紫
|MAIL
目次|過去の日記|未来の日記
夕飯は、久々に上品な割烹居酒屋に行きました。
久々に食べた「のれそれ(穴子の稚魚)」がおいしかったです。
「のれそれ」を食べると、「もう春なんだな〜」と思います。
昔、よく行った飲み屋さんで初めて「のれそれ」を食べたとき、「こんなおいしいものがあったのか〜っ」と、それはもう感動しました。
お酒を飲むようになってから、いろんな「おいしいもの」と出会います。
以前に書いた「きぬかつぎ」や「たたみいわし」もそのうちのひとつ。
一杯、人、酒を飲み
三杯、酒、人を飲む
この言葉もその店で聞きました。
お酒は、1杯目は楽しく飲めるけれど、3杯になると逆にお酒が飲まれてしまう。
法華経にあるそうです。
今日行った割烹居酒屋は、昔よく行った店に似ていて、懐かしい気分になりながら、生ビールを2杯だけ飲みました。
楽しい楽しい夜でした。
おやすみ。
今日は疲れた一日だったけど、夜に食べたミンチカツや牡蠣フライや、アボガドのサラダ、そして、楽しい楽しい「会話」がとてもとても心を癒してくれました。
ほろり。
寒がりです。
とっても。
だからいつもあたたかくあたたかくしてから寝ます。
人が抱えた悲しみは、時間が経つにつれて消えていくなんて思えないけれど、乗り越えていかなきゃって。乗り越えて、振り返って笑えるくらいにならなきゃって。
「誰も傷つけないくらい強くなりたい」っていつもいつも思っているけれど。
それはちょっとむずかしい。
今日は、寒い日でした。
だから、今日もたくさんふとんを被って寝る予定。
おやすみ。
もう二度と届かないはずの何かを、私はまだ待っているのかも。
そんな些細(ささい)なことに気づいただけで、ほんの少し、ほんのほんの少し、悲しい気持ちになりました。
セロリを生で食べたいな。
今日の日記もおやすみ。
忙しいのだ。
学生時代の夢のひとつは「お弁当屋さんになること」でした。
ほかほか弁当を買えないほどビンボーだった私。
毎日、3個100円の納豆を6食3日間に分けて食べていたころの、ぜいたくの一つが「お弁当屋さんでお弁当を買う」でした。
近所にチェーン店でもなんでもない、家族で経営しているお弁当屋さんがありました。
いつもおいしそうな匂いが漂ってきます。
でも、なかなかお弁当を買う勇気が出ないまま1年が過ぎたころ。閉店間際のお弁当屋さんの軒先をのぞきました。
もう片づけ作業をしている店のおばさん。
「いらっしゃ〜い」
という優しい言葉に誘われてのれんをくぐりました。
「は、は、ハンバーグ弁当!」
勢いよすぎるくらいに注文。400円のハンバーグ弁当。当時の私にしてみれば、ずいぶんぜいたくな食事です。
店のおばさんが笑顔で「は〜い」と言ったあと、なんと閉まったばかりのボールを取り出し、ハンバーグをこねはじめました。
手作りだ…。
よく見れば、壁にはいろんな調味料があり、まだ片づけきれていないデシャップの上には、パン粉やメリケン粉、卵に、イカフライになるだろうイカの切り身。
手作りなんだ…。
「おまちどうさま〜」
店のおばさんの笑顔が「おいしいよ。味わって食べてね」と言っているようで、なんとなく胸がつまりました。
あたたかすぎるお弁当を持って帰宅。
お弁当を食べながら、おいしい気持ちのたくさん入ったお弁当を、いろんなことを思い出しながらぱくぱく・むしゃむしゃと食べました。
今の時代にこんなにビンボーな学生は珍しいだろうけど、いつの世にも絶えない学生たちに、私もいつかこんな「幸せ」を出してあげたい。
夢はまだ実現されていないけれど、それでもまだ実現可能な夢のひとつとして、私のなかに生きています。
そう、「思い出の宝箱」にはまだまだ入りません。
おやすみ。
ホントはどうしたいのか、わかっているつもりだけど。
欲求を満たすことが、いつも最善につながるとは限らず。
「ホントの気持ち」に素直に行動することは、ときに勇気が必要です。
そんなことを考えながら、今日は1日を楽しく穏やかに過ごしました。
夜に飲んだ甘口のワインとチーズが珍しく口にあい、いい感じにほろ酔ってすーすーと寝てしまいました。
