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1975年03月31日(月)

最終更新日 2002.10.01
MAHIKARI Exposed Japanese version  since August 8, 2001



真光を心から信じているという方、批判など聞きたくないという方は、ご覧にならないようお願い致します。
少しでも疑問を持ち、真実を知りたいという方は、こちらからお入りください。→ Enter


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■一括ダウンロード用に、このホームページを圧縮したファイルを置いておきます。
 (このページはずっと存続できるとは限りませんので,ぜひ各自で保存してください。)

zipファイル  homepage.zip for Windows

(Mac上で解凍できるかどうかは確かめてません。)

上のファイルをダウンロードして解凍すると、homepage というフォルダができます。その中から index.htm というファイルを探して、ダブルクリックしてください。

解凍ソフトはフリーソフトから探してください。
http://www.vector.co.jp/
http://www.forest.impress.co.jp/
■ご感想、翻訳ミス、情報の明らかな間違い、などのご指摘は、各種BBS等に書き込んでください。申し訳ありませんが、返事は期待しないでください。また、翻訳力不足のため読みにくい部分もあるかと思います。徐々に改善していきたいと思っています。

手かざし宗教の真実BBS http://www2.aaacafe.ne.jp/free/babil2/main.bbs  (批判的掲示板)
2ちゃんねるBBS       http://www.2ch.net/ 掲示板→「心と宗教」板の真光関係スレッド  (批判的掲示板)
陽光子の統一真光BBS  http://bbs9.otd.co.jp/914873/bbs_plain  (現役信者の掲示板)      

■このページは、教団名をあらわには書かず一部を伏せてあるものの、ある教団の批判を行い、教団出版物を引用し、教祖様等の写真を掲載しております。しかし、法律違反になるようなことは一切していないと思われます。法律上の諸問題については、以下を参照してください。

●宗教団体等を批判する記事が週刊誌等に掲載された場合において、出版社等は、信者個々人に対し、心の静穏を乱したことを理由として不法行為責任を負わないとされた事例。

 けん坊の法律研究室→たぶん重要判例→憲法判例→表現の自由 (最判平成11年3月25日)
http://www.kenslabo.com/law/

●批判報道の結果、仮に個人や団体の名誉が低下したとしても、公共の利害に関わる事実について、 「公衆に批判を提起し国民の知る権利に奉仕する」という、もっぱら公益を図る目的で報道し、それが真実であれば、違法性はないことを定めた「刑法第230条ノ2」。
http://www.mail-journal.com/ihosei.htm

●公共性、公益性に関して: インターネット上に情報を公開するときの注意点。
http://www.mail-journal.com/hanrei.htm

●「ネットワークにおける著作権問題等について」
http://member.nifty.ne.jp/itaru_watanabe/chosakuken/main.html
−−教団出版物からの引用について−−
著作権法第三二条(引用)第一項: 公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合においてその引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行われるものでなければならない。
−−教祖様等の肖像権について−−
あまりハッキリしたことはわかりませんが、有名人、公人等の肖像権はある程度制限されると考えられます。さらに、このページは非営利目的であり、公共の利益を目的としているので、肖像権の侵害等には当たらないと考えられます。
■このページは、万が一ですが、一部関係者等の妨害により、閉鎖になる可能性があるかもしれません。ダウンロードはお早めに。リンク、転載はご自由にどうぞ。むしろ、たくさんのサイトで転載してくれたほうが、妨害されにくくなります。できれば、転載をお願いしたいと思います。批判的な掲示板は今までにいくつかありましたが、このページはおそらく日本で初めての真光批判HPです。今後、多くの方が勇気を出して告発してくれることを望みます。

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1975年03月30日(日)

最終更新日 2002.10.01

  MAHIKARI Exposed Japanese version    since August 8, 2001

 




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このサイトは、海外にある真光批判サイトの一部の日本語訳に、ホームページ作者が得た情報を加味したものです。

このサイトをご覧の方へ(2001年8月6日)

サイトの更新にあたって - Knowledge releases the Human Spirit.- (2002年10月1日追加)



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1. MAHIKARI - An insight 真光 - ある洞察: (○○)真光文化に関する小研究

2. Media Reports 報道 − キャンベラタイムズ ○○真光論争 −

3. MAHIKARI's Crumbling Foundations 崩壊しつつある真光の基礎

4. MAHIKARI, Mu, and the Emperor of Japan  真光、ムー大陸、そして天皇崇拝

5. GOSEIGEN - A warning to the World  御聖言 −警世の書−

6. Mind Control in Mahikari  真光におけるマインドコントロール (2002年10月1日追加))



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1. MAHIKARI - Search For The Truth  真光−真実を求めて by ディーン&ジーン・ローガン

この御夫婦は、Mahikari Information Site というサイトを作っています。退会者の体験談や、退会者への精神的ケアが充実しています。以下のFAQもその一例です。
MAHIKARI Frequently Asked Questions (FAQ)  ローガン夫妻による真光問答
2. ニューヨーク小道場 元真光隊員 K.D.氏の体験談 (2002年10月1日追加)


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(2002年10月1日追加)

1.真光の教義に関係する疑似科学、偽史

2.教団出版物に見られる矛盾点

3.国内出版物からの情報

4.フランス、ベルギー等、海外における報告

5.マインドコントロールに関する情報

6.G氏、N氏からの情報



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1975年03月29日(土)

最終更新日:2002.10.01

このサイトをご覧の方へ (2001年8月6日)



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このホームページの題名「暴かれた真光」を見て、真光って危険な団体だったっけ?と首をかしげる方も多いかと思います。

教団内の月刊誌「真光誌」には、真光の業(まひかりのわざ)と呼ばれる手かざしによって病気が治った、奇跡が起こった、という体験談が毎月掲載されています。手かざしや想念の向上により、身体に何がしかの変化が現れたり、奇跡的な治癒がおこることはままあるようです。

真光の信者(組み手)さんたちは、そういう現象を自らの信仰の拠り所にし、人を勧誘するときにもそれを強調します。人によっては、真光はお金もそんなにかからないし、救われた(と言う)人もたくさんいるし、尊敬できる人もいるし、友達ができて楽しいし、というように、良い印象を受ける面もあります。教えの中でも、愛や調和、利他愛などの言葉が繰り返し強調されます。ですから、真光は危険な団体ではないと言う人がいても不思議ではありません。私自身も、教団(○○真光)の中で色々な人と知り合うことができ、楽しかった思い出も確かにあります。

しかしながら、そういう良い面に隠れて見えにくい、実は巨大な負の面があることも確かです。組み手さんの間でも、そういう負の面をあからさまに話し合うことは避けられる傾向にあります。皆、忘れよう、見ないようにしようとしています。ですから、知らない組み手さんも多いのです。ある程度まで深く関わらないと、問題が見えてきません。

真光の手かざしは確かに効果のある場合もありますが、むしろ効果が出るのを信じ続けたあげく、悲惨な結果に陥ったケースが数多くあります。私の周囲にもありましたし、インターネットで訴える方もいらっしゃいます。また、組み手さんの間では、奇跡を神様から頂くということは一種のステータスシンボルになっており、なんでもないことを奇跡だと大げさに取り上げたり、でっちあげに近いこともないとは言い切れません。そして、ほとんどの組み手さんは純粋な善意から人を勧誘しますが、悲惨な例を知っていても、それを言ったら勧誘の妨げになるので、決して言いません。また、お金もそんなにかからないように見えますが、罪穢を消すためと称して、自発的にたくさん奉納することが奨励されています。

真光においては、特に○○真光ですが、切迫した終末思想(火(霊、ひ)の洗礼)、憑依霊の恐怖、お導き(勧誘)こそが最も罪穢を消す、などの教えと、お導き数に応じた昇格システム(※)に煽られて、布教活動が過激になりがちです。拠点によって差は大きいですが、み役を持っている人は毎月のお導き数に一喜一憂する状態が続き、その他の行事にも追いまくられ、その焦りから色々なトラブルも生じてきます。未組み手さん(信者でない人のこと)にはとても親切に振る舞いますが、その人が組み手になった途端に突き放し、別の人の勧誘に走り回る、というようなケースはしばしばあります。また、インターネット上のいくつかのBBSでは怨嗟の声が渦巻き、途切れることがありません。フランス、ベルギー等に至っては、○○真光は社会にとって危険な存在と認識され、(フランスでは公式に)カルト教団に指定されています。そして、外国の人たちが立ち上げた真光批判サイトは数多くあります。

(※ 個人では、お導き数2人で中級研修、さらに5人で上級研修を受ける資格が得られる。拠点単位では、総人数、中級組み手、上級組み手の数、御神体拝受数などにより、連絡所−お浄め所−準道場−小道場−中道場−大道場という格付けがあり、昇格したり、降格もありうる。)

(主な国内、海外サイトについては真光リンクを参照: http://mallkun.to/makkarisan/link.html )
(ヤフーUSAで"mahikari cult" を検索してみてください。非常に多くのサイトがヒットします。)
(ベルギー国会委員会報告からの抜粋 http://www.caic.org.au/eastern/mahikari/belgiump.htm )
(フランスのカルト教団についてhttp://www.cftf.com/french/Les_Sectes_en_France/cults.html#ici )
(真光に対する苦情: 苦情の坩堝HP: 50音別で 「す」と「せ」 をクリック http://www.sam.hi-ho.ne.jp/mayuri/maruti/Maruti/top.htm )
ここで翻訳された一つの海外サイトでは、この教団の立教の経緯とその教義が分析されています。文化の違いからくる誤解もあるかもしれませんが、どうにも弁明しようのない疑問や矛盾が数多く指摘されています。

例として、すべての真光系教団が師と仰ぐ創設者、岡田光玉氏の次の教えをよくお読みください。

...アトランティス大陸とムー大陸はかつて、水爆をも用いた大規模で悲惨な戦争をしました。さらに、金星やその他の惑星の霊たちとこの世の肉身をもった人類との間の戦争が起こりました。こうして、その戦いに敗北した霊の系統の者たちは、霊的に非常に強い恨みを現在の人類に対して持つようになりました。本当のことを言えば、現在の人間に憑依している霊の多数は、そのような霊たちなのです。

神の力を以ってしても、憑依霊が人々の身体から長い間離れないこともあります。その理由を言いますと、ある程度までは、現実の人間の歴史の中で勝ったり負けたりしてきた霊の系統間の争いが、まさに今この現在まで続いているからなのです。現在、強い憎しみと恨みを持った霊たちが、現在の人間が幸せな世界を建設するのを邪魔するために、一致団結しています。言い換えれば、そういう霊たちは組織的に行動を起こしているのです。

さらに、そのような霊たちは、また他の惑星からの霊たちまでもが、今日の人類の中に紛れ込み、人類の中に転生してきています。例えば、ムー大陸によって破壊されたアトランティス文明の人々は、今日の人間に霊として憑依するだけでなく、実際に、この世界に人間として転生してきているのです。さらに加えて、憎しみを持った霊はそのような人間たちと一緒になって、憎しみに満ち溢れた恐ろしい世界を作り上げようとさえしているのです。これが、現在起こっていることなのです...
以上は、1985年6月6日、飛騨高山の総本山における月始祭(毎月の神祭り)で、一万人(!)の参拝者の前で、録音テープから流された岡田光玉氏の教えの一部です。(真光オーストラリアジャーナルより)(4.の最後の方参照。)

これは、ふだんはあまり表に現れない、真光の教えの真髄の一つです。真光に馴染みのない方が見ると、強い違和感を感じる思想です。ムー大陸、アトランティス大陸などの「失われた大陸」説は、根拠のない妄想だったことが、いくつかの書物やホームページで語られています。ですから、存在しないはずのアトランティス文明人の霊に、私たち現代人が脅かされるはずがありません。

(ムー、アトランティス、レムリア大陸: http://village.infoweb.ne.jp/~fwjf1899/tondemo/dic/ )
(4.真光、ムー大陸、そして天皇崇拝、参照)
こういう教義上の疑問に目をつぶって、「真光には手かざしがある。真光の手かざしは他とは違う。」と自負する組み手さんが多くいるようです。さらに、「私は真光で奇跡をいただいたのだから、真光にご恩返しをするんだ。」、と言って耳を貸さない組み手さんもいるでしょう。

真光の手かざしが他と違う点に、霊動(れいどう)現象が起こることがあります。これこそが、真光が他の手かざしと違って霊の救いを行える証だと言う人もいるようです。しかし、実は額の手かざしの前に目をつぶらせて祈言を奏上すると霊動が起きやすいということは、岡田氏が真光を立教する以前に所属していた教団内ではよく知られたことであり、霊動は危険だという理由で(3.の資料参照)、目をつぶらせての祈言奏上は禁止されていました。それに逆らって、興味を持って続けたのが岡田光玉氏と言われています。それが一つの理由となって、その教団の幹部を罷免になったといいます。(立教前の事件(3.の一部))

霊動現象は、手かざしの効果と同様に科学的には解明されておりませんが、上記のような憑依霊の教えの証拠として真光は捉えます。そこに、御み霊(おみたま)と呼ばれるペンダントを首にかければ、神の光の守護が授かると教えます。霊動現象や手かざしの効果を自分自身で感じてしまった人は、憑依霊が怖くてもう御み霊を手放すことができません。結果として、教えに多少の疑問を持ったところで、教団から離れることがなかなかできません。さらに、終末思想と昇格システムに煽られた布教活動や色々な行事の忙しさから、抱いた疑問についてじっくり考える暇もありません。


1975年03月28日(金)

ここまで要素が揃っていると、それを意図して揃えたのかどうかはともかく、これはもう立派なマインドコントロールなのです。真光と同様病気の治癒が起こるという他の手かざし教団の中でも、ここまで揃っているところはなかなかありません。手かざしによって奇跡的な現象が起こるからと言って、真光のすべての教えが正しいと証明されるわけではないのです。逆に、根拠のない教えを、手かざしの効果を見せることによって信じさせているともいえます。

とはいえ、大人の方に対しては、真光に入るなとか今すぐやめた方がいいと断言するわけではありません。真光の言うことはすべて(あるいは部分的に)正しいと信じることも、信教の自由として認められます。しかしながら、こういう教えに判断力の未熟な未成年が晒されることには、問題があると思います。事実、組み手さんの子供たちの多くはわずか10歳(小学4年生)で初級研修を受け、教えに晒され、御み霊(おみたま)をもらい、手をかざし始めます。手かざしによって何らかの不思議な体験をしてしまうと、いっそう盲目的に何でも信じてしまいます。それなのに、学校の友達には理解してもらえません。結果として、教団の常識は一般社会の常識とかけ離れていることを知り、ショックを受け、その相反する2つの常識の狭間で揺れながら多感な時期を過ごす子供も多いのではないでしょうか。親が持つ信教の自由という権利と子供との関係は大変難しく、簡単には結論づけられません。しかし、自我が確立していない10歳で研修を受けさせてしまうのには、問題があるように思います。私はそのことにも強い危機感を抱いたので、事実を広く知らせて問題提起をすべく、このホームページを作りました。

真光から離れたことをまるで悪いことのように思ってしまう人にとっては、ここの内容は大きな救いになります。また、真光にのめり込んでいる人が身近にいて困っている、そういう人たちにとっては、のめり込む人に考え直す材料を与えることができます。

ただし、気をつけていただきたいのですが、幹部を含めて真光を心から信じている人にここの内容すべてを一気に叩きつけて真光を否定することは、心を踏みにじる行為であり、無理に信仰を押しつけるのとある意味で同じ行為になります。そして確実に人間関係を壊します。二度と口をきいてもらえなくなるかもしれません。それはおやめください。逆効果でもあります。せめてさりげなくここのサイトを教えてあげるぐらいにしてください。

誰しも信じるものを否定されれば、身を切られるような苦しみを覚えます。信者の方にここの情報を教えるときには、そのことをよく念頭に置いて、慎重な対応をして下さいますよう、お願い致します。理想としては、「少しずつ、情報だけ渡す(あるいは少しずつ話題に上げて一緒に考えてみる)、否定せず、肯定せず、判断は任せる。」という態度をとり、そうやって少しずつ、「自分で考える力」を取り戻すように誘導してあげられるといいのですが。

組み手さんたちは、インターネット上の情報はほとんどが嘘だと幹部から教えられています。おそらく、見ると邪霊に操られるので見ないようにと指導されていると思います。これも、マインドコントロールの一種であり、良識ある宗教団体の指導とはいえません。そのため、たとえ読んだとしても、細部にこだわって揚げ足を取り、全体を否定してしまう方が多いのではないかと思います。 (マインドコントロールに関する情報)

真光の教えや勧誘は一見ソフトですが、上記のような巧妙なマインドコントロールが織り込まれています。勧誘される方も、勧誘する方ですらそれに気が付いてません。その上で手かざしに何かを感じた人は、なおさら信じてしまいます。ある人がすっかり信じてしまったとしても、本人だけに責任があるとは言いきれません。その人が家族や恋人であった場合、冷静に対処するのは難しいことですが、まだネットに溢れる情報がない時代に入信してしまった人がほとんどであり、一歩間違えば信者になっていたのは貴方であったと思って、地道に取り組むようお願い致します。

私自身も○○真光の元信者であり、長年信じていたものを否定する苦しみを、2、3年かけて克服してきました。

組み手さんの多くは、このサイトの内容を知って、かつての私と同じように苦しむでしょう。でも、いずれは知ることなのです。後になればなるほど、その苦しみが大きくなるだけなのです。失った時間は、取り戻せないのですから。

最後に、元のサイトを作ったオーストラリアのアラートン夫妻、体験談を発表されているアメリカのローガン夫妻に感謝と敬意を表します。また、様々な方とBBS上において交流したことにより、多くの知識を得ることができ、このページに生かすことができましたことを、ここに感謝したいと思います。

2001年8月6日 ホームページ作者より


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1975年03月27日(木)

最終更新日:2002.10.01 HOME

サイトの更新に当たって (2002年10月1日)
  - Knowledge releases the Human Sprit. -



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2001年の8月にこのサイト、「暴かれた真光日本語版」を公開してから早いもので約1年が過ぎました。Mahikari Exposedサイトの翻訳と各種掲示板に寄せられた情報をまとめて公開することで、密度の高い情報を提供できたと思っております。インターネット上の掲示板は、多くの人々から情報を集めることができる点や、カウンセリングを行える点で、非常に意義があります。しかしながら、本当に貴重な情報が雑多な議論の中に埋もれていってしまうという欠点もあります。つまり、掲示板をリアルタイムで読んでいない人にとっては、過去ログから貴重な情報を探し出すには大変な労力を必要としますし、もし過去ログが失われてしまったら情報を得られなくなります。そういう掲示板の欠点を補完するために、このようなホームページ(HP)がぜひとも必要であると私は考えています。

ここにまとめられた情報は、真光のマインドコントロールから抜け出たいと思っている人たちにとってきっと役に立つ、いやぜひとも必要な情報であると信じて公開に踏み切ったのですが、ご覧になった方々はどう感じられたでしょうか?

