Kin-SMA放言
もくじ|明日のこと
2003年01月31日(金) |
まだ26歳っ?!!! |
芸歴何年なのよ、慎吾ちゃん?!(実は知ってるけどね/笑)
SMAPがちょうどこれからってときに『ザ・べストテン』が終わり『平凡』が休刊となった。 「この子たち、タイミング悪いな〜」 と思ってたら(実際ジャ○ーさん自身がそう思ってたらしい/笑)、今や事務所をしょってたつ大黒柱に!
今さら「なぜSMAPはここまでになったのか分析」はしないし、それだけの材料もぼくは持ってないけれども、慎吾ちゃんに対して「この子はス、スゴイ!」と思ったのは、やはりあれだろう。
『沙粧妙子 最後の事件』
あれにはびっくりした。 それまではまぁ、 「ジャニーズの子が“か〜わ〜い〜い〜”役をやってます」(←『For You』の宙センセイとか。今クールの翔ちんまんまだなっ/笑) 程度だったのに、『沙粧〜』ではいきなり殺人犯(怖)
しかも演技がイッちゃってる・・・
しかも御年18歳。 18歳にしてあの憑依力(演技力、という言葉よりこちらの方が相応しい)は、山口(現・三浦)百恵ちゃんの映画『霧の旗』以来の衝撃だったと記憶している。 「タダもんじゃないかも・・・」 と思ったところ、その後『未成年』でディカプリオばりの名演技をみせ(ただし、このドラマ自体はぼくは買わない。野島脚本のあざとさがモロに出ていたから)、“所詮ジャニーズ”という世間を瞠目させた。
もう何年も前から「芸能人でいる期間」の方が、「一般人だった期間」より長くなっている慎吾ちゃんだからこそなのか、彼が芸能人であるということは、全く違和感もイヤミもなく受け入れられている。
ものごころついてるときから(は言い過ぎか/笑)アイドルのくせして、飯島直子の前では全くそこらへんの大学生みたいに、ふっつーに照れまくる等身大(=180センチ超)の男の子。
正直、ファニーフェイスの代表で(ファンの人、すまん)あのガタイであるにも拘わらず、ピンクの水玉のエプロンドレスがあまりにも似合ってしまうのは、正真正銘“演じる人”の証拠である。
ぼくはSMAPコンサートにはついに入場しそこねているんだけど(光GENJIコンに出てくれていた頃は、ごめんなーよく覚えていないんだよ。でもトイレは行ってないよ、中居くん/笑)、じつは街中で遭遇したことがある。
まだ『アイドル共和国』あたりの頃だったと思う。 会社(その後倒産した/笑←笑いごとか?!)が六本木にあって、昼休みにてこてこ歩いていたら、木村君、森君、慎吾ちゃんの3人(だと思うんだけどなー。とにかく“背の高い3人”としか覚えてない←コラ)が、信号を渡っていたのだ。 笑っちゃったのが、その後ろを女の子が50人ぐらいぞろーっとくっついていたこと!
様子からして、雑誌の取材かテレビ局(テレ朝が近所にあった)の帰りだったと思う。
当時だから50人ですんでたのかもしれないが、ぼくには50人のインパクトの方が強く(笑)。
会社に帰って「今、SMAPが歩いてたよ」と言っても、みんな「なにそれ」の時代だった。 というよりも「相変わらず、ておさんの芸能(男性アイドル限定)通ぶりはすごいね」と笑われただけだった。
くっそー、あの時、握手だけでも(してたのだ! 何人かの女の子と。呑気に!)しとけば・・・
その後、出演テレビ番組(やっぱバラエティ優先)はせっせと録画すれども、徐々にあまりにも出演作が多くなりすぎ(ソロも入れると)、次第に断念・・・ 現在では『SMAP×SMAP』『ぷっすま』『HR』(基準がわかんねー!)ぐらいがまともで。 内容次第で『天声慎吾』『金曜日のスマたちへ』『うたばん』『笑っていいとも』みたいな。
あ、もう1回あった。 マイケル・ジャクソンの2回目だったかの来日時、東京ドームコンサート。 奇跡的に手に入った、アリーナ前から3列目の席でドキドキしていると、客電が消えてからこそこそと(をい)SMAPオールメンバーが入ってきたのだ。全く「まじでか?」(cヒナ)の心境だった。
だが、すっかりマイケルらぶモードに入っていたぼくは、うれしさ半分、「ちっ、芸能人はなんの苦労もなく最前列かよ」の妬み半分の目で、国民的アイドル5人男(当時は既に5人)を眺めていたのだった(許せ)。
あ、すっかりSMAP遭遇自慢になってしまった。
とにもかくにも慎吾ちゃん、おめでとう。 まだまだ新しい自分を開拓できる年齢だということに、うらやましさを感じつつ。 ↑ えーかっこしいで言えば、人間、何歳であろうと新しい自分は創れるけどね。
2003年01月30日(木) |
いちゃつくオヤジたち(−−;) |
日本列島連日の大寒波のおかげで、今日も電車のダイヤが乱れに乱れている。
そして、人心も乱れに乱れている、と実感せずにはいられない出来事が、残業疲れで立ったまま寝そうな状態で帰宅電車に乗っているぼくをおそった。
ぼくのとなりに、ほろ酔い気分で通常比1.5倍の声のでかさになっているオヤジ(推定年齢57歳&59歳)二人が、なんだかわからない会話をしていた。
ぼくは無意識のうちに、ヘッドホンMDで聴いていた“D album”より「欲望のレイン」のボリュームを上げた。
すると、電車がちょっとした予定外のブレーキをかけた。
他の乗客(ぼくを含む)は誰一人としてよろけもしない。
だが、となりのオヤジ(推定59歳)はおおげさによろけると「わははっ」と愉快そうに笑い、向かい合っていた友オヤジ(推定57歳)に抱きついた。
「わはは」「わはは」と歓喜の声を上げつつ抱き合うオヤジたち。
・・・(−−;)
離れろ、早く。
これはアレか? 普段T君とかK君とかN君とかJ君とか(以下かなりたくさん続く)に、妄想の中であんなことこんなことをさせて遊んでいるぼくへの罰なのか?
そんなわけで、今日は『-ISM』を観ずには眠れない←明らかにこじつけ
2003年01月29日(水) |
助演男優だったんか・・・? |
「第35回 ザ・テレビジョン ドラマアカデミー賞」なんだけどね。
光三郎ぼっちゃまは、主役じゃなかったんですね。
そりゃーくるみは、否、深キョンは可愛いかった! ずいぶん可愛いかった! 毎回。 コスプレも良かったし(ナースが・・・ナースがなかったのが・・・)←マニアかおめーは マラソン県大会ベスト8なんて大嘘だろっ的な深キョン走り(『to Heart』以来の/笑)も堪能できたし。←マニ(略) ぼく的には、光三郎にいろいろ命令されて、「無理ですぅ〜〜〜(泣)」つってるべそかき顔が一番好きだった。←マ(もうええって!) だから、“主役”が彩木くるみなのは、納得しよう。 でもな・・・(しゅん)
ま、でも最優秀なんで。良しとしときましょう(何様)。
それより、この受賞コメントの写真、同じページの松嶋よりも! 松雪よりも! 美人さんに見えるのは、決してわしの視力が0.01だからではナイ! よね? このコスチュームは氷室警視まんまっぽいが、こういうのって、いつ受賞が決まるんだろ? (とまぁ、どうでもいいことはおいといて) コメントが泣かせます。 「でも、このドラマでいちばん大変だったのは音声さんだったんだよね。音声さんに“リモート賞”をあげたいね(笑)」 だってさ(照)←何故? このドラマに関して、もっちはさかんに“音声さん”“音声さん”言ってるが、音声さんとな○※#♪;たか?(←何ゆっとんのじゃワレ?!)
・・・失礼しました。
なんか、スタッフと仲良きことは美しき哉、みたいな(何ごまかしてんだ)
これはもっちにももりんにも言えることなんですが、共演女優と仲良くなるのは時間がかかるが、何故かスタッフや共演年上男優はすぐにトリコにしてしまうと聞いてるもんで(どこから?)。
そんなこんなで(なんかノリがいまいちだなー今日は、つうか今日も)。
つまりあれですね。この記事を見て実感したことは、 「今、(きんきっず関係の)ドラマがなくて寂しいーーー!」 ということを、思い出してしまったということなのですね。 ・・・寂しい・・・ ・・・舞台やってんだから、仕方ないのになぁ。 ・・・頭では、わかってんのになぁ。 ・・・それにしても、バラエティも、少なくねぇか? ・・・ソロ各1、ペア1でやってんだから、少ないってことはないのか? ・・・きんきっずらばーは、贅沢すぎるのか? ・・・そろそろ寝た方が良くねぇか? わし。
というわけで、おやすみなさい。『正直しんどい』は後日見ます。
2003年01月28日(火) |
火曜日はジャニーズデー |
変な時間に寝てしまって夜中に目が覚めたもんだから、今日留守録しておいたビデオを明け方まで見てしまったよ。←仕事はっ?!
