普通の新妻の日常ってこんな感じよ？
		琴乃

		■■■ ■■ ■　これは、前進って言うんだ。 あと1時間で、アメリカへ海外出張してた 彼氏が、帰国する。 こちらへ戻るのは、19時頃の予定。 話をしなくちゃいけないことがたくさんある。 仕事の話だけじゃなくて。 二人のこと。 これからの二人のこと。 どうやれば、いかに、綺麗に、後腐れなく 辞めることができるんだろう？ 不倫なんてするんじゃなかったと、つくづく 後悔している。 しんどいのは理解しきっていたんだから。 苦しいんだよ。 不倫なんて。 なのに、なんで好きになってしまって、 不倫なんてしようと思ってしまったのか。 もっと、ドライにクールに割切って考えながら 付き合えればよかったのに。 そんな付き合いだったら、私も店を辞めずに済んだのに。 やっぱり、私にとって風俗は、ある意味 天職だったと今更ながらにしても、思う。 戻りたい、と素直に思う。 あの場所に帰りたい、ってこのことよ…。 仕事の納期と相談した結果、 どうやら、私の一人暮らしは、引越しは、 お盆休みに決行されそうな気配が濃厚になってきた。 あぁ、今年はお盆休みなしか… でも、それ以後は、楽しい（ハズの）一人暮らしが 始まるので、それはそれで楽しいかも…。 そしたら、店に戻って、お金貯めて。 不倫も終らせて。 しんどい恋愛なんてせずに、 普通の男の人と付き合って。 楽しい恋愛をして。 普通に結婚したい。 仕事も、やりたい仕事見つかったから、 それを目指して頑張りたいこともでてきたから。 頑張りたいの。 これ以上、無理もできないし頑張れないけど。 嫌なことから、逃げてばかりかもしれないけど、 いい方向目指して逃げてるから、逃げる、とは言わないよね。 これは、前進って言うんだ。 更なる自分の成長目指して、生きていきたい。 2006年07月31日(月)

		■■■ ■■ ■　本音と建前と本音 もう、正直、しんどい。 それが本音。 ずっと一緒にいたい。 それが本音。 どうしていいかわからなくなってきた。 久しぶりに、煮詰まるまで考え込んでしまった。 どうにもできないなら、考えないようにするのが 一番ベストだとわかっていても、 考えてしまう。 どうしたら、二人が幸せになれるのか。 私は、何を考えているのか　　？ 2006年07月27日(木)

		■■■ ■■ ■　嘘は、翌日にあっさりとばれた 一昨日、Hと会うのに「女友達とお茶に行く」 と彼氏についた嘘は、翌日にあっさりとばれた。 彼氏と私の関係を知っている、会社関係のおっさんが ひとりいる。 そのおっさんから、ばれた。 昨日、彼氏はそのおっさん（以下Oさん）と仕事の 打ち合わせ会っていた。 その時、フトOさんが言ったらしい。 「そーいや、昨夜、琴乃さんを見かけたよ」 彼氏は 「あぁ、友達と出かけるって言ってたから。 　飲み屋街でしょ。」 「ううん、全然別の場所で。」 Hとは山道をずっとドライブしてて、 最終的に海のほうまで行った。 途中、山のふもとのコンビニ経由で。 恐らく、そのあたりで見かけたんだろうけど。 嘘をついた私も悪いが、普通、言うか？ って思った。 何も知らなければ、彼も私も幸せな週末ライフが 過ごせてたのに。 おかげで、昨夜は話しあいで。 結局、いつもの話。 会社の話と将来の話と。 そして、いつもと同じ回答。 「所長としての立場で言えば…」 「いや、琴乃にとっては…」 言い訳にしか聞こえないし、実際、私は 彼がそう言い始めたら、言い訳が始まったと認識しているので 聞いてなかった。 彼は、いつも彼自身の気持ちを、彼自身として話をしない。 だから、私も本心を話さない。 お互い、信用できない者同士。 バカ過ぎてくだらないことをひとつ、言っていた。 「琴乃とは、最初から会社で、普通の上司と部下で 知り合いたかったな」 「はぁ？ 　それなら、すぐに会社辞めてたわ。こんなバカすぎる下らない会社。 今まで持ってるのは、付き合ってたからよ。 何とぼけたこと言ってるの？」 そんなバカな発言するような男だから、私と付き合えるのだ。 私もその程度のオンナでしかなく、 そんな発言を下らないと理解できるようになった今、 そんな程度の男は、ホントに利用するだけなんだなって思った。 他に彼氏候補ができたら、すぐに別れそうな気がする。 確かに嘘をついた私も悪い。 でも、私との最低限の約束である、 「広島に帰る時には、一言言う」 という約束をひたすら破り続けた私にしてみれば お互い様だ、という気分は絶対に拭えないと思った。 まだ大丈夫。 Hの魔法は、まだ効いている。 まだ、頑張れる。 2006年07月21日(金)

