そよ日暮らし の そよふぉとノート
もくじだよ|きのうへ|あしたへ
そえがきなんて
そぐわないから
そこびえするほど
そっけなく
そのばかぎりの
そしらぬかおで
そらをへだてて
そいねして
そめいよしのや
そぼ降る雨に
それとなく言う
そばにいて
そくばくしない
そまつにしない
そまりすぎない
そよぐ風
そこはかとない
そんざいかん
そぼくなねがい
そらだのみ
そっとしずかに
そだてるつもり
その日その日を
そよそよと
そのつくことばの
そよ日暮らしで
そろそろおわり
それともまだまだつづくかな
ということで ちょっとだけ春休みに入ります。 公開していないものもあるんだけれど わたしのノートには 五十音が揃ったのです すごいでしょ。 だから しばらく 春休みぃ〜。
毎週火曜日更新の四行しりとりは あいかわらずに募集中です。待ってます。よろしくぅ。
さ
桜
咲く
さなぎ
さんぽ
さらさら
さえずり
さずかる
さりげなく
さきまわり
さんぜんと
さえわたる
さからわず
さそわれて
ささやかな
さざなみや
さわやかな
さわりたさ
さげすまず
さまざまに
さすらえず
さまたげる
さいぼうや
さいぎしん
さめざめと
さびしくて
さいなむ
さえぎる
さよなら
さだめ
寒空
錯覚
錯乱
叫び
再生
さんま
さざんか
ささめゆき
さいれんと
さとすように
さいころじー
さいみんじゅつ
さわがしく目覚め
さしつかえなく春めいて
さんしょううおもうまれはじめる
さのつく言葉は とても ふくざつ
たたずんで
たこあげしたり
たけとんぼ
たてがみ 枕に
たぬき寝入りを
たまらない
たちまち消える
たいおんと
たかなるままの
たちおうじょう
ただよって
たしかめたくて
ためしてる
たがいちがいに
ためらいながら
たからもの
たちどまらずに
ただいま と
たたいたドアや
たばねたことば
たねあかし
たましい たぶん
たえまなく
たびを続ける
たしなめないで
ね
ねぇ
ねがお
ねぼけて
ねがいごと
ね息のかわり
ねものがたりに
ねっしんに考えた
ねこかぶりな物語
ねんいりな夢だけど
ねがえりうつと瞬間に
ねこそぎ消えてしまう夢
根雪がきえる音もきこえる
音色と呼ぶにはひそやかで
ねむりぐすりにまぜたいような
ねごこちをよくする為のおまじない
ねじをまいたのに またゆるめたのね
ねぇ そんなになんども くりかえすとさ
ねじはそのうち空回りしかしなくなるかも
ねむれそうかな
ねようかな
手
手紙
手編み
手あそび
手にあまる
手もちぶさた
手間暇かけて
手あたりしだいに
手品のようなことば
手応えのない浮遊感
手さぐりしても届かない
手のとどかないものなら
手放すことも ないのです
手ぎわのわるい なごり雪
手わたすバトンを落としてる
手に手をとったぬるめの風が
手まねきだけを つづけてる
手をふる様子のなにげなさ
手に取るようなあいまいさ
手おくれなんて知らなくて
手つづきなんていらなくて
手ざわり思い出したくて
手鏡のぞいて髪梳いて
手帳に何か書きたくて
手足伸ばして眠れるような そんな季節がくるらしいよね
と
とり
とおく
とうとつ
とびたつ
とめどなく
とうといもの
とっぷうふいて
とぎれとぎれに
とびらがひらいて
とまどいながらでも
とどくような気がして
逃避なんかではなくて
とどろくようなおもわくや
とりみだすのはごくたまに
とてつもなくおおきな自信が
ともなうかもね こんな時には
とんちんかんな飛び方をして
とぼけたようにふるまう鳥と
とわずがたりでわかりあう
とけいの音がうるさいね
とにかくいつも正しくて
としがいもなく頑なで
とがめてもチクタクと
とまることもしらず
とけるような夜も
とげのある冬も
ときめく旅でも
とんちゃくなく
といきもなく
とわに時計でいる時計
とても今夜は耳につくかも
お散歩
ぽかぽか
かげのびて
てくてく歩く
雲おいかけて
てじなみたいね
ねぇ見えるといい
いくつものつららが
がまんできずにほら
乱脈なようでいて違う
歌が聞こえる滴ってゆく
くりかえすたしかなリズム
むかうところを誰も知らない
いきたいところはその時々に
にんげんみたいにかんがえて
てれくさそうに 決めたらいいね
ねこやなぎが銀色にきらめくような
流れはじめの川べりのひなたに今は
はらはら早く行けるといいなと思ってる
流浪する つららだった雫たち
沈黙していた つららたち
ちゃんと今つららの季節がすきと思える今になれそう
