痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2004年09月29日(水)  中間発表

今年はなぜか、誕生日やお土産やらで、数多くの石鹸が手元に入って参りまして、幸いアレルギーのないわたくしは手当たりしだい ありがたく使っていたのですが、そろそろ上半期のベストを発表しようと思います。
誰に!? 上半期!?
まあまあそれは置いておいて。

ベスト以外は順列なし。
石鹸は石鹸だからさ。

●オレンジ石鹸 オレンジオイル配合。これは少し前流行りだったせいか、たまたま使用時、台所用洗剤&トイレの芳香剤 がオレンジものだったため印象が・・・

●とうふ石鹸 悪くないけどイソフラボンを肌から吸収するのは無理っぽい。豆乳を飲め。お豆腐屋さんのような白い手をもちたければお豆腐屋さんになれ。

●プロポリス石鹸 オーストラリア土産。アレルギーとかないからなあ。薬効はわからず。
ザ・外国産 といったかんじ。

●ウォーターメロン石鹸 瓜くさい。これ以外のフランス土産ボディーソープはみなちょっとづつ使って残っている。遊びだね。

●ココナツ石鹸 本場バリ天然もの。バリがココナツの本場かどうかは知りませんが、手作りの優しいかんじ。イコール原材料臭つよし。

●オリーブ石鹸 ギリシャもの。でっかくて持ちにくい。すぐ表面が固くなる。でもいいよ。

まだあったけど、思い出せないので、ここで ザ・ベスト だ。
それは、


              ★★★ 納豆石鹸 ★★★   です!!!


もうね、泡 あわですよ。すばらしい。
官能的なまでの濃密さ。
ヒデキ感激〜
ボクニハモウアナタシカナイ〜
と、70年代チックに叫びたいぜ。
ん?ダーリングは80年代か?

例えていうならば、亡くなった水戸のおじいちゃんが毎朝五分以上かきまわしていたあのフワフワのクリ−ミーな納豆のネバの、匂いとヌルツキを完全に消し去ったような、泡。ホイップクリームより重みがある密度の濃い泡。
これを全身にまとっていると本当に気持ちいい。
洗い流したあとの肌触りも 他の石鹸とちょっと違うんです。
外気と肌との間にベールがかかったようなんです。
いやん、ネット通販の紹介記事みたくなってしまったわ。

実は一番期待していなかったんで、使ったのは上記の中では最後なの。
でもこれは使い切ってしまったらまた自分で買おうと思っています。
この泡 みんなに教えたい。



2004年09月24日(金)  葡萄

数週間前 やせた とか戯言をほざいていたわたくし。

ダメみたい。だって秋なんだもん。

いろいろ美味しいねえ。
今日は、最愛の葡萄 日本最古の品種(だったかな?)
甲斐路(この字でよいのかわかりません)
をむしゃむしゃ食べておりました。

ふと胸に去来するおもいあり。
数日前、実家で夜中のひとりワイン中にどうしても固形物を食べたくなり、台所を徘徊&物色。
めぼしいものがなく、冷蔵庫の奥からひっぱりだしたのは、頂きモノの 
乾しブドウ。

甲府の漬物センターの直売品。バス旅行で必ず寄らされるところよ。
誰が買うんだろうねえ、と思っていたけれど、ちゃんと機能を果たしたりしているんだね。
奥深いね、義理みやげ。

これと、チルド室で、最愛の6Pチーズが1個(いち三角)みつかったので、優雅にワインの夜ですよ。
パジャマでベッドの上でだが。

それがうまかった。
乾しブドウ一粒(乾し巨峰だから。)
巨峰は酸味がないから乾しブドウにむかないなあ、甘いなあ、
と思いながら6Pをひと齧り。(1個しかないのでチビチビ)
お口の中で一緒にモグモグ。

