蹴文修記

2004年11月07日(日) 高校サッカー選手権神奈川県予選

ふらりと等々力に選手権の神奈川県予選を観に行った。

スタンドには、高校生とOBと先生たちが集まる
選手権独特の雰囲気が溢れていたけど、普段フロンターレ
の試合に来ている近所のサッカー好きの姿もチラホラと。
僕もその1人なんだけどね。

僕にとっての高校サッカーの魅力は、地元のチームを応援
すること、いい選手を自分の目で発見すること、試合ごと
に違う味を堪能すること・・・などなど。

一昔前の、青春と感動云々ってのはやっぱり薄れてきて
いるのかな。就職活動の場だと宣言する選手も出てきているし。

今日の場合は、今は川崎に住んでいるけど、高校は知らない
から地元意識はなし。いい選手はいたけどみんな小粒。
なので、2試合の違いがかなり面白かった。

1試合めは渕野辺×秦野。
着いた時には秦野が2点リード。下馬評も何も知らなかったから、
ふ〜ん、そういうもんか、と思いつつ、席を探している間に
渕野辺が1点返す。おお、面白くなりそうだ。とハーフタイム。

弁当食べながら観た後半、渕野辺が圧倒的に試合を支配する。
っていうか、チームとしては1枚上手な感じ。初めの2失点は
何だったんだろう・・・。そして同点になり延長戦。Vゴールで
渕野辺が勝ち。選手権でVゴールってのはかわいそうだな。

2試合めは法政二×日大。
選手権でよくあること。1日に2試合観て、そのギャップに驚く。
そして大概の場合、ああ、1試合めってレベル高かったんだ〜、
と感心する・・・。

ただし、校風なのか近所だからなのか、こちらの試合は熱い。
法政二が試合を支配し、日大がGKを中心に懸命に耐える。
GK当たってたなぁ。もうちょっと大きければプロにも行ける
だろうに。普段はどうなのか知らないけど、今日見た4人のGK
の中では最も優秀だった。

結果、DFに当たってコースが変わるラッキーなゴールで法政二が
決勝進出を果たした。残念、日大・・・。

帰宅後、洗濯しながら磐田×C大阪観戦。
結果、2−2のドローだったけど、どっちも同じパターンで
2得点&2失点、試合の中での学習効果が共になしってねぇ。
低迷している両チームの真髄見えたって感じかな。



2004年11月06日(土) FC東京×大分トリニータ

一応、たくさんJリーグの試合を観には行ってるんだけど、
大分の試合を観たのは多分初めてかなぁ。

川崎に越してきた時にはJ2にいたはずなんだけど、
その年はJ1中心に観ていたので機会がなかったのか。
翌年には逆に昇格を果たした大分を等々力で観ることは
なく、すれ違いが続いていたんだよね。

でも観たいと焦がれていたわけではなかったけど・・・。

その通り、試合はあんまり見所もありませんでした。
3日前に激戦を制したFC東京に多くを望めるわけでも
なく、静かな、結果ドローが妥当な試合でした。

試合前、FC東京が開催するコパFC東京に参加した。
久しぶりにボール蹴って、思いのほか楽しかった。
大怪我が治ってから3週間もボールを蹴らなかったのは
初めてだったけど、休みのおかげで身体のあちこちに
出ていた痛みはほとんど消えていた。

身体は重くなっていたけど・・・。



2004年11月03日(水) FC東京×浦和レッズ

恐らくたいていの新聞コメントなんかは、
今日のナビスコ決勝について、「浦和の猛攻を凌ぎ切り」
「数的不利となり守りを固めて耐え切ったFC東京」とか
書くに違いない。

そしてレッズの人たちは、サポーターも含めて、なぜ
負けたのか、なぜ点が取れなかったのかわからないだろう。
少なくとも今年のレッズは、圧倒的な得点力で勝ち進んで
きたのは疑いもない事実なのだから。

野球に例えるのは本意ではないけど、よくチームの投手力
と打線のバランスが取れていないと、とか打撃は水モノ
だからって事がよく言われる。まさに今日の浦和レッズの
打撃陣は、まったくもって合っていなかった。

アレックスは代表戦よりも悪い状態だったし、田中達也は
動くスペースを与えてもらえず、エメルソンはなぜか覇気
が感じられなかった。緊張していたのか、勝って当然という
雰囲気が逆に重くのしかかっていたのか・・・。一番怖かった
永井がピッチから去ったとき、正直ホッとした。Vゴール
を決めるとしたら永井だと思っていたから。

FC東京の決定力のなさはいつもの通り(笑)。
きっちりシュートが打てていたら、決定的な場面は途中まで
五分五分だったけど・・・、まあこれもいつもの通りか。
ついでに、守りもいつもと同じだった。加地が日本代表の
意地を見せたのか、いつもの不安定さが感じられず、十分に
存在感をアピールしていた。やっぱり代表戦に出ることで
成長はしているんだなぁ。

ジャーンが退場になっても、藤山が代わりをきっちりこなし、
数的不利は今野が3倍走ることでカバーしていた。中盤の
ケリーをあきらめ、梶山を入れたことは原監督の好采配。

その監督の采配も勝利の行方を大きく左右した。1人少ない
ながらも90分で勝ちにいった原東京に対し、ギド浦和は
余裕をかましながらも、交代で流れを変える策を取り損ね、
勝機を逸した。勝負どころがつかめなかったのかね。

浦和は基本的に前の3人+1人で点を取り、後は守り優先。
それは試合を通して変わることはなかった。数的有利に
立って、まだ相手の修正が終わっていないところに、もっと
畳み掛けて勝負を決するべきだった。

浦和の自滅、としか見えなかったね。

でもFC東京の頑張りは大いに誉められていいと思う。
いつものサッカーを存分に発揮し、攻められながらも相手に
試合のペースを完全に渡すことはなかった。前半30分という
早い時間から10人になり、疲れていないわけはなかろうに、
最後まで走りぬいた選手たち。石川直を少し見直した(笑)

サポーター勝負でも勝ってたね(苦笑)
ファイナル進出を素直に喜び、祭りを楽しむサポーターたち。
試合開始前に少し緊張していた選手たちの精神面を楽にして
くれたに違いない。勝っても負けてもこのファイナルを楽し
んで全力を尽くそうという姿勢がよかったかな。
浦和は・・・、力にもなり、毒にもなる応援だね。
あの統一感と圧倒的な威圧感は。
スタジアムを赤く染めることだけに力を注ぎすぎたかな。

さすがに味の素スタジアムに場所を移しての祝勝会には
参加しなかった。いや、途中で悔しくなってきてねぇ。
帰りにインレットのケンタでフロンターレグッズ横目に
眺めながら、ああ、あんな場所に行くことができるのかなぁ、
としみじみしてしまった。
昔ファイナリストにはなったことあるけどね。僕はまだ
知らないから・・・。



2004年11月02日(火) またもや

長らくお休みしてしまったこの日記。

ネタがないわけじゃないけど、創作意欲と
体力が足りなかったので・・・。

川崎フロンターレの昇格&優勝が決まった〜。
チェルシーは順調に勝ち進んでいる〜。
(今期の試合はひとつもみてないけど・・・)

サルも何回もやった、もうすぐ2周年だよ。
こんなに長く続くとは思ってもみなかった。
(短く終わる気もなかったけど)

仕事もなんだかいろいろやってるし、
書きたいこともたくさんあるのだけど・・・。

少しずつでも書き残していこう。


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