ドラマはほとんど見ないぼくは、バラエティだけはせっせと録画しているので、火曜日は3倍録画でもテープをまるまる一本使ってしまう。
『笑っていいとも 火曜日』→中居くん 『伊東家の食卓』→ミヤケン 『学校へ行こう!』→V6 『ガチンコ!』→TOKIO 『J3 KANSAI』→関西ジュニア 『ぷっすま』→ツヨぽん 『演技者。』→今回は岡ち(最初と最後にオカケン)←つけたしかよ
というラインナップ。 『僕の生きる道』がとても評判がいいらしいので、初回見なかったことを激しく後悔(どうせ見るなら一話から見たい。ので今からビデオ化待ち)。 『かるたクィーン』はムニャムニャ・・・(笑)
あんまり頭を使いたくないので(コラコラ)、今日は『学校〜』と『ガチンコ!』を流し見した。
『学校へ行こう!』 〈友達母娘選手権〉 岡ち&レッド(TIM)組が連れてきた後ろ姿(だけは)バービーの母親、はっきり申す。勘違いも甚だしい! 顔だけ見たらどう見ても40過ぎ(毒)。もちろん、勝ったのはミヤケン&ゴルゴ組。最初にゲットした母娘をなんで連れてこなかったか、岡ちよ! 相変わらずオンナを見る目がないわねぇ(ん?) ・・・なんてなことはホントはどうでも良くて! 岡田さん・・・岡田さん・・・?ヒゲですねっ? ソレ・・・ヒゲなんですねっ?!(くどいわ!) (>_<。)んも〜、いくらもりんラブラブだからって(エ?)そこまでまねしなくてもっ!! ここ数年、眉が細いのだけでも許せんかったのに・・・も〜がっくし←勝手にがっくししてろ スタジオの絵に切り替わったとたん、あまりに美形でホッとしてしまったぼくだった。
ヒゲは、似合う人だけが生やしましょう。
〈津軽弁大使 森田剛〉 実はこのコーナー、今日初めて見た。 同じトーホグでも、青森の方はぼくらから見てもほとんど「外国」(本当)。ゴォがどの程度津軽弁をマスターしているのかは、今回のを見た限りではちと判らなかったし、「汚ギャル」で見せるリアクション大王ぶりが、今日はあまり発揮されていなかった気もする。 ミヤケンとのベタベタぶりも、今日はおとなしめだったのでは・・・?(何を期待してんだオメーはよ)
『ガチンコ!』 ファン感謝デー第2弾とやらで(年末のを見ていないのがミエミエ)、ぐっさん(山口)、太一君、ナガちゃん(長瀬)の3人が、それぞれファン宅を訪問、という企画。と見せて、その実ナガちゃんをからかう企画。 申し訳ないけど、『ガチンコ!』=「○らせ」の数式が、ぼくにはどうもチラつきましてね。いや、バラエティであってドキュメントではないのだから、別に目くじらたてることでもないんだけど。 詳しい人に訊きたいんだけど、ホントーにナガちゃんて、こんなお人好しなの?
こんなんで、生き馬の目を抜く芸能界を渡っていけるの?←よけーなお世話だ
てなこといいつつ、昔「TOKIO HEADZ!」という番組で、ナガちゃんが「1世紀って、13年ぐらい?」発言(これを聞いてぼくは「長瀬語録」ってのを作ろうかと真剣に思った)をして以来、どーしてもにくめないのも確かなのだ。
それより、玄関に甲冑が飾ってある家って今時・・・←これが“や○せ”っぽいんだよぉ!
しかし、今日つくづく思ったのは、 「太一君て、美形だよなぁ」 と(でたでた、ほんっと気が多い)。 平家派時代は、一番好きだったもんなー。TOKIO結成後はぐっさんイチオシになってしまったぼくだが、W堂本の登場であっさりKinKiへシフト。 んー、律儀に一人を応援し続けられる人ってすごい。
風邪か・・・? まさか、インフルエンザか・・・? うあぁっ、イヤだよ〜!(>_<;)
日銭商売のぼく。「休む」=「収入ゼロ」の身には、病気は大敵。
今日は早く寝よう。 (とか言いつつ、雑誌の整理を始めているバカ)
しかも雨だし。 雨が降るとマイナスイオンが発生するそうで、まったりとした気分になる。外に出るのは大嫌いだが、部屋の中から雨が降っているのを見るのは好きだ。
昨日の『堂本兄弟』/ゲスト・ともさかりえ
高校の3年間を、「金田一」で駆け抜けたある意味“同志”の二人。ともさかは男っぽい性格と聞いていたので、もりんとはまぁまぁ親しくなれたのかと思っていたが、「赤い糸伝説」で見事に裏切り行為を!(爆) はじめちゃんと美雪のようにはならなかったのね・・・(まぁ、ファンとしても、そのような期待も危惧も、全くしておりませんでしたけどさ)
でも、より近づくなオーラを出してる方は? なんという質問は、それ自殺行為だよ、もっち。と思っていたら、両方選ばれてしまう、われらがきんきっず。 これ、共演してるもりんの方が、ダメージは大きいのではないだろうか?!
私事だが、ぼくもよく「近づくなオーラ」を出している、と言われる。 「話しかけるな、って顔してるよね」とも言われるし。 ぜんっぜん、そんなことないのに(かといって、「どんどんいらっしゃいオーラ」も、確かに、出してないが)。 「あー、今日は話がはずんだな」と思ってたら、 「やっぱり、私のことあんまり好きじゃないのね」 と言われて「何で?!」とボー然としたこともあるし。
おこがましいが、堂本くんたちの気持ち、ちょっとはわかる気がする。 笑ってるけど、正直、へこんでるぞ、あれは。
ただしこのような性格の人は、せっかく親しくなった人は死ぬまで大切にする、という美徳がある(はずだ)。 彼らと親しくなれた人たちは、幸せ者だ(←今までの様子を見ていると、圧倒的におじさんが多い気がするが・・・くぉの中年キラーめ!)。
あとは「ひとり暮らし友の会」のオフ会のような話に終始する23歳花の芸能人3人。 一応、もりんの「乾燥機の故障話」が芸能人ぽいと思った。乾燥機なんてふつう常備してないよね? してる?←ぼくが庶民すぎるのか? で、気になったのはそのあともりんがどうしたのかということで。「部屋干し」したのか? 部屋干しすると湿気に悩まされるが、今の時期はむしろエアコンによる乾燥を緩和してくれるし、よく乾くぞ〜。電気代もお得(爆)だぞ〜←勝手に話にまざる主婦
でも、なんでもっち家の電気代がバカ高いことをもりんが知っていたのか? ということにいち早く反応してしまう、ぼくの腐った耳。 1.ふだんから、そんな話をしている庶民派アイドルだから(笑) 2.もりんがもっち家に行ったときに(行ったことはない、と常々主張しているが/邪笑)、請求書を見たから 3.もりんがもっち家の家計を握っているから(はぁ?!) ・・・だんだんバカ妄想がふくらんできたので、この辺でやめとこう。
まぁ、変な雑学には詳しいくせに、「食品を冷凍するときは、冷ましてから入れる」という基本中の基本を知らなかったもっちに、B型の典型をみるのである(ぼくも同類←聞かれてねえって)。 だがそれを、冷凍庫の温度が上がって、冷凍エビが「あれ?」と目を覚ます、というメルヘンな話にもっていってしまうもりんに、ポエマーつよしの才能を感じた(絵本を書きなさい、あんた。絶対成功するから(^-^)
そして、もりんがトークしながらもっちの方に近付くたんびに、「わっ♪」とか「きゃ♪」とか喜ぶ自分に、くされファンの自覚を強くするのであった(ついでに、もりんのだるだるな歩き方に、ぼくは昔から弱いのであった)。
このように、日曜夜は深夜までテンションが高く、翌日は週のしょっぱなからぐったりしている種類の人間は「堂本兄弟症候群」と呼ばれ、「サザエさん症候群」よりも、より重症な困った人たちとして、今学会で注目を集めている。以上、報告を終わります(←バカ)
2003年01月26日(日) |
本日の木挽町、さすがに札止め |
千穐楽が日曜となっただけあって、当日券売り場は長蛇の列。まぁ、今月の昼の部は、前売りの売れ行きも久しぶりにすごかったらしい。 演目として目新しさはなかったのだが、やはり・・・コレだろうな。
『京鹿子娘道成寺』by玉三郎
もちろんぼくのお目当てもこれで。 列に並んではみたが、売り切れギリギリの順番だったんだけど(だからもっと早く起きろってのに)、運良く「友達が来られなくなった」という株主様(!)から株主招待券を安価で譲っていただいた。ラッキv (ちなみに、歌舞伎座の株は今1株600円ぐらい。5000株ごとに毎月1枚ずつ招待券がもらえるそうだ。その方は、3枚切符をもっていらしたから・・・お金って、あるところにはあるのね・・・)
