五月、終わる

 朝から大学病院へ。抜糸と血液検査。3,000円…。
 昼からかかりつけのお医者へ。薬は変わらず。3,000円…。
 実に微々たる退職金を医療費につぎ込んでいるな。
 仕事が忙しかった頃は平日に休んで病院に行くことができなかったので、いい機会だからとことん治してもらおうと思う。
 明日も朝から大学病院。


 さて、五月も今日で終わりです。
 のんびりラスト月間に突入。
 色々なことが重なって、それだけの所為ではないけれど五月で免許取得という目標は果たせなかった。来月は少しリラックスして集中してやっていきます。学科は心配していないんだけどねー技能がねー…。
 なんだろ、生真面目すぎるのかな。
 「ま、いっか」「めんどくさい」が口癖ではあるけれど、なんでもそれで済ませたいわけではなく、やはり白黒つけたいし、ことばにできないこともあることを承知した上で、成文化できるものはしたい。ゴチャゴチャしたものは片付けたいし、自分でできることは全部自分でやりたい。
 欲張りなのかな。ふー。性分かもな。…がんばろ。




【五月鑑賞映画】
・『キングダム・オブ・ヘブン』(リドリー・スコット/2004米)
・『クローサー』(マイク・ニコルズ/2004米)
・『マイ・ブラザー』(アン・クォンテ/2004韓)

 リドリー・スコットは必見ですよ。というわけで。
 顔の出ない役で驚きのキャスティング。監督名以外の事前情報なしで観たので声で「アレ?」と思ったけど。おいしいな。是非クレジットで驚いて下さい。


【五月乱読覚書】
・「インド神話」(上村勝彦/東京書籍)
・「ハムレットもしくはヘカベ」(カール・シュミット/みすず書房)

 カール・シュミットの「ハムレット論」は、何度も読み返しているけれど、いつも面白い。いや、健忘気味だから。何度読んでも新たに楽しめるわけよ。お得だね。
2005年05月31日(火)

「優しすぎる」と言われたけれど

 こないだね、「優しすぎる」と言われたけれど。
 たぶん単に八方美人なだけなんだ。
 以前付き合いの長い友人に「度量が広く寛大」だと評されたな。
 元同僚にも同じようなことを言われた。
 狭量ですよ。キャパもいっぱいいっぱいだ。
 ただ自己嫌悪と自我が強いので、もしそう思われるような行動をとっていたのだとしたら、狭量で未熟な自分を容認してもらいたいという欲求がそうさせるのだと思う。
 「はぐれ在日」を自称しながら、実はあらゆる面で自分がマイノリティだという自覚はない。だっていつも視点は自分が中心だし。比較対象がなければマイノリティという発想は生まれないでしょ。
 でも比較してみて、もし私が少しでもはぐれていたのだとしたら、そういう自分をも容認してもらいたい。
 そういう欲求が八方美人にさせるのかも知れない。

 誰とも仲良くしようなんて、傲慢なことは思わない。
 けれど、誰の気持ちもわかるようになりたい。
 でもその上で、自分のスタイルを確立しなきゃね。
 あー…やっぱり八方美人かなぁ。
 でもなるべくなら、仲良くしたいんだもん。
 みんなと。社会と。世界と。
 そして可能ならば、自分と。
 うまく折り合いつけて、仲良くしたい。
 自分のスタイルを確立した上で、時には譲って赦して。
 そうしてうまく付き合っていきたい。
 あー…やっぱり八方美人かなぁ。
 でも治したいんだもん。
 克服したいんだもん。
 自分のスタイルを確立したいんだもん。
 マイノリティもマジョリティも、ひとりで生きてるわけじゃないからさ。
 できれば、でいいからさ、仲良くしたいよねー。
 さて、がんばろう。
 目の前のことから片付けていこう。まずは免許だ、免許。仮免だ。


 大学病院の皮膚科に通院しているものの、手のひら、足の裏の荒れと爪の変色変形は原因病名共に不明。
 「ほにゃらら〜の疑い」とは言われたけれど(覚えていない)。
 今日は大学病院で生検。麻酔をかけて皮膚の一部を切り取りました。ぎょえー。
 しばらく麻酔でしびれていたけれど、いまは少し痛む。
 検査結果は明日出ます。また午前中つぶれるンだろうなぁ…。
2005年05月30日(月)