		■■■ ■■ ■　キスが激しくて、何もかんがえられなかった 昨夜、1年ぶりくらいにＨに会った。 相変わらず、イイ男ぶりは健在で 顔がなかなか見れない。 こっぱすかしすぎて。 あの目で優しく見つめられると、照れて下を向いてしまう。 そんなイケメンな男友達。 でも、他人のオンナのダンナ。 Ｈは、高校時代からの知り合い。 通学中、毎朝すれ違っててお互い、顔だけ知ってた。 大学に入ってから、ばったり見かけて声をかけた。 いわゆる「逆ナン」 それから10年以上の付き合い。 Ｈに、彼に、とても恋焦がれてた時期もあった。 彼だけが、私の聖域といっても過言ではない時期もあった。 5年前に、彼ができちゃった結婚してから たまに電話で話したり、何ヶ月かに1度会うだけだった。 お互い、彼には家庭。私には彼氏が存在するのを知ってるから。 気を使いあいながら、何ヶ月ぶりかの逢瀬では 激しく求めてしまう。 二人とも言葉にして言わなくても、 最高に相性がいいと、知っているから離れられない。 それでも、年月が経過するにつれて、彼からの連絡は減り 私からの電話も減る。 強いて言うなら、私が頭を割ったときに、何度も電話を くれた。そのときくらい。よく話せてたのは。 検査入院のときから。 でも、会えない。 彼は忙しかったし、私は面会謝絶だったから。 そんなＨからの、何ヶ月ぶりかの電話は、驚きをもたらす。 わずか3時間ばかり一緒にいて、たわいもない話をするだけ でも、気分が落ち着くし「リフレッシュ」されたような 感じにさえなる。 たまたま、お月さんだったので、できなかったけど それでも、お互いに抱き合って、黙ってるだけでも 言葉を交わすだけでも、私の気持ち的には満足。 同じ妻子持ちのはずなのに、今の彼氏とは違うＨ。 同じように好きだといってくれるのに、 Ｈの言葉に重みを感じるのは、気のせいだろう。 どうやらまた、Ｈの魔法に絡めとられたみたいで。 Ｈの腕に包まれてた感触を思い出しもするし、 Ｈのキスが激しくて、何もかんがえられなかったことを 思い出しもするし、Ｈの言葉を思い出しもして、 なんだか、ほんわりした幸せな気分に浸り、 Ｈのリクエストに答えて、真剣に一人暮らしを始めよう という気分になっている木曜日の午後。 2006年07月20日(木)

		■■■ ■■ ■　仕事しよっ。 久しぶりに、チマチマした仕事が殺到したおかげで やるべきことが、この時間〈16時現在）になっても 全くできてない。 どんどん納期は、なくなっていく・・・。 でも、1件は本社が片付けてくれることになったので ちょびっとラク。 仕事しよっ。 最近、忙しいのにも関わらず 学校とか習い事に興味があって。 あ、いいかも…とおもったのがあったので 調べたんだけど、自分がイメージしてた 学び方ではなかったので、ちょっと残念。 月謝とかもお手ごろ価格だったのに。 仕事終った後でも、通いやすい場所だったのに。 何かしら、新しいことを勉強したくて。 だから、いろいろなサークルとか探してるんだけど なかなか希望どうりには行かなくて。 そりゃ、こんな田舎じゃしょうがないかな…って 感じもするんだけど…。 あー、やっぱり履歴書送っておくべきだった…。 ダメでも後悔しなかっただろうに…。 転職を有利にするためにも、将来を少しでも 有利にするために、今は 一生懸命、爪を磨くときだ。 仕事がんばろ。 嫌なこと忘れるために。 2006年07月10日(月)

		■■■ ■■ ■　自分がイメージした自分になれるように 自分がイメージしたところまで、 仕事が完成すると、嬉しくなる。 なので。 自分がイメージした自分になれるように 頑張ろう。 そのためには、まず、転職が必要だ。 ほっといても、3年後には閉鎖されるだろう営業所 にいては、私の給料は上がらない。 あー。 ほんと、つくづく思う。 風俗辞めるんじゃなかったって。 稼ぐ桁が違うもんねー。 早く、髪の毛伸びてほしい。 そしたら、週末だけでも店にでるのに。 彼氏が出張でいない時とか。 お金があったら、できることの範囲が増える。 それがいいよねって思う。 やりたいことがあるからこそ、収入UPを目指す。 今の仕事だけじゃな物足りないから、 副業して…って思う。 自分の夢をかなえるためにも、 風俗に戻るのは、手段の1つだと割り切れてしまう 私の感覚は、やはりすでに、風俗の感覚 なんだと思う。 だって、事務職やってる以上は、 たぶん、どこの会社行っても、あんまり収入UPに ならないと思う。 ホント職種から変えないと。 まだまだ、いろいろ考えなくちゃ…。 自分の生活のためだ…。 2006年07月07日(金)

