へそおもい

2022年03月29日(火) ただそれだけのことなのに

「さとみちゃんが人間のカタチをしているのが不思議」
と言われた。

そうなのだ。
自分でも不思議なのだ!
わかってくれる人が現れた!

そんな気持ちになって
なんだかとても安心した。

わたしは
人間になろうと
必死でがんばっている。
ほんとに
がんばってる。
えらい!

それは
まあまあ上手にできると思う。
いつもスパイのような気分だ。
いつ
人間じゃないことが
バレやしないか
ヒヤヒヤしている。
もうバレているかもしれないが。
隠そうとはしている。

正直
わたしは
地球の自然
とりわけ山の植物やいきものに
興味があって地球にきたところがある。

人間はよくわからない。

わたしにとって人間は
地球の生き物のなかの一種でしかないが
自分が人間の身体を持って
ここにきたために
人間の社会を学ばないといけない。

無駄に傷つきたくないから。
実はとても傷つきやすいから。

人間の文化を学んで
その中で居心地良くいながら
地球を観察したい。

しかし、
人間の文化は難しく
上手に居場所を見つけられない。

もっと楽に
上手に
ここにいる方法があるはずだ。
そして仲間が欲しい。

もうだいぶん疲れてきた。


大阪にいた頃は
仲間がいた。

島に来てから
このスパイ感を共有できる
仲間がいない。
とても孤独だし
このままだと自信がなくなって
元気がなくなって
地球の観察どころではなく
もうさっさと
地球から出たくなってきている。

本末転倒だ。


気がつけば
とてもやさしい人間に
箱に入れられ
飼い慣らされてきている。

目には見えない
エネルギー磁場で
柵が造られ
その中からでられない。

みえないから
誰も気がつかないし
自分でもわかりにくい。
それに慣れてしまって
そんなもんだと感じてくるから
危ない。

危険だ。

わたしは
このまま
こうしていてはいけない。

この箱の中からでたい。
でなければいけない。

そして、
人間はこの地球で幅を利かせすぎている。
勘違いも甚だしい。
わたしには理解ができない思考回路をする。

この人間の身体を持ちながら
地球を観察できる
居心地の良い居場所を
早急に見つけなければならない。

山は新緑が膨れあがってムンムンしている。
抱きしめたいくらいふかふかの山。
今日の地球は雨が降っている。
雨が降るっていうことは
とても貴重で美しいことなんだよ。
素晴らしい仕組みなんだよ。

人間は色々な意味づけをするけれど
正直よくわからないんだ。

地球の自然の営みは
とても美しい。
ただそれだけのことなんだよ。



2022年03月26日(土) 大っ嫌い

頭の中が
氷のように固まって。

ほら
地球温暖化っていうけど
その逆の
ほら
氷河期みたい。

みんなの話す言葉に
ついていくと
頭が狂う。

みんな
わたしと違う星の人。

一丁前に傷つくものだから。

ほら
だから
氷河期みたいな
頭になっちゃうのよ。

1番近くにいる人も
星が違うの。

わたしは
ただなにも感じないで
氷河期みたいにしていないと
ここにいられない。

大っ嫌い。


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はたさとみ [MAIL]

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