慰めはいらない

 私は震えながら、それでも正面から向き合ったつもりだった。
 でもこうなってみて、それが自分のエゴだったんだと知った。
 一番楽な言葉で、一番楽な呼吸法でいられる場所を捨てたくなかっただけだと気付いた。
 男女という違いはあれど、長い時間を共にしたからわかってくれると、どこかで希望を持っていたんだ。切り捨てられても、本当に互いが大切ならいつか納まるところに納まると。
 だからいま現在はともかく長期的には切らないことを選択したのだ。
 でもここまで来ると、自分の日本語能力に疑問を持つわけで。
 時々我慢できなくなる男だけれど、境遇も似ているし、同情とは違うけれど、弛緩した心地よい空気を共有できる数少ない場所のひとつだと思っていた。互いに。それは独りよがりだったのかな。
 彼は彼で、私を心配しているのかも知れない。
 私は相変わらず不安定だし、それを理解しているみたいだった。
 正直な話、迷った。甘えてもいいかな、くらいに。
 彼は多分、同年齢だけれど、私よりは「大人」だと思う。家庭環境も複雑だし、経験も豊富だ。正直甘えてみたかった。自分が割り切られるなら。
 でも甘えられるくらい、彼は「大人」ではないと思う。なんだあの粘着質な電話は。
 きみに心配されるほど、私はそこまで不安定じゃない、と思う。
 寧ろきみのことばがいまは不安定材料だし、きみのことが心配だ。
 少し、距離を置いてみよう。
 云いたいことは云った。甘えない。自立して向きあいたい。
 不安定ながらも治したいし、自立したい。そのための努力をするつもりだ。
 だから彼の慰めはいらない。
 伝えたいことを伝えた。がんばって。
 納まるところに納まるなら、それを待とうと思った。
 少し距離を置こうと思う。
2005年05月29日(日)

オンでいたい

 あるがまま、世界をひとを受け入れようと思った。
 小さいウツワなりに。
 オンかオフしかないなら、常にオンで、なにも捨てない、なんでも受け入れ、口に含んで咀嚼して飲み込んで消化して、血肉にしたい。ときどき少し排泄されて、たぶん排泄したものや消化不良おこして吐いたものを見て「もったいない」と呟きながら、胃拡張おこそうが、ウツワを大きくしていきたい。
 だって自分からは切らないと決めた。捨てないと決めた。
 だからムカつく野郎からの電話も受けるし、近々実際会ってガッツリ話し合って消化して昇華したい。焦らずに、でも速やかに。
 その結果切られることになっても、でも切らない。
 決めたんだ。常にオンであろうと。
 オンでいたい。立ち止まっても動き出しても、その結果変わっても。
 オンでいたい。
 成長したい。
 自立して自律したい。
 そうして世界とひとと向き合いたい。
 しんどいかも知れないけれど、そう決めたんだ。


 民族学校を出て、「日本人社会」で9年間働いた。
 最初の一年は、それまでの価値観がガラガラと音をたてて崩れていくようだった。
 3年後、受付から経理に転属された頃、「かわった」と同僚に言われた。
 慣れない仕事の毎日はきつかったけれど、嬉しかった。
 たぶん、成長できたのだと思った。
 「日本人社会」に適応することを望み、それに成功したのだと嬉しかった。
 1年前、上司が亡くなった。厳しくて優しいひとだった。
 彼の分も精一杯厳しく優しく生きよう、仕事しようと分不相応に仕事を抱えた。
 まあ、挫折しましたが…それでもがんばった経験は消えない。
 だからいい。無駄じゃない。成長した、と思う。
 成長を望んでいる。

 いまのところ、度量は狭いけれど、全部受け入れたい。
 キツイことばも、突き放されても、切り捨てられても、それを乗り越えて、それでもオンであろうと思う。


 混乱して眠れない。布団にもぐってみたものの、眩暈と震えと嘔吐が止まらなくて眠れなかった。
 やっぱり怒られるのも、切り捨てられるのも、怖い。すごく怖い。
 でも常にオンでいたい。
 いつもいる。オンでいる。オンでいたい。
2005年05月25日(水)

