椰子の実日記【JOYWOW】
2007年01月31日(水)
さてもややこしい世界よ
後で気づいたのだが、昨日書いた森ビルの件。 よく考えれば、高層ビルを森ビルが建ててくれる おかげで、電波が遮られるのだ。だから電波障害と なるわけで、だったら大歓迎だ。 電磁波が少しでも遮られるわけで、むしろ喜ばしい ことだったのだ。皮肉ではなく、森ビルさん、ありがとう、 なのだった。
さて、以前ここでも書いた、某銀行のキャッシュカードが 今日届いた。ICキャッシュカード/クレジットカード/ キャッシュカードの三種類の機能がついてくる。 かけうどんを頼んだのに、天ぷらと生卵がついてきた 感じである。カードをよく観察すると、カードの上と 下に矢印があり、正反対を向いている。
恐ろしいことに、「ICキャッシュカード/クレジットカード」 の向きに入れると「借金」になってしまうのである。
さらに恐ろしいことに、このカードには暗証番号が 二種類あって、一つはATM機利用の場合、もう一つは クレジットカード利用の場合。
とことん恐ろしいことに、ぼくはその暗証番号を きれいさっぱり忘れてしまっているのである。
仕方ないので、「お問い合わせは」とある、0120の 番号にかけたらいやな予感がした通りの事態であって、 その番号はクレジットカードについての質問は受け付けるが 暗証番号については最寄の銀行窓口に印鑑と本人証明書類 を持参の上出向かないと教えられない、という。
だってさー、申し込み書お客様控えにも暗証番号は 載らないようになっているしさー、ややっこしいこと、 この上ないよね。
結論。この口座は、「入金」のみで、「出金」には 使わないことに決めた。出金するときは口座解約の ときであり、よって、カードはサインもせず、家の 金庫に保管、凍結することにした。
2007年01月30日(火)
電磁波汚染
朝刊の折込広告に、森ビルの住民説明会の案内が 入っていて、なになに、馬車道に計画中のビルで 電波障害の可能性があるから住民の皆さんに説明会を ・・・って、馬車道って、滅茶苦茶遠いやん。 ここ、葉山やから、関係ないはずやけど・・・と、 住民説明会を開催する「可能性のある地域」を 見てみると、横浜市内は当然だが、何と、逗子 葉山地区にまでその影響は及ぶらしい。
ひょえーーー。
そこで話はGoogleに飛ぶ。
Google、本社のあるマウンテン・ビュー市内では ワイヤレスネットの環境を無償で市民に提供している。 この「無料ネット提供地域」をこのたびサンフランシスコ にまで広げ、市内に数千本のアンテナを立てた由。 一本ずつのアンテナはカバーできる範囲が狭いの で、複数アンテナを用意、エリア内を移動している ユーザーがいても、バトンタッチでネット環境を 提供する、とのこと。
思うのだけど、これって、サンフランシスコ市民は 全員が望んでいることなのだろうか。
心臓のペースメーカーをしている人や、電磁波を 好まない人にとって、自分の住環境にワイヤレス がやってくるのは、ある意味、「汚染」ではないのかな。
このGoogle施策、ほかにもいろいろ気になる点は あるのだけど、話は馬車道の森ビル計画に戻る。
葉山の美しい海と空気が、電磁波で汚染されるというのは たとえテレビに障害が出ないとしても、気になる のだが、そういう考えのぼくは「考えすぎ」なの だろうか。
2007年01月29日(月)
『天国と地獄』(1963年作品)
昨日のオフは、結局リビングでずっとテレビを 見て過ごした。
ぼんやりチャンネルをザッピングしていたら、 黒澤監督『天国と地獄』。既に30分経っていたが 以前観た映画と思い、再見しよう。
観ているうちに、初めてであることに気づいた。
電車内での犯人とのやりとり、1963年当時の 横浜近郊の空気、など、興味深く、ぐいぐい、 ひきこまれてしまった。
作品のテーマはタイトル通りなのだが、 犯人の動機となった格差、映画公開時1963年には 「明確に・ハッキリと」あった。
いやらしいのは、2007年の現代、その格差が あいまいで、ヴェールにくるまれてしまって 確かに存在するのに、しないかのように 見えることだ。
だとするならば、この映画の描き出す悲劇以上の 悲劇が、現代の日本社会にも厳として存在する のだ。富める者、貧しき者、いずれが天国か、 地獄か。単純な二者択一ではないこと、まさに そのことが、この映画のテーマであり、黒澤監督の 主張なのだろう。
2007年01月28日(日)
今日はオフです
我ながらワーカホリック状態なので、今日は日曜だし、 お休みすることにした。
・・・と、気づいたら、原稿を一本、書いてしまった! いかんいかん、パソコンの前に座ると、ついつい 仕事してしまう。