ぐーぐーだったかもしれません。
こうして楽しい時間はあっという間に過ぎていって、また自問自答の繰り返し。
さて、一仕事しますか。
初めて自分が住む街の図書館に行きました。
図書館にはよく行くのですが、なぜかこの街の図書館には行ったことがありません。
思った以上にキレイな図書館でした。
閲覧机には、高校生が受験勉強中。いわゆる志望校の「赤本」を片手に問題集を解いていました。
高校3年生の夏休み。
私も友といっしょに図書館通いをしました。
家で勉強できる環境ではなかったため、いつも学校や図書館で勉強していました。
勉強に飽きたら、棚にごっそりとある本を読み、そしてまた勉強する。
この読書の時間がいい息抜きになりました。
図書館に飽きたら、次の日は通っていた高校に行きます。教室の窓から見えるバレー部の練習を眺めながらまた勉強。
ときどき後輩たちが、練習の合間に手を振ってくれるのがとてもとても楽しみでした。
どんなときにも「息抜き」をする時間が必要なんだと思います。
張りつめた気分のままでいると、頭も回らなくなり、解ける問題も解けなくなります。
長すぎず短すぎず。
たぶん、たばこ1本吸うくらいの長さがちょうどいいのでしょう。
という私は嫌煙家ですが。
ぶるるるるっ。
隣りに座っていた高校生の携帯が震えました。
メールが来たようです。
今は、この携帯メールが息抜きになっているのでしょうか。
彼らが私の歳になるころには、メールという息抜きを、やはり懐かしく思うのでしょう。
実はゆうべ、徹夜しました。
仕事で、です。
でも明け方3時間ほど眠りました。
短時間の眠りでかなりすっきりする私。お酒を飲まなかったら、こんなにぜんぜん眠くないのか〜、と自分でもびっくりです。
ということで、昨日は久々に休肝日。
肝臓が喜んでいる?
今がいちばん大変なときなので、今をがんばって乗り越えようと思います。
それにしても忙しすぎる。
それでも逆境に強く育った私は、俄然(がぜん)として燃えてくるのであった。
やるぞーっ!
ふぅ…。
早朝に友の家を出発。
居心地のいい家ともさようなら。
仕事とはいえ楽しい2日間でした。
この友たちの家にいると、いろんな懐かしいものを見つけます。
小樽の宿の台所に貼ってあったイラストや、宿帳(訪問帳)に書かれた懐かしい文字。懐かしい人たちに懐かしい話題。
なんとなく中途半端な懐かしさを胸にかみしめて、新幹線に乗りました。
友の家でずーーっとずーーっと仕事させてもらいました。
なんだか、〆切に追われる毎日です。
でも、仕事があるということは、ありがたいことだ。
夜は、カキパーティーでした。
カキフライにカキグラタンにカキごはんにカキのペンネ、カキの………。
とにかくカキづくし!
そして、うまい日本酒。
サイコーにおいしい夜になりました。
お店をもってもおかしくないくらい料理のうまいその友は、どんどんどんどんカキ料理を作って出してくれました。
どうもありがとう。
そして、まさに川の字を作って眠りましたとさ。
もうおなかいっぱい…、むにゃむにゃ。
2003年02月17日(月) |
めまぐるしく変わる街 |
花粉の時期ですが、仕事が入って久々に東京に行きました。
去年の11月以来です。
午前中でバタバタと仕事を片づけ、新幹線に乗りました。
約3時間後の車窓から見た景色は、私が住んでいたころとずいぶんと様変わりしていました。
「ホントにめまぐるしく変わる街だなあ」
と、ぼんやり眺めながら東京駅着。
いまだにここに戻りたがっている私に気づかないふりをしながら、そそくさと仕事をすませて、友たちの家へ。
居心地のいいその友たちの家。
少しおしゃべりをして、私は少し仕事をさせてもらって、そして寝ました。
もっとたくさんのことがあったのだけど、なんだか筆が進まず。
今日はおしまい。
どんなに環境が変わっても、変わらないものをたいせつにしていきたい、とよく思うけれど、変わらなければならないものもたくさんあるんだな、と思いました。
「この長い冬が終わる」ころには、きっと何かが変わっているはず。
がんばらなくては!
