虹色過多想い
2006年09月20日(水)  大好きな場所で大好きなことをする
今日は朝から晩まで短歌な一日でした。
午前中、短歌同人誌「かばん」の9月号が届く。
あたしの作品は10月号から掲載予定(10月は新人号だから)。

「かばん」のみなさんの短歌をゆっくり読みたくて、お気に入りのカフェに2週間ぶりに行く。
カフェ断ち期間をもっと更新しようかと思ってたけど、短歌の勉強はやっぱりあのカフェが一番はかどるの。

このカフェに彼と一緒に来なくて本当によかったと心から思う。
ここはあたしの唯一の居場所だから。
彼が神奈川に行く前に、本当は一緒に来ようねって話してた。
おいしいフレンチトーストを彼に食べさせてあげたかった。
だけど時間の都合で一緒に行くことは結局なくって・・・それでよかったんだよね。
じゃなきゃあたしはこのカフェでまで号泣することになってたでしょう。

「かばん」の9月号を読み進めていく内に、今日が「かばん」11月号の原稿締切日だということに気づく。
バイトまでの1時間で慌てて10首程度を詠む。
題詠がなくてよかった。
題詠があったら絶対詠めなかったと思う。
あたしの歌は感情的でストレートなものが多いから、比較的、短時間でもなんとか数はこなせるんだ。
でも納得のいかないものばかりで、改作も大変だった。

マスターがクッキーをそっと出してくれて、ぽつりぽつりとマスターと話しながら、自分らしい歌を詠んだ。
「いってらっしゃい」と笑顔でマスターに見送られ、会社へ向かう。

今日のバイトが暇だったら、暇な時間に短歌でも考えようと思ってたけど、甘かった。
今日に限って忙しかった。
まぁバイト中に他の事を考えようなんてダメダメですよね。

バイトから帰ってきても改作したり並べ替えたりするのに2時間程度かかっちゃった。
まぁなんとか締め切り30分前にメールで投稿完了。

本当に慌しい一日だった。
だけどとても充実してた。


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2006年09月19日(火)  君の誕生日を忘れる日
NANAの16巻を買った。
高校生の頃から、奈々(ハチ)はあたしの憧れだった。
かわいくて、アホで、だけど一生懸命で、あんな女の子になりたかった。

今のあたしは奈々の年齢を1つ追い越して22歳。
思い描いていた大人にはなれていない。

毎月Cookieで読んでるにもかかわらず、16巻を読んでまた泣いてしまった。
どうして人はこんなにも寂しくて、切ないのだろう。

あたしにはこの先、恋しい人の誕生日を、ただの普通の日として迎えられる日なんて来るのかな。
7月20日に涙を流さずに来年も再来年も生きていけるのかな。

辛いことも苦しいこともたくさんあったはずなのに、楽しかったことばかり思い出すの。
とてもとても排他的で同じ方向なんて見つめてなくて、互いが互いを見つめ合うそんな恋だったけど、とても幸せだった。
不幸だなんてちっとも思わなかった。

些細なことが幸せな想い出として浮かんできて、それと一緒に涙も浮かび、あたしはその想い出を追いやるのに毎日必死だ。

札幌にある、世界で一番大きいミスドで、向かい合って座るのが大好きだった。
マンネリデートだねなんていつも言ってたけど、テーブルの下でくっついてるつま先に、テーブルの上でたまに触れ合う手に、店員さんや他のお客さんの目を盗んで交わす秘密のキスに、幸せは宿ってた。

何度も何度も思い出す。
明るい本屋さん。
ミスドのBGM
いつもの店員さん。

恋しい人の記憶の中に、それらはまだあるのだろうか・・・?


