2005年06月30日(木) |
しょいこでしょいこ! |
南風でしょいこゲット! かなり気に入ってしまった。
しょいこのプロモーションビデオ風な 気分を堪能しながら帰宅。
商店街でしょいこ。
ツタヤでたちよみしょいこ。
ナウなしょいこ!
荷物を結ぶゴムが 自転車のタイヤの中のゴムで パンク修理跡があるところが ますますイカシテいる。
かえったら これまた南風でいただいた ゴーヤちゃんとオクラちゃんを プランターに植える。
今年のベランダはすごい!
ゴーヤ3匹朝顔9匹オクラ青じそバジル ローズマリークワズイモ幸福の木 ジャスミンの木クジャクシダパセリ ハエトリグサポトス蔦の観葉植物苔… なんだかメンバーが増えれば増える程 個体が元気になるような気がする。
この季節は毎日変化するので ホント飽きない。
やはり今日も胸がキュウっとなったが ビールのんでしょいこしょっていたら 少し元気になった。
2005年06月29日(水) |
キュウキュウなってる |
6月は運が悪いのだろうか? なんか変。 胸がキュウっとしっぱなしだ。 早く7月になってほしい。 あと1日ガマン。
かみさま仏さま 今のわたしができうる 精一杯のことはすべてしますので どうかどうか 見守っていて下さい。
そう何度も唱えている。
それができれば 結果はどうあれ よい風につながっていくとおもう。
ああ なんだか 田舎のおばあちゃんと 話がしたいな。
おばあちゃんと話すと 自分が少女で あたたかいモノにつつまれた状態で 自由に動けるような感じになる。
そういう感じが いまとても必要。
第2回作戦会議で 体毛ボトルをあける。
そして 体毛2のボトルをいれる。
楽しい時間の途中できた 仕事メールで動揺。
世の中 さまざまな価値観の方がいるけれど なにかズレが生じた時は ちゃんとわたしのものさしを 伝えていこうとおもう。 それで伝わらなければ それで仕方がない。
なんか一瞬 OLが主人公の トレンディードラマの気分にもなった。
あまりに暑いので 南国の都会(カルカッタとか!)に 旅にきたつもりになろうと努力したのだが 今日は市役所とか銀行とかにいったので やっぱり日本だった。
パスポートのことで 問い合わせなんかもして すごく腹のたつおやじと 話をしないといけなくて げんなりした。
こちらはわからなくて 問い合わせているというのに わからないことを バカにしたような対応をされたので。
電話をきったあと 『はなくそじじい!クソじじい!』など 悪態をついてすっきりした。
ゴーヤや朝顔のネットもゲット! ネットをつくるひとって たいへんだなあとおもった。
わたしが作ったら きっと途中でからまって イーっとなって 挫折するだろうな。
だって ネットはるだけでも イーッとなったもの。
夜はディープな研修。 慣れない場所は やっぱり緊張する。
緊張観察人形みたいになって 数時間をすごした。
それもこれも すべてお疲れビールのため。
乾杯! おつかれ。 またあしたね。
追伸 ぎょろ子、ハエトリグサのくせに ぜんぜんハエをたべないのだけど。 大丈夫かな?
