彩紀の戯言
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2000年11月29日(水) びいる。

くどいようだが私はお酒好き。

ワインや日本酒も飲めるけど今はビール党。
タバコを吸うこともあって私は喉がよく乾くタイプ。
吸い始める前から水はよく飲んでいたけど。ゴキュッ!ゴキュッ!

水でもお酒でもゴクゴクと飲みたいから危険なのだ。
ほろ酔い気分で居続けたいから(笑)。

お酒好きなんだけど酌下手であるらしい。
上司の横に座ったときはもうドキドキものである。
ガンガン飲む上司だと知っている場合はいいのだが、
グラスの半分が空いていてもビールを好まない方もいらっしゃる。
断られたらなんだかバツが悪くて・・・←小心者

入社数年後には「ビールはお好きですか?それともお茶にしますか?」
と言いながらビール瓶を持つようになった。
後輩の子達に対しても同じ。私は優しい(笑)。

私はお酒が好きだ。←くどい
だから楽しく飲みたい。ただそれだけのこと。

逆にビールではなく日本酒や焼酎を好む方もいらっしゃる。
この場合は「お茶」の部分を変えるだけ。
乾杯のグラスを一気に飲み干した方に活用される。


友人達と飲みに行くときは必ずジョッキ!・・・”中”ですよ(^^ゞ
飲むペースがほぼ同じだと判っているし、
そうでない(ペースが同じでない)友人はサワーなどを注文するので
瓶ビールはほとんど注文したことがない。楽ちん。

ジョッキの場合、私は相手のビールの進み具合を見ながら飲むことが多い。
配慮というより次の注文を一緒に済ませたいというだけのことなのだが。
自分の声が通りにくいため(日直が恐怖だった。号令「起立!」が聞こえないらしい)
友人が頼むのだ。「すみませぇぇぇん!生中2つお願いします!」
類友でガブガブ飲む友人が多いため配慮していては私がダウンする(笑)。

先日は初対面の方(お酒を飲めることは確認した)と食事することになったので
ちょっぴり配慮してみたりなんか・・・・・。あ、あれ???
ガラスのジョッキではなく素焼きっぽい大きなビアカップ。

こ、困った。相手のペースが判らない(笑)
和食のコースだったから料理の量も多い。もぐもぐ。
1杯で押さえるべきか2杯目を飲んじゃってもいいのか・・・(悩)

私は見えもしないのに素焼きのカップを見つめていた。
あぁ、透視力があったら・・・。こんな事で悩まなくていいのに。

けっきょく私は「もう1杯飲む?」と勇気を出して聞いてみた。
よかった。彼女のビアカップもほとんど空になってたようだ。


このあと、お腹を一生懸命引っ込めて大浴場に入ることになった(笑)。


2000年11月28日(火) 居酒屋風日記。

居酒屋風日記ってなんじゃ?
まぁ、和食あり、洋食あり、何でもあり?

<居酒屋大好き>

言わなくてもいいのにわざわざ自分の恥をさらしてしまう彩紀。
はい。何度も書いたようにお酒大好きです。
当然のように居酒屋も大好き。

社会人の頃は飲みに行く回数も多く、出費もかさむので
チェーン店の居酒屋が多かった。けど・・・飽きちゃった。
種類も多く値段も安くて・・・ここまではグーなんだけど、味にね・・・・・。
通いすぎだという声がナキニシモアラズ。

そのうち母に連れられてワンランク上の居酒屋へデビュー。
やっぱ違うね。値段は少々高いけどとにかく美味しい。
チェーン店でない居酒屋は暖簾をくぐりにくいけど、
このお店は私と同年代(だと思われる)の夫婦が切り盛りしているためか、
若い客も多い。

もちろん彩紀母もお酒を嗜む。最近は冷酒を覚えたらしい。

ニラたま1つとっても絶品なのよ。このニラたまの味を再現できるようになるまで
私は注文し続けた。再現できるように・・・ということは・・・。
結婚してからも何回か暖簾をくぐってます(笑)。

ニラたまなんぞ原価の安いモノを注文するな!と思うでしょ?
私もそう思う(笑)。でも、同じモノを家で作りたいと思う味なのよね。
不思議なことにあのお店ではみんながニラタマを注文してる。

世の男性方だって美味しい(←ココ強調)家庭料理を望んでるみたい。
だから主婦だって外食が必要なのよ!ってのが彩紀論。
味を知ってるからって上手く作れるとは限らないけどさ。

<肉じゃが談義>

最近、巷で肉じゃがについて書かれてたので・・・。
「肉じゃが」は謙虚が似合う。奢りはは禁物。これも彩紀論。

奥が深いと思われがちだけど、技を習得しても誰もが美味しいと思う
肉じゃがって作れないでしょ?家々で味が違うから。
煮崩れを防ぐためにメークインを使ってみるとか、途中でみりんと醤油を足せば
味がしみこむとか、本にはいろいろ書いてあるけれど。

独身男性に「肉じゃが」を披露するときも謙虚にね(笑)。
いくら上手に作っても男性のおかあちゃまの味には負けてしまうかもなのよ。
もちろん結婚前の私は肉じゃがなんて作れなかったけどさ・・・。

