酒には必ず おもいでが 附随してくる。
すくなくとも わたしにとっては そうなのだ。
生ビールは 仕事をはじめたころの ともだちとのんだ おもいで。
ともだちはビールが好きで 毎回二人で十何杯のんでいた。
尿意をもよおす ということについて じっくり考えたのも この頃である。
日本酒と 赤ワインは 学生時代にバイトをしていた 六右エ門のお店のおもいでだ。
長話をして朝迄飲んで みんなであけた真澄。
なにかあったら たのんでいた チリワイン カリテラの白。
赤ワインは いろいろ飲んだけど いつもかなり酔っぱらってから のむので あんまり覚えていない。
赤ワインはわたしにとっては 真夜中の酒なのであった。
泡盛は オキナワの旅の思いでである。
旅の間中 ずっとのんでいたのだから そうなっても無理はない。
そして 今日の南風は ワイン日和であった。
今日の南風の赤ワインは ポルトガルのワイン。
なんだか たのしい雰囲気が お店いっぱいにひろがっていて 日本ではない気分になってしまった。
こういう気持ちになれる場所は なかなかないので 貴重なのである。
そして いっぱい ありがとうとおもった。
ポルトガルワインのおもいでは 南風になりそうだ。
*きょうは植え替えの日*
ローズマリーとか ジャスミンとか いろいろ おおきな鉢にうえかえた。
結構たいへんな作業で こんなでかくなるなら 最初からでかい鉢に しておけばよかったとおもった。
あしたは 南風でいただいた ゴーヤの種を うえよう。
いまごろになって ネット通販に目覚めた。
鉄琴を買ったのが きっかけだ。
おもしろい楽器が たくさん!
本とか服とかも きょうだけで たくさん注文してしまった。
やばい。
画面のみすぎで 目まで四角くなりそう。
朝出勤しようとおもったら 玄関の傘立てに 謎の桜の造花が!
相棒の話によると 昨夜の南風の帰り道の商店街で わたしの姿がみえなくなったとおもったら どこからともなく 桜の造花をもって登場したらしい。
一体わたしは どこから 桜をもってきたのだ?
謎である。
昨夜の帰宅後は 音楽について 相棒っと議論をかわしていたような 記憶があるような ないような。
ちょんすけを 口にいれたような いれなかったような。
へそおもいも かいたような かいていないような …とおもったら かいていた。 ハズカシイ。
今朝は とてもさわやかな目覚めで 朝食なぞたべて 優雅にすごしたくらい 二日酔いでもなんでもない。
それなのに 何故あんなにも 覚えていないのだろうか。
ああおそろしや。
人にしろ 場所にしろ モノにしろ 心地のよい出会いがあると それを大切にしたいあまり 固執しそうになってしまう。
しかし 一旦固執してしまうと それが 心地よくなくなってしまう。
いつもいつも 流れながら あたらしい心地よいものへの 出会いを おもっていられたらいいな。
そうしたら かえって 大切にしたいものが 大切にできるような 気がする。
このことをおもって これをかいてから 南風にいった。
そうしたら パウォン(インドネシア家庭料理のお店)の人がきて その近所のタイマッサージ屋さんの人がきて なんだかすごく おもしろい空間になっていた。
そして すこしだけ 泡盛をのみすぎた。
それでは。 おやすいみん グースカピー。 (木村のTAKECDコーナーのまね)
平凡で消耗のいちにち。
平凡さを減らすために おひるやすみは 急いで河川敷まで走って 急いでお昼をたべた。
風と空と木と鳩と川と おっさんとOLがいた。
緑に焦点をあわせて “ここはバリである” “ここはバリである” とつぶやいて自己暗示。
強風にまかれた砂や葉っぱが おそってきて お昼は食べた気がしなかった。
しかたがないので 帰りにコンビニで おにぎりを買って 職場にもどって たべなおした。
おなかいっぱい。
*今日のバリもの*
バリの美術館にあった絵。
絵の説明書きの日本語の所をみていると なんと作者名が スケベニンゲン!