ゴーヤと朝顔を プランターに植え替えた。 いまのところ順調に育っている。
あとはベランダにネットをはれば 夏の簾の夢の準備が整う。
しかし 近所どこをさがしても 蔓をからませるネットがない。 コーナンまでいくしかないのか。 面倒だなあ。
夜はソラネコ練習だった。 うみへびとかナメクジとか 蛇とかぬめぬめ系の曲ばかりでよい。
ほのぼのにみせかけておいて 子どものトラウマになるような 音楽をつくりたいなあ。
練習しているうちに 異様にテンションがあがってしまい そのあがり方たるや ここ3週間ぶりくらいの度合いで 大胆な妄想がいっぱいちらついて困った。
なんでわたしは こうも一定していないのだろう。 本当に 自分の中には うみへびが住んでいるとおもう。
可愛いやつね。
枕元のベランダにハトがやってきて ぽっぽぽっぽ鳴き出した。
よく遊びにくる奴なのだが 住み着かれたら困るので 窓をポンとたたくと 逃げていった。
時計をみると朝7時。
その時だ。
今日は 研修の予定がはいっていたのだが もう今日は 山にいきたいと思った。
いきたいと思ったというか きっぱりと行こうと決めた。 そして さっさと 8時の電車にのってしまった。
そんなこんなで 今日はハトのせいで 伊吹山にいってきました。
日焼け止めをぬったのに 腕がまっ赤だ。
途中で一緒になった おじさんが “やっぱり山はいいねえ…。 オゾン層がいっぱいだからねえ!” といっていたけど それってオゾン層じゃなくて マイナスイオンじゃないのか。
おもしろくて いいおじさんだった。
頂上のお寺で 大吉をひいたし、 すごく良い音の ミニ木魚を手にいれた。
木魚は 今度のソロライブで使おう。
最近頭の中が 仕事メインだったせいか。
やらなければいけない予定とか形に 自分をあわせているのが もうどうしようもなく 面倒臭くなってしまったようだ。
やれやれ。 ハトのせいだ。
きょうは 朝昼まともに食べる時間がなく 夜はすごく肉食な人たちと共に焼肉。
夏らしくて嬉しい雰囲気だったのだけれど 空腹に焼肉は効いた。
現在体液が 牛肉汁80パーセントという感じ。 カラダが重くてだるい。 このまま気絶して 起きたらモーモーしか 言えなくなっているかもしれないよう。
そういや バリのシャーマンに あんたは牛肉を食べるのはよくない といわれたのだっけ。
あとアルコールをコントロールしないと 61歳で糖尿病になるっていわれたのだっけ。
ぜんぜんいうこときいてないよう。 モ−。 モ−。モ−。 モーモモー。
仕事帰りに 食虫植物ハエトリグサを衝動買い。
あまりのかわいさに ぎょろ子と命名。
ぎょろ子片手にのった電車を 乗り過ごしてしまい おもわず京橋まで到着してしまった。
こんなに遠くにきてしまっては 帰宅してごはんを作る気力も失せる。
そこで思い立って 京橋のともだちに電話をしてみると ちょうどよいタイミングだったので 一緒にごはんを食べて ビールを飲んだ。
彼女はすごく 素敵にバリバリ 仕事も研究もしていて 話していると触発される。
わたしは ここ10日ほど ずっと連続して似たような夢をみて 毎朝いやな気持ちで目覚めていたので 今日はその夢の話をしたのだが 話しあっているうちに なんとなくすっきりしてきた。
その夢というのは なにかとても権威的なものに (それは試験だったり泳ぎのテストだったり 仕事だったりするのだが) 遅刻しそうになって 電話をかけようとしても繋がらなかったり 着ていく服がきまらなかったり 走ってもうまく走れなかったりするのだ。 それで ああもうダメだ! というところでいつも目がさめる。
その中で一番印象的なのが 遅刻しないように走ろうとしても 空気が重たかったり カラダが思うように動かなくて うまく走れないのに ぱっと後ろ向きになって 後ろ向きに走ると おもしろいくらい すすめる場面がでてくること。
