みゆきの日記
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2005年02月28日(月) 夜の散歩

突然、トモユキが外食しようと言い出したので、
急遽菜子をつれて西麻布へ。

西麻布までは微妙な距離で、ちょっと迷ったけど歩いていく。
帰りも歩いて帰って、なかなか気持ちいい夜の散歩になった。
4年前、私たちがここで恋愛時代をすごしていた頃、六本木ヒルズはなかったよね・・。
西麻布はよく来たエリアだった。
初めてデートした店の横を通ったりもしつつ、今こうして並んで歩きながら、
菜子のバギーを押してるってことが不思議な気持ちになったりして。

もう来週は引越しなんだなぁって思うと、つくづく東京が名残惜しいけど、
また新しい思い出いっぱい作ってこの場所に戻ってきたいなと思う。


2005年02月22日(火) やったー。

今日は菜子を9時に寝かせるのに成功した。
あーうれしい。
今朝は6時半に起きたもんね。
いい感じに成功しつつある。

今日、義理の母から殻つきの生牡蠣が送られてきた。
すごくありがたいと喜ぶべきなのだろうけど・・。
正直言って私は憂鬱。
一応断ったんだよね・・それなのに送ってくるってどういうことなんだろう。
以前私は生牡蠣が大好きで、義母にそう言ったことがあるらしく、
私たちが冬訪れると、ほとんど毎回ものすごい量の生牡蠣を取り寄せてくれて、
家で殻をこじあけてみんなで食べるの。

「みゆきちゃん好きだって言ってたでしょう?」

って、ありがたいけど、最初はすごく珍しくて喜んだけど、
正直、食傷してしまった。
それに、牡蠣の殻ってすごく固くてあけるのが大変で、
手は傷だらけになって痛いし、なんか、もう嫌になっちゃってたのね。
それでも、おかあさんの気持ちは嬉しかったし新鮮で美味しいことは美味しいんだけど。
そっちに牡蠣送ろうか?って電話がかかってきたときに、

「お正月もいただきましたし、引越しが近くてバタバタしているので、
 今回は遠慮します」

ってハッキリ言ったのね。
それなのに、おととい「送ったから」って電話がかかってきたので、唖然としてしまった。
私断ったつもりだったんですけど・・。
前回のお漬物のときは、曖昧な断り方をしたら送られてきたから今回はかなりハッキリ断ったつもりだったのに。
聞いてないんだろうなー。

義母にはそういうところがある。
物をあげるのが本当に単純に好きらしく、あまり人の話とか聞いてないタイプ。
近所の人にも始終なにかしら持って行っているし、
うちだって、東京に落ち着いてまだ1ヵ月半ほどだけど、その間に届いた小包がもう5個めよ。
つい2週間ほど前に送ってもらった大量の鮭とか干物とかだってまだ食べ切れていないのに・・。
うちの母にまで何かと送ってくれるんだけど、そのたびにトモユキに相談してくるわけ。
「みゆきちゃんのご両親にXXXX送ろうと思うんだけど、どう思う?」
で、そのたびにトモユキは「やめときなよ、もう。気を使わせるだけだし、
そんなの本当にほしいかどうかわかんないんだから。」って言っている、けど、
送られてくるのだ(笑)。ぜんぜん聞く気ないじゃんー。
先週届いた小包にはなんと、文庫本が10冊!
読んで感動した本を送ってくれたらしいのは、ありがたいんだけど、
本って買うのを我慢していても増えていくものなのになぁって、
「みゆきちゃんも優しい心の持ち主だからきっと感動してくれるって思って」
なんていう言い方にどうにも違和感を覚えてしまって。

今日送られてきた牡蠣は全部で25個!
仕方がないからなつきの家族を招待してみたんだけど、

「えー・・家で食べる生牡蠣ってかーなーりー抵抗あるんですけど。」

ってひかれてしまった。
しかも、あたしあんなに開けられないって。
ナイフまで一緒に送ってくれたのはありがたいけど、手がめちゃめちゃになりそうだし、ものすごい力仕事だからね・・。
あーやっぱり生牡蠣ってオイスターバーとかイタリア料理屋さんとかで、
旬のときを惜しみつつ、シャンパンでも飲みながら、
あの、大皿にたっぷりの氷の上にのせられた殻つきのやつを、
一人3個か4個くらいちゅるっと食べて、もっと食べたいな〜ってところでやめていたから美味しかったんだよねー。

こんなことは決してトモユキには言えないからちょっとすっきりした。
義母がああいう人で助かっている部分も多いしね。
それにしても明日の生牡蠣パーティ憂鬱。どうなることやら。


