毒入りストロベリィ/よゐ子





















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今後の予定。■2001年07月31日(火)
えーと。相変わらずあんまり精力的には活動しない私ですが、とりあえず予定。

8月10日夏コミでおかいもの。お昼ごろから。
8月26日夏コン二部。
会ってみたいとか思う方はメェルなどでどうぞ。
現地でパンク系(非ミミセン)黒ロリィタちゃんを見かけた方、それは私だと思いますんで。
ジャニはあんまりロリいないんで目立つと思います(笑)
あとー、27日〜29日は修論中間発表のために蓼科へ。
9月3日〜5日は学会。ってここらへんはどうでもいいか。

というわけで、いつも見てくださってる方に会ってみたかったりするので是非どうぞ。

おしまい。■2001年07月24日(火)
本日のカンキンニッキは『サカナガ』にありますんで、そちらをどうぞ。

こういう企画やってるときに限って日記に書きたいコトがあったりするんですよね。
オールスターで盛田が投げたり。
カナダ人にナンパされたり。しかも年齢言ったらものすごい驚かれたり。
部の全国大会を見に行った後でロリィタ服買いに行ったら白ロリな男の人がいたり。しかも店員さんに『コンビニに柔道着みたいの着た人がたくさんいて、ロリィタより目立ってました〜』とか言われたり。
足をすりつけてきた痴漢を睨んだらものすごい勢いで離れていってくれたり。
小学校の時の友達に久しぶりに会ったら、当時は坊主だったのに今はデカくなってジミーに似てたり。
相変わらず『めざせポケモンマスター』を歌うとモノマネしてるわけじゃないのに『似てるー!』と言われたり。(特に最初のセリフ。)
ちょっと濃い目の二週間を過ごしておりましたとさ。
どっとはらい。

カンキンニッキ■2001年07月23日(月)
晴れ

「明日になったら、帰ってもいいから。」
そう彼に告げたとき、ひどく驚いた顔をした。
帰れないと思ってた?
でも、これは俺が決めておいたコトだから。
期限は7月24日。
そう、俺の誕生日。
その日までに君を手に入れられなかったら諦めるって、そう決めていた。
そのために完璧な計画を立てて、君をここに連れてきて、一生懸命君に尽くした。

でも、その顔は。
もしかしたら、成功したかな?
答えは、明日聞かせてもらおう。

カンキンニッキ■2001年07月22日(日)
晴れ

相変わらず、犬のように俺を待っていた。
部屋に入った俺に、鎖をチャラチャラと鳴らしながら近寄ってくる。
その唇にキスをして、軽く頭を撫でてから食事を食べさせる。
甘えるような素振りで、俺の手から食事を摂る。
期限まであと二日。
どうやら間に合いそうだ。

カンキンニッキ■2001年07月21日(土)
曇り

今日また、キスを繰り返す。
唇を離した後、彼がぽつりと呟いた。
「なんで、俺はここにいるの?」
考えてみれば今更な質問。
どうして今まで聞かなかったのかかえって不思議だ。
「すっごい優しいし、俺が嫌がるコトなんか全然しないし……なんで?」
そんなの、答えは決まっている。
君を好き勝手するためにここに連れてきたわけじゃない。
俺はただ。
「俺のコト、好きになってもらうため。」
すると彼は大きな目で俺を見つめて、おずおずと俺にキスをして、それからベッドの上のタオルケットに潜り込んで目を閉じた。

カンキンニッキ■2001年07月20日(金)
晴れ

昨日のことはまるでなかったみたいに、今日はやけに俺に甘えてくる。
俺の手から食事もデザートも食べて、近くに座るとにじり寄ってくる。
でも、昨日みたいに怖がらせてはいけないから、軽いキスだけを交わす。
俺の目的は君をただ手に入れるってだけじゃなくて、俺のことを好きになってもらうことだから。
せっかくここまできたんだから。

カンキンニッキ■2001年07月19日(木)
曇り

抱き締めてもキスをしても、大人しくしているようになってきた。
舌を絡めると応えてくる。
そのままシャツに手を入れると、身体をふるっと震わせた。
顔を覗き込むと、怯えたような瞳を見せる。
ここへ連れてきた当初のような顔。
そっとシャツから手を抜いて、優しく抱き締めてからもう一度キスをする。
焦るつもりはない。
いつかその表情を変えてみせるから。

カンキンニッキ■2001年07月18日(水)
曇りのち雨

昨日一日寝かせておいたのがよかったらしく、すっかり元気になった。
小さな窓の傍に座って、激しい雨の音を聴いている。
後ろからそっと抱き締めて首筋に顔を埋めると、くすぐったそうに身を捩った。
顎を持って上から口づける。
反った喉のラインがとても綺麗。
唇を離してからも、二人でそのまましばらく窓の外の黒さを眺めていた。

カンキンニッキ■2001年07月17日(火)
晴れ

心なしか熱っぽいようだったので、今日はずっと寝かせておいた。
大きな目を潤ませて、頬をほんのり紅くしてベッドに横たわる。
リゾットとスープは少しずつだったが食べてくれた。
眠る直前、『ありがとう』と言って頬に口づけてきた。
自分をこんなところに閉じ込めた張本人だというコトは忘れているみたいに。
その気持ちは受け取っておいて、ゆっくりと髪を撫でているとやがて眠りに落ちた。

