東京の片隅から
目次|きのう|あした
朝、新しい事務所へ出勤。 まだ何もない、まっさらな壁と床。これが数時間後にはモノであふれかえるのだ(苦笑) 午前中はレイアウト等の再確認で終わる。 午後、引っ越し屋さんがきて一気に搬入。 大量の段ボールは当然置き場所がなく、同じフロアにあった空きスペースを借りて積み上げる。 なんとか時間内に作業終了。
同じフロアには他の部署も入居しているのだが、うちが一番狭苦しい。 面積はそこそこ貰っているのだけど、人数がそれ以上いるのと(移転計画の当初よりも4人増えている)大量の書類。 ここに移るに当たってキャビネットを大量購入したが、まだ足りない。あと幾つ買えるかみんなで計算している始末だ。それでも収まりきれないだろう。 しばらくは書類の確認&廃棄作業かな。
いろいろ考えなければならないことはあるが、目下考えなければならないのは、明日の引っ越しが無事に終わるか、そしてあの大量の書類が無事収納できるか、ということだ。
・・・絶対入んないんだろうなぁ・・・どう考えても計算が合わないもんなぁ・・・
天気がいいので、羽毛布団を干す。
3回目の洗濯で洗濯機が壊れる。 エラー表示。 取扱説明書にも出ていないエラー番号。インターネットで調べると排水系統の異常。直し方の載っているブログも発見。いやぁインターネットって便利だなぁ。 修理をまーさんに頼む。
午後、今年出産した友人と会う。 子ども同士は何となくうち解けてコミュニケーションらしきものをとったりしている。 親の方は四方山話。
帰宅したら、洗濯機が直っていた。 排水系統に詰まっていたものは、洗濯ネットの切れ端。 とりあえずゴミを除去したら無事動くようになった。 10年使っているからそろそろ買い換えでもいいんだけど、せっかくだからもうちょっとがんばってもらおう。
引っ越しの準備はいよいよ今日中に終わらせなければならない。 ここ何日かの流れでみんな段取りがわかったらしく、私があれこれ指示しなくても箱詰めがスムーズ。 素晴らしい・・・素晴らしすぎる・・・ 問題は段ボールの置き場所なのだが(汗)なんとか置き場所を確保して、あれこれ細かい荷物を詰めて、なんとか勤務時間内に目処をつける。 あとはヨロシク!とやりにげ感が漂うものの、なんとか終わってほっとした。 あとは引っ越し当日の出社組がきちんと後始末をしてくれることを祈るだけ。(私は新事務所へ直接出勤)
体の節々が痛く、あちこちに痣ができている。
うん、彼のショックはわかるんだけどね。
でも、
身内のいる球団に入って活躍した選手はいない
んだから、別の球団に入団した方が彼の野球人生にはプラスだと思うよ。
詰めても詰めても荷造りが終わらない。
思い切ってどんどん書類を捨ててもまだ山のようにある。
本当に来週引っ越しできるのか。
桜庭一樹「赤朽葉家の伝説」読了。 単行本出版時に書評を読んで気になってはいたもののずるずると読む機会を逃し、文庫になっていたのを発見、購入してあったもの。
山陰地方のある旧家の3代にわたる女性たちについて。 生業はどこをどう見ても男性的なものなのに、主人公たちは女性で、そのアンバランスさも奇妙だが、「伝説」でありながらも舞台は戦後であり、自分の記憶にもあるその時代が既に「伝説」として語られていて良い意味で違和感がある。 映像が頭の中に浮かぶのだけど、これは映像化できないだろうなぁ。したらたぶんうっかり見てしまって激怒する自分が容易に想像できる。 一気読みするくらいおもしろかったです。
後書きを読むとマルケスとか好きらしい。なるほど。
子どもが私の本棚を荒らすようになった。 下から2段目が目下のターゲットらしい。 なぜ下から2段目かというと、一番下は画集や写真集や重たいスクラップファイルなので引っ張り出せない、らしい。
で、一番のお気に入りがボルヘスの「夢の本」。 何度配置を入れ替えてもその本を持ってくる。 確かに装丁の背表紙に派手な柄がくるので目にとまりやすいのかもしれないが、・・・なぜよりにもよってボルヘスなのか・・・隣には「おひさまはらっぱ」も並べて置いてあるのに(苦笑)
森三中が出演している宝くじのコマーシャル、プリプリのパロディの時にもうまく作ってるなぁと思ったけど、今回のモーニング娘。も細かいところがちゃんとしてる(笑) あの髪型で誰だったかわかるし、化粧(表情?)もそれっぽくしている。 たぶん本物と並べると全然別物なのだろうけど、自分の記憶の中に残っている「LOVEマシーン」はあんな感じなので、引っかかるポイントをうまくすくい上げてるんだろうなぁ。
