HOME*お天気猫や > 夢の図書館本館 > 夢の図書館新館

夢の図書館新館

お天気猫や

-- 2000年09月30日(土) --

TOP:夢の図書館新館全ての本

『ラング世界童話全集』

小学生の終り頃に学校の図書館で借りて読んでいた 『緑の騎士』や『黄色い小人』などの収録された 『ラング世界童話全集』(全12巻)がこのほど手に入りました。 話自体も忘れていたけれど、同じようなシチュエーションなのに 鏡像のように緑の方はハッピーエンドで、 黄色は極端に不幸せな最後でした。

それで、今ちびちびとヒマをみつけては、王女様や王子様の 出て来る童話を読んでいる自分がいるわけで、 ずっと手に入れたかった宝物を手に入れたのだから うれしいけど、あんまりそういう話がたくさんあるので (12冊!)、ちょっと「過ぎたるは及ばざるがごとし」的な 心境にもなっています。デザートのフルコース1週間って こんな感じかも?

翻訳は川端康成(と野上彰)でした。
これ全部訳したのか…と感心してしまいました。(マーズ)


『ラング世界童話全集』 (全12巻)著者:ラング(訳:川端康成)

お天気猫や

-- 2000年09月29日(金) --

TOP:夢の図書館新館全ての本

『慟哭』

先日、所謂「新本格」系ミステリの某人気作家の最新作を読んだ 猫やの相棒が、いかにも解せない、といった調子で 「これって子供向け?」と聞いてきました。 現実的な厚みの無い、 劇画的な作風がいかにも底が浅く感じられたのでしょう。 子供っぽい、楽しめる本の方が世間では主流だし、 本格ミステリはそもそもが単なるゲームとしての読み物なので、 こういった作風はある意味正統派なのですが、 いかんせん文学としてのレベルも高い先人達の作品 を読み慣れた読者を満足させる事は、 余程の技量でない限り至難の技であります。

そこで思い出したのが異色の新本格作家貫井徳郎氏。 彼の抱えるジレンマはこの逆で、 「必殺シリーズ」ファンのこの若いミステリ作家は 本来は大ケレンに満ちた劇画的作品が好きらしいのだけれど、 何故か彼の文章は緻密でリアル、 日常感覚の描写が上手く、人間心理に聡い。 前知識無しで読んだら社会派サスペンスの大家だと思われるかもしれない。 その結果本読みには「これなら下手にトリックなんか弄さ無い方が 余程完成度が高い作品が書けるのに」などと言われてしまう。 ビジュアル世代のミステリファンには「重い」と敬遠されてしまう。

好きな色と似合う色は違う、とはよく言われる戒めですが、 それでも本格の虚構空間に取り組み続けるのは、 矢張り心底好きだからでしょう。 その気持ち、よっく分ります。 と、いう訳で先行き要チェック作家としての貫井氏の技量を 記憶していただくために、 デビュー作にして代表作の『慟哭』をオススメする次第です。(ナルシア)


『慟哭』 著者:貫井徳郎 / 出版社:創元推理文庫

お天気猫や

-- 2000年09月28日(木) --

TOP:夢の図書館新館全ての本

『ハサミ男』 &『弁護側の証人』

☆大きな仕掛け

遅まきながら、『ハサミ男』を読み終えた。 読み終え、すぐにもう一度、 最初からばらばらとめくって猛スピードで読み返す。 読み返しながら、ずっと、 小泉喜美子の『弁護側の証人』(集英社文庫・絶版)のことを考えていた。

(注:・・・決してネタばれではないですが、 ある種の予断を与えてしまうかもしれません。 映画の『シックス・センス』の秘密を忍耐強く、 みんなが守ったように、私も口をつぐむべきなのでしょうが。
それでも、だまされることの楽しさについて、語らせて下さい。)

