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■ 探しもの。
長い道を歩いていく。
時には踏み外してもいいじゃない。 どこにもつながらなくてもいいじゃない。
その先に何があるかなんて 誰も知らない。 誰にもわからない。
間違いも 良いか悪いかも 最初から無いもの。
あとから誰かが付けた目印。
寄り道だらけの道だって 選んでいるのは自分だもの 落ちている石に価値を見出すか そのまま過ぎるか 拾うか 捨てるか 集めて重くなっていくのか 何も無いままいくのか
ながい ながい
闇の中。
どれが僕にとっての光になるか それは誰にもわからない。
だから僕は触れるのだ
自滅するのがわかっていても 少しでもこの空っぽの体に ぬくもりを留めていたい。
ずっと ずっと 探している。
僕の ヒカリ。
また
見失ってしまった。
深淵の端に。 夜の闇に溶けてしまう僕を 繋ぎ止める ヒカリ。
波間に消え隠れするヒカリを見つめながら 押し寄せる不安が苛むんだ。 海風が不安と一緒に蠢いて 僕の耳に呻くんだ。
お前には何も無いと。
遠くに霞むヒカリ。 暗い夜一筋の、波間に射す 揺れるヒカリ。 夜に溶けて 君のヒカリに触れていたい。
息が出来ないほど苦しいときでも 君が触れると和らぐ気がする
人の中にしか見つけられない でも触れるほど苦しくなる 負荷をかけたら切れてしまいそうなのに 触れた分だけ重くなるのに 人の中にしか見つけられないから 傷つきながら触れて
ヒカリと同じぬくもりを探すの?
2006年04月16日(日)
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