で、せっかく譲っていただいた一等席で、序幕『出雲の阿国』は爆睡(←ゴラァ!)。だって、つまんないんだもん・・・意欲は買うけど。 山三が菊坊(菊之助)なのに寝てしまったことに、我ながらあきれた。 これがね、新之助(まぁ、今年は芝居出ませんがね)の山三に菊之助の阿国だったらわかんなかったけど。“歌舞伎界のKinKi Kids”ですから←言ってるのはわし一人だが(笑)
ただ、最近の菊坊、目バリの入れ方がなんか変で可愛くない。お父さん、注意してくんないのかなぁ?(お父さんは目バリの入れ方がめちゃめちゃ上手)
福助に関しては・・・別にな〜んもありません←冷たい
『矢の根』by三津五郎 あ〜、正月ですね(そんだけかよ)。 これはもう、松緑(って未だに違和感がある。辰之助は辰之助だ! もしくは“嵐くん”だ!)が左近時代にやった国立劇場のが、ぼくの中では「これこそが『矢の根』」で。去年の浅草のよりも、良かった(おそらく「美化された記憶」にすぎないだろうが)と思う。 彼の“動く五月人形”のイメージを決定づけたのがこれだった。 ちなみに、松緑はぼくの中で、もりんとキャラがかぶる。ぱっちりした目元にどことなく憂いが宿っているところに、ショタ心がくすぐられる←やっぱそれかよ むろん、そう思っているのはぼくだけで、「似てない?」と訊いても、たいていみんな「えー?」と言うが。
あ、三津五郎の話、全然してないですね(笑)←おっさんにはホント冷たい
『京鹿子娘道成寺』 はい、きました。本日のメインです。 道行はもちろん、雀問答あり、乱拍子ありのフルコース(押戻しこそ出なかったが)で、気合い入りまくりの玉さん。 こっちも気合い入れて、全編オペラグラスから目が離れず、超ガン見。穴が開くほどガン見。まぁこれはいつものことで、前に一緒に見ていた友達から、 「ておさん、微動だにしないで見てたね」 と笑われたこともある。 でも、このところ、たとえ玉さんでもすこーしうとうとしたり(場内が暗くなる演目とかでは・・・)してたりした。
だが、今日は、すごかった! なんか。
おそらく玉さん自身も、いつもと違ってたんじゃないかと思う。 賛否両論あると思うが、花道の出から既に 蛇 だった。 もぉ〜、全編 蛇 だった、に見えた。
玉さんの踊りは、いつも「博多人形に何かが乗り移って動き出した」て感じなんだけど、今日は(今月は、か?)「清姫の霊」なのか「白蛇の霊」なのか分からないが、とりあえず「人間ではない」何かだった。 うねうねくねくねと動く上半身と、重力を感じさせず、すべるように移動する下半身(ただ、後半ちょっと「今日はおみ足の調子が・・・?」てとこもあった)。そして、体温を感じさせない陶器のような美貌。 これらは別に、今日初めて見たわけじゃないんだけど、今日はさらにものすごい“気”のようなものを感じた。
たしかに、たしかに賛否両論あると思うが(くどい)、他の人なら「おぼこ」で演るはずの「言わず語らぬ〜♪」のところから既に面妖な、といってもいいほどの色気が。考えてみればここの詞章は「郭唄」なんだから、色っぽくていいんだよねぇ? ね?(自信なし)
いわんや「恋の手習い」になると、「これで落ちない男がいたらホ○だ!」つーくらいの、危険さ(あれ? ・・・逆か?)。 「恨み恨みて〜♪」のところは、むしろ玉さんのネックで、いたずらに美しすぎるだけに、怖い顔すると、そこだけ強く印象に残ってしまうのだが、今日は意識して抑えているかに見えた。
あとはもう最後まで突っ走り。ふう〜。出るのはため息ばかり。
先月も『紅葉狩』で美しい玉さんを堪能したはずなのに、なんで、なんで今日はこんなにしびれてしまったのだろう・・・?
単に席が良かったからか?(さすが株主席)←今までの賛辞が、すべてぶちこわしやがな(泣)
そんなことはない。
もうこれで帰りたいよ! というくらい余韻に浸っていたかったのだけど、次の『濱松屋』も、マイ ベスト フェイバリット狂言だしなぁ、と、かろうじて思いとどまったのであった。
『白浪五人男』 菊パパ(菊五郎)&成田パパ(團十郎)という、こなれた配役での弁天小僧。ところが成田パパ、調子(のど)やられてた! 風邪か? 声の使い方を失敗したのか?(まさか、このキャリアで・・・) 夜の『助六』が俄然心配になったが、さすがに当日で観る元気はなく。どうだったんだろ・・・?
成田パパの声が気になった以外は、皆さん「お手のもの」。新しい発見もなかったが、全く退屈もしなかった。 それより、性倒錯マニア(こ、こら)にはたまらんこの狂言。早く菊坊&松緑で観たいものだ。想像しただけで萌えるってもんだ(あのー、もしもし・・・?) でも、そんなに早くなくていいよ。松緑のセリフ、心配だから(失礼!)。 昔『演劇界』で、若かかりし菊五郎と先代辰之助(パパ同士ね)の弁天と南郷が手をつないでいる写真(きゃ♪)を見た時、 「あぁ〜あ、何でぼくはもっと早く生まれなかったんだろう?!」 と、七転八倒した覚えがある。 見たかった・・・切実に見たかった・・・(その後、「芸能花舞台」で見れたvvv)←でも、生とブイとでは違うもんなぁ・・・
『勢揃い』は、ぼくにはどうでもいい、付け足しみたいな幕だった(・・・)。 ここに菊坊と松緑が赤星&忠信利平で出てたんだけど、他の3人とアンバランスだよ〜。 とりあえず菊坊、化粧を何とかするように←偉そう
君も狙っているのか? 元ジェンヌ妻を! ・・・ありえないとは言いきれまい(笑)
2003年01月25日(土) |
あと60年生きたい(強欲) |
今日は浅草公会堂プレ千穐楽だったよ。
今年の初観劇も1/3の浅草第二部だったんだけど、『奴道成寺』を100%眠ってしまったので(このバチ当たりがぁ!/亀ちゃん、スマン)、今日はリベンジだったのだ。
いつもいつも序幕は(主に寝坊により)見られないぼく(だから、午前中の芝居の前の日ぐらい早く寝ろっての!)。今日も・・・やってしまったよ(TーT)第一部の『車引き』・・・うう、勘太郎の梅王・・・(大後悔)
で、七之助の『奴道成寺』から。 こちらは“中村屋バージョン”(てのがあれば)。正統派というか、動きの面白さで見せるタイプかな。おっそうだ、もしかしたら三津五郎仕込みの“大和屋バージョン”だったのかも。 七之助は「運動神経いいな〜」って感じ(実際いいらしい)の踊りをするな。若い役者の場合は、この方がいい。ほっといても歳はとるんだから、体が動く間は、変に「渋さ」だの「味」だの背伸びせず、「教わったとおりにやりました」って方が好感が持てる。 とにかく、ていねいにやってるって感じで良かった。
次がシドちゃん(←獅童くん)の『四の切』。シドちゃん最近すっかりテレビづいてるね。本日の客席にも、「鷲尾くん」(from『HR』)を見に来た、みたいな雰囲気の(もしかして『ピンポン』ドラゴンだったかも/笑)お客を散見。感想を是非聞いてみたいものだ。 シドちゃんの忠信は、去年の平成中村座の試演会でやったらしいが、ぼくは今回が初見。 まず「萬屋の忠信」ってのがめずらしく(もしあるのならスイマセン)、ここ数年のシドちゃんのチャレンジ精神に(まー昔からこの人は色々やってたけど)、拍手を送りたい。 声がどことなく信二郎っぽく(そりゃイトコだものな)感じた。本物の忠信の場合、いわゆる二枚目さんの拵えなので、余計に。 源九郎狐の方もがんばってたけど、最後の最後まで狐でいることができなかったのが惜しかった。 演出のけれんをこなす「計算」(やな意味にとらないでね)と、演技の純粋さとのバランスをとるのが、この役は本当に難しいと思った。「ワーッ!」っと言わせたその客を、「ホロリ」ともさせなきゃいけないんだから(さすが「三大狂言」中の卒業試験の一つだ)。
