ヒトリゴト partIII
 Moritty





2004年03月20日(土)






将来の計画

2004年03月10日(水)



先週から風邪をひいてしまい、体調がイマイチだったのだけれど医者から処方してもらった薬のお蔭で大分良くなってきた。今回の風邪は熱が出て、次に酷い頭痛に悩まされたのだが、それが今日あたりからおさまって今は鼻水と咳が時々出るくらいだ。この冬初めての風邪だった。

今日は仕事関係の某外資系の女性とランチをしたのだが、彼女は3月で今の会社を退職して4月から早稲田の法科大学院に行くという。昨日は別の会社の、慶応の法科大学院に行くという男性とランチをした。気が付くと、周りにそういう人たちがたくさんいる。法律や契約書関係の仕事をしていると、やはり、弁護士でないことに限界を感じることもある。現在、日本では、7,200人に1人が弁護士なのだそうだが、訴訟王国のアメリカでは250人に1人が弁護士だという。だから、アメリカでは、法務の世界では、弁護士でないというだけで何を言っても相手にされないのだ(肩書きやレッテルを重視するお国柄ということもあるが)。日本では弁護士であることが珍しいくらいだから、今まで問題にならなかったが、今後、司法改革で年間3千人ずつ弁護士を増やすそうだから、石を投げれば弁護士、という時代も遠くないのかもしれない。それにしても、皆、きちんと将来のことを考えていて偉い。

私は・・・さてこれからどうするのだろう。今まで、行き当たりばったりに生きてきたけれども、きっとこれからも行き当たりばったりなんだと思う。将来の計画?特にない。まあ、ミステリートレインに乗っているみたいで、それもいいかもしれない。

(写真:飛行機雲 Part II)



今此処にいる奇跡

2004年03月09日(火)



最近流行っている平山綾香の『ジュピター』を聴きながら、思いを宇宙に馳せた。木星、土星、天王星、海王星、冥王星・・・。銀河系。アンドロメダ星雲。アンドロメダの光が地球に届くには、230万年かかる。今、見えているアンドロメダ銀河はこの瞬間には既に存在しないかもしれない。そう考えたら、今、この瞬間、此処にいる自分がまるで奇跡のように思えた。実は、何の変化もないように見える日常も、実は奇跡の連続なんだ。

(写真:Mt. Fuji)



4次元世界

2004年03月03日(水)



最近、とても悲しい気持ちになることが多くて日記を書けないでいたのだけど、悲しい気持ちになりながらも、くだらないことを考えていたりした。

今、私は3次元世界の存在であり、時間軸はどんなに頑張っても移動することができない。でも、4次元世界に存在したならば、まるで私たちがA地点からB地点、B地点からA地点に空間を移動するがごとく時間軸を移動することがができる。3次元世界では、時間という概念からすると、我々の意思に関係なく未来という一方向にしか進めない、なんだか回転寿司の皿みたいな存在だ。例えば、私の心臓が止まって、呼吸も止まったら、この世界では「死んだ」と言うことになり、焼かれて炭化して違うものになってしまうのだろうが、時間を複数方向に移動することができる世界(=4次元世界)では、時間軸を少し移動すれば、今の形を留めた「死んでいない」私はそこに存在しているのだ。「観測できない」ことは「存在しない」こととは別の概念なのである。そう考えると、4次元世界では、死ぬことは眠ることと同じくらい普通のことで、3次元にいる我々にしてみれば、恐ろしいほどに自由な世界なのだ。

・・・でも、いくらそんなことを空想してみたって、私は3次元にいるわけで、時間の流れには逆らえない。私には未来しかないのである。

(写真:空、霞ヶ関、千代田区、東京)

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