自分の名前が 例えば、 アラビア語で“変態名人”とかいう意味だったとか そんな感じなのかもしれないな。
仕事をおえて さて帰ろうかという時に ポットのお湯を全部 ズボンにこぼしてしまった。
ズボンはぐしょぐしょ。 湯気もたっている。
こんなずぶぬれでは帰れない。
雑巾片手に困っていたら 職場の人が “これ着た方がましじゃない?” と言ってストックしてあった 女子高生の制服のスカートをだしてきた。
ずぶぬれでかえるか 制服でかえるか 究極の選択。
迷った末、 こんな歳になって こんな機会もないだろうからと 制服スカートで帰ることにした。
十数年ぶりの制服。
すこしだけ タイムスリップの気分を味わいつつ いちにちがおわったのでした。
ああ 世の中も自分も 散漫としている。
今日は はやくねむろう。
おやすみ。
ライブの前の時間が どうも嫌いだ。
楽屋にいるとおちつかないので よく歩きまわるのだが きょうは御所を散歩してみた。
ひさしぶりにいった御所は 伊勢神宮と長居公園を 足して二で割ったような感じがした。
ととのった神聖な感じと 犬の散歩の人とか体操の人とか デートの人とかが ごちゃごちゃと隠れているところ。
ぐにゃぐにゃあるいていたら 薄暗いなかに ぼんぼんの桜が姫っぽくさいていて どきりとした。
きょうは楽しかったな。
そして 次の旅の計画も 着々とすすんでいる!
みなさん どうも ありがとう。
イモミとイモオが いつになく活発だ。 腹がへってるのかとおもい 餌をやってみたのだが それほど喜んでいるふうではない。
それどころか イモミは餌にみむきもせず 水槽の壁に凶暴に口をあけて カラダをくねらせている。
なにか衝動につきうごかされているよう。 うごきたい! おどりたい! めちゃくちゃに してやりたい! きょえー! という感じ。
どうしたことかとおもい カレンダーをみてみたら 明日が満月だった。
仙台にすんでいたころ よく行ったへんな喫茶店で 動物が満月の夜に集まる話を きいたことがある。
山形と宮城の間の山中に ちいさな平地があって 満月の次の朝にそこにいくと 雪の上にさまざまな動物の足跡が あつまっているのだそうだ。
動物界のまじめな動物会議が 開催されたのだろうか。 ただただどんちゃん騒ぎの パーティ−なのだろうか。
とにかく カモシカとか狼とかうさぎとかいのししとか 猿とかはりねずみとかもぐらとか熊とか いろいろな動物たちが 月に1度のその夜は 襲いあうこともなく 協力してなにかひとつのことを しているのだろう。
不思議な話だけれど そういうことも あるのかもしれないなあ。
マスタ−と常連客は にごった酒とかコーヒーをのみながら そういう話をしていた。
わたしもにごった酒をのみながら 横耳でその話をきいていたっけ。
きょうの イモミとイモオをみていて おもいだした へんな話。
今夜はほんとうに 月がきれいです。
2005年04月22日(金) |
はかないけれどたいせつなもの |
2002年の冬に 生まれて初めて沖縄にいった。 ひとり旅だった。
2004年の春。 仕事関係の仲間との飲み会で 沖縄の話になり その旅の話をしたところ 同じ島に同じ時期にいっていた人がいたのだ。
その偶然が おもしろくて 赤ワインをがばがばのんで 夏に沖縄にいくことに決まった。
その日の赤ワインは 帰り道の警察署の前ですぐさま 吐き出されたのだが (わたしはいつもこのスポットで吐く) その日の約束は ちゃんと決行された。
夏とその次の春と その仲間たちと 沖縄に2回行った。 そして ついこの間 バリにも行った。
こういう風に考えると つながりって おもしろいな。
出会いというものは どんな可能性にもつながっていそうで わくわくしてくる。
そして バリから戻ったら、 2002年のひとり旅の時に 同じ民宿にとまった方から 2年ぶりにメールがあった。
当時の旅のことを ブログにかいているという。
なつかしい。 なつかしい。