自分が主催する居酒屋パーティーでも謙虚な肉じゃがね(笑)。
自分(もしくは自分の奥さん)の肉じゃがの方が美味しいと思われる確率高し。
逆に素晴らしく美味しいと思われた場合も要注意。
「どうせ私は料理が下手よ」なんて同席の奥さんが言おうものなら。ひゅるる〜。

おそるべし「肉じゃが」。

<日本人らしい(笑)>

居酒屋は日本人独特の文化だと思う、という記事を読んだことがある。
各国の料理を1軒の店で食してしまおうという考え方が日本人ならでは!なんだとか。
ふむふむ、確かに和食、イタ飯、韓国料理、中華・・・インド、ドイツ?
刺身、ピザ、キムチ、餃子、ナン、ソーセージ・・・・。

当たり前のように食卓にも並ぶからそんなこと考えもしなかった。
食生活においては日本人の順応性は高いんだぁ・・。

しかもキムチ餃子とか和風ピザとか作っちゃうし。
先駆者精神には欠けるって言われてるけど応用は超得意なのね(笑)。


私にはもう縁がないけど忘年会のシーズンですね。
おでこに似合うネクタイはもう選びましたか?←某居酒屋CM
でも・・・・私の周りではちまきネクタイの方を見たことないんですけど・・・(笑)。


2000年11月25日(土) 芸能人のプライベート。

今日はメチャメチャ長いッスよ。お覚悟を・・・。

実は・・・ここでのほほ〜んと戯言を書く彩紀にはもう一つの顔があったりする。
それは・・・ある俳優さんのファンサイトの管理人。

YAHOOの門の狭さを知らなかったHP開設当初の私はホイホイと登録申請をした。
その俳優さんのファンサイトの登録が少なかったからなのか、
はたまた当時の審査はそんなにもきつくなかったのか?
めでたく私のファンサイトはYAHOOデビューを果たした。

YAHOOの力は偉大でカウンターはクルクルと回り始める。
と同時にその俳優さんは高視聴率番組にゲスト出演し
「いいとも〜!」と言った瞬間?にクルクルに拍車がかかる。

さらにはその俳優さんがあるドラマでぶっ飛んだ演技を披露し、
ドラマの最終回にはカウンターがクルクルと回りすぎ
壊れるかと思ったほど。(ちょっと大げさ)

けれども喜んでばかりはいられなかった。
たくさんの人が来てくれるということは同時に来てくれなくてもいい人まで
やって来るということなのだ。

コンテンツの文字をポチッと押せばすんなり掲示板やチャットに入れたはずが
いつしか1ページのクッションを置くことになってしまった。
そして削除や修正、アクセス拒否などの機能が付いたCGIに変更する。
おかげさまでCGIに関する知識は増えてしまった。

できることなら注意書きなんてものは書きたくないというのが管理人の本音だと思う。
「意味のない言葉の羅列はやめましょう」とか
「他人を誹謗、中傷する発言はやめましょう」なんて
ネット初心者にだって説明する必要のないことを書かなければならないのかと
頭を悩ますことだってある。

・・・・・が、実は私は悩んだだけで掲示板に関してはほとんど注意書きをしていない。
というか、書きたくないのだ。管理人のエゴかもしれないが、「夏休みの注意」と
同じように『そんなこと判ってるわよ!』とせっかく来てくれた方に絶望感を与えたくない。

チャットはある問題が起きたため読むのもイヤになる程長い注意書きが
書かれているが、保険の説明文よろしくほとんど読まれていないのかも。

掲示板には「管理人が不適切だと判断した場合は削除することがあります」と
だけ書いてある。臨機応変に解釈してもらえそうだが逆に曖昧でもあるようだ・・・。

先日、「質問です。○○さんが△△さんと付き合ってるって本当ですか?」という
書き込みがあった。○○さんというのはもちろん私が応援してい俳優さん。
私はこの書き込みを削除すべきかメチャクチャ悩んだ。
だって・・・注意書きには「プライベートに関することはご遠慮下さい」とは
書いてなかったから。

そりゃ、興味あるわよねぇ。何と言ってもその俳優さんは21歳。若い若い!
私なんぞは既婚者であるため(いや、独身であっても歳が離れすぎだ!
いや、歳が近くてもココは名古屋だ!いや、東京に住んでいてもおそらく
出会うきっかけがない!この場合既婚者であることは問題ではないかもしれない)
もし彼女がいたからといって夜な夜な眠れぬ日々を過ごすこともなく、
逆に母親気分で見守ってしまいたくなることすらあるかもしない。
まぁ、相手を全く気にしないとは言えないが、知人でなければ・・・(爆)

しかし、同年代のファンは違うのだ。狂おしいほどの嫉妬心も・・・(笑)。
それは解りすぎるほど解っているつもり。
管理人の苦悩はこういう所から始まるのだろうか?

まだまだ売りだし中という時期にはこの手の噂が頻繁に掲示板に書かれていたことを
私は知っている。(私がサイトを作る前なので他の方の掲示板なのだが・・・。)
しかし、彼はもう売れてしまった?のだ。掲載雑誌をすべて購入するのを
ためらうほど売れている。(私が貧乏なのか?)

