東京の片隅から
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去年に引き続き、ポケモンスタンプラリーのない夏。 紙に押すタイプのスタンプラリーは今後廃れていくのかな、と思うが、子どもはハンコ好きなんだよねぇ。 子ども向けのアナログなスタンプラリーはしぶとく残りそうな気がする。 デジタルじゃスマホの電池が切れたら終わりだし、今デジタルスタンプラリーを展開しているのは80年代90年代のマンガやアニメがテーマだったりして、狙っているターゲットは「大きいおともだち」。 ポケモンセンターなどでもラリー的なものはシールやスタンプだから、棲み分けるのかな。
開会式が終わったらあの騒動は何事もなかったかのように競技が始まってテレビも知らんぷり。 もやもやしている。 それでも無観客だからか、いつものオリンピックよりも特別番組は少なめ。淡々とその日のハイライトを放送してくれればいいのですよ。 街も観光客がいないからそれを当て込んだ商売もなく、オリンピックはどこか遠い国の出来事のようだ。
コロナワクチンの副反応はほとんどない。普段よりも体温が高いかな?というくらい。腕も腫れてない。それよりも連休中の日焼けが汗疹ととびひになっている方が大変。ステロイド塗ってる。
ワクチン接種1回目。 少し早めに会場に着いたがガラガラで、1時間後の予約時間なのに来ちゃったご老人もそのまま入れている。大分処理人数に余裕を持たせたと考えられる。 問診の後接種。 筋肉注射だからか、針が細い。インフルエンザよりも全然楽である。 薬疹が出たことがあるので、待機時間は30分。 こういう時間に、モニターを使って今後の注意事項とか流せばいいんじゃないかなぁ。15分で作れば、見始めたところにループしたら帰っていいという目標になるし。
近場の会場なので、接種前後は普通にテレワークしてました。
日本人選手が出ていなかったり、出ていてもメダル候補じゃなかったりする競技の扱いが酷いよなぁ。だから結果については、NHKを見ることにしている。民放よりもまし。
帰宅日。大きな荷物は宅配便で送ることにした。 手回り品だけ持って、iZOOへ。 爬虫類だらけの水族館である。まーさんが言うには、もともとアンディランドという亀の施設だったとのこと。いまは経営母体が変わり、ニシキヘビ行方不明騒動の時に園長が有名になったが、繁殖実績がちゃんとしているのも事実で、国内初繁殖だらけ。 ミシシッピアカミミガメの引き取りもしているらしい。(期間限定かもしれない) 水槽を見てみると逃げられないようになっているコンクリートのプールにカメがみっしり。彼らのせいではないが、なんとも言えない気分になる。 駅から距離があるので行きはタクシーを使ったが、帰りはタクシーが捕まらない。タクシー会社のリストに片端から電話をかけてみるが、とにかくドライバーがいなくて配車できない、とのこと。 1時間半ほどあとに駅まで行くバスが通るので、それまで園内のカフェで時間つぶしをして待つ。そのバスすらなかったら駅まで歩くつもりだった。公共交通機関を使った旅行はこの辺がネックだよなぁ。 帰り、所々で寄り道をして帰宅。
今回伊豆旅行は電車で行ったので、移動は電車かバス。ふらっと寄り道がしやすいというのはメリット。 いつもの稲取の磯プールに泳ぎに行く。途中役場で朝イチをやっていたので、金目鯛の干物を発送する。 駅前のお菓子屋さんに「きんめプリン」なる張り紙が。覗いたら、昔懐かしい硬めの蒸しプリンの上に羊羹の金目鯛が乗っているものだった。ベースは和菓子屋さんなんだけどケーキも売っていて、そのケーキがなんとも言えず昭和でよかった。 練り切りの菊の写真があって(何かで賞を取ったらしい)腕は確かだろうと思われる。 プリンを幾つか買って、宿に帰ってから食べたけど、シンプルで美味しかった。
例年通りの伊豆旅行。 県外ナンバーが走っていたら地元の人の気分を害するかもしれない、というまーさんの意見で、今回は電車旅。運転しなくていいのでまーさんも気楽。(電車でビールが飲める。飲まないけど) 子どもが自分の荷物をある程度持てる、移動でぐずらない年齢になってきたので可能になった。 いつもの宿は今年の夏で閉めてしまうらしい。 食事こそいまいちだったけどそこにこだわらない我々にとっては部屋もお風呂も広くて前庭で花火ができるだけで十分だったので、とても残念。
オリンピック開会式感想。
長いよ!
