東京の片隅から
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今日で7月も終わり。 来月、というか2週間後には会社復帰である。 この2カ月すっかり引きこもり自宅警備員。大丈夫か自分。
エンピツ(この日記サイト)につながらない。 サーバメンテナンスなのか、他に原因があるのか。 とりあえず検索してみると、2ちゃんねるのスレッドにたどり着く。 他の人もつながらないらしい。 ということは、サーバの問題か。 もともと個人で運営しているようなものなので本人に何かあったのかも、という話になっている。 近所の人間が凸しろ、なんて意見まで(苦笑) といってもその書き込みからは、面白半分や苦情を言いに行くのではなくあくまで管理人さん本人の安否を気遣ってという雰囲気が見え、なんだか2ちゃんねるらしからぬゆるふわな雰囲気にほっとしたり。 経営上の問題ならば仕方ないのだろうけど、管理人さん本人に何かあったのだったら申し訳ない気分。 とりあえず、遠く離れたこちらとしては見守ることしか出来ない。 なにもなければいいなぁ。
こうなるとデータを取っておけば良かったなぁと思いつつ、でもこういう便所の落書き的なものは残さない方がいいのかもしれない、とも思う。
今日から新聞もテレビもオリンピック一色だ。 スポーツは嫌いではないが(私以上にスポーツに興味のないまーさんからすると十分興味がある方らしい)結果だけわかればいい自分、逆に普段よりもテレビを観なくなっている。 開催期間中はそんな感じなんだろうなぁ。
2012年07月28日(土) |
2時間でわかる英国史 |
オリンピックの開会式がまるっきり「2時間でわかる英国史」だったのがなんとなく笑える。 音楽のセレクトがツボり、児童文学の登場人物オールスターズも嬉しい。 冗長という評価もあるが、自国の売りが何であるかを把握しきった演出はさすがだなぁと思わせられた。
もし東京でオリンピックを開催したとして、自分たちの売りは何なのか、ちょっと考えたりもした。 これが仙台で開催されるとかだったら容易に想像できる。 鹿踊り、ねぶた、竿灯、七夕、相馬野馬追、自然と人間、大地震と津波。 でも東京に何がある? そう思ってしまうということは、自分が東京での開催に大義を見いだせていないのだろうと思う。
休みの間にし残したことはないか洗い出してみるが、特になさそうだ。 洋服はなんとかなるし、足りないものは購入済み。 髪の毛は秋までこのままでいくつもりだし、通帳の記帳もすませてある。あ、一つ窓口でなければ繰り越せないのがあったか。 あとは一つ、行ってもいいかな、と思われる展覧会。 この前のボストンほど何が何でも行かなければという感じではないのだが、行けばそれなりに満足度がありそう。 時間があれば行っておこう。
昨日の日記は我に返ると結構恥ずかしいのだが、自分のためにこのまま残す。 トラウマ(というか黒歴史?)だが、これを超えられない限り、自分はいつまでも12歳のままだ。
8月に中学高校時代の同級生たちと暑気払いをすることになったんだけど、どうやら苦手だった人も来るらしい。 他に会いたい人たちも来るから彼女が来ても参加するんだけど、一応今から心構えをする。
なぜ苦手だったかというと、まぁ要するに私は中学1年の1年間、同じ班だった彼女と他のもう一人とにいじめられていたわけだ。 身体的なものではなく、コトバの暴力と集団からの排除。 何が原因で私がターゲットになったのかは覚えていないが、入学式から幾日も経っていない健康診断で既に私は班から排除されて一人で回っていたから、最初からそりが合わなかったのだろうと思う。 中学受験を経て集まった集団というのは個人主義の塊であって、私が班から排除されていたことに気づかなかった人も多い。気づいていた人もいるようだが、基本的に傍観者であった。 部活の友人に相談しようにも、美術部だったので部活の時間には基本的に誰も来ない。相談相手もいなかった。 一応担任と「話し合い」はした記憶はあるのだが、問題の原因は授業中よく寝ていた私にあると思われたらしく、解決にはならなかった。 翌年クラス替えによりいじめらしきものは自然消滅したのだが、精神的なダメージはかなり大きかったらしく、数年前に某同窓会サイトでもう一人の名前を見つけて吐いた。