結局、噂を書いてもいいレベルの知名度ではないと判断し、
相手の実名が出ていることもあって削除することにした。
削除したことをお詫びし、俳優の○○さんを応援することがサイトの目的であることと
その質問には本人しか答えられないからと言う理由を付け加えた。
もちろん言い訳ではない。いくら管理人であっても本当に知らないのだから・・・。

すると同じ方から今度は「ワイドショーで取り上げられたら書いてもいいのですか?」
と言う質問を頂いた。う〜〜〜む。そんなこと考えたこともなかった・・・。
管理人は悩むことで成長する。(冗談ではない)

どなたかワイドショーで騒がれていてファンサイトが幾つかあるような
タレントさんはいないものか?・・・・おぉ!いらっしゃるではないか!!

というわけで参考にするべく超売れっ子のキムタクのファンサイトを覗きに行った。
この時点ではあのおめでた報道はされておらず、ワイドショーや週刊誌の
憶測?記事を掲示板でどのように扱っているのかを見たかったのだ。

当然のように一切その話は書き込まれていなかった。
というより、注意書きに「過度なプライベート」な話題の書き込みは禁止されていた。
最近はあの報道は本当なのかという質問が多かったらしく管理人の苦悶さえ
感じさせる文章もあった。

断っておくがこれは個人が運営するファンサイトのお話であって
YAHOOの掲示板などの管理人が存在しない場合はこの限りではない。
つまり言いたい放題の掲示板だってある・・・。これはこれでかなり恐ろしい。

私は個人のファンサイトの運営方法を学びたかった。
いつしか彼が超ビッグな俳優になること夢見てか、そうなるのはちょっと寂しいと
思ったのかは私にも判らない・・・・・。とにかく誰かの意見?を聞きたかった。

2時間悩んだあげく、私は「No」の結論を出した。
たとえワイドショーで取り上げられても本人が公言しない限り噂の域を出ないため
憶測を掲示板で話題にして欲しくない事を告げ、「過度のプライベート」を
ファンが語るべきではないと思うと返答した。

では、本人が公言したら掲示板に書いても良いのか?
という問いに対する返答も頭の中でも準備した。(その質問はまだないのだが)
「相手の方を中傷しないしない内容、もしくは激励ならば良いのではないか」と・・・。
この返答は頭の中で考えただけであって実際には掲示板には書かなかった。

ところが・・・いきなり工藤静香妊娠の報道が私の目にも飛び込んできた。
そして、キムタクの結婚会見がトップニュースで流れた。
日本は平和だ。(あっ、誰かの受け売り)

私は野次馬のようにキムタクと工藤静香さんのサイトに訪れた。うわっ!
・・・・・キムタクの個人サイトはともかくとして・・・・。
とんでもないことになってるサイトがいくつかある。

特に工藤静香さんが個人的に開いているサイトはひどかった・・・。
おそらく(というか、間違いなく)キムタクのファンの書き込みがひどい。
削除作業も追いつかずサーバーダウンになった時間帯もあるようだ。

逆に工藤静香ファンのキムタクに対しての中傷は
今のところ確認していない。確率の問題だけなのだろうか?

そう・・・。応援している本人のサイトには何も書き込まなくても
相手のサイトに中傷を書き込むという悪質きわまりない方もいらっしゃるのだ。
何もここまで”非”祝福の意を表さなくてもいいではないかと思うのだが
書かずにはいられないほどショックを受けた方がいらっしゃるのだろう。

しかし日本もそう捨てたモノではない。
キムタクの私設ファンサイトには激励のコメントが多く
工藤静香さんを中傷するキムタクファンに対して嘆いているキムタクファンも多いのだ。
ちょっと安心。(それをわざわざ確認しに行く私も私だが・・・・今後の勉強のため)

とにかく・・・。ネットの恐ろしさを実感した事件、いや事件ではなく
・・・・・(あくまでも)おめでたいニュースであった。
ネットなどという媒体がなければこんなことは起こらなかったに違いない。
せいぜい工藤静香さんの事務所にカミソリ入りの封書が送られ
一般の市民はただニュースを見るだけにとどまったはずなのだ。

キムタクがジャニーズ所属ゆえの悲劇なのかもしれない。
彼が彼女の(おそらくあるはずの)素敵な部分を少しでも説明できる機会を
前もって与えられていればこんな事にならなかったのではないだろうか。
キムタクの口から説明されれば祝福するファンも増えたと思う。
(あ・・いや・・・のろけは聞きたくないので・・・そこは、まぁ・・なにげに・・・)

アイドルだけでなく、いわゆる芸能人の方というのは本当に大変だ。
一般人ならば最悪でも数人の恨みを買うだけで済むのに・・・。


果たして私が結婚する際、ダンナ様は恨みを買っただろうか?
たぶん買っていないだろう。よかったねぇ・・・。

あっいや、そんなことはどうでもよく。
とにかく、ファンサイトのあり方を考えさせられたことを書きたかったのっ!