うれしいな
好きな み - みはらし みおぼえ みどりいろ
悲しい み - みれん みがわり みえすいた嘘
冷たい み - みぞれ みみたぶ みずいろの雨
似ている み - みずくさ みずもの みようみまね
これからの み - みみず みなづき みずばしょう
欠かせない み - みそしる みちづれ みだしなみ
わくわくする み - みずあび みちすう みかんせい
なつかしい み - みかづき みおくり みなみへの旅
通りすぎてきた み - みつめる みちくさ みずたま模様
誰かと行きたい み - みさき みずうみ ミラクルワールド
ほしい み - みだれてもみがまえていてもみうしなわないみずみずしいもの
ゆ
ゆめ
ゆかた
ゆうわく
ゆうがな
ゆーとぴあ
ゆるやかな
ゆるされたさ
ゆううつな時は
ゆいがどくそん
ゆうゆうじてきに
ゆびきりげんまん
ゆうべのやくそく
ゆいいつのありばい
ゆきおんなならきっと
ゆるゆるゆるむ雪肌に
ゆき化粧してかくれんぼ
ゆうちょうないつかきっと
ゆびおり数えてまちぼうけ
ゆきどけの川ながれだす頃
ゆきずりのそよ風よびとめて
ゆうやけみたいにあいまいな
ゆめとうつつの ちゅうかんで
ゆめにみたこと つたえようかな
ゆうきなんかはちっともいらなくて
ゆりかごが揺れるみたいななにげなさ
せ
せき
せなか
せつなく
せっぷん
せいくらべ
せつげつか
せっさたくま
せつなしゅぎ
せけんしらず
せまいせかい
せんしびりてぃ
せっぱつまって
せいせいるてん
せいてんの霹靂
せとぎわのいたみ
せん秋らくのぬくみ
せんざい意識のもさく
せんざい一遇のであい
せいこううどくのまどろみ
せっかくだからと言うスタンス
す
すき
ずぼし
すてき
すがお
すずしげ
すばらしく
すきまだらけ
すなぼこりさえ
すきとおってゆく
すがすがしさには
すかさず窓をあけて
すっとんきょうなあくび
するどい風がみえたなら
すはださらして吹かれたい
すすり泣く声聞こえるのなら
すずむしみたいなものになり
すばやくそろって泣きましょう
すじがきどおりに 行かなくて
すじちがいな夢 みちゃっても
すいみんちゅうの ことだから
すえひろがりに たのしんで
すすいでひなたで乾かして
すみずみ記憶に残しましょ
すいへいせんを見るように
すこししずかにふるまって
すな浜みたいに平らかに
すべりおりても痛まない
すずらんの花咲く頃は
すごしやすい空模様
すこやかな息づかい
すがたやかたちは
ずうずうしくても
ずるくはないし
すくすくとして
すでにきっと
すべからく
ずいぶん
すなおに
すこぶる
ずぼら
ほ
ほん
ほたる
ほうよう
ほおづえ
ほとばしる
ほのめかす
ほうていしき
ほら微笑んで
ほくとしちせい
ほうきにのって
ほのぼのと行く
ほてりがさめたら
ほしくさのベッドへ
ほのかな匂いに
ほんのうのまま
ほうむるものは
ほしいものと
ほころびと
ほうせき
ほしん
ほうしん
ほんしん
ほろよいに
ほん降りの雨
ほそぼそとした
ほしくずみたいな
ほとんど見えない
ほんの微かなものだけど
誇りと名づけて呼びましょう
ほめて頬ずりしてみましょう
う
うそ
うつろ
うかつ
うきぐも
うたかた
うやむや
うろこぐも
うすあかり
うぬぼれて
うしろめたく
うろたえても
うっとうしいね
うずまくものを
うたがいもせず
うちけしてゆける
うららかな空気や
うたたねしている風
うで試しなら今のうち
うしろがみひかないで
うかれた様子の薄笑い
うぐいす真似た真夜中や
うわめづかいの朝やけに
ういてんぺんとつぶやいて
うよきょくせつもあるでしょう
うつりぎ見守るよゆうもあって
うわのそらでもゆるせるくらいに
うつりゆくもの熟知している早春に
む
むり
むかし
むじゃき
むすびめ
むつまじく
むかんしん
むしの息なら
むしぼしすこし
むきずなままの
むなさわぎよりも
むらさきつゆ草とか
むぼうびなあちらがわ
むかし気質なやり方で
むてっぽうとかむこうみず
むすめざかりに似合ってた
むぎわらぼうしはおいたまま
めかくし
めいてい
めざめる
めりはり
めるへん
めんえき
めんみつ
めまぐるしいのは めずらしいよね
よ
よる
よいん
よあそび
よいごしの
よそゆきがお
よわさかくした
ようきなリズムで
よばれた気がして
よなれた風に装って
よあけの空に答えてる
ようえんな夢にあずけた
よいまち草はにねんそう