『ハサミ男』は、ミステリ好きにはたまらない本だった。 大好きなチャンドラーの『湖中の女』(ハヤカワ文庫)からの引用があったり、 ちょっとしたらところににっこりと口元がほころぶ、 小さな仕掛けが一杯あったりする。 それから、何と言っても、 読み終わった後のまんまとだまされたことへの心地よい悔しさもある。 この大きな仕掛けに対して、読後大急ぎで、 どうしてだまされてしまったのか、どこでだまされてしまったのか 「いろいろ」と確認作業に入る。 「してやられちゃった」と、結構ご機嫌な気分になる。

それにしても、あれは残念なことをした。 もう、十年以上前に読んだ本のことを思い出す。 『弁護側の証人』はとてもよくできた面白い本だった。 友達に借りて読んだのだが、本を返したときに、 「で、最後驚いた?」と満面の笑顔で聞かれた。 「え?何で?」そう不思議そうに答える私に、 その友人も不思議そうにどうして驚かないのかと、重ねて問うたのだった。

・・・何と。 その小説には大きな仕掛けがあって、 ラストにまさに天地がひっくり返る驚きが待っていたのだった。 けれど私は、その大きな仕掛けに気付かず、 まるっきりトリックに引っかからないまま、 まっすぐ素直に言葉のままに読み終えてしまっていたのだった。 そういう小説の根幹にかかわるトリックに気付かなくても、 その小説は非常によくできた面白い小説だっただけに、 この大きな仕掛けにだまされていたら、 さらにどれほど面白かったことかと、ものすごく悔しい思いをした。 トリックが見え見えで引っかからないのならともかく、 トリック(言葉のレトリックというべきか)が巧妙すぎたため却って、 正しすぎる文脈で読み進めてしまったのが、さらに悔しさを募らせる。

その時、「じゃあ、もう十年くらいして、仕掛けを忘れた頃に読み返す。」 そう高らかに宣言をした。すぐさま、周りにいた人達みんなから、 「忘れようと思うことに限って、絶対に忘れられないよ。」 そう決め付けられた。 果たして、今日まで、その仕掛けを忘れ去ることはできなかった。 きっと年老いてボケてきても決して、 その仕掛けだけは忘れ去ることができないでいるのだろう。

だからこそ、何の予断もなく読み進み、 あっと気付いたら、どっぷりとだまされ 虚構の迷路を彷徨っていられたことがとても嬉しい。 ただ、ささやかな失敗を言えば、 いたるところにフェアなヒントが撒き散らされていたのだろうけど、 その決定的なキーワードがかかれているまさにその数ページだけを どうしてなのか、読み抜かっていたのだ。 (そう、数ページも読み飛ばしているのに、まったく気付かず・・・) あとで振り返って検証せずとも、ここを読んでいたら、 「あれっ?おかしいぞ。」と作者と対峙できたのかもしれない。 そう思うとうまくだまされたことは嬉しいけれど、 作者とのにらめっこには何だか不戦敗したようで、 それはそれでやはり悔しいのであった。

『シックス・センス』にしろ何にしろ、 シンプルで大きな仕掛けに上手くだまされるのは、本当に心地よいことだ。(シィアル)
000604


『ハサミ男』 著者:殊能将之 / 出版社 講談社ノベルス

お天気猫や

-- 2000年09月27日(水) --

TOP:夢の図書館新館全ての本

『私のスタイルを探して』

ファッションやおしゃれについて書かれたエッセイだけれど、 「スタイル」を探す以上、最終的には内面を磨くこと抜きには語れない。 今では「スタイル」という言葉は、おしゃれや外面的なことだけでなく、 内面的なこと、人間としての生き方までを含む。 だから、自分のスタイルを探すためには、自分自身を内から、外から、 あらゆるところから、じっくりと見つめなければならない。

私には自分のスタイルがあるか? 俗事に煩わされず、毅然としていたい。 生き方も、選ぶ物すらも。 しかし、キャラクターグッズに未だ引っかかってしまう私は 愛すべき自分ではあるが、まだまだよのうと思う、今日である。