2000年11月22日(水) 1年J組 彩紀の日記 「学級会」

6年J組の学級委員だった”おぶち”くんがが病気で天国に行ってしまいました。
「冷めたピザ」とA組にあだ名を付けられたけど、あまり嫌われてなかったみたい。
学級委員がいなくては困るのでJ組の中心グループが”もり”くんを
学級委員に選びました。

A組はみんなで学級委員を決めるみたいだけど、J組は中心グループが
学級委員を決めるんです。どっちが良いのかは私には判りません。
なぜならA組も学級委員を決めるのにすごく揉めてるみたいだからです。

そしてJ組の”もり”くんは言わなくてもいいことを言ってクラスを混乱させました。
新聞委員はこの一言を見逃さず学級新聞に記事を書きました。
クラスが良くなれば一言二言多くてもクラスのみんなは文句を言わないと思うけど、
クラスの雰囲気も良くならないのでみんなは影でブーブー言いました。

すると、突然中心グループの”かとう”くんが何やら文句を言ったみたいです。
”もり”くんに学級委員を辞めて欲しいそうです。

でも、学級会で”もり”くんが学級委員に相応しいかどうかを多数決で決めることに
なったのに、”かとう”くんや”やまさき”くんたちはは教室から出て行っちゃったんです。

多数決には参加しないそうです。私にはなんかよくわかりませんでした。
負けると思ったのかな?トイレでこっそり話し合いをしたのかな?
学級会が嫌いな私はさっぱり分かんないです。

だって学級会なのにみんな静かに聞いてないでしょ。
先生は「人の話は静かに聞きましょう」って言ったのに、みんなうるさいです。
「ひっこめ!ひっこめ!」とか「そうだ!そうだ!」とか言ってます。

”まつなみ”くんはうるさい人に水をかけて文句を言われたり
学級会で揉めたりしたけど、私はうるさい人だって悪いと思います。
どうして静かに話を聞けないんでしょう。
どうして誰も注意をしないのですか?
学級会なのにケンカをしてるみたいですごくイヤです。

”もり”くんと”かとう”くんはこれからも仲良くするんでしょうか?
”かとう”くんや”やまさき”くんたちは廊下に立たされたりしないそうです。
いったい何だったんでしょう?

”もり”くんもここまで嫌われたら学級委員辞めるとか考えたりしないのでしょうか?
でも、他に学級委員をやれる人がいないっていう噂も聞きました。
J組ってかなしい組ですね。


2000年11月21日(火) 見極め.

私がケガをしている間、家のことをやってくれたダンナ様にご褒美?
立派な温泉が幾つもある旅館への1泊旅行。

ケガをした夏の間、何処にも行かずガマンを重ねた私へのご褒美?
カニ三昧の夕食が出る旅館を予約。

どちらにお金がかかるかは家族会議では議論されなかった。
というか、議論しなかった。そして、わくわく出発。(*^_^*)


いつもの旅行よりはお金をかけて宿を予約したつもりだったのに・・・・。
「『じゃらん』を見ました!!」って言わなかったらもっと高いコースだったのに・・・。

温泉はまずまずなカンジ。まぁ、こんなもんでしょう。が、しかぁし・・・・。
そう。私たちは料理に満足できなかった。

確かにカニ三昧。でも、そのカニがいまいちくん。
カニが料理の8割を占めているのにそのカニが・・・・・。なぁんてこったぁぁぁ(泣)

塩味のカニくんは私たちの唇をシワシワにした。
と同時に「もう、しばらくカニはいらない」とシワシワの口は言った。

ところが、ついつい?次の日に越前海岸に行ってしまった私たち。  v..V
もちろん、越前ガニの取れる越前海岸。あの、越前ガニの!!   ミ○ミ

私たちは知っていた・・・。
あの活カニの浜茹でのおいしさを・・・。

あぁ、カニが私を呼んでいる。きゃぁぁぁぁ、呼ばないで!
あなた達は高級品なの。福沢さん1枚では足りないのよ・・・。
家に資産がないから誘拐されなかっただけで食べ物の誘惑には弱い私。

ついフラフラと少々小汚いカニ屋さんに足を踏み入れてしまった。
本日の活カニくんのお値段は1杯15000円也。チーン!たかっ!

それはとてもとてもおいしゅうございました。
カニみそは濃厚。カニの身はプリプリ。新鮮だから身はすぐに取れ食べやすい。


『安物買いの銭失い』の怨霊は私たちからなかなか離れてくれないらしい。

漬け物を買うのは割高だと言って、自分で漬けたら食べ頃が判らずゴミ箱へ。
特価品の庭用ホースを買っても、長さが足りず結局通常品を購入。
この程度ならまだかわいい。

極めつけは、処分品のノートPC(ご希望でないメーカー)を
格安に買ったばかりにメモリー増設を余儀なくされ、
結局は必要なかったがPCぶっ飛び事件でCD-RWを購入するはめになってしまった。

そして、カニ料理込みの宿泊費をケチったばかりに
またしても翌日に15000円のカニを食べた私たち。

買い物も人生も見極めが難しいと感じる今日この頃。
あっ・・・手がカニくさい。


2000年11月18日(土) 無題。

あぁ。今日は友達がいっぱい来てくれてて酔っぱらっちゃった(笑)
キーボードを打つ手も・・・ホント・・・朧気?
何言ってんだろうねぇ・・・・・。

戯言・・・・自分では結構長く続いたけど・・・・。
エゴだよね。

私ってさぁ、「投票」っていうシステムがあるとどうしても拘っちゃうみたい。
拘ることがイヤなんだよなぁ・・・。って思う自分もいるけど、
戯言を書いた次の日にはいちいちランキングをチェックする自分がいる。

成績表を見てる気分になる。
って・・・私が通った学校では廊下に順位を張り出すことはなかったけどさ。

はふ・・・。

所詮、偏差値地獄に陥れられた人間はこんなモノなんだろうか?
いつまでたっても「いい子ちゃん」ぶっちゃうのかな?