書斎から出よう。
ということで、今日はこれからオフします。 明日は朝から出張。
2007年01月27日(土)
運動は身体に悪いので・・・(笑)
滞在中のホテルにはフィットネスクラブがあり、 ジムはもちろん、プール、テニスコートまで ある。テニスコートって、高層ビルなのに一体 どうなっているんだ? と思ったら、屋上 を利用していた。
ビルの構造上、フィットネスクラブのある7Fの 1階下6Fまでが床面積広くなっていて、 7F以上は高層へとまっすぐ天に伸びている。 その6Fのおつむを利用してテニスコートに 仕立ててあるのだった。しかし、これでは 下手なサーブを打つと、6F下にボールが落下 してしまうなあ、と心配した。
インストラクターの人に丁寧に案内して もらう。レンタルのウェアもありますよ、 と言ってもらったのだが、出張先まで来て 運動するのは身体に悪いので、やめた(笑)。
2007年01月26日(金)
やはり、富士山には、雪がないと
金沢から来た人が、今年は雪がない、こんなことは 41年生きてきて初めてだ、とのこと。
本当に、今年の冬は、暖かい。 地球温暖化を生活空間で感じ始めている。 やはり、とんでもない状態なのだろうね。
『不都合な真実』(→)
の本を読むと、じわじわじわと地球が破壊されている 様を、Before/After写真で見ることができる。
同書によると、キリマンジャロの雪はあと10年もしたら なくなってしまうという。
新幹線車中から見える富士山。 あの頂にある雪を見ることができるのは、あと何年だろうか、 と思ってしまう。そして、いやいや、雪をなくすのも、 残すのも、現役で生きているぼくたち次第なんだ、と 気持ちをひきしめた。
2007年01月25日(木)
知人が続々登場『日経情報ストラテジー』!
朝から出張。あちこちで耳にするのだが、購読 していないのでどうしようと思っていた 『日経情報ストラテジー』3月号、新幹線品川駅 構内の書店にあったので、入手。
われらがコラボプラン(山本藤光さん)がOJT特集 で記事になっている。 また、Z会がイノベーション企業のケーススタディで 掲載されていて、いつも大変お世話になっている 寺西隆行さん(AMIGOお茶だら〜)が顔写真入りで 登場されている。
いずれの記事も読み応え充分で、新幹線車中、じっくり 勉強させていただいた。
このほかにも勉強になる記事満載、『日経情報ストラテジー』 今月号、お買い得です。
2007年01月24日(水)
『ママのおなかをえらんできたよ。』
横浜市金沢区池川クリニック院長池川明先生の本。 子どもたちの胎内記憶についての実話が集められ ている。やはり、子どもは親を選んで生まれてきている ことがわかるし、生まれる前から、魂というのか、 意識というのか、呼び方はいろいろあるけれど、 厳として存在していることがわかる。 もちろん、肉体が死んだ後も魂は死なない。
ちなみに、「死んだら終わりだ」と思いこんでいると、 死んだときに自分の死を理解せず、いつまでも生きている つもりでその辺をウロウロする羽目になる。 こういう状態になると、下手するとマイナスの波動を もった人に吸い寄せられ、霊障の原因になってしまったり するので要注意だ。だれも自分が「オバケ」にはなりたく ないよね。オバQならかわいいけど。
本を読んだあと、無性に掃除がしたくなり、 書斎の床を拭き掃除した。
掃除しながら思ったことは、年齢を重ね、 年寄りになっていくね。 家族の中で、一番の年長者になる。 そして死んでしまうとする。魂は肉体を脱ぎ捨て、 あの世に行く。すると、「生まれる前」となり、 「赤ちゃんより若い」存在になる。
つまり、肉体をものさしとして年齢の若い、年寄り、 というのは本質ではない、ということだ。
大切なことは、魂の年齢であり、仮にこれを エクサピーコ・エイジ(以下EA)と呼ぶなら、 EAを、ただ年輪を重ねるだけではなく、筋肉質 で、高品質なものにするためには、この世で存分に 生き、泣き、笑い、感動することなんだろうね。
2007年01月23日(火)
いまあるものを生かして
The business logic of offering such continuous, customized, decreasing-cost solutions to an individual customer's problems is compelling because the provider and the customer both make money in the same way--- by increasing resource productivity.