いろいろ盛り込みたいのはわかるけど、2時間くらいで終わらせられないかなぁ。 第2部冒頭の海老蔵の「あいやしばらく」でいきなり始めて各国選手入場、開会宣言でも良かったんじゃないかと思う。コンテンポラリーダンスも、表現したかったものは重要ではあるんだけど、解説がないとわからないというのはエンターテインメントとして厳しい。
最初の野村萬斎チームがプランAとすると、お友達チームがプランB、実際がプランCという感じ。 引き受けてくれた人には申し訳ないんだけど、つぎはぎやっつけ仕事感が・・・。 予算も時間もないならシンプルでいいのよ。 あと選手入場の時の曲がゲーム音楽で、コーネリアスはあれだけ叩いたのにネトウヨ発言しまくりのすぎやまこういちはOKなんだ?そもそも海老蔵もいろいろ悪いところと交際疑惑があるよね?それもOKなんだ?というダブルスタンダードへの疑問がふつふつと沸いている。
なんか、いまさらだけど、なんで最初の開会式チームを解散させたんだろう。 オリンピックが1年延びたなら契約を1年延長しても良かったはずだ。 それとも報道されるよりももっと前に解散していたのだろうか。
これほど待ち遠しくないオリンピックも珍しい。
無観客になってしまったので、子どもの授業としてのパラリンピック観戦もなくなってしまった。何年も前からパラリンピアンの人に学校に来てもらって話を聞いて、いろいろ勉強してきたのに、このざまだ。 当日配る予定だったらしいタオルや入場パスを持って帰ってきた。 宅配便のトラックには子どもの応援メッセージが貼られたままだ。
2021年07月20日(火) |
ロックとコンプレックス |
小山田問題についてツイッターで発言している音楽ライターが柴那典氏くらいしか見当たらないのだが、みんなそんなに忖度しているのか。 柴氏ももともとロッキング・オンにいたが(COILのインタビューを担当してくれたので覚えている)彼もまた名字の紹介方法(「柴犬の「柴」です」)や高学歴を山崎氏にいじられていた記憶がある。 何でそんなこと覚えているんだよ、と思う人もいるかもしれないが、名前や学歴をいじって絡むあたりに、底意地の悪さとコンプレックスを垣間見たからだ。
そうか、だから小沢健二にはあまり絡まなかったのか。
2021年07月19日(月) |
ロックじゃないロッキング・オン |
小山田問題でロッキング・オン社側のコメントがやっと出た。 しかし逃げの一言。 昔は雑誌は必ずしも本当のことを書かないというのが大前提で、エンターテインメントとして面白おかしく書かれていて、読者側もそこら辺を踏まえていい加減に読んでいたんだと思うんだけど、今はそういう時代じゃない。 その時代の変化に気づけないのは、もうロッキング・オン社が「転がる石」じゃなくなっているということだ。 実際雑誌を始めた頃はロック雑誌を読む層なんてマイナー中のマイナーだったから、もともと同人誌的な気分だったんだろう。いつのまにかマイノリティじゃなくなっていたのにまだ勘違いしていたんだろうな。 ロッキング・オン・ジャパンの、特に山崎編集長時代って、ボーイズクラブ的というかミサンドリー風味というか、とにかくひねくれてる非主流派の俺たち格好いい的な内輪受け感の強い雑誌だったことを思い出した。 映画秘宝と同じだ。好きなアーティストが乗っていたから時々読んでいたけど、あの空気は違和感を感じるときがあった。 ひねくれているからこそマイナーなバンドを取り上げたりユニークなインタビューがあったりもしたんだけど、下ネタ連発だったり「特に仲がいい人」の場合に「閉じている」感じになっているときがあって、当時からこんな同人誌の対談みたいな記事でいいのか?とも思った。 山崎編集長の後鹿野兵庫と続いたけど、結局山崎に戻ってる。同じ人が編集トップにいるのはもう老害なんだろうと思う。ここでちゃんと自己反省できないというのは、結局次に誰かが炎上したときもかばわないってことだ。本当か嘘かわからない「昔はワルだった」ネタを2万字インタビューに書かれている人ってたくさんいるよね。電気グルーヴのときもだんまりだったし、次の火種は誰だろうなぁ。