あれから随分と いろいろなことがあって 随分と 状況もかわってしまって いま思い出すと 自分のことではないようにも感じる。
だけれども 確かにあの頃 あの時間が流れていたのだなあ とおもう。
今この時も そうやって ながれていっているとおもうと いま自分が生きている世界も 自分自身の存在も 砂糖菓子のように じわっととけてしまう はかないもののように感じる。
砂糖菓子といういいかたは ちょっとオシャレくさかったな。 ナメクジとか うんことかでもいいや。 (ナメクジは塩にとけるし うんこは雨にとける) とにかく じわっととけてしまう はかないもののように感じる。
これからも こうやって すぎていくのかな。
このつなわたりのような感覚は せつないけど うれしい感じがする。
☆久高島で御一緒したたかさんのブログ
http://blog.livedoor.jp/nankuru1/
ソラネコもすてきに紹介していただいていて うれし照れくさいけどうれしい。
*しつこく宣伝*
明後日24日は 京都のネガポジでソラネコのライブです。 パソコンとのコミュニケーションがうまくいかず 今回のDMがどうしてもまにあいません。 ごめんなさい。
いろいろDMも作りなおしたりして がんばったのですが もう金曜日の夜です。 あああ残念。
ひさしぶりの京都だし 新しい曲もたくさんするので たのしみなのにな。
対バンはおもしろ濃くていいです。 ネガポジは酒もつまみも丼もうまいです。
ぜひふらりといらしてくださいな。 メールでも予約うけつけております。
4/24(日)京都 ネガポジ 075ー252ー8856 with 涌井慎(ザ★マジシャンズ)/奥田聡子(ビバ◇シェリー) \1500/\1800 18:00open/19:30start ネガポジ:http://web.kyoto-inet.or.jp/people/negaposi/
この日、『ソラネコライブDVD-R 2000-2004』(\1500)も発売いたします。
すごくなつかしいはずかしいバカバカしい映像が! 最近まったくやっていない初期の曲もはいっています。
はずかしいので 宣伝するのやめようかとおもったのですが 売るからにはばーんとひらきなおって 宣伝しないとだめですね。 貴重モノなのでぜひかってください。
椎名誠の『あやしい探検隊バリ島横恋慕』を読んで バリが非常に恋しくなる。
いてもたってもいられなくて バリのことばかり考えてしまった。
まるで恋のよう。 新鮮でよろしい。
以前はよく人間に対して こういう気持ちになったものだが。
最近は 人間に対する感情が 複雑化してきて こういう風に 純粋な盲目的な気持ちには なかなかなれない。
歳をとるとは こういうなことなのか。
…と、 おもったけど、 これをかいてから しばらく考えて 案外そうではないかもしれないと おもいなおしました。
なんかつかれたな。 おやすみ。
雨ふりで 肩凝りで 眼精疲労だったけれど がんばって ちょんすけルームの 熱湯消毒。
いっそのこと ちょんすけ自体も 熱湯消毒してしまいたくなるが そんなことをしては 茹でとり肉になってしまうので ガマンガマン。
5月にやるライブのフライヤーが リエさんからおくられてきた。
それがまた 20円切手と10円切手が 380円分はりめぐらされた すてきな封筒!
これをながめて きょういちにちが おわりそうになってしまった。
右下の1965年の 愛の血液助け合い運動の切手が 特にお気に入りだ。
それで 今夜は 良原リエさんと オオニシユウスケくんのユニット small colorを聴いている。
海と山にかこまれた かわいくてさみしい街を 散歩しているよう。
カラダが空洞で 空があおみどり。
ありがとう。
■5/15(日) 南風楽天 はたさとみと良原リエのソロ遊び 〜オオニシは手伝い〜
出演 良原リエ、オオニシユウスケ はたさとみ charge ¥FREE(投げ銭制)+order start19:00ゆるゆると