行ったり来たり、はないちもんめ。
いつになったら、「穏やか」になることやら。
ふぅ。←ながーーーーーーーいためいき。
今日の夕飯。
母のカレーライス。
以上。
−−−−−−−−−−−−−
注)今日はいつもと違う日記ですが、いつもと違う私ですので、悪く思わないでください。ぴんぽーん。
2003年02月14日(金) |
受験に失敗して見つけた夢 |
高校3年生のいまごろ、受験で2度ほど東京に行きました。
一人旅、とはいえないけれど、初めて一人で新幹線に乗りました。
1度目は、旅行代理店の「受験生パック」を使いました。
始発の新幹線に乗り、東京駅着。
ホテルは品川の高輪プリンスホテル。
受験する大学は、目白の某女子大。
今から考えれば、なんとも豪華な受験生でした。
私としては、東京に行く手段は新幹線しか知らず、高輪プリンスホテルが、郷ひろみなどの芸能人が結婚式を挙げたという高級ホテルとも知らず、目白の女子大には、私の行きたい学科があっただけで、幼稚園からある超お嬢様学校なんて、つゆ知らず。
結局、数学につまづき、その受験は失敗しました。
一つの「夢」がそこで終わりました。
2度目の受験は、ブルートレインでした。
時間を見間違えて、もう間に合わない!と思ったけれど、母がタクシーに乗せてくれ、しかもタクシーのおじさんがすっ飛ばして京都駅まで行き、自慢の健脚(当時は)で、ホームまで思いっきりダッシュして駆け込み乗車。
すべてに滑り込みセーフ。
早朝に降りた高田馬場は、目白や品川とはまったく雰囲気が違います。
早稲田通り沿いのまだシャッターを降ろしている安い定食屋や古本屋が大学までの道を誘導してくれました。
「東京」という気負いもなくなり、小さい空を見ながら受験会場まで歩きました。
もちろん、大学にも滑り込み入学。
そしてその春から私の超・貧乏学生生活が始まります。
受験の失敗で一つの「夢」は終わったけれど、滑り込んだ大学で私はまた新たな「夢」を見つけることになりました。
その「夢」については、その「夢」がまた終わったときに話すとしましょうか。
おやすみ。
なんだか、いろんなことがめんどくくさ〜い!
今日は現実逃避。
「湯豆腐、食べたいね」
「食べたいですね」
ということで、急に湯豆腐パーティーになりました。
最初は、湯豆腐を食べながら映画を観て、ギターも練習する、というなんとも欲張りな企画でしたが、映画はまた今度。
湯豆腐を食べながら、ギターをみんなで順番に弾きました。
もちろん、お酒も飲みました。
寝る者あり、ギターを練習する者あり、途中で行方不明になる者あり、で、個性豊かな鍋パーティー。
さて、私は上記の「者」では、どれにあてはまるでしょう。
なんとなく、こんな「楽しさ」にどんぶらどんぶらと流されていっているような気がします。
どこかでせき止めないと、滝のようにイッキに落ちてしまいそう。
それでも、鍋は楽しいのでした。
急に声をかけられた近所(?)、おつかれさまでした。
旅の友が、ギターを買ってきました。
昨日、初めてギターに触れたその彼女。
なんと今日さっそくギターを買いに出かけました。
四時間後。
うれしそうにギターを抱えて帰ってきた彼女は、覚えたばかりのコードを一生懸命、そしてていねいに新しいギターで拾っていました。
「一生懸命」という言葉がよく似合う彼女。
ギターもきっとすぐにうまくなるでしょう。
私の、壊れたレコードのようなギターではなくて、ステキな音色を奏でてくれるでしょう。
うれしそうな彼女に私もうれしくなりました
これからも、がんばろうね。
おやすみ。
ギターの名人によるギター教室が開かれました。
ギターの達人を志す人たち(?)が数人集まって練習。
参加者にとっては、有意義な会になったようです。
私は参加していません。
最初は参加予定だったけれど、いろいろと考えて今回はやめておきました。
次回はぜひ参加したいです。
初めてギターを教えてもらったのは9年前の夏。