祭祀でした

 今日は父方のばあさまの命日で、伯父貴宅にて祭祀。
 エート、儒教式の法事ってやつですね。坊さんは呼びません。
 ローティーンの時分は大嫌いで憎悪すらしていた祭祀ですが、先祖の死を悼むのに作法云々にケチをつけるというのは無粋というもの。
 むかしむかし、あるところに、じいさまがいて、ばあさまがいて、父上がいて、母上がいて、こんにち、ここに、私がいる。
 そんだけ。
 適度に楽しんでいます。主に酒を。クフフ。
2005年05月24日(火)


 震えと吐気をやりすごそうと、ひとり歯を食いしばっていた。
 たぶんひとり鬱々としていたら、気付かなかった。
 林の緑や水田や空や雲やスコール、フリューゲルホルンに映画のポスター、スヌーピー、マラカス。
 気付くゆとりもなかった。そんな自分に気付いた。
 ありがとう。
2005年05月23日(月)

溢れる溢れる、こぼれるこぼれる

 わかっていたことだけれど、自分の不安定さを実感する。
 相変わらず睡眠時間は短いけれど、アルコホルなしでも眠れるようになったし、ドグマチールの処方もなくなったしで油断していたのかも知れない。
 この数日、実に色々な方々に実に色々なことを云われ、まあ、それなりに真摯に受け止め(ようとし)たりチョット受け流したり半ギレで断ち切ったり、もらい泣きしながら励ましたり慰めたり、励まされたり慰められたり、混乱気味です。否、現在進行形で混乱中です。
 すべてを受け入れるにはウツワが小さいのだと今更ながらに嘆息するのでございました。
 溢れる溢れる、こぼれるこぼれる。ダーダー。びちゃびちゃ。
 どうしたら、全部飲み込めて消化して昇華できるくらいにウツワが大きくなれるのかなあ…。がんばるけど。だって斯く在りたいんだ。
 いまは強くなくても、ウツワが小さくても。まだまだ将来性があると思いませんか。ダメですかネ…。持って生まれたモノですかね…。
 でもがんばる。とりあえず長期的な目標を見つけたんだ。長期的にがんばります。焦らず。


 自分が受動的で逃げ腰なチキン野郎だという自覚はあるけどサ、自分の気持ちもしたいことすらも見失う万年迷子のヘタレ野郎だという自覚はあるけどサ、現実に自律神経に出る。びょうきを言い訳にしたくない。でも現実に自律神経に出る。偏頭痛、眩暈、妙な発汗、妙な浮遊感、吐気が襲う。揃って襲う。自分の身体じゃないみたい。怖くなる。

 エート、ちょっと、ほんのちょっとだけですが、距離を置こうかと思います。
 教習所とも急流のヤツとも、恋愛相談地獄とも。
 自律神経に出るほかは、元気なんですけどね…。
 急激に社会に戻ろうとした所為なのかも、と思うことにしました。
 ダラダラ期間が長すぎたか短すぎたんだと。
 ゆるやかに「社会復帰」を目指すことにします。徐行運転です、ハイ。
 そういうわけで、明日は修了検定(仮免)をパスして、ハローワーク認定日を優先します。じゃないと失業保険も出ないし。
 「開き直り」様が降りてくるまで少し落ち着こう、うん。
2005年05月22日(日)

飲み込みたい、消化したい

 自分では冷静なつもりだったけど、ぐるぐるしている自覚だけはあって、そういう自分すらもハタで傍観しているつもりだったけれど、ケッコウ、いや、かなり、余裕なくパニクってるみたいだった。この数日。
 少し頭が冷えましたけどね…。
 私ってホント、コミットが苦手だよなぁ…。
 甘いことばにヨワイ。甘えたくなる。流されそうになる。今回は思いがけず流れも急だった。でもほんとうに、流されたいのかな。そっちの方向にサ。ナゾです。わからん。動かずにいるのがイヤだから便乗して流されたいだけなのかも、なんて自制してみて。
 どうしたいのか、わからない。
 ギュンギュンくることばにイチイチ吐いてたら身がもたない。
 わかってはいるんだけどね…。
 どうしたら飲み込めるのかな。飲み込みたい。食べきれなくて残したものや吐いたものを見ては「もったいない…」と嘆息するのなんてイヤだ。
 この私に持っているものがあるとしたら、なにひとつ捨てたくないし、抱えたままでぐるぐるするならそれもよし。
 ほんとうになにひとつ捨てたくないんだ。やけに分厚いミルフィーユもよくない?
 或いは気付かぬうちに捨てたりしているのかもね。
 最近チョット健忘気味だしサ…。学科試験ヤバイしサ…。
 例えば過去のトラウマを、なんとか解消していくように、この歳になって、どうでもいいことの方が増えてきた。昔はもっと足掻いていたような気がするもの。父上のこと然り、母上のこと然り、コミュニティのこと然り。
 アレ?どうでもよくなってない?
 まあ、でもそのうちどうでもよくなりそう、なんだ。
 それって捨てたってことじゃないよね、消化するってことだよね。
 そして血肉にしたいンだよね。
 たまたまいま、そういう気分なのかも知れないけれど。


