[ 月刊・夢の図書館 ] * 読書特集 & ブックトーク *

■「暗くなるまで夢中で読んで」

「暗くなるまで夢中で読んで」 投稿者：マーズ 投稿日：2002/03/31(Sun) 00:57:02

古典から今にいたる日本の子どもの本を紹介したブックガイド、
ついに発売です。
どうもこのごろは、暗くなるより明るくなるまで、ってな生活に
なってますが、ほんと、そういう感覚ですよね。
読みたい本、読むべき本の多さに、うれしい悲鳴。
「西の善き魔女」や「りかさん」、「六番目の小夜子」まで
入っているので、ここのお客さんにも楽しめそう。
[326]でカキコして下さった、ひろえさんのレビューも収録されてます。全62冊のボリューム。
「霧のむこうのふしぎな町」も、お見逃しなくです。
（神宮輝夫・野上暁＝監修/原書房）

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ひろえ ＞ マーズさん、ご紹介ありがとうございました。私共の紹介が、波長に合えば何よりです。「霧のむこうの〜」のご紹介は、柏葉さんご本人も喜んで下さって、うれしい限りでした。 (2002/04/03(Wed) 21:22:28)
by お天気猫や
2002年03月31日(日)
■ケルト世界への誘い。
ケルト世界への誘い。 投稿者：シィアル 投稿日：2002/03/21(Thu) 12:06:44

先日買った本をぺらぺらとめくりながら、
既刊情報を見ていたら、
一時期品切れになっていた
チャールズ・デ・リントの本が重版されていました。
とても面白く、ケルトなんだけど、エンヤじゃなくてロックのリズムのファンタジーだと思います。
未読の方は、是非、おすすめします。

「ジャッキー、巨人を退治する！」
「月のしずくと、ジャッキーと」
「リトル・カントリー」

この3冊と、O・R・メリングの本で、
どっぷり、ケルト・ファンタジーにはまりこんでしまいました。

「妖精王の月」
「夏の王」
「ドルイドの歌」
「歌う石」

評価が分かれている本もあるようですが（「夏の王」）、
メリングのこの4冊、どれもケルトの奥深い世界を堪能できました。

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ひろえ ＞ こんにちは。図書館は春休みなのですね。充電後を楽しみにしています。私はケルトはあまり詳しくないですが、メリングの作品は、すっごく楽しく読みました。 (2002/03/22(Fri) 11:21:24)

シィアル ＞ いま少し、時間に余裕ができたので、アイルランドのDVDと写真集を買って眺めています。好きなものや気になるものへの強欲さに、ときおり、恥ずかしくなります。（で、満たされると、きれいさっぱり、忘れてしまう。知識の蓄積ができないのが、さらに、恥ずかしい。） (2002/03/22(Fri) 23:42:17)

マーズ ＞ そうなのです、春休みになりました（笑）今、「ホビットの冒険」を読んでいます。これを読んでから指輪物語を観に行くことになりそうです。ジャッキーのシリーズが重版されたとのこと、うれしいニュースでした。 (2002/03/23(Sat) 00:53:05)

シィアル ＞ チャールズ・デ・リントの本が、書店に並んでいて、嬉しいのですが、本の帯にはくっきりと「ハリー・ポッターの源流」…うーん。出版社も「売らん哉」という姿勢。 (2002/03/25(Mon) 18:02:56)
by お天気猫や
2002年03月21日(木)
■「時のかなたの恋人」
時のかなたの恋人 投稿者：さな 投稿日：2002/03/20(Wed) 20:15:59

｢時のかなたの恋人｣のようなおもしろくて、ハマッちゃうようなロマンス小説を知っていたら私に是非とも教えてほし〜です（＾０＾）


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シィアル ＞ ｢時のかなたの恋人｣のような、時を越えるロマンスを私は「タイムスリップ・ロマンス」と勝手にひとくくりにしています。ファンタジー色が強いものなら「ある日どこかで」/サスペンス色強いものは「ライトニング」/濃厚なロマンスなら「夢のなかの騎士」/耽美系ホラー色の強いものは「ザ・マミー」/手に入りにくい希少な本としては「2000年目のプロポーズ」などがあります。詳しくは、こちらを参考にしていただければと思います。↓ (2002/03/21(Thu) 10:13:10)

http://www.pat.hi-ho.ne.jp/maaz/2000/010214.htm　☆ 恋人は、「時」の彼方から 　 (2002/03/21(Thu) 10:16:07)

http://www.enpitu.ne.jp/usr/bin/day?id=1551&pg=20010921　「ライトニング」☆守護者はタイムトラベラー？ (2002/03/21(Thu) 10:17:18)

http://www.enpitu.ne.jp/usr/bin/day?id=1551&pg=20010606　「二千年めのプロポーズ」 (1)☆願いは叶うためにある。 (2002/03/21(Thu) 10:17:58)

http://www.enpitu.ne.jp/usr/bin/day?id=1551&pg=20010608　「2000年目のプロポーズ」(2)☆恋愛の醍醐味は？ (2002/03/21(Thu) 10:18:32)