各種掲示板において、何人かの方からここのHP製作に対してお礼の言葉をいただきました。「ありがとうございました...」、その言葉を見るたびに、作ってよかったのだという思いを強くすることができました。

また個人的な伝聞ですが、このサイトを見て教団を退会したり、足が遠のく人たちが少なからずいるということを何度か耳にしました。おそらく、現役の信者でいながらも、「この教団は何かがおかしい...」と、心の底に引っかかるものがある方は多いのではないでしょうか。そういう方たちにとってこのサイトは、退会のきっかけになったり、退会までには至らなくとも教団と自分との関わりをじっくり考え直すための材料になると信じています。

しかしながら、何人かの現役信者(組み手)さんたちの掲示板上の発言を見ておりますと、真光に関するこれほどの暴露情報を目の前にしてさえ、「それがどうした」、「だからなんだ」、と開き直る方たちも見受けられます。

「人間は信じたいものを信じる...」、私がある方から聞いたこの言葉は、人間の心理というものをよく捉えていると思います。そして、疑問から目をそむけ、自らを思考停止状態に追い込み、教団のロボットでいることに安住してしまうのでしょう。

ところで、この一年間にインターネットが急速に普及したせいでしょうか、掲示板に真光の矛盾点を書き込んでくれる方たちが増えたような気がします。例えば、「真光問答」という教団の小冊子において、天変地異や薬に関する記述が昔と今で大幅に変わっていることを知らせてくれた方がいらっしゃいました。

旧「真光問答」においては、人類の2割しか生き残れないような天変地異、すなわち「火(霊)の洗礼」が20世紀の末に来ると予言されておりました。しかし、それはついに来ませんでした。そこで教団はどうしたのかというと、新「真光問答」において、「火の洗礼」とは人類文明の行き詰まり、例えば環境問題などによって起こる終末であると、言い換えるようになったのです。

※2.教団出版物に見られる矛盾点 新旧真光問答の比較を参照

地球温暖化などの環境問題、それによって引き起こされる自然災害などは、これからも継続して起こっていくことでしょう。そうでなくても、昔も今も、大きな自然災害、大規模な事件事故というものは、世界のどこかで毎年のように何かしら起こっています。

それを考えると,この「書き換え」はまったくもって実に巧妙であると思います。「組み手(信者)の努力により、終末が回避された...」と言えば言えなくもなかったでしょう。 しかし、それを言ってしまったら今後も信者を恐怖や不安で教団に縛り付けることができなくなってしまいます。 「終末とは、実は人類文明の行き詰まりである...人類が改心しなければ、終末はやがて訪れる...」と言い換えることによって、これからも継続して神の罰、霊障の恐怖、あるいは将来に対する不安で信者を縛りつづけることができるのです。「人類のバロメーター」の役割をもつと教えられている組み手さんたちが、そういう恐怖や不安に怯え、信仰を維持し、今までどおりの金銭の寄付や教線の拡大に奔走することを狙っての「書き換え」ではないか、私にはそう思えてなりません。

掲示板でのやりとりを見ていると、このようなあからさまな書き換えを目の当たりにしてさえ、熱心に信じている現役信者さんは疑問を持とうとせず、無理な理屈で納得したり、何か自分には計り知れない仕組みがあるのだろうと思って納得してしまう傾向が見られます。長年信じてきたものを否定する難しさは、本当に並大抵ではありません。

どのように説明しても真光をやめない信者さんはいるだろうと思います。そういう人たちに対しては、自分自身が気づきはじめるまで、せめて反社会的行動を起こさないように周囲が厳しく監視していくだけが精一杯かもしれません。

それよりも大事なことは、これから真光に勧誘されるであろう人々にいち早く真光の虚構を伝え、長年信じて引き返せなくなる前に真光から引き離すことだと思います。特に、純粋な未成年への勧誘は出来得る限り阻止したほうがいいのではないでしょうか。高校生を主に勧誘のターゲットにして成果をあげ、社会問題化している仏教系の教団もあるのです。

そのためにも、真光の矛盾、虚構を知らせるための情報ができるだけ多く必要です。カルト教団の拡大を防ぐためには、その教団に関する隠された真の情報、ひどい実態に関する情報、さらにはマインドコントロールの手法についての知識を広める以外に手段はありません。そういう情報を整理保存し、多くの人に伝え,また次の世代へと受け継いでいく必要があります。

その必要性を象徴的に表す言葉として,次のような言葉があります。ここのHPの元になっているMahikari Exposedサイトに掲げられている言葉です。

Knowledge releases the Human Spirit.
(知識は人間精神の解放をもたらす。)

この言葉は極めて重要な意味を持っていると思います。そこで、より多くの人に理解してもらうべく私なりに説明を加えたいと思います。

私たちの心の底(精神)には常に不安があります。将来に対する漠然とした不安、自分や愛する人の死に対する不安、得体の知れない悪霊や神罰というものに対する不安、などなど、数え上げればきりがありません。これらの不安は誰もが持っています。

また、人は死んだらどうなるのか、どこへ行くのか、自分は何のために生きているのか、この世に終わりはあるのか、自分はどうして不幸になったのかなど、様々な不安や疑問を持っています。私たち人間は、そういうものの意味を問い,わからないことについて答えを求めてやまない存在なのです。

そのため、はっきりと与えられる答えに出会うと、それを信じて自分で考えることをやめてしまう傾向があります。自分で考えて苦しむよりも、何も考えないで信じたほうが楽だからです。

実はそこに落とし穴があるのです。世の中には、マインドコントロールを駆使して信者を取り込もうとするカルト教団がたくさん存在します。もちろん害の無い宗教教団もあるかもしれませんが、ご存知のように問題を起こす教団はたくさん存在します。「ここの教えこそが真実である。ここの神様こそが正しい神様である。ここの教団に所属することこそが、真の救われである。」と、多くの教団が言い寄ってきます。素直に信じるほうがよっぽど楽ですが,騙されて自分の貴重な時間やお金を奪われないためには、私たちはそれらを厳しく見極める目をもたなくてはならないのです。

真光の教えの中では、人間の知識すなわち「人知」は神の知識には遠く及ず役に立たないもの、理性に従って考えることは「屁理屈」であり、信仰の妨げになるものとして捉えられています。そして、「教えを素直(ス直)に信じたほうが結局は得をするのだ...」として、信者に自分で考えることを辞めさせようとします。よく使われる言葉としては、「この世界(神や霊の世界)は考えてもわからない、体験しなければわからない。この世界は奥が深いので、10年やそこらではわからない...」などというのがありますが、これらは自分で考えることをやめさせる方向に導く巧妙な言葉であり,マインドコントロールの手法の一つです。「体験しなければわからない」、という言葉は正しい場合もありますが、体験のみを絶対視し、理性的かつ批判的に考えることを放棄させる意図のもとに使われる場合には、極めて危険な言葉となります。上で紹介した英語の言葉 "Knowledge releases the Human Spirit" は、それに対する警告であり、マインドコントロールを解くためのカギなのです。

「神や霊のことや死後の世界などは、何を体験しようが全くわからないことである。それらは自分にとっても誰にとっても不可知なことである。」、という、忘れがちですが当たり前のことを今一度認識すべきではないかと思います。「神はいる、死後の世界はある...」、と信じることは個人の自由です。しかしそれは、「根本的にはわからないことであるが...」と、はっきりと認識した上で信じるべきではないでしょうか。その認識がないことには、何かのきっかけが与えられると、例えば霊動のような現象を見せられて驚いてしまうと、見えない世界についての説明を簡単に信じてしまうのです。

真光では、「手かざしによっておこる霊動で出てきた霊が、誰も知るはずのないことをしゃべり、後になってそれが実際に確認された。だから霊は存在する。だから真光は本物である。」ということを言う組み手さんがいらっしゃいます。しかし、その手の話はめったに無く、たいていが誰かからの伝聞です。そして、それが本当に事実なのか、実際に体験した本人以外確認のしようがありません。真光を信じてもらうためのつくり話なのか本当の話なのか、はたまた本人がそう思い込んでいるだけの話なのか、聞いているだけの人には全くわからないことです。

もし仮に、そのようなことが本当に起こるとしても、それは真光以外の他教団でも起こっていることではないでしょうか。現にそのような奇跡体験、霊体験の話は多くの宗教教団にあり、それを支えにしてそこの信者さんは信じているのです。色々なところを訪問して話を聞いてみればわかりますが、真光の体験がそれほど特別ということはありません。どれも似たようなものなのです。その同じような霊的体験をもとにして、真光とは違う教えを信じているのです。

所詮見えない世界のことはどうとでも言うことができるのです。不思議な現象も実際にあるのかもしれませんが、それらはいかようにも説明することができるのです。手かざしで体調がよくなる、病気がよくなる、という現象も、なぜそうなるのかは現在のところ誰にもわかりませんが、それは真光以外の宗教教団でも起こっていることですし、普通の人がやっても起こると言われています。不可思議な現象の中に隠された真実は、私たちごく普通の人間にはわかるはずもありません。

繰り返しますが、神や霊のこと、手かざしの効果の原因、霊動現象の原因などについては、今のところ、万人が納得のいく説明をしたり証明をしたりできる事柄では決してないことを認識すべきです。自分で考えたところでわかるはずもなく、わかると断言している人の話を聞いても、その人がほんとうにわかっているのかどうか、判断のしようがありません。つまり、信じるか信じないか、それだけの違いしかありません。

その体験や与えられる教えを信じることは個人の自由です。しかし、そういう不可解な現象が本当に起こったからといって、真光に関する多くの矛盾や疑問点が帳消しになるわけではありません。霊の存在を実感させてもらえさえすれば、あるいは、手かざしによって病気さえ直れば、その他のことでは嘘をつかれても騙されてもいいというのでしょうか? 決してそんなことはありません。

教団、あるいは岡田光玉氏に関する本当の情報をあらかじめ知っていれば,神や霊、霊動などに関する教団(岡田光玉氏)の説明を信じることなどできないはずです。そうしてはじめて、神罰や悪霊の恐怖で縛りつけようとする、真光教団のもくろみから自分や周囲の人々を守ることができるのです。

つまり、正しい多くの知識や理性的に考える力こそが、得体の知れない恐怖から人間の精神を解放することができるのです。”Knowledge releases the Human Spirit.”とは、そういうことだと私は思います。

私はそのために、この一年で得た新たな情報を出来得る限りここのHPに付け加えました。その殆どの情報源は、私が探し出したものではなく、他の方たちが掲示板に書き込んでくださったものです。一人一人のお名前は挙げないほうが安全上よろしいかと思いますので、ここでお礼の言葉だけを申し上げます。情報提供どうもありがとうございました。また、無断で情報を転載しましたことをお詫び申し上げます。

話は変わりますが、インターネット上で批判を受ける教団は今後いったいどのような反応をしていくでしょうか?名誉毀損で訴えたりするでしょうか?これは推測でしかありませんが、教団はそういう目立ったことは極力しない、いや、できないと思います。

オウム真理教が地下鉄サリン事件を起こしたころ、○○真光はマスコミから激しく批判されかかっていたそうです。おそらく、週刊新潮の記事にあるように八王子市議会で土地の買占めを追及されたことと関連があるように思われます。あのオウム真理教の事件がなければ、○○真光はもっとマスコミの集中砲火を浴びていたと考えられます。また、97年から99年にかけて、ベルギーにおいて金銭に関する不透明さを追求され、法廷で解散請求をされました。しかし、なんとか証拠をつかませず、解散は免れたようです。さらに、過去における教団の分裂騒動、現教え主の過去が隠されていることなど、スキャンダル好きなマスコミが好んで書き立てる材料には事欠きません。

多くの人がインターネットを使って教団に関する真の情報を流すようになれば、教団はますます何も言えなくなるでしょう。書き込んだ人間の身元をいちいち調べ上げて訴えるなどということは、もし批判する人間が百人千人と出てくれば、もうきりがないからです。現役の信者に対してはインターネットを極力見ないように指導し、インターネットを見ない種類の人間を主に勧誘のターゲットにしていくのではないかと思います。

ただし、汚い言葉を使って罵るようなことは、別問題の名誉毀損になりますので、そこは誤解のないようにお願いいたします。また、宗教教団がネット上での批判を名誉毀損だとして訴えた例というのがほとんどないため、今後ネット上の宗教団体批判というものがどうなっていくか、何かしらの規制や罰則がかけられるのか、それはまだ誰にもわからないと思います。さらに、公には名誉毀損で訴えられないとしても、ネット上で告発を行っている個人を特定できれば、その人に対していやがらせが行われないとは限りません。

最後に,多くの人はすでにご存知でしょうが、新しい告発ページが現れましたのでご紹介いたします。目的を同じくする仲間が出来たことを、大変うれしく思っています。

光玉の勲章はインチキ勲章HP http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Apricot/7139/
元気が出る真光リンク集 http://geocities.com/cult_attacker/

真光系教団の拡大を阻み、今後10年20年をかけて徐々に縮小させていけるよう、教団に関する正しい情報を伝え続けていこうと思います。


2002年10月1日 ホームページ作者より


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1975年03月26日(水)

最終更新日:2001.08.22

http://members.ozemail.com.au/~skyaxe/mahikari.htm
(以下の翻訳は、上記HPの更新前のものです。)

1.Mahikari - an Insight 
  真光 - ある洞察
  A SHORT STUDY OF (*****) MAHIKARI CULTURE. 
  (○○)真光文化に関する小研究
   By Steve & Yumi Allerton   
   スティーブ&ユミ・アラートン


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起源:これまでの調査により判明した真光系教団の系統図

1892−大本教* (*)印は現在も存在していることを示す。
     └1934−S界救S教*(SKK)..21派の教団を生み出した。
           └ 1959−S界真光文明教団*(SMBK)    http://www.mahikari.or.jp/
                  └ 1974−神幽現救S真光教団*  http://www.comlink.ne.jp/~syg/
                  └ 1978−○○真光* (光記念館 http://www.hikarukinenkan.or.jp/index.html )
                  └ 1980−ス光光波S界教団*(アイ200友の会http://www.ai200.com/ai200/)
                  └ 1987?−陽光子Tの会*      http://www.yokoshi.or.jp/
                          └ 1990?−M光正法の会*    
Note:
1)岡田良一氏は、仲道(ちゅうどう), 光玉、聖玉、聖凰という別名を使っていた。

2)井上甲子(こうこ)女史は、すでに成人した後で岡田氏の養子になり、名前を岡田に変え、恵珠、聖珠という別名を使った。彼女は岡田氏の教団を離れ、彼女自身の教団、 ○○真光を1978年に設立した。以下では彼女のことを岡田女史(ミズ岡田)と呼ぶ。(幸子(さちこ)という名も使ったかもしれない。)

