東京の片隅から
目次|きのう|あした
新しい部署に異動して一月。 業務マニュアルがないので教わったことを元に自分でマニュアルを作りながらの仕事。 ただでさえ教わったことが定着しないポンコツな頭、遅々としてはかどらず。 空いた時間でひたすらサーバーの中を散策していて思ったのだが、ミス防止なのかファイルを分割しすぎて、データの転記先がいくつもある。しかも自動読み込みじゃなくて手動。結果、入力ミスや転記漏れが発生するという、当初の目論見とは真逆の方向に混沌が広がっている。とても効率が悪い。 あと、ファイルが整理されていない。めいめいで勝手な名前をつけ、あるいは名無しのままファイルだけ膨大に溜まり、分類もされていない謎のファイルが沢山ある。一時的に置いたファイルを消去し忘れそのまま残してある。異動する人がそのままファイルを残し、それが貝塚のように溜まっている。 どうしようもない状況。あまりにも不要そうなものは削除するつもり。
年明けに買ったものの履かないままサイズアウトした子どもの靴と長靴。靴は普段お下がりしないのだけど、流石に状態がいいから姪っ子にお下がりするかと思う。 それにしても、新しく買った靴はもう私とサイズが同じ。子育ての第2段階が(第1段階はオムツが取れるまで)終わりつつあるのかな、と感じる。 でもこれからがもっと面倒くさくなるんだ。知ってる。
普段全然化粧しないけど、コロナが落ち着いてマスクを常時欠けなくても良くなったら、口紅を買ってしまうだろうなぁとふと思った。
電車の混み具合はじわじわと元に戻ってきている。 体感として、出勤時はコロナ前の7〜8割くらい。ただ、退勤時はまだ半分くらいかな、と思う。その違いはおそらく娯楽客。旅行中の観光客や観劇・映画帰りのマダムたち、学生たちが少ない。ビジネス街に近いところは人がそれなりに戻っているけど、そうじゃないところはまだまだなんだろうな、と思う。 経済が動いていないのは、持ち物でも何となく感じる。レジ袋有料化もあるのだろうけど、ショップの紙袋などを持つ人が少ない。
ル・グウィン「世界の誕生日」読了。 連作集である。一応SFの範疇に入るのだろうけど、どこか神話を思わせられる。それは彼女がシオドア・クローバーの娘だからなのだろうか。 最近読んだ川上弘美の「大きな鳥にさらわれないように」も思い出す。あれも地球らしき一つの星を舞台にした年代記だった。私はそういうタイプの話を好む傾向があるのかもしれない。 翻訳文が硬いので少し読みにくかった。すっと入ってこず、行きつ戻りつしながら読んだ。
フジテレビ深夜の「世界SF作家会議」を録画して見た。 まず司会がいとうせいこうと大森望なのがいい(笑) しかも大森先生は「三体」Tシャツ着用という小ネタを仕込んできている。 他の出演者もそうそうたるメンツ。 新井素子の狂気というか物書きの業に改めて震撼し(褒めてる)冲方丁(とにかく賢い人だな、という印象)の毒舌に笑う。 話の内容も濃くて面白かった。 完全版がYouTubeで見られるらしい。あまりYouTubeは見ないのだけど、これは見てみようか。
今年の春先から少し体質が変わった気がする。 具体的には、乾燥肌というか敏感肌の度合いが進んだ。夏になってもかさついた感覚がある。顔だけでなく、身体もなので、マスクのせいだけではないと思う。 困ったのは衣服だ。 これまで着られたものがダメになりつつある。 具体的には、夏の麻。もともと肌アタリが微妙ではあったのだが、涼しさには勝てず着ていた。それが今年は厳しい。ノースリーブなら下にタンクトップを着ているのでまだ何とかなる。袖のあるものが、腕に当たると「痛い」。今年は何とかしのいでも、来年以降は本当にダメかもしれない。
通勤で使う駅で、自転車用歩道橋の工事をしているのだが、設計した人は自転車に乗らない人なんだろうなぁという感がひしひしと・・・。 傾斜などは問題ないのだろうが、線路をまたぐためいかんせん距離が長い。 そして片側は折り返しだが、もう片側は直線階段。 子どもを乗せたママチャリは押して上がれないだろうし、下りも万が一の暴走が怖くて使えないと思う。 駅舎工事や駅前広場工事と一体化してエレベータや通路の拡幅ができなかったのかなぁ、と思う。