他人に評価されたい・・・・。

いつまでも、そんな希望を持ち続けちゃうのかな?
ちょっと・・・イヤかも・・・。

自分をイヤな人間だと思うことは辞めようと思ったけど
酔っぱらっちゃうと本当の自分が出ちゃうのかな?

はふ・・・。←あくび



こんなに短い文章をタイピングするのにすごく時間かかってるよ・・・。
このつまんない文章を読んでくれている人が想像を絶するくらい
タイプミスが多くて変換できない文字を綴ってる。

かろうじて文章を確認する自分がいるんだけど・・・・。
っていうか直さないと変換できないし。

あ・・・・今日は初めて「投票システム」なんて気にしない文章を書いてる・・・。

今・・・生きてることに感謝してもう寝よっかな。
だって・・・事故にも遭わずに生きてる自分がココにいるから・・・。


事故が多いとさ・・・そう思うんだよね。

あ・・・自分は酔っぱらってくだらない文章を書いてる時間を与えられたんだって・・・。
ある意味幸せなのかもね。


2000年11月14日(火) 美味しい料理もそうでない料理もそれなりに。

今日は月曜日。スマスマの日。えへっ!

ビストロスマップの料理って美味しそうだよね。
今日は居酒屋料理だったんだぁ。やっぱり美味しそうだった。じゅるっ!
酒好きな私はボリュームを大にし、片手にビールを持ちTVにかじりついた。

じゃぁ、「ビストロスマップ」の本を買って自分で作りなよ!ってカンジなのだが・・・。
もちろん私だって何度も立ち読みをしたさ。
が、結局一度もレジまで持っていくことなく今に至っている。

ビストロスマップの料理は男の料理だと私は思う。
「danchu」的なんだなぁ。食材にもこだわり、時間をかけて作る料理。
毎日主婦が作る料理とはちょっと違う気がする。
お洒落すぎる点でも我が家には向かない。

そう言えば私の父もそれなりに料理へのこだわりがあったように思う。
確かにスキヤキは母が作るより美味しかった。
が、せっかく土曜日にスキヤキを計画しても父はパチンコで帰宅が8時になり、
まずい母のスキヤキを食べたことだけが印象に残ってしまった(笑)。

そんな父はうどんのダシをいかにして美味しく作るかということにも凝っていた。
「彩紀、今日のダシはどうだ?旨いだろ?」と子供に確認を取るあたりは結構お茶目だ。
私はダシの違いがわかる小学生ではなかったので何だか申し訳ない。
しかし、母は容赦ない一言を浴びせる。
「こんなにもたくさんの鰹節と干し椎茸を使えば美味しくて当たり前よ!」

可哀相な父。でも、これでいいのだ!
ダンナ様が短時間でしかも安く美味しい料理を作ってしまったら
妻の立場はどうなる???立つ瀬がないではないか!!


さてさて、私も一応(←ドラキュラ・ネット中毒なので)主婦である。
友人を宅に呼びつけ、出来た主婦ぶりを見せつけねばならない(笑)。
いかにして料理上手を演出するか・・・・。

私は料理に対して研究熱心な主婦ではない。
「いかにして手を抜くか」が脳を徘徊する女なのだ。
しかし呼びつけた友人には料理上手だと誉められたい。
私はこの矛盾を克服するために尋常ならざる情熱を注ぐことになる。

誤解してはイケナイ。
料理上手になるのではなく、料理上手だと思わせるテクを探すことに情熱を注ぐのだ。
まだまだ探求中だが今までの結果をココにまとめる。←何でこんなに偉そうなんだ?

1.いまいちな料理も上手くできた料理も器と盛りつけ次第

和食器はかなり受けが良いようだ。そして大きめの器を選ぶことが大切。
小さな皿いっぱいいっぱいに料理を乗せても美味しそうには見えない。
大きめのお皿の中心にこんもりと高めに盛りつける。これ基本。

中身は家庭料理でも器と盛りつけ方で美味しそうに思わせるテクニック。

2.一品は少な目に

これは意外と知られていない。(何を根拠に・・・(笑))
量が少ないと品数が増える思うかもしれないが、飲んべえはあまり量を食べない。
いつまでも飲んでいたいので最後にはお菓子でも出しておけばよい。
もしくはお茶漬けとかね。

少な目にするのも理由がちゃんとあるからご安心を。

できるだけ自分が美味しいと思った(もしくは作り慣れた)料理を出すのだが、
もしかしたら失敗するかもしれない。
失敗してまずい料理が鍋一杯に目の前にあったら・・・。これは拷問と言う。

もう一つの理由。
料理はお腹だけで満腹になるのではない。目でもお腹いっぱいに感じることがある。
目の前にいつまでもあると食べた気になってしまうのだ。
あれ?もう、ないの?もう少し食べたかったのに=美味しい料理だったなぁ
この公式はテストに出るから覚えておくように!!(笑)

3.できるだけ飲み会に参加できる料理にする

私的には自分が飲みたいから・・・・ではあるが、
キッチンに長く立たないことは料理上手を意味する。

例えば、乾杯の時にはサラダと刺身を出しておく。これは冷蔵庫から出すだけでよい。
次はオーブントースターでチン!レンジでチン!グリルでジュー!という具合。
「なんとかのマヨネーズ焼き」「シュウマイ」「ハマチのカマ焼き」てなカンジ。

どうよ、どうよ!これで5品もあるじゃないの!!
しかも自分はみんなと同じように飲める(笑)。

チン!チン!ジュー!と同時にフライパン料理を作るという技もアリ。
豚キムチとか餃子ね。つまり同じ器具を使わないことがポイント。
お昼から準備できるならば煮込み料理を温めて出すなんてのもグー!


