そよ日暮らし の そよふぉとノート
もくじだよ|きのうへ|あしたへ
うずまきの 卯月はおしまい ありがとう こんどあうとき どんな風かな
「な」だよ
たよるなら こんな斜面に ひとしれず 咲いてるカタクリ
たすけてくれそう 口もかたそう
「う」だよ
すきとか すあしとか すき通るとか すすりなくとか すがらないとか すきまだらけとか すはだの感触とか すとんと落ちるとか ストレートパーマとか スカートのかたちとか
そういうこととは これっぽっちも関係のない 遠い遠いところのように思っていた場所に さっき たどりつきました
あのころに 思ったものとは ずいぶんちがい ふくよかな心地よい風 吹く場所かもね
35歳になりました
「た」だよ
こんばんわ こんやは こんなに ことごとく こぼれだすので こうさんなのです
「す」だよ
うまれつき すきなあそびは まぜこぜの 混沌とした いごこちごっこ
「こ」だよ
なせばなる なさねばならぬ なにごとも
?
ならないよ なせないときには なにごとも なんにもなさらず ながされませう
「う」だよ
間隔は 間延びしてゆく 間の悪い 間奏なのかな かんちがいかな
「な」だよ
るいせんは もったいないから つかわない 用意周到強化月間
「間」だよ
しんとして 四月とむきあうための曲 「九月の風」と 名づけられてる
「る」だよ
うすうすは 気づいていました だって ほら 三十五年も わたしなわけだし
「し」だよ
いつかみた 群生地より ずっと好き ひとつづつ咲く ミズバショウ
「う」だよ
てがかりが いくつあっても つじつまを あわせるパズル ひとつ足りない
「い」だよ
えんえんとつづく えそらごと えいえんに 少し似ていて こんやは星が 目にしみて
「て」だよ
流れはじめた 四月にちょっと戸惑って むさぼるようで なんだかねぇ
「え」だよ
ねこやなぎ 黙っちゃったね 銀色も 花瓶の水に とかしたのかな
「な」だよ
てのひらに やっとちいさな みずたまり 指をほどくと こぼれちゃうよね
「ね」だよ
2001年04月11日(水) |
まだ おやすみ中なんだけれども |
ぬるい風 退屈そうな ふきのとう ほかにはだれも みあたらなくて
「て」だよ「て」
あっ。これは募集してないです。
今週のはじまりの音は 「馬鹿」 か 「まゆげ」 か 「つ」 だよ。です。
まだ おやすみ中なんだけれど
ここがちょっと淋しそうにしてたから
ひとりでシリトリでもしようかなって思ったわけで。うん。
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