個々の顧客の抱える問題に対し、継続的で、カスタマイズ され、 かつコスト削減の解決価値をもたらすビジネス。 しかもこのビジネスの価値は企業と顧客が対立するのではなく 同じ方法を通じて提供される。価値の提供者と受益者、双方が資源の生産性を高め、一挙両得となるわけで、誠に魅力的である。
My Bible『Natural Capitalism』p.136より引用。阪本訳。
たとえば、自宅の郵便ポスト。 昔から思っていて是非実現してほしいサービスがある。
ポストに投函したい手紙類を入れておけば、配達のついで に持って行ってくれるサービスである。
そうすれば、自宅ポストと郵便配達人さんの生産性が 双方一気に2倍となる。料金割増になっても構わない。 その分、喜んで切手を余分に貼ろう。
わざわざポストまで持っていかなければならない 時間は馬鹿にならない。
現在既にあるビジネスツールの中で手間と時間を 削減してくれる、素晴らしいサービスだと思うの だが。
2007年01月22日(月)
築地、銀座、六本木、のち、みなとみらい
築地市場(→)
に行く。ランチをとった。 どこのお店にしようか、迷うのも楽しみだ。
どこも人が行列していて、活気にあふれている。 カキフライをいただいた。まいう〜!連発。
他にも食べたいお店が一杯あって、ランチのはしごを しそうになった。
連れの仲間と、「次はここに来ようね」などと 話しながら歩くのも築地ウォークの楽しみ。
その後、銀座、六本木を経て、みなとみらいへ。
かなりの運動量(笑)だが、充実感のため、 疲れ、なし。今日もいい一日だった。 自宅前でタクシーを降り、空をふと見ると、 星たちが粒の揃った姿で出迎えてくれた。 星を見上げ、感謝しながら、同時に足元の猫のうんちを 踏まぬよう注意しつつ、玄関に急いだ。
2007年01月21日(日)
水の情報転移力
毎日のようにmurder caseのニュースがある。 昨夜、深夜番組で「1971年の頃」を社会風俗も 含めてやっていて、中で、大久保清のことが 出ていた。たしかにあの当時、世間を震撼と させた。「珍しい猟奇事件」だった。 36年たった現代日本では、猟奇事件がコンビニ のように、すぐ、隣に、存在する。 どうしてこんなことになったのか。
そういう中、びっくりすることを知った。 水は、最初に触れた活性物質のもっている情報が 転写され、記憶する性質を持っているそうだ。
水質、というとき、成分についてだけではなく、 「情報」についても注意が必要ということになる。 アンモニア、硫化水素、メタンガスなどに触れた 水は、人間にとっては悪い情報を電磁気的に記憶 している。そしてそのメモリーはきわめて強固で、 数百度に熱しても消えない。 蒸発して、大気となり、太陽の電磁波、あるいは 雷、オゾンによってようやく解除される。
カルガモがタマゴから孵って、最初に見た人間を 親と思うように、最初に触れた活性物質が 「人間にとって良きもの」であれば、水は良い 水質になるし、悪ければ、悪くなる。
人間の身体は70%以上が水で出来ている。 昨今の日本人の異常さは、「悪いメモリーを 記憶した水」も、その原因の一つではないか。
たとえば、雨が空から落ちてくる。 最初に触れるのが、携帯電話の無線電波だと する。そしてそれが楽しい話なら良いが、 争い事とか、もめ事とかだと、そのまま そのマイナス情報が転写されてしまう。 雨が山に落ち、清流の川となっても、水のメモリーは 消えず、ペットボトルに詰められて、人間が 飲む。
伝書鳩が目的地に行けなくなるくらいの電磁波 まみれのこの日本列島だ。水の情報転写に 影響がない、とは言えないのでは。
2007年01月20日(土)
世界を変えるのは一人ひとりの行動
朝、時計がわりにテレビをつける。 民放は騒々しいのでたいていはNHK総合だ。
「おはよう日本」で流れている音だけを 耳にしながら朝の家事をしていたら、どうも 気になることを言っている。画面に視線を移す。
新宿東口を毎朝、掃除している若者がいる。 一人で毎朝、やる。名を荒川祐二さんという。 ときには、せっかく掃除してまとめたゴミ袋を ひっくり返されたりすることもある。 と、おばさんが駆け寄ってきて、缶コーヒーを もたせてくれた。
「いつもこの人、掃除してくれているからね。 ありがたいのよ」
仲間が増えた。4〜5人だが、彼らもまた朝5時に 家を出て、新宿駅東口に集合、掃除する。
朝帰りらしいバンドマンたち。ジャンケンで負けた 人が掃除を手伝う。
通りがかった茶髪のおにいさんが
「手伝わせてください」
と、一緒にゴミを拾う。
感動した。まだまだ日本、捨てたもんじゃないなあ。
気になったのは、荒川さんがどういう動機で始めた のか、聞き漏らしたことだ。
早速ググッたら、出てきた。
関連記事は
ここの12月29日付日記(→)
あるいはここの1月6日付日記(→)
どうやら元ネタは朝日新聞12月28日夕刊のようだが、 見落としていたようだ。
世界を変えるのは、こういう、たった一人の行動だと 思う。勇気をもらった。ありがとう!