やっぱり、おもてなしだからゲストに気を使わせるのはマズイっしょ。
「あ〜全部食べてあげなくちゃ・・・」や「彩紀さんちっとも飲めなくて悪いわねぇ」
なんて私の友人が思ってくれるかどうかは別として・・・・・。

ここまで研究するなら料理の腕を磨け!ってか?
いいの、いいの。所詮自己満足の世界なんだから(笑)

そうそう、今週の金曜日には友人がやってくる。
どんな手で騙そうか・・・・。主婦歴2年にもなるとなぁ・・・。ぶつぶつ。


2000年11月11日(土) あの広告が意味するところ・・・。

び、びっくりした・・・。
天地がひっくり返るくらいビックリした・・・。
知らなかったのは私だけ?

みんなは雑誌広告をじっくり読んだりするんだろうか?
私はあまり読まない・・・ような気がする。
というか存在が好きではない。

スポンサーだから仕方ないんだろうが多すぎる。
終わりの方に2,30ページもあったりするともうウンザリ。
だって・・・廃品回収の時に重くて手がちぎれそうになるじゃないか!!

そう。私をビックリさせた広告は雑誌の終わりの方でよく見かける。
ビジネス系?やTV雑誌などの男性が手に取る可能性が多い雑誌にあったりする。
しかもかなりの頻度で見かける。

若い男性がタートルネックで鼻を隠すようにセーターを着ている広告。
ご存じ?

あっはっは〜〜!あれねぇ!と意味深に笑っちゃう人がほとんどなの???
私は今の今まで『男性美容成形』の広告だと思っていた。
だって・・・エステの広告が当たり前だから、美容成形だって珍しくないのかと・・・。

そうです。私はあのセーターの男性が意味することをついさっき知ったのです。
ま、まさか、女性には絶対に施せない成形手術だったとは・・・。

よくよく見ると確かに泌尿器科とも書いてある・・・・・・・。
そんなぁ・・・。

タートルネックを着るときに会社の更衣室の鏡に映った自分を見て
広告みたいじゃん!って思った私って・・・・。

あの広告のモデルさんはかっこいい男性が起用されていることも多く
お!このお顔は私好みじゃん!って思った私って・・・・。

は、恥ずかしい・・・。

まぁ、私に解って貰えなくても広告主はいっこうに困らないだろうから
問題はないんだろうなぁ。


い、いかん・・・。今年の冬、私はタートルネックのセーターを着る度に
この話を思い出すことになるのだろうか。
鏡の前で着替えるのは絶対に辞めようと心に誓う私。

そっかぁタートルネックだもんなぁ。


2000年11月09日(木) きたきた!ウチにも。キャッチセールスっぽい電話が。

昨日、母が「以前○○会社(私が勤めていた会社)の中村さんという人に
電話番号を聞かれたから教えたわよ」と言った。

・・・・誰ですか?←Puffy風に

ったくもぉ、日本に数多く存在する名字を語るのはキャッチセールスもどきなの!!
と母に言うのだが、いつも丸め込まれてしまうらしい。

その中村さんという女性は私が辞める前に退職したらしく、
私が退職したことを知らなかったと言ったそうだ。
そして自分が結婚することになり連絡を取りたいので
電話番号を教えて欲しいと付け加えた。

おいおい!私が退職したことを知らないのに、
なぜ平日の午前中に実家に電話してくるんだ?
本当だったら会社に電話するでしょ?

後で考えてみればおかしなことがたくさんあるのだが
電話のやりとりの最中にはそこまで思い至らない。
もっと頭の回転が速ければそれなりの態度で尋ねることもできるのだが
如何せんその手の対応に慣れていない母。

会社の名簿が流れていることは考えにくい。←小さな会社だし
大学か高校の同窓会名簿でも見て掛けているのだろう。

嘘を見抜く方法が考えつかないので、私から連絡するので電話番号を
逆に教えて欲しい、と今度から言ってもらうことにした。
まず教えてくれないだろうが・・・。

この場合どう対応するのだろう?
今後の母からの報告が楽しみだ。


さてさて、「エンピツ」でキャッチセールスのお相手をして暇をつぶすと言う方の
日記を読んだ私はわくわくして待つことにした。

そして、ついさっき電話がかかってきた!!
が中村さんではなかった(笑)
やはり、名前は変えるらしい・・・。ちぇっ、残念。

いろいろ聞いてお相手しようと思ったのだが、会社の名前すら聞き取れない。
ざわざわしていることに付け加えて、声がこもっているのだ。
マイクか受話器を手で覆っているような声でさっぱり聞こえない。

オペレーターさん!相手に聞き取りやすい声で電話を掛けることが
キャッチの第一条件のようですぞ!本日、実感。

声を聞き取ることに神経を集中させていては、
肝心なときに攻撃できなくなるので早々にお断りすることにした。
すると相手はキャッチセールスや販売目的の電話ではないので
話を聞いて欲しいという。要は資料を送るために住所が知りたいらしい。

自宅オペレーターの案内書を送りたいとか・・・。
何とも想像力をかき立てる”自宅オペレーター”(笑)
何するんだろう???