ただ、面白いのは、いじめていた二人が必ずしも仲が良いわけではなかったように見受けられたことだった。 私を排除することには気が合うようだったが、それ以外ではそうでもなく、片方のことを揶揄した詩のパロディを書いたルーズリーフの切れ端が講堂のトイレのゴミ箱に捨ててあったり(特長のある字体ですぐ彼女とわかった)、親分子分のような関係だったのかもしれない。
その二人は、今は二人とも医者になっているそうだ。
なぜ私がターゲットだったのか、私にした行為は楽しかったのか、会ったら訊いてみたい気がする。
子どもは虫が苦手らしい。
アリには興味を示す。 カタツムリも興味アリ。 蝶を観ると追いかける。 飼っているスズムシに餌をやりたくて仕方ない。
でも、近くまでは寄るけど、触れない。 テントウムシも振り払う。 セミなんてもってのほか。抜け殻もダメ。
まだ小さいからそんなものなのか、それとも本当に苦手なのか。 自分は虫が全く平気な人間なので、本当に苦手だった場合、どうしようかなぁ。 ふふふ・・・虫はいいぞ・・・女子としてはケモノ道まっしぐらだが(笑)
以前に録画していた「SONGS」斉藤和義の回を観る。 久しぶりに聴いたせっちゃんの声が自分の中にじわじわと染み込む。
このところ歌ものを聴く気になれず、ずっとテレビ以外は音のない生活をしていたのだが、一歩前に出る気になったらしい。 声の入っているCDを聴きたくなって、COIL「ソナチネ」を聴く。
音楽を聴いていると何だか泣きそうになる。泣いてもいいんだけど、でも泣けない。そういう意味ではまだ一歩も前に進めないのだと思う。
今年は蝉が少ない気がする。
家のすぐ近所に公園があって、毎日五月蠅いくらい蝉の声。 ただ、今年は声が少ない。死骸もあまり見かけない。 今のところ声が少ないのはアブラゼミ。これがお盆頃にはヒグラシになるから、セミ全般が減っているかどうかは、今のところ不確定事項なのだが、それでもいつもの年と違うのは、なんだか違和感がある。
まーさんの中国出張のお土産で竜眼が大きなボウルに山盛り。 食べても食べてもなくならない。 はっきりした甘さで、ライチに似ているんだけど、もっと強い甘さ。 1つ1つが小さいので、一度に沢山食べられない。 腐る前に食べ終わればいいんだけど、できるだろうか。
頭の中で一日中バッハの無伴奏チェロ組曲が流れている。 一音目のタメが水紋のように自分の中に広がっていくのを感じる。 仄暗く、水は深く、ゆっくりと同心円状に水紋は広がり、納まるかと思えば次の水紋が広がる。
外が雨だからなのかな。
音源を持っていないのが悔やまれて、ユーチューブで検索して再生してみる。
タワーレコードのポイントが貯まっているはずだから、今度買いに行こう。
産後1カ月検診。 医師による診察と助産師によるカウンセリング。
胎盤については、成長がかなり遅く、検査の結果、やはり妊娠高血圧症候群の影響が見られたとのこと。 今後精密検査を行う場合は、系列の病院の紹介となる旨、説明を受ける。
帰りに書店に寄って、伊藤計劃をまとめ買いして帰宅。 今度読もう。
2012年07月18日(水) |
「コトバのあなた マンガのわたし」 |
萩尾望都「コトバのあなた マンガのわたし」読了。 1980年前後の対談を集めたものだが、今読んでも面白い。 吉本隆明もそうだし、光瀬龍の若手の創作姿勢に対する批評なんか、今読むとよりリアル。 30年前の対談が今読んでも古びていないのがすごい。 ブラッドベリ論はタイムリー。
