へそおもい

2007年08月31日(金) ちゃめワン

数年前に「ちゃめワン」という
キャラクターのテーマソングを作った。

ずっと忘れていたのだが
つい先日「ちゃめワン」の曲が
カラオケに入ったということ。

それを記念して
ちゃめワンを発案された方の
もっているお店で
カラオケをバックに
歌うお仕事をしてまいりました。

お店は
ひとつのビルに4つあって
それぞれのお店には
綺麗なおねえさまたちが
たくさん。

ソファーがあって
お花があって
おじさまたちが
ゆったりと
飲んでいらっしゃいます。

そんな中で
「チャメ チャメ ワンダホー♪」と
これまた
夜の街に不似合いな
かわいらしい歌を
うたうわたし…。

なかなか
おもしろい体験で
かなり
修行になりました。



世の中には
いろいろな世界が
あるとおもう。

わたしが
普段からかかわっている
仕事の世界には
その中にすまう人々の雰囲気がある。
ミュージシャンの世界も
独特の雰囲気がある。
今回お仕事させていただいたお店にも
そこに集まる人たちに
共通する文化がある。

それぞれの世界で
コミュニケーションの仕方が違うし
なにか暗黙のルールのようなものが
あるように感じる。

わたしは
どこにも属している感じを
もっていなくて
それぞれの世界を
いったりきたりしている。

いったりきたり
いろいろな人のなかに
まみれながら
自分のカタチを確認する。

おもしろいけれど
芯の強さがいる。

いつも自分であること。

日々修行ですわ。


「ちゃめワン」は
第一興商のカラオケに
「ラ・ソラネコ」の名前で
はいっています。

みんなうたってね。


あと、
先日へそおもいにかいた
黄色と黒のしましま棒。

夜にトイレにいこうとすると
黄色のところが光って
びっくりします。
すごい存在感。





2007年08月27日(月) ボゥ

楽しい旅からかえってきたら
家の玄関に謎の棒がありました。

黄色と黒のしましまの
私の背の高さくらいの棒です。

そういえば
和歌山に旅だつ前に
みんなで飲んだ帰り道で
ともだちにもらったような
気がしました。

どうやって使おうか
思案中です。

よいアイディア募集中。





***

和歌山の旅は
あたたかな旅だった。

はじめてあった人とか
あまり知らない人と
よくしってる人と
アルパカたちふたりと
6人でいったのだけど
ちょっとずつ
みんなと近づいて
一緒にたくさん
笑えたのでよかった。

人が少しずつ
知り合っていく感触は
おもしろくて
いいね。

和歌山では
いろんな岩に抱きつけたし
いろんな木にもくっつけました。

海は泳ぐのは
こわかったけど
ぽちゃぽちゃつかるのは
よかった。

川もおおきくて
びっくりした。

朝晩たっぷり
温泉にもつかって
美味しい魚も
たくさん食べた。

偶然熊野大社の
お祭りにもでくわした。

大きな鳥居の向こうの
森の中から
地響きみたいな
太鼓の音がきこえてきて
わくわくしながら
あるいていくと
森の奥は広場になっていて
そこには
大きなたいこ
小さなたいこ
子どももおじいちゃんおばあちゃんも
ねえちゃんにいちゃん
おっちゃんおばちゃんも
みんな
人間っぽい顔をして
あつまっていた。

わたしは
太鼓の音に血が騒いで
地元の人にまじって
“やたガラス”の踊りを
踊りました。

ずっとお祭りで
おどりたかったので
夢がかなって感動した。

汗びっちょりになったら
今度は
太鼓の音を先頭に
みんなで行列になって
河原までいって
花火をみました。

花火をみていたら
自分が
一体何歳で
何処に住んでる誰なのか
わからなくなりそうでした。

そうやって
楽しい夏休みがおわりました。

少し淋しい月曜日。



電車から海をながめる
アルパカたち。




エジプトの夕暮れ風。




太鼓の音に導かれて
蝋燭の火をたどって
あるいていきました。




まぐろ丼うめかった。



2007年08月23日(木) ピリピリなっとう

納豆を食べたら
とってもピリピリして
刺激臭がした。

納豆って
こんなに鋭いものだったのかなあ?