今日の結論としては わたしは目標をきっちり定めて それに向かって がんばろう!とするよりも 反対方向むいて楽にしてた方が うまく進むということなのかも。 ちょっと見通しは悪いけど。
そうなのかも。
だから あんまりがんばらないで これまで通り 気持ちのおもむくまま ぷらぷらいこうとおもいます。
ね、ぎょろ子。
黒豆茶が 大好きです。
なぜかわからないけど ヤギをおもいだします。 黒ヤギさんの黒がつくからかな。
そんなら黒猫でも黒タイツでも なんでもいいのに なんでヤギなんだろうね。 不思議だね。
まあまあ。 黒豆茶をのんでいると 相棒が畳の上でごろごろしながら アルコール依存症の症状リストをみて うれしそうにしています。
“これあなたにあてはまってるよ!ヒヒヒ!” とかいっています。 “酒は人生のすべてだとおもってる?” とかきいてきます。
なんかこういう空気はいいなあ とおもいながら また黒豆茶をのんでいます。
やっぱり ヤギの味。
二日酔いではないことが いかに有り難いものであるか 痛感した一日でした。
2005年06月21日(火) |
雨の音がいいね 梅雨だからだね |
二日酔いのため ビニール袋を鞄にしのばせて出勤。 (いつ吐くかわからない緊迫した事態だった)
こんな朝はもう 二度とこないで欲しいと おもいつつ。 同じことを何度思ったことかとも おもいつつ。
仕事はなんとか 気合いで乗り切り 夜は南風で紅龍さんのライブ。
すごくよかった。 じわじわと南風の空気が 紅龍さんのうたのつぶつぶで 染まっていっていた。 ずっしりとゆるぎない感じ。 ビールがおいしい。
きょうこの場所にいて よかったなあとおもった。
二日酔いで消耗してなけりゃ きっともっとよかったんだろうなあ ともおもった。
きのうのUFOの友だちも ライブにきていたのだけれど 昨日の後半はほとんど記憶がないらしい。 UFOの話でもりあがったのに!
ほれでは 三日酔いにならんうちに ねむります。
きょうは 仕方なく他人の キープしたいいちこを 飲んでやった。
というか 飲ませていただいた。
それで よっぱげてしもた。
仕事がらみの 非常に前向きな展望や 将来の夢のような おもしろい生活の話もでて うれしいひとときを すごしたのだが。
もともとの目的は 夏の沖縄研修の計画だったのに 目的がはたせず また来週会う(飲む)ことに。
きょうのんだ4人のうち二人が UFOにであったことがあり うちひとりが青白い光にすいこまれて チップを埋められた記憶があり びっくり。
こんな近くに宇宙人と 接触した人間がいたなんて!
でもきょうは 幼児なので もうねます。
おやみす。
2005年06月19日(日) |
また今度あそぼうねのお約束 |
妹の引っ越しの手伝いにいく。
2歳のめいと本をよんだり カメラごっこをしたり 6ヶ月のそーたに ヨダレまみれにされたり 妹とお腹の肉の話をしたり なかなか楽しい一日だった。
そして冷凍の肉や魚など たくさんの食材をもらって帰宅。
そんなに頻繁に行き来はなかったけど 遠くにいってしまうのは淋しいなあ。
帰りになんとなく別れづらく でも別れづらくないふりをして めいちんと握手して手をふって 帰ってきた。
今日の心残りは めいっこに お腹の中にいた頃の記憶を きかなかったことだ。
3歳になる前にきかねば。
朝から スクールオブロックをみる。 非常におもしろかった。
サイコ−!
わたしがこういう風に サイコ−!とか いってしまうくらい コーフンしたということだ。
相棒が友だちに “主人公に似てる”と 言われたらしいのだが。
なるほど。 初っ端のライブのシーンから ギターっぷりとか 服を脱ぐ動きとか プテプテのおなかとか 似てる似てる! と笑ってしまった。
そうして 観終わる頃には すっかり ジャックブラックのファンに。 格好いい!
