無理矢理日記

2002年11月26日(火) 映画感想文。(書きだめ)

「カレーは辛いから美味しいのよ」とか言うやつが非常に腹ただしい。
貴様の舌が麻痺しているのじゃ!
正常なおれにこんな辛いもん食わすな!
と、母に言ってみたところ、しょんぼりしました。
ゴメン母さん。しょんぼり。


さあ、映画評価の時間だ。
面白くも何ともないぞ。
ホラみんな帰った帰った。

『ロード・オブ・ザ・リング』
原作が超有名なアレ。
画がモノすげー綺麗。世界観も秀逸。
しかし話が中途半端、たいした山場もない。
ファンタジー好きな人はどうぞ、かな。
話的にはいまどきのRPGのほうがまだ面白いと思う。
個人的にはボロミアやエルフのアーチャーがかっこよかったと思う。
6点。

『リトル・ダンサー』
なぜかバレエに惹かれた少年と、それを取り巻く家族らの物語。
『遠い空の向こうに』と同系統。
主人公が少年であるため、心理描写がわかりづらい感はあるが、ところどころに印象的なシーンはあり、好感は持てる。
『遠い空』と同様に親父がかっこいい。
つか、パクりじゃねえのかなこれ?いろいろと。
ラストシーンはなかなかの圧巻。
しかし、おれは『遠い空』を超えていないと思う。
あれよりいい点をつけるわけにはいかないな。7点。



2002年11月25日(月) 焼き肉論。ノーベル賞受賞気味。

皆さん焼き肉はお好きでしょうか。
否、焼き肉がお好きでない人など、この世に存在するはずがないのであり、焼き肉こそ究極の食べ物。
焼き肉こそが人類の至宝であり、宇宙の真理なのです。
つまりは、人間は焼き肉のために生きているといっても過言ではなく、例えばお父さんが汗水たらして毎日働くのも、家族の焼き肉のためであるし、野球界の高給取りが契約更改でちょっと年棒の額が上がって喜ぶのも焼き肉がよりたくさん食べれるようになるからである。
有名な例では、病院を出る際、看護婦さんの「お大事に〜」というあのかけ声は、「ロース部分やカルビは美味いので大事に食べよ」ということであり、「こんにちは」という挨拶なども古来は「今日はとてもいい肉が手に入りましてね」という意味で使われていたという学説が発表されたのは記憶に新しい。
ちなみに欧米では初対面の人には「Nice too meat you!」などという言葉をかけるのが一般的であり、これは今でこそ慣習的に「始めまして」という風に訳されはするが、本来は「あなたにもっとたくさんの良い肉を!」という意味であったことは誰の目にも明白である。
あまり知られていない事実ではあるが、かの巨匠ドストエフスキーも自らの作品を「罪と罰」にするか、「肉を焼く」にするか悩んだと言う。
少々苦しい。語呂はあっている。

さて、そんな素晴らしき食物であるかな焼き肉であるが、焼き肉について間違った認識が世に蔓延していることは否めないであろう。
私の言いたいことが賢明な読者諸兄にはすでにもうお分かりではあろうが、現在は、焼き肉というものは表面をちょっと焼いて「中の方は生」くらいの気持ちで食べる。というものになっている。
このやり方に私は警鐘を鳴らしたい。
焼き肉本来の美味い食べ方というのは、焦がす事である。
つまり、曰くウェルダンである。
しかし、レストランなどのウェルダンは生ぬるい。
ともすればまだ赤身が残っていることがある。
カリカリになるまで焦がすべきである。これが一番美味い。
私がこの食べ方を披露すると、「君は焼き肉って物がわかっていない」と首を振る友人が多数であるが、私に言わせれば、「貴様こそわかってねぇ!」である。
フニャフニャの肉のどこがいいのか!
例えば、世の女性などにアンケートを取ってみればわかることであるが、フニャフニャよりも固い方が明らかに好まれる。
外国の肉は大きいが、フニャフニャであり、日本の固い肉が良いという女性もかなりをしめるはずだ。多分。
気になる方は、ちょいと知り合いの女性にでも聞いてみるがよかろう。
第一、フニャフニャでは入れるのにも苦労する。
何を想像しておるか、無論「口に」である。

そんなわけで、私は肉をカリカリに、それこそ炭になる一歩手前まで焼くことを推奨する。
友人などには「君はガンになる」と言われるが、そんな風な口をきくやつがガンになればいいと思う。思うってなんだ。
大体、こうすることによって、油の摂取量も減り、健康にも良い。
なによりも歯ざわりが良い。
焼ききれてない肉は、噛み切れなくて苦労する。