2007年01月19日(金)
暖かさや涼しさを売る
NYの家では密閉度が高いので、真冬でも窓からの太陽光で 暖かかった。部屋ではTシャツと短パン。
日本に戻り、葉山で暮らし始めたら勝手が違った。 寒くてさむくて。特に一戸建ては寒い。しかも、 生まれて初めてのプロパンガスなのでどうなることか と思ったが、別に都市ガスであろうとプロパンで あろうと得られる「熱」に違いはない。
そこで思い出したのだが、
スウェーデンのGoteborg Energi社(→ 正しい表記はoの上に..がつくウムラウト。ヨーテボリ・エネルギーと読む)
や
アメリカのCarrier社(→)。
ヨーテボリ社は「熱」を、キャリア社は「涼しさ」を 提供するサービスを販売している。熱と涼しさを作り出す のに、いかなる天然資源を使うかは、関係ない。 これはビジネスの本質にかかわることで、とても大切なの だが、顧客はガソリンというオイルが欲しいのではなく、 車の動力が欲しいのである。それと同じだ。
ヨーテボリ社は、住宅地をブロックごとリモートコントロールで 「暖める」サービスをしている。
このような商品(サービス)こそ、自然との共生ビジネスの ビジョンを示してくれている。
写真は、ヨーテボリ社とキャリア社について知った、 ぼくのバイブル『Natural Capitalism』。
2007年01月18日(木)
しょうさま!
恋に落ちてしまった。
はなまるマーケット(→)
はなまるカフェのゲストが楽しみなのだが、今日は 先ごろ結婚宣言した
谷原章介さん(→)
トーク番組や、ドキュメンタリー番組では、その人の 素の顔や生活姿勢が出るので、下手するとマイナスイメージ を作ってしまうことがある。同じコーナーに出演した、 さる新進若手女優の態度に、一気に「ヘンな人」烙印を 押してしまったことがある。
『田舎に泊まろう!』でいい年をした俳優だったり、 実績ある元プロスポーツ選手だったりしても、実生活では とんでもないおやじなんだ、とわかってがっかりしたこと数回。 それ以降、他の番組で彼らがどんなにいいことを言っていても 白けてしまう。
ところが、谷原章介さんは、いや、章介様は(笑)、違う。
トーク番組で自分の周辺のことについて話すとき、話の 抽象度の頃合が難しいのだが、彼は非常に的確だった。
たとえば、「おめざ」をどうして知ったのか、という 薬丸君の質問に、通常よくある答は「スタッフが」とか 「差し入れで・・・」とかで済ませてしまうのだけど、 「初め差し入れしていただいて、それで『これはおいしい!』 となって、それから・・・」とストーリーを語る。 その抽象度合い、具体化度合いがストライクなのである。 また、飼っているメダカについて語るときも
「メダカって、安いじゃないですか。一尾40円くらいです し・・・」と、非常に具体的に価格を言うことで、リアリティ ある伝達技を駆使している。
今年から
『王様のブランチ』(→)
司会を始めた由だが、 優香に本当に助けられている、自分は全体のほんの これっぽちしかできていない、など、謙虚だ。
うーん。素晴らしい。観ないことにしていた、
『エラいところに嫁いでしまった!』(→)
を、急遽、録画予約してしまった!
2007年01月17日(水)
封印されたトイレの謎
早めに着いたので、OAZOで本のリサーチ。 入ったトイレに、不思議なものを発見した。封印である。 OAZO、税務署に差し押さえられたか、と思ったが どうやらそうではなく(当たり前だ)、セキュリティ のために引き剥がすことの可能なパネルにはすべて 定期的にこのように検査後、封印シールを貼るのだ (と、推測)。爆弾とか、ややこしいものをパネル裏に 隠せないようにだろう。
封印に驚きながら、日本経済新聞出版社へ。 『リーダーこれだけ心得帖』文庫化のための打ち合わせ。 ほいほい、とただぼくは文庫化へのパーミションを 出せば済むと思っていたら、加筆してください、との こと。このままではページが足りないのだそうだ。 検討します、ということでその場は終わったが、 たったいまこれを書きながら、JOYリーダーシップ のエッセンスを加筆しようと決定した。
また、もう一冊、書き下ろしの企画も決定。 こちらは企業秘密のため、ここでは書けない。ごめん。