そんなわけで きょうは ロックな気分になってしまい 相棒のことを“サンダー”(ロックっぽい?)と 呼んでみたり、 ツェッペリンをききながら 青じそをプランターに植え変えたりした。
“おすすめのロックのCD貸してよ” と相棒にいうと 相棒は至極うれしそうに 部屋から何枚かのCDと AC/DCのDVDをもってきて “これ凄いよ!いいよ! 一曲目からノックアウトやよ!” と鼻息荒く言い捨てて 仕事にいってしまった。
ノックアウト…って。
果たして どのようにノックアウトされるのか これからみてみようとおもいます。
では。
今日行った飲み屋にあった “熊本の銘酒、 美少年。” という格好いいポスター、 すごく欲しかった。
お店の壁に 歴史的に馴染んでいたので 欲しいともいえず かえってきたのだが 気になって仕方がない。
とてもすてきな ポスターだった。
家にかえったら 机の上に ちょんすけがいた。
かわいいやつめ。
夜 ちょんすけと平和に遊んでいたら 電話がかかってきた。
電話は仕事の電話だったので いそいで仕事モードで 話をしはじめると ちょんすけが豹変して わたしの腕から太ももから首から もうさまざまな場所を 怒りの鳴き声をあげながら つつきまくるのである。
こんなに つつきまくるちょんすけをみたのは 初めてである。 しかも痛い。 (今も赤い跡が残っている程!)
でも電話はきれない。
相手の方が 大丈夫ですか? とちょんすけの音に 気を遣ってくれる程。
しばらく話をして 電話をきると ちょんすけは なにもなかったかのように ちょんちょん!と 肩にのってくる。
また受話器をもって さっきのように 電話をかけているフリをしても ぜんぜんのんびりと 甘えてくる。
そして 手の中でなでようとすると あさっての方向をむいて ぱたぱたと 飛んでいくのである。
なんだこいつは。
ちょんすけは 嫉妬深い甘えたで 思ったよりものごとをよく わかっているのかもしれない。
ちょんすけの 新しい一面発見である。
沖縄にいくようになってからだろうか。 神社が好きである。 ちょっとフェッチっぽい感じの 好きさである。
視界に神社らしきものをキャッチすると 気になって仕方がなくなる。 しばらくいってないと いきたくて仕方なくなる。
だからといって 別に神道とか神様知識に 長けているわけではなく ただ神社にいってみるのが 好きなのである。
神社は人間のように それぞれみな個性がある。 若造風の神社もあれば 仙人みたいな神社もある。
場所場所によって 朝昼夜時間によって 自分が感じるものが違う。 イメージも違う。 それがおもしろい。
今日も 私の中の神社警報がなったので 仕事を終えて日が暮れる前に! とあせって近所の神社へ。
夕刻にいったのは初めてで すこしこわかった。
誰もいなくて 参道がながくて からすがカアカアないていたりして 木々の向こうでガサガサ何かの気配がして 途中で帰ろうとおもったけど 上まで行ってよかった。
本殿の前の小さなエリアは 狛犬と狛牛?がひょこっとしていて 安心できる感じであった。 ただいまーと言って 家に帰るような気分になった。
ちょっとぼやぼやしていたら 猫の親子がやってきて 観察された。 子猫はちょっと怖がっているようだった。
満足して 今度はホントウの家に帰った。
帰ったら 相棒おいしいパッタイを作っていて ありがたくて拝みたくなった。
唐辛子をたくさんかけて たくさん食べたら 気持ちいいくらいに お腹をこわした。
なんか カラダの中からすっきり 浄められた気分。
失恋した。
結婚して早々失恋だなんて なんてフシダラな女かと おもうだろうが 別に相手が人間のオトコでなくても 失恋はする。
とにかく ここ何年も感じたことがないような 青臭くて熱い感情。 身を投げ出してあたってくだけて くだけてバラバラな感じ。
自分の中に まだこんな感情があったのかと 吃驚するくらい 熱いものがこみあげてきて それを我慢して家に帰って ジョロジョロと泣いた。
ジョロジョロして ちょんすけに なぐさめてもらって そしたらすっきりして 梅酒をつけた。
昨年ブランデーでつけた梅酒を ちびちび味見しながら。 今年は普通にホワイトリカーで つけてみよう。
うめはうすく毛がはえていて いびつなまるさでかわいい。