そんで、勘太郎の静。 言うまい、言うまいと思えども言ってしまう・・・ 「親父そっくり!」 若い頃の、声が澄んでいた頃の、パパにくりそつ! 声が。 あぁ〜、中村屋ラブvvv(あー、もしもし?) もちろんそれだけでない。 上手い! 段違いに。 七之助の義経、ちょっと子供(笑)。アンバランス。 ・・・でもさぁ、子供の頃に自宅でお芝居ごっこをやっていた勘太郎・七之助兄弟が(よくテレビでやってたもんね)、今こうして本当に恋人役で共演しているのを見ると、感慨深いものがありますなぁ・・・(客席総親戚気分/笑)
さて、第一部と第二部の間がなんと45分しかなく(役者は休めるのか?! 食事は?! 着替えは?!←だって七之助もシドちゃんも、第二部の序幕に出るんだよ! むちゃや〜・・・)、ダッシュで浅草寺へ。 やっと父親の喪が明けたので、ようやく「初詣」に行けたのだ。 おみくじを引いたら・・・・・・フフフ、やった!“吉”じゃあ〜!(←浮かれてはならん、とおみくじに書いてあるじゃあないか、ばかもの) だって、去年(とーちゃんが死ぬ前に初詣に行ったのだ)は“凶”だったんだもの。正直、ヘコんだもん。 まぁ、これにおごらず、気を引き締めてまいりましょう。
第二部、いかにも「知的」が紋付き袴を着たような(笑)亀ちゃんの「新年のご挨拶」を聞いた後、『車引き』。 これは3日にも見たけど、あんまり・・・(こら)。 トータス亀蔵兄さんの時平公が、怪物っぽくて(自称「ボスキャラ」だと/笑)良かった。トータス兄さんは、このあと歌舞伎座にも出てるんだよね。片岡ブラザーズで「助六」の田舎侍と奴をやっている。もう、お手のもんだった(4日に拝見)。←十蔵さん、片市ご襲名まことにおめでとうございます。
さてさて、知的亀ちゃんの『奴道成寺』。おじさん仕込みの“おもだかバージョン”派手でした(笑)。 正直に言うと、純粋に「踊り」としては、七之助の方が面白かった、かなぁ。 考えてみると七之助なんかは、将来的には『娘道成寺』をレパートリーにできる子なんだよな(家的にも、キャラ的にも)。わざわざ変化球をやる必要ないんだ(いや、亀ちゃんだって、『娘〜』をやっていけないってことはないんだけど)。 盗賊らしさは、亀ちゃんの方が出てたな。←フォローのつもりか、それ。
さてさてさて! ・・・きました。きましたよ・・・(何が)
勘太郎の忠信!!
ビバ! 勘太郎!←初でか字v
あんたは必ず人間国宝になるっ!!(御曹司だし、なんてヤボは言わないで!)その日まで生きたい! その時の舞台を観たい! ああぁ、あと60年(いや、あと40年くらいでなれるだろう、確実に)生きたい・・・この目でヤツの舞台を観たい・・・ なんてグレートなやつなんだ、勘太郎(具体的に「ここが良かった」とか書けない自分の表現力のなさがうらめしい(T^T) とりあえず今は、いっぱい回り道をして(from「黄桜」/笑)、役者としての財産をたんまりため込んでちょうだい。
だから早く寝ろってのに・・・(学習能力なし)
2003年01月24日(金) |
凶暴海外ベイビー(『ミュージックステーション』) |
あははははははははははははははははははは・・・・・・・・もういい?(酸素くれ)
こんなベイビーいたら怖いわっ!!!(眉毛が・・・(T^T)
ていいますか、ラップ族か? あぶちゃん(←知ってる?)か? それ。
まぁ文句はこんぐらいにして。
曲は予想どおり「WINTER KILL」だったわけだけど、FIVE(今思った。芸能オンチのうちのつれあいに「あのドラムの子と兄弟なんだよ」と言えば信じたであろうぐらいぼたもち君とそっくり!/爆)+もりんのギターという編成で、なかなか素朴なテイストとなっておりましたね(この際テクのことはいいっこなしで)。 唄い方は、いつものもりん節になってしまっていて、ぼくとしてはアルバムの方が好きだな。この曲はさらりと唄ってほしいな。
一曲目という事で少しは気が楽になったのか、トークでは相方とのキスネタを出すサービス(って、何年経ってると・・・まぁ、昨日のことのように覚えてるんでしょうさ、ってことで/邪)。 そして『堂本兄弟』以来、何となく気が合ってる?(希望的観測含む)ムードのケミ川畑君。 「R&Bがモチ食っちゃいけませんか」 いけなくありません!(笑)モチでも納豆でも好きなだけ食ってください。 ちなみにぼくは堂珍&平井君派(といっても、海外なんて一回しか行ったことないが・・・)。
流行りなの?
今日は寒くて寒くて、コートを着てマフラーをしたまま仕事(×_×) そんなボロい社屋でもないのに・・・ まいったよ(冷え性ですねん)。
雪は午前中に止んだものの、帰りの電車は踏切事故やらで遅れるし混んでるし。 トーホグ人でも、寒いのはやっぱり苦手なんだよ。
そして帰宅したとたん、部屋中に響き渡るヨコヒナの声に、ぎょえぇぇぇ・・・!
いつもSSQRにコンポのタイマーを合わせているのだが、ボリュームをオフにしとくのを忘れていた! 両隣の住人サマ、ごめんなさい・・・(聞こえてた、よなあ・・・多分)
そんな本日の「どんなもんヤ!」では、オープニングもエンディングも何故か食べ物の話になるもりん。 お姉ちゃんのシチューは絶品とか。 相変わらずのシスコンぶりを、発揮しております(笑)。
ホント、仲のいい姉弟ですな。
ぼくにも出来の良い(?)弟が約一名おりますが、ヤツに作ってやった料理なんて・・・ラーメンぐらいしか記憶にないぞ。 (つーか、はっきり言って、料理は、しない!←いばるな)
まぁ、今じゃお互い家庭を持ってますが。 未だに料理は、しない(笑)。 つれあいの誕生日に「まな板と包丁研ぎ」をプレゼントして「ぼくは料理せんぞ宣言」をしたし(瀬戸朝香に釣り竿をプレゼントしたもりんを笑えない・・・)。
でも、「できない」わけじゃないんだよ。「しない」だけなんだよ(よくある言い訳)。
他人丼ぐらいは、作ってやっか。 じゃー、レシピをおさらいしなきゃ(と、「どーもとモード」および昨年5月2日の「うたばん」に没頭するのであった)←ダメ主婦の鑑(既に「主婦」じゃないし)
2003年01月22日(水) |
未知との遭遇(空笑/『正直しんどい』) |
いきなり男前すぎ・・・
イヤ大島が(爆)
大島さん、男前すぎっす!(頭の洗い方までもが・・・(^^ゞ)
人妻だし(笑)
惚れたかも(嘘)
・・・まぁ、今回は100%ネタであることは分かっていたのだが、何か、猛スピードで通り過ぎていったような・・・ 「1人ずつ」ていうのがネックだったか。 村上なんて一見安パイに見えて、どこかしら純情そうな感じ(ずっとマフラーをとらなかったあたりが)がちらりほらりして、中年の目にはちょい淫靡に映ったゾ(気ぃ悪くした人がいたらゴメン)。 しかし「1対3」だったら、ある意味もっとやばかったと思うが(あたりまえじゃ)
そして、小池栄子の回とはあまりにも違う雰囲気のランジェリーショップ(笑)。 「女性のブラのホックを留めたのは、ボクの人生で初めての事でした」 とかいっちゃってぇ〜(だ、誰?)、じゃあ「はずした」ことはあるってのか?!おい?!(な、なぜからむ?)
・・・いかん、すごい敵を作ってしまった予感がするよ・・・
とはいえ今回は、ふざけ満載のロケよりも、スタジオにツボの嵐。
「どうも皆さん」ともりんが言った瞬間のぼく。
「やっぱこの子好きやーーーーーっ!(嬉涙)」
がわええ・・・がわええよぉぉ・・・(「可愛い」と言いたい、らしい)
細眉・茶眉を嘆いていたはずなのに、なんで今日はこんなに好みのビジュアルだったのか・・・? わからん(でも、やっぱり自然眉に戻ってほしいぼく)。 古典SF『スラン』の主人公のような、なんかのアニメの登場人物のようなこの髪型も、そろそろ見納めとか? 子犬っぽくて、けっこう好きだったなぁ。
わしの好みは「和室」(←聞いてねえって)。 ちゃぶ台の前に座ったもりん。ふっつーにくつろいでたよね(笑)。つうか、コントのセットだぞ、あれどう見ても。
そして本日、ついに相方登場ーーー!(あはは・・・)←宣伝と知りつつも、予想だにしていなかったので、思わず奇声を発するところだった!(←夜中なんだからカンベンしてよ、テレビ朝日さん) がしかし、よりによってなんでこんな(森三中ごめん)回にっ?!