3) 陽光子Tの会からは、「M光正法の会」の他にも、「主神正法会」、「大和神霊協会」などが分派したとの情報もある。(「手かざし宗教を倒せ」掲示板、http://www.jade.dti.ne.jp/~shukyo/te/bbs.html 2002年8月12日の書き込みより)


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救い主岡田−非イエス: 教団の主張によると、教団は宗派や宗教ではなく、超宗教であるという。つまり、その他のすべての宗教がそこから生じた原点の宗教が復活したものということである。S界真光文明教団(SMBK)の創始者である岡田良一氏(1901-1974)は、その教えの中で次のように言う。これまでの宗教は間違った歴史の中から生まれ、ほとんどがうそに基づいている。最高の神が彼に与えた役割は、その間違いを正し、人類をすべての源である日本へ立ち返らせることである。

岡田氏は自分自身をキリスト教の教義にある復活した救世主であるとみなし、今世紀(20世紀)末の世界の破滅に先立って起こるであろう天変地異に備えるよう信者に警告を発したことは疑う余地がない。彼は霊的に清まった人々だけが生き残ると主張した。彼は続けて主張した。すべての宗教は真光より劣る。なぜなら彼は神と直接コンタクトできる唯一の人であり、神は啓示を彼に与え、それによると真光は神の唯一本当の宗教だということだからである。

人々を引き入れる魅力は、魂や心や体を清めるため手から放射される’神の光’という形で現れている。人がこの’光/エネルギー’を使えるようになるための唯一の方法は、現在の霊的指導者に献身し、月々の料金を支払うことで霊的につながり続ける真光の信者になることである。もし人が「めざめて」その他のタイプの寄付を利用してより多くのお金を寄付すれば、真に祝福された模範的な信者になることができる。

関与のレベル: 真光の中で経験する教団とのかかわり合いには異なったレベルがある。最も浅いレベルでは、普通の人々はいくらかの料金を支払って3日間の研修を受け、「御み霊(おみたま)」と呼ばれる「神の」ペンダントが与えられる(教団内では「許される」という)。○○真光の現在の教祖である岡田女史によって神とつながった(と教えられている)ペンダントを身につけているとき、彼女の身体を通して光/エネルギーが世界に向かって放射されるという。もし、彼女の身に何かが起これば、神の真の光が通る道が消え、世界が救われる道が絶たれるという。すべての信者と神の力との霊的つながりも消えてしまうという。すべての真光信者にとって、考えるだけでもぞっとすることである。この理由により、最初の3日間の研修後も教団に留まることを選んだ人々は、ずっと教団から離れられない。最も影響を受けやすい青少年は、もし召集があれば彼女を守ることに命をかけるように教え込まれてしまう。

真光の信者は、御み霊(おみたま)/ペンダントの中身を見ることを禁止されている。そうすることは神とのつながりを切り、神の力から切り離されることであると警告されている。何人かの元信者はその御み霊を開け、中に岡田良一氏の最後の別名「聖凰」または「聖」という文字の書かれた紙が入っていることを発見した。このことは長年信者が教わりつづけてきたこと、すなわち御み霊の中の紙には最高の神のシンボルである「ゝ(チョン)」のマークのみが書かれているということと違う。(御み霊の中身の写真: http://members.ozemail.com.au/~skyaxe/omitama.htm )

信者は、そのペンダントは命よりも大切であると教えられる。故意に開けたり、落としたり、濡らしたり、布団につけたり、X線にさらしてしまったりすると、神につながるコード(霊線)を切ってしまい、悪霊が流れ込んで不幸がその人と家族に降りかかると教わる。また、いくつかの場合、ペンダントはつけている人をその身代わりになって救ってくれる力があるという。そのため、霊的つながりを保つことは、生死に関わることになりうるという。もし信者が「昇進」をして自分の家に「御神体」とよばれる神殿をもつことができるようになると、そういう規則はもっと極端になっていく。もし、誰かが屋根に登ったり、ご神体の上に乗ったりしたら、その人は死んでしまうかもしれないという。かなり激しいことである! これらの規則を破ることによって、信者は救われるチャンスを逃してしまうという。目に見えない、得体の知れない邪悪な力がその人や家族に降りかかるという恐怖を植え付けることは、非常に効果的な戦略である。神の天罰というものは、マインドコントロールにおける最高の手法である。

「神の光」とは何か?: その光/エネルギーについては本当のことは誰にもわからない。しかしウインストン・デイビス氏は、彼の本「道場−現代日本における魔術と悪魔払い」の中でよく分析している。彼が言うには、それはある種の魔法/魔術であり、教団によって作られ維持されているパラダイム(物の考え方、現実認識)の刺激に反応するための条件付け、としている。何が人々をそんなにも長い間ひきつけるのか? 潜在的な恐怖は別として、たぶん光を与えたり受けたりすることによって得られる「結果」によって励まされているからである。よいことも悪いことも、その光がもたらしたものとみなされる。それは、win-win situation(どちらにころんでも教団に有利な状況)である。もしある人が「よく感じる」ことができれば、それは光が働いているとされ、もし「悪く感じる」ことがあれば、それは光が毒素を溶かし、毒素が排泄される過程で悪く感じるとされる。しかしこれは良いことであり、もし毒素が光によって溶かされなければ、その毒素は固化して塊となり、その人を結果として殺してしまうとされる。もし何も感じなければ、それは段階を経るために時間がかかっているのだとされる。ほとんどの信者はこのように物事を考える程度のレベルで教団と関わっており、説明できない現象はすべて「光」の奇跡と解釈してしまう。特に、ガンのような病気が快方に向かったりするとそうである。

** より高いレベルへ進むことは、より深い関わりと高位の指導者から「認められる」ことを求める人々にとっては、真剣に取り組むべきこととなる。新しい信者をつれてくること、寄付金を増やすこと、「神への奉仕」をすることは、信者にとってはよい評価を受けるために必須のことである。

世界に広がる信者: 過去30年以上にわたって、信者数はすべての真光系教団の中で増えつづけ、50万人から300万人に達すると推定される。そして、基本的な会員費を含め、寄付によって集められた非課税のお金が日本へと集められ、数億ドルをかけて世界中で不動産の所有を増やしつづけている。この資金製造機の能率のよさに疑問を呈した人々は、悪霊に操られているとして非難される。岡田氏は3日間の初級研修の間、そのような「霊的な邪魔」をうけた人々に対して注意するように信者に警告し、その警告は教団と関わる限り繰り返し強調される。

寄付(御奉納): 教団への関与を深めていく過程において、信者は色々な種類の寄付(現金のみ)をする。ある種の寄付は、信者がつらいときに行うものであり、それは信者が多くの罪と穢れを神に詫びるためであり、たいていの場合、その問題が大きいほど寄付の額も大きくなる。何かがうまく行ったときにする寄付もある。それは神の守護に対して感謝を示すための寄付である。すべてのお金はとにかく神のものであり、寄付をすることは神にお金を返すことだと教えられる。できたばかりの紙幣を使ったり、アイロンで紙幣のしわを伸ばすことが、神に寄付をするときの神への崇敬の証として、とてもよいこととされている。

繰り返すが、真光はwin-win situation(どちらにしても教団が得をする状況)にある。悪いことがあれば、罪と穢れを詫びるために寄付をし、よいことがあれば神への感謝のために寄付をする。岡田氏の教えは、お金や物質主義的な考え方への執着を捨てるように信者を巧妙に導き、約10種類の寄付を通してお金が真光に流れ込むようにしてある。

日本に流れ込むお金の推定額は、○○真光だけで一年に300万ドルから700万ドル(オーストラリアドル)に達する。しかし、現金が奨励されているので、誰も正確な額を知ることはできない。幾層にも重なった組織構造と秘密主義が、お金の流れの追跡を困難にしている。いったんお金が真光に寄付されたら、何が起ころうとも信者には戻らない。

真光の信者(組み手)−真のユダヤ教徒: 真光の公式な書物によれば、信者は真のレビ人(レビ族の子孫)とされる。岡田氏は、ユダヤ人はソロモン王の寺院を破壊させたことによって神の恩寵を失い、結果として歴史を通して災難を受けているのだと教えている。ユダヤ人を完全に破滅させる代わりに、神はレビ人と呼ばれる民族を用意した。岡田氏はそれが日本民族だと説いている。レビ人は、ユダヤの聖なる遺物の管理人であり、最も神から恩寵を受けた民族だという。真光の信者は、現代においてそれらの聖なる遺物を引き受けた神に選ばれた人々であるから、上述のレビ人の生まれ変わりの魂であるという。

○○真光は、ス座と呼ばれる大きな神殿を建設した。創造神の世界総本山は、1984年に2万平方メートルの土地に450億円(約5億オーストラリアドル)をかけて完成した。彼らが言うには、これは新しいソロモンの寺院であり、神の祝福の中にとどまる最後のチャンスなのだという。それは来るべき21世紀へのノアの箱舟とも呼ばれている。ス座は、一度に1万人が参列できる。もし、この新しい時代のソロモンの寺院がどんなかたちであれ脅かされたり、信者が礼拝とその維持を忘れるようなことがあれば、世界は神によって破壊されるという。ユダヤの人々が歴史を通して迫害を受けつづけたように。これは、「真のレビ人」(○○真光の信者)に与えられた聖なる使命であり、「光」を与え、多くのお金を寄付し、教えに忠実であることによって、世界の破滅を食い止めるのだという。皮肉なことに、真光の元の教団、S界真光文明教団も、2百万平方メートルの土地にス座と呼ばれる大きな神殿を建設した。どちらが新しい時代における唯一のソロモン寺院なのだろうか?両方とも岡田氏の教えに基づいているのである。

エホバとアラーは日本人である: 岡田良一氏が教えるところによれば、ユダヤ教/キリスト教の神エホバは実は国よろず造り主様と呼ばれる日本の神であるという。彼がソロモンの寺院を破壊したとき、内側にヘブライ語で契約の箱からとった言葉である"I AM THAT I AM"と書かれた黄金のカップすなわちマナ(食べ物)のつぼは日本へ返され、伊勢神宮に納められているという。日本の天皇だけがそれを見ることを許可されるという。もし誰かがそれをみたらその人は殺されるという。そのような優先権がきまっているという。

「遅かれ早かれ、ローマ法王をはじめとして世界中の人々が、伊勢神宮を訪れて祈りをささげなければならないだろう。そうしないと、神から恐ろしい審判を下される時がきてしまう。」イスラエル(ユダヤ教国)とキリスト教国の神は日本に祭られているのだから、その信者たちは日本、「メッカの地」に巡礼しなければならないという。岡田氏はまた、荒み霊と呼ばれるもう一人の日本の神は、アラーとよばれるマホメットのことであり、それは日本に起源があり、現在は伊勢神宮に祭られているという。岡田氏によれば、イスラム教もその起源が日本にあり、マホメットはそのことを良く知っていたという。

日本に従属するイスラエル: 岡田氏によれば、モーゼはシナイ山で姿を消したあと日本にやってきて、神道の神官からトレーニングを受け、36戒律のうちの20戒律とダビデの星をイスラエルに持ち帰るために与えられたという。彼はその20戒律のうちの10戒律を表の戒律として書き表し、残りの10戒律は裏の戒律としたという。

「レビ」という言葉は、スの神の魂または太陽神を意味し、日本民族を意味するという。岡田氏はさらに、日本の皇室はスメラミコト(太陽神またはスの神=色々な汎神論や多神教の頂点、また一神教においてもその頂点にあたるもの)の直接の子孫であると主張する。エホバは同じスの神の系統に属し、スメラミコトから枝分かれした神と呼ばれる。岡田氏は、ユダヤ人はダビデの王家を持っているかもしれないが、日本人には皇室があり、それはスの神の直系であるという。岡田氏の論理を使えば、彼が言うにはユダヤ人がヒマワリを彼らのシンボルとしているのは当然のことであり、その理由は根源のスの神、すなわち日本から枝分かれした一族だからだという。皇室の紋と日本の国花は菊であり、それは太陽のシンボルだという。日本語で「himawari」と呼ばれるヒマワリは、太陽の周りをまわるとか、太陽に従うという意味を持ち、だからユダヤ人も日本の周りをまわる(従う)のだという。イスラエルは日本に従う従属関係にあるという。

岡田氏と真光は、日本語はすべての言語の起源であると主張し、日本語に対する彼ら独自の意味の取り方を基礎にして、すべての物事を見ている。彼らは聖書の言葉、「はじめに言葉ありき、神は言葉とともにあり」を利用している。岡田氏が言うには、「はじめ」は日本に置き換えられ、「言葉」は日本語に置き換えられるという。真光はまた、モーゼ、イエス、ブッダは日本人の子孫であり、最終的には日本へ帰り埋葬されたという。エデンの園もまた日本にあり、アダムとイヴは最初の人類ではないという。「アダムーイヴ」というのは一人の力のある王の名前だったという。(→4.真光、ムー大陸、そして天皇崇拝、参照)



1975年03月25日(火)

正当化されたユダヤ人大虐殺: 正当化されたユダヤ人大虐殺:岡田氏はまた、ヒットラーは太陽の霊である’ひ’の霊的な行に属すると説明した。岡田氏はヒトラーによってシンボルとして使われたスワスチカ(かぎ十字章、逆まんじ)を’ひ’と呼んだ。彼は’ひ’は太陽神の力のシンボルである陽の霊の方向に回転する、すなわち霊を陽に開く意味を持つと教えた。ヒトラーの起源に関する岡田氏の説明では、第二次世界大戦におけるヨーロッパでの軍事侵略は正当化され、それは創造神の祝福を受けた壮大な神の計画の一部だという....神はユダヤ人とその他の戦争犠牲者を罰したのだという。ユダヤ人とその他の犠牲者は、彼ら自身あるいは先祖の罪と穢れをあがなうこと以外に他に選択肢がなかったのだという! ダビデの星をかぶせたスワスチカは真光の重要なシンボルである。○○真光はダビデの星を彼ら自身のものとして復活させた。彼らの主張によれば、神がダビデの星を根源の超宗教に戻し、また本来の名前、岡田氏はそれをカゴメの紋という、に戻したのだという。

軍隊のユニフォームに身を包んだ真光青年が岡田女史の名前をたたえながら隊列を組んで行進するのを見ることは、第二次世界大戦当時にヨーロッパに住んでいた年配の信者にとってはヒトラー青年団の記憶を生き生きと思い出させるものである。その類似性はぞっとするほどである。真光青年もまたその制服や普段着に、真光青年であることを示すために決められたスワスチカのマークを付けている。

正当化された日本の軍事侵略: 戦後の日本における、(すべての個人ではなく)日本政府が示している一般的な態度は、責任をとりたがらず、また南京レイプ事件や第二次世界大戦におけるアジア/太平洋地域への侵略を認めたがらないというものである。太平洋における日本の軍事行動は、「大東亜戦争」と呼ばれ、日本が国としての主体性を失うことを退け、アジアを共産主義の脅威から開放するための戦いだったとされている。

日本の極右軍国主義者は、「大東亜戦争」は日本の天皇の「神」の名のもとに行われた聖なる戦いだったと主張している。真光もまた、教団の書物や陸軍中佐であった岡田氏の伝記のなかでこの見方を肯定し、このように書いている。「彼は病気のため、最前線(1937年、中国でレイプや略奪が行われていたところ)の自分の軍隊と一緒にいられなかったことを悔しがった。彼は代わりに電話で状況を聞いていた。」岡田氏はまた、連合国軍によって破壊されるまで、第二次世界大戦中の帝国の戦闘機を作る工場を所有していた。彼は日本の帝国主義に献身し、それは彼の伝記や教え全体に反映されており、それは真光の隠された錨(根本をなすもの)である。ほとんどの信者はこのような錨が存在していることを知らない。

こういう報告がある。日本の歴史教科書は、帝国主義者の見地を反映して書き直され、学校で使われている。主な支持者は石原S太郎氏という、有名な国粋主義者であり、彼は作家であり以前の内閣の運輸大臣である。彼の視点では、南京レイプ事件は中国の作り話でありうそであるという。岡田氏と石原S太郎氏の接点は、真光の書物の中に見出され、石原氏の子息のN晃氏によって確認されている。

石原S太郎氏は、オウム真理教が1989年に東京都庁に申請して許可され、宗教法人の資格をとったときの主な後援者だったとうわさされている。このことは、東京の地下鉄サリン事件の直後におきた彼の突然の辞任を説明するものである。(東京都庁は、そのときの文書をメディアにコピーして配ることをしないだろう。それは完全に違法であり、意図的な妨害である。)自民党の元国会議員である「ハマコー」こと浜田幸一氏は、石原氏、山口氏、中西氏をオウム真理教の後援者だとして、1995年夏の昼のテレビショーで非難していた。