しかし、ダイレクトメールが来る度に、廃品回収に出せるのか
燃えるゴミにするべきか悩む私は、やはり断ることにした。
資源の無駄遣いは嫌いなのぉ〜♪

しかし断ろうとする度に口を挟まれるので強行突破する事になる。
が、相手が話をしている最中にガチャン!と切るのはどうも大人げない。
できれば避けたいのだ。ということで今回は・・・・

「非通知で掛けてくる電話に対しては一切お断りをしています!!!」

そう、我が家ではナンバーディスプレイに加入している。
だから、本来なら?非通知の電話には一切出ないのだ。
たまたま、母から連絡があって面白半分に出てみただけ。

後ろめたさがなければ番号を非通知にすることはない。
何かがあるに違いない!!( ̄^ ̄)

痛いところをつかれたのか相手は一瞬言葉をつまらせた。
おそらくマニュアルにはその言葉に対しての対応策が載っていないのだろう。
少々拍子抜けしたが、私は後味を悪くすることなく切り抜けることができた(満足)。

我ながら良い出来である。頭の回転速度もまずまずだ!
暇なときは電話に出てこの方法で断ることにしよう。


それにしても”自宅オペレーター”って???
どうも良からぬ方向にばかり想像が行ってしまうんですけど・・・。



2000年11月08日(水) 才能がありすぎてもそれはそれで大変らしい。

今日実家に行ったので私の幼い頃のアルバムを渋々持ってきた。
結婚生活に必要でもないし、何しろ重たいので今まで手つかずにしていたのだ。
2年もほったらかしなのでさすがに邪魔だったらしく、うるさい母。

認めたくはないが幼い頃の私は母にも父にもよく似ている・・・。←アルバムを見ている
しかも”良いとこ取り”では決してない。
大きくなると母の面影だけが残り、ますます憂鬱だ。

そう、私の母はお世辞にも綺麗な人ではない。
が・・・・、歌だけは何故か上手い。(あっ、失礼!母)
おまけにココ数年カラオケ教室なんて通ってるものだから
素人にしてはかなりのレベルであることは間違いない。

しかし、私は音痴ではないにしても下手な方。
なぜこの才能を受け継がなかったんだろう???
今の時代なら才能を披露する場所はいくらでもあるのに。

と思っていたのだが・・・・
披露される側はどうも素直に母の歌を聴くことができない事に気づいた。
先日珍しく一緒にカラオケに行ったのだが、嫌みなくらいに上手いのだ。
熟練度赤丸急上昇。

「歌が上手い人が集まる店で歌ったほうが良い」
身内なので忠告する私。が、すでに他人に指摘されたことがあるらしい。
母は「月謝を払っているから」という言葉を常に準備することになった。

老後(と言うにはまだ若いが)の楽しみを見つけた母はとても生き生きとしている。
しかし、それを思う存分披露できないのがちょっとかわいそうな気がしてきた。
真面目に歌って真面目に聴くカラオケ喫茶で←こういうのがあるらしい
ガンバレ母!!


・・・・ところで私の自慢できる事ってなんだろう???
まつげにマッチが2本乗る・・・・自慢になるかな?
(そして3本目を必死に乗せるが・・・ポロリッ)


2000年11月06日(月) 若者に説教する前に!?

なんか情けないニュースばかりが目に留まってしまう・・・。

まったく自慢にはならないが私はあまり新聞を読まない。
私が読むとくちゃくちゃになってしまうし、手が黒くなるのがどうしてもイヤなのだ。
だから私はもっぱらテレビのニュースに頼っている。

で、最近の気になったニュース。

県知事の名刺をテレビカメラの前で折り曲げたおじさん

いやぁ、これはビックリした。

社長が部下に名刺を配ると会社が潰れる・・・・。

下の者が上の者に名刺を渡さず怒られることがあっても不思議ではない。
がしかし、全く逆のことをしてあの言われよう・・・。気の毒だ。
県知事として県庁に暖かく迎えられないことが解っていたからこそ
下手に出て名刺を配ったかもしれないのに。

長野県を会社に置き換えることはまぁいい。
でも・・・長野県って潰れる可能性があるのか?
幾ら赤字になったって潰れることは無かろう。

そして名刺を折り曲げた。
自分で社長と言っておきながら、
その社長の名刺をテレビカメラの前で折り曲げてしまった。
企業だったらクビだぞ!よかったねぇ、会社じゃなくて・・・。

作家に県政なんて支えられるものか!なんて考えていたのだろうか。
もしそうだとしたらかなり失礼な話だ。

だって現都知事だって作家だし、前都知事は放送作家だった。
しかも「意地悪ばあさん」だぞ。
都庁で働いている人に対しての侮辱と受け取られる可能性大。

テレビカメラが来ていることも忘れキレたんでしょう、と
コメンテーターに解説されていたが、
「キレる」は若者に使う言葉だと私は思っていた。

自分に制御ができない年代だから「キレる」と表現するんじゃなかったの?
大人が子供になってしまう時代なんだろうか・・・。

子供と言えば・・・・

魔が差してやった、と謝ったおじさん。

遺跡発掘現場に家から持参した石器を埋めてしまった。
子供が悪戯半分に埋めたのなら解る。
調査団長を務める立場であの重大さが解らない訳がない。

歴史を追求する者はどんな小さな手がかりだって欲しいはず。
それなのに何十個もの石器を埋めるなんて・・・・。

発掘を手伝っている人たちは愛好家のボランティアが多いと聞く。
彼らの夢をぶち壊していないことを祈るしかない。

しかも魔が差した理由が「他の遺跡に比べて成果が劣っていたから」らしい。
あぁ、まるで子供ではないか・・・・。ただのワガママ。

自分勝手なワガママは相手(他人)の事を考えてあげられない子供にしか
通用しないのではなかったのか?