予約と問合せ:南風楽天 rakuten@f8.dion.ne.jp 人数確認のためなるべく御予約ください。 南風楽天HP:http://www.h3.dion.ne.jp/~nampu00/
仕事の後は もういきだおれるかと おもっていたのだが 南風の お酒とお魚と空気で 復活。
そのうえ 幸せ音頭なる即興オドリを 多人数の前でおどってしまった。
おどった後は 大丈夫だったのかの不安と 自由におどった楽しさと 両方の気分がおそってきて 忙しかった。
お酒をのんでいるということで それがゆるされる可能性と お酒をのんでいるから できるのであって 普段はやってはいけないのだよ というなにか制約のようなものと。
でも。 楽しければ よいのだ。
たのしかったので 大丈夫。
おいしいものがあるということは それだけで 楽しくなる。
ひさしぶりに 低空飛行だ。
今日の陽射しに 自分が蒸発して 消えてしまうかと おもった。
やりきれぬ感じだったので 散歩中の犬を尾行。
お尻のキュートさで ダントツだった 黒い犬にきめた。
しばらく裏道をついていったのだが 飼い主がいきなり自転車にのりだして 凄い勢いで走っていってしまった。
ポツン。
世の中は きっと わたしがおもうよりも あたたかい。 だけど 生きていくことは わたしがおもうよりも しんどい作業のようにおもえる。
きょうは アボガドが 見た目味やわらかさ すべてにおいて あたりだったので それが うれしかった。
2005年04月17日(日) |
はるれれ ありがとう |
いい日和で ディープな場所で パジャマのライブ。 お客さんはみな普通の服で ちょっと残念。
ライブの前に 水晶さんが “せっかくふたりであわせたんだし うまくいくといいね” と言ったのにキュンとした。
そのことばが魔法みたいだった。 うまくできてよかった。
よねださんのカレーも かなり好みのスパイシーさで 元気が出た。
↓今日は出演者が3人で ウクレレが5本も!
そしてゆっくりする間もなく ソラネコの練習へ。 夜10時まで。
次のアルバムに入れる曲ことで 相棒との意見の食い違いが発覚して 若干わだかまった。
練習のあと お好み焼き屋で 議論したのだけれど。
店のお兄さんたちは きっとわたしたちの議論風景をみて わけがわからなかったのでは なかろうか。
“ナメクジはいらんよ!” “そんなんなら、産卵と一緒じゃん!” “ニシンはしゃべり言葉よりだよ!” “ランブータンはゆずれない!” などなど コーフンしていいあっていたので。
結局議論はちゅうぶらりんのまま なんだか少しつかれてしまった。
きっと いいものができるときは ぽっとできるのだとおもう。
頭で考えないで ぽっとなるのを待とう。 流れにさからわないほうが うまくいくのだとおもう。
祈ろう。
とうとう時空がゆがんできたのか。 おかしなことがいっぱいおこる。
昨日へそおもいをかいたのは誰だ? メールの返事をかいたのは誰だ? きのうはどうやってねむったのだ?
今朝は8時前に相棒にたたきおこされた。
朝8時から ちょんすけルームの熱湯消毒をするから ぜったいに8時には起こすように! とわたしが命令したらしい。
相棒がそういうものだから、 しかたなしに だるい身体をおこして 朝ごはんをたべて 熱湯消毒作業にとりかかる。
しかし どう考えても のみ屋さんで記憶がとぎれているのだ。 相棒がいうには 早い時間にちゃんと帰ってきて 3時間くらい絶好調で ひとり舞台をくりひろげていたらしい。
きのうあったおもしろい話しなんかを 相棒にしたら もうそれ昨日きいたよといわれる。
こわい。 こわいなあ。 こうやって ぼけていくのか。
わが海馬よ もうちょっとがんばってくれ。
きょうは気分は悪かったが とても気持ちのよい空だった。
お昼から ともだちと近所の河原で練習。
河原にはとりがたくさんいた。 すずめはとしらさぎひよどりつばめ。 自然の鳥は体つきがしまっていて 格好よい。
ちょんすけも はやく元気になるといいな。
*長々と宣伝*
あしたポコペンでソロライブです。 まだ余裕があるみたいなので 興味のある方ぜひきてくださいな。