エンディング。智也ベイベ(リ○イン)の力を大量に借りつつ(どうせ本当に飲んだのは1本だけだろうが)、酸素吸ってうなだれるもりん。
うはぁ、激プリ(←激しくプリティと言いたい、らしい)。
・・・もっと鍛えなアカンで(^^ゞ
タッキーファンのSちゃんから「コンサートあるんだけど、どうですか?」とお誘いの電話があったよ。
今からもうGWの予定?!
まぁ、当然ほかの予定があるわけはなく、「うん、行くよ」と返事をしたら、ちょっと言いにくそうに。 「あのー、一応タキ(と彼女はタッキーを呼ぶ)と翼のコンサートなんですけど、KAT-TUNとかK.K.KityとかABCとかYa-Ya-yahとかみんな出るんですよね。で、なぜかFour Tops(とジミー)だけ名前がないんですよ」
ぼくは彼女の中ではPちゃん担当なのだ(つーか、まさに事実/笑)。 この事態をどう考えるべきなのか?
1.「タッキー&翼」+サポートにJr.ってことなのか? 2.たきつば“卒業”の意味ねーじゃん! 3.つーか、Four Topsが“卒業”?(こらぁ!)
忸怩たる想いを胸に秘めながら(なんで文学調?)、なんだかよくわかんないけど、この程度の混乱はジャニファンやってりゃいつものことだ、と思い直し、「行くよ行くよ。大丈夫」と返事したぼくだった。
しかし待てよ・・・
ひょっとしてFour Tops+ALL Jr.コンサートなんていう、ハッピーなんだか超不安(コラッ)なんだか対応に困る企画が、密かに進行中ではあるまいな・・・
それは望むところだが、構成はだれがやるのかすごーく気になるぼくだったよ。 確か初めて観たJrコン(1998年8月の横浜アリーナ)の構成はヒデちゃん(とぼくはタッキーを呼ぶ)で、一番覚えてるのが『好きになった人』だった。イタかったよ、あれは・・・ヒデちゃん(笑)。
かっこよかったよvvv(ゲンキンすぎるぞ、オレ)
2003年01月20日(月) |
つっこみSHOCKとその余韻(ネタバレ2) |
あ〜仕事したくね〜・・・(やっぱり)
だらしないです、自分。良くないです、こんなことでは。 ぼくは恋愛モノとか嫌いなのであまり読まないんだけど、柴門ふみ氏のあるマンガのセリフ(エッセイだったかな?)に、ひどく感心したことがある。
「男にだらしない女っていうのは、次々に男をとりかえる女のことじゃない。仕事中でも男のこと考えて、ぼ〜っとしたりする女のことだ」
正確じゃないけど、こんな内容だった。
納得。 そんなだらしない人間には、なりたくないものだ。
でも、今日はやっぱりぼ〜っとしていた(←ダメじゃん!)
ぼくがだらしなくぼ〜っとしている間も、もっちは唄って踊ってびゅんびゅんとんで(笑)ぐるぐる回って走って着替えて(笑)るんだ。しっかりしないとな。
汗で前髪がはりついた白い額と、紅潮した頬を思い出す。
・・・きゅ〜ん!!(←バカか君は! ったくカメムシ並だな)
てなこといいながらも、多々つっこみたくなるところもあったなと思い出す。
今回も冒頭セットに激突するシーンがあって、「Show must go on!」の決めぜりふになるのだが、 「観客には何事もなかったかのように思わせるんだ」 ってアンタ、あんだけ派手にセットぶっこわしといて・・・ つうか、あんなきゃしゃ(骨格がね。筋肉はちゃんとついてる)なもっちがぶちあたってバラバラになってしまうような、ヤワなセットでどうすんの!?
とか、
同じ高さから同じバイクに乗って落っこちたのに、トウマは複雑怪奇(←オイ)骨折でコウイチは無傷(起きてすぐ駆け寄るし)ってどゆこと?!
とか、 (まぁ、最後にイントレから落っこちても、「兄貴が助けてくれた」っつってケロッとオケピから出てくるくらい、不死身だからね←皮肉)
著作権がどうのこうのの場面でも、その曲をヒカルが作った証拠があるからって、著作権とそれとは別なんだってば
とか、 (だいたい他にも山ほど有名ヒット曲使ってたじゃねぇか)
まぁけっこう際限なく。
つっこんでばっかいると攻撃されそうなので、ツボだったところを最後に書いとこう。
今回はSHOW TIMEがなくて最後に『Solitude〜真実のサヨナラ〜』と『情熱 選抜高校野球大会入場行進曲バージョン』(←長いボケでごめん)だけ唄うんですが、
激カワだよ! 激カワ!(←激しくカワイイと言いたい、らしい)
2003年01月19日(日) |
シマウマ?(『SHOCK』本日ヒル観劇記・盛大にネタバレ) |
見てきたんだよ。 直前に、個人的に凹ムことがあって、まぁそれは今となってはどうでもいいことなので、気にしないでいこうと思うよ。
タイトルの「シマウマ?」っていうのは、客席に入ったとたん、セットがそう見えたんだよ。多分本当は、水に油を入れてかき混ぜると模様ができるじゃない? あれだろうと思うんだけど、ぼくにはてっきりシマウマに見えたんだよ。『キダム』にゾウは出ないが、『SHOCK』にはシマウマがいたっつーことで(何の意味もないが)。
今日は詳しくレポはしないけれども(「今日は」っつうか、先々もレポはしないと思う。そういう義務感ないんで/笑)、ぼく的にツボだったところだけ書くよ。
〈金髪ヒカル〉 可愛いんだけど笑える(ぼくの周りの人たちもクスクスしてたよ)のはなぜか? あまりにもツヤツヤ金髪だからじゃないだろか。香山ピエール(リカちゃんのパパ)みたいな。6月SHOCKの地毛みたいに「脱色しました」って色なら笑われないと思うんだけど。 でもやっぱ「かぶってます」感のせいってのが一番だろうな(笑)。
〈とびます、とびます〉 ワイヤー・フライングの他に、赤布、青布、ロープぐるぐると、今回もとびまくるもっちなんだけど、赤布のとび方(両手で握って、肘で脇腹にビッとはさむ)が「デビールマーン」て感じで・・・かっこいいんだけど、そこはかとなく、ぼく的には(^^ゞ ただ、どのとび方の時も、脚の形をぴしっとキープしてたところはエライ! ホント言うと、とんでるときより、とぶ前のダダダダッっていう助走が大好き! エルメス(スカーフじゃないよ。ギリシャ神話に出てくる、かかとに翼がついてる神様だよ←わかっとるがな)みたいだ〜(*^^*)と思っちゃう。
〈ユッフォ♪〉 今回、義姉さんが未唯と知って、実は密かに驚喜したぼく。昔、昼休みや放課後に踊ってたクチじゃもの。「ペッパー警部」から「カメレオン・アーミー」までなら、今でもほぼ完璧に踊れる自信があるぞ(誰も踊れと言ってないが)。 昔、ジュニアの番組にミーちゃんが出て、「アンダルシアに憧れて」をなまめかしく踊ったのを見ていたので、今回もそれを期待したが、曲がちがってた(笑)。でも、衣裳は「アンダルシア〜」だったんでいいか(いいのか?)。 ミーちゃんが今までの義姉さん役の中で、一番「姉さん」って感じだったね。 でもやっぱり今回も義姉さんの方がでかいんだね(・・・)。
〈「月夜」ニハ竹ガヨク似合ウ〉 ファンの皆さんの多大なご要望のおかげで追加になった「月夜ノ物語」(ホント良かった)。コンサートとは少し演出が違っていた(ぼくは『SHOCK』の方が好き)。この曲には絶対セットに竹を使ってほしかった(やっぱ「月」には「竹」だよなぁ)ので、嬉しかった(「ハムレット」の使い回しではナイ! 断じて←わざわざ言うな)。 でも、衣裳には少し注文。もっちには女物の振り袖をぞろっと着てほしかった。ちょっちルナティックな感じで。・・・でも、あのダンスにそういう着方は危険かも知れない。ひっかかりそうだし。 または、仮面をかぶった(ここ大事)妖しげな女性ダンサーを一人からませるのも良かったと思うんだが・・・ それにしてもこの詞、あからさまにそういう言葉を使っていないのに、ちゃんと不倫の唄だと分かるってのはスゴイ。もりんの詞は、すべて実体験とは言わないまでも、等身大のあの子の心情がズバズバと出ている(なので、聴いててイタイときもある/笑)のに対し、もっちはいつも、「職人(くろうと、とも言う)」ぽい作詞をすると思う。 JohnとPaulみたいと言ったら、畏れ多いかなぁ。