よこなぐりの朝焼けさして
よいざめしてゆくここちよさ
ようせいみたいなものになり
よもやまばなしを綴っていたら
よろいど まもなく開くけはいの
よかんなら確かな感触あるのだし
よろこびいさんで流れ始める三月の
よごれる素足や泥んこだって愛しくて
よんどころないルール違反をゆるしてね
坩堝 レタス ロンパース
ルビー レコード 炉端やき
ルーペ レプリカ ろくでなし
ルンバ レッスン ロングラン
ルージュ レーズン ロータリー
るすでん 黎明 ロッカールーム
るいせん れんれん ロマンチシズム
るすばん 冷夏 ロンドンよりも遠い空
ルール 冷却 ロングロングバケーション
ルピナス レモン 路上駐車のオートバイ
ルーズ 冷静 狼狽なんてしたりはしない
ルーレットまわして 例外のない ローティション
縷言 レクチャー 老婆心 ・・・ やれやれ
「る」や「れ」や「ろ」のつく言葉は少ないね
に
にじ
におい
にげみち
にねんそう
にぎりこぶし
にごることない
人魚との思い出
にばんせんじでも
にじゅうそう奏でて
にぎりしめているもの
にもつの中にかくそうか
にげみちが知りたい時は
にゅうどう雲が教えてくれる
にえきらないくらいがいいわね
にっこうよくにあきるころには
にし陽がちゃんとさしてきて
にゅうわなものに包まれて
にじみゆくものぼんやりと
にぎやかな風にまじって
庭にふわりと降りたって
にこにこ顔の似合う花
日課は日記を綴る事
にわか雨と話す事
にんじん にんげん にくめない にのつくことばは すきかもね
cap verses / そよ日暮らし
四行しりとり 今週のはじまりの音は
「あの店に」 か 「F」 か 「に」 だよ
や
弥生
やがて
やくそく
やわらぐ
やさしさと
やみくもな
やつあたり
やみつきな
やるせなさと
やましさかもね
やにわに消える
やすらかなきせつ
やぶさかでないもの
やじろべえの使い方
やぶれかぶれにも似た
やせがまんにみえるかな
やつぎばやに わいてきて
やすうりできるものでもないし
やまぶきいろのものになりたい
やせいの花やちいさなものね
やっかいな あとあじの悪さ
やすみなくつづいてゆくもの
やっぱりもっとやわらかな
やさしげな言葉えらんで
やかましいわね昼間から
やぁ みなさんこんにちわ。 午後はしばらくお留守にします。 夜はわくわく明日の更新準備をする予定。 なので 早めに書いてみました。 ではまたぁ。
な
なみ
なみだ
ななくさ
なつかしい
なまえをよぶ
ないしょばなし
なんてことのない
なおりかけの傷ぐち
なでてゆく春の気配と
なで肩の肩 くらべっこ
なかよしこよしに疲れたら
なかまはずれのアヒルのこ なごやかな場所 にげだして
なな色のひとりぼっち楽しんで
ながれるものを目でおいかけて
なだれのように ながれるままの
なごりおしさにここちよく酔いしれて
なき寝入るのもきもちよさそう春うらら
「な」ってなんだか泣き虫みたい なずな なでしこ ななかまど
「な」ってなんだかなまけもの なにとぞ なるべく ななめよみ 「な」ってなんだかナーバスね なみだ なぜなの なんでもないよ
「な」ってなんだかなつかしい なえ木 ながぐつ なかなおり
週末は お休みします。
よい雛祭りをお過ごし下さいませませ。
cap verses / そよ日暮らし 四行しりとり 今週のはじまりの音は
「つんとして」 か 「名」 か 「い」 だよ
つ
つま
つばさ
つじつま
つかのま
つつましく
つつがなく
つねひごろ
つかまえて
つくろうべき
つよがりさえ
つんつるてん
つまづいたって
つぐないはしない
つきなみなルール
つけあがる人もいて
つりあいがとれるから
つまさきだちをして踊る
つきぬけるような青空に
つめたい風がたまに吹き
つかいふるした鳥の巣で
つみきあそびをするつばめ
ついばむふたりをみまもって
つれづれなるままつぶやいて
つやつやと潤うくらいさまよって
つきつめたりはどなたもしない
つくりばなしはとくいだけれど
つんとしていずまいただして
つけやきばでもいいのです
つきあかりさすしずけさに
つめに塗る色えらんでる
つまらない気がかりは
つかみどころのなさ
つくしはまだまだ
つららのきせつ
つれない弥生
つぎにつづく
つちいきれ
つゆくさ
つんと
つんと咲くまで
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