夜はクライアントさんたちと、おいしい食事、 楽しい会話で盛り上がった。ロシアに滞在中、 戦車が大砲をぶっ放すクーデター発生、ホテルの バスローブ姿のまま日本大使館に逃げ込み、 給油のため立ち寄ったJAL機に乗せてもらって ド・ゴール空港まで避難した。すると・・・ など、まさに事実は小説より、の話に 堪能。いい一日に感謝。
2007年01月16日(火)
なぜかNYとバゲットの思い出
仕事であちこちネットを検索していたら、たまたま なぜか、NYで住んでいた家のサイトに出会った。
RiverPlace(→ココ)
あるいは、
ココ(→)
うーん。9.11テロのおかげでNYを逃げるようにして 日本に戻った。アメリカでは賃貸契約は文字通りきっちり 守られなければならないため、契約期間内はほぼ一年、 しっかり空家賃を支払った。痛かったけど、他に方法が 思いつかなかった。何といってもこの家でよかったのは 景色だね。南向きの窓があったので、ストーンと、ウォール ストリートのあたりまで見晴らせた。テロで破壊された ツインタワーは毎日見ていたので、喪失感は大きかった。
景色はここで(→)
楽しみは、朝、9thAve.にある
エイミーズ・ブレッド(→)
でバゲットを買い、家までの道々、つまみながら歩く散歩。 当時やっていたバンドではポエトリー・リーディングを 売りにしていたので、そうやって歩きながら作った詩がまだ 残っている。でも、恥ずかしいからここでは公開しないよ(笑)。
ちなみにこのNYの家で書いた本は以下の5冊です。あれー。 意外に多いね。
・スローなビジネスに帰れ ・スモールビジネスマネジメント(翻訳) ・パーミション・マーケティング入門の入門 ・あなたが伸びれば、会社も伸びる!(翻訳) ・インビジブル・マーケティング(翻訳)
2007年01月15日(月)
初演奏で、スッキリ!
夜、ふと思い立ち、ジョン・レノンのDVDをかける。
『Stand by me』では思わずギターを出して、画面の 中のジョンと一緒に演奏、歌った。間奏では口笛を 吹いた。
楽しかった〜!!
考えてみれば、歌ったり、ギター演奏するのは今年 になって初めてだ。
歌う、演奏する、ということが、これほど 「身体を開く」ものだとは、しょっちゅうやって いるときには気づかないものだ。
そろそろまた、バンド活動を始動したくなってきた。 まずは、新曲の作曲から始めよう。
音楽って、いいね。しみじみ。
2007年01月14日(日)
仕事、仕事の日曜日
日曜日だけど、朝6時50分起床。日常通りの生活。 掃除、皿洗い、仕事関連の読書、原稿校正。 午後は都内へ外出。
考えてみると今年初めての都内だが、特に何と いうこともない。
書店で目指す本に出会えず。 東急ストア、F&Fを視察。 シャボン玉石けん、東急ストアには置いてあったが、 EMタイプではない。EMつきの商品はどこにもなかった。
夕食をとりながら、録画しておいた『プロフェッショナル』 を観る。企業再生専門の弁護士村松謙一さんの話。 感動し、時々涙した。会社の救済=人生の救済。 本当に、そう思う。特に中小企業の経営者、社員は、 自分の人生と会社の将来を重ね合わせている。 仕事の先には、人の人生がある。利益、お金、株、という ものたちが大手をふっている昨今だからこその、素晴らしい 番組だった。
さて、今日はこのあともひきつづき、仕事。 仕事があるということは、自分を待ってくれている人 がいる証左だ。感謝。
2007年01月13日(土)
100万回の「ありがとう」添加ボーロ
waka(→)
がもたせてくれた(って、お母さんみたいな表現やねえ(笑)) タケダのタマゴボーロ。何と、竹田製菓(犬山市)の工場で は24時間、「ありがとう、ありがとう、・・・」テープが 流しっぱなしになっていて、タマゴボーロは生まれてから 出荷されるまでおよそ100万回の「ありがとう」を聞いて 育つ由。そりゃ、おいしくて、身体にいいよね。
新幹線を待つ間、歩廊(ホームのことを、昔はこう 表記していました。このほうが風情があるよね)で 袋を破り、食べ始めたら、とまらない。
おいしかった〜!
waka、サンキュー!
*ちなみにwakaの
ブログ「プリンのおなか」(→)
では、オーラ、運気数をはじめ、興味深いお話が 満載です。
2007年01月12日(金)
朝日に感謝!