スタッフみなパジャマです。 もうこうなったら パジャマじゃない方が ういてしまうかもしれません。
よねださんが おいしいカレーを作ってきてくれるそうです。 パジャマとカレーの組み合わせもすてきです。 ちょっとこぼしたりして パジャマをカレーでよごしてしまう感じが キュンとします。
はるの日曜日の午後に ともだちのおうちに遊びにくるような感じを 演出したいとおもっているのですが。
いくらともだちでもパジャマのままって、 よっぽど親しくないとそういう状況に ならないのではないでしょうか。
ましてや、私の場合は、 普段はよぼよぼのパジャマ(のようなもの)を きているので人前になんてでれません。
あした着るパジャマは もちろん人前用の新しいのです。
みんなどんな格好して くるのだろうな。 楽しみ。
4/17(日)谷町六町目 ポコペン 06-4304-2033 with 水晶/よねだみちのぶ 14:00スタート/1500円+ドリンク ※人数が限られているのでお店に予約してください。 ポコペンHP http://www.poco-pen.net/
なんか わからないけど すごくおもしろい人と飲んだ。
ちょんすけは くすりが きらいみたいだった。
相棒は ちょんすけに 四苦八苦しているようだ。
ちょんすけ ちょんすけ 大丈夫だよ ちょんすけ。
よっぱらいなんか 大丈夫だよ ちょんすけ。
おやすみ おやすみ また あしたね ちょんすけ。
仕事のあと友だち宅へ。
手作りシチューとサラダをいただいて 緑茶を飲みながら ちゃぶ台を囲んで練習。
おわったら ほかほかしていて タルトをたべて
おつかれさま じゃあね またね 楽しみやね
といって別れた。
鴨川の桜を眺めながら ひと駅先まで歩いて 三日月がタルトの上にあった 焼きリンゴみたいで
じんわりと 幸せだとおもった。
こういう時間が いきている間に たくさんあったらいいのにな。
あたまの中は わくわくする計画と妄想で うすピンクの花びらが 吹き乱れている。
ちょんすけが病気に。 “はげちょんすけ かわいいね” なんて 言ってる場合ではなかった!
ちょんすけをかかえて 動物病院を梯子する。
ワクモという 気持ちのわるいダニのせいで ちょんすけは貧血状態らしい。
ワクモは昼間は篭のどこかに隠れていて 夜中になると 文鳥の身体にぞろぞろとたかって 血を吸うという なんともいやらしいダニだ。
ここ数日は ワクモ軍団と戦う毎日。 日々熱湯消毒地獄。
そして 相棒までもが 発熱ダウン。
みんなどうしてしまったのだ。
↑ちょんすけが 病院でもらったお薬。 いっちょまえに。
*まじめにライブのお知らせ*
昨年はどうも調子がわるかったので ソロはできるだけいれないようにしていたのです。 今年にはいって沖縄やバリにいってから ソロもそろそろまたはじめようかなあ という気持ちになっていました。 そうしたら不思議とおさそいがぱたぱたと。 ゆっくりマイペースにうごきだします。
ソラネコの方はほとんど新曲です。 冬あたりから曲づくりモードが大爆発。 そしてまだまだ噴出しつづけています。 新曲は唐突な曲展開のが多くてわたし好み。 ききにきてよ。 みんな。
■ソロ 4/17(日)谷町六町目 ポコペン 06-4304-2033 with 水晶/よねだみちのぶ 14:00スタート/1500円+ドリンク ※人数が限られているのでお店に予約してください。 ポコペンHP http://www.poco-pen.net/
水晶さんともよねださんとも一緒に何曲か演奏します。 すてきに仕上がりそう! 春の日曜の午後を演出するために出演者みなパジャマ。 パジャマできてもらえたらうれしい。
■ソラネコ 4/24(日)京都 ネガポジ with 涌井慎(ザ★マジシャンズ)/奥田聡子(ビバ◇シェリー) \1500/\1800 19:30スタート ネガポジ:http://web.kyoto-inet.or.jp/people/negaposi/
濃い!