タイトルでに萩尾望都の名作を思い出したのは私だけではないようだが、あらすじ紹介を見る限り、最近テレビでやたらと放送する「子だくさん大家族もの」に対する皮肉なのではないか、と感じる。 ああいう大家族ものって、必ずちょっとルーズな親と、中卒で働かざるを得なかったりして割を食っているように見える上の子がいる。 テレビで放送している「大家族もの」には実際には脚本があっていろいろ演出しているらしいけど、そうでなくても実際に兄弟の多い家が同級生にいて彼の苦悩を見ていたので、あまり兄弟が多いのも考えものだなと小学生ながらも思ったことを思い出すのであった。
朝の身支度の間Eテレ(やっぱり教育テレビのほうがしっくりくるなぁ)を流しているのだが「にほんごであそぼ」を毎日見ている。 美しい日本語と斬新な映像(笑)がおもしろくてこちらの身支度の手がうっかり止まってしまうのだが、最近仕事中に頭の中で再生されてしまうことが多い。 特に八木重吉の「草にすわる」。
わたしのまちがいだった わたしの まちがいだった こうして 草にすわれば それがわかる
これだけの詩。 鼻歌のようなメロディに乗せて歌われる優しい歌。 それが仕事中にふと頭に浮かび、うっかりすると口ずさんでいる。
アンパンマンのオープニングとエンディングの曲の歌詞がどう考えても大人向きな件について。
今度、部署の引っ越しがある。 で、ぼちぼち資料の仕分けなどをしているのだが、入社してすぐの頃の資料などもあって、なんだか感慨深い。
あのころは5インチフロッピー使ってたなぁ。 この書類はオアシスメイトで作ったなぁ。 このメモを書き込んだ人、今はどうしてるんだろう。元気かな。 わ、感熱紙だよ。こっちは青焼き。
当時はやたらと忙しかったので(それでよくあれだけライヴに行ったもんだ・・・)そんなことも思い出したり。 なんかそういうことにしみじみしてしまって、自分がおばさんになったことを実感するのであった。
おかげで片づけがはかどりません。
2011年10月18日(火) |
どこから行っても遠い町 |
川上弘美「どこから行っても遠い町」読了。 登場人物が少しずつ重なる短編連作。 最後まで読むとまた最初にループするような、そんな感覚、なのだが、でも同じ場所には着地できない、そんな印象もある。 同じ場所でぐるりと1回転したはずなのに、361度回ってしまっていて、ちょっと見える景色が変わっている。そういう感じかなぁ。 自分の語彙ではうまく言えないのがもどかしい。
2011年10月17日(月) |
Funky Baby |
子どもがiPod Touchを勝手に操作してスガシカオで踊っていた。
15年経ったらいっしょにライヴに行こうねーと思ったけど、そのころは引退しているような気がする。
子どもに靴下ブームがきた。 とにかく履きたがる。 大人が履いていると自分にも履かせろと大騒ぎ。大人の靴下を持っていって自分で履こうとする。 夜寝るときも脱がない。
私は靴下が大嫌いで冬でも裸足(でキンキンに足が冷えている)なのだが、何がそんなに惹きつけてやまないのか、これは一過性のブームなのか、それともずっと続くのか、おもしろいのでしばらく観察。
保育園で歯科検診を受け損ねたので、地域の歯医者に受けに行った。 リストの表記を見る限り、指定の歯科医院は輪番制度になっていると思われるのだが、今年度はなぜか自宅の近所に1軒もない。 一番近い(それでも歩くと20分はかかるであろう)歯科に電話をしたのだが、いつかけても留守電になっていたので、その次に近いところに連絡、いつでもいいとのことで、この日に。(というか土曜日にしか行かれない)
とりあえず、今のところ、生えている歯に関しては虫歯なし。1本癒合歯の可能性が高く、将来的にはレントゲンを撮ったりして確認する必要がありそう、とのこと。 早産が影響しているのか聞いてみたが、影響があるかどうかはわからないそう。 両親とも歯並びはふつうだから、あとは虫歯ゼロを死守しなきゃなぁ・・・ 虫歯と眼鏡(コンタクト)って、金銭的に関係ないところでも確実に人生を損している気がするよ。
10回目の結婚記念日。 何事もなくお互いスルーしてしまったが(笑)10年経つのは早いような遅いような。
これからもよろしく、と寝顔につぶやいてみる。