2005年02月18日(金) 雨の夜

窓をあけたら結構雨が降っている。
寒い寒い冬の冷たい雨ね。
でも、冬の夜の空気の匂いは好きだ。
雨が降っていても、パリッと冷たく乾いていても。
雪に変わらないかなァなんて思いながら、外を眺める。
トモユキがいない夜もあと少し。
菜子はもうぐっすり眠っていて、
あったかい菜子のとなりに早くもぐりこみたかったり、
もう少し一人で起きていたかったり。
なんとなく、この匂いを覚えていたいなと思ったりする。

明日も7時に菜子を起こさなくてはならないわ。
もう寝ましょうかね。


2005年02月17日(木) さよなら愛車

まだ600キロメートルしか乗ってなかった愛車が引き取られていった。
なんかちょっと寂しいなー。
トモユキはもうSUVは買わないって言っていて、
私はあの車高の高さが気に入っていたので寂しい。
たった1ヶ月のつき合いだったか。

あーもったいない。


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今夜の菜子にはてこずったわ。
8時半にベッドに入って寝たのは11時。
敗因は?と考えても思い当たることナシ。
ちゃんと朝も起きたし、昼寝も普通にしたらしいのに。
「らしい」というのは今日は菜子を母に預けて女友だちとランチに行っていたのだ。
久々の白金ランチ。楽しかったわー。
しいて言えばそれで興奮したとか?それも考えにくい。
しょっちゅう預けているから。
あー私の夜の時間を返してー。
いつになったらすんなり寝てくれるのだろう?

明日からもうちょっと早く起こそう。
(今朝は7時45分。ちょっと遅かったか)
外遊びもしよう。でも明日寒いのかなー。


2005年02月16日(水) あと1ヶ月

引越しの日程が決まって、フライトも確定した。
順調に準備は進んでいて、感傷は捨てて淡々とこなしている私がいる。
明日車を引き取りに来るので、車の中の荷物を整理する。
って言っても、なーんにもないんだけどね。
汚れてもいないし、まだ真新しい皮のにおいがして。
数枚のCDとチャイルドシートを運びだしながら、
ここの生活のことって、印象薄くなるんだろうなーって思うとちょっと寂しいな。
でも次の生活のこともちょっと楽しみになってきてたりもする。
これが私のいいところよね。順応性があるというか。


トモユキの出張中に菜子の生活リズムをきちんとつけておこうと思って、
毎日夕飯は菜子と一緒に6時前に食べて、
7時にお風呂、8時には一緒にベッドに入っている私。
でも、さっさと寝かしつけてから自分の時間っていうのがなかなかできなくて、
いつも一緒に寝ちゃって気づくと10時とか過ぎていることが多く、
それから起きるのが億劫になってそのまま寝ちゃったり、
起きだすと今日のように夜更かしになったり、
私の生活リズムがめちゃくちゃに(笑)
ま、菜子は9時ごろには寝て朝も7時ごろ起きるようになってきたから、
目標はだいたい達成されてきているんだけどね。
それでも寝かしつけに1時間くらいはかかっているわけか。
トモユキが帰ってきたらどうなるんだろう。


2005年02月14日(月) あさりとセロリのさっぱり麺

トモユキにはあやまりたおして許してもらった。
こういう小さい感情の行き違いによる諍いは結構あって、最近は慣れつつある。
なんだかんだ言っても、私は必死で働いてくれているトモユキに感謝しているのだろう。
そりゃ、そうだよね。

今日はあさりとセロリのさっぱり麺っていうのがどうしても食べたくなって、
お昼ごはんに作って食べた。
最近買った本に出ていた料理なんだけど、
丸ごと入れたたまねぎがトロリとするまで煮込んだスープって言葉に、
矢も盾もたまらなくなり、
朝から煮込んでみたよー。
それにごま油で香りをつけたあさりとシャキシャキのセロリ。
おいしそー。
私は時間が調味料!みたいな料理がどうも好きらしいわ。
何時間もかかる豚の角煮とか、ミートソースとかお手製のトマトソースとか。
きっとトロイからだと思うのだけど。
手早くしなきゃならないものより、時間をかけると美味しくなるってものになんとなくひかれる。

で、出来上がりなんだけど。
まだ改善の余地はあるものの、かなりイケてた、と思う。
麺はやっぱり選ばなきゃダメだね。
三越で買った普通の中華そばを使ったんだけど、もうちょっと硬いのがよかったと思う。
でもスープは美味しすぎ。
ていうか市販のチキンスープストックを使ったんだけど、
あとでよーく本を読んだらチキンスープは手作りしなきゃダメらしい・・。
今度手作りしてみるか・・と思うほど、この組み合わせはイケてる。
明日も食べたいなー。菜子もいっぱい食べた。