何と言っても掲載誌が「ユリイカ」あたりはともかく「OUT」に「奇想天外」(笑)カオスだなぁ。 (中学〜大学まで廃刊直前の「OUT」を読んでた。世間的には黒歴史だが、私の収拾のつかない頭の中身にはかなり影響を与えている。)
というか、萩尾先生、「とらのあな」に行ったようで、大御所と言われる人がそういう同人誌最前線のところに興味を持って行動するあたり、この人はやはり立ち位置が独特だなぁと・・・。 今度の新連載は「王妃マルゴ」だそうで、映画のインパクトが強いからどういう風に仕上げてくるのかが気になる。
アマゾンに注文していた本が届く。 読んだ後、本棚に収める。 全巻揃って、気持ちがすっきりする。
体調が戻らず、一日ゆっくり過ごす。
久しぶりにデパートへ。 普段はバンドTシャツだが、デパートに行くときはちょっとちゃんとした格好をしていく。 あれこれ買い物。
自分ではすっかり回復したつもりでいたが、まだまだだったらしく、途中で足が止まってしまい、手前の駅まで迎えに来てもらう。 会社復帰までに体調戻るかな・・・
2012年07月14日(土) |
チャンピオンシープス |
「ひつじのショーン」の久しぶりの新作が「チャンピオンシープス」として放送中。 ロンドンオリンピックにあわせたらしい。
そういえばバルセロナオリンピックの最中にイタリア旅行をしたのだが、向こうで放送される競技が日本とはずいぶん違っていて驚いた覚えがある。 日本もそうだが、自国がメダルを取りそうな競技をメインに放送するからか、バレーボールはまぁわかるとして、夜テレビをつけるとやっているのがフェンシングだったり。 ルールがさっぱりわからないままぼんやりと見ていたのを思い出した。
2012年07月13日(金) |
休んでいる間にできること |
今までちまちまとブックオフなどで漫画の欠けていた巻を揃えていたんだけど、なかなか出ない。 思い切ってアマゾンで注文した。
2012年07月12日(木) |
耳の奥で鳴るのはバッハ |
買ったものの聴いていないCDが何枚もあって、聴こう聴こうと思うんだけど、何だか今は歌詞のついた曲を聴きたくない気分。 頭の中に流れるのはクラシックばかり。 ポップスでも好きな曲は沢山あるのだけど、10代の頃から聴き歌い弾き続けてきたものは、より自分の血肉になっているのかもしれない。 ゴルトベルク、インヴェンションとシンフォニア、無伴奏チェロ、トッカータとフーガ、鳥の歌、野ばら、そして賛美歌。 そして必ず戻っていくのがバッハ。 自分をフラットに戻してくれる。
今でもときどきピアノを弾いてみたくなる。でももう指が動かないんだろうな。インヴェンションの1曲目も満足に弾けないんだろうな。
ひょんなことからpixivに登録してときどき回遊している。 今はみんな紙とペンじゃなくてデジタルなのね、とか、ははぁ今はこのジャンルが人気なのか、とか、本にするほどヴォリュームがない原稿でもこういうところで発表できるのか、とか、イベントに行かれない地方民などでもここで萌えが補給できるのね、とか、誰でも投稿できるが故にハードルが低いから上手い人と超初心者まで玉石混淆なのね、とか、まぁ浦島太郎状態でいろいろ思うわけですが、その中に韓国や台湾や中国などからも投稿されたとおぼしき画像がちらほら。 自動翻訳ソフトを使ったんだろうなぁと思われるたどたどしい(そしてちょっとわかりにくい)日本語や、でも効果音はちゃんと平仮名や片仮名で書いてあったりするわけです。 日本のおばちゃんたちが冬ソナ見てハングル勉強するのと同じ感覚で、投稿する彼女らは日本の漫画やアニメを見て日本語を勉強しているんだなぁと。その愛というか萌えの力はすごいなぁと感心。 いやでも、同人誌は勉強してほしくないなぁと・・・20世紀型腐女子は思うんですが・・・あれはこそこそやるものであまり日の当たるところに出て欲しくないというか・・・今書店で普通にそういう本が並んで売っているのって前を通るのもかなり恥ずかしいわけです・・・