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2006年09月16日(土)  おしゃべりランチ
今日は1時に大通でバイトの同期と待ち合わせして、バイトの前に4人でランチ。
ちょっとセレブチック?とか言いながら(笑)

2時間以上も同じカフェにいたよー。
いろんな話して、たまにシーンとしたりもして、でもそれが全然苦痛じゃないんだよねー。

大学の友達はいい子たちばっかりだけど(だって2歳年上のあたしを娘とか呼ぶんだよ!?)、やっぱ気張らなくていい友達ってのがいるもので、それがあたしにとっては今の会社の同僚なんだろうなぁって思った。
本当に人との出会いって大事だね。
今はその子達といるのが本当に楽しいし、安らぐ。

プリクラを撮って、「こんなにしゃべった後に電話をとるなんて嫌だねー」って愚痴りながらもみんなで会社へ。

愚痴りながら会社に行った割には、今日は比較的調子が良くて、嫌なお客様にも当たらなかったし、めっちゃ元気にバイトできた。
たぶん、今のあたしには余裕があるんだよね。

彼とは別れてしまったけど、あたしの手元に残ったものはちゃんとあったし、手に入れたものもちゃんとあるから。

毎日を丁寧に充実して過ごしていられる。
大丈夫。あたしは大丈夫。

彼とは別れてしまったけど、あたしが彼の1番の味方ってことは絶対に一生変わらないよ。


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だからあたしはもっと強くなるの。
2006年09月15日(金)  少しずつ想い出にできるよ
今日はバイトがお休み。
ママと一緒に「私の頭の中の消しゴム」のDVDを観た。
よかったぁ。久しぶりに映画を観て泣いたなぁ。

あのね、あたしもね、彼が神様がくれた最高のプレゼントだと思ってるし、今でも思ってる。
だってもう二度とあんな風な恋愛はできないよ。
彼が全てだった世界。ずっとずっと桃色の2年間でした。

だけどね、あたしの部屋にある彼にまつわる物を片付けたんだ。
彼が最後にプレゼントしてくれたCOACHの大きな箱に入れても溢れて、合計3つの宝箱のできあがり。
一生ものの宝箱だね。

これだけの想い出が溢れてたんだなって、また涙がぽろぽろ。
初めてキスした時に、彼が締めてたレモンイエロー色のネクタイ。
もうぼろぼろで締めれないからって彼がくれたんだ。
あたしはそれをずっとベッドに結んでた。
それもちゃんと箱に仕舞ったよ。

あとはたくさんのレストランのカード。
机の両端の壁にかけてあるコルクボードに貼っていたものをひとつひとつ丁寧に外して、それも箱の中に。
コルクボードはカードの日焼けの後が寂しそう。
今度はここに何を貼っていこう・・・。

ケータイの待ち受け画面も彼とおそろいのものだったやつから変えたんだ。
彼と最後に会った日(これが最後になると思わなかったあの日)買ったおそろいのストラップも外した。

少しずつ少しずつ彼を想い出にしていってる。


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2006年09月13日(水)  涙が出るのはやっぱり君のせい
昨日は調子が悪かった。
だけど頓服のお薬で何とか乗り越えれた。

今日は朝から調子がよかった。
涙も出なかった。

だから今日は泣かないで1日を終えれるんじゃないかなぁってちょっと思ったりもした。
泣かずにバイトに行って、帰ってきてお風呂に入って、友達と電話して、そして眠りに就けば・・・
涙の出ない穏やかな一日が達成できると思ってた。

だけどね、さっきふとしたときに涙が出てきて止まらなくなった。
これを書いてる今も、パソコンの前で涙流しながら書いてる(ちょっと痛いね)。
理由なんてない、本当何もなにのに、ふって気を抜いた瞬間、あの人のことを思い出してしまった。
そして涙が止まらなくなった。

会いたい。とてつもなく会いたい。

好きな人がいます。
850km離れているところにいる人です。
昨日も一昨日も声を聴いていない人です。

この空は恋しい人に繋がっているけれど、あたしが踏んでいるこのアスファルトは恋しい人に繋がっていない。


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2006年09月11日(月)  何度でも願うよ
昨日は妹と近所の神社の秋祭りに行った。
おみくじを引いたら大吉で、あの人がプレゼントしてくれた水色のお財布の奥にそっとしまい込んだ。
そう言えば2年前、彼とつきあい始めた頃に友達と行ったそこの秋祭りでも、大吉を引いたんだった。
あれからもう2年も経ったんだ・・・。