クレープ用に泡立てて残った生クリームをコーヒーに浮かべてチョコチップを振りかけると、気分はちょっとだけスタバである。こういうのをやりたいので、生クリームは純生を買う。
子どものリクエストで、クレープを作る。フライパンで焼いてひっくり返すと薄黄色の生地にまだらな焦げ目。月のようだな、とふと思う。 何枚も月を焼く。一つとして同じものはない。パラレルワールドのようだ。 最後に少しだけ残って、半月になった。
平出隆「猫の客」読了。藤田嗣治の表紙に惹かれて購入。 大きな家の離れに間借りする夫婦二人暮らしのところにやってくる外猫についてのエッセイ。 昭和から平成にかけての時期のようだ。あのころはまだ猫は外猫だったしそういうやたら大きな家もあった。今はみんな建て売りになっているし、離れのある大きな家も離れだけ店子を入れたりはしない。 淡々とした文章のせいか、読んでいるこちらは霧の中にいるよう。
オリンピック開会式にコーネリアスが曲提供することについて、インターネット上で炎上が起きている。 過去の雑誌記事の内容が問題になっているようだけど、音楽雑誌なんていい加減な媒体だ。しかも毎日新聞は雑誌ではなくさらに「雑誌を引用したブログ」をネタ元にしている。大丈夫かこれ。 個人ブログなんて主観入りまくりで、とても一次資料となり得ないものだ。文春やフライデーよりもひどいぜ。 元になった雑誌は国会図書館や大宅文庫で見られる。古本屋にだってあるだろう。そこをあたらずにパソコンだけで記事を書いてしまう。書き手に直接会うこともないから、信頼できる情報源かもわからない。こんなんで記者教育は大丈夫なのか。
オリンピックのボランティアに向かう人を朝野通勤電車で見かけた。学生のようだ。 ユニホーム一式は支給されるが、更衣室はないので、自宅から着ていくらしい。 応募したときはもっとわくわくしただろうな、と思うのだが、こうなってしまったとしても一生に一度の機会かもしれない。何かしら彼ら彼女らに得るものがあれば、と思う。
自動改札で、前の人が引っかかったのにそのまま行ってしまい、次の自分が巻き添えを食らう。なんだか私が悪いようで、なんだかとっても理不尽。
マラソンと競歩が札幌になっているけど、東京と札幌って言うほど気温差がないような気がする。 もちろん湿度は違うだろうが。 札幌にするなら軽井沢や那須でも良かったんじゃないんですかね。 新幹線で選手輸送できるし。 トライアスロンやオープンウォーターも館山か城ヶ島あたりでやれば良かったと思うよ。 IOCもJOCも自分たちのことしか考えてないよね。
オリンピックは結局無観客開催となった。 実は我が家、一つだけ当選していた。 うちは「体験」くらいの気持ちだったのでしょうがないね、とあっさりしているが、子どものクラスで当選者はうちとあと一人だけ。 その子はサッカーを習っていて、埼玉スタジアムのサッカーが当選していてとても楽しみにしていたそうで、目に見えてしょげているらしい。 彼がオリンピックのみならずサッカーへの意欲まで失ってしまわないといいのだけれども。 子どもとその同伴者1名までという条件とかで、なんとかできなかったのかなぁとは思う。
小学校の保護者会。夏休み明けにある移動教室の説明会を兼ねている。移動教室の行き先は何度も行っているし、途中の行き先も自分が小学校時代に行ったところだ。自治体こそ違うが、だいたいあの辺に行くとしたらあそこ、というのが定番で決まっている。 説明会があったので、普段の保護者会よりもずいぶん出席者は多い。そのため、この機会に来年の卒業対策委員とPTA本部役員も決めるとのことで、説明会後に全員居残りで役職決めがあった。私は本部役員経験者なのでどちらも選考対象外。人数が多い学年なので2回目が回ってくることもない。 経験者は帰っていいとのことだったので、説明会終了後、先に退出し、帰宅。
