十月、終わる

 鍵を失くした。
 自宅の鍵と、パート先の鍵と、車の鍵。
 パート先は内側からかけるだけだから問題はないけれど。帰るときはお金ないし。
 自宅は不便。
 キーホルダーにもつけずに、ワッカにまとめて持ち歩いていたのが悪かったのだろうか。たぶん、家のなかにはあると思うンですけどね。
 なんだか人生の鍵を失くしたような気がする。




【十月乱読覚書】
・「三国志」全13巻(北方謙三/角川春樹事務所)
・「私説三国志 天の華・地の風」全9巻(江森備/光風社出版)
・「永遠の仔」上下巻(天童荒太/幻冬舎)
・「真珠の耳飾りの少女」(トレイシー・シュヴァリエ/白水社)
・「五番目のサリー」(ダニエル・キイス/早川書房)
・「そして二人だけになった」(森博嗣/新潮社)


 最近はよく名取市図書館に通っています。
 蔵書量には不満があるけれど、まあまあ楽しんでいます。
 新刊や人気作はほとんど貸し出し中なので、古くても読んでいなかった本を読んでみることに。
 北方三国志、はーどぼいるどでナカナカ面白かった。
 江森三国志は赤壁から五丈原までで、解釈はとても面白い。でもおいらの大好きな姜維くんが…!
 「永遠の仔」の教訓、一見物静かで理知的なペシミストは、なにしでかすかわからない。

 明日から週に五回パートに入ることになった。
 退屈な職場、秋の夜長。本は欠かせない。
2005年10月31日(月)

待っているのかいないのか

 PCを窓際に設置したのは間違いだったような気がします。
 寒い。
 けれど移動がめんどいです。
 なによりコードがごちゃごちゃするのがイヤです。ただでさえ狭い六畳間。こたつを入れて更に狭くなった。
 その点ノートPCのときは楽だったなあ。アダプタのコード一本だもんな。寝転がりながら使えたし。こたつでもベッドでも使えたし。
 懐かしいな、Dynabookちゃん。
 次に買うときはノートPCにしよ。


 ときどきパートに入っていますが、数時間お札を触ると手が荒れて困ります。
 指先が割れて出血します。
 水っけが足りないンです。乾燥肌だし。
 自宅では大学病院でもらった軟膏と綿の手袋をしていますが、多分四六時中着用していないと効果がないのかも知れません。痛い。
 こうして文字を打っているとまた割れて痛む。んもう。
 元職場でも現金を扱いましたが、何しろ桁が違う。
 現金…。
 なんか他人の金って見ても触っても虚しいだけだな。
 自分の金だとしても虚しいかも知れない。自分のものになったことがないからわからないけれど。
 私が欲しいものといえば、心身の健康とか、時間とか、曲がっていない心根だとか。金で買えないものばかりだしなー。
 とりあえず、心地よい睡眠が欲しい。
 睡眠薬を処方してもらってそろそろ一年。
 そこそこ眠ってはいるけれど、あまり気持ちよくない。
 そんなものかな、睡眠なんて。
 どう眠っていたか、なんて忘れた。
 でもいいの。
 眠れなくてもいいから、なんとか浮上したいの。
 けれど、浮上しなきゃと思う反面、そんな努力はしたくないというこのテイタラク。
 私は私を動かすものを待ってみる。
 一方でなんぴとたりとも触れて欲しくないとも思っている。
 気の利いたなにかが近づいて、それが触れるか、自ら手を伸ばして触れたいと心を動かされるのを、待っているのかいないのか、もうわからない。
 或いは探しに行くべきか。
 めんどくさいな。
 だからって、この状態に甘んじたいわけでは決してないのだけれども。
2005年10月24日(月)