1年生のPTA学級委員を決めるためにアンケートを取った。引き受ける引き受けないはその人それぞれの事情があるのでダメならそれ以上はない。 ただ、引き受けてもいいと書いてあるので打診してみたら「就任不可」になるのはちょっとなぁ・・・手紙のやりとりに余計な時間がかかるので、無理なら最初から断って欲しかったなぁという思いはある。
普段の洗髪のとき、カラートリートメントの時と同じようにするように、トリートメントの量と時間を増やしたら、仕上がりが良くなった。 そして夏なのでドライヤーを使わずタオルドライだけですませているのだが(後片付けや明日の支度をしている家に乾いてしまう)、ドライヤーを使うよりも傷まない。 やはりそういうものか。
毎日いっぱいいっぱいで、あれこれ考えたりする暇がない。
新しいことを覚えるための能力が、ずいぶん落ちてきているなぁと実感している。 覚えることが複数あり、かつ、それがどれもちょっとずつ違うという鬼のような仕様。 何かをベースにアレンジをそれぞれで加えた結果なのだろうけど、とても効率が悪い、つぎはぎのシステム。 なんとかならないものかなぁ。
少年ジャンプのバレーボールマンガ「ハイキュー!」が完結したらしい。 本当だったらオリンピック開幕で、主人公たちの日本代表としての闘いと、リアルなバレーボール代表の闘いをつなげて、あえてこの時期の連載終了を意図したのだろうけど、こういう情勢だ。1年先でつながるのか、それとも3年先まで持ち越されるのか。 そしてちょっと驚いたのが、この連載終了で、ジャンプのスポーツマンガがゼロになるらしい。 ジャンプのマンガと言えばスポーツのイメージがあったのだが、よく考えたらキャプテン翼やスラムダンクや黒子のバスケはスポーツマンガだけど、ドラゴンボールもこち亀も聖闘士星矢もNARUTOも銀魂もブリーチも全然スポーツじゃないので、案外思い込みなのだった。
月曜日から金曜日までの疲労が土日で抜けない。
例年なら、夏休みが始まっていて、ポケモンの映画を見に行って、ポケモンスタンプラリーの回り方を考えているはずだった。 オリンピックでいつもと違う夏になるのはわかっていたけど、そこからもずいぶん遠くに来たな、と思う。 「いつもの夏休み」はたぶんもうこれから先も戻ってこない。
8月の夏休みに伊豆に行くつもりで宿を予約していたが、このご時世なのでキャンセルした。 近場には出かけるかもしれないけど、2つ離れた県はちょっと難しいかな、という気持ち。 いろいろと制限のある日々、子どもは説明すればわかる年齢だけど、納得は出来ないだろうな。 でもうちはまだ中学年だからいい。今年の6年生は行事がすべて飛ぶんじゃないだろうか。卒対がまだ全然動けていない、という話を聞いた。10年20年経てば笑い話になるかもしれないが、その最中はなかなか割り切れないだろう。
会社で、中国南部出身の同僚に、当地ではゴーヤは薄くスライスして水サラシか塩もみで苦みを抜いて食べると聞いた。日本人はなぜあんなに分厚く切るのかが不思議だそう。 沖縄のゴーヤチャンプルーの影響なんだろうけど、層か本場の人でも苦いものは苦いんだ、と目からウロコであった。 ちなみに彼女の一番好きなゴーヤの食べ方は、薄いスライスに唐揚げ粉をつけて揚げるものらしい。 今度やってみよう。
白髪が目立ってきたのでときどきカラートリートメントをするのだが、カラートリートメントした後は髪のコンディションが良い。何か良い成分が入っているのだろうか、と考えたりもしたのだが、よく考えると、普段の何倍も多く使って普段の何倍も髪になじませているから、単純に量と時間の問題ではないかと思った。今度普段のコンディショナーで同じ量で同じ時間放置してみることにしよう。
シラスの中に何だか細長い魚を発見。たぶんヤガラだ。 アジはよくある。イカやタコもある。サヨリも見たことある。でもヤガラは初めてだ。 何だか得した気分。
前にも書いたけど、マスクが辛い。酸素が足りない。真夏になったらどうしよう。 ただ息苦しいだけじゃなくて、異動で疲れているので、余計息苦しく感じるのだとは思う。 しんどい。
2020年07月12日(日) |