オウム真理教と真光: 日本の中心的政党である自民党とのつながりが暴露されていくことは興味深いことである。もし、オウム真理教が主要な世界の大惨事を引き起こすための機構だとしたら、真光は大惨事のあとの新しい秩序を日本の天皇の名のもとに作り上げるための機構といえるだろう。真光の信者は、自分たちを「種人(たねびと)」と呼び、生き残ってリーダーシップをとる役目があると信じている。これが、信者をより一生懸命にさせ、より多くの時間とお金を教団の拡大のために捧げるようになる要因の一つである。

ここにはもう一つの"win-win situation"(どちらにしても教団に有利な状況)がある。もし、教団の予言どおり世界が破滅したら、真光はそれに備えていたことになる。もしそれがおこらなくても、真光はその努力によって神の怒りを鎮め、人類を救ったという手柄をたてることになる。彼らが主張するには、世界が今まで破滅を免れてきた唯一の理由は、岡田女史が人類に成り代わって神に詫びているからだという。一方で彼女は、残された時間は少なく、真光の信者はもっと努力しなければならないと警告している。

真光は、世紀末の世界終末論のヒステリーを生み出して保ちつづけ、それを利用して教団を存続させている。そのヒステリーを教団が大きくなるための手段として用い、儲けの多い宗教マーケットにおいて、魂の救済と愛と調和に満ちた平和な世界での永遠の生命を究極の商品としている。オウム真理教は、彼らの力を悲劇的な結果によって示していく過程において、さらなる一歩を踏み出して予言されていた社会の動乱を時期尚早に引き起こしてしまったことは、よく知られている。1995年の東京における地下鉄サリン事件は、世界を震撼させたが、それは彼らの軍事的たくらみや政治的課題の氷山の一角に過ぎなかった。(→5.御聖言−警世の書−、参照)

信憑性?: 公式な写真の中で、岡田良一氏は誇らしげに米国国際アカデミー協会から授与された勲章を身に付けている。彼は勲章の巨大な複製を日本の熱海の自宅の外に飾ることさえしている。教団によれば、その勲章は1972年2月17日に東京ヒルトンホテルにおいて当時の外務大臣であった福田赳夫氏の出席のもとに授与され、福田赳夫氏を発起人としてパーティが開かれ、10を超える国の大使や国内の多くの著名人が参加した。岡田良一氏はその受賞によって、何人かのアメリカ大統領や、ローマ法王や枢機卿やカンタベリー大主教などに引けを取らない人物であると認められたという。

米国国際アカデミー協会は岡田氏にナイトコマンダーの称号と最高の(ギリシャの)勲章であるセントデニスザンテのナイトの勲章を与えたという。教団によれば、その勲章はキリストの時代の紀元34年に制定され、国際的に賞賛に値する貢献をした人々に授与されるということである。

世界中のデータベースや図書館での調査や、騎士道の専門家からの情報によりわかったことは以下のとおりである。:
この勲章は"Self-styled order(セルフスタイルドオーダー:自称勲章)"と呼ばれる私的に作られたものであり、かの悪名高い伯爵である Pericles Voultsos によって1940年代ないし1950年代につくられ、彼によってたくさんばらまかれた。イタリア政府は1953年に信用できない勲章のリストを作り、この勲章もそのリストの中に入っているものの、この勲章は彼の発案によるものであり、本物の勲章を真似たものでもないため、非難されることはなかった。この勲章は個人事業団体が与える勲章であり、本物の騎士道の勲章ではない。このような個人的な勲章をつくるねらいは、有名人に勲章を送りつけてその有名人の名前を会員の中に入れて(その団体の宣伝などに)活用するためである。有名人の多くはその勲章をもらってもありがたいとは思わず、勲章を身につけることもない。私たちは、かかわらないようにしたほうがよいと、アドバイスされた。

(注:セルフスタイルドオーダー(自称勲章)に関する情報源)
http://www.chivalricorders.org/orders/self-styled/slfstlod.htm
http://www.heraldica.org/topics/orders/itbgord.htm
ザンテというのはギリシャの沖にある島のことである。セント・デニスという人がどういう人だったのかについてははっきりしたことはいえないが、一つの伝説によれば、彼は紀元250年に首をはねられたあと立ち上がり、首を持って歩いたとされている。または、ディオニシュオスアレオバゴスと呼ばれるもう一人の人物と混同されているのかもしれない。アメリカのワシントンにおいて、米国国際アカデミー協会と呼ばれる組織にコンタクトをとってみたところ、この協会はそのような賞など与えておらず、それはつくり話だろうということであった。この協会以外では、米国国際アカデミー協会と呼ばれる組織は今までのところ見当たらない。

世界の宗教の統一: ○○真光の基本的な教義の一つには、すべての主要な宗教の「統一」があり、これはまたS界真光文明教団の主要な信念の一つでもある。その基礎には、すべての宗教は霊的にも物理的にも人類の起源である日本から生まれているという信念があり、神から与えられた真光の使命はすべての人類をその起源である日本の皇室のもとに立ち返らせることだという信念がある。

1974年に岡田良一氏がS界真光文明教団の創始者および指導者として亡くなったとき、裁判の記録によれば、彼の後継者は関口尊師(Reverend: 師、尊師)であった。岡田女史は、岡田良一氏の通夜と数年後の裁判の両方の席においてこの事実を認めている。岡田氏が亡くなったとき、彼の教団の中には2つの派閥があったらしい。一つは関口氏率いるもので、もう一つは岡田女史が率いていた。このときすでにS界真光文明教団は分裂寸前であり、すべての宗教を統一するというその基本的な教義は崩壊の危機にあった。

1974年6月25日に、岡田女史が関口氏と27人の立会人に対して関口氏がS界真光文明教団の次の指導者であるという発表を行った後、彼女は自分の派閥の一人から、関口氏を教祖として承認することに関してはその人の了承がなければこれ以上何も言ってはいけないと言われた。1974年7月5日に、彼女は秘密裡に自分をS界真光文明教団の代表者として大森の登録事務所に登録した。後に彼女はそれを取り下げることになった。彼女は自分が教団の次の指導者になると主張し、関口氏と27人の立会人は彼女の言葉を誤解したのだ、と言った。6月25日に彼女が言ったことは、関口氏は自分の代理人である、というものだったと彼女は主張した。この主張は、6月25日に彼女が実際に言ったことと完全に矛盾するものであり、長年にわたる混乱と裁判での争いを引き起こした。信者たちの寄付は、信者に知られること無く裁判における弁護のための費用に費やされた。なぜ岡田良一氏は明確な意思や書面による指示を残さなかったのだろうか? もし彼がそのような非常に重要なことをするのを忘れたのだとしたら、その他にも何を忘れたというのだろうか?彼の神はどこにいたのであろうか?

この時点で真光に対する全般的な信頼性は、厳しい監視下におかれるべきであった。岡田女史の宣伝戦略はトップギアに入った。関口氏は何人もの愛人を持っているとか、病気にかかっているなどと誹謗中傷された。一方で岡田女史は、その当時の真光信者にとって究極の使命であった神の世界総本山すなわちス座の建設という、神が与えた役割を担う唯一の人とされた。岡田女史が裁判で負けることが明らかとなったとき、彼女は○○真光と呼ばれる自分自身の教団を1978年6月に設立した。S界真光文明教団の多くの信者は離脱し、○○真光に行った。なぜなら、道場(各拠点)の指導者たちが、岡田女史に対して忠誠を誓い、道場の信者たちを引き連れて彼女の側についたからである。普通の信者たちには、元の教団に留まる選択肢はどの段階でも与えられなかった。このような教団の指導権をめぐる争いは、一般には信者に知られていない。典型的なカルト教団においては、沈黙することこそが最高の戦略なのである。

最近、その沈黙の殻が破られてしまい、その情報は色々な情報源から流れ始めた。○○真光の信者にとって最も痛い一撃は、岡田女史のス座は、元の教団であるS界真光文明教団のス座より小さいことを知ることである。

現在の○○真光は、信者だけが信じられる(信じたがる)言葉を使って上述の経緯を説明しようとしている。それは、世界中で起こっている信者の流失を食い止めようとする努力の中で行われている。例えば、次のようなものである。

岡田氏の霊/魂は、亡くなった後49日間さまよっていたのです。岡田氏は個人的に、S界真光文明教団を1974年の6月13日に彼女に渡しました。それは彼が亡くなる10日前のことでした。岡田女史はそれを公表しませんでした。彼女は、岡田氏が霊の世界で人類の救済者としての役割を始める前に(注:岡田氏の霊がさまよっている49日が終わるまでは)、教団を継ぐことを宣言するのは非常に無礼なことなのでできないと感じたのです。

教団の指導者たちはまた、世界中の元信者たちの研究チームがあつめた情報はすべてうそだと言っている。

次第に明らかになっていることは、真光が宗教を統一するというよりむしろ超宗教になるということは、岡田氏独自の歴史解釈や「黄金の言葉」と「神」の導きなどを利用して、日本は偉大な国であるという思想を使い、個人個人がもともと持っている信念の核心部分を捨てさせることに等しいのである(←注:この一文はよくわからないので訳が間違ってるかもしれません)。真光それ自体を神が人類に与えた唯一の宗教とする試みは、信者をとても混乱させるものである。特に、○○真光はS界真光文明教団の分派であり、また文明教団もS界救S教の多くの分派の一つであり、さらにS界救S教も1892年に設立された大本教によって生み出されたものである。

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 真光裁判資料
・S界真光文明教団側の資料(英文) http://geocities.com/Tokyo/7137/truth1.htm (←文明教団の要請により削除された)
・「宗教関係判例集成」 第一書房 第4巻・第5巻 「S界真光文明教団代表役員地位保全事件」
・原審:東京地裁、(昭四九(ヨ)第二〇四六号地位保全仮処分申請事件)
・「中外日報」昭和57年9/3 9/6 9/8 9/15号
・「宗教法学会報」昭和59年11月17日
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岡田氏は他の教えを盗用した: 調査によれば、岡田良一氏はS界救S教の信者であり指導者の一人でもあった。彼は「岡田仲道(ちゅうどう)」という名前で知られており、光玉尊師(先生?)と呼ばれることが好きだったという。彼は性的な不品行をしたことと霊との対話(霊査)に没頭したために教団を追われた。彼が言うには、すべての人には憑依した霊がついており、それが問題を引き起こすと主張していた。1959年に、彼はS界真光文明教団と呼ばれる彼自身の教団を設立した。

岡田氏が主張するには、1959年の2月に神が昏睡状態にある彼を起こし、光玉という名前と神の啓示を与えたという。彼は1959年の2月以前に光玉という名前を使っており、その「神の啓示」は実際は彼の以前の師であった岡田茂吉氏(親戚関係はない)の教えのコピーである。神のペンダントを使うことや、光を手から放射することもまた、S界救S教の特徴である。(→3.崩壊しつつある真光の基礎、参照)

真光は、岡田氏はS界真光文明教団を始めるまでは何の宗教にもはいっていなかったと主張する。彼が10年ほどの間S界救S教の信者であったという事実は、岡田氏がブッダの予言にある「その人」であるという主張と矛盾するものである。:

「正しい教えを説く‘その人’は、在家から現れる。(宗教の経験を持たない人の中から現れる。)」

(注:「在家」とは、ブッダの弟子以外、すなわち仏教徒以外のことである、という解釈もあります。しかしながら、真光では(初級)研修において、「在家」とは宗教の素人という意味であり、岡田光玉氏はその素人であった、だから岡田氏はブッダの予言した救世主だ、と教えています。つまり、「在家」という言葉の正確な意味はともかく、真光(岡田氏)は明らかに自分の理解した「ブッダの予言」に沿うように岡田氏の過去を隠蔽し、岡田氏を救世主にしたてあげようとしています。)
岡田氏は、大量で多岐にわたる情報の中から、自分は現代の混迷を正す役割を神から与えられたのだという主張を支持する情報を集めた。彼は良く知られた日本の伝説や神話に対して新しい意味や説明を考え出すことさえして、事実をねじ曲げて彼の目的に合うようにした。彼が以前にいた教団であるS界救S教と真光との主な違いは、岡田氏の軍人としての固定観念に伴う先入観から生じている。

英語/日本語の翻訳: オリジナルの日本語の教えを調べることは興味深い。岡田氏は関連する教えを一つにまとめず、むしろ教えをまとまりのない形でたくさんの書物に分散させている。このようにして、その底流にある哲学が隠されてしまっている。客観的な研究者は、その教えの階層と岡田氏の哲学の意図に対する基本的な洞察を得るためには、初級、中級、そして上級研修を受ける必要がある。岡田氏の教えを深く調べようとする信者でさえ、それは難しくて時間がかかり、日本語が読み書きできることが必要なため、あきらめてしまう。信者はとにかく日本語を理解する必要はないと言われる。岡田氏の教えは「黄金の光」に乗っており、その本は「光」を放射しており偉大な救いをもたらすとされる。結果として、ほとんどの真光の信者、特に日本人でない信者は、岡田氏の言葉の中に何が含まれているのかを知らない。普通の信者たちは、指導者に教えられたとおりの非常に浅くて個人的な理解に基づいて教団を弁護しようとする。ある意味で、真光の信者は岡田氏の教えを分析的な視点から読む気力を奪われている。どのような混乱も、解決するために手をかざして「光」を与えよ、「もっともっと光を与えよ」と指導される。愛とか調和とか利他愛などの、「心地よい言葉」に包まれつつ、感情的に反応することが奨励されている。

彼の教えの中にある、日本語と英語の言葉づかいは非常に巧みである。ロマンチックで健全な概念が、彼のゆがんだ歴史認識と、一般的な認識を彼独自のイデオロギーに変更させようとする熱意を挟み込んでいる。この研究の著者が参照している真光の情報源の多くが、今だに英訳されていない。日本語のものでも英訳でも、現在の状況にうまく合致するように変更されていることは明らかである。つまり、1978年の厳しい裁判を戦ったあとに設立された○○真光は、すべての出版物から岡田氏の元の教団名であるS界真光文明教団という名前を消し、岡田良一氏によって使われた名前としてその名前「○○真光」を挿入することさえしている。岡田氏が○○真光が設立される4年前に亡くなったという事実は、彼ら(○○真光)にとっては信用問題とはならないらしい。これはまた、面白いことでもある。なぜなら、岡田氏ははっきりと自分の言葉を変えてはならないという教えを残しているからである。



1975年03月24日(月)

歴史を書き換える真光: 岡田良一氏の教えを研究すると、彼は事実とフィクション、神話と伝説をまぜこぜにし、世界の歴史を書き直し、不思議で疑わしい話を作り上げているのは明白である。そして、「彼こそが現代において最高神と直接のつながりをもつ唯一の権威である」という断固とした警告を発している。彼は歴史、科学、宗教、そして哲学に対しても意見をもっている。彼は、現代は「かつてなかったほどの間違った時代(逆法の世)」である宣言した。彼の「神の」役割は、これらの間違いを正すことであるという。(彼は現在、霊界において働いているという。)岡田女史は、この「神の役割」を繰り返し強調する。そのスタート地点は、日本が霊的、心的、肉体的なあらゆるレベルで人類文明のゆりかごであることを世界にわからせることである。岡田女史は、彼女の養父からの連続的なイメージ(彼女が正当な後継者であるというイメージ)を作り上げるため、自分の教団の歴史を書き換えることさえしている。

神になった岡田良一氏: 教え主様(教えのマスターという意味)として知られる岡田女史は、○○真光の霊的な指導者であり、岡田氏の教えを神の法として支持し、信者は個人的に自分自身のカルマに対して責任があること、どんな種類の災難も個々の信者の心の状態や教えの実践の不足が原因であると強調している。

何年もかけて、岡田女史は莫大な費用をかけていくつかのモニュメントを建設し、彼女自身も自分を神の地位に引き上げた。つまり、最高の神と直接コミュニケーションできる唯一の人ということであり、「神は私に何々をしなさいと命じました...」という言い方をする。神について言及するとき、彼女は岡田氏の呼称も使い、「神と救い主様(聖なる救済者という意味)は....」という言い方をして、岡田良一氏が今は神となっていて人類を救う使命を持っているという信者の信念を繰り返し強めている。興味深いことに、彼女が彼のための神殿(43メートルの高さのピラミッド)を1992年に日本に建設したあと特に、岡田良一氏を見たとか彼が現れたとかいう体験談が、熱狂的に報告され事実として受け入れられている。

神になりつつある岡田女史: このカルト教団は今絶好調であり、内部での宣伝だけでなく外部の人をひきつけるために、その信憑性を強める目的で今だに神話を作りつづけ、非常に多くの信者の体験談を出版しつづけている。岡田女史は、1993年にイスラエルへ旅行し、ハルマゲドンを食い止めたと主張している。彼女が中東にいる直接の結果として、突然イスラエルとパレスチナ間の平和協定へむけての最初のステップが達成されたという。彼女は、彼女がその最初のステップを成し遂げたのだと主張して、うまく自分のことを宣伝した。しかしながら、その平和へ向けてのチャンスが後になって失われたことについて、信者はあまり深刻に受け止めないらしい。ここにも、もう一つの"Win-win situation"(どちらにころんでも教団のよいようになる状況)がある。

あなたの隣にいる真光: 真光は、静かにゆっくりと、将来にわたって存続するためのインフラストラクチャー(設備)を作りつづけている。オーストラリア首都圏政府から、その拡大計画の助けとなる土地を援助されたことは、教団にとっては強力な後押しである。教団の信者はすでに、この土地はオーストラリア社会のものではなく、日本に住む岡田女史のものであると誇らしげに語っている。

真光の勧誘活動における主要な目標は、社会に影響力のある人を引き入れることである。政治家、医者、裕福なビジネスマン、公務員などは理想的なターゲットである。これらの新しい信者が右翼思想をもっていると大歓迎である。真光は、陸軍中佐であった岡田良一氏と皇室神道から受け継いだ厳格な保守的右翼思想を持っている。

興味深いことには、ベルギー政府が教団を危険だと認定したときに、オーストラリア政府は教団の後押しをしている。オーストラリア首都圏政府にとって、ヨーロッパで何が起こっているのかに注意することは、自殺行為だとでもいうのだろうか? 臆病な政府を告訴してオーストラリア人の健康と安全のために働かせるようにするには、もっと多くの人々が死にかけていないとだめだとでもいうのだろうか?