		■■■ ■■ ■　逃げる方法 考えたくないことから逃げるために 仕事に没頭する。 もうひとつの目先の現実に没頭する。 仕事が着々と片付いていくのを眺めるのは 楽しい。 風俗と比べ物にならないくらいの下らなさ。 あまりに退屈で同じことの繰り返し過ぎて。 仕事してたら、彼氏との今後のことを 考えずに済んで、ラクになれる。 考えたくないことを考えてしまうのは、 私のよろしくない癖で。 それから逃れるために ヨガに集中する。 カラダが柔かく伸びて気持ちいい。 カラダがホカホカしてきて、良く寝れる。 仕事の疲れは、なかなか取れないけれど。 何か嫌なことから逃げるなら、仕事に逃げる。 気持ちの上だけででも、 「忙しい忙しいって言ってたら、忙しくなるって言うし」 何度も心の中で思ってた言葉は、 現実になって。 お蔭様で9月いっぱいまで仕事のスケジュールは びっしり埋まった。 納期がない仕事ばかりなんだけど（苦笑） 恐らく、もう１件、入る。 大丈夫か？私？ 今月はどうにか持っても、来月が不安。 恐らく、すさまじい勢いでくたばってるはず（苦笑） 自分の体力と精神力との戦いで。 私の場合、体力は気力でどうにかなるので、 自分の精神状態を安定させることが、仕事をこなす上で もっとも重要な要素になってくる。 だから、もう、これ以上、何も考えたくない 見たくないし聞きたくないし言いたくないから 仕事に集中する。熱中する。 そしたら、自己満足の幸せな海に浸り続けることが できて、ある意味孤独な幸せを掴むことができる だろうから。 願わくは、友人たちが幸せにありますように。 2006年07月06日(木)

		■■■ ■■ ■　フツーにキスもする。フツーにセックスもするし。 どんどん仕事は増えていき、ヘタしなくても 9月いっぱいまで、スケジュール決定。 予定がないのは、毎週の 土曜日と日曜日と祝日くらい。 それが埋まらないことが、一番つらいんだってばっ!! あうっ！ 出先営業所の事務員なんてやっていると、 毎日、何の書類作って暇つぶそうかなぁとか 思えるほど、暇な会社なので まぁ、仕事の予定が入っただけでも、 十分、ありがたいです。 お天道様が、出てる間に働ける！って自己満足できるから。 彼氏とのことは、悩んでも考えてもどうあがいても 結果が見えすぎるくらい見えているのに、 自分で踏ん切りつけられないから、 なぁなぁになっちゃってる。 フツーに、残業で遅くなったら 彼氏の家に帰っちゃってるし。 フツーにセックスもするし。 フツーにキスもする。 そして、会社に行けば フツーに上司と部下の立場での会話になる。 上司というか、所長としての彼を尊敬できない私は それこそ、なぁなぁになっちゃって、 タメ口きいてしまうこともあるけど 自分では、極力気をつけているつもりで。 それでも、一応、「上司」が仕事しやすいようには 気を働かせて事務職をしているつもりで。 早い話が。 彼氏と別れたくて。 会社も辞めたくて。 髪の毛さえ、元に戻れば、 今すぐにでも辞めたい会社なのに。 そしたら、すぐにでも店に戻るのに。 今のような安い給料で働かなくてもいいのに。 洋服さえ買えないような給料なんてサイテー。 バイトしてるほうが、まだ稼ぐ。 フツーに自分の好きなように落ち着いた生活がしたくて。 彼氏さえいなくなれば、私がイライラすることは なくなるってわかってるのに。 彼が目の前にいるからこそ、私はストレスが溜まるのに。 彼さえいなくなれば、全て丸くおさまってしまうのに。 そうと判っていても、会社が同じである以上、 彼と付き合ってるほうが、何かとメリットがある、 という打算だけで付き合ってるような最近なのに。 自分の気持ちに気づくまでに時間がかかりすぎて。 それの対処法を見出すことにも時間がかかって。 それが判った今、 9月末まで仕事の予定が満載でよかったと心底思い。 そして、 私は、逃げるのだ。 自分の気持ちと今の現実から逃避するのだ。 2006年07月04日(火)

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