 さて、明日は朝イチで教習所なのでがんばって寝ますよ。
 当面の問題はヤツという急流の前に、まずは免許だ。
2005年05月18日(水)

Not so bad.

 What a difference a day made, 24 little hours…


 なんて歌があったな(頭に流れているのはJamie Cullumです)。
 気分はそんな感じ。
 東京から帰仙してからしばし寝込んで、この頃は毎日教習所に通っています。
 現実の生活を繰り返していると、東京の非日常が懐かしく遠い。
 つい先週だったのにね。
 東京は非日常だ。
 モノレールもアートスフィアも転がった白ワインの瓶二本も整然と並ぶ如来立像も大きな手も。
 遠い…。なんて遠いんだ。
 でも悪くない。
 悪くない気分で過ごしていますヨ。




 きみの思惑なんて知らないヨ。
 利己的で自分勝手な存在なんだ。
 私の世界はいつも「私対その他」だ。
 「その他」もそれなりにアイシテいるけどね。
 「その他」の思惑なんて知ったこっちゃない。知るわけがない。
 「その他」も「その他」なりにアイシテいるけどね。
 シアワセになってほしいけどね。
 なにがシアワセかなんて知ったこっちゃない。知るわけがない。
 いまのこの気分って、悪くないんじゃないかと思うよ。
2005年05月13日(金)

目覚まし時計に電池を入れて

 「顔色悪ぐね?どうしたの」
 「エー?アハハ、色白って云って下さいヨ!」
 なんて軽口を叩きながら、面談室に入った。待たされている間、何度も深呼吸して息を整える。昨夜はぐるぐるしながら結局一睡もできなかった。その上三日はろくに食わずに吐いてばかり。顔色の悪さなんてとっくに自覚している。口紅やチークがなければきっともっとひどい。なんとなく、その部屋の音が気になった。

 「ぐるぐる」ってのは内面の問題もあるけれど、現実に眉間にあるはずの視界の軸がガクッとブレて、意識がのーみそからずり落ちそうになるのを、慌てて身体が追いかける、それを小刻みに繰り返している感じ。That’s 「ぐるぐる」。
 困っているのは内面よりもこの外側に出る「ぐるぐる」です。内面はともかく、外側の「ぐるぐる」、どうにかならないものかなぁ。

 しかしまずは「運転適正相談」。眼前の敵に集中する。
 相談員の説明や世間話に相槌をうったり笑ったりしながら、音が気になっていた。妙に落ち着かなくて、渡された紙を読むふりをしながら、なんとなく音の出所を探ってみる。意外に容易にそれはみつかった。
 壁時計!秒針付き!
 うっわ、ニガテなんだ、アレ。
 しかも最悪なことに、0.5秒で刻むタイプ!(元職場にあったやつと同じ)
 ギャフン!天敵!
 鼓動が早まる。冷や汗が伝う。ペンを持つ手が震える。吐気がこみ上げる。
 元職場の事務所。深夜ひとりきり。書類が山積するマイデスク。あの気分。
 なにも音出さなくてもいいのにサ〜…(撃沈)。
 相談員のオジサマの娘自慢がもうあと1分でも長かったら、間違いなく取り繕っていた仮面は音をたてて崩れていた。やっとこさこぎつけた「許可」も取り消されていたかも知れない。部屋を出るなりトイレに走り、胃液を吐いた。
 まあ、でも、なんとか、とりあえず、幸か不幸か、パスしました。
 明日から教習が始まります。ふひぃー。
 なんか結構…思ったよりギリギリだなぁ…。自分ではいつでも社会に戻れるような気でいたけれど、あんなんがアチコチに転がってるんじゃ油断ならん。社会ってどこもあのペースなのかなぁ。職場はひとつしか知らないけれども。
 でも動きますよ!戻りますよ!のんびり期間も終了ですよ!
 当面の目標は今月中に運転免許取得、です。
 目覚まし時計に電池を入れて、秒針の音に少し慣れよう。
2005年05月10日(火)