ベルギーが道を開いた: 宗教団体を調査するベルギー政府委員会に最近報告されたところによると、○○真光の幹部は、彼らの団体はS界真光文明教団と呼ばれていたが1978年に○○真光に名前を変えたと主張しているという。委員会は、○○真光をSahaya Yoga, 統一教会、創価学会、サイエントロジーなどと同じカテゴリーに入れ、ベルギーにおけるもっとも危険な団体の一つと指定した。危険な団体を確認したことにより、ベルギー政府は現在の法律を国会で議論し、元信者たちのリハビリをしたり、団体の危険性を公表したりするための手続きを進めている。オーストラリアのニューサウスウエールズの立法審議会のメンバー、The Hon. Franca Arena、はオーストラリアの人々に情報を公開してカルト教団から守る必要があると見て、(ベルギーと)同じような国会委員会をつくることに向けて動いているところである。

社会福祉団体としての真光: 教団にある微妙な矛盾の一つに、数カ国で非課税の地位を得るために「慈善団体」という言葉とその一般的な意味を利用しているということがある。岡田氏の教えの中で明らかなように、彼は慈善活動のことを人類の苦難を永続させてしまうものと考えていた。もしある人がつらい状況にあってそれに対して援助がなされたならば、その援助はその人のカルマの解消と清浄化を妨げることになり、実際には不親切をしているのだという。さらに悪いことには、援助をうけている人は「悪いカルマ」を積み上げているという。だから、われわれより恵まれない人々を助ける活動をしている今日の世界中の人道主義団体は、実際には人類を霊的に汚しているのだと岡田氏は言う。○○真光の免税された資金は、一セントも社会には還元されない。それなのに、その指導者たちには高額の給料を支払う十分な資金的余裕があるのである。

一方、お金と時間と労力を岡田氏の教団、真光、に捧げることは、本当の意味での慈善活動なのだという。彼の「唯一最高の宗教」が広がるにつれ、より多くの人々が「光」を受けられるようになり、霊的に救われるという。この方が、戦争によってズタズタになった国々で飢えに苦しむ罪のない子供たちに食料を与えたり、われわれの社会の片隅にいる恵まれない人々を助けることよりも、ずっと良いことなのだという。このような実際的な形の援助は、彼の教えの中では非難の対象となっている。

真光の信者は、このような領域においては岡田氏の教えの厳しさから逃れることはできない。もし信者がつらい状況に陥ると、それは信者自身のせいであり、霊的なレベルが低いとか、教えに従っていないとか、罪と穢れを消すようにと神に祝福されているのだ、とされる。教団は、その苦しみをやわらげるように具体的な形で手を差し伸べることはせず、うれしそうにアドバイスをする。霊的な障害を取り除くため(悪魔払いのため)手をかざして「もっと光を与えなさい。」 そして「もっと道場に来なさい」と。真光の言葉では、光を与えることが最高の形の利他愛なのである。

信者の中では、日本にある真光の本部に各地域の拠点への財政的支援を期待することは、岡田女史と神からお金を盗むことに等しいと考えられている。地域の信者は彼ら自身が費用を負担しなければならない。子供を含めて信者たちは自分たちに対しては節約し、真光の神に対しては惜しみなくお金を払うことを奨励されている。真光にとっては、教団外での経済援助活動を考えることだけでも、全く受け入れがたいことである。

待遇の良い真光幹部: このような偽の人道主義的意味でなされる献金は、○○真光の幹部に還元される。特に、○○真光オーストラリア(有限会社)の幹部たちにである。住居、ベビーシッター、食事、国外国内の移動などが無料でまかなわれ、そして贈り物をもらっている。(ある人は誰がlocal Perks 税を払っているのかいぶかしがっている) 信者は、幹部は給料が安いという印象をもっており、幹部は人生を神に捧げているのだから、彼らを助けるのは正しいことだと考えている。このような信者の幹部に対する気前のよさは、異常なほどであり、時として幹部がそれを尊大にも期待してしまったりする。

岡田氏は教える。「川上を清めれば川下も清まる。」オーストラリアでは、これは次のように解釈されている。普通の信者は、もし幹部を助けたり援助したりすれば、自分たちもより霊的に清まる。もし信者が幹部に仕えれば、幹部は神のための神聖な仕事をより多くできるようになり、それは幹部をより清まらせる。もし幹部がより清まれば、幹部は川上なのだからその恩恵は普通の信者にも行き渡る。だからみんなが霊的に向上する。より高い位の幹部に仕えることは、神への奉仕と呼ばれる。それは、真光の教えを説く講師になったり、真光にフルタイムで雇われるためのトレーニングを受けることを許可される(「許される」)ための資格を得る際の必要条件になっている。多くの信者は、世間知らずかもともと気前がいいため、その言葉どおりに従ってしまうのである。

真光と免税: 真光が行っている最も大きなごまかし行為の一つは、課税を免れていることである。○○真光は、社会が行っている人道主義的な意味での慈善活動からの恩恵を受けることを拒否しない。この種の形の慈善活動は、岡田氏の教えの中で完全に否定されているにもかかわらずである。このような場合、すべてのお金は神のものと言って、教団は矛盾を全く認めない。真光は神の唯一の正しい宗教なのだから、教団に利益をもたらす仕組みは、どんなものでも受け入れるのである。真光はこれを「神の仕組み」と呼ぶ。

次の文章は、岡田良一氏の言葉をアラートン夫妻が日本語から英語へ翻訳したものである。(1997年5月5日)
(注:英語版を日本語へ翻訳しなおしました。)


慈善活動とはどうあるべきか
寸教3、p.82-83

病気の人を救うために病院を建てること、そのためにお金を集めること...これらは薬によって汚染された患者の数を増やすだけです。それらは慈善活動とは言えません。私はそれらを偽の慈善活動と呼びます。それは罪と穢れを蓄積するだけです。「慈善活動」とは、人間から病気と貧困を取り除く行いのことであり、この地上に真の平和で安全な文明を実現することです。
天国文明を広める目的においては、現代において常識と考えられている間違いを正すことも「慈善」活動です。そのような活動により多くのお金を差し出すこと...これも慈善活動です。現代は偽の慈善活動が氾濫しており、世界はますます悪くなっていきます。
このような理由から私は、それだけになおさらなのですが、偽の慈善活動に一生懸命な人に対して望むことは、真の慈善活動に目覚め、貧困と病気に苦しみ心の平安を得られない人々を真の救済へと導くことに目覚めて欲しいということです。

もしある人が1億円を(真光に)寄付したとします。
それがどれほど救いの和をひろげるか想像してみてください。
それこそが偉大な救いではないでしょうか? 私はそれを「慈善活動」と呼びます。

<翻訳前の寸教>

寸教(崇教)H2.9初版 P224-226
[73]慈善事業とは

病人を救うために、病院を建てる。そのために寄付を集める----薬毒患者を多くつくるだけであり、慈善どころか罪業を積んでいく偽善事業であろう。
「慈善事業」とは、人類を無病化脱貧させて、真に平和で安泰な文明を、この世に顕現させていくために為すことである。
天国文明を拡めるために、現在一般常識とされている事でも、その間違いをハッキリ正していく事業、これも「慈善」である。
そういう事業のために、どんどんお金を出すこと、これも慈善事業なのだ。
今は、偽善事業が氾濫しすぎて、ますます世の中が悪化している。そのためにも、偽善事業に精を出している方に、早く本当の慈善に目覚めていただき、貧にあえぎ、病に苦しみ、やすらぎのない人々を真からのお救いに入れてあげてほしいものである。
仮にそうした意味で、ここに一億円を寄付された方がいるとする。それが元となって、どれだけ救いの輪が拡がることだろうか。
たいへんな救いになりはしないだろうか。これを「慈善事業」というのである。

免税されている真光スクール: 真光の野望の1つは、岡田氏の教えに基づいた学校をつくることである。彼は帝国主義、軍国主義、国家神道を決して捨てなかった。日本の真光信者の校長は、最近時計を100年前に戻し、1890年に発布された教育勅語の一部を毎朝朗唱するように指示した。教育勅語は衆参両議院において1947、1948年に排除・失効確認が決議された。それは、国家への忠誠、軍国主義、先祖への崇拝などの国としての「美徳」を生み出し、皇位を守り維持するため、また、従うべき理想のモデルとして軍国主義的ヒーローを復活させるために使われたのである。この種の熱狂が、1941年の憂鬱(敗戦のこと)をもたらしたのではなかったか? 日本の保守的な政府組織は、この帝国主義的な宣伝活動が国民の間に再び現れていることに喜んでいる。

この校長は、日本の著名な真光信者であり、真光の書物のなかに誇らしげに登場している。オーストラリアの真光は、日本の真光に従属している。すべてのポリシーは日本から来る。それは、彼らが建設したオーストラリア学校ではなく、日本の真光の帝国主義者の機関である。世界中の真光の拠点から集められた若者が、日本へ行き、特別な真光の学校(訓練部)で厳しく指導され、真光の幹部(導士)となる。日本人でない真光の生徒も教えられ、日本語で教育勅語を朗唱することを要求される。

もし彼らがオーストラリア社会で確固とした地位を得て、キャンベラにおいて彼らに与えられた土地を足がかりにスタートし、支払いを済ませて引っ越してきたら、そこの真光の学校でいったいどんなゆがんだ歴史、科学、宗教などを教えるのだろうか?オーストラリアの国がしたいことは、その子供たちを、オーストラリアは日本に属しているという考えにさらすことだとでもいうのだろうか?日本は霊の起源の国であり、人類のゆりかごであるという。オーストラリアは日本のある神にちなんで名づけられたという。日本は地球上で一番古い土地であり、ムー大陸の名残であり、そのもともとの名前は天国を意味する「アマグニ」だという。

岡田氏は主張する。歴史は妄想にもとづいており、特に人類と日本に関してはうそだらけである。日本の天皇は、世界の統治者となるべきであり、民主主義は程度が低く(真光内では禁止されている)、真光流の神政政治が未来において行われるという。真光はその信者を岡田良一氏の教えと、岡田女史の意思と、彼女が指定した代表者たちに完全に従うようにそそのかしている。彼女の権限に疑問を呈することは許されず、それは「霊の邪魔」として扱われる。教団内とより広い社会においてさえ、民主主義を完全に否定している。岡田はそれらを教えの中ではっきりと述べている。真光学校はオーストラリアの子供たちにいったいどんなインパクトを与えるのだろうか?

混乱: 真光は、見えないように隠された構造の中に、カメレオンのような性質と多面的な階層を持っている。もしある信者が教えの中に矛盾を見出したら、「霊的成長が足りない」とか、「文化に基づいた誤解をしている」とされる。代わりに、もし教団に対して批判がむけられたら、邪神が悪い霊を使って神の唯一の宗教を破壊しようとしているとされる。もし、元信者が教団との関わりに疑問を持てば、それは霊的に邪魔されているとされ、邪霊に支配され、正しい道に背を向けているとされ、または「神の光」や「神の支配」の霊的圧力に耐えられなくなったとされる。インターネットを含むメディアは、悪の力によって操作されているとされる。信者にとっては、それらから遠ざかることが、邪霊に操られず、汚されないようにするための最も良い方法とされる。

二つの教団の興味深い違いの一つは、元の真光(S界真光文明教団)は非常にオープンであり、インターネットをその宣伝に利用しているが、○○真光は逆で、プラグを引き抜いている(インターネット上での宣伝はまったくしていない)という事実である。

教団内でもし誰かが亡くなると、その人はスの神によって呼ばれ、岡田良一氏(今は彼自身が神とされている)とともに霊の世界で人類の救済のために働くのだとされ、または、その人はその人自身と家族の罪と穢れを究極の犠牲(命)によってあがない、きれいになって神に近づいたのだとされる。信者にとっては、魂が消滅するという恐怖は現実のものであり、もし彼らが真光を実践することによって清まることがなければ、神に見放され、再び生まれ変わることができないという。このようなことが信者の間では広く信じられている。



1975年03月23日(日)

一時期○○真光に所属していた「オウム真理教(アレフ)」の新實智光の証言
http://www.egawashoko.com/menu3/00092101.html
一部抜粋
−−−−−−−−−
 ...オウムに入るまでに、高校時代2度信仰宗教に関わった。病気が治るという宣伝があったので、顔の傷も治るのではないか、というのが動機だった。一度は、手かざしで知られる○○真光。半年から1年ほど続けて、辞めた。
 「自分に変化が見られなかったのと、その教義の中に受け入れられないものがあったから」
 「受け入れられないもの」とは何か。
 「悪人、悪霊は抹殺され、神の御心にかなった者だけが生き延びる、一種の選民思想があった。いくら悪い人であっても、輪廻転生もできない状態まで完全に抹殺しようというのは、神のエゴ。神々の寛容が必要だと思った」...
−−−−−−−−−−

もし信者が経済的な損失を被ったら、それはあがないとか清浄化とか呼ばれる。真光は教える:過去生で起こったことを反映して現在の状況が生じているのだから、と。神は、負のカルマの輪廻を断ち切るために、過去生の罪と穢れに満ちた状況を正す機会を与えつづけているのだという。どんな場合でも、岡田良一氏の教えに基づいた適切な答えが用意されている。理性的な精神は沈み、独特の安心感の中に陥り、または、生きている現実に対してまっさらな麻痺した状態になってしまう。教団の指導者は、出来事がなぜ起こるのかについて、無数の説明を考え出すことができる。岡田氏は自分が人類の救済者であり、真光は唯一本当の宗教だと宣言したので、教団の幹部たちは彼の教えに基づいている限りどんな説明でも考え出す権限をもっているとされる。彼らは結局は、彼ら自身と教団を守っているだけである。

結論: もしある人が真光教団に入ることを考えているのなら、それはそれで民主主義における権利であるが、私たちがその人に強く望むことは、たくさんの情報に触れて欲しいということである。また、客観的な精神を保ちつづけるように努力するよう望む。そうすれば、その必要(教団に入る必要、居続ける必要)がなくなったときに感じる痛みを減らすことができる。

ある人が教団を離れるための勇気ある一歩を踏み出したとき、あらゆる面で御しがたい禁断症状に襲われるかもしれない。フラッシュバック(突然の回想)が新しい生活や夫婦関係、家族関係を不安定なものにするかもしれない。教団を離れて何年もたってからでさえ、そうかもしれない。真光は、巧妙な麻薬のようなものであり、自分自身や人類、地球のために何か良いことをしたいという、人々の良心や人のよさを食い物にしているのである。

私たちは、世界中の元信者の仲間とともにいることに喜びを感じ、真光を離れた人生がすばらしいものであることを見出している。それは、妄想や暗闇の覆いのようなものが消え去ったような感じである。私たちは疑いもなく、正しい選択は教団を去ることだと言える。多くの人々がセラピー(治療)として教団を暴露する挑戦を始めており、それは彼らの健康、富、精神的な健全さを取り戻すためであり、それに成功している。私たちは、長年にわたる教団との関わりの中で得た私たちの経験と知識が、他の人々にとって、教団をはっきりと見通せるようになるための助けになることを望んでいる。私たちが長年持っていた不安と心に深く根ざしていた懸念が、たくさんの人々の関心を引くことが、私たちにとっては大きな救いになるのである。

私たちがこの研究をより深めるにつれて、明らかになってきたことは、岡田良一氏に関する事柄の多くが隠されていることである。私たちやほとんどの信者は、その表面の下に本当は何が横たわっているのかを知ることができない(できなかった)。

私たちの真光文化に対する理解をまとめたこの研究は、あらゆるレベルでの日本と伊勢神宮、世界への真光の深い関わりに対しての、ほんのわずかな洞察である。これは私たちの推測だが、教団と岡田女史こそが人類が生き残るための唯一の鍵であると信じる尊大な(○○)真光カルト文化の中で、岡田女史の役割は注意深く作り上げられて神になるということになり、彼女はそのなかに長年にわたってとらわれてしまったのではないだろうか?

