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結局、俺様は病院に行く羽目になった。 全く持って、気に入らない話だ。 何ともないというのに、 どうして連れて行くのだろうか。 医者はさんざん俺様の目元に ライトを当てて見回した。 そして、俺様にかごに戻って良いと言う。 俺様は大人しくしてやっていたのだから、 褒め言葉の一つもかけて貰いたいものだ。 そこで、そう要求してかごにはいるのを拒んでいたら MILETが 「すいません…。あの、撫でてくれないと 入らないって言ってます」 と俺様の言葉を日本語に通訳した。 そこで助手の女性が俺様の頭を撫でて 「良い子ね〜」 と言ってくれた。 まだ褒めたり無いと思ったが、大人しくかごに戻った。 結局、俺様が最初から言っていたとおり 「本人が気にしていないのなら、そのままでも」 ということになった。 だから、そんなことをわざわざ言って貰うために 病院へ出かけて高い金を払う必要はないと言うのだ。 全く。これだから人間という生き物は。
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