この前聞いた話で、ちょっと面白い話だったので書き記しておこう。 その人と「最近、時間経つのがメチャクチャ早いんですよ。小さい頃はあんなに長く感じたのに」という話をしていた。 幼稚園の頃、小学校の頃、一日はものスゴく感じた。朝、起きて学校へ行く。学校の授業がまず長い。たった10分の休み時間だって校庭へ出て遊んだりした。学校が終わって晩ご飯までたっぷり遊んだ。晩ご飯を食べて寝るまでだって、売るほど時間はあった。さらに一日が長く感じるわけだから翌週のジャンプの発売日は永遠に来ないんじゃないかと思うくらい先の話だった。 それが今、一日なんてあっという間。一週間一ヶ月半年一年が瞬きをしている間に過ぎてしまう。
その話のとき、その人も誰からか聞いた話をした。 一生のうち、たとえば7才は人生の重要度で言うと1/7のウェイトがある。12才なら1/12、35才なら1/35。 だから、35才の人は7才のときと比べて5倍のスピードで物事が動いているという。
実際、1才から80才までの分数を足すと1にはならず、5弱になるから一生を1として話を進めることはできないんだけど、その話自体面白いなぁと思った。 そもそも1才の子にとっては1/1だから、人生のすべてってことになっちゃうからね。 でも1才の子供にとって、今が全てだから1で良いのか。2才は前の年があるから人生の1/2。3才は1/3。 分数を足すことにはなんの意味もないのかもしれない。
僕は来月で29才になる。人生のウェイトで言うと1/29ってことだよな。それが良いのか悪いのかわからないけど。 でも、わかるのは、そりゃ1年早く感じるわってこと。 |