ぐるぐる蟻地獄

 シティボーイズライブ「ウルトラシオシオハイミナール」の「うしろ向き念仏 第三百八十八」を全部ソラで言えます…。
 二日間ほどお布団のなかでひとりぶつぶつ呟いてみて、さて本日、なんとか復調しそう、です。否、そろそろしなくちゃマズイわけですが。
 風邪というよりはお得意の“自律神経失調症”っぽい。要するに弛んどるということだっちゃね。むりやり白飯を飲み込んでみて、久し振りにお犬様を連れて長く散歩に行ってきて、なんとか動き出せそうだと確認しました。ヨシ、大丈夫。大丈夫だったら大丈夫。うがぁ!
 泣くのは嫌いだ。泣いても何も変わらない。
 どのみち変わらなきゃ泣いてみてもいいけどさ。
 いらんことに気力体力使いたくない。面倒くさい。
 自己嫌悪も嫌いだ。うしろ向きは嫌だ。
 歳相応に嘘も知っているし、自分がそんなに褒められた人間じゃないということも知っている。きれいなままでいたら、きっとこれまで生きてこられなかっただろうし、きれいであろうとも思わない。
 それならそれでなんとか開き直りたいだけだ。
 ただこの自己嫌悪をなんとかしたいだけだ。


 長い会話の最中、「他人の心配なんてできるデキタ人間じゃないのにナー…」なんてひとり考えている。別に私に云うだけ云ってスッキリするならいいけどさ…。いつでも聞くけどさ…。
 ああ、でもお互い様だ。他人の話でも聞かなきゃ、ひとりぐるぐる蟻地獄から抜け出せん。
 でも気付けば他人の蟻地獄にはまっていたり。
 なんだこの涙。無駄すぎる。でも性分だから仕方ない。トホー。
2005年05月09日(月)

ぐるぐる帰仙

 二泊三日東京の旅から無事帰仙致しました。
 主たる目的はシティボーイズライブ。
 シティボーイズミックスプレゼンツ「メンタル三兄弟の恋」を観て来ました。まあ、面白かったというのは言うまでもないこと。
 上野の国立博物館などをぶらぶらして、普段めったにお会いできない方々と少しずつお話ししたり酩酊したりして遊んできました。
 少し雨に打たれたせいか、それとも薬を飲み忘れたせいか、はたまた散々ゴーストに触れられた所為か、ぐるぐるしながら帰ってきました。
 なんかですネ、すごくですネ、わかったことがあるような気がするンですヨ。
 やっぱり私はすごく利己的で、世界が自分ひとりで完結しているンだな、とか。やっぱり自己中心的で卑屈で罪悪感だらけで。
 困っちゃったな。この自己嫌悪、どうにかならないものかな。
 そういう自分がイヤだから、がんばって変えていきたいけれど。
 焦りたくないけれど。焦らないけれど。
 尺だけどんどん伸びていって、あとで編集が大変だろうな、とは思います。
 そろそろ編集しないとマズイような、せめて編集の構想だけでも練らないとマズイような気がしますが、気のせいでしょうか。
 とりあえず、壁にぶつけた額にタンコブができました。
 タンコブだけじゃなく、身体中のあちこちが痛い…。
 アンド発熱。なんだこれは。知恵熱か。
 ない脳みそ使おうとするからかなぁ。いまはアチコチがアレコレとぐるぐるしていて、やっぱり「ま、いっか」で逃げ出したい。…ダメかなぁ。


 とりあえず、朝がきても変わらなかった。
 なにかが変わるのかと思っていた。
 なにも変わらないと知っただけ、なにか変わったのかな、などと考えてみる。
 そういう朝を繰り返して積み重ねていくんだ、きっと。
2005年05月07日(土)