■ソラネコ 5/14(土) 梅田 ハードレイン 06ー6363ー5557 with JB(渕上純子+bikke)/リトルハヤタ 18:30open/19:00start \2000/\2300 ハードレイン:http://www.raindogs-web.com/hardrain/top.html
今ホットなおふた方たちと御一緒します。 いいでしょ。
■ソロ 5/15(日) 南風楽天 はたさとみと良原リエのソロ遊び 〜オオニシは手伝い〜 出演 はたさとみ、良原リエ、オオニシユウスケ charge ¥FREE(投げ銭制)+order start19:00ゆるゆると 予約と問合せ:南風楽天 rakuten@f8.dion.ne.jp 人数確認のためなるべく御予約ください。 南風楽天HP:http://www.h3.dion.ne.jp/~nampu00/
すてきなアコーディオン弾きの良原リエさんと オモシロ繊細なギタリストのオオニシユウスケくんと うまい酒うまい料理の南風楽天で御一緒します。 いいでしょ。
■ソロ 7/10(日)大阪 中崎町 CommonCafe[コモンカフェ]06-6371-1800 さねよしいさこさんライブのオープニングアクトです。 お昼の部。14:00OPEN 15:00START 会場への御予約はできません。御予約はオレペコ企画まで。
オレペコ企画HP http://www1.odn.ne.jp/orepeko/ CommonCafeHP http://www.talkin-about.com/cafe/
うほー。ウレシイ。
■ソラネコ 7/23 滋賀 堅田 ハックルベリー KOBUちゃんワールド 〜ライブハウスって楽しいやん!Vol.4〜 with 代田 幸子 18時半オープン・19時半スタート 前売1500円・当日1800円+ドリンク代600円
初めてのライブハウスははじめてマジックがあります。 堅田にいくのもはじめてです。観光しなくては。
■ソラネコ 8/7 梅田 ハードレイン タイトル「うたものおともの」 with マフマフラー/ぱぱぼっくす/ほりゆうじ 前売¥1800(+ドリンク¥500) 当日¥2300(+ドリンク¥500) 開場18:30 開演19:00
マフマフさんのイベントです。 さりげなくアピールすると誕生日の2日後です。 きっとこのころは暑いのだろうな。
職場の近くに 引っ越してきた友だちと お昼休みにおちあって お花見をした。
天満橋の川沿いの なみなみの桜の木の下で お弁当をたべた。
冷たい雨がふっていて 細い金属の花壇の上に 中腰でおしりをのっけて お弁当をたべた。
くすんだピンク色がたくさんで あたたかい気持ちになった。
ちょんすけの羽根が ぬけかわりの時期で ちょっと禿げ気味だ。
情けなさ度アップで ちょっとかわいそう。
でも そのあわれな感じが またかわいい。
はげちょんすけ かわいいねえ。 かわいいねえ。
はげちょんすけがはばたくと ぬけ羽根と 餌の殻が ふわふわと舞って 顔にふってくる。
なんとなく。
なにかが ゆがんでいるような 気がする。
目がさめたら 自分は人間型の泡盛樽であった。
部屋中にお香のかおりが充満していて おきているのに夢の中のように世界が淡い。
そこらじゅうに 宴のあとのさみしい空気がただよっていて 泡盛樽になりはてた 自分の情けなさを助長した。
昨夜は南風でバリ反省会という名の のみ会だったのだった。
おいしいお魚や なつかしいナシゴレンや ビンタンビールや 泡盛やポルトガルワインが カラフルだった。
2軒目は泡盛ボトルをみなであけた。 そして終電で帰ろうとする仲間を 強引にひきとめてのみつづけたのだった。
バリのシャーマンと その言葉を通訳する弟子のものまねを ともだちとふたりして 上手にできたので うれしかったのをおぼえている。
そして3次会は我が家にきた。 相棒もちょんすけも一緒になった。 泡盛をたくさんこぼした。
