空色の明日
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職場がややこしくなっておりましたが、来月一杯で退職することに。 退職というか一応解雇なんですが、職場の閉鎖が急遽とりやめに。 っで、残ってくれという話も出たわけですが、この騒動の2ヶ月弱、いろいろな経営者の姿や会社の現状から考えて「いずれ潰れるな」というのが全員(今残っている3人)の意見の一致だったので3人揃って辞めることに。 3人とも30代なので次に本当に閉鎖になる時には就職が危ういということで。
就職活動をまた始めないといけないわけです。 が、解雇日を決めるという日に今の仕事でお世話になった取引先の人事の方が「もう仕事決まったの?もしまだならちょっと来ない?」と電話をくださいました。 人材コーディネーターのまねごとみたいな仕事をしていた時の相手先の方で、そういう職場がすぐ近くにあってどうか?という話らしいのですが。 でも私は営業職は押しが弱いのでどうしても合わないのでお断りする予定ですが、それでもそんなふうに声をかけてくださるということが本当に嬉しくて、今の会社を辞める決心をさせてくれたように思います。 その人の1本の電話で「この会社に入っていいこともあったな」と思いました。
4月になりましたが、あいかわらず宙ぶらりんに解雇日が決まらず事務所の後片付けをごそごそやってる安藤です。
営利のない事務所は閉めたい でもその事務所の分の仕事が他の事務所に行って人手が足りない
この狭間で経営者がぐるぐるとずっと優柔不断になっているからみんながもううんざりしてきてどんどん退職者は増える一方。 っで、安藤はなんだか引き伸ばされてるわけです。 たぶん、放っておいてもこの会社そのうちつぶれるだろうな。
まぁ、そんなぐだぐだな平日なので週末に気分転換に実家に帰りました。 いかなごの季節ですが、今年はちょうど水揚げの時期に明石海峡でタンカーなど船の衝突事故があったため、漏れ出した燃料が一体の海岸を汚染し、漁を中止する漁師さんが増えたため、我が家にやってきたいかなごも少量で非常に希少な春の味でした。
味といえば、実家に行く途中で夫の知り合いのパンマニアの人が教えてくれた食パンの美味しいお店に立ち寄りました。 「地蔵堂」という六甲道から線路沿いに東に住宅街を進むとぽつんと現れるお店というよりパン工場という感じの小さい店舗。 ショーケースもレジもなく、工場の入り口に小さい簡易のテーブルをおいててそこにパンが1〜2個あれば買えるけど、基本は予約しないと買えないくらいの人気の食パン。食パンしか作ってない。 しかも1本(というか通常の食パンの1/2本分)で500円です! トーストして食べました。 サクッとして欠点がない!みみも美味しい。そりゃ500円だわと思うくらい生クリームとかが入ってるかんじだけど決してくどくなく本当に計算されつくしたバランス。 そりゃ予約しないと買えないわ、これ。
私の中の食パン王、パンネルとはじめて肩を並べるパン発見! しっとりと重たいパンネルとさくっと軽い地蔵堂。 対極を行きながらもどちらも負けない。
ただ!同じ大きさで360円のパンネル!あんたはすごい! そこだけちょっとパンネルの肩をもつよ。うん。
安藤みかげ
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