テレビショッピングの売れ筋は食品の5000円均一と寝具の1万円均一。
明太子やパジャマを扱う日は電話が込み合ってなかなか繋がりません。
そして、「限定数がございますので、応募多数の場合は抽選となり、抽選漏れの場合は、はがきでご連絡させていただきます。」トークをしたとたん激高されるお客様が時々いらっしゃいます。
「やっと繋がったんだから、先着順にしなさいよ!」
これがまた、先着順にしたらしたで絶対苦情が出ますよね。
「なかなか繋がらなくてやっと繋がったんだから、公平に抽選にしなさいよ!
そう、どっちに転んでも、必ず苦情は出るもの。
客商売はほんに難しい。
でも、本当のところ、これは絶対の社外秘なのですが、実は先着順で決まっているのです。
他のところは知りませんが、少なくとも私が働いているところはね。
ですので、「明日の夜9時まで受付」と言われて、空いてからかけようとしてももうだめ。限定数を越えた時点でこっそり抽選漏れしています。熟年向けのテレビショッピングがあったら、それは、もしかしたら抽選という名の先着順商品かもしれません・・・。どうぞ、ご注意あれ。
2006年09月11日(月) |
ずばり、そうでしょう! |
職場のT君38歳独身、ライブ好き。
今夏もサマソニに一人でお泊り参戦してきたらしい。
帰ってきてからも興奮冷めやらず、「amiさん、いいもの見せてあげる。」とタイムテーブルを自慢げに見せてくれたりする。
もっとも、見せてもらっても知らないアーティストばっかりなので「好きなライブに行けて良かったね。」ぐらいにしかこちらもコメントが出せない。
だいたい、いい年をしてこんな安月給(私たちの仕事は男女、学歴に関係なく全くの能力給)じゃ、お嫁さんももらえないわね。将来どうするつもりかしら。
帰宅してから娘にT君のことを話したら、「ママがいつもライブのコメントを会社で話してもきっとみんなも同じ気持ちだよ。『コメントに困る』ってね」
母、言われてしまった。ずばりそうでしょう!
同僚に言われてますもん。
「だって、そんな大阪までライブに行ったらお金が掛かるでしょう?」
うげっ!
良いのよ、私はみんなみたいにお洋服にも宝飾品にもお金をかけないし、タバコもパチンコもやらないし、お酒は外では一切飲まず、うちで発泡酒を飲むくらいだし、別のところでお金を使っても撥は当たらないでしょう。
価値観って、みんなそれぞれ違うのねん。
私は音楽にはお金は惜しまないけど、周りはまた違うみたい。
みんなから見ると私はもしかしてちょっと、変わってる!?
本日のお客様のお名前をお聞きして思わず「嘘でしょう!?」と突っ込みそうでした。
お名前は「○○(地名)ヨーコ」さま
中高年の方ならご存知「あんた、あの子の何なのさ?」の名台詞でおなじみのこの歌を思わず唄いそうになりました。
いや〜 できすぎなお名前もあるもんです(^^)
今日のお名前
カトウの「カ」はヤマモトキスケの「キ」だそうです。
幸い、会社のコンピューターには電話帳が登録してあり、その方が電話帳掲載者でしたので「嘉」の字が出ていて「かしこまりました」と返答した私ですが、勉強不足の私は実際のところ全く分からず思わず帰宅後ネットで慌てて検索しました。
戦国の武将ですか・・・初耳です。
デパートのお客様はハイソ(死語!?)な方が多いわ(^_^;)
本日の苦情
お洋服の色がテレビと違う
テレビではもっと綺麗な色だった。
まぁ、テレビ局では照明を当ててますし、何より、電気屋さんでテレビを比べて見てもそれぞれ色が違っていますからね。個人個人で好きな色調も違いますし、各家庭のテレビがどんな色に合わせてあるかなんて皆目こちらには見当付きませんねぇ・・・と心の中で思いながら仕事をする毎日です(苦笑)
本日の「ヒロシ」さまは
リョウカンさんの「カン」だそうで、
私には「良寛」さんよりは、「菊池寛」、それよりもっと「寛大」の「寛」の方が分かり易いのにと思ったり、思わなかったりいや毎日難儀やね(^_^;)
本日の苦情。
だいたい、お宅は時代遅れなのよ。なんでCDプレーヤーなんか扱ってるのよ。遅れてるわねぇ。いい?今はCDではなくて、MDの時代よ、MDよ。もっと良く勉強なさい!!
ご年配の方のあまりの自信満々の話し振りに、電話を受けた同僚は思わず固まってしまい、何も返す言葉が無かったらしい・・。
テレビショッピングで有名寝具メーカーの良質のホワイトグースダウン羽毛布団が柄まかせのお値打ち価格で紹介されました。
売れ筋からはずれたあまり人気の無かった柄の商品が、お値打ち価格で提供されたのです。
柄は選べませんが、品質に間違いはない大変お値打ちな商品です。
早速たくさんのご注文の電話が入りました。
何人かのお客様は
「花柄は嫌いだからやめてね」
「若い男の子向きの柄にしてね」
柄の指定をなさります。
そんな時は「こちらは柄をお選びいただけない分大変お値打ち価格で提供させていただいています。申し訳ございませんが、柄をご希望でしたらカタログからお選びくださいませ」とお伝えします。
そうすると、「だって、カタログは高いから嫌なのよ。私は安い羽毛布団が欲しいの!」
「それではご近所のスーパーで安物の羽毛布団を買った方がいいんじゃないですか。」思わず、言いそうになりました。
柄の指定をなさるお客様は、「なぜ柄任せの商品が安くで提供されているか」微塵もお考えではないようです。