そしてそれ以来8年間、まったくギターには触れていません。
それが去年の春、またギターを弾き始めることになるとは思いませんでした。
初めてギターを弾いた場所はもうないけれど、今、また同じくらい居心地のいい場所でギターを弾いています。
ギター名人の都合により、開催日未定のギター教室。
今度は、基礎からみっちり教えてもらおう。
そしていつか私にギターを教えてくれた人たちの前で、彼らのために歌いたい。
そんなことを考えながら、銭湯の足つぼマッサージをして一日が終わりました。
おやすみ。
(うそ。そのあとビデオを観て、たくさんたくさん飲んで寝ましたとさ)
昼ころ、靴を3足、玄関に出しておきました。
汚れてきたので、ちょっと乾かしてあとで掃除をするつもりでしたが、すっかり忘れて夕方になってしまいました。
「お、靴がある…」
父が玄関でつぶやいていました。
「一足、二足、三足…。なんでこんなにあるんだ?」
父の大きな独り言にようやく慣れてきたところですが、なんとなくおかしくて聞き耳をたてていると、
「3回、外に行ったんだな」
…(笑)
なぜそんな発想になるのか、そしてなぜいつもそんなに大きな独り言を言うのかは、娘である私にもわかりません。
わかっているのは、私は父と血液型も星座も同じで、しかも誕生日は2日違い。この脳天気・楽天家な性格も父譲り。
いつかは私も父のように…?!
なんとなく不安な気持ちを抑えようと、靴を片づけに行きました。
きちんと並んでいた3足の靴…と思いきや、3足とも左右の靴のペアが違って揃えてありました。つまり、AとAの靴、BとBの靴…ではなく、AとBの靴、AとCの靴、というような感じ。
まいった!
父よ、あなたはある意味、偉大です。
淡路島七福神巡りをしてきました。
われながら「渋い」と思います。
7つの神さまのうち、5つだけ巡りました。
そのあとは、うずしお温泉に入り、津名あたりの定食屋でたらふく食べて帰ってきました。
あまり神さまには手を合わせない私。
今日も手を合わせることはなかったけれど、お寺巡りはその街の歴史を感じて楽しいのでした。
今日、巡ることができなかった福禄寿と弁財天は、また今度のお楽しみ。
おやすみ。
なーーんとなく、仕事に追われる毎日。
ホントにこれでいいのかな。
二十歳の冬、ちょうど今ごろ。初めて北海道を一人旅しました。
JRの周遊券をまるまる使って2週間。稚内方面と日高方面をのぞいて、ほぼ一周しました。
「とほ」という旅人宿の情報誌はまだ2号。100円で売られていました。
ユースホステルの会員になったのもそのときが初めて。
一人旅の楽しさを知ったのももちろん初めてです。
貧乏旅行のため、友の実家や知人の兄夫婦の家にも泊めてもらいました。
その家に友はいませんが、得体の知れない初対面の私を快く迎えてくれました。
旅の途中で出会う「温もり」を知り「優しさ」にも触れました。
一人旅をすると、今まで見えてこなかったものが、妙にリアルに浮き彫りされてきます。
大きなザックを背負っている旅人が気になったり、時刻表を片手に時計とにらめっこしている姿が目にとまったり。
普段、あまり見上げることのない空をじっと見つめたり、知らない誰かに話しかけてみたくなったり。
普段よりも感受性の強くなっている自分に少しとまどいながらも、「こんな私もいたんだな」と潜在としていた自分を素直に受け入れられます。
旅から戻っても、潜在だった私は顕在(けんざい)のまま。
たくさんの「宝物」を得て帰ってきます。
今から思えば、旅をしながら私は「大人」になっていったのかもしれません。
まだ私は「旅の途中」。
そろそろあなたも、一人旅、してみませんか。
旅の途中に、旅人同士として出会いませんか。
幼稚園に入る前から小学校を卒業するまでの間、お正月の三が日は、毎年、家族で長野にスキー旅行でした。
スキー旅行でしたが、私はスケートばかりに夢中になっていて、あまりスキーはしませんでした。
だからスキー自体は、へたくそです。いえ、謙遜(けんそん)ではなくて。