私たちは、そのうちにより多くの情報が利用できるようになることを望んでいる。熱心な真光の信者は、ショックをうけ、教団とのかかわりをあらゆる面で再評価するようになるだろう。自分の持つ愛すべき、寛大な、そして親切な側面が奪い尽くされ、危険なほどにゆがむ前に、距離をおいて物を考え、よく見よう。自分の精神的、心的、肉体的な面にわたってコントロールを取り戻し、子供たちに、より広い社会で生き、また社会に貢献していくための知恵を身につけることなく育つというトラウマ(精神的外傷)を受けさせないようにしよう。

オーストラリアの○○真光は、記録によると、私たちの行動を指して、私たち元信者はこなごなにするための斧を持っていると言ったという。その斧はこう呼ばれている。

(Truth!)真実!


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主な情報源と脚注

*'Commentary; Kami Muki Sanji ' by Kotama(Yoshikazu) Okada Printed 1982 in Japanese.
「神向き賛辞解説」岡田光玉(良一)1982年(日本語)
*'Goseigen The Holy Words ' - Revelations given to Kotama Okada ( Mahikari Bible)
「御聖言:聖なる言葉」−岡田光玉に与えられた神の啓示(真光バイブル)
*'Dai sei shu ' - ( Great holy Master) - Kotama Okada's biography.
「大聖主」−岡田光玉の伝記
* Other printed Mahikari material.
その他の真光出版物
* Repeated Primary, Secondary and Tertiary kenshu's and study classes.
初級、中級、上級の研修テキスト?
* 'All The Emperors Men ' by Garry Greenwood.
「All The Emperors Men (みんな天皇のしもべ)」 ゲリー・グリーンウッド
*'Wages of Guilt by Ian Buruma
「Wages of Guilt (罪の代償?)」 イアン・ブルマ
*'Dojo- Magic and Exorcism in Modern Japan ' by Winston Davis.
「道場−現代日本における魔術と悪魔払い」 ウインストン・デイビス
*'Thank God For The Answers At Last ' by Dr A.K.Tebecis
「ありがとう神様、ついに答えは与えられた」 アンドリス・テベシス博士
* ***** in Context by Rustin Selvey
「***** in Context (文脈中の○○?)」 ラスティン・セルベイ
*Former Mahikari members with the tenacity to say enough!.....and do something about it! Special thanks to Fabien Cheslet, Garry and Wendy Greenwood, Richard Goh and Rusty Selvey.
忍耐強く、協力してくれた元信者の人々
ファビエン・チェスレット、ゲリー・グリーンウッド、ウェンディ・グリーンウッド、リチャード・ゴー、ラスティ・セルベイ
** Acknowledgment- For the inspiration to look beneath the surface. ........A failed Company Director/ Mahikari leader who had the courage to shake hands on a deal, his God his witness.......... and break it!.
謝辞: 隠された事実を調べるためのインスピレーションをくれたことに感謝します...失敗した会社の役員であり真光の幹部の方へ。勇気をだして手伝ってくれたことに..???? 

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1975年03月22日(土)

最終更新日:2001.08.08

http://members.ozemail.com.au/~skyaxe/cantimes.htm

2.Media Reports 
  報道−キャンベラタイムズ○○真光論争−


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The Canberra Times (front page) March 2, 1997
キャンベラタイムズ(一面)1997年3月2日

A.C.T. HOME FOR CONTROVERSIAL SECT
問題になっている宗教のオーストラリア首都圏にある拠点
by NORMAN ABJORENSEN 
ノーマン・アジョレンセン

日本を本拠地とし多くの国で調査の対象となっている宗教団体が、キャンベラに1ヘクタールの広さの一等地をその本部のための土地として与えられた。オーストラリア首都圏政府によると、ホルダー(地名?)の土地使用に関する規定をしている文書が12月に○○真光によってサインされた。公式なアナウンスが来週末キャンベラで行われるその団体の全国集会でなされる予定である。

情報源によると、そのプロセスにかかわった当局は○○真光の活動に関する調査について何も知らなかった。ベルギーの国会委員会は、そこでのその団体の活動を調査しており、その他の多くのヨーロッパ諸国も詳細な調査を開始した。シンガポールでは、海外に流出する資金に注目して関係当局がその団体の慈善団体としての税務状況を調査している。

オーストラリアの○○真光の長であるアンドリス・テベシス博士は、ちょうど南アメリカへの訪問から帰ってきたところであり、彼が言うには教団はネルソン・マンデラ大統領の承認を得たということであるが、元信者たちによるその土地取得に関する異議申し立てに驚いたということである。テベシス博士が言うには、その教団に対する長年にわたる攻撃があるという。「われわれの仲間には、たくさんの著名人がおり、私もRotaryの一員です。」と彼は言った。テベシス博士が言うには、かつて彼の片腕であり、キャンベラの写真家だったゲリー・グリーンウッド氏のような以前の信者たちが、なぜこの教団を反ユダヤ主義だというのかが理解できないとのことである。

グリーンウッド氏は、広く読まれている本、「All the Emperor's men (みんな天皇のしもべ)」をインターネット上で出版している。その本の中で彼が主張するには、教団は邪悪で人種差別主義的な組織であり、金銭の扱いについてかなり疑問があるということである。「われわれの教えがいわゆるシオンの議定書に基づいているなどと主張することはナンセンスです。」とテベシス博士は言った。「われわれの信者のほとんどがそんなことは聞いたこともないと、私は確信しています。」 テベシス博士が言うには、教団を批判する人々との罵り合いになるのは非常に気乗りのしないことであるが、○○真光は平和と宗教的思想の分裂でなく統一のために立ち上がった教団であるとぜひ強調したい、とのことである。「われわれの教団を反ユダヤ主義だと非難することは可能だとは思えません。なぜならわれわれのメンバーの中には多くのユダヤ人と、メルボルンから来たユダヤ教会の主管者さえいます。われわれはすべての宗教と共存しており、信者の構成がそれを裏付けています。」と彼は言った。


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(Front page of Sunday feature section) 日曜版一面
Secrets of a doomsday sect 世界終末論を説く教団の秘密

日本こそが世界の統治権を持つと信じる組織がオーストラリア首都圏で足がかりを得た、とノーマン・アジョレンセンは言う。

左の写真は○○真光の教祖の「教え主様」である。この教団は、彼女がS界真光文明教団の教祖であり養父であった岡田良一氏の後継者になろうとして裁判に負けた後、彼女が設立したものである。彼女は日本で有数の金持ちになった。下の写真は軍の上級将校であり、日本の天皇の神格性に対する熱烈な信奉者であった岡田氏であり、彼は○○真光の前身を作った。数カ国で政府当局による詳しい調査の対象になりつつある、終末論を説く日本の教団が、オーストラリア納税者の出費によってオーストラリア政府から土地を譲渡されたのである。

○○真光として知られる教団は、害のなさそうな霊的啓蒙活動のうわべの後ろで、世界の統治と日本の天皇への崇拝を基礎とした教義を持っている。この教団はまた、まったく反ユダヤ主義的であり、その教義の一部を悪名高く詐欺的なシオンの議定書から引き出している。世俗的なレベルでは、この教団は失敗したベンチャービジネスとつながりを持っている。そのビジネスの支持者は投資することを薦められ結果としてお金を失っている。

○○真光(日本語で、真の光の超宗教組織という意味)は、オーストラリアで非営利団体として慈善宗教団体の地位を享受し、所得税を免除されている。この教団を離れた多くの人々は、常に寄付をするプレッシャーにさらされたことに苦情を申し立てている。そしてすべての寄付金は教団の豪華な建物が建てられている日本へと送られるのである。

元信者によると、そのうちの何人かは教団の中で高い地位にいたが、何十万あるいは何百万ドルにも達する非課税の資金が日本に送られたという。オーストラリアにおける全信者数は、現在約2000人(数百人はキャンベラ在住)ほどと思われるが、減少しつづけている。2年前に日本の地下鉄で毒ガス攻撃を行った、オウム真理教とのつながりに対する不安から、教団を去る人がいることにその減少の大きな原因がある。両方の教団とも、シオンの議定書に基づく世界観を持ち、世界の終末が近いと信じている。

(有限会社)オーストラリア○○真光は、非営利団体として登録されており、その基本的な活動は団体の規定によれば「宗教的礼拝の遂行とその継続」である。この教団は豊富な資産を持ち、多くの信者には知られていない事実だが、圧倒的な中産階級である。記録によれば、キャンベラ近郊の農村地帯の不動産を含めて、ニューサウスウエールズに数千ヘクタールの不動産を所有している。

パースにいる著名な信者は、そこでは報告によると3分の1の信者が過去12ヶ月のうちに去っていったというが、教団に関する記事は今後一切出版されないだろうと誇らしげに語った。非常に有名な信者であるジョー・コート(Jo Court)女史は、西部オーストラリアの首相リチャード・コート(Richard Court)氏の妻である。パースの信者によると、彼はモントローレイ(Mount Lawley)の2番街にあるセンターで開かれる集会に、たびたび妻に同行して参加するという。

コート氏のオフィスに教団について質問をしたが返事はなかった。(ウエストオーストラリアンという新聞によると、1994年の2月18日に、首相のオフィスはコート女史が信者であることを認めたが、しかしそんなことは新聞には関係のないことだと言っていたという。)

新しい信者は、教団の教義をゆっくり教えられる。例えば、○○真光が日本の天皇は神に等しい世界の統治者であるというコンセプトに基づいていることは、新しい信者には知らされない。また、古代には世界はすべて日本に支配されていたという考えに基づいて、日本の帝国が世界を統治する権利を信じていることも知らされない。オーストラリアはある日本の神にちなんで名前をつけられたということも、日本の人々は神に選ばれた人々だということも知らされない。

日本では、教団は軍隊形式の青年組織を作り、与党である自民党の候補を応援するために彼らを働かせることによって、政治的活動を行っている。教団は、一般には信用されていないシオンの議定書のほとんどをその教義の中に採用し、シオニストの世界支配に対する陰謀を喧伝し、ユダヤのダビデの星は本当はユダヤでなく○○真光に属すると教え、ユダヤ人はソロモンの寺院を破壊させたることで神を裏切ったのだから大虐殺を受けても仕方が無いと教えている。東京の地下鉄でサリンガス攻撃を行ったオウム真理教とのぞっとするようなつながりが、キャンベラタイムズが入手した○○真光の上級信者ためのセミナーテキストに含まれている。"The Future Course of Japan(日本の将来?)"という著作から引き出した、Kido Hondaの記述に関して述べたある章は、最も勇敢な者をもぞっとさせるような恐ろしい計画について言及している。「それは地下鉄である。まもなく世界中のどの国の首都も地下鉄をもつようになるだろう。そうすれば、すべての政府機関や政府の重要書類を同時に破壊することができるのである。」

(注:地下鉄に関する記述は、「5.御聖言−警世の書−」中に出てくる歴史的偽書「シオン(賢者)の議定書」内の記述が起源と思われます。上級研修テキストでは、それをもとにした別の著作から引用されているようです。」

○○真光は、キャンベラに本部を置く計画を長いこと持っていたが、この前の12月にオーストラリア政府との文書にサインをし、ムーレイ(Mulley)通りに1ヘクタールの土地を無償で与えられた。その文書には、「崇拝や、宗教的会合と活動のための場所」と書かれている。教団は5年以内にその土地に建物を建てる。主な障害は、以前オーストラリアでNo.2の信者でありキャンベラの写真家であったゲリー・グリーンウッド氏の背信行為である。グリーンウッド氏は、現在ニューサウスウエールズの北方に住んでいるが、インターネットにおいて「All the Emperor's men (みんな天皇のしもべ)」という恨みのこもった批評を出版している。そこで彼は、金銭上の異常さと信者に対する系統だった洗脳について述べている。

ベルギーでは、特に教団が警察権力に侵入していることが発覚して以来、政府委員会が教団の活動を調査中である。同様な調査がドイツ、フランス、オランダ、そしてスイスでも行われている。シンガポールでは、政府が教団の活動を調査している。その活動で集められた寄付金の80パーセントはシンガポール内の慈善活動に使うことが法律で決められているのだが、元信者によると、1セントもシンガポール内では使われていないという。

The soldier who began it それを創めた兵士

○○真光として今日知られているものは、1978年6月に設立された。広く認知されている創始者は、日本の軍隊の上級将校だった岡田良一氏であり、彼は今世紀の最も野蛮な事件である1937年の南京レイプ事件に関わっているとされている。

日本の天皇の神格性を熱烈に信じる彼は、第二次世界大戦における日本の敗戦のあと、S界救S教と呼ばれる神道に基礎を置いた教団の牧師となった。しかし10年後には、オカルト、特に悪魔払いや魔術に対する興味が大きくなっていったために、教団を去ることになった。

彼は後にS界真光文明教団と呼ばれる新しい教団を創設し、基本的にS界救S教と同じだが、「神の啓示」を推進し、手から癒しの力としての光を放射するということを実践した。

「教え主様」という名前の彼の養女は、彼の主要な信奉者となり、1974年に岡田氏が死んだときに彼の後を誰が継ぐかに関しての厳しい裁判を戦った。「教え主様」は敗北し教団を去って○○真光を設立した。

教団のすべての財産は彼女の名義であり、彼女は日本でも有数の金持ちである。彼女は豪華な記念館や、聖堂や45メートルの高さのピラミッドを建設し、それらは信者に公開されていない部分が多い。

アメリカの学者であるウインストン・デイビスは、1980年に出版した「道場」というタイトルの本のなかで、この教団とその不思議な力の実践に関する包括的な研究を行った。彼はそれをこう述べている。:
"as a religion...virtually slow magic, and ...as magic it is fast religion"
「宗教としては...????