カンキンニッキ■2001年07月16日(月)
晴れ

部屋に入ると、彼は待っていたみたいな表情をして俺を見た。
思わず頭を撫でて、包まっていた白いシーツごと抱き締める。
抵抗するでもなく、大人しく俺の腕の中に収まった。
ほんの一週間前を思い出して苦笑する。
頬を撫でただけで噛み付かれたあの時の傷は、もうすっかり薄くなっている。
この暑さの中、まるで雪のような香りがするその髪に口づける。
頬に手を伸ばすと、俺を見上げて薄く紅い唇をほんの少しだけ開いた。
誘われるように口づけると、彼はきょとんとしたまま身動ぎもしない。
苦笑して頭を撫でる。
唇の濡れた感触が心地よい。

カンキンニッキ■2001年07月15日(日)
晴れ

今日は日曜日。一日中彼と一緒にいた。
昨日買ってきた本を見ながらケーキを作る俺を、興味津々で見守る。
出来上がるまで、椅子の背に顎を乗せて俺を見つめる。
なんだか緊張しながら、俺は材料を混ぜる。
時折、チャラチャラと金属音。目をやると少し眉を顰めている。
見ると手錠が当たる手首が擦れて赤くなっていた。
おやつの前に手当てをしてやると、大人しくされるがままになっていた。
最近は少しずつ従順になってきたように思える。
頬をそっと撫でてそのまま口づけてみても、少し驚いたような顔をするだけだった。

カンキンニッキ■2001年07月14日(土)
晴れ

甘いモノが好きだったハズなので、今日はケーキを作ってみた。
砂糖、小麦粉、牛乳、卵を同量ずつ混ぜて作る簡単なケーキ、カトゥルカール。
たったそれだけのものだが、しばらく甘いモノを食べていなかったせいか美味しそうに平らげた。
そして、はにかむように微笑んで『美味しかった』と言ってくれた。
ここに来て初めて見る笑顔。
こんな簡単なコトでそれを見ることができるなら、また作ろうと思う。
甘いモノもその匂いも苦手だけれど、そのためなら。
本屋に寄ってケーキの作り方の本を買おう。

カンキンニッキ■2001年07月13日(金)
晴れ

部屋に入った時、彼はシャワーを浴びていた。
今日は空調も効かないくらい暑いからだろう。
長い鎖がバスルームに伸びているのを確認して、俺は彼の食事を作り始めた。
バスルームから出てきた彼は、俺の姿を見て少し驚いたような顔をして、それからテーブルにつく。
恥ずかしげな表情がやけに艶かしい。
この季節に似つかわしくない白い頬に口づける。
焦ってはいけない。今日はそれだけにしておこう。

カンキンニッキ■2001年07月12日(木)
晴れ

食事を持ってきた俺に『今日は暑いの?』と尋ねる。
その寂しげな瞳が印象的だった。
空調の効いた快適な部屋は気に入らないのだろうか。
今日の食事は全て平らげる。俺の料理は気に入ってくれたようだ。
この部屋にも少しずつ慣れてきたようで、緊張も解れてきている。
もう少し、様子を見よう。

カンキンニッキ■2001年07月11日(水)
晴れ

朝食を持っていくが、全く手をつけようとしない。
このままでは身体を壊してしまうと思って、無理矢理昼食を食べさせようとしたら、足でひっくり返される。
その瞬間の俺の顔を見て、酷く済まなそうな顔になる。
そして、小さな声で『ゴメン、』と呟いた。
囁くようなその声は、その顔に似合ってとても優しく綺麗だった。
そのせいか、夕食は大人しく食べてくれた。
食べ終わってからの『ごちそうさま』という言葉に満足する。
料理には自信がある。これでこれからも食事を摂ってくれるといいのだけれど。

カンキンニッキ■2001年07月10日(火)
晴れ

丸一日眠っていた彼が目を覚ましたのは午後になってからだった。良く効く薬だ。
身動ぎながら目を開けて、訝しげに周囲を見回して、手錠から伸びた鎖に愕然とする。
その表情の変化を俺はただ見守っていた。
『おはよう』と微笑みかける俺を怯えたような目で見る。
心なしか青白くなった頬に手を伸ばすと、思い切りその手を噛まれた。
血の滲む歯型に口づけて、とりあえずはその場を離れる。
食事を与えたが摂ろうとしない。
時間はまだたっぷりあるから、今日はこのくらいにしておこう。

カンキンニッキ■2001年07月09日(月)
晴れ

今日、ステキなモノを手に入れた。
もうすっかり夏なのに、雪のように白い。
柔らかな頬、柔らかな声、柔らかな笑顔。
ベッドの上で長い睫毛を亜麻色の前髪の間に隠している。
眠っている間に手錠をかけて、ベッドのパイプに長い鎖で繋ぐ。
手錠の鍵は、財布の小銭入れにしまっておこう。

その瞼に口づけを落とす。
今日から二週間、それだけでいいから、俺だけのために生きていてください。
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