mixiの「足あと」が「訪問者」になったのだが、その言葉でオスカーを思い出した。 オスカーといったらオスカー・ライザーだ。「トーマの心臓」の。(「精霊狩り」にも出てるけど・笑)
久々に読んでみたら深すぎて泣けた。
まーさん、41歳。 「今日、初めて年齢よりも年上に見られた」とのこと。 ちょっと嬉しいらしい。
妻としてはどうフォローしたらいいんだろうか。
萩尾望都「音楽の在りて」読了。 ハードカバーなので通勤に持って行くわけにもいかず、家では子供の相手をしていてなかなか読み終わらず、結構時間がかかってしまった。
「左ききのイザン」と対になる小説があり、「銀の三角」や「ユニコーンの夢」を想起させる話もある。 全体としてはSFというかファンタジーというか、ブラッドベリに近い世界もある。 あの漫画を本人がノベライズするとこういう雰囲気になるんだろうな、というのが何となくわかって、おもしろかった。 文章そのものはあっさり簡潔。この文章から絵の力であそこまでイメージが雄弁になるのはやはりすごい。
10月10日が祝日なのは久しぶりな気がする。
やっぱりハッピーマンデーは良くないんじゃないかなぁ。
散歩がてらユニクロに買い物。 自分用のチノパンを買おうかと迷い、試着までしたものの、スリムフィットタイプで体の線が出てしまうことになじめず、今日は見送り。 いつもは未だにブーツカットやストレートだからなぁ・・・ トップスとのバランスが変わるからそこから考えねばならんのだな。 ややこしや。
店内には山崎まさよしのポスターが貼ってある。 今回が3度目だっけ?お声がかかるのは有り難いことです。 CMも見たけど、「浜辺の歌」というチョイスが彼らしいというか何というか。 春先だったら「早春賦」とか選んでそうで、同世代や下の世代にではなく、上の世代にアピールしそうな選曲ですな。 でも、あの曲は良いよね。私も時々口ずさんでいます。
ひたすら洗濯。 まーさんは隣家境界に塀を作るため、穴掘りとブロック塀のハツリ作業。 子どもが咳をぶり返したので、かかりつけの医者へ。 朝予約した時点で午前診療は予約一杯。午後に回る。結局見てもらったのは日が落ちるころ。 3連休前で混むとはいえ、医者も大変だなぁ・・・
やっと一週間終わった・・・長かった・・・
もらった抗生物質がやっと効いてきて喉の痛みが治り始めている。 といっても今のところ表面だけで、内側はまだ痛いんだけども、なんとか日常生活を送れるまでに。
このパソコンを作った人はもういないんだな、とキーボードを打ちながら考える。 なんだかんだ言いつつもマックから離れられないのは、ウインドウズよりもワクワク感を刺激されるからで。 そろそろ次のパソコンを買おうと思っているんだけど、やっぱりマックになるんだろうな、と思う。
朝、電車の中で私の向かい側に座った男性。上着から鞄からズボンから全身ほとんど真っ黒で超地味なのに、靴下だけ蛍光イエロー。 眩しいぜ。
何とか出社。しかし喉は針が刺さったように痛く仕事になかなか集中できない。 電話が少なかったのは幸い。
味覚がおかしくなっているのとものを飲み込むのが苦痛なため、食事がおざなり。でも痩せないんだよなぁ。
かかりつけの医者へ。 風邪と溶連菌のコンボ。 親の私も昨日から全身の関節が痛く、ついでに検査、やはり溶連菌と風邪。 喉が痛く、つばを飲み込むのも辛い。 頭痛もするので、一緒にロキソニンをもらう。 午後、ロキソニンを飲んでちょっと一休み、と思ったら、次に気がついたときには外は真っ暗。5時間以上寝ていたらしい。恐るべし。
しかし半年で溶連菌に2回もかかるとは、ずいぶん免疫力が低下しているなぁ・・・。出産してから体は弱くなったかも。
1週間遅れてしまったが、上の子の七回忌。 これで終わりにしようと思う。
子どもの調子が悪く、夜、夜間救急へ。 とりあえず吐き気止めの座薬を入れてもらう。
保育園の運動会。 といっても0歳児はちょっと歩いて親のところにたどり着くまで、というお遊戯のようなものだけなので、割と最初のほうに出番が終わる。 最後まで見てもよかったんだけど、いろいろ用事があるので今日は帰宅。 5歳児クラスまであるので、1年違うとずいぶん成長するんだなぁというのが目に見えてわかる。同じ学年の中でもずいぶん差があるけど。
まぁ、無事晴れて良かったです。
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