投宿先ホテル、朝、窓からの景色。 結露を拭うと、美しい朝日。
何ともいえない、幸福感に包まれた。 今日一日、とっても良いことが起こりそうな予感。
感謝、感謝で、仕事に出発した。働けることに感謝。 仕事の朝、こんな美しい朝日と出会えたことに感謝。
2007年01月11日(木)
EMセラミックスの効用
EMセラミックス商品、「スペースメイト」 を購入。現在出張先だが、早速パソコンの 手前に写真のように置き、使ってみた。
電磁波を取ってくれる、という優れものなのだが、 効用は何しろ相手が電磁波だから、「目に見えない 効き目」なのだろう、と、高をくくっていた。
ところが。
置いて数分後、プレートが向いている延長線上にある、 わが胸のあたりが、熱くなってきたんだ。
最初は右の一つだけを置いていた。 右胸が熱くなった。
試しに、もう一枚のプレートを写真のように左にも 置いてみた。左胸も熱くなってきた。
こうなると明らかだ。
胸が熱くなる、ということは、EMセラミクスが 理由としか考えられない。
聞けば、車に搭載すると燃費が飛躍的に良くなる らしい。素晴しい。すごい。
ますますEMフェチになるわしなのである。
*その後の追記。
風呂上り、夕食に油っこいものを食べ過ぎたので、 ちょっと胃もたれ(変換が『芋たれ』になったぞ) だった。 持参の漢方胃腸薬を飲もうと思ったのだが、 ものは試しと、プレートをバスローブ越しに 数分、当ててみた。じわーーーっ、と熱く なってきて、胃がスッキリ! いやはや、本当に、これ、すごい。
2007年01月10日(水)
かけうどんはICEdyカードの夢を見るか
必要あって、銀行に新規口座を開設することにした。
久しぶりに個人口座を開設して、いろいろ勉強・発見 したことがある。これは今日行った銀行に限った話 なのかもしれないのだが。
・キャッシュカード(ATM機で使うプラスチックカード) にもれなくVISAがついてくる。 ・同じく、もれなくIC、電子マネー機能がついてくる。
上記の二つ、「わし、これまでの普通のカードで充分 幸せですから、要りません」と、「何もない、プレーン タイプ」の、うどんでいうなら「かけうどんタイプ」 のカードにすると、手数料2,100円支払わなければならない。 「VISAカード、既に持っていますから」と言っても 許してくれない。
これはうどん屋で、うどんを頼むともれなく天ぷら& 卵がついてくる、というのと同じで、天たまより かけうどんのほうが高い、という価格設定なのである。 しかもかけうどんカードは、5年ごとに更新、という、 バチも当たる。
金融知識のないわしには、一体なぜうどん屋の論理が 銀行には通じないのかわからないが、そういうことになって いるのである。
テレビではICカードにしてね、とかVISAカードに してね、というコマーシャルをしているのだけど、 ここまであっさりと手に入るのであれば、TVCFは 不要なのではないかと思うのだが、実はそうでは ないのかもしれない。
しかも。
月末、口座に10万円ないと、毎月315円(税込み)の 口座維持手数料を支払わなければならないという 厳罰が待っている。もし支払うことになると、 自分が期待できる預金金利よりはるかに高額な 金利を、預金者が銀行へ支払う、という仕組に なるのである。これも金融の世界だと常識なのだろうね。
くだんの銀行、大阪の、さる支店にも口座を持っていて、 公共料金ほかの引き落としに利用しているのだが、何かと 不便なので自宅近所にあるブランチで口座開設することに した。しかし、当然のことだが、引き落とし口座として 一から全部手続きし直さなければならないがそれは銀行は やってくれない。自分で一つひとつ、気の遠くなる作業を するのである。現実、無理。
これから、「この男にVISAを渡して良いかどうか」与信 審査をするらしい。ご苦労なことだが、やりたい、と 自ら進んで言ってきてくれているわけで、まあ、これは 金融の定期健康診断だと連想繊維を伸ばしたり、縮めたり しているわしなのであった。ちゃんちゃん。
口座開設祝いに銀行からいただいたティッシュボックス。 やはり現場には学びの材料が山ほどある。 マオリ族にはマオリ族の、コルドバにはコルドバの論理が あって、それはマチュピチュとは違う。 違うことを批難しても何も生まない。 すべてが学び、すべてが教材なのだ。
学びをもらったその上で、ティッシュまでいただき、 感謝である。
2007年01月09日(火)
今回も彦摩呂調で
皆さんこんにちは。EMフェチおじさんです。
いやー。くどいようだけど、シャボン玉石けん、 特にEMシリーズはすごい。
シンクがつるつるになって、スケートリンクの ようにすべるので、食器がつるつるつるつると 排水穴に落ち込んでしまう。 「お皿のイナバウアーや〜」と言いながら 排水ゴムを取ると、そこには同じくピッカピカの 排水溝が。何もしてないのに、きれいになっている のである。EM菌が働いてくれているのである。 しかも、たった1〜2日で。
食器も新品化する。 「コーヒーカップのアンチエイジングや〜」と言いながら よく見ると、茶シブがきれいに取れている。 スプーン、ピッカピカ。
いいことずくめなので、みんなに勧めています。 皆さんも、いかがですか? 石けんで生活が一変します。
*ちなみに、シャボン玉石けんさんは クライアントではありません。宣伝では ないですよ(笑)。
2007年01月08日(月)
木更津キャッツシャボン玉EM
かなり前に購入したまま観ることができていなかった 『木更津キャッツアイ』テレビシリーズ全巻を完走!