はやく時間がたって 愛すべき わたしの普通の生活を おくりたいなあと おもった。
生活の中のちいさなもの ひとつひとつを 大好きだと感じるような まいにちがいいなあ。
真夜中に 細い帽子をかぶったおじさまが 自転車をこいでいる。
ペダルを漕ぐ音が 耳の中で おおきくなって くるくるまわる車輪が 目の中に一杯になって しまいには まっしろになってしまう。
まっしろになって アスファルトに倒れこんで 目をあけたら 太った三日月がみえた。
三日月は嫉妬していた。
相棒は カシスソーダ一杯のんだだけで 畳の上でいびきをかいている。
わたしは なにかに追われていて 自分しか頼る人がいないことは わかっているくせに 誰かに頼ろうともがいている。
でももう まわりには誰もいない。
ひとり超能力者がいたのだけれど その人はいま趣味の念写に夢中で 話にならない。
仕方がないので 昔教えてもらった 呪文を唱えた。
白ウサギのような呪文だった。
その呪文は 太った三日月をすりぬけて どこかしらない場所に 伝わったような気がした。
昼間はあついけど 夜のアスファルトは冷たい。 風は山をとおりぬけてきた 夏の匂いがする。
ああ 遠く遠くに いきたい。
今はもう日曜日なのだけれど 頭の中がこんがらかっているので 土曜日のふりしてかいてみるね。
友だちの結婚パーティーで よく食べてよく飲んで あっという間だった。
わたしは おめでとうの歌をうたった。 おめでとうの歌は できたてでなれてなくて 声が小さくなってしまった。
先週の自分のパーティーの時に 唄ってくれた人たちは こんな気持ちでみんな唄っていたのかな ありがたいなあ とかおもいを巡らせた。
帰りの店の前で 水たまりをふまないように うろうろしているうちに 友だちとその友だちと そのまた友だちと 4人で飲みに行くことになった。
あんまり大人数だとびびるけど これくらいの人数だったら 大丈夫そうだったので 飲みに行くことにしたのだ。
それで4人で 焼酎をのみながら 本とか映画とか神さまの話から UFOをみた話とか (UFOはホントに窓がたくさんあって窓が光ってるんだって!!) 幽体離脱の話とか 似顔絵大会とかをした。
初めてゆっくり話をした人たちなのに 結構ディープな話ができて おもしろかった。
ありがとう。 おやすみ。 とそれぞれ別れたのだけれど この人たちとは またどこかおもいがけないところで 出会うような気がする。
さて ひと晩眠って日曜日。
朝起きてあまりの 部屋の汚さに発狂。
自分の式がおわってから 普通に仕事があり 週の後半は飲み続き。
処理されずに とりのこされたものが 部屋一杯。 ちょんすけルームも ふんだらけだし ピッチャーのお花も枯れている。 洗濯もできてなくて 使うタオルがない。 シンクには洗っていない鍋が。
もう限界だ。
なので 今日の仕事は即キャンセルし 整理整頓浄化の日とすることにした。
がんばります。
南風で豊かなひととき。
ひさしぶりに 自由にゆっくりして たのしかった。
猫とか犬もいて たのしかった。
猫の毛並み。 テキーラ。 ゴーヤの芽。 ふたごの犬。 電車の音。 ゲバラTシャツ。 おやすみ。
ほんとひさしぶりに みんなと飲めてうれしかった。
名目は 夏の沖縄の旅の 作戦会議だったのだけれど 収拾がつかず またあらためて 作戦会議をすることになった。
随分前にボトルキープした時の名前が あまりにもわかりにくくて 思い出すのに時間がかかったので 今回キープしたボトルは “体毛”という名前にした。
これは忘れないだろう。 ボトルにたくさんの毛の絵もかいた。
あたたかくて たのしかった。
仕事帰りにちょっとだけ シゲさんとこに寄った。
シゲさんはうちの近所の 昔ながらの一軒家にすんでいて 玄関先で器屋さんをやっている。
ほんとに玄関先だけがお店で その小さなスペースに 器が楽しそうにならんでいる。
毎日使いやすい器もあれば 珍しい変った形の器もある。 ただみているだけでも あきなくて 玄関先でシゲさんと なんとなくおしゃべりしながら その空間をたのしんでいる。
きょうもぼんやり おしゃべりしていたら のれんをかきわけて 奥からおばあちゃんが でてきた。
そうめん食べるかい?