水田

 近所の水田に水が入りました。
 人間がつくった景色のなかで、水田ほど美しいものを私は知らない。
 空を映す水面。風に揺れる新緑。広がるその波紋。
 もうすぐ東北新幹線に乗れるぞーわーい。


 身体中で感じてみたい どれくらい凄いか知りたいんだ 生きてるってことを
 ダッシュ・ボード 銀ラメの夜 猛スピードで気を失ってしまうほど
 想い出も香りも なにもかも薄れろ



 Blankey Jet City…なんで解散しちゃったんだ…(今更)



 毎晩感謝しています。なにに、と問われれば困るけれど。
 自分が生きていること。水田が美しいと思うこと。
 母上が生きていること。おいしいごはん。
 お犬様が生きていること。つめたい鼻先。
 みんなが生きていること。軽口と短いメール。
 その数奇なこと。稀有な必然と偶然。めぐりあわせ。
 映画、音楽、活字、紫煙、ほんの少しのアルコホル。
 そうしてアルコホルや薬の力を借りずに眠るんだ。
2005年05月03日(火)

半ヨッパライのまま日記を書く、の巻

 手のひら足の裏の乾燥と荒れ、及び爪の変形変色がどう考えても尋常ではないので、「すわこれが噂の爪白癬か!?」と恐怖しながら朝から大学病院の皮膚科へ。しかし検査の結果、真菌もカビもなく原因不明とのこと。月末に再検査があります。麻酔をかけて皮膚をはがすそうな…ひぃ。午前がつぶれました…。なんでもいいけど、きれいに治るといいなあ…。
 それからアチコチへ電話。実にアチコチへ。
 私は毎日休日でも、世間はGW合間の平日。これを逃してはいけません。色々とメドがつきました。五月の予定が埋まりつつあります。
 斯様に社会に合わせる習慣を取り戻して、そろそろ「休日の日々」を終わらせる準備をしよう。しなくては…………やんだー!オラやんだー!
 ずっと陽だまりの芝生の上でアルコホル片手にお犬様と戯れていたい…。いやいや、しかし腐っても大黒柱。頑張って稼がねば。うん。そのうち。うん。


 と、まあ、ひとりぶつぶつこぼすのでした。
 本日の私もそれなりにそれなりです、ハイ。
 ベガルタが勝っても楽天が負けても北朝鮮がミサイルを撃っても、やはり半ヒキコモラーの半ヨッパライです、ハイ。
 ちなみに色別の動物占いでは「ブルーのひつじ」でした。



★ブルーのヒツジのあなたは、人当たりがおだやかで柔らかい雰囲気を持ち、誰からも好感を持たれる女性です。芯が強く、知的な聡明さを感じさせ、異性に対する警戒心はありません。積極的に自分を主張するタイプではありませんが、表面は社交的で謙虚な態度ですが、常に冷静で譲らない頑固さを秘めています。
★また、他人には絶対弱みを見せない負けん気の強さと、相手の動きを客観的に判断してから、巧みに状況を有利につくっていく駆け引きも上手です。
★その面では、男性を世に出すための内助の功を十分に発揮できる人です。無駄のない合理的な計画の立案には手腕を発揮しますが、反面アネゴ肌で安請け合いをして、後で悔やむ事があります。その点には十分注意してください。
★あなたは、人生全てにわたり経済的側面を最優先させようとします。そのため、蓄財にも関心があり、金銭の管理をしっかりできるので家計も安定します。
★ただ、心に秘められた頑固さが恋の行先を曇らせてしまう事があります。しかし、息が合えば以心伝心の関係に一気に発展する可能性があります。
★相手の心を読み、リードしていくのが上手ですが、母性本能を刺激されると弱いタイプです。結婚後は、子供に過保護的な面を持ち、口やかましい教育ママになる可能性があります。



 だそうです。
 「アネゴ肌」ってのは誰かにも云われたな…。自分では優柔不断であとからノソノソついていくタイプだと自認しているのですが。
 そんなこんなな本日です。おやすみなさい。
2005年05月02日(月)

メイテイノテイ / チドリアシ

My追加 エンピツユニオン
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