バリで買ったお香の煙りが 刺激的で心地がよい。
そのあたりから記憶がないのだ。
気がついたら朝で 自分は泡盛樽で みんなはいなくて なぜか部屋には 以前ネパールやインドを旅した時の 写真が散乱していた。
お皿があるけれど いったい何をたべたのだか 相棒は初対面のみんなと 何をしゃべっていたのだろうか 自分は異常な言動にはしらなかったか みんなはいつ帰ったのだか 自分がどうやってねむったのだか まったく覚えていない。
記憶がおぼろどころか 完全に喪失しているのだ。 こんなのは初めてである。
なんと 神秘的な体験なのだろうか。
夜になって やっと現実感がわいてきた。 お番茶を大量にのんだ。 梅干し御飯もたべた。
今は野菜のたくさんはいった トマトスープがのみたい。
そうだ。 トマトを買いにでかけよう。 川沿いをさんぽして 桜の下をあるいてこよう。
さみしい感じが ちょうどよい。
仕事の後京都友人宅で練習。
歌詞をつけるのがむずかしいから “ひょひょひょー”で歌おう ときめて各自練習してきた成果を あわせてみる。
“ひょひょひょー”とうたってみると ふたりの“ひょひょひょー”が重なりあって なんとも情けなく うたいながら笑いがとまらなくなり これでは曲にならないので “ひょひょひょ”は却下にした。
仕方がないので “ろろろろろー”でうたうことにした。
あしたは禁断の6時おき。
禁断とかいうと ちょっと魅力的な感じがして いいね。
ただの辛い早起きなんだけどね。
ふたり暮らしをはじめて8ヶ月になる。
ひとり暮らし歴12年目にして ふたり暮しになったものだから ふたり暮しのやりかたがよくわからない。
昨夜とつぜん なにかがちがう! なにか大切なものが減ってる! とおもいたち そうおもいはじめたら いてもたってもいられない もどかしい気持ちになり 真夜中おそくまで あれやこれやと 対策をねった。
相棒は 人間自体がカプセルつきのような人で ちゃんと自動的に 自分の世界と時間を確保している。
だいたい 相棒の部屋は変だ。
遮光カーテン2重で ギターやら洋服やらが ランダムに床においてあり 壁中にCDがありポスターがあり カーテンレールの上にも 外からもれる光を遮るためにCDがおいてあり 昼間でもまっくらけなじめじめな ばあちゃんちの納戸のような有り様。 部屋にはいって耳せんをして 愛用の毛布(夏でも)にくるまって 相棒はそれがおちつくようだ。
そんな状態なものだから わたしはどうも 他人のさなぎにふみこむような気分になるので 相棒の部屋にはむやみに入れない。
だから相棒は自分のへやで 自分ワールドをふわふわ浮遊できるのだ。
一方わたしは ひとり暮らしの時とおなじように 自分の部屋もオープンにして ひとりスペース確保なんて シビアに考えたこともなく 気前よくひょんひょん 暮していたものだから とつぜん昨夜のように ひとり欲がバクハツしてしまうのだ。
自由にやっていたつもりなのだが ひとり暮しとはやはり違う。 ひとりスペースを確保するために 派手に努力しなくてはいけないのだ。
やっと気がついた。
そこで まず、通信機器を部屋におかないようにした。 他の場所の要素がはいりこめないようにするためだ。 電話も部屋でつかえないように子機をはずした。
そして居間と自分の部屋の境目を はっきりさせるために 入り口に布をかける。
これで随分とちがう。
ついでに衣替えもして そうじもしてやった。 我ながらよく働いたものだ。
そうして やっとこさ おちついてきた。
ひとりは淋しいけれど その心地よさというものがある。 ぐっと夢中になれるなにかがある。
ひとりでないのはあたたかいけれど 自分の中のなにかが 流れ出し続けてしまう気がする。
他人をみていると 上手にやっているようにみえるのだが みな苦労しているのだろうか。
わたしは もしかすると 不器用なのだろうか。 それとも 自分ワールドを犠牲にしてしまうくらい 寂しがりやなのか?