大晦日に23時ころのツアーバスに乗り、早朝にホテルに到着。
ホテルが開くまで、バスのなかで待っていた長い長い時間が、ときどき懐かしく思い出されます。
空が白み始めたころ、ようやくホテルが開きます。
バスを降りると、目の前に広がる一面の銀世界と、ツンとした空気のなかに感じる雪の匂い。
あのころ私は確かに「雪の匂い」を感じていました。
今でも雪が降ったり、雪の多い国に行ったりすると、思わず深呼吸してしまいます。
もう雪の匂いを感じることはないけれど、雪が私のなかで特別になった理由の一つでしょう。
母曰く、「家族の交流のため」に始めた恒例のスキー旅行。
スキーはしなくても、スキー場には思い出がいっぱいです。
おやすみ。
多忙のため、今日の日記はおやすみ。
「あ…」
昼ころに台所に行くと、テーブルの上に大きな大きな太巻き寿司がありました。
「あり合わせのもので巻いたよ」
母がちょっと誇らしげに言いました。
そう、今日は節分です。
節分の日に、『恵方』という方角を向いて長いままの太巻きを無言で食べ、厄払いと幸せを願う、というのは、大阪から始まった慣わしとのこと。
今では、東京や北海道のほうにも広がっていますが、「無言で食べる」ことは、あまり知られていないのではないでしょうか。
シイタケの嫌いな私は、子どものころからシイタケ抜きの太巻きを特別に巻いてもらっていました。
兄といっしょに、
「よーい、どん!」
と、恵方を向いて競争しながら、しかも無言でむしゃむしゃ食べるのは、笑い冗語の私には、とてもとてもつらいことでした。
いつも私より早く食べ終わる兄は、私をどうにかして笑わせようと、変な顔をしたり、うしろから呼んでみたりと、いろんなことをしてきます。
それでも、がんばって食べ終わって、お茶をゆっくり飲んで一息ついて、そうして一年の恒例行事を一つ終えます。
今年の恵方は、南南東(南微東)とのこと。
思えば、母の太巻きは15年以上食べていません。
一本、取ろうとすると、
「あんたのはこっち」
と、別にしてあった太巻きを渡されました。
「それ、シイタケ抜き」
懐かしすぎる気持ちになりながら、無言で太巻きをむしゃむしゃと食べました。
お茶を飲んで、一息ついて。
(お兄ちゃんも、この太巻きを食べるのかな)
と、なんとなく胸がきゅうっとなったことに母は気づいていないでしょう。
兄と私しか知らない「歴史」。
いつの日か懐かしく語り合う日がくればいいな。
さて。最終日。
今日は、島を一周したあと、蛇の口滝に行きます。
ちょっとしたトレッキングコース。
それでもやはり軽装備の私たちには、けっこうきつい「山」でした。
なかなかたどり着かない滝に少しいらだちを感じながらも、それでも、「すばらしい滝があるはずだ」という期待のなか、てくてく・ざくざく・つるつる、と登って行きました。
2時間ほど歩いたあと、ようやく見えた遠くの滝。
けっこう感動。
一枚岩を豊富に流れる滝を見ていると、水の島なんだな、とあらためて思いました。
満足感を覚えて、下山。
尾の間温泉が、今回の旅でいちばん気持ちよかった。
飛行機に乗って、ようやく家に到着。
日記が手抜きなのは、かなり疲れているから、ということでお許しを。
おやすみ。
朝から雨。雨・雨・雨の1日。
宿の人にはトレッキングを勧められたけれど、今日は観光になりました。
思ったより小さなフルーツガーデンに行って、果物をたくさん食べ、海中温泉に行って、服を着たまま写真だけ撮り、屋久杉ランドに行こうと思ったら、深い深い霧に断念。
大川(おおこ)の滝の壮大さに驚き、千尋(せんぴろ)の滝の一枚岩に大自然を感じ、おなかを空かせながら食べたちょっとコじゃれたイタメシ屋さんに満足し。
今日は、なんだか楽しい1日でした。
今日も楠川温泉に入り、三岳を買い、同僚も三岳を思った以上に飲み、私は酔っぱらって、猫のように丸くなって寝ましたとさ。
にゃあ。
目次|過去の日記|未来の日記