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2007年09月30日(日) 札幌へ

仕事で札幌へ出張した。
スーツを着てこの街を歩くのはもう半年振りのこと。

東京は彼岸を過ぎてなお残暑が続いていて、
羽田に行く途中は、汗ばむほどだったのに、
新千歳空港に降り立って、そのひんやりした空気に触れて、
北海道はもう秋が深まっているのを感じた。

空港から札幌へ向かう列車の中で流れるニュースに
「明日の天気 北見 最低気温5度」
とあって、つい半年前まで自分がこんな環境の
ところに暮らしていたのが信じられなかった。
この時期にこんなに寒かったのか。

19時半頃、札幌駅に着いた。
駅を出て夜空を見やると、とてもきれいな月が浮かんでいた。


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翌日、仕事を終え、空港へ向かう前に、3月まで働いていた
支店に立ち寄った。かつて自分のしていた仕事の話をした。
そこで、僕のことをとある野球選手の名前で
呼んでいると聞いた。
「どの書類を見てもお前の名前ばかりなのだもの」

頑張ってよかったと思った。


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着いた日、晩ご飯の帰り道、円山を歩いていると、
夜の闇の中にも、山の稜線が見えた。
山を間近に見ることが出来る街がうらやましかった。
札幌に暮らすことができてよかった、と思った。


2007年09月09日(日) 「頑張って」

「頑張って」という言葉は使わない。
もう頑張っている人に、これ以上頑張ってなんて言えないから。

そんな意味の文章に触れたのは、いつのことだったか、
多分大学生の頃で、当時大して「頑張って」もいなかった
僕は、そんなものかな、と思った。
言葉は意識的に使うよう心がけていたつもりだったし、
人を追い詰めるつもりでその言葉を使うことはなかったと思う。

時が経つにつれ、いろんなところでよく耳にするようになった。
けれど、僕は「頑張って」と言ってもらえれば、素直にうれしいし、
少しは頑張れる気もする。

ひどく仕事が立て込んで疲れているときなど、
「頑張って」と言わずに「そんなに無理しないでいいよ」と
言葉をかけてくれる人もいる。

でも、無理は承知で、無理をしないわけにはいかなくて
無理をしているのだから、そういうときは「頑張って」
と言ってもらうほうが良いのかもしれない。

もちろん声をかけてくれる人は、
慮って励ましてくれている。
つまらぬ屁理屈よりも何よりも、
その気持ちがうれしい。

最近は少し、仕事がきつい。
今は頑張るほかにないと、思っている。


おじゅん |MAILHomePage

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