・・・といった風にちょっと前に肉を入念に焼くことを弟と討論したが、「もっと良い肉を食え」と一蹴された。



2002年11月24日(日) 眠い系とはいかに。

申し訳ありません。
11月15日付の日記、『スターリングラード』に出てくる敵のスナイパーはジーン・ハックマンではなくエド・ハリスでした。
ばっか!エド・ハリスはオメーより1000倍かっこいいよ!
ここでブラウザーの戻るボタンを押す人続出ですな。暴言暴言。てへっ♪

さて、昨今眠い系の名をほしいままにしているおれですが、そもそも眠い系ってなんでしょう。
曰く、おれの声を聞いていると眠くなるらしいのです。
長年の仲良しであるこの人もそう述べてらっしゃいました。
または最近かなりな仲良しであるこの人も常々そうおっしゃいます。
大体、おれが電話に出ると、第一声が「寝てた?」の人がなんと多いことか!
いやこれ冗談抜きに多い。「おまえらグルか?」と発狂する人がいてもおかしくないくらい多い。たまにしか電話かけてこない人なんて毎回言う。
嘆かわしい。声がすでに眠たい声らしいです。
ぼくは起きてるよー。
極めつけは、昔の彼女との電話。

「もしもし」
「あいよー」
「明日仕事やけど、全然眠れない。もう布団に入ってずっと経つのに」
「(眠れないから電話だなんてかわいいなあ)そうなん?そりゃ困ったね。もう1時になるよ」
「うん、そうなの。話しして」
「わかった。そうそう、こないだビデオでさ、すごい面白いの借りてきてさ・・・」
「うんうん」

5分くらい経過。

「あー、そーいやそろそろ温泉行きたいね」
「うん。そうね」
「あの辺とかよくない?こないだ行ったとこ」
「うん。あのね」
「え?」
「眠くなった。ありがとう」
「ああ、うん」

「おやすみー」

おやすみー。
温泉はどうすんだよ温泉は。



2002年11月18日(月) TUBEの季節。

いつのまにか11月も後半。すっかり夏ですね。
夏だろ?夏なんだろ!?夏なんだよ!!
アブラゼミ静かにせい!と思う今日この頃ですが、みなさん夏バテしてませんか?
海で元気に泳ぐ子供たちが、心臓麻痺を起こしやしないかと、とても心配です。
でもカップルの男の方はがんがん麻痺ってくれて結構ですが。
はぁ、このテーマ辛い・・・。
おっと、危うく心の中をさらけ出しそうになった。

そんなわけで、やっぱ夏といえば鳥肌でございまして。
小麦色に焼けない肌!運動すると立つ鳥肌!
なにもしてなくても、ただ歩いてるだけでも立つ鳥肌!
最高だよね。
あとなにがいいかというと、やっぱカキ氷とか冷たい食べ物ね。
この時期に食べると失神しそうになるね。うますぎて。
頭に釘打たれてんのか?ってくらいキーンとするよね。うますぎて。
あとはほら、風物詩、高校野球ね。
甲子園を目指す球児たちがね。
グラウンドの整備ね。トンボでね。
他に夏といえば何があるんだ?
ええと、そうそう女の子のさー、服がさー。
こう、薄着?薄着に?
白のブラウスからブララのラインなんか見えちゃったりして?
見えねーよ!
ばか!ばっかじゃねーのおまえ!
あとはなに?夏といえばよぉ?ああん!?
え?祭り?祭りかよ!
おめでてーな!クソが。

つーかこたつに入りてーんだよ。夏だけど!
寒いわけじゃねーよ!なんとなくだよ!
スイカもってこい、スイカ!



「夏のフリして日記を書こう!」
こんなばかげたテーマを考えたのは、こいつこいつです。
おれに変わってぶってやって・・・。



2002年11月17日(日) 感想文。(再提出)

『あの頃ペニー・レインと』
典型的な青春映画でしょうか。今日見ました。
おれは70年代生まれなので、70年代の音楽満載でもなあ。
洋楽好きな人は楽しめるかもしれませんね。
残念ながら、洋楽は好きでないし、映画自体の作りも感銘を受けるところはありませんでした。セックス・ドラッグ・ロックンロールですか。
ペニー・レインはかわいかったけどね。
見たそばからもう忘れかけてきたため、2点とさせていただきます。
好きな人失礼。