銀行の窓口でしかできない手続きがあったので午後休みを取って銀行へ。 最近は銀行の窓口も予約制なのだが、時間通りに行くと担当者が不在だったので、しばし待つことに。 といっても難しい用件ではなかったので、思いがけず早く終わってしまい、帰宅まで時間が余る。 しかし行く場所と言えば本屋と画材屋しか思いつかない。紀伊國屋も早々にチェックし終わってしまい、世界堂まで行くのは今日は気が乗らず、服を見るのも気乗りしない、という状況。 とりあえず噂の3Dネコビジョンをチェックして動画を撮ってみた。 結局新宿高野でパフェを食べてまったりして終わった。今の季節は桃だった。
職場で使う電卓を買った。 キーの大きさやカラーリングで使いやすいと思って買ったのだが、実際使い始めてみると普段家で使っているものとキー配置が違うのと、押したときのボタンの滑りが悪くて、微妙に使いづらい。 悔しいからこのまま使うけど、結局「普通の」が一番なんだな。
コロナワクチン接種票が届いた。なるべく早く打つつもりで、日程を確認して予約。8月末までに2回予約完了できそう。副反応はどのくらい出るだろうか。
通勤には電車を乗り継ぐのだが、コロナ前からの乗客の減少具合が乗り換え前と後との路線で異なる。 つまりそれは、テレワークできる、デスクワークとパソコンで補完できる仕事をしている人たちが使っている路線と、いわゆる事務職ではなかったり導入されていなかったりしてテレワークできない人たちが使っている路線との違いだ。 そういうところに居住者の学歴・職歴に路線毎に差がある、というのを感じる。
今回税理士との窓口になってくれる妹とやりとり。 彼女の感覚が合う方でいいよ、と一任していたのだが、最初の事務所にお願いすることにしたとのこと。 了解する。父にも報告。
もう一カ所、当たりをつけていた税理士事務所と面談。 こちらは下町に事務所があることもあってアットホームな感じ。 面倒くさい案件の解釈について、先週の事務所と真逆の提案。税務署がどう解釈するか微妙な案件のためどちらも間違っていないらしいので、どういう方向性で行くかというこちらのスタンスが選ぶポイントになりそう。
始めて降りた駅だったが、再開発真っ最中で、もともとの下町っぽい雰囲気と再開発後のタワーマンションが混在して何だか不思議な空間になっていた。
寝ようと思ったらEテレで西之島特集をやっていた。食い入るように見てしまい、結局夜更かし。 あ、バード川上先生(笑)。
NHKの受信料反対と息巻いている人がいるけど、いやこういう映像があるから全然惜しくないし、何なら値上げしてもいい。 だってこれを民放でやったらやたらおしゃべりなMCと必要以上にドラマチックに仕立てるBGMがかかってうるさいことこの上ないし、そもそもやらないでしょ?
これまではちょっといい革の肩掛け鞄を使っていたのだが、内張がだいぶすり切れてきたので、新しい鞄を買った。今度は帆布風の布の肩掛け鞄。 いろいろ探したのだが、肩にかけられる、体の右側に本体が来るようにかけたときファスナーが前に来る、新聞とお弁当箱が入る等々の条件を満たしたものは少なく、通販に頼った。 多分公私ともに使いっぱなしになるので、わかりやすい色として、ターコイズグリーン。かなり派手である。 安い分肩掛けベルトにクッション性がないので、鞄が重いときは肩に負荷がかかるのが難点。
サービス終了から一夜明けてゲームを起動してみると、キャラクター一覧とキャラクター同士の会話集だけ残っていた。ゲーム中ではついぞ出会えなかったキャラクターも、シルエットではなく画像となって見られるようになっている。登場予告で見たきりだったりしてすっかり忘れていたので、こういうキャラクターなのかと再認識する場合もある。これもいずれは見られなくなるんだろうな。
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