〈家族構成(笑)〉 えっと、ヒカルがコウイチの兄で、ミーの元夫で、ミーの弟がトウマ(「トーマ」と書くと萩尾望都/笑)で、ミーとジュンさんの間の子がカズ(東新カワイイッ!←また・・・)で、ジュンさんの元妻との間の子がシュンスケと。・・・じゃ、アッキーは誰の子?(・・・誰の子でもないわい!) しかし、いつも思うのは、義姉さんやリーダー(マネージャーってときもあったか)がコウイチを「コウイチ」と呼ぶのはいいのだが、他のメンバーまでもがそう呼ぶのはいかがなものか。特に義理弟! ふつういくらなんでも呼び捨てにはしないだろう。ツバサは時々「兄貴」と呼んでいたが、昔はヒカルに名前がなかったので(なかったよね?)こっちも「兄貴」で紛らわしかったからだろう。結局「コウイチ」になってたもんね。 アッキーが一回だけスルッと「光ちゃん」と呼んだところがあったのだが、そこが一番自然だった。 でもなんで今回「ジュンさんの連れ子」という存在が必要だったのか、最初は疑問だったが、ラストの風ぽんの芝居を見て(台本は例によってめちゃくちゃ矛盾だらけだったが)「この子(シュンスケではなく風間俊介が)はこのカンパニー(劇中のではなく『SHOCK』の、というよりジャニーズ全体?←大きく出たな)に必要な子だなぁ」と思わずにはいられなかった。 逆に言えば、「東新もっとしっかりしろ」(いくら可愛くても言うときは言うぞ←何様?)ということだ。
〈本日のアドリブ?〉 京都に早く着いたらカラオケに行こうというところで、今日はKinKi Kidsになろうという話になり、アッキーが「オレが光一くん(と、もっちのダンスのまねをする)やるからオマエ(と、とーまに向かって)は剛くんやれよな」と言って、もりんを表現した動きが“ぴょんぴょん跳びつつ頭を激しく振る”というもの。 ・・・よく見てるよなぁ・・・ 今度「欲望のレイン」やるときは、それで行ってくれ、とーま(笑)。あ、でもとーまはもっちのパート担当だったね・・・
〈かつん〉 例によって一番の働き者ではあったのだが、いかんせん、ぼくは未だこいつらには萌えない。何が・・・何がいけないのだろう・・・? むかぁし(それこそ「People Of The World」のPVに出てたころ)のこうきには、ちょっと「ピク」っときたことがあったんだが(要するに、デカい目が好きなんだな。自分が点目だからな)、最近の騒がしさに、ちょい引き気味・・・ あ、そういえば、去年の夏だったか「裸の少年」の水泳大会で、飛び込みが怖くてマジ泣きした上田にほとほとあきれた後(19にもなって「怖くて」泣くやつがあるか! 情けない!)、ちょっと妄想入ったっけな(はぁ?!) あれで泣きながら「他のことなら何でもするから、許して・・・」とでも言えば、今頃イチオシだったのによ。←な、何者?!(怖) ・・・いけねぇ、深夜になって妄想が暴走してきたようだぜ・・・
つーわけで、ちょっとあらぬ方向へ話が行きそうなので、今日は終わりだよ。気がつけば、肝心のもっちのことをあんまり書いていないので、覚えていれば明日以降もちょっとずつ書こうかな。
ちょっと危機説・・・?(嘘)
2003年01月18日(土) |
欲望と消費のスパイラル |
みどりが休演!
2年連続でサヨナラ公演の主役が休演(ちゃり坊のケースは特殊ではあったが)という事態を、歌劇団はどう受けとめているんだろうか。 望月のことを責めた口でいうのも申し訳ないが、まったく今のやり方じゃ、みんな倒れない方がどうかしている。スターになればなるほど、本公演で出番が多い人ほど忙しくなる(本公演以外に特別公演、ディナーショー、写真集、テレビ出演、雑誌の取材etc.)のは当然なんだろうが、本公演に影響が出るようじゃ、やっぱり本末転倒だろう。 そりゃあファンは買いますよ、チケットも写真集もカレンダーもビデオもCDも。そうなりゃ作るわな、次々と。・・・ループ状の追いかけっこ。
思い当たるでしょ? きんきっずらばーの皆さんも。
今もっちがやっている『SHOCK』だって、正直ぼくは、他の仕事を一ヶ月まるまる休んで稽古したものこそ観てみたいと思ってる。そりゃ現在でもすんばらしい出来であることは、色んなレポを読んで想像できるんだけど・・・。それならなおさら・・・と思ってしまうんだなぁ。
今日は昼過ぎに起きてマッサージへ行き(収入の大半がマッサージと芝居のチケットに消えるぼく)、あとはだるだると過ごしたよ。 今週の『TV LIFE』の表紙がめちゃくちゃ可愛い翔ちんの(でも、買うのはいつも『ザ・テレビジョン』。こういうのって同じの買い続けないと、不便なんだよなぁ)「よい子の味方/新米保育士物語」はもちろん留守録したんだけど、例によって、見るのはいつになるか? だよ。
この調子で録画したまま未だに見てないドラマは、ヒガシの「荒野のテレビマン」(←骨董品かも!/ゴメン)から数えて・・・ン、考えたくないよ。
実は白状すると、きんきっず関係のドラマで、一回目から最終回まですべて見たドラマって「人間・失格」と「銀狼怪奇ファイル」と「ぼくらの勇気/未満都市」と「きみといた未来のために」しかないんだよ。あとは・・・家の中のどっかにあるはずだよ。
家庭用ビデオというものが普及したおかげで、とーーーーーっても時間をムダにしちゃってるのかもしれないね(でも、なかったら絶対イヤだけど)。 レンタルビデオが普及した頃から、映画もぱったり見なくなったし。 「老後の楽しみ(笑)」とか言って録りためてきたけど、マジ、100歳まで生きないと全部見られそうになくて、ちょっと恐ろしい今日この頃だよ。
買ってから3年以上封印されていたんだよ。 (改めて問う>自分。ホントーにファンなのか?)
2003年01月17日(金) |
やっぱり君だったのか!(≧∇≦)/☆☆ |
おととい書いた話だけど、山○楽器に100本は入荷した『SHOCK完全版』完売の犯人は、もりん氏だったそうだよ。←昨日の「どんなもんヤ!」で自白(笑)。「ほとんど買い占めた」そうです。 いや、さすがだよ。そうこなくちゃ。それでこそ相方独占欲まるだしのアンタだよ(しかし、9300円×100で・・・!!!)。 で、テープがすり切れるまで見ちゃってるわけだ(たしかDVDプレーヤーを持っていないと言っていた)、♪ユ〜ア〜マイラッキースター〜〜♪と、いっしょになって唄ってるわけだ(邪推)、今日も昨日もおとといも!(なんでぼくがヤケになるんかね?)
はあ〜あ、ごちそうさま。
と、のっけからハイテンションで申し訳ないんだけども、やっぱり今日のメインは、この話題にしたいと思うよ。
阪神・淡路大震災。まずは黙祷。
でもさすがにぼくらしく、話はきんきっずがらみなんだよ。
暮れのリーダーのラジオ(TOKIO CLUB)にもりんが出たじゃん? その時、「あのころ“当事者”としてインタビューされるのがうしろめたかった」みたいなことをもりんが言ってたんだよ。当時は既に東京に住んでいたから、関西の出身(それも、あまり被害のなかった奈良だし)だからって、被害者の代表みたいな意見を求められるのが、本当の当事者たちに対して済まないと。 もりんらしいなぁ(なんでこういつも「ひいちゃう」んだろうねこの子は)と思うんだけど、あの日、彼は何だって?! 高校受験の面接日だったんだって?! そ、そんな大切な日に、奈良にいるお姉ちゃんの安否が分からなかった状態(お母さんは上京してもりんといっしょにいたそうな)だったんなら、立派に! 立派に「当事者」だよ!(←今頃知った「ファン・失格」なぼく・・・つうか、まんまタケルじゃん!)
