痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2008年10月22日(水)  ダイダイ

幾人かの方に お芝居の感想をお聞きしました。
ま、酒も入っていない立ち話的なもので、
「どうだった?」
くらいです。
すると皆、開口一番

「超オレンジ!(笑)」
「すんごいオレンジだったね(笑)」
「あの衣装どこで買ったの?(笑)」

はい。わたくしの着ていた衣装のことです。
たしかに全身 オレンジ! としか言いようのない鮮やかな色でした。
あれはね、買ったんじゃないの。
衣装さんが 役とわたしのイメージで作ってくれたの。
どう見ても芝居の衣装にしか見えない色・素材・形なのに、既製品としか思えないってのは、
きっと私が普通に着こなしていたからでしょう。
前向きに考えると。

あとは普段の服装やキャラから、ああいう服を持っていたりしてもおかしくない と思われている ってことかな・・・
芝居が始まってすぐ、シーンのイメージから他の役者がモノトーンでそろえた中、
一応静かにわたくしは入っていくのですが、
超オレンジ が目に入っただけで知人の方々は、
「あれがitchに違いない」
と思ったというのですから、
今回の衣装さんのキャラをつかむ力はすごいですね。
全部 衣装さんのお手柄です。
わたしは真っ先に作ってもらって、
わーいわーい楽チン楽チン オリジナルの服 世界にひとつしかない服♪
と喜んで着ていただけです。
劇中着替えもないしね。
自分で意識的にキャラを作ったのは眉毛くらいかな。
左右の眉山の上がり具合を絶妙に変えていたつもりだったのですが、
さてどうだったんでしょう。

ほかのオリジナルの衣装もそれぞれ凝っていて素敵でした。
が、わたくしの役に 超オレンジ という異常にきわだつ個性を付加してくれた衣装さんに感謝感謝です。


あとの感想では、やはり人気は 姐さん(詩人の女房)と巨匠(主役ガイコツ)がダントツでした。
そうでしょう!
よかよか。
嬉かばい。



2008年10月20日(月)  仙川でなくしたもの

それは 左足の中指です。
もうずっとないんだよね。
見ると指はあるの。
ちゃんと動いているの。
でも、そこにある という感覚がなくなってしまったのです。
靴を履いていようと裸足だろうと、
真ん中の指のところだけ空間のようにしか感じないのです。
つねると痛いけど、どこか他人ごとのように痛覚もにぶいです。 

何週間も毎晩飲んでいたので、痛風になったかと疑ったのですが
痛風持ちの男子諸君がそろって 
・女は痛風にならない
・痛風は指が痛くなるのであって感覚がなくなるのではない
と力強く 違う と断言してくれたのでそうではないようです。

別な信頼のおけそうな意見は、
神経が切れてしまった
というものです。
珍しくない現象らしいんだけど、これは治るのか 
お酒のお代わりをもらいにいったりしていたらそこまで聞き損ねてしまいました。
もう3週間くらいないんだよね。

前回の芝居ではいつのまにか指が折れて治っていましたが、
今回はそう激しいところのない芝居だったのに、
そうだとしたら いつ神経が切れたのでしょう。

繋がれ 神経くん!



2008年10月19日(日)  やはり

我が母は、 朝バナナダイエット をしていたそうです。
そして1週間で もう見るのも嫌だ とやめたそうです。
それは早すぎるのではないでしょうか。

そして全然知らなかったけど、世間のスーパーでは バナナが品薄だったそうです。

???