梅雨だから、梅雨なのに |
梅雨だから仕方ないけど、毎週土日が雨だと気が滅入る。今年は特に乾燥機の出番が多い。
2020年07月11日(土) |
「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」 |
川上和人「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」読了。 鳥類学者の先生のエッセイである。 子ども科学電話相談やNHKスペシャルなどでときどきお見かけするが、エッセイも面白いのであった。文章のテンポがいい。ちょこちょこ挟まれるサブカルな小ネタに既視感があると思ったら、同学年なのであった。そりゃネタがだいたいわかるはずであった。
アパレル苦境のニュースがちらほらと。 これだけ実店舗から足が遠のくと厳しいだろうなと思う。通販に活路を見いだすにしても、私はやはり試着して買いたい。通販して家で試着して気に入らなければ返品という手段もあるけれど、家の中で全身が映る鏡が玄関にしかないし、何着も試着するのがいつものパターンなので、実店舗のほうが面倒くさくないんだよね。
ここ数年オーバーサイズでウエストゴムのワンピースやロングスカートが流行っているけど、ここまで通販が広がってくると、このシルエットの傾向はしばらく続くんだろうな、と思う。
異動のストレスたるや。 このところ快調だった胃腸の調子が狂い、夜眠れず、生理が一回飛ぶという。 メンタルはごまかせるけどフィジカルはごまかせないんだな。
「すみすみ」というスマートフォンのゲームアプリがある。すみっこぐらしやたれぱんだなどのキャラクターがランダムに並んでいて、それを消していくというミニゲームだが、案外難しい。空いた時間にやっているので、1問解くのに1カ月くらいかかるのもある。 リリース直後に何となく始めて、無課金でのんびりとやり、レギュラーステージの最後まで辿り着いた。ステージはときどき追加されるし、ときどきあるイベントやそれぞれのステージ課題は全部クリアしているわけではないが、現時点での最終地点だ。 ついに辿り着いたか、という感慨はある。
「あつまれどうぶつの森」では虫取りができる。魚釣りもできる。7月のアップデートで海に潜って生物を採取することもできるようになった。 生物の造形はかなり細かい。良くできていると思う。種類もごく一般的なものからなぜそれを選んだと思わせられるマニアックなものまで並んでいて、これを集めるだけでも楽しい。
で、思うんだけど、魚釣りはわかるんだ。虫取りとか素潜りとかって、海外勢はどう思ってるんだろう。 日本人的には虫取りはほぼすべての子どもが通過する。素潜りはさほど一般的ではないかもしれないけど、テレビ番組で古くは1カ月1万円生活、最近では鉄腕DASHで見る機会も多いので、わりと当たり前のことなんだけど、おそらく海外では「日本のゲームって何でこんなに狩猟採集してるんだろう」と思われてるんだろうな、と思う。もしくはそれはあくまでアイテムを購入したりするための手段として捉えられているのか。
そんなことを思うのは、私が生物部出身だからというのもあるだろうし、従姉妹の配偶者がフランス出身(日本語はぺらぺら)というのもあると思う。 彼は初対面の時、「いきなりで悪いんだけど、ファーブル昆虫記って読んだことある?」と聞いてきたのであった。もちろん読破済みだがなんだい藪から棒にと思ったのだが、話を聞くと、直前に配偶者である従姉妹に「日本人にとっていちばんなじみのあるフランスの本は星の王子様とファーブル昆虫記だ、特にファーブルはほとんどの子どもが読んでいる」と言われたから確認したかったらしい。彼は日本に来て初めてファーブル昆虫記を読んだとのこと。 「日本の虫は大きくて種類が多い、あとみんな結構普通に虫に詳しい」とのこと。 価値観の違いなんだろうなぁと思うが、昆虫採集は超マニアックな趣味らしいので、そういうお国柄の人から見ると「あつまれどうぶつの森」はかなり不思議要素のあるゲームなんだろうな、と思う。