まあ、前向きに。

 お犬様の毛が見苦しくワサッと抜ける。
 ぼさぼさでめんこい。
 そんな季節。

 さすがに窓際のPC前は寒くなってきました。
 フローリングだし。そろそろストーブと灯油を準備しないとね。
 こたつで寝るのだけはやめたいところです。


 半年くらいぼさーっと遊んじゃろうか、と仕事を辞めて幾星霜…じゃなくて…えーと、10ヶ月か。うわあ…。
 転職活動は思うとおりに行かず、ふてくされていたりもしていたわけですが。
 いやー転職活動って難しいですね。侮っていた。
 民族学校出身というのが、選考の際に如何ほどのデメリットになっているのか知る由もありませんが、なんというか…あうー…厳しい。これといって特技もないしなあ。これが一番のデメリットか。

 実を申せば積極的に働きたいわけでもなく、しかしそういうわけにもいかず、と。
 なんとかしたいもんです。このブラックホールから這い出さねば。
 実際問題、携帯電話料金とプロバイダー料金と医療費と多少の季節のオサレをするくらいは自分で稼ぎたいものなのです。とりあえず母上も働いていることだし、家計はこちらに少し任せて。治療に専念する為に辞めたつもりだったことだし。
 まあ、しかし、焦っていてもいるのですが、やはりこれもなんだか楽しく。
 人生にこんな時間も必要なんじゃないの、と。
 開き直ってみたりしますが、ダメですか、そうですか。
 まあ、前向きに。
 人生のことは後で考えよう。
 ハイホー。 


 …ダメ人間まっしぐら…
2005年10月18日(火)

死ぬまで生きるつもりなので

 最近こたつを出しましたが、入ると異常に眠くなって困ります。
 三日に一日はこたつで眠っているような気がします。ぬくぬく。


 さて、最近近所のレンタルビデオ屋が旧作ビデオ半額キャンペーンなどをやっているものですから、色々観て楽しんでいます。
 映画館に行かないのは、金銭的な問題もありますが、こっちで充分楽しめるから。当日返却だと一本130円くらい。
 といっても最近はDVDの方が多くてあまり選べないンですけどね。
 久々に「古畑任三郎」シリーズなんて見てみたら、伊藤俊人さんが桑原技官の役で出ていた。
 享年40歳。
 如何なる死も等しくひどい暴力だ。暴力だと感じてしまう生きている私。
 「未だ生を知らず、焉んぞ死を知らん」、なんつってたエライひとがいた。
 死を知らん私は生を知らん。
 知らんけど、生きてみる。
 死ぬまで生きる。
 生きているうちになにか為そうと思うわけではないけれど、恥かしいものは抹消したいねえ。できれば。でも関係ないかな、死んだら。死んだあとのことなんてわかんないや。明日どうなるかもわからんのにね。
 明日、事故死でもしたら、この日記はどうなるのでせうか。
 無料版だからそのうち消えるんだろな。
 遺影はどうなるのか。
 最近まともに撮った写真がない。
 10年前の卒業アルバムにすらまともに写っているものがない(学校行事では吹奏楽部でコトゴトク別行動だったから)、と思う。しばらく見ていないから忘れた。
 まあ、あたりまえだけれど、死ぬまで生きるつもりなので。
 いつまで続くかわからないけど、宜しくお付き合い下さい。



 母校から同窓会の通知が来た。
 正確には吹奏楽部から記念公演OB参加の依頼。
 演奏に出ろとさ。
 明日どうなるかもわからんのにな。
 まあ、演り慣れて1stも2ndも3rdも暗譜している「アリラン」一曲。
 楽器が空いてたら参加する方向で。
2005年10月16日(日)

ハッカ味

 安寧!
 最近パイポを手放せない28歳独身女性です。
 ハッカ味のやつね。
 順調に禁煙中だったのに、風邪ひくと吸いたくなるのは是如何。
 ノーメイク+眼鏡+パイポ+スウェットという姿で、近所をうろついていました(どんなに天候が悪くても体調が悪くてもお犬様の散歩は欠かせませぬ)。



 久々に書いた日記がコレかよ。
 とりあえず元気です。
2005年10月11日(火)

メイテイノテイ / チドリアシ

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