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MILETがタンスの中を引っかき回していた。 タンスといっても、そこにしまい込んであるのは 衣料品ではない。 沢山の漫画本が、ぎっしりとつまっているのだ。 「うーん、これでもない、あれでもないー」 とかなんとかぶつぶつ言いながら、 引っかき回す。 俺様はそこに、漫画本以外のものがあることを 知っている。 それは俺様の玩具だ。 カラフルなリボンに結ばれた これまたカラフルな羽が俺様を誘う、 ちょっと高価な玩具である。 羽には小さな鈴がついていて、 動かすたびにちりちりと魅惑的な音を立てる。 俺様はMILETの隙をついて その玩具をひっぱりだした。 しばらく1人で遊んでいたが これは人間に振り回して貰うように出来ている。 1人で遊んでいても、その魅力は発揮出来ないのだ。 俺様の様子に気がついたMILETは 漫画本あさりをやめると 玩具を振って、俺様と遊んだ。 勿論、その時にはエアコンが室温を快適な温度まで 下げてくれていたのだが、 20分も遊んでいると 流石にばててきてしまった。 たっぷり遊んだ後は、ゆっくり昼寝した。 本や漫画本を読むのも良いが 暇なら、俺様と遊べ、MILET。
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