一見無駄にみえるものが文化を生むのだという信念。 いつか、私の持つさまざまながらくたが、 私のスタイルを彩るようになるのか。 それもなんだか嫌だなあ・・・。

後日。
もう少し、著者の考えを知りたくて、「おしゃれの視線」を購入した。 もう一回繰り返すが、おしゃれとかファッションのことだけではなくて、 自分の生活や生き方を振り返ってみる色々なヒントがある。 軽くて読みやすい本であったが、 これから残りの人生をどんな風に生きるべきか、 結構重いことを考えさせられた。(シィアル)


『私のスタイルを探して』 著者:光野桃 / 出版社: 新潮文庫

お天気猫や

-- 2000年09月26日(火) --

TOP:夢の図書館新館全ての本

『柿の種』

この本は、他の随筆集と比べると、普段着の言葉だそうだ。 普段着のせいか、いっこうに読み進まない随筆と 違いすらすらと読み進む。 すらすら読み進むが、普段着とはいえ、 視点は科学者の目で、さりげなくも鋭く、 また愛情深く、感嘆する。

猫派の私としては、所々に書かれた愛猫の話に、 いちいち頷き、凡人も科学者も猫好き(猫馬鹿)に かわりはないなあ、なんて、親しみを覚える。
(→参考:「三毛の墓の歌」)

何気ない日常を振り返ると、その何気ない日々が かけがえのないあれやこれやで満ちていることに気づく。 幸せという相対的な価値観を絶対的なもので測ろうとした、 あの頃は苦しかったなあ、と「柿の種」を読み終えて、 しみじみと感じた。(シィアル)
981105


『柿の種』 著者:寺田寅彦  / 出版社:岩波文庫

お天気猫や

-- 2000年09月25日(月) --

TOP:夢の図書館新館全ての本

『小さな生活』

ほとんどが見開きで1編ずつの生活エッセイ集です。 津田さんの文章は最後に特徴があって、 もう2、3センテンスほしいなと思わせるところで バサッと終わります。 たいてい素通りできない言葉で。 それが余韻となって受け手にこだまするので、 勢い次のページに目を走らせるという繰り返しでした。

「小さな生活」という静かなタイトルではありますが、 日々の暮らしのなかで小さな豊かさを 自ら選び取ってゆく、 自分らしいスタイルを探すことの大切さが 読み進む毎に迫ってくる本です。

日々増えて行く物に囲まれてあえいでいる 自分の暮らしを見まわし、 ほんとうに必要なものを選び取る勇気が少し湧いて来ました。

津田さんと私の最も違う点は本の量。 これに関してはやはり夢の“天井まで作りつけ本棚”を いつかは手に入れたいと思いながら、 部屋と生活のリストラに早急に着手せねば、 と突き動かされるものがありました。

ゴミを出すのはそれはそれで心苦しいけれど、 部屋にある物の量を絶対的に減らさなければ、 小さな生活、安らぎの生活は 得られないのだと、心を鬼にしています。(マーズ)


『小さな生活』 著者:津田晴美 / 出版社:ちくま文庫

お天気猫や

-- 2000年09月24日(日) --

TOP:夢の図書館新館全ての本

『公主帰還』

とても気持ちのいい本だ。 中国史の中でも「宋」というのは熟れてはいるが地味で、 複雑ではあるが印象が薄い気がする。 そういう「宋」時代のさまざまな「スライス・オブ・ライフ」

潔癖 / 公主帰還 / 僭称 / 芙蓉怨 / 贋作 / 白夫人 / 涅(すみ)

すらすらと読みやすい短編集だが、 練りに練られて非常に深く完成した世界がそこにある。

私はとくに「芙蓉怨」が好きだ。 同じ作者の「桃夭記」も読んだが、これもまた良かった。 今までまったくこの作者のことを知らなかったので、 嬉しい出会いであった。(シィアル)