この教団は世界中に広がっている。そのオーストラリアの本部は、キャンベラをベースとし、南アフリカにまで達する小帝国を築いている。ここでの○○真光の長は、霊的指導者とか管長とか議長とか色々な呼ばれ方をしているが、ラトビア生まれのアンドリス・テベシス氏であり、彼はかつてジョン・カーティン(John Curtin)医学研究スクールにいたことのある優秀な科学者で、そこで彼は猫の脳で微小電極を使った研究を行い、またオーストラリア国立大学の心理学科で人間の意識の変性状態を研究していた。

彼は1975年に招聘教授として日本に滞在していたときに真光に偶然出会った。彼と彼の日本人の妻のYasumi、そしてルクセンブルク在住の一人の日本人は、オーストラリア首都圏にある有限会社組織である○○真光オーストラリアの重役であり、4つの信託会社−○○真光スクールビルディング基金、○○真光オーストラリア基金、○○真光南アフリカ基金、そして○○真光学校運営基金−などを役員として立ち上げた。

オーストラリア安全委員会によってもたらされた最近の詳細な情報によれば、日本の○○真光は「究極の信託基金」であり、1995年に90242ドル、1994年は196,832ドルが日本へ送金された。1995年に、105,922ドルが役員たちに支払われ、役員の一人は100,000ドル以上を受け取った。テベシス博士とその周辺の役員たちが、不正行為をしているのか、それとも団体の規定に記載されている以外のビジネスに参加しているのか、それは定かではない。

先週テベシス博士と話をしようとしたができなかった。キャンベラの本部によると、彼は現在南アフリカにいるとのことだった。電話に出た女性が言うには、組織を代表して話のできる人が他におらず、また批判に応対することはめったにないとのことだった。


1975年03月21日(金)

THE ANGER OF THOSE WHO GOT OUT 元信者たちの怒り

スティーブ・アラートン氏は地に足のついたタイプの男であり、職業は海洋エンジニアで彼の人生のうちの14年間を○○真光に捧げた。彼は教団を通じて日本人の妻と出会い、教団主催の結婚式をあげた。彼もまた、10,000ドルを巻き上げられた。

「たしかに、お金をとられて損害をうけました。」と彼はKaleenの自宅で言った。「しかし、もっともっと傷ついたことは、裏切られたこと、つまり世界に一つの本当の力と信じていたものにだまされたことです。」

「私が思うに、このような団体を離れて初めてそれが本当に危険だとわかるのです。物理的な意味で危険ではなく、より巧妙なマインドコントロールという点においてです。教団の中にいると、脅迫されていてもそれに気づかないのです。」

「いつも聞かされることは、信者だけが重要であり、外の世界のその他の人は重要でないということです。そのため教団を去った人は少し苦しむのです。なぜなら彼らは信頼するよう教えられたものから切り離されるからです。そのため教団を去った多くの人はそのことについて口を閉ざしてしまうということを私は発見しました。何か精神的な病のようなものにかかってしまうのです。」

コンピューター通のアラートン氏は、インターネットを通じて教団に対して怒っている人が他にいないか探すことに決めた。そして彼も驚いたが、彼自身が元信者たちの国際的な活動の実質上の要となる人物になった。

「ご存知のように、私は自分に何か悪いところがあるように感じるよう仕込まれました。そして、しばらくの間はそれを信じていました。アメリカやアジアやヨーロッパなどの国々に、私と同じような経験をしている人が何百人いや何千人といることを知るまでは、です。今、世界的な抗議運動が起こっています。」

もう一人のキャンベラ在住者で、教団で20年を過ごしてきた女性はこう言う。「よりよい世界を建設するという教義に魅せられ、一方すばらしい霊的体験を積んだが、マインドコントロールが後からやってきて、すべて台無しになりました。」 その女性は、名前は伏せたいとのことだが、被ったダメージから回復するためにカウンセリングを受けている。

以前はジャーナリストで現在は物語作家として、またキャンベラでナイトクラブのコメディアンとして働いているルイーズ・サリバン女史は、その理想に惹かれて16年間を○○真光に捧げたが、彼女は「まったくの偽善...宗教的原理に基づいて行われるビジネス」と呼べるものにうんざりした。彼女は、自分自身を救うためにカウンセリングが必要だと言う。「私は、もし(○○を)やめたら霊の攻撃をうけるといわれました...そういう類の脅しがありました。「見なさい。たくさんのよいことがあったでしょう。たくさんの奇跡があったでしょう。」と。しかし今、私は腹を立て、怒り狂い、自分がそんなにも単純だったことに怒りを感じます。」 サリバン女史が言うには、「熱心な信者として走り回っていた」とき、着服が行われていることを知ったという。しかし、それは隠されていたという。「この教団は非常に独善的な組織です。何の質問もできないのです。」

アラートン氏が疑問を呈し始めたとき、彼は、ずれているとか「霊の邪魔を受けている」とはっきり言われた。彼の疑問に対する決まりきった返答は、彼をうんざりさせた。「もしその答えがあなたの(霊的)成長を促すものでないのなら、あなたには必要のないことです。」

スティーブ&ユミ・アラートン夫妻の失った一万ドルは、「International Corporate Golf Tours Unit Trust:国際企業ゴルフツアーユニット(投資)信託」と呼ばれるベンチャー事業に投資された。そのビジネスは、オーストラリア内で行われている、日本人向けの儲かるゴルフツアービジネスの収益から、その利益の一部を得ようとするものであった。「それは宗教的な信念に基づいて行われるビジネスとしてセットアップされ、思うに私たちは自分たちの教義に基づいて具体的な何かを実現させているのだと感じていました。」と彼は言う。その会社は1991年11月1日に実質上設立され、全部で27万ドルが投資されたが、一年に必要とされた収入を1993、1994年と達成することができず、1994年の10月6日に、課税代理委員(?)から破産申請をすべき状態にあるとされた。

(注:投資信託−投資者から集めた資金を、専門家が株式や公社債に投資・運用し、投資者に利益を分配する制度。)
(注:単位(ユニット)投資信託 −当初募集のみを行い、ファンド設定後、償還まで元本の追加設定を行わない投資信託。)

裁判所が指定した破産管財人である、Ferrier Hodgson社のクレイグ・シェパード氏が先週語ったところによると、この件は決着はついたが、投資者は出資金を取り戻すことが全くできなかったという。彼はそのお金がどうなったのか何もわからないという。この件の調査は、オーストラリア安全委員会に委ねられた。

一人の出資者は、その会社の問題点と異常さについて述べたその後の報告について、最初から詳細に調べ直すため調査員を自分で雇った。国際企業ゴルフツアーユニット(投資)信託会社が設立された後、ANトラベルオーストラリア会社(現、QGSツアー会社)と共同して作られた宣伝用パンフレットには、その会社は投資信託の出資金から(会社の運営?)資金を得ていたことが書かれている。ここには、明らかで興味深い矛盾がある。他人すなわち投資信託の保有者のお金を受託している会社が、なぜそのお金を自分の会社のために使うことができるのだろうか?

The anger of sect members who got out 元信者たちの怒り

その投資信託の運営に関する書簡のレターヘッドに、国際企業ゴルフツアー会社のメルボルン中心部の住所が書かれている。それには他の会社の名前も含まれている。ICGスポーツ、ICGツアーズ、ICGゴルフアカデミー、そしてプロフェッショナルズゴルフショップである。

オーストラリア安全委員会の調査は、ICGスポーツと呼ばれる会社の場所を突き止めている。そしてその会社の役員は、Roland Simpson氏, Alfred Orpen氏, Ross Woodham氏であり、最後の人物は国際企業ゴルフツアーのユニット投資信託の署名者(?)である。

「 Simpson氏 と Orpen氏 は、日本の宗教団体の真光の信者です。」と、私的に雇われた調査員は言う。「たくさんのその他の真光の信者が、そのユニット投資信託の投資者として参加しようとする主な人々となったようです。」 その報告は、それからオーストラリア安全委員会(ASC)に渡された。ASCの記録によれば、Orpen氏とWoodham氏はメルボルンに住み、Top Green Cleaning Product という会社の役員であり、その会社はDown to Earthというブランド名で洗浄剤を取引しており、その製品は、環境にやさしい製品として、スカウト協会(?)と真光を通して売られている。

もう一人の役員であるSimpson氏は、現在ガンにかかっているが、インタビューに答え、彼はもはや○○真光とは関係していないが、S界救S教と呼ばれる、真光がそこからでた教団と関係しているという。

国際企業ゴルフツアーの専務取締役だったSimpson氏が言うには、1992年に日本人によるツアーのキャンセルが会社に大きな損害を与え、資金は宣伝費用で消えてしまったという。その事業は、役員や出資者が教団の信者であること以外には真光とは関係がなかったという。「私は、会社が破産したころには健康上の理由から専務取締役をやめていました。私が思うに、破産の原因は経営の方法がよくなかったこと以外にはありません。」と彼は言った。彼は家を失い、現在は義理の両親と一緒に住んでいる。メルボルンにある教団に関して何か疑わしい行為を知っているかと尋ねたところ、Simpson氏が言うには、「確かな異常さ」を知ってキャンベラの教団本部に詳細な報告をしたが、その後何も連絡が無かったという。

「私は、彼らが不正を行ったとは言っていません。しかし、私は不安になるようなことをたくさん見ました。そして秘密主義がそれをさらに悪化させました。本当のことを知ったたくさんの人々は、うろたえていました。」と彼は言った。

アラートン夫妻は、○○真光の中で目の前で自分のお金が消えるのを見た唯一の人たちでは決してない。ブリスベーンのビジネスマンであるアンドリュー・キャンベル氏が言うには、彼は教団の本部のための建物と教会を郊外のTaringaに15万ドルで買い、修理のためにさらに10万ドルを費やしたが、その建物は使われることは無かったという。「1年ぐらい後になって、その不動産は売られ、そのお金は消えてしまいました。」と彼は言った。彼が言うには、そのことについて尋ねても無駄で、こう言われたという。「川上に積みなさい、すなわち、日本、なぜならかつて日本は世界を統治していたからです。」 彼は教団を離れて3年になるが、まだ教団の理想と実際の行動との不一致に怒りを感じている。「もし私が神の代理人としてこの地上に使わされたのなら、別な感じ方をするでしょう。」と彼は言った。「もし物事がうまくいけば与える(奉納する、奉仕する)ように要求され、もし物事がうまくいかなければ十分与えたかと問われるのです。どちらにしても彼らの勝ちになるようにできているのです。でも、彼らは自らを崩壊させることになるでしょう。内部からすべてを...」


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THE CANBERRA TIMES FRIDAY MARCH 7 1997 キャンベラタイムズ 1997年3月7日金曜日
SEEKING TO CREATE A BETTER WORLD 「よりよい世界の構築を求めて」

○○真光は、そのほとんどの宗教的運動を調査されているが、危険なことは何も見つかっていない、とアンドリス・テベシス氏は以下で述べている。

○○真光は、特定の政党と結びついておらず、特定の宗派でもありません。日本から生まれた組織です。それは、創造神の光と、救い主様として一般に知られる創設者岡田光玉氏によって説かれた普遍的な原理を通して、生活の質を向上させることにより、よりよい世界を打ち立てるために努力しているのです。1974年に彼が亡くなってからは、教え主様として知られる岡田恵珠女史がその教祖となっています。

真光の信者は、その光の実践と教えを、彼らの生活様式の中にフィットするような、また彼らの家族、仕事、学校、社会におけるその他の状況に適切なような、常識的な方法で取り込むことを薦められます。その実践の主なテーマは、家族の中における愛と調和の実現なのです。

救い主様と教え主様は、日本だけでなく国際的にも、その人道的な原理の推進と、貧困者への援助、国際的な交流、人的資源の向上、教育などに対する努力に対して、賞を受けています。

私は、○○真光の運動を代表して、この前の日曜にキャンベラタイムズによって出版された記事の中の多くの間違った主張と申し立ての中のいくつかを正したいと思います。それらは多くの場合、元信者たちの言うことを疑問をもたずに受け入れてしまったことに原因があります。

○○真光は、「終末論を説く宗教」ではなく、オウム真理教とは何のつながりもありません。日本国内でのオウム真理教に関する徹底した調査によって、いかなるつながりも暴かれていませんし、公にはなっておりません。○○真光は、「日本の天皇は世界の支配者であるという思想」には基づいておりません。また、その教えはいわゆるシオンの議定書に基づいてはおりません。

○○真光は、100カ国近い国で数十万人の信者がいます。信者はあらゆる階級、あらゆる宗教−キリスト教、仏教、神道、ユダヤ教、イスラム教、ヒンズー教など−から構成されています。信者の中には、ユダヤ教会の主管者を含め、主な宗教の指導者も含まれます。○○真光が反ユダヤ主義だと主張することは、単に間違いというにとどまらず、想像もできないようなことです。○○真光の主な目的は、すべての宗教を一つにすることです。

もう一つの主な目的は、倫理、道徳、礼儀作法を含めた、若者の教育です。何人かの真光の教育者は、オーストラリアやニュージーランドの多くの小学校や高校のカリキュラムに高い価値を導入することができました。真光青年の活動の一つはコミュニティーサービスです。例えば周囲の清掃、植林などです。真光は「軍隊式の青年団」を作っているなどと主張するのはナンセンスです。

真光の信者は政治には関与していません。信者はそれぞれの国の法律に従うように、よき市民であるようにと教えられます。○○真光オーストラリアは、1977年にオーストラリアに設立されました。10年以上、教団の法的なことは、Deacons, Graham and Jamesらの法律事務所(以前はSly and Weigallらの法律事務所)によって処理されており、もし教団が誠実で評判のよいところでなければ、彼らが法的な処理を進めたりはしなかったでしょう。

教団についての「財政面が極めて不透明である」という主張は、全くの間違いでありそのような事実は見つかっておりません。教団の財政についての記録は毎年ErnstとYoungの会計事務所によって監査されており、オーストラリア税務署を含むしかるべき機関に報告が行っています。記事にありますように何人かの信者(と信者でない人)によって作られたゴルフ会社の失敗は、教団とは何の関係もありません。それは完全に個人的なことなのです。

○○真光オーストラリアは、いかなるビジネスからも収入を得ておりません。その資金のすべては信者の自発的な寄付です。寄付についてはいかなる強制もありませんし、実際会員費についてすら強制ではありません。オーストラリア首都圏政府によってオーストラリア本部の建設を認可された土地は、教団が購入したものであり、「納税者」のお金によってまかなわれたものではありません。

○○真光の目的を維持するため、この計画については地域社会と協議を行うだけでなく、地域社会の積極的な参加を奨励したいと思います。そして、できるだけ多くの人々がわれわれの霊的、教育的な社会とその他の慈善活動から利益を得るようにしたいと思います。

○○真光オーストラリアは、キャンベラの近くの農村地帯に少しの不動産を所有しておりますが、それは有機農法と青少年教育のためのものです。「ニューサウスウエールズに何十万ヘクタールもの土地をもっている」のではなく、またオーストラリアのその他の地域には不動産は所有しておりません。あの記事は、ベルギーを含むヨーロッパやシンガポールでの真光に対する調査を参照した(鵜呑みにした?)のです。

近年、いくつかの宗教団体がマスメディアから非難され(例えばオウム真理教のサリン事件や、ヨーロッパでのキリスト教徒による集団自殺など)、ほとんどの宗教団体が調査を受けているのはもっともなことです。そのような調査は歓迎すべきことです。事実として、○○真光に関しては、なんのやましいことも発見されておりません。真光教団のエッセンスは、まさに神の光であり、そのことについてキャンベラタイムズの記事はなにも言及しておりません。

私の著作、「Mahikari, Thank God For the Answers At last (真光、ありがとう神様、ついに答えは与えられた)」(真光の拠点や、ほとんどの図書館またいくつかの書店で入手可能)には、真光の教団に関するわかりやすい紹介が載っており、神の光のすばらしい効果についてのいくつかの実例を載せてあります。20年以上前に私がはじめて真光の恩恵を学んだとき、私は神経科学者であり、心身医学の教授でありました。

私にとって最初に印象に残ったものの内の1つは、手から放射される光が本当に効果をもつということです。人間にだけでなく、植物とか動物とか人間以外のものについても効果をもちます。○○真光は、経験を通してだけでなく、客観的に研究できる対象なのです。○○真光は、その始まりからオープンな組織です。多くのセンターは、メンバー以外にも開かれており、なんの義務もありません。

この運動に入るのには何の強制もありません。また、信者はいつでもやめる事ができます。○○真光についてもっと知りたい方は誰でも歓迎しますので、DicksonのBadham通り3にあるキャンベラ真光センターを訪れてください。テベシス博士が、キャンベラにおいて○○真光のオーストラリア−オセアニア地域の長をしています。


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CANBERRA TIMES Sunday May 11, 1997
JAPANESE SECT DANGEROUS:REPORT
report by NORMAN ABJORENSEN CT Sunday May 11, 1997
キャンベラタイムズ 1997年5月11日(日) 
日本の危険な教団:レポート
ノーマン・アジョレンセン 

キャンベラにオーストラリア地域の拠点がある、日本をベースとする教団が、ベルギーの政府委員会によって危険と分類された。

オーストラリア税務局から慈善団体として税を免除されている、○○真光と呼ばれる教団が、すでにオーストラリア連邦警察によって、そのオウム真理教とのリンクについて調査されている。オウム真理教は、2年前の日本の地下鉄サリン事件を引き起こしたとされている。

○○真光は、いかなるつながりもないと否定し、誹謗中傷しようとする元信者を非難している。警察が言うには、AFP(フランス通信社?)によれば、元信者によって発せられたこの組織の洗脳、特に子供に対する洗脳が行われているという主張によって、この組織は関心をもたれているという。

ベルギー政府は、この組織の活動に対する世間の関心の高まりを受け、昨年、政府委員会を設立した。先週発行された700ページにおよぶレポートの中で、○○真光は、Sukaya Yoga やサイエントロジーと並んで最も危険な組織であるとされた。

(注) サイエントロジー:米国人L. Ron Hubbardが1954年に創始した宗教;精神修養と能力開発の方法を説く.