さな ＞ シィアルさん詳しく教えてくれてありがと〜う！！教えてくださった本を片っ端から読んでみる事にしました♪ (2002/03/21(Thu) 21:47:30)

シィアル ＞ お役に立てて嬉しいですv(^^)v　もし、「夢の中の騎士」がお気に召したら、多分、リンダ・ハワードの本（最強のロマンス小説？）にも浸れるので、当分、楽しめると思います。また、感想などお聞かせ下さい。楽しみにしています。 (2002/03/21(Thu) 22:44:37)

さな ＞ ライトニングとザ・マミーを借りて読んでみました〜。夢の中の騎士を含み、リンダ・ハワードさんの本がすべて借し出し中でした。人気高いのですね。紹介して下さった作品の中でシィアルさんの (2002/03/27(Wed) 00:17:21)

一番のお気に入りは何ですか？私は今回、自分がとってもロマンスが好きな事に気が付きました〜。ライトニングを読んで、どきどきはらはらなアクションはとても面白かったです。しかし、ロマンスが薄いなと少し物足りない気がしました（＾０＾）アクティブなヒロインは素敵ですね！！ (2002/03/27(Wed) 00:24:29)

インタビューウィズバンパイアもアン・ライスさんの作品だったのですねー。私は映画化されたのを二・三度見ただけなのですが、絵的にとても好きな作品でした。ザ･マミーではクレオパトラがホラーでとても恐い存在ですね。想像しただけでもゾクッとしました（笑）あまり、この時代に関して知識がなかったのですけど、最後まで楽しめました〜 (2002/03/27(Wed) 00:44:25)

シィアル ＞ 楽しんでもらえましたか？同志が増えて、すっごくうれしいー！！私も、｢時のかなたの恋人｣がきっかけで、ロマンス（+サスペンス）小説にはまったのです。何を読んでも、とりあえず、ロマンスの要素（ロマンティックなもの）がないと、何だか物足りなくなって（笑） (2002/03/28(Thu) 20:20:02)

ロマンス小説、ということになると、リンダ・ハワードくらいしか読んだことがなくて、それ以外、思いつくものがないのですが、今、ちょっと、中毒なんです。入門編として（笑）、「二度殺せるなら」→「青い瞳の狼」（二見文庫）の順で、この2冊をオススメします。ロマンティック（兼ワイルド）で素敵ですよ〜。 (2002/03/28(Thu) 20:23:32)

あと、ファンタジーだけど、「ジャッキー、巨人を退治する！」→「月のしずくと、ジャッキーと」も、ロマンス小説ではないけれど、私にとってはロマンティックなファンタジーで、楽しめました。ロマンス小説の女王、バーバラ・カートランドについては、マーズが詳しい（？）ので、お互い、おもしろいものを思い出しましたら、また、ご紹介します。それでは、さなさん、一緒にロマンスの世界に、足を踏み出しましょうね。v(^^)v (2002/03/28(Thu) 20:28:08)
by お天気猫や
2002年03月20日(水)
■「ペリーヌ物語」
ペリーヌ物語 投稿者：シィアル 投稿日：2002/03/16(Sat) 17:58:30

私の愛する「ペリーヌ物語」（ビデオ全巻購入！）が「家なき娘」（エクトル・マロ作）だと、不覚にも最近まで知らなかった。
なんたることサンタルチアと、ぶつぶつつぶやきつつ、
慌てて、復刊されたという岩波文庫版をネットで購入。

そして。
本日届いたのですが。
「土曜日の三時頃はよくさうだが、ペルシの税関（旧字）の入口は混雑（旧字）してゐた、さうして･･･」
ああ、昔のまま復刊されたのね。
角川のリバイバルコレクション（旧字体はもちろん、活字そのものが欠けたたままだった。）ほど、悲惨ではないけど。

味わい深いけど、
こんなことなら、偕成社の児童用「家なき娘」を買えば良かった。
やっぱり。
本は店頭で、中味をじっくり確かめて。

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シィアル ＞ そういえば、いちばん最初に自分で選んで買った本が「家なき子」であった。いつのまにか、「フランダースの犬」や「母をたずねて三千里」と混ざってしまい、何だか暗い話のように思っていたけれど、「ペリーヌ物語」のHappyEnd具合から行くと、そんなに暗く陰気な話ではなかったかも。そう思って、本のあらすじを調べてみたら…「少年冒険小説の大傑作」「レミは幼くしてオデュッセイアーになってしまったのである-。自由闊達に生きる少年の旅の記録。」「人のやさしさを描いた感動の名作。」etc…　出版社ごとにそれぞれ違うが、何だか、ポジティブでハートウォーミングな物語だったのですね。読み返さなくては。 (2002/03/16(Sat) 18:15:38)

マーズ ＞ ビデオに続き、本も手に入ってよかったね。復刊された喜びと、読みづらさ。著者本人だったら、読みやすい仮名遣いにしてくださいと言うだろうけど。「家なき娘」は偕成社から別に出ているのか、なるほどなるほど。翻訳大国の奥深さにうなずくのであった。 (2002/03/16(Sat) 23:28:06)

