート練習もしてる。
結果、動きの制限がなくなって自分的には軽やかに
走れるようにもなったし、右足インステップでしっかり
蹴れるようにもなってきた。

が、動けるからこその問題も最近出てきて。。。
しばらく感じなかった筋肉痛とか、ももの違和感とか、
今日は右足甲がなんかずっとつった感じがあって。
自由に動けるようになったのに、逆に制限しながら
球蹴りしなきゃいけなくなって。う〜ん。

おまけに今日は体調も悪かった。
ここ2ヵ月の仕事の疲れが昨日あたりからどーっと(苦笑)
身体と頭は重いし、腹具合は思わしくないしでねぇ。
夏バテか?

でも身体は一汗かいたらすっきり。結構元気になったとさ。
心配しながら様子を見ていた足のほうも、次第に調子よく
なってきて。。。あとは新しいシューズを買うだけだ〜。

しか〜し、身体はまだ悲鳴を上げていたようで、久しぶりに
上京してきたそういちくんたちと酒を飲んでいたのだが、
頭が痛くてしょうがなかった。酒弱くなったのか?
確かに最近忙しくて飲みにも行ってないけど。

うん、予定通り、これから3日間はゆっくり休んで体調を
整えよう。今月はまともに休みも取ってなかったからね!

**

うちのチームってのはそれこそ初心者から上級者もどきまで
いろんなレベルの人間がいるわけだけど、プレーがどうの
こうのではなく、いちばん差を感じるのがケガを避けられる
かどうか、なんだよなぁ。

ちょうど僕が大ケガしたのは、サル始めてようやく人並みに
なってきたころに起こったアクシデントみたいなもの。
これはよくあるパターン。最近は自制することも覚えて、
ケガの危険を感じることもなくなってきた。

これとは違って、ひとどうしがぶつかったり蹴っちゃったり、
それでケガするのは本当にバカげているし、社会人の休みの
日の楽しみという前提を覆してしまうことなのでねぇ、
なんとしても避けたい。

僕は身体接触でケガをすることはほとんどない(プチ自慢)
たぶん、危険察知能力に優れているのか、若しくは子どもの
ころの経験が役に立っているのか。蹴られる、ぶつかられる、
と思ったら、痛くない蹴られ方、ぶつかられ方をどうやら
身体が習得しているみたいだ。特に蹴られるのは上手いね(笑)
ムエタイのローキックのガードよ、あれあれ。
足の力をふっと抜いて、でも足首はきちんと固めてる、みたいな。

相手を蹴っちゃいそうなときもそう。決して振り抜かないで、
足首だけでクイッと蹴る。そうしたら万が一当たっちゃっても
そんなに痛くはないはず。そりゃたまには容赦なく戦いを
挑んでしまう相手はいますが。。。そういちとかね(苦笑)
ふたりのたたかいはさるではなくさっかーのそれだ。

こういうことって、教えるの難しいんだよね。
ボールの蹴り方とか止め方とか教えるのは時間かければ
できるんだけど、場数踏むしかないんだよなぁ。
でも月に1度や2度の練習じゃ難しいよなぁ。

はてさて。。。



2005年08月27日(土) 川崎フロンターレ×サンフレッチェ広島

実はこの対戦カード、すごく好きで楽しみにしていた。
対戦成績もほぼ五分で、いつも上質な試合を見せてくれる。
勝っても負けても好試合。J2時代の黄金カード(笑)

それはJ1の舞台でも同じことだった。
首位争いのようなガチガチした試合ではなく、
レベルの低い守り合いでもない。
お互いに持ち味を発揮し、守るところはしっかり守る。
リスクを取って攻めるときはスピードあふれる攻撃。

今日の試合も期待を裏切らないゲームだった。

前半は守りの広島と攻めの川崎。
統率の取れた守りを、正面から崩しにかかる川崎。
一瞬の隙をうかがい、鋭いカウンターを仕掛ける広島。
息の詰まる展開が続いた。

この両チームのこれまでの対戦を知らない観戦者にとっては
たいくつな展開に思えたかもしれないけれど、思い入れ
たっぷりな僕は、これから始まるであろう新しい展開への
期待でいっぱいだった。

