思考回路2011
もくじむかしあした


2003年10月14日(火) 謎な店長2

和食店の店長の謎を解明すべく、日夜
彼に話しかけているわけですが。
ちょっとおもしろい事があった。
カフェのバイトで店開けのドリーが遅刻して
店に入れなかったとき。時間つぶしと朝ご飯
を食べるため、バイトの子と和食店に行った。
ホールには店長。さっき上がったばかりなのに
戻って来た私を見て薄い驚きのリアクション。
「店が開かないから、ご飯食べに来たよ」
と言うと。
・・・無言。
店長は接客業には向いていない。
笑顔もない、テンションは低い、疲れているので
表情も暗い。およそ飲食店にはあり得ない店長像。
自分がサービス業に携わっているという自覚が
あまりない。客に対しても、従業員に対しても、
気配りや思いやりが欠けている。
性格的に持っていないなら、身につければいいのに
といつも思う。どっかのファーストフード店に
3ヶ月ぐらい研修に行ってほしいくらいだ。
そんな店長が、朝の定食を運んできた。
野菜サラダが一緒にトレーにのっていた。
朝定に、サラダなんてつかない。
それをみて私は、
(今まで、朝定にサラダ付け忘れてたんだ!!3ヶ月間!)
・・・と思い、ちょっとブルーになりながら食べて店を出た。
その間、店長と交わした会話は一切なし。
「ごちそうさま、いってきます」
と言ったが、無言。
いつもの無言なのか、不機嫌の無言なのか、判断が出来ない。
そして後でメニューを確認したら、サラダはつかなかった。
つまり、あれは店長のサービスだったと。
いやはや、まさか店長に、そんな事をする心があったとは、
驚きを通り越して爆笑。
数日後、気まずく礼を言って理由を話すと、
「これはサービスですって言って出すわけないでしょ!」
ともっともな事を言われ、
普通は気が付くだろバカ!と言わんばかりに頭をはたく
マネをされた。
これまた、まさかそうゆうリアクションをされるとは
思わず、愉快痛快。
面白いことを言うわけでも、する訳でもないのに、
おもしろい。
ギャップがおもしろさを産むのかもしれない。
ちょっとずつ謎が解明されつつある今日この頃。


あしえ |MAILHomePage