突然の問いかけに まだ返事もしていないのに おばあちゃんの手は 動いてそうめんをつつんでいる。
食べます!
食べて食べて 丁度いっぱいあったから。 にゅうめんとかね。 おだしで食べてもいいしね。
ありがとうございます。
私がそうめんの束をうけとると おばあちゃんはまた のれんのなかに さっと消えていってしまった。
おばあちゃんの 背中が消えていった まだゆれているのれんをみながら ああ この街に住んでいて よかったなあ とおもった。
大量のサムゲタンを食べ うちひしがれてしまった。
高麗人参が 本当に 高麗人参茶の味がしたのは 発見だった。
でも もう一生 たべないとおもう。 おえー。
結婚式なぞあげてみた。 わたくし妻でございます。 わいワイフ!
当日までは、 寝不足とか いい争いとか 小芝居の練習とか うちあわせとか 買い物とか注文とかお礼とか 曲づくりとか録音とか もうもう いろいろいろいろあって 相棒ともども さわったらバクハツしそうな すさんだ日々をおくっていたのだが。
当日になるとふたりとも ピントがあうように おだやかなテンションで よい日を迎えられてよかった。
儀式というのは 普段なんとなく 頭の片隅でおもっていることを じっくり直面して味わって形にして みんなで共有することなんだなあ とおもった。
ここにはうまくかけないけれど よかったし あたたかかったし ありがとうとか 感謝とかよりも もっとおおきい感じの ものがあった。
語り尽くせないというよりも 言葉にしようとする作業がもったいないくらい 素敵なものだった。
生きててよかった。
ここ最近 ずっとずっと 旅の日々のようで いま やっと 旅のおわりの風が ふいている感じ。
つかれて ほっとして 淋しい感じ。
ところで 婚姻届けって 手続きがややこしいのですね。 ドラマをみていたら 簡単な感じだったので 甘くみていました。
役所にいったら 書類が全然たりてなくて 届けられませんでした。
なので 正式にはまだ 妻ではありません。
がんばります。
2005年06月02日(木) |
他人と一緒にひとつのものを作ること |
自分だけではでてこない オドロキ要素と発見があって うれしい。 わくわくする。
でも必ず どこかでぶつかる。
お互いに おもいいれがあればあるほど お互いが 具体的にイメージしていればしている程 小さな所でぶつかって つかれてしまう。
それをなんとか 乗り越えて できたものは 魔法みたいに すてきに感じる。
いつも。
だけど ぶつかっている最中は 人生すてばちなげやりやけっぱち! って勢いで走ってしまう。 とまらない。
最近 そういう時の自分の頑なさが 父親にそっくりで あまりうれしい感じじゃない。
小さい頃 そんな勢いで父親に意見をいわれて しゅんしゅん小さくなっていた 自分も覚えているから。
他人に対して そんなふうにものをいうのは いやだなあと おもっていたから。
でも どうしようもなくて 似てしまっているのである。
きょうも 数時間いいあいをして消耗。
たくさんのジェスチャーや 机の上にあった食器や 薬の瓶などをつかって 意思疎通をはかり なんとか 話の決着がついたあとは ちょっと先には希望があるような やさしい気持ちになった。
きょうは やさしい気持ちで ねむれそうで うれしい。
若干の二日酔いに加え 口内炎と腹痛下痢に みまわれ スピード感ある ロックないちにちだった。
何度ギリギリで トイレに駆け込んだことか! それで タイミングをはかったりするのに 頭を使ったので 今日はへとへとです。
知恵熱がでるかも。
とうとう つばめこどもたちも 最後の一匹まで 巣立ってしまって いつのまにか 6月になっていました。
もう2005年も半分。
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