3分の1程食べたけど
これはやっぱりオカシイ
どう考えても
納豆の味じゃない
そう気がついて
残りは捨てることにした。

先日
冷凍庫の霜とりをしたまんま
冷蔵庫の電源をきりっぱなしで
丸一日放置してしまったから
その時変質したのかもしれない。

大好きな納豆なのに
ショックです。

***

昨夜は
南風でスペイン語の後
ひさしぶりの友だちや
よく会うともだちが
まじりあって
たくさんビールやらワインやら
飲みました。

よく笑って
楽しかった。
腹がよじれた。

腹はよじれたけど
腎臓は元気だし
これで腎臓の完治が実証されました。

明日から元気に
和歌山にいって参ります。



2007年08月22日(水) 小人さんまたね

音楽の小人が
あそびにきてくれたので
ふたつ曲ができた。

友だちのつくった
愛らしいキャラクターの
テーマソング。
録音までして
楽しかった。

もうひとつは
職場の人が
昔かいた詩に
曲をつけた。

いくら時間があっても
小人がいないときは
しっくりしたものができないんだよな。
キラキラひからないというか。

きょうは
小人のおかげで
たのしくできたよ
ありがとう。
またあそびにきてね。


***


腎盂炎がよくなったので
もうビールも飲めるし
山にものぼれる。

先日は
ふと
おもいたって
美輪山に登った。

美輪山は
大神神社のご神体だそう。

神聖な領域だから
お弁当を食べるのもダメだし
カメラも持ち込み禁止だし
いろいろな決まりがある。

その秘密めいた感じに
また好奇心をそそられる。

青い空
じりじり太陽。

登りはじめてから
ちょっとすると
修行の滝があって
滝を浴び終わった男の人が
無防備にすっぱだかで
身体をふいていたので
ちょっと困って
わざとせき払いとかをして
気づいてもらった。

すごく気持ちが良さそうで
こんど行く時は
わたしも
ぬれてもいい服と
着替えをもっていって
うたれることにしよう。

もっと登ると
大きな杉の木とか
ごろごろ不思議な岩がある。

岩とか木が
しゃべりかけてくるようで
いろいろ話をした。
恋人ができた気分。

もっともっと登ると
上の方はひらけていて
空がよくみえて
ちいさなお社があった。

そこで手をあわせていると
奥から人がきて
「奥に神様がおりる場所があるよ」と
教えてくれる。

そうかそうかと
奥にいくと
また
ごろごろ岩の場所。

また手をあわせて
気持ちがよい感じで
山をおりる。

たくさん
イキモノがいて
象徴的に
いろんなメッセージを
くれるようだった。

てっぺんの方で
ずっとつがいのちょうちょが
ついてきた。

2匹のちょうちょは
つかず離れずとんでいて
はぐれてしまうんじゃないかとか
気持ちがかわって
別のちょうちょの方に
とんでっちゃうんじゃないかとか
ひやひやする。

そういえば
ちょうちょって
とんでいるときは
手をつないだり
抱きあったり
しないよね。
ひとりだよね。

身体接触は
交尾の時だけだよね。

腕くんで
ならんで飛んでるちょうちょが
いたら格好いいよね。

つがいで
つかずはなれず
飛んでいるときは
どんな気持ちなんだろうな。

きっと
人もおんなじで
結局はひとりだから
ひとりでありながら
一緒にいるということは
あやうくて
たいせつで
すてきなことだな
っておもった。

この夏は
相棒とよくケンカをしたからかな。

ちょうちょをみていて
もっとじょうずに
距離をとれたらいいなとおもった。

いろいろな意味で
強い女になるぞ
と決心した
2007年の夏なのでした。

美輪そうめんも
すごくおいしかったよ。



2007年08月14日(火) ボンボンボーン

波乱万丈なお盆です。

きょうは
この波乱万丈っぷりを
かくとしよう。

まず名古屋にいって
相棒の父方祖母のお墓を参り
初めて会う親戚のひとたちに
御挨拶。

その足で栃木へ。
ばーちゃんの初盆で
親戚たちがあつまり大宴会。

金沢の酒、奈良の酒
山梨のワイン、薩摩の焼酎、
高知のカツオに日本海のイカ…
みんなのもちよった特産物で
豪快に飲み
酔っ払いたちは
なつかしの歌を大合唱だったのだ。

ところが、
さて、これから夜の始まり…というところで
左腹と背中の激痛と寒気にみまわれ
夜間救急へ運ばれる。
熱をはかれば38度。
当直外科医に腎盂腎炎だろうといわれ
点滴をうたれる。

「これは非常によくない状態です」と
いわれ少しびびる。

病院の白いシーツと静かな空気に
酒臭い自分が
なんとも不釣り合いだとおもいながら
大嫌いな注射。

夜中に帰って
ひとねむりしたら
少しよくなってきたので
ペルセウス座流星群をみる。

栃木の空はびっくりするくらい
きれいで天の川もよくみえる。

お腹がいたかったので
ひとつだけ大きい流れ星をみて
満足して眠る。

次の日も
腎臓の場所が痛むので
泌尿器科で診察をうけるが
きっと腎盂腎炎だったんだろうが
それにしても
昨夜腎盂腎炎だったにしては
治り過ぎだといわれ
首をかしげられる。