いやー面白い! 勧めてくれた親友に感謝。 映画になった「日本シリーズ」「ワールドシリーズ」 もいずれ観ようと思うが、時間がないので、多分、2008年 の正月のお楽しみになるなあ。
シャボン玉EM、効験あらたか。台所シンクがピカピカに なった。なぜかわからないのだが、水玉がたくさんできる ようになった。水を流すよね? それがべたーっ、と シンク内にひろがるのではなく、多数の水玉となるんだ。 泡切れがいいので、水使用量、半減。もともと化学洗剤は 石油なんだから、そりゃ、泡はたくさん立つかもしれない けど、「キレ」は悪くなるよね。だから大量のお湯を使わ なければならない。
お風呂掃除に使う水が50%減った。所用時間も50%減った。 バスタブにも、シンクと同じく、多数の水玉。
推測するに、自然分解されない化学物質の使われた洗剤 を使っていると、水がダメージを受けてしまい、分子が ベターとなってしまうのでは。対して無添加天然の石けん だと、水分子もありのままの姿で水玉を作ることができる んじゃないだろうか。
夕食には、EMを使った田んぼで栽培した玄米をいただいた。 玄米なので、圧力鍋で調理。これまた、素晴らしく おいしい味だった。
歯磨きもシャボン玉、シャンプー、リンス、ボディ用石けんも みな、EM。お風呂が、使うだけでピカピカ。
困るのは、これまで使っていた歯磨き後の薬用洗口液 が薬臭くて使えなくなったこと。調べてみると、 サッカリン、安息香酸ナトリウムが使われている。 ひょえーーー。
自分がだんだん「正しい人」になっていきそうで、怖い(笑)。
何よりいいのは、お湯の水仕事したあとでも、手がカサカサに ならないこと。冬なのに。これはいいですよ。
2007年01月07日(日)
シャボン玉EMシリーズ、遂に届いた!
EM菌に関係する仕事にご縁ができて以来、
ポール・ホーケン(→)
を再読している。
特に『Natural Capitalism』は傑作で、繰り返し読む に足る、素晴らしい知見とデータに満ちている。
彼の活動は他にも、
ここ(→)
で知ることができる。
ぼくは、「哲学は普段づかいされてこそ検証される」を モットーにしているので、シャボン玉石けんを使い 始めることにした。特にEMシリーズが楽しみだ。
写真のチラシには、「担当の**です! 私も愛用 しています!」と笑顔で配送担当者が写っている。 素晴らしいね。
お風呂洗い洗剤、食器洗い洗剤、シャンプー、リンス、 歯磨き、洗濯洗剤、と、すべてシャボン玉で揃えた。 トラベルセットまで用意、出張に備えた。
日本人は、食べるものへの添加物には敏感になってきた が、洗剤、石けんについてはまだ、界面活性剤信仰が 強い。泡立ちを気にする。仕方ないことなのだけど、 しばらく実際に自分で使ってみて、結果を見てみたいと 思っています。何しろ、EMシリーズは、使えば使う ほど、排水の流れ込む葉山の海がきれいに浄化される、 というのだから、気持ちいいよね。
2007年01月06日(土)
こうなったら福袋や〜!
・反則である
・飛び道具は卑怯だ
・深夜であることを忘れ、マンション中に響く声で 叫んでしまった
・「けーちゃんが女だった」とカミングアウトされた かのような衝撃をもって受け止めた
・正月早々、飛ばすなあ
・反響がすごいのでは
以上、いずれも昨日の日記の、わしのロンゲ写真を 見た親友たちからの反応である。
もう、こうなりゃお正月特別大放出!
「ヘンな顔の福袋や〜!」(彦摩呂の口調で)
何と、これはごく近年、2000年1月だと思います。 独立直前、サラリーマン最晩年、41歳のときの、わし。 場所はリッツ・カールトン大阪。
堂々と廊下で撮っていたので、通りすがりのお客さん たちが「だれだれ? だれが来てるの?」と、 立ち止まっていた。
さて、では、現在のわしの顔はというと、ちょうど 2006年秋にLAに行ったときの講演について報じて くださっている
JBA南カリフォルニア日系企業組合(→クリック!)
記事に写真が出ています。ぽよぽよ〜!