均衡を破ったのは広島。
川崎守備陣の対応がわずかに遅れた場面を見逃さなかった。
佐藤寿人がマークを振り切り頭でゴールに流し込む。
こいつには昔からよくやられるんだよなぁ(苦笑)

ホームの圧倒的な声援を受け反撃に出る川崎。
何度も撥ね返されようとも中央突破を繰り返す。
開幕から同じメンバーで戦っている川崎の強みは、
ここに様々なバリエーションがあるということ。

広島の守備が少しずつルーズになり始めたところ、
サイドに流れたマルクスが同点弾を決めた。
守備に大きなミスはなかった。川崎の手数の多さが
固い守備をようやく打ち破ったという感じ。

こんな試合を続けていると試合終盤は次第に中盤が
なくなり、ノーガードの打ち合いになる。
それも交互にチャンスを作り出すもんだから、第三者的に
見ていてもすごくスリリングで楽しい(笑)

両チームの守備陣は、それでも最後まで踏ん張り
得点を許さず、結果は妥当なドロー。

いい試合だった。世間的には注目度なしだけど・・・。



2005年08月17日(水) 日本×イラン

よくやった、僕らの日本代表。

この試合観て、ぐだぐだ言うやつは許さん!

ワールドカップ出場も決まって、モチベーションを上げるのも難しい状況。
韓国はホームでサウジに負けて2位に甘んじている。

思えば東アジア選手権で、チームを一度グダグダにしてしまったのが
よかったのか? レギュラーと呼ばれていたメンバーのお尻に火がついた
のか?

これだけ長い間、予選を戦ってきた日本代表。
いまさら新しい驚きなんてありゃしない。当たり前だ。

みんな、やるべきことをきちんとこなしてイランを圧倒した。
加地はいつもやっていることを今日もちゃんとやって、得点を記録した。
特に今日の動きが素晴らしかったわけではない。いつもやっていること。
それを繰り返している彼は賞賛に値する。

乗りのりになりそうな相手GKに、常にプレッシャーをかけ続けて
自由にプレーさせなかった大黒。得点以上にいいプレーだったと思う。
玉田も慣れないポジションでよくやっていた。最初のは決めなきゃだけど。
小笠原と福西は彼らの役割をきっちりこなしていたし、
遠藤もなんとか(ガンバでの悪い癖がちょっと気にいらんけど)。

三都主には今日、初めて(笑)心から拍手を贈った。
気持ちが途切れなかった。

3バックもイランの個人技に対し、決定的な場面を与えず、
(たぶん)ダエイのポストに当たったシュートも苦し紛れのもの。
PKはご愛嬌(苦笑)
おそらくこれで代表引退のダエイに花を持たせたと思えばいいさ。

もちろん、ワールドカップで戦うにはまだまだ向上すべきところ、
直さなくてはいけないポイントは山ほどある。新戦力も必要。
でも、アジア予選を戦い抜いた、唯一負けたイランには最後に雪辱
した、という点では、満点に近い評価を与えていいのではないだろうか。

***

文章にはなってないけど、とりあえず思ったこと書き記す。



2005年08月01日(月) 8月です

東アジア選手権、日本×北朝鮮(男)

日本にとっては何の評価も分析にも値しない試合。
このチームの柱である小笠原と中澤があんなミスを
して負けたんだから、何も言うことはない。
北朝鮮の勝ちたい気持ちが上回っていた、それだけ。
どうせなら次の試合は左サイド駒野で。

ルマン×リヨン

試合開始後、初めて松井がボールを持ったときの
ホームスタジアムのどよめき、久しぶりにドキドキした。
海外に行って現地サポーターに愛される選手。
ローマの中田、フェイエ初年度の小野以来だなぁ。
監督、リーグアンなら真ん中で使えるよ。

東アジア選手権、日本×北朝鮮(女)

録画するの忘れた……


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