自分の引き継ぎを行いつつ、荷物の移動を進める。 私に仕事の引き継ぎをしてくれる人は、マニュアルを作らず(さらに前任者からのマニュアルはあった)、話ながら進めるタイプ。 それはそれでいいのだけど、問題は話すスピードで、マシンガントークなのであった。 私は身に入るまでに時間のかかるタイプなので、メモしながら教わる。 定時後、メモを文書にまとめ、自分マニュアルを作る。
今度の仕事はいろいろなシステムを切り貼りしてきているらしく、他部署との連携の都合上致し方ない部分はあると行っても、相当面倒くさいシステムになっている。 ときどき配属されるソフトに詳しい人が手直ししてくれていたようだが、詳しい人はもれなく美的センスが壊滅的だったらしく、フォントやオブジェクトの色が目に眩しい。いにしえのホームページを思い出す。
私の前任者も後任者も聴覚>視覚タイプなんだろうな、と思う。両者とも総務部が長い人だったので、総務部組にこのタイプが多いのかもしれない。私は逆に視覚>聴覚タイプなので、マニュアルがない、あっても読まない彼女たちとどう引き継ぎをしたら良いのか、当惑することも多い。
長年履いていたビルケンシュトックがいきなり崩壊。中敷きと底が分離し、ベルトも切れた。 もうずいぶん履いているので、ついにこの日が来たか、という感じ。 中敷きが交換できるのが売りのサンダルだが、底のゴムも薄くなっているし、これは処分する。 ビルケンシュトックは2足履いてきたが、3足目を買うかというと微妙かな。自分の足形にフィットするのに時間がかかるし、値段もそれなり。ラフに履けるという意味では捨てがたいが、このタイプなら他でもある。
PTA定例会。学校側とも話し合い、今後の方針を確認。とにかく学校側もありとあらゆるものが仮決定状態であり、なかなか断言できないとのこと。確定した時点でメールやLINEで告知するよていなので、それに対応してこちらも動きを変える必要がある。
午後、学校関連の会議。本来なら夜の懇親会まであったのだが、懇親会は中止となった。今年は夜の部はおそらくなくなりそうで、回数が少ないとは言え助かる。
録画していたNHK「魔改造の夜」視聴。 トースターでパンを如何に高く飛ばせるか(ただし美味しく)とか、おもちゃの犬をどれだけ速く走らせられるかとか、とにかく無茶苦茶である。褒めている。 ディスカバリーチャンネルを彷彿とさせる、大人の真剣にバカをやる感じがいい。 ロボコンの延長にあるんだろうな、と思う。頭のいい人が真剣にくだらないことをやる、ビジネスから離れているからこそのクレイジーさがある。 これは民放では出来ないだろうなぁ。予算とかの問題ではなく、この企画を出して採用するその器が今の民放にはないと思う。
お互いの仕事の暇を縫って、引き継ぎ作業。 本格的な業務開始はまだちょっと先になるだろうけど、とりあえず初日にマニュアルを渡して暇なときに目を通してくれるように頼んでおいた。 が、普段の言動から予想していたものの、あまり活字を読むのは得意ではなさそうな感じなので(なんせモニター画面に出ている注意書きも見ていない)、実地に作業しながら教えていく方法に切り替える。 あと、情報の取捨選択があまり上手くない。過去データをたぐって自分で考えて作業することが出来る人ではないと判断。とりあえず書いてある情報はすべて入力すること、わからなかったら他の人に聞くこと、を指示する。 作業をしてもらったところ、慣れない言葉が出てくることを差し引いても打鍵は早くない。IME使いなのはともかく、文節ごとに変換している。ええ?そのレベル?隣席のおねえさん(還暦)と同レベル? これは今業務の中心になっている人が苦労しそうな・・・ 私の引き継ぎはまだ準備が出来ていないらしく、来週以降になりそう。
今日付で部署を異動になった。 引き継ぎマニュアルは常から作成済み。 自分の行き先も不安だけど、今の仕事を引き継ぐ次の人にも不安。 悪い人ではないけど、能力は未知数。 発言にデリカシーがないのと、人の話を最後まで聞かない早とちりなのが普段の言動から見えていて、たぶん業務のメイン担当者とぶつかるだろうな、都思う。あと、自分で考えること、先を読んだ行動は期待できない感じ。
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