うま〜い。
レーズンバターみたいな、そんなような違うような。

この幸せを長く享受したくて、ますますチビチビ。
でもやはりすぐチーズがなくなり、黄金の時は終わりました。


おわっちゃった。
その瞬間 久しぶりに泣けてくるような よい気持ちがわいてきました。
おいしいものを食べるのは幸せなだけでなく よいことだ。

よいことだ よいことだ と頭の中で繰り返していたら、
誰かとおいしいものを食べたいな、と思っている自分に気付きました。

お友達のところに行ったら、一緒においしいものを食べよう。
一緒に食べるおいしいもの。
浮かんだのは
砕いたクルミをたくさんのせたサラダでした。

なぜかしら。
わたくしが一緒につくれるのがサラダくらいだからかしら。
でも、浮かんできたその 秋の恵みのサラダ は、二人とも
「おいしいね おいしいね。」
とニコニコがとまらないほどおいしいものだったのです。


チーズ抜きの乾し巨峰はやはり食べる気にならず、また冷蔵庫で眠っています。



2004年09月22日(水)  コロラド

今更だけど、うちの近所の 珈琲館 がつぶれたのは悲しい。
もう三年も前だけどいまだに口惜しい。
毎月ちゃんとサービスデーには皆勤で、いらないコーヒーカップとか灰皿とか貰っていたのに。

スキだ。
おっさんコーヒー店。そしておばちゃんの憩いの場。
むやみにサンドイッチとか高い。コーヒーと一緒だと千円近くかかってしまう。
でもスキだ。
同じ高くても、シアトル系は好きくない。
たばこ吸えないしさ。
カウンターで注文して待っているところも好きでない。
サンドイッチにミニミニサラダもついてこないし。

珈琲館よりも好きなのはもっとおっさんおばさん臭のする コロラドだ。
ホットサンドが美味しいよ。
コンビーフサンドはもっとあちこちで出して欲しい。

こういう店では、おっさんもおばさんも普通にホットケーキを食べている。
その率は高い。

近所にコロラドあるんだけれど、なんだか変なの。
自家製カレーが自慢みたい。
コーヒーもブレンドとアメリカンしかおいていなさそう。
完全に看板だけ。
恐るべし フランチャイズ・・・



2004年09月21日(火)  ごたまぜ

月日のたつのは早いものですねえ。
ワープしていると特にね。

さて、今日も今日とて、わたくしは、昼下がりのファミレスでボーっとしておりました。
小さくBGMが流れています。
洋楽だかポピュラーミュージックだかイージーリスニングだかジャズだかなんだかよくわからないアレですよ。

なんの曲とも自覚しないまま、一緒に鼻歌を歌いながらアイスティーを啜るわたくし。
しかし、なんの曲とも頭では確認していないのに、なぜかその曲の日本語の歌詞がスラスラでてくるわたくし。

ん?

なんの曲だ これは・・・

と、じっくり自覚しながら一緒に歌ってみたら
「ポーレシュカポーレ」
でした。
ソ連の歌だよ。

♪ 娘た〜ちよ 別れをお〜し〜む〜な〜

ソ連の若者の歌だよ。
青年たちはどこへ行くんだっけ?
シベリア?戦争?

なぜこんな歌の歌詞をしっているかというと、例によって あか旗先生 達に小学校時代に歌わされたからだよ。

まあ、スタンダードロシア民謡といってもいいのか。

ヘンな曲がかかるな。でもなんでもこの手のアレンジにすると イージーリスニングのような(略) に聞こえるもんね。

ズルズルっと、ドリンクバーで改めてとってきたアイスオレを飲みながら、ボーっ再開。
次ぎの曲はなあ、すごーくよく知っているけれど歌詞がでてこない。
また自覚無しに鼻歌しながら、歌詞歌詞なんだっけ・・・

で、自覚を込めますと、歌えるわけがない。
「おいしい水」
でした。ポルトガル語だよ。

ロシア・ブラジル みんな同じように聞こえる。
イー(略)の不思議。
その次の曲は・・・
寒くなったので、帰りました。
そしてこれを打っているってわけです。 



2004年09月15日(水)  秋の虫よ

毎晩よふかししてますが、まあどうなんでしょう。
きっと日本中そうなんでしょうが、東京も毎晩リンリンコロコロジージーと、虫さんたち大合唱。
みえないけれど、たくさん団員がいる。
昼間は寝ているのか。