25円を投げ入れて、「あたしと彼が幸せになれますように」とお願いした。
あまりに熱心にお願いしていたみたいで、妹に、「お姉ちゃん、もう行くよ。元カレとヨリを戻させてくださいなんてお願いは聞いてもらえないよ」って言われた。
そんなことお願いしてないよ。
彼がどうか川崎の空の下幸せでいられますように。
あたしが、ここで幸せでいられますように。
ふたりが幸せでいられるのなら、今は彼と一緒にいられなくたっていい。

まだね「いつか」を願ってるんだ。
だって彼の言う「いつか」はいつも遠い未来をあやふやにするものではなくって、将来を信じられる「いつか」だったから。
だから・・・いつかまた彼と同じ道を歩めることを信じてる。
今は別々の道を歩いているけどね。

昨日は、バイトの前に高校時代からの友達のユリとアヤとランチをして、お茶をして、カラオケに行った。
アヤとは半年ぶり、ユリとは2年ぶりの再会。
カラオケでは切ない歌ばっか歌っちゃったよ。
花*花の「さよなら大好きな人」とか。
あとはユリにゆずの「桜木町」をリクエストしたり、アヤには山崎まさよしの「One more time,One more chance」を歌ってもらったりした。
彼を忘れることなんてできないよ。


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2006年09月10日(日)  あたしの部屋の彼のもの
まだ何も、何ひとつとして片づけられないの。
彼があたしにくれたもの。

あたしのベッドにはまだ彼が着ていたシャツがある。
彼の匂いがする。
彼の車に乗っけてたぬいぐるみもあって、彼の車の匂いがする。
それを抱いて眠る癖がまだ直らない。

どこかにしまうことなんてできない。
まだ、想い出にしてしまいたくない。

何をしても、どこへ行っても彼を思い出してしまう。
想い出は彼が来たことのないあたしの部屋にも溢れていて、もうどうしようもできないの。
今はどうにもしたくない。


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2006年09月08日(金)  恋人から恋しい人に変わったの
恋人とさよならをしました。
とてもとても愛しかった人。
たぶんあたしの生涯で最初で最後の「恋人」と呼ぶ人。

愛してるから、お互いに他の道を選ぶことにしました。
彼が、幸せになるために。
あたしが、幸せになるために。

一週間前から涙が零れない日はありません。
寂しくて泣いてるんじゃないの。恋しくて泣いてるの。

2年間とてもとても幸福な時間を恋人に与えてもらいました。
幸せなものをいくつももらいました。
それは目に見えるものだけではなくって・・・
たとえば、向かい合って座ったミスドのテーブルの下つま先とつま先が触れ合っていることだとか
愛しい人の体温を知れることだとか
大切な人を守るために強くなろうという気持ちだとか

彼があたしに与えてくれたものは数え切れないほどで・・・だからあたしはそのいくつもの幸福を胸にこれから生きていきたいと思います。

今はまた以前やっていたコールセンターでの仕事が決まり、新しい会社の同僚はみんないい子で一緒いてすごく楽しいです。
そーゆうものをこれからは大切にしていきたい。

短歌も東京が本拠地ですが「かばん」という有名な短歌会に入会することが決まり、これからたくさん勉強していきたいなと思ってます。

彼に出会えてよかった。
愛してもらえてよかった。愛せてよかった。
あたし達はこんなにも長く、あんなにも深く愛し合った。
それは決して間違ったことではなかったと思います。

いつか、もしもう一度彼に出会うことができたら、
「今、幸せ?」って訊きたいです。
「あたしと一緒にいた頃より幸せ?」と。
もし彼が、あたしとの幸せな2年間がよかったと言ってくれれば、あたしは彼を抱きしめたいです。
そしていつものように「大好きだよ」と言いたいです。


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