シィアル ＞ 探していると、福永武彦版「家なき子」（絶版）とかもあったしね。＜翻訳大国の奥深さ (2002/03/17(Sun) 11:59:08)
by お天気猫や
2002年03月16日(土)
■「指輪物語」
「指輪物語」 投稿者：芙龍 投稿日：2002/03/10(Sun) 21:32:38

ああ、私は先に映画を見てしまいました・・・。ファンタジー好きなのに、指輪物語は読んだことがなかったのです。で、映画も（３時間かあ、耐えられるかな？）と思いつつ見に行ったのでした。ところが、テンポよく進む馴染んだストーリー（ファンタジーの元祖といわれるだけあって）、前評判通りの美しい映像、私好みの俳優さんたち（フロドはほんとうに目が大きくてまつげが長くて妖精顔です。私はアラゴルンにミーハーしました。）、と３時間はおもしろく過ぎました。
で、私は帰りに文庫を買い込みました。今読破中です。
良いファンタジーはなんだか生命力を取り戻させてくれるような気がします。最近ちょっと萎れていた心が、世界がまだ美しいことに気が付いたような感じです。

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ナルシア ＞ ようこそ中つ国へ芙龍さん。アラゴルンは「二つの塔」「王の帰還」と話が進むにつれて見せ場が盛り上がるんで嬉しいですよね〜、ああ映画の第二部第三部が楽しみ（←まだ第一部も見ていないだろうがっ） (2002/03/11(Mon) 22:34:43)
シィアル ＞ 映画を観るなり、本を読むなりして、この話題に早く加わりたいです。ふぁいと！ (2002/03/13(Wed) 23:20:54)
狛犬 ＞ 映画、要領よくまとめていたと思います。指輪の邪悪な囁きに怯えるフロド、好演でした。各種族の違いもよく出ていましたし。一緒に行った同僚は「のどかなホビットの村で暮らしたい…」とつぶやいていました（笑） (2002/03/14(Thu) 20:09:16)
シィアル ＞ うーん。場末のがらがらの日本語版上映館に行くか、混み混みで、立ち見、あるいはパイプ椅子の字幕版に行くか、難しいところだ。 (2002/03/14(Thu) 22:22:42)
by お天気猫や
2002年03月11日(月)
☆2月の特集 ：おいしいね、この本。
■「春はおなかがすいてしまうから！」

寒さがほんの少しゆるんできたころ。ちぢめていた肩もおなかも、ちょっとだけゆるみだして、ここぞとばかりのダイエットもしたいのに、おなかも空いてしまうころ。甘いものやおいしい香りが、誘惑することといったら！現物を食べるのも素敵な解決策ですが、本のなかのおいしいものを楽しむのも、けっこう素敵ですよね。

100円ショップの本
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/maaz/2000/010719.htm
100均ショップで手に入る、手軽なお料理ブック、でもちゃんとおいしいよって言ってもらえます。猫やセレクト本も内緒でお教えします♪やっぱり、仕入れは安くが基本ですね、何でも。

「クマのプーさん　ティータイムブック」
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/maaz/2000/010620.htm
ミルン&シェパードの名作クマのプーさんと、おいしいティータイムレシピ。紅茶や絵本、それから、イギリスが好きな人におすすめ。プーさんって、はちみつだけしか食べてないって思ってませんよね？小さい絵本スタイルがまたキュート。

「万国お菓子物語」
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/maaz/2000/001119.htm
世界中のお菓子にまつわる歴史・文化的な背景、エピソードがいっぱい。ときどき、そーゆーのが気になる方には本棚に一冊どうぞ。

「カフェめし」
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/maaz/2000/010302.htm
おしゃれな広告風のレシピブック。理想のカフェをイメージして、さあ、旅に出ましょう。カフェの料理本は数あれど、繊細でグッドセンスがゆきとどいた本は、芯からいごこちのよいカフェと同じく、貴重です。

「100文字レシピ」
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/maaz/2000/010716.htm
ずいぶんお世話になっている本です（マ）。経験不足の人間でも大きな失敗はなく、人に食べてもらっても大丈夫なものに仕上がったのは感激。写真を見ながら、次はどれにしようかなと考えているひととき、これがハッピーなものだということを知りました。


さて、一番おいしいものって、なんだろう？
たとえば3日ぶりの食事、空腹で目が回ってる非常事態に食べる好物かな。
そんなときに食べたいものって、なんだろう。
新鮮な素材を、そのまま食べるのに近いものなんだろうなと。
おいしい塩だけを味わう、とかね。

あと、いま大好きな食べものがあるなら、
いまのうちにたくさん、思い残すことないほどに食べておくってのも
いいことかもしれません。
私（マ）はスイカやアイスクリームが大好きですが、以前ほどは食べられなく
なってきて、しかもそれが苦痛ではなくなってきました。
それこそ、悲劇ではありませんか？（マーズ）
by お天気猫や
2002年03月10日(日)

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