どうしてわかるんでしょう。
八月のお盆をすぎて、夕方の風が少し涼しくなると彼らは鳴きはじめるねえ。
それまで一年間どこにいたのか、きっとこの世にいなかったのか、鳴く存在としては在らなかったのか。
でもお盆をすぎると間違いなく たくさん何処ともしれないところからわいてでて、さんざん鳴いて 朝方 この夏掛けでは寒いな と思う頃になるといなくなる。
だんだんいなくなる というより アレもう誰もいないの? つい先ごろにはまだ鳴いていたのに・・・ という感じ。

秋とともにわいてでて 冬が来る前に消える。
とっても短いねえ。それに比べると人間の時間は長いねえ。
長いからたまにワープしてみたりしたくなるねえ。


毎晩 おお虫さんたちのここが盛りだのう の声に心がザワザワして、どれワープ解除だ、と降りてみたら世間では 子供は殺されているし、たくさん子供を殺したヒトは死刑になっているし、何処なんだここは。
人間の時間が長すぎるからよけいなこといっぱいしたり見たり聞いたりするのだな。
しかし。

でもまあもう降りてしまったのでしばらくはこの時間でできるかぎりよいもの探しをして遊ぼうと思います。

ええと、明日くらいからお手紙かいたりします。



2004年09月10日(金)  じめから

じめじめしてますね。
私も毎日じめじめ生きています。

が、いいかげんに自分がタバコ臭いので、
銭湯にいってきました。
午後4時。
昼銭湯。

説教はききたくない。


しかし銭湯はいいですね。ここに来ると必ずなにかを発見し、軽くリセットできるような気がします。

なんたってここは、有線演歌チャンネルがかかってますからね。

で、今日は久しぶりに コレは! という強烈な歌をきいてしまった。
有線なので、曲名や歌手名はわかりません。
ホソカワタカシ系の声。
本人かもしれない。でもちょっと彼より安めの声だったような。
安い歌だからそう聞こえるのか。

歌詞はね、
♪ ジメジメ日本借金だらけ
   悩んでいたって仕方ない
   ちょいと一杯飲みにいこう
   みんなでドッと繰りだそう カ〜ラ〜オ〜ケ〜
   カラッとカラットと 歌えば いつかは晴れ間もでるよ〜

みたいな内容。

もちろんバカ丸だしのやっす〜い人生応援ソングなのですが、
この曲のすごいところは、カラオケでカラッと晴れる という駄洒落のみに立脚するという点ではなく、
全部のフレーズに黄色い民謡調女性コーラスで

♪ ソウソウ ソウダヨネ〜
♪ ダメダメ
♪ イケイケソレソレ
♪ カラットカラット ハイ!ハイ!

といったようなレスポンスコーラスがついているところです。
ま・さ・か !
というくらいついてくる。
こ・こ・も !?
というところまでつけてくる。

感心しました。

現在じめーっと暮らしてはいても、こんな曲で営業にまわるような歌い手になる道を選ばなくてよかった とシミジミ思いました。

あ!でもこのコーラス隊には入ってみたい!!!



2004年09月07日(火)  てふてふ

いつのまにか九月。
ひきこもり生活。
あんまりものも食べないので痩せた。

たまにね、こもりたくなるのよ。
こもれるような 誰からも「ちょっとだいじょぶ?」と言われない人生。
楽ちん。

情緒不安定。
ネット小説を読んで滂沱の涙。

たまにフラフラするのでこれはイカン とおにぎりなんか買いにでかけると、
小さな蝶々がひらひら飛んでいます。
他ではどうなのか知らないけれど 東京では蝶々の季節は夏の終わりです。
わたしは蝶が好きではありません。



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