こんな大人ばかりではないだろうが、
もっとしっかりしてくれなくちゃ若者に説教しても説得力ないんじゃ・・・。

もちろん、自分は若者のつもり(笑)


2000年11月04日(土) 昼食後の出会い。

ら、らぶりぃ♪

知らなかった・・・。こんなに魅力的だったなんて・・・。
初めて見たよぉぉぉぉ。こんなに間近で・・・。

君を主役にした映画があったけどあまりアップのシーンはなかったね。
その時も可愛いと思ったけど、お顔がこんなにキュートだったなんて・・・。

感動だわ〜〜。でも、意外と大きいのね。
名前からしてもっと小さいかと思ったわ。

え〜!二重の目をした子もいるよ。
あれ?こっちの子は目つきが悪いのね。
けっこう個性的なんだ・・・。ふぅぅぅぅん。

え?私たちに一番似てるって??
ふ〜〜ん。化粧品のテストは君たちが一番にするのぉ?
かぶれちゃったらごめんね。

言われてみればお肌の色も似てるわね。
あんまり関係ないのかしら・・・。


お鼻にタッチ!!きゃぁぁ、ひこひこしてる(笑)!
シッポはくりんくりんするんだぁぁぁ。

なに?ソーセージが大好物???
そりゃ、共食いじゃないかい?

ミニブタのかりんちゃん。


調教師のお兄ちゃん。沢山の説明ありがとうね。
私はブタさんの魅力に初めて気づいたよ。

でも、食事の後にお会いできて良かった。
昼食はハムやソーセージのバイキング・・・・。


2000年11月02日(木) 笑顔。

ごとんごとん。

列車は1つの線路の長さが全て同じであることを証明するかのように
規則的な音と、一定の振幅を感じさせる揺れを伴い私を目的地まで導く。

京都行きにもかかわらず、紅葉のシーズンにはまだ手が届かないためか2両編成。
指定席車両の1号車は人もまばら。

窓側の席で1人佇み、文庫本の文字を追う。
時折窓に目をやり景観を心に刻み込み、期待に胸を膨らます1人旅の女。


の雰囲気を漂わすはずだった。
・・・・が、しかし私の目の前には老夫婦。
閑散とした車内で向き合って座る他人・・・・。しかも、少し気まずい空気が流れている。

その車両は前後だけでなく中央にも扉があり、
そのため向きが変えられない座席が存在した。
つまり、数カ所だけ向き合うシートができてしまうのである。

その数少ないボックス状のシートの指定席のナンバーが書かれているとも知らず、
券を片手におずおずと乗り込んだ私。
窓の上の座席ナンバーを目で追い自分の席の横にたどり着く。

「どうせ、誰もこんじゃろ。おまえ、ココに座れ」と、私の席を妻に勧める老人がいた。
しかし傍らに私・・・・。私と老夫婦の間に何とも言えない空気が漂い始める。
空いているので別の席に座っても良かったのだが、
「そこは私の席です」と言われるのがイヤでできなかった。

席にたどり着くのがあと1秒早かったら・・・もしくは遅かったら・・・。
こんな気まずい空気の中に1時間半も身を委ねることもなかった。
老夫婦は甘栗やあられを食べている。いい匂いだ。

あぁ、旅の醍醐味が初っぱなから私の手からこぼれ落ちた。
貰った甘栗がこぼれ落ちた方がフォローのしがいがあるってものだ。
もちろん甘栗は貰えなかった。

窓に視線を向けようとすると老人と目が合いそうな気がして顔を上げることができない。
私は前日に購入した綾辻行人の小説をひたすら読むことになってしまった。
よりによって怪奇小説・・・。

目の端からちらりと見える景色の空は奇しくも灰色。
どんよりとした雲は1時間半で私にまとわりついてしまった。
1人での遠方への列車の旅がほとんど初めてと言ってもいい私は
とうとう緊張の糸を切ることができなかった。

初めて降りる駅。
待ち合わせの相手と私は今回のために携帯をそれぞれ準備したが、
そんなモノは全く必要のないこざっぱりした駅だった。

15分ほどして彼女の乗った電車が到着した。
ゆっくりと改札を通過する彼女。
初めて会うメル友はモデルのような綺麗な女性だった。

出会ってから30分ほど経過したとき、彼女が”きゅぅっ”と笑った。
とても愛らしい笑顔。私はその笑顔のファンになってしまった。

そして”きゅうっ”の笑顔は私を覆った灰色の雲を吹き飛ばし、
緊張の糸もプツリと切ってくれた。
その後私は初対面であるにも関わらず一方的に喋り続ける。


なぜなら、そこに彼女の笑顔があったから・・・。


彩紀 |HomePage

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