『遠い空の向こうに』
同じ青春映画でもこれは大違い。
友情を描いた作品との触れ込みですが、その実、親子愛の話でしょうね。
ラストシーンはすごくさわやか、しかもウルリときます。
夢を追うって、大変だけれど、きっと楽しいことなんだろうな。
親やら先生やら友達っていいですね。親父がめっちゃかっこいい!
こういう作品はみんなもっと見るといいと思います。
8点です。でも万人にお勧め。

『罪と罰』ドストエフスキー著
映画のネタが尽きたので本ですが。
たまには世界文学に触れてみようと思って読んだこの本ですが、面白い!
これぞ小説!エンターテイメント!
しょっぱなから大好きなんですが、ネタバレとかになるから、極力触れないことにします。
読んでる間ずーっとドキドキします。かなり分厚いですが、その文楽しめると思ったらお買い得。というか図書館で借りろ。
9点。さすが名作。ろくでなしブルースで川島も読んでた。



2002年11月15日(金) 映画感想文。(原稿用紙3枚)

まるで文章が思いつかない脳になってしまいました。
サボりって恐ろしいですね。
しかし、いつまでも実況聞かせているのは見てくれている皆さんにあれだと思いますので、今日は感想文大会です。
多分見てもなんもおもんないと思います。
ボケとかそういうのを期待している人は、押入れか何かに閉じこもっていろ!

『俺たちに明日はない』
昨日見ました。
アメリカで実際にいたボニー・パーカーとクライド・バローのお話です。
原題はまんま、『ボニー&クライド』。実はおれは昔、『ボニー&クライド』?という映画を深夜テレビで見たことがありまして、それに痛く感動し、お気に入り映画のところにもノミネートされているわけですが、その『ボニー&クライド』はもしかしてこの『俺たちに明日はない』であるのではないかとの思いが日増しに強くなり、ついに鑑賞に踏み切ったわけです。
まぁ結果からいうと、別モンでした。
いや、多分実話が元であるし、大筋は一緒なんですが。
おれの感動した「私を見捨てなかった」という台詞がなかったので、まず間違いなく別モンでしょう。
内容ですが、良くも悪くも昔の映画。
おれはあんまり昔の映画は好きでないので採点は辛めでしょうか。
若きジーン・ハックマンがでています。1点足して6点。(参考『ボニー&クライド』8点)

『メメント』
ああほんとにどうしようもないくらい面白かった!
ここ1年では間違いなくおれのTOPです。
10分位しか記憶がもたない男の話で、物語が逆順に進んでいきます。
まぁそういっても、見た事ない人には想像できないでしょうが、見たらわかります。
つまり冒頭のシーンこそがラストシーンなのですが、ラストのシーンもちゃんとラストになっているんですよ。
この構成がすごい!
かなり集中して観ないと、1回の鑑賞で物語の全容を把握することができないと思いますが、おれはちなみに1回しか見れませんでした。
レンタル期限ギリギリだったのでね!
大体、この映画をりくちーにすすめられた覚えがあるんですが、「見たよ!おもしろかった!!」と報告したところ、「あたし見てないよー」とのこと。
おれの記憶が10分しかもってないですか?そうですか。10点。

『スターリングラード』
ここ1年では『メメント』に次ぎます。
第2次大戦のロシア軍と、ドイツ軍の攻防を描いた作品・・・という説明は適切でなく、スナイパー同士の一騎打ちです。
戦車とか多分でてねーし。
おれはスナイパーってのが役割として一番好きなので(卑怯者とか言うな)すげー楽しめました。好きでなくとも十分面白いと思います。
この『スターリングラード』もそうなんですが、敵がべらぼうに強い映画って大好きなんですよね。ターミネーター2のT1000とか。(途中から弱くなったり、ヒーローが強くなりすぎたりして、ヒーローの楽勝ムードになったりするのは不可)
大好きなジーン・ハックマンが敵のドイツ軍将校(スナイパー)なのですが、「あんた鬼か!」ってシーンがいくつもありました。でーらカッコいい。
ダメな点は、ロシア人もドイツ人も英語をしゃべっているところです。
あと、みんながいるところでHしちゃいけないと思いました。つーか早い。
9点?10点?うーん、9.5点。

『バニラ・スカイ』
確かなんかのリメイクだったかと。トム・クルーズ主演。
これはおれにとってふつーの映画です。
ふつーの水準高いですが。
気を入れてみることもできるし、流してみることもできる良作だと思います。
ただ、どんな話かっていうと、説明しづらい。
あえて言うなら、トム・クルーズが一昔前のビートたけしみたいになる映画。
まぁトム・クルーズでてるし7点かなあ。


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