生きていくって試行錯誤だ。
おもった以上に 社会復帰がキツイ。 仕事脳になかなかならない。
もう本格的に わたしはミーゴレン(バリの焼そば)だ。 しかもちょっとふとめのやつで ベトベトぐにゃぐにゃゴロゴロしていたい。 だ円形のお皿の上で。
時々ハエがとまっても気にならない。 そして少しずつ食べられていく。 食べられてもぜんぜん痛くなくて いつのまにか全部たべられて 消えてしまっても全く平気。
消える瞬間に、 “おいしかったね”とかいう ほのぼのとした声をきいてしまうと きっとはっとするので、 できれば 無言で厭世的な気分で たいらげてもらいたい。
そして お皿の上のソースが カペカペにかわいて 遠くでアヒルがゴエゴエないて カエルがぴちょんとはねて 風がふおっとまぬけにふくのでしょう。
こんなことでは 日本でやっていけないワ。
ナントカシナケレバ。
今夜のごはんはミーゴレン。
きょうは 空があおくて 天地が逆になれば ふわふわと泳げて きもちがよさそうだった。
桜の木がぷくぷくピンク色だったり、 ちょんすけくんのはねが やたらぬけはじめたり、 ふっとしているうちに 季節がかわっていたのだ。
それと同時に バリの旅で すっかりと忘れていたものごとが どどっとおしよせてきて びっくりした。
こんなにもたくさん 忘れていたのか。
つぎからつぎへと おしよせてくるものを 処理し続けている。
これは、 昔パン工場で ベルトコンベア相手の アルバイトしていた感じと よく似ている。
あたまの中が バラバラになって 身体だけが自動的に 動く感じだ。
そのうち トランス状態だ。
あああ、春か。
桜をみると なんだか しょんぼりするなあ。
*うれしいこと*
7/10中崎町のCommonCafe[コモンカフェ]にて。 さねよしいさこさんのライブのお昼の部で 前座をつとめさせていただくことになりました。
なんとソロでです。
うわー! ひとりぼっちなので にぎやかに がんばります。
16時間ねむった。
ねむりすぎて おきてからもぼうっとして 今日の自分は ミーゴレン(バリのやきそば)みたいだなあと おもっいたらて夜になってしまった。
きょうはバンドの練習しかしていない。
冬の間につくった あたらしい曲たちが だいぶん自分たちのものになってきて 情熱的な恋が深まって 安定した愛の段階へ、 という感じであろうか。
そして さらに新しい曲をふたつ アレンジする。
外側のことにふりまわされず 自分たちの中で じわじわとこつこつと 衝動にしたがって ものをつくっている時間が わたしはすきなのだとおもう。
たのしかった。
練習のあと お好み焼きをたべながら 相棒とロックと信仰について 議論する。
今回のバリの旅では ロックだ!ロックだ! というつぶやきがでることが多かったのだ。
わたしはロックについて そんなにわかっていないくせに何故 ロックだ!とおもわずつぶやかずにはいられなかったのか、 それをはっきりさせておきたかったのだ。
ロックにこだわりある相棒は 案の定熱くなりムキになり ちょっと険悪なふんいきにもなり だけどまるくおさまって よかった。
結論としては ロックと信仰は対極にあり だけれども共通する部分もある ということになった。 (よくわからない結論だ)
平和な日曜日の夜であった。
*きょうのバリモノ*
バリのスーパーで買った缶詰め。
なぜに日本語で“サト”なのか謎。 どうやら魚のトマトソース漬けらしいのだが、 缶もさびついているし怪しい。
もしかして! “さ”かなの“ト”マトソースだから “サト”なのか?!
あまりにも空気がちがいすぎて どちらかが夢のよう。
今は日本にいるので バリが夢。 バリにいるときは 日本が夢だった。
バリ。 虫とか緑とか鳥とか魚とか 生き物がそれぞれの気配をだしていて それが空気中にみっちりとつまっている。
最初は空気がねっとりと重くて 身体を動かすのがやっとだった。
食あたりならぬ バリあたり。
やっと身体が空気と同じ濃度に馴染んで 気持ちがよくなってきたころに 日本に帰る日になってしまった。 5日間では足りない。
関空につくと、 音も光も手触りも匂いも すべてがクリーンに整っていて 淋しい感じになってしまった。
バリはきっと 近いうちに またいくことになりそうだ。
日本について ケータイの電源をいれたら、 友だちからメールがはいっていた。
“実は、今まで黙ってたけど、私ニューハーフです。 本名は…中略…思いきって告白することにしました! こんな私ですが、 これからも仲良くしてくださいm(_ _)m”
なんとなく深刻な雰囲気。 これまで彼女とすごした一コマ一コマがおもいおこされ、 ニューハーフだったのか…とおもうと、 頭がこんがらかり、 だけど、思いきって告白してくれて なんだかよかったのかも…などと ありがたい気持ちにもなり、 複雑な気分で返事をした。
だけどほんとかな?
どんどん疑問がわいてきて もう一度メールをおくったところ、 昨日はエイプリルフール!!
口惜しい。 バリボケしていたあまりに、 こんな初歩的な嘘にひっかかるなんて。 口惜しい。
口惜しいながらも、 結構日本もおもしろいかもしれないと、 ほっとする気持ちになったのでした。
ありがとう。
*バリのスーパーで一目惚れして買った ドラエモンの手提げバック。
“ぁおいぜうざ”っていったいナンナノダ?
|