ひとつ前の順番だった熊吉さんという
おじいちゃんが
尿の量をはかろうとしたら
機械がこわれて看護士さんパニック。
「まだかー!もうでなくなっちったよ」
とトイレから叫ぶ声。
「熊吉さんちょっとまってねまだよ!まだよ!」
看護士もトイレのドア全開にして
準備万端状態に熊吉さんに叫び返す。
わたしが真ん前にいるというのに。

その騒ぎを後に
ばーちゃんちへ帰り
こちらに戻ってきている
おばあちゃんに
お線香をあげてお話したり
従兄の恋の話をきいたり
そうめんをたべたりして
夜には大阪へ。

一晩眠って
きょうは朝から徳島へ。

用事を済ませたら
偶然阿波踊りがやっているではないか。

せっかくなので
阿波踊りを見物。

やっぱり太鼓はいいなぁ
オドリはいいなぁ!

わくわくを胸に
さっき
大阪にかえってきたところです。

まだ腎臓のところが痛いので
明日にはもう一回
病院にいったほうがいいのかな。

このままでは
お酒もコーヒーも飲む気がしません。

阿波踊りだって
ビールを飲めずに
みていました。

でも
楽しかったな
阿波踊り。

来年は
誰かと一緒にいって
おどりたいな。

エエ顔のひとたちが
いっぱいいました。















2007年08月08日(水) オセロの夏

風が強いです。

ベランダにほしてた
タオルケットが
とびそうだった。

風の中にたって
純粋に自分の要素以外のものは
この風でぜんぶ吹きとんでしまえ!
とおもって
自分の頭の中の余計なものとか
カラダの中のいらないものとか
とんでいく想像をしながら
目をつぶっていたら
とても
気持ちがよくなることを発見。

これから
ときどきやろうとおもう。


***

5日のライブで
ご一緒したみなさん
どうもありがとうございました。

ものをつくること
表現して行くことの
難しさと楽しさ。

音楽は
今この場にいる人間の
自分自身がそのまま
表現されて伝わるし
それが自分にそのまま
かえってくるし
まったく
シビアな修行だなぁっておもう。

軟弱モノのわたしにしては
よくここまで
つづけたよなあ。

とにかく
これからも
ずっと
つくりつづけて
いくしかないなあ。

そう
おもった
ゾロ目誕生日でした。

ありがとう。





手作りオセロをもらいました。
ほんとにすてき。

ここのところ
まいにち
相棒とオセロ大会です。

まけると
本当に悔しい。

負けず嫌いな自分を
ひさしぶりに実感。

でも
ほんとに
オセロでまけたら
くやしいよ。



2007年08月03日(金) 修行の日々

2004年と2005年につけた
梅酒の梅で梅ジャムをつくってみた。

煮込んでいる時に
うたたねをしてしまって
はっと気がついたら
3時間もたっていて
あせったけど
うまいこと
ガスが自動装置でとまっていて
ちょうどよい具合のジャムになっていた。

やっぱり
梅ジャムの神さまは
いるんだ。
ありがとう。

ガラス瓶5つ分もできたけど
なかなかおいしい。

これで
美味しいパンと
紅茶と
色とりどりの花と羊がいる
ガーデン(庭とはいわない)があったら
イギリス婦人の気分になれるかも!


もうひとつ。

昨日ひさしぶりに
会ったともだちが
スケッチブックをみせてくれた。

「なに?これ?
 なんか見覚えある!」

1ページ目には
わたしが描いた絵があった。
彼女がハートのお腹をかかえて
しあわせそうにねている絵。

「これ描く楽しさ教えてくれたの
 あなたよー」

残りのページは彼女が
入院して無事出産するまで
1ヶ月半の日常を描いた
絵日記になっていた。

そうだった
わたしは入院中の彼女に
クーピーとスケッチブックを
もっていったのだった。

数年前の春
川沿いを
病院まであるいた
あのぽんやりした空気感を
おもいだす。

その絵日記が
とてもすてきだった。
悲しい事も
うれしいことも
ぜんぶ
そのまんま
かいてあって
あたたかかった。

自分が
なんとなくの
おもいつきで
動いたことが
しらないうちに
こんなすてきな作品になっていて
またそれをみて
自分が
あたたかい気持ちになるなんて
不思議な感じで
ちょっと感動した。

世の中って
そういう仕組みに
なっているのかと
はっと
気づかされたような
感じだった。


このところ
働いたり
プールにいったり
たくさんの人にあったり
ひとりこもったり
いろいろしながら
いろいろなことを
考えさせられる日々です。

台風がきてるけど
わたしの中も
こんな感じ。

風がびゅうびゅうふいてて
力強い。

8月5日は
扇町ムジカジャポニカでライブです。

楽しいよ。
がんばるよ。

あそびにきてね。


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はたさとみ [MAIL]

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