ぼくはそのころ、ちょうど宝塚(歌劇団じゃなく市だよ)在住の人と仕事をしてるときだったので、当日出社してから電話をかけたけど当然通じず。でも、もっと切実に連絡を取りたい人たちがいるだろうからと、リダイヤルを遠慮するのが、せいぜいぼくにできたことで(でも後になって宝塚もすごい被害だったと知って、ぞっとした←ジェンヌ達が被災者ルックで避難している姿を新聞で見て、実はそれが一番かなしかった。どこまでもミーハーなぼく)。 あと、会ったこともない親戚が甲子園にいたんだけど、会ったこともないだけに、実感のわかない心配をぼんやりとしていただけだった。
程度の差こそあれ、誰もが「当事者」だったんじゃないかなぁ。 そして、日本中のみんなが「自分も当事者だったんだ」と思わなきゃ、また何かが起こったときに(起こって欲しくないけど)、すばやく反応できないんじゃないかと思うんだ。
もりんの考えって、確かにやさしさからきてるんだなと思うけど、「関西の人間として一言」とマイク向けてくる人を「無神経なやつじゃ、ボケ」と思わないで欲しい。イヤだろうけど、“震災を知らない世代”や“既に無関心になってしまった人間”の中には、「つよし君の話なら、聞く」という子たちがいるかも知れないんだから、彼らに向けて発信する役割と資格がキミにはあるんだからさ。 もちろんJ-FRIENDSやってた時点で、そんなこと分かってたろうけど。
あー、どうして中年はいつも説教臭くなってしまうんだろ(しかも、こんなくされ日記をもりんが読むはずもなし・・・)。
ほんと肩身が狭いけど、ぼくみたいな人種(自分の親戚よりもタカラジェンヌやもっちもりんの家族の方を心配するような)は確実にいて、それはなぜかっちゅうと、彼ら彼女らからいつも精神的に支えてもらってるからなんだよ。肉親や友達とは別の種類の支えなんだけど、これも絶対必要なんだよ。 だから、何かあると娯楽禁止的雰囲気が蔓延して、「歌や踊りを見て腹がふくれるか!」「寒さがしのげるか!」みたいな状況になると、ごもっともなだけに、反論できないだけに、悔しいんだよなぁ。 でもさ、パンをめぐんでもらっても、それは食べちゃったら終わりなんだよ(今度は宗教臭くなってきたゾ・・・)。 元気やときめきをもらったら、それはいつまでもなくならないどころか、どんどん増えてゆくんだよ。
とりとめもなくなっちゃったなー。
2003年01月16日(木) |
サキホ義姉さん本業中(ヒゲつき) |
今日は、きんきっず(←タイプミスではない)らばーは一回お休みなんだよ (でも、最後の方だけ見てくれると嬉しいよ)。
今日ぼくは東京宝塚劇場に行って来たんだよ。 今、日本で『SHOCK』の次にチケが手に入りにくいと言われている『エリザベート』を観てきたんだよ(自慢だよ←おいおい)。サキホ義姉さんは、この作品にオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ役で出ているんだ。なにしろ23歳から68歳までを演じるんだから、そりゃあヒゲも生えるし髪も白髪に(ホントのフランツ・ヨーゼフは晩年はハ○てたけど、そこはそれ、タカラヅカだから・・・)なるってもんさ。でも、フィナーレじゃキンキラの「変わりエンビ」(ジャニーズも時々着るよね)でそりゃもうカッコいいんだよ。 このミュージカルは宝塚歌劇団が初演した雪組バージョン以降、日本で上演された分はすべて観ているんだけど、どのバージョンも他のバージョンとちょっと違った演出やツボがあって、どうしても観たくなるようにできているんだよ(筋金入りのファンの中には、ウィーンやブダペスト、ドイツのエッセンまで公演観に行く人もいるらしいよ。ひえ〜! さすがにそれはぼくにはできないや)。もちろんそれ以前に、作品自体がめちゃくちゃカッコよくて耽美で不気味(笑)でロマンティックだからなんだけど。なにしろ、ヨーロッパいちの美貌の皇后と“死”のラブロマンスなんだから。
ぼくは去年宝塚大劇場で上演されたときにも観に行ったんだけど、おさ(以降、ジェンヌ名はすべてニックネームでいきます。ニックネームがわからん人には芸名も多分わからんだろうから)のトートは「次に宝塚でやるなら絶対この人!」と待望されていただけに(もちろんぼくもその一人)すんごい期待してたんだ。同時に、間に東宝版『エリザベート』が入ってしまったので、一つの不安もあった。つまり、いったん男女混声の音がインプットされてしまった観客の耳に、再び女声オンリーのヅカ版『エリザベート』がどう響くかという心配。 案の定、大劇場で聴いたプロローグは、正直言って「ものたりない」感じがした。何か、何かが足りない。それはやっぱり男の低音だったのかも知れないが、ぼくが雪組版を初めて観たときに受けた衝撃は、なんだったのかな・・・と、少し残念だった。初めてゆえの衝撃? たしかにそれもあったのかもな・・・。
でも、今日東京で観て(というよりもね、先週、日生劇場で観た『ジキルとハイド』のおかげで気づいた気がする)思ったのは、「宝塚歌劇団のオーケストラって・・・下手」ってこと。歌劇団てとこは専属オーケストラがついているすごく贅沢な劇団なのに、その肝心の演奏技術が、どうも長年進歩してないように感じられるんだ(ただ最近東京では以前とオーケストラが変わったみたいだ。メンバー自体は重複しているのかもしれないけど)。他のミュージカルを観に行くと、オーケストラがどこもすごい高レベルなだけに、1.5か月に一回タカラヅカを観ると、音楽で時々「ありっ?」となる瞬間があって、情けなくなるんだな。
ただ今回は、ジェンヌ仕様のキーに編曲されていたから、オリジナルキーの重厚なサウンド感を期待するのは確かに酷かも知れない。
ぐちはやめよう。 おさトートは、歌が上手いのは分かりきってたので、あとは「どうトートになってるか」に注目だったんだけど、なんか・・・萌えたよ(ポッ♪)。エリザベートに寝室から追い出されて(きゃ♪)落ち込むところがあるんだけど(おいおい・・・すごい曲解)、壁にひっついてがくっと肩落としてるところが、か、か、可愛い〜!!!(病気かおまえは) 前回のトートが男性(山口祐一郎)だっただけに、ルックスのギャップは大きかった!(笑) やっぱトートは中性的でなきゃあかんよ。 トートも演じる人によって「自信満々に誘惑してくる」トートだったり、「人間を愛してしまって悩む」トートだったり(これもなかなかヨイものだ)、シシィに拒絶されると愕然とするトートやら、きれるトートやら色々なんだけど、その人のキャラにはまると結構なんでもよかったりする。 おさはそんなに長身ではないし、顔立ちがうりざね(笑)でやわらかい感じの男役なので、「愕然とするトート」に、ぼくはきゅんときてしまったよ。
主役のみどりは・・・、んー、『ルートヴィヒII』のシシィがすんごく可愛くて「こりゃ期待できるな」と思ったのに、なんか、へんに荒削りなシシィだったな・・・。「強気」という点では実物に近かったのかもしれないけど(笑)
そういや今日はマックス公がちはるちゃんで。「大劇場とは変わったのかな?」と思ってたらりつさん休演だったらしい。あれまあ・・・
本日ルキーニがいじった(?)客は、元花組のミユちゃんなり。くぅ、全然見えなかった(泣)
大劇場でも思ったんだけど、今公演のMVP(少なくともぼくが審査員ならダントツで)は、断然あすかちゃんだな。3回観て、3回とも精神病院のとこで泣いたもの。圧倒されちゃって。逆に言えば、ここのみどりに今一つ迫力が足りなかった。同じ場面で東宝版ではイチロさんの迫力にぼくは毎回泣いたんだから。
あと、やっぱこれからの花組をしょって立つのはらんトムだよねー(誰に同意を求めてんだ?)、らんトム、いいよねー(*^^*)←気が多いな、んとに。 新人公演、ビデオ買っちゃおうかな(買うな、おそらく)。
子ルドルフの望月。大劇場の時はひどい声で「なんでこんな子が?!」と思ってたら、風邪かなんかだったのかな。今日はきれいな声だった。でも、きついこと言うようだけど、公演中に風邪をひくという時点で、プロじゃないぞ。気をつけようね(偉そう)。あと、最近の下級生はみんな背がどんどん高くなっているから、男役がやる子役って可愛くない!(><)新たな問題だなぁ・・・