稽古場や、舞台裏にはいつも山盛りあったけどなあ。



2008年10月15日(水)  自爆

今回のお芝居では、最後にわたくしがドアから突入し、
すべての物語が大どんでん返し となって終わったのですが、

最終公演 いざ! とばかりに ドアを押しのけ 人を押しのけ 突入を果たしたと思ったら、
左目のコンタクトがポロッと。
そのまま床に落ちてしまったのならばいっそなにもかも吹っ切って続けたと思うのですが、
奴は 左頬にくっついていやがりました。
しかし、突入後のわたくしには間髪いれずに、突出して高いテンションの台詞が。
言いました。
が、奴は頬に。
もう一つ台詞が。
まだ奴は頬に。
この後何かを問われ振り向くや、奴はキラキラ光りながら床に落ちました。
わたしは まだ激しいテンションで答えながら コンタクトの落ちた位置を確認しました。
この場は お芝居の中でも最高に照明の明るいシーン。
コンタクトは床でキラキラ光っています。
この後、私は 手に持った紙袋からあるものを出して皆にみせます。
ここだ!
客に背を向けて床に座るや、コンタクトを拾って口に入れる。
そして紙袋からすばやくあるものを出して、振り返って見せ付ける。
よし!
しかし、このあとまた間髪入れずに 高らかにそのものの正体を告げなければいけなかったのだ。
もうこの辺になるとどういう配分でやったのかわからないのですが、コンタクトを口から指でつまみ出し、高らかに台詞を!
言い終わった。
だがまだ芝居は終わらない。
指で持っているのは不安だ。
そしてわたくしはまた隙をみてコンタクトを口の中に。
ああ でも最後にもう一つ台詞があったのです。
主役に駆け寄る。
そのどこかでコンタクトを口からだしたはずなのですが、今となっては分からない。
その時、口中でカリっという嫌な音が聞こえました。
とにかく、口からだした。
きめの台詞。
・・・・・
暗転。
音楽。
終わった。

コンタクトは、縁が欠けていました。
なんだったんだ。

その後、共演者に聞いてみたら皆その私の不審だったに違いない動きにはまったく気づかなかった、と言われました。
それで、自画自賛して 人間ってすごいよね。
とっさになんであんなに色んなことができたりするんだろう!
と酔った勢いで再現ショーを何度も繰り返していたのですが、
ただ一人 脇から見ていた、長年兄とも慕い尊敬する方が、わたくしがなにかを床から拾ったことを見ていたらしく、
ああ、コンタクトだな、それでその後 手に持っていた紙袋にとっさに入れたんだな、
と思ったよ、
と言われました。

!!!!!!!!!!!!!!

なんで、紙袋にいれなかったんだろう。
その後の 口から出したり入れたりはなんだったんだ。
あげく、縁が欠けて、結局 新しいものを購入せざるを得ず、何万もの支出。
馬鹿だ。

いいわけをすると、ハードコンタクトを使用している人間は、コンタクトを保護しておく容器が見つからない緊急時には、
とっさに口の中に入れるという習慣が身についているのです。

もうひとつ大事な言い訳をすると、
本番のたくさんのお客さんの前で芝居をしながらこんなことをしたのは、
決して気持ちがさめて段取りでお芝居をしていたからではなく、
集中してものすごくとっさのことに芝居を続けながらも勝手に体が動いたのです。

ほんとうです(泣) 



2008年10月14日(火)  まさに微妙

わけあって、ポーランドの袋入りインスタントラーメンというか、
ヌードルスープを食べています。

決して 食べられないほどまずくはない。
が、全然うまくない。

だんだんと、心が疲弊していくような味です。
ウンザリとまではいかない。
でも気持ちがどんよりしてくる。

残した方がよさそうです。


お芝居終わりました。
その話しはまたこんど。



2008年10月09日(木)  初日あけました

とにかく、予約の電話を入れてください。
今日はキャンセル待ちのあげく 入りきれず、帰ってただくしかなかた方々がいらっしゃいました。
心から申し訳なく、見ていただきたいのに〜

しかし、条例の壁は厚く。

ぜひ皆さんに座ってゆっくり見ていただきたいのです。

日時 風煉ダンスの連絡電話番号にご連絡ください。

現在 土曜日は、かなりギリギリ 早いもの勝ちの状態です。



2008年10月07日(火)  美術・音楽

今回は、生演奏。録音やSE(効果音)は一切なしです。
美術とセットも、それぞれアーティストの作品として 見る価値ありです。

役者も・・・ 

はい。

木曜日からです。
お待ちしておりまーす。

↓ 
http://itch.moo.jp/



2008年10月03日(金)  予約

毎日まいにち お芝居の稽古なんだか、飲み屋への出勤なんだか。

ってな勢いです。

でも やればやるだけ 面白い脚本だなあ と思います。

そろそろ、座席の予約がつまってきましたよ。
日程がお決まりの方は、ご希望の日時をぜひご連絡ください。


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