今日車を運転していて一度ヒヤッとすることがあった。
人身とかではなくて車体を傷つけるかどうかって程度だけど。
もう契約を交わしたから一応他人の車ってわけでしょ。
本当に気をつけなきゃナーっていうか、リスクを考えるとタクシー移動でもいいくらいだとは思う。
思うんだけど、ついつい乗りたくなっちゃうのは私が車の運転を結構好きだということなのか?
自分で運転するのなんて好きじゃなかったはずなんだけど、
今の車は結構気に入っていて名残惜しいって気持ちなのかも。

寂しいなーなんか。
転勤とか引越しとか人生の中で数え切れないほどしてきたけど、
こんなに寂しいと感じるのは中学生以来かもしれない。


2005年02月13日(日) 喧嘩中

出張中のトモユキの機嫌があまりよくない。
私が連日実家の家族と集まってにぎやかにしているから寂しいらしいんだけど。
わかってるよ、仕事は大変だし一人で家族とはなれて寂しいの。

でもさー。
一日に5回も電話してきて。
その5回目の電話のとき私はなつきの家でちょうどお母さんの買ってきた美味しいチョコの味見をしていたところで、
トモユキと話している最中だったのについつい、美味しい!って言っちゃって。
それで、激怒。
人の話聞いてるわけ?とか言って。

別に何かの話をしていたわけでもないし。
大体もうすでに5回目の電話。一回30分は話していたし。
なつきの家にいるわけだし、そろそろちょっとは遠慮してほしいなぁとか。
って、、私があまりに彼の気持ちを考えなさすぎなのかなぁ?

でもでも。それくらいで怒るなんて、ちょっとおかしくない?
はーなんかちょっとつかれちゃったよ。
もう一度電話がかかってきたから一応謝ったんだけど、
なんだかものすごく機嫌が悪くて、ずっと怒っているからこっちもイライラしちゃって。
で、黙っていたらブチッと切られてしまった。

一晩くらい置いてクールダウンしてほしいけど、こういうときこのままにする人じゃないから、
きっともう一度かかってくるだろう。
あやまりたおすしかないのかなぁ?
きっと、寂しいんだよね。わかってるんだけど。
あーあ。私も大人になりきれない。


2005年02月12日(土) 大集合

菜子の3回目のお雛様が飾られている。
出しながら思ったけれど、3回とも違う家なんだよね。
そして、4回目の来年もまた、違う家になる予定・・。
ほんと、引越しおおすぎだってば、うち。

今夜は、トモユキが出張で不在。
父が泊まりに来ている。
菜子は半年振りに会った父に、「にーに、にーに」といきなりなついて、
父もまんざらでもない顔をしているのにびっくり。

「ねぇお父さん、本当に『にーに』でいいわけ?
 これからずーっとそう呼ぶわよ。」

私が言うと、にやっと笑って

「ええやん」なーんて嬉しそう。

なつきの家族とマオリも集まって、みんなで久しぶりに一家団欒みたいなことをした。
お正月はトモユキの実家に行っていて集まれなかったから、
その代わりでちょうどいい。

出張中のトモユキは家探しも兼ねているのだけど、
「ぜんぜんいいとこないよー。ここ家高すぎ。」と言ってきたので、
相当がっかりしている。
今までで一番家のレベルは下がっちゃうのかも。
それでも東京よりはましかと思ったんだけどね、そうでもないか。
結構、ここいいもんなー。
買ったばかりの車も売ってしまい(来週取りに来る)、ここの生活もあとちょっとか。
リビングの窓から桜らしき木が数本見えて、せめて桜が咲くまでここにいたい、と思ったけれど、
それもかなわず、引越しは3月中旬。
またウェスティンに数泊してから旅立つことになる予定だ。
好きなホテルなので前はちょっとわくわくしたけど、所詮はホテル暮らしでしょ。
ガーデンテラスに1ヶ月も住んでいたし、もうあのエリアはエキサイティングでもない。
自分の家が一番だわー。
いい家が見つかるといいけど。

好きな街ではあるんだよね。
きっと楽しい生活がまっている・・・と期待することにするか。
実はすごーく東京に未練たらたらな私。
東京よかったなー、求めるものは何もかも手に入るって感じがいい。
スノッブな空気を味わうのも楽しかった。
(バレットサービスのスーパーマーケットとか、そういうもの。
 やっぱり店員のサービスのきめ細かさが他国とは段違いだ)
この季節感もいい。
今度の国はあまり季節がないので残念。
きっといいところだと思うのだけど。

広東語、覚えようかな。
テニスとかゴルフを再開してみるのもいいかも。
まだ30歳、何かを始めるのも悪くないよね。
飲茶でも習うか。


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