ルドルフゆみこ。・・・大劇場の「闇が広がる」は、過去すべての組み合わせ中のベスト!(声が合っている)と思ったんだが、なんか今日は今一つだった。芝居力+歌唱力ではたぁたんに勝るものなしだが、ルックスの美しさ(あんど儚さ)ではコムちゃんに軍配を上げたいし、死ぬとこの可憐さではぶんちゃんも捨てがたいし、もちろん芳雄くんを忘れてはいかんし(ほんっと気が多い!)、ゆみこもゆみこ独自の「コレ」があるともっといいんだろうな。おさトートに引きずられるところ、もうちっとなまめかしく(笑)。フィナーレでおさあさが向かいあってダンスした時の方が、だいぶ萌えたぞ、ぼく的には(歌劇団も、ぜってー狙ってたぞ。歌劇団版たきつばってヤツ?←まさか)。
あとは・・・ ああ〜っ! もう夜中っつーか朝だよ! タカラヅカは語り出すと長くなっちゃうんだよなー。
演出で言うと、再演するごとに曲と曲の間が必要以上に間延びしてきてる(小池先生の悪いクセ! いっとくサンも似てるところあるのかも)のが、やっぱり気になったなぁ。 あ、ただ ♪新しい〜ドナウ連邦〜 組み直そう〜♪ のところの黒天使達の大ゼリ降りが復活したのは嬉しかった。全編中ここが一番好き♪(やっぱ戦隊シリーズマニアなのか? わし)
さて、真ん中とばしてここまできた“きんきっずらばー”の皆さん(いるのか?)、おまっとさんでした。 終演後、ぼくが歩き出した方向はもちろん帝劇方面。出待ちの皆さんのヨコを他人のふりして通り過ぎたあと(笑)ぼくがとった行動はなんだったでしょうか。
ヘッドホンMDで聴いてたのは『F album』だったけどね。
2003年01月15日(水) |
え? 3時間50分・・・(休憩なし) |
今日の話題はもちろんこの3枚組DVDなんだよ。 でも、一回開けて、やっぱりまたハコに戻してしまったんだよ。
明日も仕事なんだよ・・・(ほとんどの人がそうだと思うが)
今日はとても眠たかったので、7時に仕事を切り上げて山○楽器に直行したんだよ。 ここはもう年末から『LIVE ROSSO E AZZURRO』『SHOCK完全版』のプレビューをばんばん流して「予約しろ〜」「買え〜」と客を洗脳していたんだ。 まんまと罠にはまったぼくも、いそいそと予約したんだけど、カウンターのお姉さんたら、ぼくが必死に恥ずかしさをこらえて「えっとね、ろっそえあずうろとしょっく完全版」と言ったら、「ハイ、ショック完全版と・・・何ですか?」と聞き返しやが・・・(コホ)聞き返してくれちゃったんだよ。で、もう一度「ろっそえあずうろです」と、はっきり言ったつもりなのに、お姉さんたらまた「ろっ・・・え?」と、わざと言えないふりをしてるもっちみたいなこと言うんだよ。 ぼくは意地になって「堂本の“ど”も言ってやらんぞ」(なんでそこまで意地に?>ぼく)てな気分になって、「ろっそ え あずーろ です」と言ったら「あぁ、つよしライブですね」(こらこら、呼び捨てかよ・・・)と、やっと分かってくれたんだよ。
わしゃ伊武雅刀かいっ!?(スネークマンショー世代の人だけ分かってくれ)
てなことがありつつも、7日にはスムーズに(予約票を出すだけだったからね)手に入れた『ろっ・・・え?』(もうええて)は、「桃」しか見てないんだよ(ファンなのか・・・ホントに?)。 どうせ見るならじっくり気合いを入れて見たいからさ。
ほんで今日、売り場で心底ビックリしちゃったんだけど・・・スッカラカンだったんだ、『SHOCK完全版』をディスプレイしてあった(はずの)台の上が。そして貼紙が。 「初回限定版、通常版ともに売り切れました。通常版の予約をカウンターにて承っております」 ひぇ・・・、ここは天下の山○楽器銀座本店だよね〜? 入荷は山ほどあったはずだよね(客も山ほど来るし帝劇も近いが)、そして今日は正式には発売日の「前日」なんだよね〜? お、恐るべしKoichi Domoto!!! 未だに限定版VHSが残ってた○6はどうすりゃいいんだぁぁぁぁ!(なので思わず買ってしまったよ)←カモだな、わし。でも去年の夏ライブ、楽しかったし欲しかったんだよ。
今日カウンターにいたのは先日のお姉さんではなく(ホッ)、ダンディなお兄さんだったが、「お客様、『リモートDVD BOX』(うん)『KAT-TUN ライブ』(う、うん)『仮面ライダー龍騎コンプリートCD-BOX』(なぜ?!)の予約をただいま承っておりますが」と、獲物を狙うハンターの目で言われてしまったよ。カ、カモだな、わし、完全に・・・。
そんなReal SHOCKも味わえて、お得な(?)一日でしたとさ。
※「この日記」は現状「Kin-SMA放言」となっていますが、始めた当初のタイトルは「もっちともりん」というタイトルでした。
わかる人にはわかると思うんだが、正確にはどっちにもアタマに「どう」がつくだよ。
ところが大晦日の「超豪華年越し生放送Vivaメントレ兄弟3番組合体スペシャル」(長ぇ、つうか全部書く僕も僕)を見てたら、「もっち」は「もっちん」だったらしい。 えー? 出典の『Duet』には「もっち」って書いてあったぞ!(くれぐれもELTの持田のことではない)チッ、悔しいからもう一つの「もげ」にしてやっか(嘘)。
まぁ、この日記のコンセプトはというと、人生に疲れた中年が、観賞用美少年の羊ちゃんたちにいやされつつ、カラ元気を振り絞っているサマをだるだるに綴っていこうかと。
・・・で、最初はやっぱりとりあえずファン歴を書くよ。
最初の出会いは1992年11月でしたか。 生まれつきのミーハーだったぼくは、当時からアイドル3誌をせっせと買っていたんだよ。当時のお目当ては、いまや小劇場界の暴れん坊プリンスとなった佐藤アツヒロ君(以下「あつくん」。世間でいわれてた「アッくん」じゃないのがこだわりだよ)だったんだよ。
光GENJIという「時代の花火」のようなグループがどことなく速度を落とし始めていて、次はSMAPなのか忍者(・・・ノーコメント!)なのか迷っていた頃、いきなりものすごく可愛い二人の男の子がぼくの目に飛び込んできたんだよ。
お約束ながら「兄弟」だと思ったんだよ。 (でも、最初は光GENJIの寛之くんとあつくんも兄弟だと思っていたくらい、若い子って中年には似た顔に見えるんだよ) で、「弟」(「堂本兄弟」では“兄”と言い張ってる)の方に強烈に一目惚れしたのさ。 あつくん担当だったって事でもわかってもらえるかと思うけど、ぼくはとにかく眉毛がきりりとして「男の子!」って感じの子に弱いんだよ。美形だけど女の子っぽい子はいまいちなんで、それから何年かは、サラサラ髪の方の子の魅力には気づかずに過ごしてしまったんだ。今思えば損してたよなぁ。 (国仲涼子ちゃんと逆だったんだな、好みが)
さて・・・ ここで電池切れ。歳はとりたくないもんだよ。 続きはまた明日。
2003年01月13日(月) |
この季節に感ずるところあり |
何年か前から「成人の日」というのが流動的になって(もともとなんで1月15日だったのかも知らないが)、今年は今日が成人の日だそうだ。
それとは全く関係なく、今日から “若人もすなるWEB日記といふものを、してみんとて” 中年も始めることにした。
オフラインの日記は、ヒマをもてあましていた学生時代〜社会人成り立ての頃は、2週間に1冊の大学ノートを消費する勢いで書いていたのだが、このところめっきり筆速度が鈍っている。
戸板康二先生を気どって「見た芝居・読んだ本」などについてその時は書いてみるものの、いつも中途半端で終わっているので、キーを打つなら少しはたくさん書けるか、という目論見もあるのだ。
さて、今ラジオを聴いていたら、「新成人に訊く、目標とする大人は?」とかいうアンケートをある番組でやっていて、さるアキバ系(笑)男子が「つんく♂」と答えたそうな。
・・・それは「うらやましい大人」だろっ!
ちなみに○十年前に成人式を迎えたぼくの「うらやましい大人」は、「ジャ○ー喜多川」さんだった。
そういう中年です、ぼくは。
※ここに置いてあったヘボ小説「過呼吸」は、その○ャニーさんの目を逃れるため、某所にトンズラさせました。もう一つのもそろそろ消える予定です。(更新2003.2.28)←ぼくが喜○川さんをうらやましく思うきっかけとなった元大スター様のお誕生日じゃないかぁ。感慨。
※もう一つのも本日消しました。読んでくださった方、ありがとう。(更新2003.3.1)
|