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■■ あけましておめでとうございます
2007年01月06日(土)
今年もどうぞよろしくお願いします! 日記をぜんぜん更新していないため、ほとんど誰もきてくれていないとわかっているのだけれど、お正月(と言えるのかなぁ)のうちに書きたかったので書きます。
あっという間に新年となり、正月気分をゆっくりと味わう間もなく日常に戻る。年末に除夜の鐘を聞いて(テレビだけど)罪が浄化されたばかりなのに、すでに罪を重ねているような気がして落ち込んだ。冷たい雨のせいだろうか。藤原新也は生きることを「浄から不浄への抜き差し難い生の弁証法」と表現していたけれども、生きるということは歓びであると同時に幾多もの罪を重ねていくことで、それは生れ落ちたすべての生き物の宿命なのかもしれない。
最近よく夢を見る。怖い夢が多い。誰かが死んでしまうとか自分が病気になるという夢だ。幸い昨日は誰も死ななかったが、ちょっと不思議な夢を見た。どこかアジアの山を登っている夢で、自分が息切れしているのを感じるほどリアルだった。誰かが私の前を歩いてる。それが誰なのかはわからないけれど、その人の登山靴の足元を見ながら歩いていると、目の前に絶壁があらわれた。一緒にいたはずの人はすでに絶壁の上のほうにいてこちらを見下ろしている。逆光で誰だかわからないが、手を貸してくれる様子はない。早く来いとせかされたので早く行かなければ、と思って絶壁を登ろうとするのだけれども、なかなか登れない。苦労の末、やっと登れたと思った瞬間に目が覚めた。
絶壁の上にいったい何があったのか、とても気になる。そして逆光の中の人物は誰だったのか。絶壁の前にいるような無力感が見せた夢なのか、それとも絶壁の上にはすばらしい世界が広がっているという期待から見た夢なのか。気になる。今晩続きが見られるといいな。
【マウイ島ハレアカラからの朝陽】
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