国会に届けられる予定のこの報告書は、色々な教団の継続的な監視団体つくることや、彼らの活動を公にすること、元信者へのケア、などを含めていろいろな対策を薦めている。報告書は、上級調査官の○○真光に対する次の言葉を引用している。「我が国の中で最も危険な団体の一つである。」

いくつかの国においてそうであるのと同じように、この教団は、不法な治療と人々の健康に対する潜在的な危険性から批判を受けている。ベルギーの委員会は、色々な団体からその教団の活動に対する弁護を聞いたという。しかし、○○真光の手から放射される光が例えばガンを短期間に消すといったような、病気を治すという主張には異議を唱えている。その委員会が言うには、この種の「あいまいな教え」は、影響されやすい人々に過度に影響を与える恐れがあるとしている。

元信者の証言によれば、○○真光は「スワスチカを用いる極右集団」と言われている。もう一人の元信者は、オーストラリアの元信者によるコメントをそのまま真似て証言している。「○○真光は、前世で行った過ちを浄化すべきという罪の意識を強化しようとするのです。信者は、過ちを清算するために自発的に参加するよう誘われるのです。つまり、教団は解決するための問題を自ら作り上げてしまうのです。」

○○真光オーストラリア(推定信者数は2000-3000人)は、共有の土地の上に建てる新しい総合本部のための81,000ドルの賃貸契約を去年オーストラリア首都圏政府と結んだ。法務長官と計画局の事務所(?)のゲリー・ハンプシャーによると、オーストラリア首都圏政府は、その手続きにおいて課税のための資産評価はしておらず、それは公的な助成をしているのと同等であり、オーストラリア税務局によって与えられた慈善宗教団体としての地位を信用してのことという。


1975年03月20日(木)

Letters to the Editor
編集者への手紙

The Canberra Times Thursday March 6 1997
キャンベラタイムズ 1997年3月6日(木)

***** MAHIKARI CULT HAS POSITIVE WORLD VIEW
○○真光は、肯定的な世界観を持っている。

あなたの日曜日の記事(3月2日P.17キャンベラタイムズ)には○○真光の基本についての誤解があります。○○真光は、本当に宗派に依存せず、その全く肯定的な世界観は、世界の起源は1つであり、人類の起源も1つ、そしてすべての宗教の起源も1つであるという理解に基づいています。

ユダヤ人の信者は、あなたのような反ユダヤ主義的な中傷の中に、またもう一つの試みを見出します。その試みとは、助けるように見せかけて実はユダヤ人に対する憎しみを助長しようとするものです。私たちの社会のいくつかの階層がもつ「イエローペリル(黄禍)」といわれる恐れにつけこもうとする、人種差別的、反帝国主義的な、すぐにばれるような下手くそなたくらみを、神道の信者は拒絶するでしょう。

○○真光の仏教信者は、仏陀によって予言された来世紀の黄金時代は、終末論を唱えるカルトや、地下鉄を悪用した社会の破壊とは何の関係もないことを知っています。これらの主張は、私たちのような多文化主義の実践に困難を感じるような、オーストラリアのような孤立した文化が感じる不安を煽るものです。

私に10年間の修道院生活をもたらしたキリスト教の文化的背景と、19年間の真光での生活から、私は真光には宗派にとらわれない、普遍的な、そう、本当のカトリックの世界観に進化していく驚くべき方法があり、それが私に神の子としての自由をもたらすのです。

本当に宗派にとらわれない○○真光は、すべての宗教、人種、主義を統一しつつあります。○○真光のなかの、上で述べたような宗教をバックグラウンドとして持つ友人や、ヒンズー教やイスラム教徒の友人たちは、私たちが21世紀へ楽観的に進もうとしていたときに、あなたがオーストラリアの精神の中にある、賞味期限の切れた恐怖のボタンを乱暴に押したことに非常にがっかりしています。

TERRY QUINN, テリ− クイン
Conder


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The Canberra Times Thursday March 6 1997 MEMBERS SHOULD TAKE A FRESH LOOK
キャンベラタイムズ 1997年3月6日(木) 信者は眼を覚ますべきだ

キャンベラタイムズが不誠実でゆがんだ宗教団体である○○真光の問題を取り上げたことに対してお祝いを述べたいと思います。(CT, 3月2日P.17)

オーストラリア政府が真光のオーストラリアにおける布教活動を積極的にサポートしたことは、政府自身をこの組織の不誠実さの犠牲者にしてしまいました。つまり、結果として公の資金が誤ったことに使われ、また、私はより重大なことと信じますが、この組織がオーストラリアの信者たちの精神と心の自由をしっかりと支配してしまったということです。

私が6歳のとき、母がキャンベラで信者になり、私もそれ以来関わってきました。そのとき私の両親は離婚する方向にあり、母は疑うことなしに、シングルマザーとしての新しい生活にぜひとも必要な、ある意味で新しい目的と社会的なサポートを、真光の中に見出しました。

21歳になったちょうど1年前、私は私たちが崇高で疑いのないものとしていた「神の啓示」がもう一つの宗教団体から盗まれたものであったという情報に出くわしました。

私は日本において調査を行った後、この教団に対する上記の情報とその他のひどい非難すべき事実が真実であることを発見しました。私は深く深くショックを受け、すべての元信者と同じように、真光が私の中に打ち立ててしまった現実認識から開放される過程において、深刻な感情的トラウマを経験しました。記事は、オーストラリアの人々にこの組織の起源に関する評判の悪い性質を警告した点で、すばらしいものでした。しかしながら、私はある特別で思いやりのあるお願いを真光の信者にしたいと思います。



この組織は、そのーーー?
私は信者の方々すべてに、ちょっとの間距離をおいて考え、現在はたやすく入手することのできる新しい情報に対して、偏見のない見方をして欲しいと思います.

RUSTIN SELVEY, ラスティン・セルベイ
Ermington, Sydney


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( C.T.13/3/97) MAHIKARI STANDS CONDEMNED BY ITS OWN WORDS
(キャンベラタイムズ、97年3月13日) 真光はそれ自身の言葉によって非難される。
                        (真光の教えは矛盾している)

アンドリス・テベシス博士の投稿(キャンベラタイムズ3月7日(金))によって火がつけられた○○真光論争における中立的な立場の人間として、私はそのカルトリーダーに、彼自身の本「真光、ありがとう神様、ついに答えは与えられた」の中にある疑問点をつきつけたいと思います。

2,3分読んで私は次のような興味深い引用に出くわしました。「キリストは十字架の上で死んだのではなく、日本で安らかに死んだのです。私はその墓を訪れ、私が読んだことがすべて正しいと確信しました...キリストは21歳のとき初めて日本を訪れ、10年間神道を学んでそれを教えるためにユダヤ(古代パレスチナの南部地方)へ帰っていったのです。時の権力者が彼の教えを認めず、彼を十字架にはりつけにしました。キリストの兄弟であるイスクリ(Isukuri)が、自らキリストの身代わりになって死んだのです.キリストは37歳の時に日本へ帰り、結局106歳になるまで日本に住んでいました.)(P.355)

これでは、私のキリスト教信仰の基礎がすべてだめになってしまいます。おそらく、テベシス博士が所属するカルトの計画では、すべての宗教の教えを統一するのではなく、他の宗教の基礎を崩すことによって普遍的な宗教になろうとしているのでしょう。

テベシス博士の「真光本」にあるその他の興味深い引用は、次のようなものです。「私は今、なぜ日本の人々が日本の天皇が神だという信念を持ちつづけるのかがわかりました。」(P.396)「日本はすべての宗教のゆりかごなのです....人類が最初に創造された、霊の起源の国(霊の元つ国:ひのもとつくに)なのです。」(P.417)

明らかに、私が教わった歴史や宗教の先生方は、間違っていると言うでしょう。

テベシス博士はユダヤ人に関してこう述べています。「彼らは神との約束を破った。ユダヤ民族が迫害されるのは少しも不思議ではない。」(P.416)

これらの引用は、テベシス博士が新聞への投稿の中で用いたきらびやかな言葉とは相容れないものです。そこで、私はさらに調査をすることにし、公式な真光関係の書物の中に次のような「すばらしいもの」を見つけました。

「色々な既成宗教に見られる教えを守ることも支持することも必要ない」(P.25 寸教の英訳本?)
「民主主義の原理は受け入れがたい。それゆえ、神の教えを伝えるマスター(○○真光の指導者)の言葉や命令、指示が最高のものである。」(P.21 寸教の英訳本?)
「世紀の変わり目の前に、世界的な天変地異がおこるだろう」(P.269 Mahikari Bible、御聖言)

これらは、(もしテベシス博士ではなく)わたしだったら、終末論を唱える宗教の教えに思えます。

オーストラリアのつつましい納税者の一人として、私はキャンベラタイムズが明らかにしたことについて繰り返しになりますが再び取り上げたいと思います。「課税対象になっていないいわゆる慈善団体が、どのようにすれば一年に20万ドルものお金を日本へ送金できるのか?送られた何百万ドルものお金は日本で不動産を購入したり建物を建てたりということに使われるにも関わらず、です。」

オーストラリアの真光組織の幹部の一人が、信者の寄付から10万ドルものお金を毎年もらっているということを、信者たちは知っているでしょうか?、また、そのようなことを認めるでしょうか? なぜオーストラリア首都圏政府は、この組織がその軍隊の新兵をあつめ、幹部を訓練するための不動産を援助しているのでしょうか?だれかはっきりした答えをどうか教えてください。

たぶん、テベシス博士はまた本を書くでしょう。そして、その本のタイトルは次のようになるでしょう。「ありがとうキャンベラタイムズ、ついに(正直な)答えを与えてくれて。」

John Durham, ジョン・ダーハム 
Gordon


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(CAN.TIMES March 13 1997) THE TRUE LIGHT REALLY DOES HEAL
(キャンベラタイムズ1997年3月13日) 真実の光は本当に癒すことができる。

私は、キャンベラタイムズ(3月2日と3月8日)において行われた○○真光に対する乱暴な主張に対して一言述べます。それらは正しくないばかりでなく、真光の最も重要なエッセンス、真実の光、に関することが完全に抜け落ちています。

健康問題のプロとして、私はこの真実の光が癒し/浄化の効果をもつことを興味深くまた驚きながら観察してきました。たとえば、単なる怪我から、より複雑な、薬による治療がうまくいかない高血圧のコントロールにもとても役立ったり、現代医療がよい結果をもたらさないような慢性的な病気や生命を脅かすような病気から完全に回復したり、という具合です。

この癒し/浄化のエネルギーがどのように働いているのかについての私たちの理解はこれまでのところ限られたものですが、普遍的で常識的な教えは、この「光」とともに内面の変化をもたらし、それは奇跡的な回復とともに日常的に見られるものです。ここで強調したいことは、○○真光は、必要な場合には現代の医療を否定しないことです。健康問題全般にわたって、現代医療との共存と調和をはかれるのです。

どのような精神的、心的、肉体的苦痛でもこの「光」によってサポートすること、そして人々を平和な雰囲気のこの組織に導くことは、とても効果的であり、特権でありよろこびなのです。おのおのの信者は、非常に高い人間性を求めて努力する以外にも、自分たちの時間を愛こめて無償で提供しているのです!現在、このような活動は、私たちの物質主義に傾倒した社会の中では前例のないことです。

Stella Ashton, ステラ・アシュトン
Sutton NSW


1975年03月19日(水)

(Canberra Times 13/3/97) OBFUSCATION LED TO DISENCHANTMENT
(キャンベラタイムズ1997年3月13日) 混乱が魔術からの開放をもたらす。

テベシス博士が○○真光を守ろうとすることは、驚くようなことではありません。彼はオーストラリア−オセアニア地域の長なのです。(キャンベラタイムズ3月7日p.11)驚くべきことは、彼が信者には強制的な会員費のようなものは何もないとまで言うことです。この組織が近年会員費のようなものの請求を止めない限り、○○真光の信者になるには3日間の初級研修を受けなければならないことをテベシス博士は忘れる必要があるでしょう。この研修に参加するにはかなりの料金を支払わなければならないのです。

もし彼がこの費用を会員費でないと言うのなら、信者に要求されている霊的つながりを保つための月々の寄付(霊線保持御礼:れいせんほじおんれい)をどのように説明するのでしょうか?彼より上の指導者たちは、この寄付がとどこおるとすぐに指摘してきます。この支払いが会員費でないと言うことは、読者の眼を欺くためにそう言っているのです。

ほとんどのボランティア団体がうまくいくかどうかは、会員に料金を支払い続けることができるかどうかにかかっています。そして、この点において○○真光の場合はとてもうまくいっています。テベシス博士が寄付には何の強制もないと言ったことは、信者たちの生活の中にあるたくさんの行事に対しても寄付が行われている風潮が生み出されたことを説明できません。私が長年の信仰から解き放たれたのは、その寄付について疑問をもったからではなく、この教団の起源、創始者の人生、そして現在の教祖に関する事実を取り巻く混乱を知ったからなのです。

K.J.Ross, K.J.ロス
Chifley


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IS THAT WHAT WE ALL FOUGHT AND DIED FOR?(CT 11/3/97)
(キャンベラタイムズ1997年3月11日) それは、私たちすべてが戦って死ぬ価値のあるものだろうか?

私はノーマン・アブジョレンセン氏の記事「終末思想を説く教団の秘密」(キャンベラタイムズ3月2日p.17)を読んだとき、不思議な国のアリスのような気分になりました。

もし彼の言っていることが正しいのなら、オーストラリアでの信者数は約2000人(数百人がキャンベラ在住)と考えられ、オーストラリア首都圏政府はこの教団に本部のための土地として1ヘクタールの一等地を与え、そしてその費用はオーストラリアの納税者によってまかなわれたということです。彼が述べるには、害のない霊的な啓蒙活動のうわべの後ろで、その教義は日本の天皇への崇敬と世界支配に基礎をおき、その創始者の岡田良一は、1937年の野蛮な南京レイプ事件に関わったということです。

私自身はこの教団の存在は聞いたことがありませんでしたが、言えることは次のようなことです: 私と何千人もの前AIF兵士は、第二次世界大戦で何のために私たちの命を危険にさらし、多くがそのために死んだのでしょうか?2000人のオーストラリア人の仲間が日本の天皇を神の最高の世界支配者と信じる教団にだまされて入信するのを見るためでしょうか?日本人は神が選んだ選民なのでしょうか?そして、わがオーストラリア首都圏政府は、彼らを歓迎し、ホルダーに一区画の土地を与えたのでしょうか?私たちは完全なバカ者ではないでしょうか?

V.E. Lederer, V.E. レデラー
Curtain


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(CAN.TIMES March 7 1997) ***** Mahikari sect unjustly slurred
(キャンベラタイムズ3月7日1997年) ○○真光は不当に非難されている。

○○真光に関する最近の記事は(3月2日P.17)、出版に関する倫理基準を遵守するというキャンベラタイムズの公約が、中身のないものであることを再び証明するものであり、また、真実はよい話には決してなれないという格言を証明するものであります。キャンベラタイムズは、スリー・チンモイにも同じ扱いをしていたことをここで言及しておくことは興味深いことです。キャンベラタイムズが持つ人類への奉仕のための基準−特にキャンベラ社会において−は、キャンベラタイムズが自由に批判しているスリ・チンモニーや○○真光の教え主様のような霊的指導者の倫理基準に比べれば全くたいしたことのないものです。

さらに、これは「新しいこと」ではないですが、○○真光はキャンベラに20年もセンターを持っています.そして、この10年ほどは、地域の本部がここにずっとあります。ホルダー地区での土地の購入(購入であり、贈与ではありません)は、より大きな、ある目的のために建てられた施設を収容するためであり、それは地域の本部として祈りや教育の目的のために建てられるのです。

キャンベラで20年以上、○○真光は社会のなかで活動を続けており、???、そして私たちは多くの公的な会合、図書館での展示などを行ってきました。そして、地域の人々に○○真光の価値について知っていただく機会を提供してきました。もしレポーターが記事のために通りいっぺんの調査さえしていたら、彼はあの本「真光: ありがとう神様、ついに答えは与えられた。」を見つけていたでしょう。この本は、教団に関するより正確な見方を示しています。

MICHELE DE LAINE, マイケル・デ・ライネ
Wanniassa


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(Canberra Times March 10 1997) Mahikari
(キャンベラタイムズ 3月10日、1997年)  真光

私は、センセーショナルな記事「終末思想を説く教団の秘密」の中にたくさんの不正確な点があることについて、抗議いたします。20年前、私は悪性黒腫と診断され、それはリンパ腺に広がっていました。また私は深刻なギャンブル依存症でした。私の体験は、「真光−ありがとう神様、ついに答えは与えられた」に記録されています。それは長年にわたって発行されつづけ、公的な図書館でも見つけることができます。真光に感謝します。私にはもはや何の苦悩もありません.

レポーターは、この本を読んでおくべきでした。25ページに、真光の創始者は1971年に、最高のギリシャの勲章であるセントデニスザンテの勲章とナイトコマンダーの称号を得ています。この勲章は、1000年以上もの歴史を持ち、皮膚の色、人種、宗派への偏見なしに、兄弟愛の人道精神と貧しい人々への援助に貢献した慈悲深い人に授与されるものです。

オウム真理教と真光のつながりを主張することは、ばかげています。1996年の9月には、「真光の指導者である」教え主様は、信者はすべての人々との愛と調和の中に生きるように、また、社会の調和を乱したり暴力に訴えたりすることがないように、と導いております。

JOHN TEAGLE, ジョン・ティーグル
Scullin


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この手紙は、最高のギリシャの勲章であるセントデニスザンテの勲章を調べるきっかけとなりました。そして、興味深い結果が得られました。
(注:セントデニスザンテの勲章は「セルフスタイルドオーダー(自称勲章)」といわれるもので、価値のない勲章としてイタリア政府が作ったリストの中に掲載されています。→1.真光、ある洞察:信憑性?)

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