『公主帰還』著者:井上祐美子 / 出版社:講談社

お天気猫や

-- 2000年09月23日(土) --

TOP:夢の図書館新館全ての本

『粗食のすすめ』

表紙の焼きおにぎりがあんまりおいしそうだったもので。 レシピがたくさんあるのでいつか作れるんじゃないかなと 甘い考えを起こして買った。

けっこうヘルシーな食生活をしている自分かと思っていたら、 この本の基準では下から2番目だった。 食後のお茶はすべからく番茶(黒い日本茶)というのが徹底している。(マーズ)
000104


『粗食のすすめ』 著者:幕内秀夫 / 出版社:東洋経済

お天気猫や

-- 2000年09月22日(金) --

TOP:夢の図書館新館全ての本

『美濃牛』

デビュー作『ハサミ男』でミステリファンを翻弄し、 狂喜させた殊能氏の待望の第二作 です。 『ハサミ男』の都会的な伶俐さとはがらっと趣きを変えて、 山深い因習に満ちた村で巻き起こる、陰残な資産家一族猟奇連続殺人事件! おどろおどろしい鬼の伝説と童歌、おまけに鍾乳洞付き!…なんですが、 探偵譚にお約束のペダントリィはすっとぼけた俳句合戦、 全編を彩る横溝賛歌や隠しジョーク、 各章の冒頭に置かれる古今東西の「牛」の引用文はことごとく嵌まりすぎ。

今回はダマされないぞ!と緊張して読み始めたのですが、 途中から「これはもしかして、笑ってもいいんだよね?」と 念を押しつつ笑い転げてしまいました。 とはいいつつも、『ハサミ男』でも印象的だった、 独善に落ちない冷静な批評眼はユーモアの底で冷たく光り、 静かに漂う絶望感は迷宮の出口を閉ざしてしまいます。 この人は、プロですね。ミステリ界では新人でも、物書きのプロです。(ナルシア)


『美濃牛』著者:殊能将之 / 出版社:講談社ノベルス

お天気猫や

-- 2000年09月21日(木) --

TOP:夢の図書館新館全ての本

『クリスマスに少女は還る』

原題:"JUDAS CHILD "
本文が623Pに、本文中に出てくるホラー映画の注が5P。 読み応え十分、一度目は一気に。 二度目は、丹念に隅々までじっくりと読みたくなる。 一言でいえば、誘拐された少女達とかつて妹を誘拐され、 殺害された刑事の物語。

私は先に解説を読む癖がある。 読まないこともあるが、読むことも多い。 解説には、題がつけられ、 「先にお読みください。」という一文もあった。 最初の方には、amazon.comでも五つ星の本だと 当り障りの無いことが書いてあった。 しかし、読み進めて、しまったと思った。 いろんな予断をもってしまう情報。 筆者も蛇足と書いてあるが、ほんとに蛇足の一文。 解説というもののあり方に、疑問をおぼえる。 「解説」ではなく、ついつい予断を持ち、 読み終わった後、いやな読後感を感じる「題」がこの解説にはついている。

そして、原題「JUDAS CHILD」の説明。 「囮の子」だそうだ。 けれど、もちろん、 日本語題が「クリスマス・・・・」となっているように、 クリスマスが、というより、キリスト教といってしまうと 大げさかもしれないが、キリスト教的な含みもある。 あえて、もうひとつの意味を隠しているのかもしれないが、 キリスト教圏なら当然「JUDAS」の意味に思い当たるだろう。 もちろん、それは、「ユダ」。 原題では明らかにされていたカードが伏せられ、 伏せられるべきカードが解説で表向けられる故意。 (具体的に書くと、結局、予断を持たせてしまうので、 何に納得いかなかったのか、書きようが無いのが残念なところだが。) 一気にのめりこんで読み、満足感も大きかっただけに、 解説というのはいったい何なのだろうと、考え込んでしまった。 解説以外(少なくとも、先に読まない方が良いのではないかと思う。) はおすすめの一冊。

