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■ 日々の糧に
人の持つものがうらやましいと思う
自分にないものが欲しいと思う
ないものねだりの果てに 手に入れたものは 自分の手の中では すごくつまらないものに見えた
あんなに欲しかったのに
輝いて見えたのは それが他人のものだったからで 自分が手にしたところで それはただの 不要なものになってしまった
広がっていく世界を 怖いと思う
その中心にいる人を 羨ましく思って ついには妬ましくさえなる
たとえ そこに自分が立ったとしても 僕に君の代わりは 出来ないと知っているのに
世界は僕だけを置いて回り続けて いつかきっと 僕は一人きりだ
最初から誰もいなかったただそれだけのこと
2011年07月16日(土)
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