2007年01月05日(金)
わしのロンゲ時代
大阪教育大学附属高等学校池田校舎という長い名前が ぼくの出身高校である。19期生なのだけど、長い 間、ぼくはここの同窓会とは関係なく過ごして きた。わざと知らぬふりをしていたわけではないのだ けど、度重なる引越しのため、幹事さんがフォローしきれ なかったのだろうね。ぼくからも積極的に住所変更の 連絡をしなかったし。
ひょんなことから幹事のH君からメールをもらい (そういえばH君、どうやって知ったのかな)、 同窓会HPなるものが存在することを知り、そこへの アクセスキィも貰った。同窓会とか忘年会、新年会 のお誘いメールをいただいているのだが、予定が 合わないため、無礼ばかりしている。
今日、何気なくサイトを見てみたら、「今昔」 というコーナーに、高校時代の写真と現在の 写真を並べて掲載する企画があった。 そこに、74〜5年ごろの自分を発見してびっくり! 髪の毛、ロンゲなのである。
生まれたときから今のような髪型ではない証拠に、 ここに転載しておきます(笑)。
ちなみにこのときかけていためがね、そのまま ずっと愛用しており、NYに渡った2000年まで コンタクトをつけないときにはかけていました。
2007年01月04日(木)
ピラミッドは何のために作られたのか
昨夜もテレビをずっと観ていた。TBSが長時間、 古代エジプトについての番組をやっていたので、 『愛のエプロン』とザッピングしながら、観た。 ミステリーを小出しにして、回答をしないまま 最後までひっぱる番組制作デザインになってい たので、視聴者としてはフラストレーションが 溜まったのだけど、知らないことばかりだなあ、 とあらためて勉強になった。
ピラミッドは王のお墓ではないことは最早常識 らしい。
では、一体何のためにピラミッドは作られたのか。
吉村作治先生の説によると、古代エジプト人が 信仰していた、人の魂(バー)が、エネルギー チャージするための施設である、ということだ。
さまざまな解釈があっていいと思う。 本当のところは、ぼくたちは古代エジプト人 じゃないのでわからないのだから。
ぼくは、依然として、グリッドの一つであり、 通信拠点、ワイヤレスのモデムだという風に とらえている。ピラミッドは、エジプトだけ ではなく、日本にもあるし、地球上各地に ある。富士山も、ひょっとすると、ピラミッド なのかもしれない。そう考えると、結構楽しい。
2007年01月03日(水)
箱根駅伝が大好きです
箱根駅伝にどっぷり。
順天堂大の5区今井キャプテンのごぼう抜きには感動した。 すごいよねえ。
箱根駅伝が毎年楽しみになってくるのはどうしてだろう、 と考えたが、きっと沿道がなじみのある景色になってきた からだろうね。葉山に住み始めて早くも今年で6年になるから、 134とか、小田原とか、酒匂川とか、富士屋ホテルとか、 おなじみの場所が増えてきたから。
でももっと深いところにある理由は、選手たちの「渾身」 の姿勢に感動するからだろうね。仕事でも生活でも、 先が見えない中で渾身することは、年を重ねるごとに 難しくなってくるから。「見えた気」がし始めるんだね、 年を取るということは。だから、「先なんてわからないから とにかく渾身!」という姿勢、これがとっても好ましく、 勉強になるんだなあ。
それと、スポンサーのコマーシャルも、毎年楽しみだ。 特にサッポロビールのコマーシャルは、楽しい。 昨年はウクレレを弾くビギンを見て、ウクレレを買いに 走ったし。 今年の「なければ自分たちで作るしかない」は、歴史 に残る傑作だと思います。
2007年01月02日(火)
『まんが道』で始まったお正月
元旦は、年末にひきつづき、テレビの前から動かず、 ずっと観ていた。
大晦日にCATVチャンネルnekoでやっていたのを録画 しておいた昔のNHK銀河テレビ小説『まんが道』。 1987年作品。
藤子不二雄の青春時代を描いた作品で、若き手塚 治虫、寺田ヒロオ(→)、 赤塚不二夫、つのだじろう、石森章太郎(のち、石ノ森)、 森安なおやなど、若手マンガ家の梁山泊だったトキワ荘が 舞台だ。藤子不二雄役を長江健次、竹本孝之が、他には 当時まだ普通の美人女優だった(笑)高木美保、 前年にポカリスエットCFに糸井重里と共演してデビュー し、その年(1987年)歌手デビューしたばかりのまだ 少女の森高千里、やれ懐かしや、鈴木保奈美、アクの ない頃の江守徹(手塚治虫役)など、キラ星のような スターたちが総出演している。
80年代のドラマ制作の空気の上に、昭和20年代後半の 日本の景色。青年の志。正月に観るには、最適の作品 だった。
その後もハードディスクに録画したまま手付かずだった ドラマ(『Dr.コトー』など)をたっぷり楽しんだ。
いい正月だ。
2007年01月01日(月)
謹賀新年!
あけましておめでとうございます。
今年はとんでもなく良いことが起こりそうな予感が します。この日記を読んでくださっている皆様にも、 同じく、びっくりするくらい、良いことが立て続けに 起こる、そんな気がしています。
2007年は、そんな、とても気持ちの良い朝で 始まりました。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございます。
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