書名からすると冬=クリスマスシーズン向きでしょうか? (シィアル)
000416


『クリスマスに少女は還る』 著者:キャロル・オコンネル/出版社:創元推理文庫

お天気猫や

-- 2000年09月20日(水) --

TOP:夢の図書館新館全ての本

『「我輩は猫である」殺人事件』

恩人苦沙弥先生殺害の謎を解くべく、 陰謀渦巻く上海で繰り広げられる個性あふるる 各国猫君達と我輩の風刺に満ちた推理合戦、
空想冒険大活劇!

芥川君等の名を冠した賞を貰った事もある奥泉君は どうして大変なエンタアテインナァである。 各所に原作を盛り込んだ模写文体も上手ひが、 ナント云っても猫の所思動作が愛らしひ。(ナルシア)


『「我輩は猫である」殺人事件』著者:奥泉 光 / 出版社:新潮文庫

お天気猫や

-- 2000年09月19日(火) --

TOP:夢の図書館新館全ての本

『薔薇のほお』

何年振りかで岩館真理子の新刊を買った。 (買った時には新刊ではなかったが。) 学生の頃大好きで、コミックスはほとんど買ったはずだった。 それから、何年も過ぎ、私も年取り、 岩館真理子の世界も年月と共に、深みを増していた。

ヴィヴィアンの赤い爪がいい。 何度となく、読み返した。何度も何度も。 ページの隅から隅まで丁寧に読み、読み終わったことが寂しかった。 その後、どこかにあるコミックスを探すのが面倒で、 古本屋さんにあった岩館真理子選集を揃えた。

学生の頃あんなに面白かった話も、大人になった今では他愛無い。 夢見るお伽より、せつなくもままならぬ現実の方が、 やはり現在の私にとっての「リアル」なのだ。

岩館真理子と吉本ばななは、お互いファン同志だそうだが、確かに共通する何かを感じた。(シィアル)
000126


『薔薇のほお』著者:岩館真理子 / 出版社:集英社(YoungYouComics)

お天気猫や

-- 2000年09月18日(月) --

TOP:夢の図書館新館全ての本

『お風呂の愉しみ』

お風呂の最高の贅沢は手作り石鹸! 石鹸なんてわざわざ作らないよ、という人にも、 いろいろシンプルで楽しいお風呂の友や化粧品のヒントがいっぱい。 材料も皆安全で安価です。

だって食べられるものばかりなんだもの。 ぱっと目に入って、いい本だなあと思ってたら やっぱり人気なんですって。(ナルシア)
000119


『お風呂の愉しみ』著者:前田京子 / 出版社:飛鳥新社

お天気猫や

-- 2000年09月17日(日) --

TOP:夢の図書館新館全ての本

『警告』

傷ついた人の心の襞をなぞっていくことは、 共に傷つき悲しみに触れることだ。 人の心の深いところを覗き込むような残酷な暗い喜びと、 分かち合えない悲しみの深い絶望を知る。 思いもしなかった衝撃は、いまや既知の絶望となり、 人はその絶望とどう付き合うべきか、思い惑い、時に混乱し、 自分をコントロールできなくなる。

悲しみは癒えるのだろうか。 忘れること、乗り越えることができるのだろうか。 決して消えること、忘れることのできないものがある。 静かな波のように寄せては返し、寄せては返し…。

再び訪れる感覚が少し間遠になるだけなのかもしれない。(シィアル)
 →『審問』へ


『警告』 著者:パトリシア・コーンウェル / 出版社:講談社文庫

蔵書一覧 (TOP Page)次の本 <<


ご感想をどうぞ。



Myエンピツ追加

管理者:お天気猫や
お天気猫や
夢図書[ブックトーク] メルマガ[Tea Rose Cafe] 季節[ハロウィーン] [クリスマス]

Copyright (C) otenkinekoya 1998-2006 All rights reserved.