今市子「百鬼夜行抄」新刊購入。 ゆっくりしたペースで淡々と巻を重ねているので買い逃すことも多かったのだが、mixiのコミュニティに入ったら発売日近くにトピが上がるため、忘れにくくなった(笑) ただ、途中何巻か抜けているから、そこを揃えないとなぁ・・・ 基本書店購入派なのだが、だいぶ前の発売になるから、アマゾンで買った方がいいかもしれない。 朝日ソノラマから出版元は変わっても装丁や版型が変わらないのは嬉しい。
子どもの頃から恐がりなくせに、水木しげるの妖怪大百科を買ってもらっていたり、こういう本を未だに読んでいたりするのは、やっぱり好きなんだろうなぁ。 ホラーもスプラッタも全然ダメだし、絵だけでもうっかりするとうなされるのだが・・・(ゴヤの「我が子を食らうサトゥルヌス」は未だにトラウマ)
家にあるブラッドベリを読む。 果たしてこれはSFなのか、という気もしないでもないのだが、もはやSFでもファンタジーでもタダの小説でもいい、これは「ブラッドベリ」というジャンルなのだ。
萩尾望都の全集からも抜き出して読む。 「ウは宇宙船のウ」「みずうみ」「霧笛」・・・ そういえば自分が初めてきちんと読んだブラッドベリは教科書に載っていた「霧笛」だったような気がする。 (よく考えるとこれを教科書に載せるのはかなり編集者の趣味だと思う)
・・・思い出した。 「華氏451度」まだ読んでなかった。今度買いに行かねば。メモメモ。
今年も都立霊園をネットで申し込む。 あまりの倍率に当たる気がしないのだが、それでも申し込まねば当たらないので、とりあえず申し込み。 当たって欲しいような外れて欲しいような。
こうして家にいて思うことは、自分はつくづく専業主婦に向いていないってことだ。 一応家事は一通り出来るけど、子どもと向き合い続けることが出来ない。 土日の間ですら、子どもにどう対応していいかわからなくなることがある。 駄目だなぁ自分。
テレビできゃりーぱみゅぱみゅ嬢を見ると、篠原ともえ嬢を思い出す。 本人たちの方向性は違うはずなのだが。
妊娠してから嗅覚が敏感になって、ちょっと過敏なくらいなのだが、その状態は退院してからも続いている。 家の内外の匂いがとても気になる。 湿度が高いから余計にいろいろな匂いが増幅されて感じるらしい。
2012年07月04日(水) |
あわてんぼうのおつかい |
人に頼めない(説明が面倒くさい)買い物があり、リハビリの散歩がてらぶらぶらと出かける。 行く途中で買うものがもう一つあったのを思い出し、別の店にも寄って無事購入、の筈だったのだが、本来買うべきものを一つ買い逃していたのを思い出したのは帰宅後。 やっぱり出かける前にメモを作るべきだった。 そしてやはりというべきか足が痛い。湿布を貼って寝よう。
パソコンのブックマークの音楽カテゴリだけ消去してしまったらしく、復活も難しい状況。 パソコンを買い直したときのバックアップCD-Rがあれば復活できるのだが、捨ててしまった可能性が高い。 アーティストオフィシャルページは検索→再登録すればいいし、知り合いのページもアクティブなものは検索すれば出てくる。 一つ出てこないページがあって、検索避けをしてあるのか、まぁ仕方ないといえば仕方ないのだが、これでわずかなつながりも切れてしまうのかな、とちょっと思うのであった。
こういうときのために4億円をこっそり貯めていたんだね。
祖母の三回忌だったが、入院がどのくらい続くのかわからない状態になったところで、欠席連絡を入れていた。 結果的に出席できる状況にはなっていたが、今回は欠席させてもらった。 日を改めて実家に顔を出そうと思う。
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